JP7152390B2 - ショベル、ショベル管理装置、及びショベル管理支援装置 - Google Patents

ショベル、ショベル管理装置、及びショベル管理支援装置 Download PDF

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Description

本発明は、ショベル、ショベル管理装置、及びショベル管理支援装置に関する。
従来、建設機械の燃料消費量を記録する装置が知られている(特許文献1参照。)。この装置は、作業内容が掘削作業であるか積込作業であるかを判定し、作業内容別に燃料消費量を記録している。具体的には、作業時間に占める作業単独操作時間の割合が閾値より大きい場合に掘削作業であると判定し、その割合が閾値以下の場合に積込作業であると判定している。作業時間は、エンジンの稼働時間から無操作時間及び走行単独操作時間を減算した時間である。無操作時間は、エンジンが稼働している間で操作装置から操作信号が入力されなかった時間である。走行単独操作時間は、エンジンが稼働している間で走行装置に対する操作信号のみが入力された時間である。作業単独操作時間は、エンジンが稼働している間で作業装置に対する操作信号のみが入力された時間である。この装置は、エンジンの実回転数が閾値以上であればエンジンが稼働中であると判定し、エンジンの実回転数が閾値未満であればエンジンが停止中であると判定しているが、エンジンの設定回転数別に燃料消費量を演算することはない。
特開2015-183438号公報
しかしながら、燃料消費量は、作業内容が同じであっても、エンジン回転数の設定に応じて大きく変動する。そのため、エンジン回転数の違いを考慮せずに作業内容別に燃料消費量を記録したとしても、的確な燃費情報を得ることはできない。
例えば、掘削作業では、エンジンの設定回転数が高めに設定された状態で軽負荷作業が行われてしまう場合があり、エンジンの設定回転数が低めに設定された状態で重負荷作業が行われてしまう場合もある。何れの場合も、エンジンの設定回転数と負荷の大きさとが不釣り合いなために燃費を悪化させてしまうが、作業内容別に燃料消費量を演算する構成では、このような状況が発生していることを把握できない。
上記の課題に鑑み、燃費に関する情報をより的確に取得するショベル管理装置を提供することが望ましい。
本発明の実施例に係るショベル管理装置は、下部走行体と、前記下部走行体に旋回機構を介して搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられる掘削アタッチメントと、を備えるショベルを管理するショベル管理装置であって、前記ショベルの燃費に関する燃費情報、及び、操作者により設定された前記ショベルの作業モードを示す作業モード情報を取得する状態取得部と、前記燃費情報を前記作業モードと負荷率情報ごとに集計する情報集計部と、を備える。

上述の手段により、燃費に関する情報をより的確に取得するショベル管理装置を提供できる。
本発明の実施例に係るショベルの構成例を示す概略側面図である。 本発明の実施例に係る管理システムの構成例を示す概略図である。 図1のショベルに搭載される管理装置の構成例を示す機能ブロック図である。 サーバの構成例を示す概略図である。 サーバの処理の一例を示すフローチャートである。 履歴情報の一例を示す図である。 集計結果の一例を示す図である。 集計結果の一例を示す図である。 集計結果の一例を示す図である。 集計結果の一例を示す図である。 集計結果の一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施例について説明する。
図1は、本発明が適用される建設機械としてのショベル(掘削機)50の構成例を示す概略側面図である。ショベル50の下部走行体1には、旋回機構2を介して上部旋回体3が搭載されている。上部旋回体3にはブーム4が取り付けられ、ブーム4の先端にはアーム5が取り付けられ、アーム5の先端にはバケット6が取り付けられている。ブーム4、アーム5、及びバケット6は、掘削アタッチメントを構成し、ブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9によりそれぞれ油圧駆動される。上部旋回体3にはキャビン10が設けられ、且つ、エンジン等の動力源が搭載されている。上部旋回体3には、ショベル50の向きに関する向き情報を取得する向き情報取得装置32、及び、ショベル50の動作状態に関する動作状態情報を取得する動作状態情報取得装置34が搭載されている。キャビン10の内部には、制御装置30、記憶装置35、表示装置37、及び作業モード情報取得装置38が搭載され、キャビン10の天井部には、本体位置情報取得装置31及び通信装置36が搭載されている。掘削アタッチメントには、掘削アタッチメントの姿勢に関する姿勢情報を取得する姿勢情報取得装置33が搭載されている。
