JP2015018343A - 異常検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両、建物のような対象物の外側における異常の発生を、雨、風等と区別してより正確に検知し、該異常の発生を抑制することができる異常検知装置を提供する。【解決手段】対象物の外側における異常を検知する異常検知装置おいて、対象物の外側の特定部分を複数の領域に分割し、各領域にて接触があったか否かの検知を行ない、該検知の結果、隣接領域で連続して接触が検知された場合は、異常が発生したと判定して警告を行なう。【選択図】図4

Description

本発明は、対象物の外側における異常を検知する異常検知装置に関する。
従来から、車両又は建物に設けられ、車両又は建物に対する、不法侵入、破損等を検知する防犯装置が広く使用されている。
例えば、特許文献1においては、雨又は風と、不法侵入のための衝撃とを区別するために、衝撃センサ及び音波センサの閾値を設け、閾値未満の値を雨、風等として認識するように構成することにより、誤検出を防止できる防犯装置が開示されている。
特開2007−66323号公報
しかしながら、上述したような特許文献1の防犯装置においては、閾値以上の衝撃又は音波でないと実際以上が発生していても検知出来ないという問題がある。例えば、落書の場合は、雨の水滴、風等による衝撃と大きな差異がないため、特許文献1の防犯装置では正確に検出することができないという問題がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、対象物の外側における異常を検知する異常検知装置において、対象物の外側の特定部分を複数の領域に分割し、各領域での接触有無の検知を行ない、隣接領域で連続して接触が検知された場合、異常が発生したと判定して警告を行なうことにより、車両、建物のような対象物の外側における異常の発生をより正確に検知して抑制することができる異常検知装置を提供することにある。
本発明に係る異常検知装置は、対象物の外側における異常を検知する異常検知装置において、対象物の外側の特定部分を複数の領域に分割し、各領域での接触有無の検知を行なう接触検知手段と、該接触検知手段によって、隣接領域で連続して接触が検知された場合、異常発生と判定する異常判定手段と、該異常判定手段によって異常発生と判定された場合、警告を行なう警告手段とを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、前記接触検知手段が、対象物の外側の特定部分を複数の領域に分割し、各領域での接触有無の検知を行ない、該接触検知手段によって、隣接領域で連続して接触が検知された場合、異常判定手段が前記特定部分にて異常が発生したと判定する。該異常判定手段によって異常発生と判定された場合、警告手段が警告を行なう。
本発明に係る異常検知装置は、特定時間内に、特定数以上の領域にて接触が検知された場合、前記異常判定手段は異常発生として判定しないように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記接触検知手段によって、特定時間内に、特定数以上の領域にて接触が検知された場合、雨又は風によるものであるとみなし、前記異常判定手段は異常発生として判定しない。
本発明に係る異常検知装置は、前記対象物は車両であり、車両内に人がいるか否かを周期的に判定する人判定手段を備え、該人判定手段によって車両内に人がいないと判定された場合、前記接触検知手段が前記検知を行なうように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記人判定手段が前記車両内に人がいるか否か判定し、該人判定手段によって車両内に人がいないと判定された場合、前記接触検知手段が前記検知を行なう。
本発明に係る異常検知装置は、前記人判定手段によって車両内に人がいないと判定された場合、車両の周囲を撮像する撮像部と、該撮像部によって撮像された画像に基づいて、車両周囲に人がいるか否かを判定する周囲人判定手段とを備え、該周囲人判定手段によって、車両周囲に人がいると判定された場合、前記接触検知手段が前記検知を行なうように構成されていることを特徴とする。
本発明にあっては、前記人判定手段によって車両内に人がいないと判定された場合、前記撮像部が車両の周囲を撮像し、該撮像部によって撮像された画像に基づいて、前記周囲人判定手段が車両周囲に人がいるか否かを判定する。該周囲人判定手段によって、車両周囲に人がいると判定された場合、前記接触検知手段が前記検知を行なう。
