JP7158213B2 - 浴槽 - Google Patents

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Description

本発明は、浴槽に関する。
全身浴時に入浴者が腕を置くためのアームレストが内部に設けられた浴槽が利用されている(例えば、特許文献1参照)。入浴者は、浴槽の背もたれ部にもたれかかり、腕をアームレストに載せた快適な姿勢で入浴することができる。
特開2011-45463号公報
しかし、上記をはじめとする従来の浴槽は、一方の背もたれ部にもたれかかる場合しか想定されておらず、他方の背もたれ部にもたれかかった場合、入浴者は、アームレストに腕を同じように載せることはできなかった。
そこで、本願は、一方の背もたれ部と他方の背もたれ部のどちらにもたれかかったとしても、入浴者が同様の姿勢でアームレストに腕を載せることが可能な構造の浴槽を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る浴槽は、背もたれ部側から浴槽の長手方向の中央に向かって高くなり、途中から他方の背もたれ部に向かって低くなる形状のアームレストを備える。
上記の態様によれば、どちらの背もたれ部にもたれかかっていようとも、入浴者はアームレストに腕を載せることができるので、いずれの背もたれ部においても快適な姿勢で入浴することができる。また、入浴中に体が滑るなどの不安定な状態になったとしても、アームレストを利用して腕全体で姿勢を保持することが、いずれの背もたれ部においても可能である。
上記態様の浴槽におけるアームレストは、浴槽の長手方向中央を中心にして対称の形状であってもよい。
上記態様の浴槽におけるアームレストは、背もたれ部側から浴槽中央に向かって幅広になる形状であってもよい。
上記態様の浴槽におけるアームレストは、浴槽の対向する内壁の両方に設けられていてもよい。
上記態様の浴槽におけるアームレストは、その上面の少なくとも一部が当該浴槽の内壁から浴槽内側に向けて下方に傾斜した形状であってもよい。
上記態様の浴槽におけるアームレストは、緩やかに湾曲し、浴槽の長手方向幅に沿って山なりの上面を有する形状であってもよい。
本発明によれば、一方の背もたれ部と他方の背もたれ部のどちらにもたれかかったとしても、入浴者が同様の姿勢でアームレストに腕を載せることが可能となる。
浴室の構成の一例を示す説明図である。 設置前の浴槽の斜視図である。 設置前の浴槽の正面図である。 浴槽の平面図である。 入浴者とともに示す浴槽の平面図である。 図4のVI-VI線における浴槽の断面図である。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施の形態について説明する(図1~図6参照)。
浴槽1は、上面側が開口した略直方体の全体形状を有する。浴槽1は、例えば平面から見て略長方形状を有している。浴槽1の3つの側面(側辺)20、21、22は、浴室10の壁30に面し、残りの一つの側面23が洗い場31に面している。この浴槽1の側面23は、例えば浴槽1の長辺側の面である。なお、洗い場31には、例えば図示しないシャワーや排水口が設けられている。
また、浴槽1は、湯水貯留部40と、その周りに位置する外周部としてのフランジ部41を備えている(図3、図4参照)。湯水貯留部40は、平面から見てオーバル状の外形ラインAを有する。外形ラインAは環状に形成され、水が溜まる限界水位(貯留上限)ラインになっている。湯水貯留部40は、図4に示す浴槽1の長手方向Xの中心を通る幅方向Yの中心線L1に対し左右対称であり、浴槽1の幅方向Yの中心を通る長手方向Xの中心線L2に対して左右非対称である。
外形ラインAは、例えば長辺外形ラインA1、A2及び短辺外形ラインA3、A4からなる。例えば長辺外形ラインA1、A2及び短辺外形ラインA3、A4は、平面から見て外側の凸に湾曲している。洗い場31に面する長辺外形ラインA1は、それに対向する長辺外形ラインA2よりも外側に大きく湾曲している。短辺外形ラインA3、A4は、同じ形状を有している。なお、外形ラインAは、外周部の例えばフランジ部41に滑らかに接続されており、外見上見えなくてもよい。
湯水貯留部40は、内壁部8と底部9とで構成されている。本実施形態の浴槽1の内壁部8は、洗い場31から見て左側に位置する左背もたれ部80、洗い場31から見て奥に位置する側部81、洗い場31から見て右側に位置する右背もたれ部82、洗い場31から見て手前側に位置する側部83を有する。底部9には、排水口62が設けられる(図4参照)。排水口62には排水栓(図示省略)が設けられる。上記のとおり、湯水貯留部40は中心線L1に対し左右対称に形成されており、左背もたれ部80と右背もたれ部82も中心線L1に対し対称形状となっている。
奥の側部81の内壁部には段部が設けられ、該段部からなるアームレスト84が形成されている(図2等参照)。アームレスト84は、一方の背もたれ部、たとえば左背もたれ部80側から中央部84cに向かって高さが徐変つまり徐々に変化しながら高くなり、中央部84cで最も高く、そこから右背もたれ部82に向かって徐々に低くなるように形成されている。背もたれ部(左背もたれ部80、右背もたれ部82)とアームレスト84とは、これらの間が連続するように形成されていてもよいし、背もたれ部の背もたれ面とア
ームレスト84の始まりあるいは終わりがある程度離れた状態で形成されていてもよい。なお、アームレスト84の中央部84cは、浴槽1の長手方向Xにおける当該アームレスト84の中央部分であり、本実施形態の浴槽1においては中心線L1が通る部分である(図6等参照)。本実施形態のアームレスト84は、浴槽1の長手方向Xの中央(本実施形態の場合は、中心線L1が通る位置)を中心にて対称形状となっている(図4等参照)。
