JP7158840B2 - ターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を有するシート状の基材、およびそれを使用して製造されたシート状の化粧製品 - Google Patents

ターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を有するシート状の基材、およびそれを使用して製造されたシート状の化粧製品 Download PDF

Info

Publication number
JP7158840B2
JP7158840B2 JP2017205073A JP2017205073A JP7158840B2 JP 7158840 B2 JP7158840 B2 JP 7158840B2 JP 2017205073 A JP2017205073 A JP 2017205073A JP 2017205073 A JP2017205073 A JP 2017205073A JP 7158840 B2 JP7158840 B2 JP 7158840B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
sheet
fiber
formulation
formulations
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017205073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019076362A (ja
Inventor
ゴーラヴ・アガルワル
寛之 大方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
LOreal SA
Original Assignee
LOreal SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by LOreal SA filed Critical LOreal SA
Priority to JP2017205073A priority Critical patent/JP7158840B2/ja
Priority to KR1020207013732A priority patent/KR102467140B1/ko
Priority to PCT/JP2018/024256 priority patent/WO2019082440A1/en
Priority to CN201880068791.8A priority patent/CN111225651A/zh
Priority to EP18753261.9A priority patent/EP3700497A1/en
Publication of JP2019076362A publication Critical patent/JP2019076362A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7158840B2 publication Critical patent/JP7158840B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/02Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by special physical form
    • A61K8/0212Face masks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D44/00Other cosmetic or toiletry articles, e.g. for hairdressers' rooms
    • A45D44/002Masks for cosmetic treatment of the face
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/81Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions involving only carbon-to-carbon unsaturated bonds
    • A61K8/8105Compositions of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Compositions of derivatives of such polymers
    • A61K8/8111Homopolymers or copolymers of aliphatic olefines, e.g. polyethylene, polyisobutene; Compositions of derivatives of such polymers
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K2800/00Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
    • A61K2800/40Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
    • A61K2800/59Mixtures
    • A61K2800/594Mixtures of polymers

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Dermatology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

