JP7155947B2 - エンジンの制御方法 - Google Patents
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Description
以下、図面に基づいて、本発明に係るエンジンの制御装置の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明をディーゼルエンジンシステムの制御に適用する例を示す。まず、当該ディーゼルエンジンシステムの全体構成を、図1に基づいて説明する。図1に示すディーゼルエンジンは、走行用の動力源として車両に搭載される4サイクルのディーゼルエンジンである。ディーゼルエンジンシステムは、複数のシリンダ2を有し軽油を主成分とする燃料の供給を受けて駆動されるエンジン本体1と、エンジン本体1に導入される吸気が流通する吸気通路30と、エンジン本体1から排出される排気ガスが流通する排気通路40と、排気通路40を流通する排気ガスの一部を吸気通路30に還流させるEGR装置44と、排気通路40を通過する排気ガスにより駆動されるターボ過給機46とを備えている。
続いて、ピストン5の構造、とりわけ冠面50の構造について詳細に説明する。図2(A)は、ピストン5の上方部分を主に示す斜視図である。ピストン5は、上方側のピストンヘッドと、下方側に位置するスカート部とを備えるが、図2(A)では、冠面50を頂面に有する前記ピストンヘッド部分を示している。図2(B)は、ピストン5の径方向断面付きの斜視図である。図3は、図2(B)に示す径方向断面の拡大図である。なお、図2(A)及び(B)において、シリンダ軸方向A及び燃焼室の径方向Bを矢印で示している。
図4は、第1、第2キャビティ部51、52及び連結部53の曲面形状を説明するための、シリンダ軸方向Aに沿った断面図である。第1キャビティ部51は、シリンダ軸を含む断面において、デカルトの卵型楕円曲線に沿った面形状(以下、エッグシェープ形状という)を備えている。具体的には、第1キャビティ部51は、インジェクタ15(噴射孔152)から最も遠い円弧状の第1部分R1と、第1部分R1と連結部53との間に位置する第2部分R2と、第1部分R1から径方向Bの内側に延びる第3部分R3とを含む。上述の図3の形状に当て嵌めると、第1部分R1は、径方向窪み部514の中央領域に、第2部分R2は、径方向窪み部514から第1上端部511へ至る領域に、第3部分R3は、径方向窪み部514から第1底部512へ至る領域に各々相当する。
r4+r5>Sv
r5+r6≦Sh
の関係を満たすように、半径r4、r5、r6の数値が選ばれる。
続いて、ディーゼルエンジンシステムの制御構成を、図5のブロック図に基づいて説明する。本実施形態のディーゼルエンジンシステムは、プロセッサ70(エンジンの制御装置)によって統括的に制御される。プロセッサ70は、CPU、ROM、RAM等から構成される。プロセッサ70には、車両に搭載された各種センサからの検出信号が入力される。上記で説明したセンサSN1~SN9に加え、車両には、アクセル開度を検出するアクセル開度センサSN10と、車両の走行環境の大気圧を計測する大気圧センサSN11と、車両の走行環境の気温を計測する外気温センサSN12と、が備えられている。
続いて、噴射パターン設定部75が設定する燃料の噴射パターンの具体例と、その噴射による燃焼で発生する熱発生率特性とについて説明する。図6は、燃料噴射のタイミング及び熱発生率特性Hを示すタイムチャートである。既述の通り、燃料噴射制御部72はインジェクタ15に、プレ噴射P1、メイン噴射P2及び中段噴射P3を実行させる。
プレ噴射P1とメイン噴射P2とは、これら噴射による燃焼に起因して各々発生する圧力波同士が互いに打ち消されるように実行される。つまり、燃料噴射制御部72は、各噴射に起因する燃焼騒音同士が互いに打ち消し合うことができるタイミングで各燃焼が生じるように、インジェクタ15にプレ噴射P1及びメイン噴射P2を実行させる。この点を図7に基づいて説明する。
図9は、プレ噴射P1、メイン噴射P2及び中段噴射P3の開始・終了時期と、各噴射P1、P2、P3のペネトレーション(噴射距離)d1、d2、d3との関係を説明するための模式図である。以下、図9を参照しつつ、各噴射P1~P3の好ましい噴射態様について説明する。
まず、プレ噴射P1について、燃料噴射制御部72はインジェクタ15に、圧縮行程の終盤時期にプレ噴射P1を実行させることが望ましい。具体的には、圧縮行程をクランク角上で4等分した場合に、最終の1/4の期間にプレ噴射P1を実行させることが望ましい。プレ噴射P1がTDCよりも進角側で実行される、予混合燃焼のための噴射であることは上述した通りである。良好な予混合燃焼を実現させるためには、圧縮行程の終盤時期に燃料噴射させることが好ましい。