本発明によれば、車両、建物のような対象物の外側における異常の発生を、雨、風等と区別してより正確に検知し、誤警告を抑えつつ、斯かる異常の発生を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る車両の要部構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る車両の異常判断制御部の要部構成を説明する機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る車両の窓における異常発生の判定を説明する説明図である。 本発明に係る車両における、異常発生の判定の処理を説明するフローチャートである。
以下に、本発明に係る異常検知装置を、その対象物として車両を例に挙げて、図面に基づいて詳述する。また、本発明はこれに限るものでなく、建物のガラス、ショーウィンドー等であっても良い。
図1は本発明の実施の形態に係る車両の要部構成を示す機能ブロック図である。本発明の実施の形態に係る車両は、各種ハードウェアの制御を行なうECU(電子制御ユニット)10と、タッチパネル装置60と、撮像センサ30と、シートセンサ40と、警告装置20と、エンジン情報管理ユニット50とを備えており、その他、計時部(図示せず)を更に備えている。
タッチパネル装置60は、例えば、マルチタッチ抵抗膜方式である。該抵抗膜方式タッチパネルでは、ベースとなるガラス面上にスペーサ(5〜10μm)をはさみ、その表面にフィルム(厚さ200μm程度のPETシート)が貼り付けられており、前記ガラス及びフィルムの相互対向面には、ITOの透明な電極格子が設けられている。前記抵抗膜方式タッチパネルでは斯かるガラス面、又はフィルム面夫々の透明電極の抵抗による分圧比を測定することで接触された位置を検出するように構成されている。
本発明の実施の形態においては、1枚のフィルタを縦方向と横方向の複数の「領域」に分割し、それぞれの領域上での接触有無を検知する事によって多点接触の座標値取得を行なう。例えば、マトリックスの分割を12×15とした時は、最大180個の領域分割が可能である。
本発明の実施の形態においては、タッチパネル装置60のフィルタは、本発明に係る車両の窓ガラスに貼り付けられている。例えば、誰かが斯かる窓をタッチした場合、タッチパネル装置60によって、接触された位置(以下、接触位置)を特定する信号(分圧比)がECU10に送信され、後述する異常判断制御部2によって接触位置が検出される。
撮像センサ30は、本発明に係る車両の周囲を撮像する。撮像センサ30は、例えば、フォーカスレンズを含むレンズユニット(図示しない)より入射した光をCCD又はCMOSなどからなる撮像素子(図示しない)にて光電変換する。光電変換された電気信号はA/D変換回路(図示しない)により、デジタル形式の画像に変換され、後述する周囲人判定部24に送られる。なお、撮像センサ30は、例えば、魚眼レンズを有し、本発明に係る車両天井に取り付けてもよく、車両前方用、車両後方用、車両右側用、車両左側用など、複数台のカメラによって構成されてもよい。
シートセンサ40は、運転席、助手席及び後部座席に各々設けられ、各座席に人が着座しているか否かを検出する。
警告装置20は、例えば、スピーカであり、所定の警告音、音声等を鳴らす。より詳しくは、異常判断制御部2によって異常発生であると判断された場合、所定の警告音、音声等を鳴らす。
エンジン情報管理ユニット50は、本発明に係る車両のエンジンに係る情報(以下、エンジン情報という)を管理する。該エンジンに係る情報としては、例えば、エンジン回転数、エンジントルク等、並びに、エンジン始動時、エンジン停止時、アイドリングストップ時など種々の運転状態を示す情報が含まれる。
また、ECU10は、CPU1と、異常判断制御部2と、記憶部3と、警告部4と、通信部5と、I/F(インターフェース)6と、I/F7とを備えている。
CPU1は,ROM(図示せず)に予め格納されている制御プログラムをRAM(図示せず)上にロードして実行することによって、上述した各種ハードウェアの制御を行ない、本発明の異常検知装置として動作させる。
記憶部3は、例えば、フラッシュメモリ、EEPROM(登録商標)、HDD、MRAM(磁気抵抗メモリ)、FeRAM(強誘電体メモリ)、又は、OUM等の不揮発性の記憶媒体により構成されている。記憶部3には各種の制御プログラム、演算用のパラメータのうちの基本的に固定のデータ等が予め格納されている。例えば、記憶部3には、後述する異常発生の判断に用いられる、特定時間、特定数(領域)等が記憶されている。