本発明は、たとえば、フェイシャルマスク、パッチ、およびワイプなどのシート状の化粧製品に使用される、シート状の基材に関する。本発明はまた、そのような基材を使用して製造されたシート状の化粧製品に関する。
フェイシャルマスク、パッチ、およびワイプは、もっとも普及している基材ベースの化粧製品である。そのようなシート状の化粧製品には、従来、1種類の化粧用配合物が含浸されている。最近では、使用者の皮膚の様々な関心事に対処するために、1つのシート状の基材に複数の種類の化粧用配合物を塗布するためのプリンティング技術が開発されている。
複数の種類の化粧用配合物が、従来のシート状の基材上の異なるターゲットゾーンに塗布されるとき、隣接するターゲットゾーン間で配合物の移動が発生する場合がある。これは、隣接するターゲットゾーンの境界で異なる配合物が混ざるという結果になる。そのように異なる配合物が混ざることは好ましくない。
基材上で異なる配合物が混ざらないようにするために、特許文献1は、乾いた段階で基材に複数の種類の配合物を塗布するよう提案する。しかしながら、この手法には、そのような製品に大量のポリオールまたはオイルを使用することができないという問題がある。ポリオールまたはオイルは完全に乾燥することができないからである。したがって、この手法を使用して製造された製品は、使用者に現在市場で販売されているパックマスクと同じ体感をもたらさない。
特許文献2は、2つの隣接した配合物が基材上で混ざらないことを確実にするために、配合物の組成を選択することを提案する。しかしながら、この手法では、基材ベースの製品は、異なる作用を有する大量の複数の液体配合物が含浸されているので、より流動性があり吸収性が低い、基材上の1つの特定の液体配合物は、基材の表面で流れ、隣接する別の配合物用のゾーンに移る可能性がある。
したがって、それぞれのターゲットゾーンに塗布される複数の種類の液体配合物を保持し、隣接するゾーンに液体配合物が広がらないようにすることができるシート状の基材の需要がある。
国際公開第2015/140283号パンフレット 国際公開第2015/097207号パンフレット
上記に鑑みて、本発明の目的は、隣接するゾーン間で塗布される配合物の移動がほとんどまたはまったくない、それぞれのターゲットゾーンに複数の種類の配合物を塗布するのに好適な新規のシート状の基材を提供することである。本発明の別の目的は、そのような基材を使用して製造された新規のシート状の化粧製品を提供することである。
上述した目的を達成するために、本発明は、シート状の基材であって、2種類以上の配合物がそれぞれ塗布されることになるそれぞれのターゲットゾーンが基材に割り当てられることが意図されており、基材は不織布材料から形成され、不織布材料の体積密度は、0.01グラム/cm3から0.08グラム/cm3の間である、シート状の基材を提供する。さらに、本発明は、そのような基材と、基材に含浸された2種類以上の配合物とを含むシート状の化粧製品を提供する。
従来、それらの親水特性、および広く入手可能であることにより、セルロース不織布、および合成材料ベースの不織布とセルロース材料の混合物が、フェイシャルマスクなどのシート状の化粧製品に使用されている。そのような用途に使用される不織布材料の面密度は、一般的に40グラム/m2(gsm)から100グラム/m2(gsm)の間であり、その厚さは、約0.3mm~約1.0mmである。そのような不織布材料の体積密度は、面密度を厚さで割ることによって計算される。フェイシャルマスクに商業的に使用される不織布材料の体積密度のいくつかの例を、以下の表1に示す。
Figure 0007158840000001
しかしながら、そのような特性を有する不織布材料は、2種類以上の配合物がそれぞれ塗布されることになるそれぞれのターゲットゾーンが基材に割り当てられることが意図されている基材を製造するには適していない。これは、塗布される配合物が、従来の不織布材料の内部に比較的自由に移動することができるからである。この事を鑑みての研究の結果として、本開示の発明者は、シート状の基材に、そのターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を与えるために、すなわち、隣接するゾーン間で塗布された配合物の移動がほとんどまたはまったくなく、それぞれのターゲットゾーンに複数の種類の配合物を塗布するのに好適なシート状の基材を提供するために、不織布材料の体積密度(すなわち、かさ密度)が、重要なパラメータであることを発見した。より具体的には、本発明は、上記の機能を有するシート状の基材が、表1に示す体積密度と比べて、比較的低い体積密度、すなわち、0.01グラム/cm3から0.08グラム/cm3の間の体積密度を有する不織布材料を使用することによって実現され得ることを発見した。本発明は、そのような発見に基づいている。
本発明の1つの好ましい態様によれば、不織布材料を形成する繊維は、疎水性繊維であってもよい。