アームレスト84の上面は入浴者が肘を掛けたり腕を置いたりすることがしやすいように人間工学的な観点を踏まえて形成されている。一例として、本実施形態では、緩やかに湾曲した山なりの上面をもつ形状のアームレスト84とし、見栄えがよい曲面を有し、なお且つ、入浴中にひじ掛けとして使いやすいものとしている。
また、アームレスト84の幅のひろがりかたに関していえば、浴槽1の側部81側つまりアームレスト外側が平面視凸状で外側に緩やかに膨らんだ形状、浴槽内側つまりアームレスト内側がストレートに近い形状となっている(図4等参照)。
さらに、本実施形態のアームレスト84は、ひじ掛けの面となるその上面の幅wが、左背もたれ部80側から中央部84cに向かって徐々に広くなるように形成されている(図2、図4等参照)。このように中央部84c寄りの位置ほど広くなるように幅が緩やかに変化する形状は、オーバル状である浴槽1において、スペースや機能、さらにはデザイン性を損なうことがない(図2等参照)。
また、本実施形態アームレスト84は、その上面が、浴槽1の内側に向けて僅かに傾斜する形状とされており(図2等参照)、入浴者が肘を置きやすい当たりのよい表面であって、かつ、水切り性のよい面となっている。なお、アームレスト84の縁の部分には適度な角Rで丸みが付されている。
上記のごときアームレストは、浴槽1の対向する内壁どうしである奥の側部81および手前側の側部83の一方にのみ設けられていてもよいし、両方に設けられていてもよい。本実施形態においては、上記のアームレスト84に加え、浴槽1の手前側の側部83に、上記のアームレスト84と同様のアームレスト85を設けている。アームレスト84と同様、アームレスト85も、一方の背もたれ部、たとえば左背もたれ部80から中央部85cに向かって高さが徐変つまり徐々に変化しながら高くなり、中央部85cで最も高く、そこから右背もたれ部82に向かって徐々に低くなるように形成されている。ただし、本実施形態の浴槽1では排水口62が手前側の壁部83に近接した洗い場31寄りの位置に配置されていることから、壁部83のうち排水口62の周囲の部分が緩やかに窪んだ形状となっている(図4等参照)。
また、浴槽1の例えば内部、一例として奥の側部81のうちアームレスト84の上方に、入浴動作をサポートするグリップ89が設けられていてもよい(図5参照)。
ここまで説明したように、本実施形態の浴槽1においてはアームレスト84,85が浴槽1の中央に向かって高くなる形状であることから、入浴者がアームレスト84,85に肘を掛けるに適した斜面があり、入浴中に体が滑るなどの不安定な状態にならないようにしっかりと腕全体で姿勢を保持することができる。
本実施形態の浴槽1におけるアームレスト84,85は、浴槽1の中央をすぎれば徐々に低くなる形状であることから、膝を折り曲げた姿勢で入浴している者の膝の位置よりも下方に位置する。したがって、入浴者が浴槽1の中で脚を広げるといった動作をしても膝やその周辺の部分がアームレスト84,85に当たるようなことがない。
また、本実施形態の浴槽1は中心線L1を含む鉛直面を中心にした面対称の形状であり、かつ、アームレスト84,85も中心線L1を含む鉛直面を中心にした面対称の形状であることから、入浴者は、左背もたれ部80、右背もたれ部82のいずれにもたれかかっても、同じ姿勢で、アームレスト84,85を同様に利用することができる。
また、上記のように、アームレスト84,85を含む全体が対象形状である浴槽1は、浴室10における当該浴槽1の位置が右か左かにかかわらず適用しうることから、単一の型であっても適用範囲が広い。このため、製作型などに要する費用や投資を抑えることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、アームレスト84,85は、一方の背もたれ部、たとえば左背もたれ部80から中央部84c,85cに向かって高さが徐変つまり徐々に変化しながら高くなり、中央部84c,85cの手前で最も高くなり、一定領域同じ高さを維持した水平部を有し、そこから右背もたれ部82に向かって徐々に低くなるように形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、排水口62の周囲の部分が緩やかに窪んだ形状の浴槽1について説明したが(図4等参照)、これは好適な一例にすぎない。この他、例えば、特に図示してはいないが、アームレスト85のうち排水口62の周囲の部分が緩やかに窪んで一部が途切れた形状となっていてもよい。
本発明は、いわゆるユニットバスに用いられる浴槽等に適用して好適である。
1…浴槽、80…左背もたれ部(背もたれ部)、81…奥の側部(内壁)、82…右背もたれ部(背もたれ部)、83…手前側の側部(内壁)、84…アームレスト、84c…アームレストの中央部、85…アームレスト、w…アームレストの幅

Claims (4)

  1. 背もたれ部側から浴槽の長手方向の中央に向かって高くなり、途中から他方の背もたれ部に向かって低くなる形状のアームレストを備え
    前記アームレストは、前記浴槽の長手方向中央を中心にして対称の形状であり、且つ前記背もたれ部側から前記浴槽中央に向かって幅広になる形状であり、
    前記アームレストにおけるひじ掛けの面となる上面の幅は、前記背もたれ部側から前記浴槽中央に向かって徐々に広くなっている、浴槽。
  2. 前記アームレストは、前記浴槽の対向する内壁の両方に設けられている、請求項1に記載の浴槽。
  3. 前記アームレストは、その上面の少なくとも一部が当該浴槽の内壁から浴槽内側に向けて下方に傾斜した形状である、請求項1から請求項2までのいずれか一項に記載の浴槽。
  4. 前記アームレストは、緩やかに湾曲し、前記浴槽の長手方向幅に沿って山なりの上面を有する形状である、請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の浴槽。
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