警告部4は、異常判断制御部2による異常発生の判断結果に基づいて、警告装置20を駆動させる。例えば、異常判断制御部2によって異常発生と判断された場合、警告部4は、警告装置20としてのスピーカに所定のオーディオデータを出力する。
通信部5は、BUS線Bを介して、ECU10の外側の上述した各車載装置と情報の授受を行うため、CAN(Controller Area Network)その他の車両LANを介した無線通信機能を備える。例えば、通信部5は、エンジン情報管理ユニット50から、上述したエンジン情報を取得して、異常判断制御部2に送出する。
I/F6は、タッチパネル装置60からの信号、換言すれば、タッチパネル装置60の各領域からの信号を受信し、異常判断制御部2に送信する。また、I/F7は、撮像センサ30及びシートセンサ40からの信号を受信して異常判断制御部2に送出する。
図2は本発明の実施の形態に係る車両の異常判断制御部2の要部構成を説明する機能ブロック図である。異常判断制御部2は、接触検知部21と、異常判定部22と、人判定部23と、周囲人判定部24とを備えている。
接触検知部21は、本発明に係る対象物である車両の特定部分における接触有無の検知を行なう。本実施の形態においては、かかる特定部分は、例えば、車両の窓、車体の外装等であり、以下の説明においては、説明の便宜上、前記特定部分が窓である場合を例として説明する。
すなわち、本実施の形態においては、タッチパネル装置60の前記フィルムが、本発明に係る車両の窓に貼り付けられており、接触検知部21はタッチパネル装置60からの信号により、前記窓(フィルム)への接触があったか否か、接触があったのであれば、前記フィルムのマトリックスの何の領域での接触であるか等を検知する。換言すれば、接触検知部21は、前記窓を複数の領域に分割し、各領域での接触有無の検知を行なう。
異常判定部22は、本発明に係る対象物である車両の特定部分において、異常が発生したか否かを判定する。斯かる異常としては、例えば、車両の窓での落書、車体の外装でのキズ付け、凹み等である。以下、本実施の形態においては、車両の窓での落書を例として説明する。
異常判定部22は、接触検知部21の検知結果に基づいて異常発生を判定するように構成されている。より詳しくは、接触検知部21によって前記フィルムのマトリックスの隣接する領域で時間的に連続して接触が検知された場合、異常判定部22は異常発生と判定する。
図3は本発明の実施の形態に係る車両の窓における異常発生の判定を説明する説明図である。上述したように、本発明に係る車両の窓70には、タッチパネル装置60のフィルム61が貼り付けられており、フィルム61は、マトリックス状の複数の領域611,611,・・・611に分割されている。斯かる分割は人に視認できないように構成されているが、説明の便宜上、可視的に表示している。
本実施の形態においては、車両の窓70に落書がされる場合、異常判定部22によって異常発生と判定される。
一般に、車両の窓70には、雨の水滴が当たる場合、又は強い風の風圧、若しくは風に運ばれた砂等が当たる場合等が想定でき、このような場合も、接触検知部21で接触として検知され、異常発生と判断されるおそれがある。
しかし、このような場合においては、車両の窓70の広い範囲において、換言すれば、多数のフィルム61の領域611にて、同時的に接触が検知される。これに鑑み、本発明に係る異常判定部22においては、隣接する特定数の領域611で時間的に連続して接触が検知された場合、異常発生と判定するように構成されている。
より詳しくは、隣接する2以上の領域611にて1秒内に連続的に接触が検知された場合、異常判定部22は異常発生として判定する。また、異常発生の判定の基準となる、隣接する領域611の数と、時間とはユーザによって設定できるように構成されている。
一方、上述したような雨又は風による接触のように、同時的に広い範囲のフィルム60の領域611,611,・・・611にて接触が検知された場合は、異常判定部22は異常発生として判定しないように構成されている。例えば、特定時間内(例えば、1秒内)に、特定数以上の領域611(例えば、領域611の全数の30%以上)にて接触が非連続的に検知された場合、異常判定部22は異常発生として判定しないように構成されている。また、斯かる特定時間及び特定数はユーザによって設定できるように構成しても良く、当該特定数以上の領域611にて接触が連続的に検知された場合も、異常判定部22は異常発生として判定しないように構成しても良い。