本発明の1つの好ましい態様によれば、不織布材料を形成する繊維は、互いに異なる溶融点を有する2種類の成分を含む2成分繊維であってもよい。
本発明の1つの好ましい態様によれば、2種類の成分のうちの少なくとも一方が、ポリエステル、ポリエステル誘導体、ナイロン6、ナイロン66、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ乳酸、ポリスチレン、およびHDPEからなるグループから選択されてもよい。本発明のより好ましい態様では、2種類の成分の両方が、このグループから選択されてもよい。
本発明の1つの好ましい態様によれば、繊維の断面図で見たとき、2種類の成分は、一方が繊維の芯を形成し、他方が芯を囲む繊維の鞘を形成するように、配列されてもよい。本発明のより好ましい態様では、芯は、鞘の中心に配置されてもよく、または鞘の中心から外れて配置されてもよい。代替的に、本発明の1つの好ましい態様によれば、繊維の断面で見たとき、2種類の成分は、繊維の直径方向に、および/または繊維の円周方向に、互いに隣接して配列されてもよい。
本発明の1つの好ましい態様によれば、不織布材料は、親水性仕上げで処理されてもよい。本発明のより好ましい態様では、親水性仕上げは、アクリル酸、メタクリル酸、グルタミン酸、β-カルボキシエチルアクリレート、マレイン酸、およびマレイン酸モノエステルからなるグループから選択された1つまたは複数のモノマーから構成されるポリマーであってもよい。
本発明の1つの好ましい態様によれば、基材は、シート状の化粧製品を製造するために使用されてもよい。本発明のより好ましい態様では、シート状の化粧製品は、フェイシャルマスク、パッチ、およびワイプのうちの1つである。本明細書で使用する「マスク」という用語は、使用者の顔全体を覆うマスクだけでなく、たとえば、使用者の顔の上半分または下半分のみを覆うハーフマスクもまた含むと理解されたい。
次に本発明の非限定的および代表的な実施形態について、添付の図面を参照して以下で詳細に説明する。
本発明の一実施形態による、基材を使用して製造されたフェイシャルマスクであって、基材のそれぞれのターゲットゾーンに配合物がまだ塗布されていないフェイシャルマスクの平面図である。 図1に示すフェイシャルマスクを製造するために使用される不織布材料を形成する2成分繊維を示す、繊維を断面で示した概略図である。 図1に示すフェイシャルマスクを製造するために使用される不織布材料を形成する2成分繊維を示す、繊維を断面で示した概略図である。 図1に示すフェイシャルマスクを製造するために使用される不織布材料を形成する2成分繊維を示す、繊維を断面で示した概略図である。 図1に示すフェイシャルマスクを製造するために使用される不織布材料を形成する2成分繊維を示す、繊維を断面で示した概略図である。 本発明の一実施形態による、基材を使用して製造されたフェイシャルマスクであって、基材のそれぞれのターゲットゾーンに配合物がすでに塗布されているフェイシャルマスクの平面図である。 2種類の配合物が塗布された、本発明の一実施形態によるマスク形状の基材を示す、明快のために写真を略図に変えた図である(実施例1)。 2種類の配合物が塗布された、比較のためのマスク形状の基材を示す、明快のために写真を略図に変えた図である(比較1)。 2種類の配合物が塗布された、本発明の一実施形態によるマスク形状の基材を示す、明快のために写真を略図に変えた図である(実施例2)。
次に本発明の実施形態について、図1、図2A~図2D、および図3を参照しながら説明する。以下の実施形態は、シート状の化粧製品のための基材に関し、具体的には、使用者の顔全体を覆うことができるフルフェイシャルシートマスクに関する。しかしながら、本発明は、他の形式のシートマスク用の基材、たとえば、使用者の顔の上半分または下半分を覆うハーフタイプのフェイシャルシートマスク用の基材に、またはパッチおよびワイプ用の基材に、等しく適用可能である。
図1は、広げた状態の、本発明の一実施形態による、シート状の基材を使用して製造されたフェイシャルシートマスク1を示す。このマスク1のそれぞれのターゲットゾーン(後に詳細に説明する)に、複数の配合物は、まだ塗布されていない。マスク1は、マスク1を2つの等しい部分に分割する、左右対称の軸線である中心軸線Xを有する。マスク1には、使用者の目および口に対応する位置に、楕円開口10および12が、形成される。マスク1の使用者の鼻に対応する位置に、U字形のスリット14が設けられ、このスリット14があることによって、マスク1にフラップ16が形成される。使用者がマスク1を使用者の顔に付着させるとき、使用者の鼻は、フラップ16を傾けることによってマスク1の残りの面から突き出ることが可能である。さらに、使用者の顔へのフィット性を高めるために、マスク1の半径方向に沿って複数のスリット(図示せず)が、たとえば、マスク1の周縁に所定の、たとえば等しい間隔で、形成されてもよい。