図2は、本発明の実施例に係る管理システム100の構成例を示す概略図である。管理システム100は、主に、ショベル50、基地局21、サーバ22、及び通信端末23で構成されている。通信端末23は、携帯通信端末23a、固定通信端末23b等を含む。基地局21、サーバ22、及び通信端末23は、それぞれ、インターネット等の通信ネットワーク20を通じて互いに接続される。ショベル50、基地局21、サーバ22、及び通信端末23のそれぞれは、1つであってもよく、複数であってもよい。
基地局21は、ショベル50が送信する情報を受信する固定施設であり、例えば、衛星通信、携帯電話通信、狭域無線通信等を通じてショベル50との間で情報を送受信する。
サーバ22は、ショベル50が送信する情報を保存し且つ管理するショベル管理装置の一例であり、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース等を備えたコンピュータである。具体的には、サーバ22は、通信ネットワーク20を通じて、基地局21が受信した情報を取得・保存し、操作者(管理者)が必要に応じてその保存した情報を参照できるように管理する。ショベル管理装置は、複数のサーバ22により構成されてもよい。本実施例では、ショベル管理装置は、5つの異なる場所に設置された5つのサーバ22により構成されている。
通信端末23は、サーバ22に保存された情報を操作者(管理者)に提供することによりショベル50の管理を支援するショベル管理支援装置の一例であり、例えば、CPU、ROM、RAM、入出力インタフェース、入力装置、ディスプレイ等を備えたコンピュータである。具体的には、通信端末23は、通信ネットワーク20を通じてサーバ22にアクセスし、ショベル50に関する情報を操作者(管理者)が閲覧できるようにする。
図3は、本発明の実施例に係るショベル50に搭載される管理装置150の構成例を示す概略図である。管理装置150は、主に、制御装置30、本体位置情報取得装置31、向き情報取得装置32、姿勢情報取得装置33、動作状態情報取得装置34、記憶装置35、通信装置36、表示装置37、及び作業モード情報取得装置38で構成される。
制御装置30は、管理装置150の動作を制御する装置であり、例えば、CPU、RAM、ROM等を備えるコンピュータである。具体的には、制御装置30は、状態算出部300、作業内容推定部301及び作業量推定部302の各機能要素に対応するプログラムをROMから読み出してRAMにロードし、各機能要素に対応する処理をCPUに実行させる。制御装置30は、各機能要素により得られた情報をRAMに記憶する。
制御装置30は、本体位置情報取得装置31、向き情報取得装置32、姿勢情報取得装置33、動作状態情報取得装置34、及び作業モード情報取得装置38から情報を入力される。制御装置30は、入力された情報と、当該情報の取得時刻(入力時刻)と、を対応付けてRAMに記憶する。その後、制御装置30は、RAMに記憶された情報をサーバ22に対して送信するように、通信装置36を制御する。これにより、制御装置30に入力された情報や、当該情報に基づいて生成された情報が、サーバ22に送信される。制御装置30は、RAMに記憶された情報を、所定時間ごと(例えば、1分ごとや1時間ごと)に送信してもよいし、所定時刻に送信してもよいし、所定のタイミング(例えば、エンジン停止のタイミングや、後述する作業モードが変更されたタイミング)に送信してもよい。制御装置30は、上記の情報を、記憶装置35に記憶させてもよい。
本体位置情報取得装置31は、建設機械本体の位置に関する本体位置情報を取得する。本実施例では、本体位置情報取得装置31は、GPS(Global Positioning System)受信機によりGPSアンテナを介してGPS衛星が出力する信号を受信して本体位置情報(例えば、緯度、経度、高度である。)を測位・演算するGPS装置である。具体的には、本体位置情報取得装置31は、キャビン10の天井部に搭載され、ショベル50の基準位置(例えば、旋回中心である。)に対応する本体位置情報を取得し、取得した本体位置情報を制御装置30に対して出力する。
向き情報取得装置32は、建設機械の向きに関する向き情報を取得する。本実施例では、向き情報取得装置32は、掘削アタッチメントが位置する側を前側としてショベル50の向き(方位)を取得する地磁気センサであり、検出した向き情報を制御装置30に対して出力する。
向き情報取得装置32は、本体位置情報取得装置31としてのGPS装置の設置位置とは異なるショベル50上の位置に搭載される別のGPS装置であってもよい。2つのGPS装置のそれぞれが取得する位置情報に基づいてショベル50の向きを特定できるためである。
向き情報取得装置32は、掘削アタッチメントの延在方向における建設機械の水平面に対する傾斜度を取得する機能を有していてもよい。具体的には、向き情報取得装置32は、ショベル50の二次元的な向き情報ばかりでなく、水平面に対するショベル50の傾斜度(以下、「傾斜情報」とする。)を測定する傾斜センサの出力を追加的に用いて、水平面に対する傾斜度を含む三次元的な向き情報を取得してもよい。
