JP7150948B2 - 成形品の成形方法 - Google Patents
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Description
図1は、成形装置10を示す平面図である。図2は、成形装置10に用いられるベース11、及びその近傍を示す側面図である。図3は、成形装置10に用いられる搬送装置70を示す側面図である。図3は、インサート部材5が搬送装置70により縦の姿勢で保持されている状態を示している。図4は、成形装置10に用いられる押圧装置80を示す平面図である。図5は、押圧装置80に用いられる押圧部材81を示す斜視図である。
金型21は、固定型23、固定型23に対して移動可能に設けられた移動型24、及び、インサート部材5を固定型23に対して位置決めする位置決め装置25を有している。
装置本体72は、本実施形態では、一例として、ロボットアーム等の多関節ロボットである。
なお、押圧装置80は、本実施形態では一例として、シートストッカ50からインサート部材5を取り出可能に構成されている。本実施形態ではこの機能を達成する為に、移動装置82は、押圧部材81をシートストッカ50のインサート部材5まで移動し、吸着部85によりインサート部材5に押圧することを可能に構成されている。さらに、押圧装置80は、シートストッカ50から吸着部85により吸着させて取り出したインサート部材5を、縦の姿勢にして保持する。
まず、最初の1個目の成形品6を成形する場合は、加熱装置60は、制御装置90の制御により、加熱面61を加熱し、インサート部材5を加熱可能な状態になされる。さらに、金型21、及び押圧部材81は、図6に示す位置に配置される。すなわち、制御装置90の制御により型締装置22が駆動され、移動型24が固定型23から離れた位置まで移動される。
成形品6が吸着部85により保持されると、移動装置82は、押圧部材81を固定型23側に移動することにより、成形品6を移動型24から分離する。なお、負圧発生装置89は、吸着部85が成形品6に押圧される前の状態において、駆動が開始されてもよい。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
以下に、本願出願当初の特許請求の範囲に記載された発明と同等の記載を付記する。
[1]
固定型、及び、前記固定型に対して移動可能に設けられ、前記固定型との間に成形品に応じた成形空間を形成可能な移動型を具備した金型と、
前記固定型及び前記移動型の一方に設けられ、他方に向かって突出する位置決めピンと、
インサート部材を前記ピンに対向する位置に搬送する搬送装置と、
前記位置決めピンが挿通可能な孔が形成された押圧部材、及び、前記押圧部材を、前記移動型及び前記固定型のうち前記一方に向かって移動して前記位置決めピンを前記孔に挿通可能な移動装置を具備した押圧装置と、
を具備した成形装置。
[2]
前記押圧装置は、前記成形品を保持可能な保持部を具備する
[1]に記載の成形装置。
[3]
前記保持部は、前記押圧部材において前記孔と反対側に設けられる
[2]に記載の成形装置。
[4]
前記固定型及び前記移動型の前記一方に位置決めピン用孔が形成され、
前記位置決めピンは、前記位置決めピン用孔内に移動可能に配置され、
さらに、前記位置決めピンを、前記固定型及び前記移動型の前記一方から前記他方側に突出した位置、並びに、前記固定型及び前記移動型の前記他方に干渉しない位置まで退避した位置の間で移動する駆動部を具備し、
前記駆動部は、前記移動型の移動に伴って、前記位置決めピンを移動する
[1]乃至[3]のいずれか1に記載の成形装置。
[5]
前記固定型及び前記移動型の前記一方に、前記一方を前記移動型の移動方向に貫通する進退部材用孔が形成され、
前記駆動部は、前記進退部材用孔内に配置され、前記固定型及び前記移動型の前記一方から前記他方に向かって突出した位置、及び前記進退部材用孔内に退避した位置した位置の間で移動可能な進退部材、前記進退部材及び前記位置決めピンを連結する連結部材、及び、前記連結部材を、前記他方側に付勢する弾性部材を具備する