本発明の一実施形態によるシート状の基材の意図は、2種類以上の配合物がそれぞれに塗布されることになるそれぞれのターゲットゾーンが基材に割り当てられることである(以下でより詳細に説明する)。シート状の基材は、不織布材料から形成され、不織布材料の体積密度は、0.01グラム/cm3から0.08グラム/cm3の間、特に、0.03グラム/cm3から0.06グラム/cm3の間である。この実施形態では、シート状の基材、すなわちマスク1の厚さは、0.5mm~1.0mm、より好ましくは、0.6mm~0.8mmの間である。
上述のように不織布材料を形成する繊維は、疎水性繊維である。好ましくは、不織布材料を形成する繊維は、2種類以上の成分、好ましくは、互いに異なる溶融点を有する2種類以上のポリマー材料を含む複数成分繊維である。より具体的には、不織布材料を形成する繊維は、2種類の成分、互いに異なる溶融点を有する2種類のポリマー材料を含む2成分繊維である。本明細書で使用する「2成分繊維」という用語は、一般に、断面に2つのポリマー材料を含む複合繊維を意味するが、それは、3つ以上のポリマー材料を含む場合がある。ポリマー材料の少なくとも1つ(本実施形態では、その両方)が、ポリエステル、好ましくはポリエチレンテレフタレート、ポリエステル誘導体、好ましくはポリエチレンテレフタレート誘導体、ナイロン6、ナイロン66、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ乳酸、ポリスチレン、およびHDPEからなるグループから選択される。一実施形態では、200~300℃、特に250℃の溶融点を有するポリエチレンテレフタレートが、選択されてもよい。一実施形態では、110~220℃の溶融点を有するポリエチレンテレフタレート誘導体が選択されてもよい。一実施形態では、100~150℃、特に130℃の溶融点を有するポリエチレンが選択されてもよい。一実施形態では、150~200℃、特に175℃の溶融点を有するポリプロピレンが選択されてもよい。一実施形態では、2成分繊維は、ポリエステル(好ましくはポリエチレンテレフタレート)と、ポリエステル誘導体(好ましくはポリエチレンテレフタレート誘導体)とを含む。一実施形態では、2成分繊維は、ポリプロピレンと、ポリエチレンとを含む。一実施形態では、2成分繊維は、ポリエステル(好ましくはポリエチレンテレフタレート)と、ポリエチレンとを含む。繊維の断面で見たとき、2種類の成分は、一方が繊維の芯を形成し、他方が芯を囲む繊維の鞘を形成するように配列されてもよい。代替的に、繊維の断面で見たとき、2種類の成分は、繊維の直径方向に、および/または繊維の円周方向に、互いに隣接して配列される。
図2Aから図2Dは、上記で説明した不織布材料を形成するために使用することができる様々な種類の2成分繊維を断面で示す。図2Aは、一方の成分が繊維の芯100を形成し、他方が芯100を囲む繊維の鞘110を形成する2成分繊維Fを示す。図2Aに示す配列では、芯100は鞘110の中心に配置される。より正確には、芯100は、その中心点が鞘110または繊維Fの中心点「O」と一致するように配置される。図2Bもまた、一方の成分が繊維の芯120を形成し、他方が芯120を囲む繊維の鞘130を形成する2成分繊維F'を示す。しかしながら、図2Aの配列に反して、芯120は、鞘130または繊維F'の中心点「O」から外れて配置される。図2Cは、2種類の成分140,150が、繊維F''の直径方向に互いに隣接して配列された2成分繊維F''を示す。この配列では、成分140,150の境界は、繊維F''の中心点「O」を通る。図2Dもまた、2種類の成分160,170が、互いに隣接して配列された2成分繊維F'''を示す。しかしながら、図2Cの配列に反して、2種類の成分160,170は、繊維F'''の直径と円周の両方向に互いに隣接して配列される。この配列では、成分160,170の境界は、繊維F'''の中心点「O」を通る。図2Dは、繊維の断面が8つのセクションに分割された状態を示すが、繊維の断面をより多いセクションまたはより少ないセクションに分割することも可能である。
上で説明した2成分繊維は、熱的接着工程、より具体的には、熱風を通過する工程を使用して、化粧製品用のシート状の基材に変換することができる。熱風の温度は、2成分繊維の一方のポリマーのみが溶融して、繊維の強固になった本体を形成し、他方のポリマーが、非溶融状態のままであり、化粧製品に必要とされる柔らかいふわふわした感触を有する基材をもたらすように選択される。
2成分の特に好ましい組合せのいくつかの例は、以下の通りである:
・ポリエステル芯、好ましくは200~300℃、特に250℃の溶融点をもつポリエチレンテレフタレート芯と、ポリエステル誘導体鞘、好ましくは110℃~220℃の溶融点をもつポリエチレンテレフタレート誘導体鞘
・好ましくは200~300℃、特に250℃の溶融点をもつポリエステル芯と、好ましくは100~150℃、特に130℃の溶融点をもつポリエチレン鞘