姿勢情報取得装置33は、建設機械の姿勢に関する姿勢情報を取得する。姿勢情報取得装置33は、例えば、ショベル50の掘削アタッチメントの姿勢情報を取得するためのセンサである。本実施例では、姿勢情報を取得するためのセンサは、上部旋回体3に対するブーム4の傾きを検出するブーム角度センサ33a(図1参照。)、ブーム4に対するアーム5の傾きを検出するアーム角度センサ33b(図1参照。)、及び、アーム5に対するバケット6の傾きを検出するバケット角度センサ33c(図1参照。)を含む。姿勢情報は、バケット6の先端の位置、掘削アタッチメントの旋回半径等を含む。姿勢情報取得装置33は、取得した姿勢情報を制御装置30に対して出力する。ブーム角度センサ33a、アーム角度センサ33b、及びバケット角度センサ33cは、加速度センサ、ジャイロセンサ、可変抵抗器を利用したポテンショメータ、対応する油圧シリンダのストローク量を検出するストロークセンサ、連結ピン周りの回動角度を検出するロータリエンコーダなどであり得る。本実施例では、ブーム角度センサ33a、アーム角度センサ33b、及び、バケット角度センサ33cのそれぞれは、加速度センサとジャイロセンサの組み合わせで構成されている。
動作状態情報取得装置34は、動作状態情報を取得する。「動作状態情報」とは、建設機械の動作に関する情報であり、例えば、建設機械の油圧システムの状態に関する油圧情報、建設機械のエンジンの状態に関するエンジン情報、及び建設機械の異常に関する異常情報等を含む。
油圧情報は、例えば、油圧ポンプ(図示せず。)の吐出圧、油圧ポンプの吐出流量、油圧ポンプとブームシリンダ7、アームシリンダ8、及びバケットシリンダ9等の油圧アクチュエータとの間の作動油の流れを制御するコントロールバルブ(図示せず。)に対する指令(例えば、レバー操作量である。)、油圧アクチュエータ内の作動油の圧力等を含む。エンジン情報は、例えば、ラジエタの冷却液の温度、エンジンに付属する過給機のブースト圧、出力トルク、エンジン回転数、燃料噴射量(燃料消費量)、吸入空気量等を含む。異常情報は、例えば、エンジンの電気系統の異常、バッテリの充電異常、冷却液の異常、エンジンオイルの圧力異常、エンジンのオーバーヒート等を含む。
本実施例では、動作状態情報取得装置34は、油圧ポンプの吐出圧を検出する圧力センサ34a(図1参照。)、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサ34b(図1参照。)、及び、燃料の噴射量を検出する燃料噴射量センサ34c(図1参照。)を含む。
記憶装置35は、各種情報を記憶するための装置である。記憶装置35は、例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体であり、望ましくは、キャビン10内にある専用の差し込み口を通じて脱着可能である。
通信装置36は、建設機械と外部との間の通信を制御する装置である。通信装置36は、例えば、衛星通信を通じて、ショベル50と遠隔地にあるサーバ22との間の情報の送受信を実現する。具体的には、通信装置36は、記憶装置35に記憶された情報を、基地局21を通じてサーバ22に送信する。通信装置36は、携帯電話網、狭域無線通信網等を通じて、ショベル50と基地局21との間の情報のやり取りを実現してもよい。
通信装置36は、制御装置30からの指令に従って、制御装置30のRAMに記憶された本体位置情報、向き情報、姿勢情報、動作状態情報、状態算出情報、作業モード情報、作業内容情報、及び土量情報を、サーバ22に送信する。
表示装置37は、各種情報を表示する。本実施例では、表示装置37は、キャビン10内に設置される液晶ディスプレイである。
作業モード情報取得装置38は、建設機械の作業モードを示す作業モード情報を取得する。作業モードは、建設機械の出力特性を決めるモードである。具体的には、作業モードは、作業負荷に応じて予め用意されたショベル50の動作モードであり、エンジンの設定回転数に対応する。作業モードは、キャビン10に設けられたモード切替機構(図示せず)を操作者が操作することにより設定される。操作者により作業モードが設定されると、エンジン回転数は、設定された作業モードに対応する設定回転数と一致するように制御される。作業モード情報取得装置38は、例えば、キャビン10に設けられたモード切替機構に対する操作を検知するためのセンサである。本実施例では、作業モードは、低い作業負荷に対応するAモード、中程度の作業負荷に対応するHモード、及び高い作業負荷に対応するSPモードを含む。例えば、Aモードに対応する設定回転数は1500rpmであり、Hモードに対応する設定回転数は1700rpmであり、SPモードに対応する設定回転数は1800rpmである。作業モード情報取得装置38は、取得した作業モード情報を制御装置30に対して出力する。なお、作業モードは、モード切替機構により設定されるだけでなく、コントローラに音声識別機能が搭載されている場合には、操作者の音声により設定されるようにしてもよい。また、作業モードの設定の変更に対応して、油圧ポンプの出力特性を変更させてもよい。このように、エンジンの出力特性や油圧ポンプの出力特性を変更させることにより、油圧回路の出力特性を変更することができる。