[4]に記載の成形装置。
Claims (3)
- 固定型及び移動型を具備した金型が開いた状態で、前記固定型または前記移動型に保持された成形品を、押圧部材に設けられた保持部で保持して移動装置で前記押圧部材を移動することで前記成形品を分離して取り出して前記押圧部材を前記固定型と前記移動型の間に配置し、
前記固定型及び前記移動型の一方に設けられ他方に向かって突出する位置決めピンと対向する位置に、加熱されたインサート部材を搬送装置により搬送し、
前記保持部で前記成形品を保持した前記押圧部材を前記移動装置により前記位置決めピン側に移動して前記押圧部材の前記保持部に対して反対側で前記インサート部材を前記位置決めピンに押圧することで前記位置決めピンで前記インサート部材を穿設させて前記押圧部材の前記保持部に対して反対側に形成され前記位置決めピンが挿通可能な孔に前記位置決めピンを挿通し、
前記搬送装置、前記押圧部材及び前記移動装置を前記金型の型締めに干渉しない位置に退避させ、
前記金型を型締めする、
成形品の成形方法。 - 前記固定型及び前記移動型の前記一方に位置決めピン用孔が形成され、
前記位置決めピンは、前記位置決めピン用孔内に移動可能に配置され、
前記位置決めピンを、前記固定型及び前記移動型の前記一方から前記他方側に突出した位置、並びに、前記位置決めピンの先端が前記位置決めピン用孔内に収容される位置の間で移動する駆動部により、前記移動型の移動に伴って前記位置決めピンを移動し、前記金型が型締めされた状態では、前記位置決めピンの前記先端を前記位置決めピン用孔内に収容する、
請求項1に記載の成形品の成形方法。 - 固定型及び移動型を具備した金型が開いた状態で、前記固定型または前記移動型に保持された成形品を、押圧部材に設けられた保持部で保持して移動装置で前記押圧部材を移動することで前記成形品を分離して取り出して前記押圧部材を前記固定型と前記移動型の間に配置し、
前記固定型及び前記移動型の一方に設けられ他方に向かって突出する位置決めピンと対向する位置に、加熱されたインサート部材を搬送装置により搬送し、
前記保持部で前記成形品を保持した前記押圧部材を前記移動装置により前記位置決めピン側に移動して前記押圧部材の前記保持部に対して反対側で前記インサート部材を前記位置決めピンに押圧することで前記位置決めピンで前記インサート部材を穿設させて前記押圧部材の前記保持部に対して反対側に形成され前記位置決めピンが挿通可能な孔に前記位置決めピンを挿通し、
前記搬送装置、前記押圧部材及び前記移動装置を前記金型の型締めに干渉しない位置に退避させ、
前記金型を型締めする、成形品の成形方法であって、
前記固定型及び前記移動型の前記一方に位置決めピン用孔が形成され、
前記位置決めピンは、前記位置決めピン用孔内に移動可能に配置され、
前記固定型及び前記移動型の前記一方にコアが設けられ、
前記位置決めピンは、ピン本体、及び前記ピン本体の先端に形成され、軸線に直交する断面が前記ピン本体の軸線に直交する断面より小さい穿設部を備え、前記ピン本体及び前記穿設部の間に段部が形成される複数が設けられ、
前記押圧部材は、前記穿設部による前記インサート部材の穿設方向で前記複数の位置決めピンに対向し、前記複数の位置決めピンの前記穿設部が挿通可能な複数のパイプが、前記保持部の反対側に設けられ、
前記複数の位置決めピンの前記段部は、前記コアの表面の形状に沿って配置され、
前記複数のパイプの先端は、前記コアの表面の形状に沿って配置され、
前記位置決めピンを、前記固定型及び前記移動型の前記一方から前記他方側に突出した位置、並びに、前記位置決めピンの先端が前記位置決めピン用孔内に収容される位置の間で移動する駆動部により、前記移動型の移動に伴って前記位置決めピンを移動し、前記金型が型締めされた状態では、前記位置決めピンの前記先端を前記位置決めピン用孔内に収容するとともに、
前記移動装置により前記複数の位置決めピンの前記段部が前記インサート部材に接触するまで、前記押圧部材を移動する、
成形品の成形方法。
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