・好ましくは150~200℃、特に175℃の溶融点をもつポリプロピレン芯と、好ましくは100~150℃、特に130℃の溶融点をもつポリエチレン鞘
この実施形態では、マスク1のシート状の基材を形成する不織布材料は、親水性仕上げで処理される。親水性仕上げとして、アクリル酸、メタクリル酸、グルタミン酸、β-カルボキシエチルアクリレート、マレイン酸、およびマレイン酸モノエステルからなるグループから選択された1つまたは複数のモノマーから構成されるポリマーが使用されてもよい。この実施形態では、親水性仕上げとして、アクリレートポリマーが使用される。アクリレートポリマーは、モノマーとしてアクリル酸および/またはメタクリル酸を含む任意のポリマーを含む。不織布材料に親水性仕上げを適用すると、不織布材料を液体配合物で濡らすことが容易になる。しかしながら、親水性仕上げは、繊維自体の疎水性により、液体配合物が不織布材料、すなわち基材の繊維間の隙間のみを移動することを可能にする。
図3は、図1および図2A~図2Dを参照しながら説明したシート状の基材を使用して製造される、本発明の一実施形態による、シート状の化粧製品、すなわち、フェイシャルマスク1を示す。このフェイシャルマスク1では、図1に示す未加工のマスクに反して、異なる化粧恩恵を有する複数の配合物が、すでに基材のそれぞれのターゲットゾーンに塗布されている(含浸されている)。より具体的には、第1の配合物が、図3では斜線を使用して示す第1のターゲットゾーン200に塗布されている。第2の配合物が、図3では点を使用して示す第2のターゲットゾーン210に塗布されている。第3の配合物が、図3では交差線を使用して示す第3のターゲットゾーン220に塗布されている。したがって、マスク1を形成する基材は、第2および第3のターゲットゾーン210および220を囲む第1のターゲットゾーン200と、目の開口部10を全体的に囲む第2のターゲットゾーン210と、口の開口部12および鼻のフラップ16のほとんどを全体的に囲む第3のターゲットゾーン220とを有する。鼻のフラップ16に対応するエリアもまた、第1のターゲットゾーン200に含まれる。
基材上のそれぞれのターゲットゾーン200,210および220に複数の配合物を塗布するために、スキン印刷システムまたはデジタル印刷システムなどのよく知られている印刷技法を使用することができる。具体的には、この目的で、電子制御バルブを介して空気圧によって液体配合物を基材に塗布することができるクロモジェットシステム(Chromo Jet System)(オーストリアのZimmer Maschinenbau GmbHから入手可能)が好ましい。
図3に示したこの実施形態では、配合物は、2つの隣接したゾーン間に隙間があるように、さらには同じゾーンにも隙間があるように、シート状の基材に塗布されている。すなわち、配合物は、印刷システムを適切に制御することによって、最終的に隙間になる、シート状の基材上の多くの直線部分には塗布されていない。より具体的には、第1のターゲットゾーン200と第2のターゲットゾーン210との間に隙間300がある。同様に、第1のターゲットゾーン200と第3のターゲットゾーン220との間に隙間310および320がある。隙間320は、マスク1の鼻用のスリットに重なる(図1参照)。さらに、第2のターゲットゾーン210と第3のターゲットゾーン220との間に隙間330がある。第1のターゲットゾーン200では、概してマスク1の半径方向に延びる4つの隙間340がある。さらに、第2のターゲットゾーン210には、概してマスク1の半径方向に延びる3つの隙間350があり、これらの隙間350のうちの2つは、それぞれ第1のターゲットゾーン200にある上方の隙間340の各々と揃えられている。マスク1の上記の隙間300~350は、それぞれのターゲットゾーン200~220に塗布された配合物の移動を制限する機能を有する本発明の一実施形態によるシート状の基材によってもたらされた。代替実施形態では、これらの隙間は、2つの隣接するゾーン間および/または同じゾーン内に設けられなくてもよい。別の代替実施形態では、2つまたは5つ以上の配合物が、上記の隙間有りまたは無しにシート状の基材に塗布されてもよい。
上記説明から明らかなように、本発明の一実施形態による基材は、そのターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を有する。したがって、本発明の一実施形態による基材は、隣接するターゲットゾーン間で塗布された配合物がほとんどまたはまったく移動せずに、複数の種類の配合物をそれぞれのターゲットゾーンに塗布するのに好適である。さらに、基材自体の体積密度が低いために、マスクの重さを減らすことができ、これは、使用者の顔にマスクがよく密着するのに寄与する。
試験例1: 刺激の強くない皮膚用配合物の移動を防ぐ効果