次に、制御装置30における各種機能要素について説明する。
状態算出部300は、制御装置30のRAMに記憶された本体位置情報、向き情報、姿勢情報、動作状態情報等に基づいて各種情報を算出する。各種情報は、負荷率情報及び燃費情報を含む。負荷率情報は、エンジンの負荷率を含み、燃費情報は、単位時間当たりの燃料噴射量である瞬間燃費、所定期間における複数の瞬間燃費の平均値である平均燃費、対象期間中の燃料噴射量の小計等を含む。状態算出部300は、例えば、エンジン情報に含まれるエンジン回転数及び吸入空気量に基づいてエンジンの負荷率を算出できる。状態算出部300は、例えば、エンジン情報に含まれる燃料噴射量に基づいて瞬間燃費、平均燃費等を算出できる。状態算出部300は、算出した各種情報をRAMに記憶する。
作業内容推定部301は、制御装置30のRAMに記憶された本体位置情報、向き情報、姿勢情報、動作状態情報等に基づいてショベル50の作業内容を推定する。作業内容は、例えば、アイドリング、走行、掘削、整地、クレーン作業、リフティングマグネット作業等を含む。作業内容推定部301は、例えば、動作状態情報に含まれるエンジン情報に基づいてアイドリング、走行等の作業内容を推定できる。作業内容推定部301は、本体位置情報に基づいて、走行等の作業内容を推定できる。作業内容推定部301は、向き情報及び姿勢情報に基づいてバケット6の軌跡を計算し、得られた軌跡に基づいて掘削、整地等の作業内容を推定できる。作業内容推定部301は、動作状態情報に含まれる油圧情報(パイロット圧等)に基づいて掘削、整地等の作業内容を推定できる。作業内容推定部301は、操作者がキャビン内の設定スイッチにより作業内容を選択する場合には、設定スイッチにより選択された作業内容を推定結果として取得してもよい。作業内容推定部301は、推定した作業内容を示す作業内容情報をRAMに記憶する。
作業量推定部302は、記憶装置35に記憶された本体位置情報、向き情報、姿勢情報、動作状態情報等に基づいて、ショベル50が掘削した作業量としての土量を推定する。作業量推定部302は、例えば、動作状態情報に含まれる油圧情報(シリンダ圧等)に基づいて、掘削の始点を検出し、向き情報及び姿勢情報に基づいて、始点以降のバケット6の軌跡を計算し、得られた軌跡に基づいて、土量を推定できる。作業量推定部302は、作業内容推定部301による推定結果を利用して土量を推定してもよい。具体的には、作業内容推定部301により作業内容が掘削と推定された期間の本体位置情報、向き情報、姿勢情報、及び動作状態情報に基づいて、土量を推定することが考えられる。作業量推定部302は、推定した土量を示す土量情報をRAMに記憶する。なお、作業量推定部302は、カメラ、レーザ、Lidarなどにより、掘削前後の地形の変化を検出することで、土量を推定してもよい。また、作業量推定部302は、作業量として、土量(体積)ではなく土砂重量(重さ)を推定してもよい。土砂を積み込むダンプの積荷の量は、重量で規制されるからである。また、エンドアタッチメントがリフティングマグネットである場合には、作業量推定部302は、作業量として吊り荷重量(重さ)を推定してもよい。土砂重量や吊り荷重量は、ブームシリンダ圧、姿勢センサ、及びアームシリンダ圧の少なくとも1つに基づいて推定される。
図4は、本発明の実施例に係るサーバ22の構成例を示す概略図である。サーバ22は、主に、制御装置24、記憶装置25、通信装置26、及び表示装置27で構成される。
制御装置24は、サーバ22の動作を制御する装置であり、例えば、CPU、RAM、ROM等を備えるコンピュータである。具体的には、制御装置24は、状態取得部245、作業内容情報取得部246、土量情報取得部247、情報集計部248、表示部249の各機能要素に対応するプログラムをROMから読み出してRAMにロードし、各機能要素に対応する処理をCPUに実行させる。
記憶装置25は、各種情報を記憶するための装置である。記憶装置25は、例えば、HDD等の不揮発性記憶媒体である。
通信装置26は、サーバ22と外部との間の通信を制御する装置である。通信装置26は、例えば、衛星通信を通じて、サーバ22と遠隔地にあるショベル50との間の情報の送受信を実現する。具体的には、通信装置26は、ショベル50が送信した情報を、基地局21を介して受信する。通信装置26は、携帯電話網、狭域無線通信網等を通じて、サーバ22と基地局21との間の情報のやり取りを実現してもよい。
表示装置27は、各種情報を表示する装置である。本実施例では、表示装置27は、ショベル50の管理施設に設置される液晶ディスプレイである。
次に、制御装置24における各種機能要素について説明する。
状態取得部245は、通信装置26を介して、ショベル50が送信した本体位置情報、向き情報、姿勢情報、動作状態情報、作業モード情報、負荷率情報、燃費情報等を取得し、履歴情報として記憶装置25に記憶させる。