次に、各噴射P1~P3の好ましいペネトレーション(噴射距離)d1~d3について説明する。燃料噴射制御部72は、プレ噴射P1及びメイン噴射P2を実行させる際、インジェクタ15から噴射される噴霧が燃焼室6を区画する壁面(キャビティ5Cの内壁面やシリンダ2の内壁面)に到達するペネトレーションとなるように、インジェクタ15の噴射期間を設定することが望ましい。一方、燃料噴射制御部72は、中段噴射P3を実行させる際には、前記噴霧が燃焼室6の前記壁面に到達しないペネトレーションとなるように、インジェクタ15の噴射期間を設定することが望ましい。
メイン噴射P2の好ましい開始/終了時期について説明する。既述の通り、メイン噴射P2は、プレ噴射P1による燃焼期間中に開始され、プレ噴射P1の燃焼によって生じる熱を利用して拡散燃焼を行わせるための噴射である。この性質上、メイン噴射P2はTDC付近で行われることになる。ここで、燃料噴射制御部72は、メイン噴射P2の開始時期CA5の方がメイン噴射P2の終了時期CA6よりもTDCに近いタイミングとなるように、メイン噴射P2の噴射期間を設定することが望ましい。
中段噴射P3は、プレ噴射P1とメイン噴射P2との間の時期に実行される、小さいペネトレーションd3の噴射である。このような中段噴射P3について、燃料噴射制御部72は、当該中段噴射P3の開始時期CA3を、プレ噴射P1の終了時期CA2よりもメイン噴射P2の開始時期CA5に近いタイミングに設定することが望ましい。
プレ噴射P1とメイン噴射P2との噴射量の関係について、燃料噴射制御部72は、プレ噴射P1において噴射される燃料噴射量を、メイン噴射P2において噴射される燃料噴射量よりも多く設定することが望ましい。つまり、プレ噴射P1の開始時期CA1~終了時期CA2の期間を、メイン噴射P2の開始時期CA5~終了時期CA6までの期間よりも長く設定させることが望ましい。
プレ噴射P1;11.1mm3
メイン噴射P2;7.8mm3
中段噴射P3;3.6mm3
に設定することができる。この設定例から明らかな通り、プレ噴射P1に対して中段噴射P3の噴射量は、概ね1/3以下程度に設定される。
燃焼室6での燃焼の理想的の態様は、当該燃焼室6内に存在する酸素を使い切った燃焼を行わせることである。本実施形態の如く、上下2段に並ぶ第1・第2キャビティ部51、52を有する冠面50で底面が区画される燃焼室6において、当該燃焼室6内に存在する酸素を有効活用するために、上述したプレ噴射P1、メイン噴射P2及び中段噴射P3が実行される。燃焼室6の酸素の有効活用には、各噴射P1~P3における燃焼領域を、空間的及び時間的に分離することが有効である。以下、これら噴射P1~P3における燃焼領域を、図10~図13に基づいて図説する。
図10は、インジェクタ15によるキャビティ5Cへのプレ噴射P1による燃料噴射状況、及び噴射後の混合気の流れを示す図である。図10は、燃焼室6の簡略的な断面図であって、冠面50(キャビティ5C)とインジェクタ15から噴射される噴射燃料15P1の噴射軸AXとの関係と、噴射後の混合気の流れを模式的に表す矢印F11、F12、F13、F21、F22、F23とが示されている。
図12は、中段噴射P3による予混合燃焼の主な発生領域を示す、燃焼室6の断面図である。中段噴射P3では、上述のプレ噴射P1による予混合燃焼、及び次述のメイン噴射P2による拡散燃焼で使用されないところの、燃焼室6の径方向中央付近の領域を燃焼エリアG3とする。プレ噴射P1では、第1、第2キャビティ部51、52内の酸素を活用する。一方、メイン噴射P2では、第1キャビティ部51に残存する酸素を活用する。これら燃焼は、共に燃焼室6の径方向中央付近以外の領域で発生する燃焼である。これに対し、中段噴射P3では、プレ噴射P1及びメイン噴射P2において使用されない燃焼室6の径方向中央領域の酸素を積極的に活用して混合気を形成し、燃焼させるものである。
図13は、メイン噴射P2による予混合燃焼の主な発生領域を示す、燃焼室6の断面図である。メイン噴射P2は、連結部53を指向して燃料を噴射するプレ噴射P1より遅角して実行される噴射である。図6では、メイン噴射P2がTDC付近で開始される例を示している。また、メイン噴射P2のペネトレーションは、キャビティ5Cに到達する大きさである。このため、メイン噴射P2にて噴射軸AXに沿って噴射された燃料15P2は、連結部53のやや下方位置、つまり第1キャビティ部51の上層領域へ向かうことになる。燃料15P2は、前記上層領域に吹き当たった後、矢印F31で示すように第1キャビティ部51の底面形状に倣って流動し、続いて矢印F32で示すように、燃焼室天井面6Uから径方向外側へ向かうように流動する。