人判定部23は車両内に人がいるか否かを、例えば、周期的に判定する。より詳しくは、人判定部23は、通信部5を介して取得される、エンジン情報管理ユニット50からの前記エンジン情報と、シートセンサ40による検出結果を取得し、これらに基づいて車両内に人がいるか否かを判定する。すなわち、人判定部23は、エンジンが停止状態であって、何れのシートにも人が着座していない場合、車両内に人がいないと判定する。また、人判定部23はこれに限るものでなく、斯かる判定を非周期的に行うように構成しても良い。
周囲人判定部24は、本発明に係る車両の周囲に人がいるか否かを判定する。より詳しくは、人判定部23のよって、車両内に人がいないと判定された場合、周囲人判定部24は、撮像センサ30によって撮像された画像に基づいて、車両の周囲に人がいるか否かを判定する。
周囲人判定部24は、撮像センサ30からの撮像データ(画像)を解析して人が撮像されているか否かを判断し、人が撮像されている場合には人が車両の周囲にいると判定する。車両の周囲に人がいると判定した場合、周囲人判定部24はその旨を表す信号を、CPU1に送出する。
このように、周囲人判定部24から斯かる信号を受信したCPU1はタッチパネル装置60及び接触検知部21に接触の検知を指示する。CPU1からの指示に応じて、タッチパネル装置60及び接触検知部21は車両の窓における接触の検知を開始する。
本発明においては、車両内に人がいない場合であって、エンジンが停止している場合、かつ、車両の周囲に人が現れた場合のみ、タッチパネル装置60及び接触検知部21による車両の窓での接触有無を検知する。従って、タッチパネル装置60及び接触検知部21の作動を必要最小限に抑え、省エネルギーを図ると共に、異常判定部22による異常発生(落書)の判定の正確性を高めることができる。
図4は本発明に係る車両における、異常発生の判定の処理を説明するフローチャートである。
まず、人判定部23は車両内に人がいるか否か判定する(ステップS101)。上述したように、人判定部23は、エンジン情報管理ユニット50からの前記エンジン情報と、シートセンサ40による検出結果とに基づいて車両内に人がいるか否かを判定する。人判定部23による斯かる判定については既に説明しており、詳しい説明を省略する。なお、人判定部23による前記判定の開始は、例えば、キーがキーボックスの差込穴から抜かれた場合をトリガーに行なわれるように構成されている。
人判定部23が車両内に人がいると判定した場合(ステップS101:YES)は、人判定部23は斯かる判定を繰り返す。一方、人判定部23が車両内に人がいないと判定した場合(ステップS101:NO)、撮像センサ30は本発明に係る車両の周囲の撮像を開始する(ステップS102)。この際、撮像センサ30によって撮像された画像のデータは周囲人判定部24に送出される。
次いで、周囲人判定部24は、撮像センサ30によって撮像された画像に基づいて、車両の周囲に人がいるか否かを判定する(ステップS103)。
周囲人判定部24が撮像センサ30からの画像データを解析して車両の周囲に人がいないと判定した場合(ステップS103:NO)は、周囲人判定部24は斯かる判定を繰り返す。一方、周囲人判定部24は撮像センサ30からの画像データを解析して人が車両の周囲にいると判定した場合(ステップS103:YES)、その旨を表す信号をCPU1に送出する。
CPU1は周囲人判定部24から斯かる信号を受信した場合、タッチパネル装置60及び接触検知部21に、車両の窓における接触の検知を開始するように指示する。CPU1からの指示に応じて、タッチパネル装置60及び接触検知部21は車両の窓における接触の検知を開始する(ステップS104)。
次いで、接触検知部21はタッチパネル装置60からの信号に基づいて、車両の窓の複数の領域611,611,・・・611における、接触有無の検知を行なう(ステップS105)。
接触検知部21は何れの領域611においても接触が検知されていない場合(ステップS105:NO)、斯かる検知を繰り返す。
一方、接触検知部21によって、車両の窓の領域611,611,・・・611における接触が検知された場合(ステップS105:YES)、接触検知部21の検知結果に基づいて、異常判定部22は車両の窓にて異常(落書)が発生したか否か判定する(ステップS106)。異常判定部22による異常発生の判定については、既に説明しており、詳しい説明を省略する。
例えば、接触検知部21によって車両の窓の領域611,611,・・・611における接触が検知された場合であっても、1秒内に、領域611の全数の30%以上に係る領域611にて同時的に接触が検知されたような場合、異常判定部22は車両の窓にて異常が発生していないと判定し(ステップS106:NO)、処理はステップS105に戻る。