ショベル50が送信した情報にエンジンの負荷率が含まれない場合には、状態取得部245は、出力トルクやエンジン回転数等に基づいて負荷率を計算してもよい。同様に、ショベル50が送信した情報に燃費情報が含まれない場合には、状態取得部245は、燃料噴射量等に基づいて燃費情報を計算してもよい。
作業内容情報取得部246は、通信装置26を介して、ショベル50が送信した作業内容情報を取得し、履歴情報として記憶装置25に記憶させる。
土量情報取得部247は、通信装置26を介して、ショベル50が送信した土量情報を取得し、履歴情報として記憶装置25に記憶させる。
情報集計部248は、記憶装置25に記憶された燃費情報を作業モードごとに集計する。情報集計部248は、履歴情報を、作業モードごとかつ負荷率ごとに集計してもよい。情報集計部248は、履歴情報を、作業モードごとかつ作業内容ごとに集計してもよい。いずれの場合も、燃費情報は作業モードごとに集計される。情報集計部248は、燃費情報を、所定時間毎に集計してもよいし、所定時刻に集計してもよいし、所定のタイミング(例えば、操作者(管理者)から要求されたタイミング)で集計してもよい。情報集計部248が集計する燃費情報の範囲(集計期間)は、任意に設定可能である。情報集計部248は、集計結果を記憶装置25に記憶させる。
表示部249は、操作者(管理者)からの要求に応じて、記憶装置25に記憶された各種の履歴情報や、情報集計部248により生成された集計結果を、表示装置27に表示させる。
次に、本発明の実施例に係るサーバ22の処理について、図5を参照して説明する。図5は、サーバ22の処理の一例を示すフローチャートである。
情報集計部248は、集計タイミングが到来したか定期的に判定する(ステップS101)。情報集計部248は、集計タイミングが到来していない場合(ステップS101のNO)、次の判定時刻まで待機する。この待機期間にサーバ22がショベル50から情報を受信した場合(ステップS102のYES)、制御装置24は、受信した情報を履歴情報として記憶装置25に記憶させる。
具体的には、サーバ22が本体位置情報、向き情報、姿勢情報、動作状態情報、作業モード情報、負荷率情報、燃費情報、作業内容情報、土量情報等を受信した場合、受信した情報を履歴情報として記憶装置25に記憶させる。
制御装置24は、ステップS101~S103の処理を、集計タイミングが到来するまで繰り返し実行する。これにより、記憶装置25には、本体位置情報、向き情報、姿勢情報、動作状態情報、作業モード情報、負荷率情報、燃費情報、作業内容情報、及び土量情報が、履歴情報として記憶される。
図6は、記憶装置25に記憶される履歴情報の一例を示す図である。図6の例では、履歴情報として、1秒ごとの本体位置情報、向き情報、姿勢情報、動作状態情報、負荷率情報、作業モード情報、作業内容情報、及び土量情報が含まれる。本体位置情報は、ショベル50の緯度及び経度である。向き情報は、ショベル50の方位角である。図6において、時刻は情報の取得時刻である。姿勢情報は、ショベル50の姿勢を表す角度である。動作状態情報は1秒間の燃料噴射量であり、負荷率情報はエンジンの負荷率である。例えば、取得時刻が10:00:00の本体位置は36°00'00"N及び140°00'00"E、向きは90°、姿勢は40°、燃料噴射量は0.3mL、負荷率は30%、作業モードはHモード、作業内容は掘削、土量は0mである。集計タイミングが到来するまで、図6のような履歴情報が、記憶装置25に蓄積される。各情報の取得時刻の間隔は、1秒ごとに限られない。各情報の取得時刻の間隔は、それぞれ異なってもよい。
集計タイミングが到来すると(ステップS103のYES)、情報集計部248は、記憶装置に記憶された履歴情報を作業モードごとに分割する(ステップS104)。これにより、各種情報(例えば燃費情報)が作業モードごとに分割される。
次に、情報集計部248は、作業モードごとに分割された各種情報(例えば燃費情報)を、負荷率ごとに集計する(ステップS105)。具体的には、情報集計部248は、作業モードごとに分割された履歴情報を、負荷率の範囲ごと(例えば、10%ごと)に分割し、分割された履歴情報に含まれる燃費情報を合計する。これにより、燃費情報が作業モードごとかつ負荷率ごとに集計される。情報集計部248は、作業モードごとかつ負荷率ごとに、履歴情報の期間(累積時間)を集計してもよい。情報集計部248は、土量情報を作業モードごとに集計してもよく、作業モードごとかつ負荷率ごとに集計してもよい。
続いて、情報集計部248は、作業モードごとに分割された各種情報(例えば燃費情報)を、作業内容ごとに集計する(ステップS106)。具体的には、情報集計部248は、作業モードごとに分割された履歴情報を、作業内容ごとに分割し、分割された履歴情報に含まれる燃費情報を合計する。これにより、燃費情報が作業モードごとかつ作業内容ごとに集計される。情報集計部248は、作業モードごとかつ作業内容ごとに、履歴情報の期間(累積時間)を集計してもよい。情報集計部248は、土量情報を作業モードごとに集計してもよく、作業モードごとかつ作業内容ごとに集計してもよい。