図14は、プロセッサ70(図5)による燃料噴射制御の一例を示すフローチャートである。プロセッサ70は、所定のサンプリング周期毎に、図5に示す各センサSN1~SN12や他のセンサ(筒内圧センサ等)から、各種のセンサ値を取得する(ステップS1)。これにより、車両の運転領域(エンジン本体1の運転状態)に関する情報、及び後述の燃焼環境要因となる環境情報が取得される。運転状態判定部73は、これらの情報を参照して、現状の運転領域が予混合圧縮着火燃焼を実行させるPCI領域に該当するか否かを判定する。ここでは、PCI領域であることを前提としたフローを示す。
P1:P2=5:4
との噴射量比率であった場合に、両噴射P1、P2の噴射量を例えば10%ずつ同等に削り(P2=0.8×P1の関係を維持)、この削った分を中段噴射P3に配分して、
P1:P2:P3=4.5:3.6:0.9
という噴射量比率に設定することを意味する。なお、このステップS4において、前記設定マップに依存せず、目標噴射量に応じて、その都度、噴射パターン設定部75に噴射パターンを演算により設定させるようにしても良い。
以上説明した本実施形態に係るエンジンの制御装置及び制御方法によれば、互いの燃焼に起因して生じる圧力波同士が互いに打ち消される態様で実行されるプレ噴射P1及びメイン噴射P2に加え、中段噴射P3が実行されることによって、1サイクル中に必要な燃料噴射量が確保される。このため、中段噴射P3で担う噴射量分だけ、プレ噴射P1及びメイン噴射P2の噴射量を減らすことができ、その減量分だけプレ噴射P1及びメイン噴射P2の各燃焼による熱発生率の前段ピークHAp及び後段ピークHBpのピーク値を抑制することができる。つまり、プレ噴射P1及びメイン噴射P2の各燃焼に起因して発生する前段圧力波EAw及び後段圧力波EBw自体の大きさを抑制することができる。従って、上記の圧力波EAw、EBw同士が互いに打ち消す態様の噴射と相俟って、燃焼騒音を効果的に抑制することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば次のような変形実施形態を採ることができる。
2 シリンダ
5 ピストン
5C キャビティ(燃焼室を区画する壁面)
6 燃焼室
15 インジェクタ(燃料噴射弁)
70 プロセッサ(エンジンの制御装置)
71 目標トルク設定部(目標トルク設定ステップ)
72 燃料噴射制御部
74 噴射量設定部(燃料噴射量決定ステップ)
75 噴射パターン設定部(噴射パターン決定ステップ)
76 予測部
77 補正部
P1 プレ噴射
P2 メイン噴射
P3 中段噴射
EAw 前段圧力波(プレ噴射に起因して発生する圧力波)
EBw 後段圧力波(メイン噴射に起因して発生する圧力波)
Claims (5)
- 燃焼室と、前記燃焼室内に燃料を噴射する燃料噴射弁とを有するエンジンの制御方法であって、
運転状況に応じて、エンジンの目標トルクを設定する目標トルク設定ステップと、
設定された前記目標トルクに基づいて、1サイクル中に前記燃焼室に供給すべき燃料噴射量を決定する燃料噴射量決定ステップと、
決定された燃料噴射量の噴射動作を、前記燃料噴射弁に実行させるための噴射パターンを設定する噴射パターン決定ステップと、を含み、
前記噴射パターン決定ステップでは、
予混合燃焼のために、ピストンが圧縮上死点よりも進角側に位置する時期に実行させるプレ噴射と、拡散燃焼のために、前記プレ噴射よりも遅角側であって前記プレ噴射
による燃焼期間中に開始させるメイン噴射と、前記プレ噴射と前記メイン噴射との間の時期に実行させる中段噴射と、を含む噴射パターンを設定するものであって、
前記プレ噴射及び前記メイン噴射による燃焼に起因して各々発生する圧力波同士が互いに打ち消されるように、前記プレ噴射及び前記メイン噴射の噴射時期及び噴射量比率を設定すると共に、
前記プレ噴射及び前記メイン噴射に各々割り当てられた噴射量の一部を、前記噴射量比率を維持しつつ減量し、この減量分の噴射量を前記中段噴射に割り当てることを特徴とするエンジンの制御方法。 - 請求項1に記載のエンジンの制御方法において、
前記プレ噴射を、圧縮行程をクランク角上で4等分した場合に、最終の1/4の期間に実行するように前記噴射パターンを設定する、エンジンの制御方法。 - 請求項1又は2に記載のエンジンの制御方法において、
前記プレ噴射及び前記メイン噴射を、前記燃料噴射弁から噴射される噴霧が前記燃焼室を区画する壁面に到達する噴射距離となる一方、前記中段噴射を、前記噴霧が前記壁面に到達しない噴射距離となるように、前記噴射パターンを設定する、エンジンの制御方法。 - 請求項1~3のいずれか1項に記載のエンジンの制御方法において、
前記メイン噴射の開始時期の方が前記メイン噴射の終了時期よりも圧縮上死点に近いタイミングとなるように、前記メイン噴射の噴射期間を設定する、エンジンの制御方法。 - 請求項1~4のいずれか1項に記載のエンジンの制御方法において、
前記中段噴射の開始時期を、前記プレ噴射の終了時期よりも前記メイン噴射の開始時期に近いタイミングに設定する、エンジンの制御方法。
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