本発明の効果を確認するために、図1に示すフェイシャルマスク用の基材を準備した。基材を形成する繊維の芯は、ポリプロピレン(PP)から作られ、繊維の鞘は、ポリエチレン(PE)から作られる。基材は、親水性仕上げとしてアクリレートポリマーで処理される。この基材の面密度は、20グラム/m2(gsm)であり、その厚さは、0.76mmであり、したがって体積密度は、約0.03グラム/cm3である。さらに、比較のために、フェイシャルマスク用の従来の基材を準備した。この比較の基材は、100%ビスコースから構成される。比較の基材の面密度は、50グラム/m2(gsm)であり、その厚さは、0.40mmであり、したがって比較の基材の体積密度は、約0.13グラム/cm3である。
上で説明した基材に塗布される2つの刺激の強くない皮膚用配合物として、以下の表2に示す成分を、やはり同表に示す比率で含む配合物-1および配合物-2を準備した。
Figure 0007158840000002
その後、上で説明したクロモジェットシステムを使用して、配合物-1が、各基材の第1のターゲットゾーン(図3では参照番号200で示す)に塗布され、配合物-2が、各基材の第2および第3のターゲットゾーン(図3では参照番号210および220で示す)に塗布された。配合物の塗布量は、両方の基材に対して合計15グラムである。図4Aは、配合物の塗布後にある時間期間が経過した後の本発明の一実施形態による基材の状態を示す。図4Bもまた、配合物の塗布後にある時間期間が経過した後の比較の基材の状態を示す。図4Aおよび図4Bの両方において、明快のために写真を略図に変えていることに留意されたい。
図4Bに示すように、比較の基材では、配合物-1が塗布されたゾーンと、配合物-2が塗布されたゾーンとの間の境界は、著しくぼやけていた。これは、配合物-1が塗布されたゾーンと、配合物-2が塗布されたゾーンとの間で、配合物の移動、すなわち、配合物の混合が発生することを意味する。一方、図4Aに示すように、本発明の一実施形態による基材では、配合物-1が塗布されたゾーンと、配合物-2が塗布されたゾーンとの間の境界は、はっきりしていた。これは、配合物-1が塗布されたゾーンと、配合物-2が塗布されたゾーンとの間で、配合物の移動、すなわち、配合物の混合が発生しないことを意味する。
試験例2: 刺激の強い皮膚用配合物の移動を防ぐ効果
低pH配合物または高pH配合物など、刺激の強い皮膚用配合物に関して本発明の効果を確認するために、試験例1で使用したものと同一のフェイシャルマスク用の基材を準備した。さらに、この基材に塗布される2つの配合物として、上記の表2に示す配合物-1と、以下の表3に示す成分を、やはり同表に示す比率で含むケミカルピーリング配合物、すなわち配合物-3とを準備した。ケミカルピーリング配合物は、そのpHが1~4にわたる低pH配合物の一例である。一方、高pH配合物の一例は、そのpHが7~11にわたる、皮膚脱色配合物である。
Figure 0007158840000003
その後、上記で説明したクロモジェットシステムを使用して、配合物-1が、基材の第2および第3のターゲットゾーン(図3では参照番号210および220で示す)、すなわち、目および口の周りなど顔の敏感なエリアに塗布され、配合物-3が、基材の第1のターゲットゾーン(図3では参照番号200で示す)、すなわち、顔のあまり敏感ではないエリアに塗布された。図5は、配合物の塗布後にある時間期間が経過した後の基材の状態を示す。図5では、明快のために写真を図に変えていることに留意されたい。
図5に示すように、試験例2では、第1のターゲットゾーンに塗布されたケミカルピーリング配合物、すなわち、配合物-3の、隣接する第2および第3のターゲットゾーンへの移動がなかったため、第1のターゲットゾーンと第2および第3のターゲットゾーンとの間の境界では、配合物-1および配合物-3の混合が発生していない。さらに、図5に示すように、隙間は、第1のターゲットゾーンにはっきりと形成された。これは、配合物-3の移動が、同じターゲットゾーン内でさえも発生していないことを意味する。
本発明の好ましい実施形態について、添付の図面を参照して上記で説明した。しかしながら、本発明は、これらの実施形態に限定されず、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、上記で説明した実施形態に、様々な改変および変更が行われる場合があり、そのような改変および変更は、本発明の範囲に含まれる。
1 フェイシャルシートマスク
10 楕円開口
12 楕円開口
14 スリット
16 フラップ
20 基材
100 芯
110 鞘
120 芯
130 鞘
140 成分
150 成分
160 成分
170 成分
200 第1のターゲットゾーン
210 第2のターゲットゾーン
220 第3のターゲットゾーン
300 隙間
310 隙間
320 隙間
330 隙間
340 隙間
350 隙間
F 繊維
F' 繊維
F'' 繊維
F''' 繊維
O 中心点
X 中心軸線