その後、情報集計部248は、ステップS105、S106で得られた集計結果を記憶装置25に保存する(ステップS107)。集計結果の保存後、操作者(管理者)から集計結果の表示を要求されると、表示部249は、記憶装置25に保存された集計結果を所定の形式で表示装置27に表示する。
図7は、表示装置27に表示される集計結果の一例を示す図である。図7の集計結果は、作業モードごとかつ負荷率ごとの集計結果であり、集計期間は2016年7月20日においてショベルが稼働していた期間である。図7の例では、燃費情報は関連期間における燃料噴射量の小計であり、負荷率の範囲は「25%以下」、「50%以下」、「75%以下」、及び「100%以下」のいずれかであり、作業モードごとに土量が集計されている。「25%以下」は0%以上25%以下の範囲、「50%以下」は25%より大きく50%以下の範囲、「75%以下」は50%より大きく75%以下の範囲、「100%以下」は75%より大きく100%以下の範囲に対応する。例えば、図7によれば、2016年7月20日において、Aモードが利用された累積時間は2時間であり、そのうちエンジンの負荷率が25%以下であった累積時間は0.3時間であり、負荷率が25%以下である間の燃料噴射量の小計は1.2Lである。
図8は、表示装置27に表示される集計結果の一例を示す図である。図8の集計結果は、作業モードごとかつ作業内容ごとの集計結果であり、集計期間は2016年7月20日においてショベルが稼働していた期間である。図8の例では、燃費情報は関連期間における燃料噴射量の小計であり、作業内容は、例えば、「アイドリング」、「走行」、「掘削」、及び「整地」のいずれかであり、作業モードごとに土量が集計されている。例えば、図8によれば、2016年7月20日において、Aモードが利用された累積時間は3.6時間であり、そのうちショベル50が掘削作業を行っていた累積時間は0.7時間であり、掘削作業の間の燃料噴射量の小計は3.5Lである。
このように、本発明の実施例によれば、作業モードごとに集計された燃費情報を表示装置27に表示させることができる。操作者(管理者)は、表示装置27に表示された集計結果を見ることにより、ショベル50の燃費情報を、作業モードごとに、すなわち、エンジン回転数ごとに、的確に把握できる。
本発明の実施例によれば、燃費情報を負荷率ごとや作業内容ごとに集計し、集計結果を表示装置27に表示できる。操作者(管理者)は、表示装置27に表示された集計結果を見ることにより、作業モードのミスマッチを容易に把握できる。
作業モードのミスマッチとは、ある作業の作業負荷と、その作業の実施中に設定された作業モードに対応する作業負荷とが一致しないことをいう。作業モードのミスマッチが発生する場合には、高い作業負荷を有する作業の実施中に低い作業負荷に対応する作業モードが設定される場合と、低い作業負荷を有する作業の実施中に高い作業負荷に対応する作業モードが設定される場合とが含まれる。
作業モードのミスマッチが発生すると、ショベル50の燃費が低下するため、操作者(管理者)にとって作業モードのミスマッチの把握は重要である。操作者は、作業モードのミスマッチを把握することにより、適切な作業モードを選択できるようになる。結果として、ショベル50の燃費を向上させることができる。管理者は、作業モードのミスマッチを把握することにより、操作者に対してより適切な作業モードの選択方法を提案できる。
ここで、作業モードのミスマッチの具体例について説明する。図9~図11は、表示装置27に表示される集計結果の一例を示す図である。
図9の例では、Aモードかつ「100%以下」における累積時間が大きくなっている。Aモードかつ「100%以下」で実施された作業は、Aモードが対応する作業負荷に対して高い作業負荷を有する作業であったと考えられる。すなわち、Aモードかつ「100%以下」における累積時間が大きいことは、作業モードのミスマッチが発生した状態で作業が長時間行われたことを意味する。操作者(管理者)は、図9の集計結果を見ることにより、このような作業モードのミスマッチを容易に把握できる。これにより、操作者は、同様の作業を実施する際には、Aモードよりも、対応する作業負荷が高い作業モード(例えば、Hモード)を選択すればよいことがわかるため、以降のショベル50の燃費を向上させることができる。管理者は、操作者に対して、同様の作業を実施する際には、Aモードよりも、対応する作業負荷が高い作業モード(例えば、Hモード)を選択するよう提案できる。
情報集計部248は、予め設定された検出条件に基づいて、作業モードのミスマッチを自動的に検出してもよい。検出条件として、例えば、作業モードのミスマッチが発生した累積時間の閾値を設定することが考えられる。この場合、情報集計部248は、本来選択されるべきであった作業モードを推奨作業モードとして特定してもよい。推奨作業モードが選択されていた場合の効果を算出してもよい。推奨作業モードが選択されていた場合の効果は、例えば、推奨作業モードが選択されていたならば節約できた燃料噴射量、累積時間等である。