また、例えば、接触検知部21によって、隣接する2以上の領域611にて1秒内で連続的に接触が検知された場合、異常判定部22は車両の窓に異常が発生したと判定し(ステップS106:YES)、斯かる旨を表す信号をCPU1に出力する。異常判定部22から斯かる信号を受信したCPU1は警告部4に警告を指示する。
CPU1からの指示に応じて、警告部4は、警告装置20(スピーカ)に所定のオーディオデータを出力し、警告装置20は、例えば、所定の警告音、音声等を鳴らして警告を行なう(ステップS107)。
また、本発明は異常の記載に限るものでない。例えば、通信部5が、携帯電話網、UWB(Ultra Wide Band)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などの無線LAN、地上波データ放送波、衛星放送波などを用いることができるように構成し、ステップS107での警告処理後、通信部5がユーザに異常発生を通知するように構成しても良い。
更に、異常の説明においては、タッチパネル装置60がマルチタッチ抵抗膜方式であり、1枚のフィルタをマトリックス状の複数の領域に分割し、それぞれの領域上での接触有無を検知する場合を例として説明したが、本発明はこれに限るものでない。各領域毎に、タッチパネルを1つずつ設けるように構成しても良い。
なお、上述した接触検知部21、異常判定部22、人判定部23及び周囲人判定部24は、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、CPU1が所定のプログラムを実行することにより、ソフトウェア的に構築されてもよい。
また、本発明は以上の記載に限るものでない。例えば、ドアのロック/アンロックの制御、又は、ライトの点灯/消灯の制御等を行うボディECUを設け、該ボディECUが車両に対する接近を検知するセンサ、車両の振動を検知するセンサなどを利用して車両の種々の異常検知を行う警戒モードである場合に、人判定部23がON状態となるように構成しても良い。更に、該ボディECUの代わりに周知の防犯装置に置き換えることも可能である。
1 CPU
2 異常判断制御部
4 警告部
10 ECU
20 警告装置
21 接触検知部
22 異常判定部
23 人判定部
24 周囲人判定部
30 撮像センサ
60 タッチパネル装置

Claims (4)

  1. 対象物の外側における異常を検知する異常検知装置において、
    対象物の外側の特定部分を複数の領域に分割し、各領域での接触有無の検知を行なう接触検知手段と、
    該接触検知手段によって、隣接領域で連続して接触が検知された場合、異常発生と判定する異常判定手段と、
    該異常判定手段によって異常発生と判定された場合、警告を行なう警告手段と
    を備えることを特徴とする異常検知装置。
  2. 特定時間内に、特定数以上の領域にて接触が検知された場合、前記異常判定手段は異常発生として判定しないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の異常検知装置。
  3. 前記対象物は車両であり、
    車両内に人がいるか否かを周期的に判定する人判定手段を備え、
    該人判定手段によって車両内に人がいないと判定された場合、前記接触検知手段が前記検知を行なうように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の異常検知装置。
  4. 前記人判定手段によって車両内に人がいないと判定された場合、車両の周囲を撮像する撮像部と、
    該撮像部によって撮像された画像に基づいて、車両周囲に人がいるか否かを判定する周囲人判定手段とを備え、
    該周囲人判定手段によって、車両周囲に人がいると判定された場合、前記接触検知手段が前記検知を行なうように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の異常検知装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11220802B2 (en) 2017-04-26 2022-01-11 Sumitomo Construction Machinery Co., Ltd. Shovel, shovel management apparatus, and shovel management assisting device

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