Claims (11)

  1. シート状の基材であって、2種類以上の配合物がそれぞれ塗布されることになるそれぞれのターゲットゾーンが前記基材に割り当てられることが意図されており
    前記2種類以上の配合物は、2つの隣接するターゲットゾーン間に隙間が存在するように前記シート状の基材に対して塗布され、
    前記基材が不織布材料から形成され、
    前記不織布材料の体積密度が、0.01グラム/cm3から0.08グラム/cm3の間であり、
    前記不織布材料が、親水性仕上げで処理され、
    前記親水性仕上げが、アクリル酸、メタクリル酸、グルタミン酸、β-カルボキシエチルアクリレート、マレイン酸、およびマレイン酸モノエステルからなるグループから選択された1つまたは複数のモノマーから構成されるポリマーである、
    基材。
  2. 前記不織布材料を形成する繊維が、疎水性繊維である、請求項1に記載の基材。
  3. 前記不織布材料を形成する繊維が、互いに異なる溶融点を有する2種類の成分を含む2成分繊維である、請求項1または2に記載の基材。
  4. 前記2種類の成分のうちの少なくとも一方が、ポリエステル、ポリエステル誘導体、ナイロン6、ナイロン66、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ乳酸、ポリスチレン、およびHDPEからなるグループから選択される、請求項3に記載の基材。
  5. 前記繊維の断面で見たとき、前記2種類の成分が、一方が前記繊維の芯を形成し、他方が、前記芯を囲む前記繊維の鞘を形成するように配列される、請求項3または4に記載の基材。
  6. 前記芯が、前記鞘の中心に配置されるか、または前記鞘の中心から外れて配置される、請求項5に記載の基材。
  7. 前記繊維の断面で見たとき、前記2種類の成分が、前記繊維の直径方向に、および/または前記繊維の円周方向に、互いに隣接して配列される、請求項3または4に記載の基材。
  8. 前記基材が、シート状の化粧製品を製造するために使用される、請求項1から7のいずれか一項に記載の基材。
  9. 前記シート状の化粧製品が、フェイシャルマスク、パッチ、およびワイプのうちの1つである、請求項8に記載の基材。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の基材と、前記基材に含浸された2種類以上の配合物とを含む、シート状の化粧製品。
  11. 前記シート状の化粧製品が、フェイシャルマスク、パッチ、およびワイプのうちの1つである、請求項10に記載のシート状の化粧製品。
JP2017205073A 2017-10-24 2017-10-24 ターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を有するシート状の基材、およびそれを使用して製造されたシート状の化粧製品 Active JP7158840B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017205073A JP7158840B2 (ja) 2017-10-24 2017-10-24 ターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を有するシート状の基材、およびそれを使用して製造されたシート状の化粧製品
KR1020207013732A KR102467140B1 (ko) 2017-10-24 2018-06-20 타겟 존에 도포된 배합물의 이동을 제한하는 기능을 갖는 시트형 기재, 및 그것을 사용하여 제조된 시트형 미용 물품
PCT/JP2018/024256 WO2019082440A1 (en) 2017-10-24 2018-06-20 SHEET-LIKE SUBSTRATE HAVING MIGRATION LIMITATION FUNCTION OF APPLICATION FORMULAS ON TARGETED AREAS THEREOF, AND SHEET-LIKE COSMETIC PRODUCT MANUFACTURED USING THE SAME
CN201880068791.8A CN111225651A (zh) 2017-10-24 2018-06-20 具有限制施加在其目标区域上的配制物迁移的功能的片状基底,以及用其制造的片状美容产品
EP18753261.9A EP3700497A1 (en) 2017-10-24 2018-06-20 Sheet-like substrate having a function of limiting migration of formulas applied on targeted zones thereof, and sheet-like cosmetic product manufactured using the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017205073A JP7158840B2 (ja) 2017-10-24 2017-10-24 ターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を有するシート状の基材、およびそれを使用して製造されたシート状の化粧製品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019076362A JP2019076362A (ja) 2019-05-23
JP7158840B2 true JP7158840B2 (ja) 2022-10-24