情報集計部248がミスマッチを自動的に検出する場合、表示部249は、検出されたミスマッチが把握できるように集計結果を表示するのが好ましい。具体的には、検出されたミスマッチの内容をテキスト表示したり、集計結果におけるミスマッチに対応する部分(例えば、図9におけるAモードかつ「100%以下」の累積時間の欄)の色を他の部分と変更して表示したりすることが考えられる。表示部249は、検出されたミスマッチに応じた提案を集計結果と共にテキスト表示してもよい。制御装置24は、検出されたミスマッチや、当該ミスマッチに応じた提案を、メール等により操作者(管理者)に通知してもよい。
具体的には、表示部249は、図9に示すように、Aモードかつ「100%以下」における累積時間を強調表示してもよい。Hモードが推奨作業モードである旨を表示してもよく、推奨作業モードが選択されていた場合の効果として、推奨作業モードが選択されていたならば節約できた燃料噴射量(想定燃料消費量)を表示してもよい。
図10の例では、SPモードかつ「25%以下」における累積時間が大きくなっている。SPモードかつ「25%以下」で実施された作業は、SPモードが対応する作業負荷に対して低い作業負荷を有する作業であったと考えられる。すなわち、SPモードかつ「25%以下」における累積時間が大きいことは、作業モードのミスマッチが発生した状態で作業が長時間行われたことを意味する。操作者(管理者)は、図10の集計結果を見ることにより、このような作業モードのミスマッチを容易に把握できる。これにより、操作者は、同様の作業を実施する際には、SPモードよりも、対応する作業負荷が低い作業モード(例えば、Hモード)を選択すればよいことがわかるため、以降のショベル50の燃費を向上させることができる。管理者は、操作者に対して、同様の作業を実施する際には、SPモードよりも、対応する作業負荷が低い作業モード(例えば、Hモード)を選択するよう提案できる。この場合、表示部249は、図10に示すように、SPモードかつ「25%以下」における累積時間を強調表示してもよい。Hモードが推奨作業モードである旨を表示してもよく、推奨作業モードが選択されていた場合の効果として、推奨作業モードが選択されていたならば節約できた燃料噴射量(想定燃料消費量)を表示してもよい。
図11の例では、SPモードかつ「整地」における累積時間が大きくなっている。「整地」が、SPモードが対応する作業負荷に対して低い作業負荷を有する作業である場合、SPモードかつ「整地」における累積時間が大きいことは、作業モードのミスマッチが発生した状態で作業が長時間行われたことを意味する。操作者(管理者)は、図11の集計結果を見ることにより、このような作業モードのミスマッチを容易に把握できる。これにより、操作者は、整地を実施する際には、SPモードよりも、対応する作業負荷が低い作業モード(例えば、Hモード)を選択するよう心掛けるようになり、以降のショベル50の燃費を向上させることができる。管理者は、操作者に対して、同様の作業を実施する際には、SPモードよりも、対応する作業負荷が低い作業モード(例えば、Hモード)を選択するよう提案できる。この場合、表示部249は、図11に示すように、SPモードかつ「整地」における累積時間を強調表示してもよい。Hモードが推奨作業モードである旨を表示してもよく、推奨作業モードが選択されていた場合の効果を表示してもよい。SPモードかつ「アイドリング」における累積時間が大きくなっている場合についても同様である。
上述のように、サーバ22は、各作業モードにおける負荷率の各範囲又は各作業内容に関する累積時間、燃費情報等を表示する。そのため、操作者(管理者)は、効率の悪い作業を特定できる。或いは、本来選択するべきであった作業モードを特定できる。その結果、ショベル50を用いた作業の省エネ化を実現できる。
以上、本発明の好ましい実施例が説明された。しかしながら、本発明は、上述した実施例に制限されることはない。上述した実施例は、本発明の範囲を逸脱することなしに、種々の変形、置換等が適用され得る。上述の実施例を参照して説明された特徴のそれぞれは、技術的に矛盾しない限り、適宜に組み合わされてもよい。
例えば、上述の実施例では、本発明がショベル50に適用された場合を説明するが、本発明は、これに限定されることはない。本発明は、例えば、リフティングマグネット、グラップル、破砕機等を備えた他の建設機械にも適用可能である。
図5のステップS105、S106の順番は逆でもよいし、いずれか一方が行われなくてもよい。
サーバ22の制御装置24が、状態算出部300、作業内容推定部301及び作業量推定部302のそれぞれに相当する機能要素を備えてもよい。この場合、制御装置24の状態算出部、作業内容推定部及び作業量推定部は、ショベル50から受信した情報に基づいて、各種情報を算出し、作業内容及び土量を推定し、負荷率情報、燃費情報、作業内容情報及び土量情報を履歴情報として記憶装置25に記憶させればよい。
制御装置24は、情報集計部248により履歴情報を集計した後、記憶装置25に記憶された集計結果以外の情報の少なくとも一部を削除してもよい。これにより、記憶装置25に要求される記憶容量を削減できる。