Family

ID=63168466

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017205073A Active JP7158840B2 (ja) 2017-10-24 2017-10-24 ターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を有するシート状の基材、およびそれを使用して製造されたシート状の化粧製品

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP3700497A1 (ja)
JP (1) JP7158840B2 (ja)
KR (1) KR102467140B1 (ja)
CN (1) CN111225651A (ja)
WO (1) WO2019082440A1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20030101518A1 (en) 2000-01-18 2003-06-05 Nano-Tex, Llc Hydrophilic finish for fibrous substrates
US20040214495A1 (en) 1999-05-27 2004-10-28 Foss Manufacturing Co., Inc. Anti-microbial products
JP2006521412A (ja) 2002-12-23 2006-09-21 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 生分解可能なポリマー基層のための持続性のある親水性処理
WO2011004834A1 (ja) 2009-07-07 2011-01-13 クラレクラフレックス株式会社 積層シート及びその製造方法
JP2012505317A (ja) 2008-10-11 2012-03-01 トレビラ・ゲーエムベーハー 高吸収性2成分繊維
WO2013187404A1 (ja) 2012-06-12 2013-12-19 クラレクラフレックス株式会社 保液シート及びフェイスマスク
JP2017502954A (ja) 2013-12-23 2017-01-26 ロレアル 複合化粧用組成物
JP2017507985A (ja) 2014-03-20 2017-03-23 ロレアル 多機能性表面を有する固体支持体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160102431A (ko) * 2013-12-23 2016-08-30 로레알 복합 화장품 조성물

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20040214495A1 (en) 1999-05-27 2004-10-28 Foss Manufacturing Co., Inc. Anti-microbial products
US20030101518A1 (en) 2000-01-18 2003-06-05 Nano-Tex, Llc Hydrophilic finish for fibrous substrates
JP2006521412A (ja) 2002-12-23 2006-09-21 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 生分解可能なポリマー基層のための持続性のある親水性処理
JP2012505317A (ja) 2008-10-11 2012-03-01 トレビラ・ゲーエムベーハー 高吸収性2成分繊維
WO2011004834A1 (ja) 2009-07-07 2011-01-13 クラレクラフレックス株式会社 積層シート及びその製造方法
WO2013187404A1 (ja) 2012-06-12 2013-12-19 クラレクラフレックス株式会社 保液シート及びフェイスマスク
JP2017502954A (ja) 2013-12-23 2017-01-26 ロレアル 複合化粧用組成物
JP2017507985A (ja) 2014-03-20 2017-03-23 ロレアル 多機能性表面を有する固体支持体

Also Published As

Publication number Publication date
KR102467140B1 (ko) 2022-11-14
JP2019076362A (ja) 2019-05-23
WO2019082440A1 (en) 2019-05-02
EP3700497A1 (en) 2020-09-02
CN111225651A (zh) 2020-06-02
KR20200070325A (ko) 2020-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3328344B1 (en) Impregnated article with fibers and screen net
US9161869B2 (en) Absorbent articles with decolorizing agents
RU2674277C2 (ru) Способ изготовления перфорированного полотна
DE60128792T2 (de) Wegwerfschutzhülle für finger und körperteile
DE602004003833T2 (de) Absorbtionskerne für absorbierenden artikel und deren herstellungsverfahren
EP3808320A1 (en) Absorbent article and method for producing same
CN105407850B (zh) 吸收性物品
DE60009635T2 (de) Vliesstoff mit Klebstoff und Öffnungen
US6312181B1 (en) Disposable make-up applicator
US20150094678A1 (en) Absorbent Article with Side Barriers and Decolorizing Agents
DE1492409A1 (de) Absorbierender Wundverband
DE202015007895U1 (de) Brustprothese
WO2016137707A1 (en) Scrubbing article and method of making same
JP7158840B2 (ja) ターゲットゾーンに塗布された配合物の移動を制限する機能を有するシート状の基材、およびそれを使用して製造されたシート状の化粧製品
AU2015269953B2 (en) Absorbent article
JP6418818B2 (ja) 吸収性物品用の表面シート
WO2017002485A1 (ja) 吸収性物品用の表面シート、及びそれを用いた吸収性物品
JP3032304B2 (ja) 吸収性物品の表面材
KR20170125873A (ko) 세라믹 미세입자를 갖는 소비자 스크러빙 물품 및 이의 제조 방법
JP6157447B2 (ja) 吸収性物品
JP6944309B2 (ja) 吸収性物品、及び吸収性物品の製造方法
JP2017148141A (ja) 吸収性物品
EP0996399B1 (de) Windel mit einem ph-sensitiven superabsorber
CN113710220B (zh) 护肤片
KR101918811B1 (ko) 드라이 시트 및 이의 사용방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220530

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220824

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221012

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7158840

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150