ショベル50は、表示部249に相当する機能要素を備えてもよい。この場合、サーバ22は、情報集計部248による集計結果をショベル50に送信し、ショベル50の表示部は、サーバ22から受信した集計結果を表示装置37に表示させればよい。同様に、通信端末23は、表示部249に相当する機能要素を備えてもよい。この場合、サーバ22は、情報集計部248による集計結果を通信端末23に送信し、通信端末23の表示部は、サーバ22から受信した集計結果を表示装置に表示させればよい。
本願は、2017年4月26日に出願した日本国特許出願2017-087375号に基づく優先権を主張するものであり、この日本国特許出願の全内容を本願に参照により援用する。
1・・・下部走行体 2・・・旋回機構 3・・・上部旋回体 4・・・ブーム 5・・・アーム 6・・・バケット 7・・・ブームシリンダ 8・・・アームシリンダ 9・・・バケットシリンダ 10・・・キャビン 20・・・通信ネットワーク 21・・・基地局 22・・・サーバ 23・・・通信端末 23a・・・携帯通信端末 23b・・・固定通信端末 24・・・制御装置 25・・・記憶装置 26・・・通信装置 27・・・表示装置 30・・・制御装置 31・・・本体位置情報取得装置 32・・・向き情報取得装置 33・・・姿勢情報取得装置 33a・・・ブーム角度センサ 33b・・・アーム角度センサ 33c・・・バケット角度センサ 34・・・動作状態情報取得装置 34a・・・圧力センサ 34b・・・エンジン回転数センサ 34c・・・燃料噴射量センサ 35・・・記憶装置 36・・・通信装置 37・・・表示装置 38・・・作業モード情報取得装置 50・・・ショベル 100・・・管理システム 150・・・管理装置 245・・・状態取得部 246・・・作業内容情報取得部 247・・・土量情報取得部 248・・・情報集計部 249・・・表示部 300・・・状態算出部 301・・・作業内容推定部 302・・・作業量推定部

Claims (11)

  1. 下部走行体と、前記下部走行体に旋回機構を介して搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられる掘削アタッチメントと、
    を備えるショベルを管理するショベル管理装置であって、
    前記ショベルの燃費に関する燃費情報、及び、操作者により設定された前記ショベルの作業モードを示す作業モード情報を取得する状態取得部と、
    前記燃費情報を前記作業モードと負荷率情報ごとに集計する情報集計部と、
    を備えるショベル管理装置。
  2. 前記状態取得部は、油圧システムの状態に関する油圧情報と、エンジンの状態に関するエンジン情報と、の少なくとも一方を取得する請求項1に記載のショベル管理装置。
  3. 前記ショベルの作業内容を示す作業内容情報を取得する作業内容情報取得部を更に備える請求項1に記載のショベル管理装置。
  4. 前記ショベルの作業内容を推定する作業内容推定部を更に備える請求項1に記載のショベル管理装置。
  5. 前記情報集計部は、前記ショベルの作業量を前記作業モードごとに集計する請求項1に記載のショベル管理装置。
  6. 前記情報集計部による集計結果を表示する表示部を更に備える請求項1に記載のショベル管理装置。
  7. 前記情報集計部は、前記作業モードのミスマッチを検出し、且つ、本来選択されるべきであった推奨作業モードを特定し、前記表示部は、前記推奨作業モードを表示する請求項6に記載のショベル管理装置。
  8. 前記情報集計部は、本来選択されるべきであった推奨作業モードを特定し、且つ、前記推奨作業モードが選択されていたならば節約できた燃料消費量を算出し、
    前記表示部は、前記推奨作業モードが選択されていたならば節約できた燃料消費量を表示する請求項6に記載のショベル管理装置。
  9. 前記情報集計部は、前記作業モードごとに累積時間を集計する請求項1に記載のショベル管理装置。
  10. 下部走行体と、前記下部走行体に旋回機構を介して搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられる掘削アタッチメントと、
    を備えるショベルであって、
    前記ショベルの燃費に関する燃費情報、及び、操作者により設定された前記ショベルの作業モードを示す作業モード情報を取得する状態取得部と、
    前記燃費情報を前記作業モードと負荷率情報ごとに集計する情報集計部と、を備えるショベル。
  11. 下部走行体と、前記下部走行体に旋回機構を介して搭載される上部旋回体と、前記上部旋回体に取り付けられる掘削アタッチメントと、
    を備えるショベルの管理を支援するショベル管理支援装置であって、
    前記ショベルの燃費に関する燃費情報を、操作者により設定された前記ショベルの作業モードと負荷率情報ごとに集計した集計結果を表示する表示部を備えるショベル管理支援装置。
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