JP7147997B2 - 抗8-ヒドロキシ-2’-デオキシグアノシン抗体又はその抗体断片、製造方法、キット、測定方法、及び測定用装置 - Google Patents
抗8-ヒドロキシ-2’-デオキシグアノシン抗体又はその抗体断片、製造方法、キット、測定方法、及び測定用装置 Download PDFInfo
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Description
本願は、2019年11月22日に出願された米国特許仮出願62/939,076に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
酸化ストレスの計測方法としては、種々の方法が研究、実用化されている。血液や細胞中に存在する活性酸素種であるスーパーオキシド(・O2-)、ヒドロキシラジカル(・OH)等を計測する電子スピン共鳴法(ESR)、活性酸素種の一種である過酸化水素(H2O2)をキシレノールオレンジの比色により計測する方法、活性酸素種を芳香族アミンN,N-ジエチルパラフェニレンジアミンとの呈色反応により計測する方法等がある。活性酸素種は細胞の傷害を起こすので、その際に発生する物質を検出する方法もある。例えば、細胞膜・脂質の障害により発生する過酸化脂質であるヒドロキシリノール酸(HODE)、リノール酸ペルオキシド、8-イソプロスタグランジン、タンパク質由来のニトロチロシン、DNAの分解による8-OHdG、8-ニトログアノシン等を測定する方法がある。その他に、抗酸化酵素であるスーパーオキシドジスムターゼ、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシターゼ等や、抗酸化物質であるグルタチオン、ビリルビン等を測定する方法もある。
また、非特許文献2には、抗8-OHdG抗体N45.1の特異性について、尿中に含まれる濃度における尿素との特異性をELISAによって評価した結果が示されており、N45.1は、尿中に含まれる濃度における尿素との交差反応性が認められている。
非特許文献3には、ヒト尿中の8-OHdG濃度を、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)およびELISAで計測した結果の比較が示されている。ELISAによるヒト尿中の8-OHdG濃度の測定値は、HPLCによる測定値と比較して約2倍以上の値を示し、しかもばらつきが大きいことが示されている。
検体中の微量な生体物質を選択的に高感度で測定することができる方法の1つとして、免疫測定法が知られている。免疫測定法とは、測定対象の生体物質(抗原、ハプテン等)と、その抗原と結合する物質(抗体)との反応(抗原抗体反応)を利用して、抗原を定量する方法である。
免疫測定法は、複数の生体物質の中から特定の生体物質を特異的に検出することができるが、免疫測定法の特異性を決定しているのは、それに用いられる抗体あるいはその断片である。すなわち、抗体あるいはその断片自体の特異性が免疫測定法の正確性を左右する。
すなわち、本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列、配列番号6の6番目のアスパラギンがヒスチジン又はフェニルアラニンに置換されたアミノ酸配列、配列番号6の7番目のイソロイシンがバリンに置換されたアミノ酸配列及び配列番号6の6番目のアスパラギンがスレオニンに置換され、かつ、7番目のイソロイシンがロイシンに置換されたアミノ酸配列からなる群から選ばれる一つのアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列、配列番号7の4番目のバリンがイソロイシンに置換されたアミノ酸配列及び配列番号7の12番目のイソロイシンがバリンに置換されたアミノ酸配列からなる群から選ばれる一つのアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列及び配列番号8の5番目のセリンがアスパラギン又はグリシンに置換されたアミノ酸配列からなる群から選ばれる一つのアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列、配列番号10の8番目のセリンがチロシンに置換されたアミノ酸配列及び配列番号10の8番目のセリンがチロシンに置換され、かつ、9番目のグリシンがセリンに置換されたアミノ酸配列からなる群から選ばれる一つのアミノ酸配列を含んでいてもよい。
(a)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号5で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(b)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(c)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号12で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(d)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号14で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(e)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号15で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(f)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号16で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(g)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(h)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号17で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号18で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(i)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号19で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗体又はその抗体断片
(A)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号69で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(B)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号70で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号71で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号21及び配列番号22で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号23で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号24及び配列番号25で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号26で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号27で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号28及び配列番号29で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含んでいてもよい。
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号42~45のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46~49のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50又は配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号52~59のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60~62のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63~68のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含んでいてもよい。
(j)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号52で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(k)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号53で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(l)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(m)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号34で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(n)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号55で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号66で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(o)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号36で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(p)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号37で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号66で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(q)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号38で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(r)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号39で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号67で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(s)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号55で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(t)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(u)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号40で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号52で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(v)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号41で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号68で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(w)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号59で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(x)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号62で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(y)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号45で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(z)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(D)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(E)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号72で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(F)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(G)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(H)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号39で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
(I)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体又はその抗体断片
[抗体又はその抗体断片]
本発明において、抗体は、免疫グロブリン(またはIg)と同義に用いられる。本明細書において、別途明記しない限り、抗体または免疫グロブリンは無傷の(または全)抗体分子を表わす。
本明細書において、本実施形態の抗8-OHdG抗体又はその抗体断片が、8-OHdGの類縁体とは実質的に反応しないとは、検体に通常存在する8-OHdGの類縁体の濃度範囲において、前記抗体又はその抗体断片と8-OHdGの類縁体との反応性が全くないか、極めて弱い反応性をしか示さないことを意味し、例えば、検体中の100ng/mL以下の8-OHdGの類縁体とは反応しないことであってもよい。8-OHdGの類縁体とは実質的に反応しない抗体又はその抗体断片としては、例えば、8-OHdGとの免疫反応を50%阻害する8-メルカプトグアノシン(8-SHGとも称する)の濃度が、前記免疫反応を50%阻害する8-OHdGの濃度の100倍以上、200倍以上、300倍以上、400倍以上、又は500倍以上である抗体又はその抗体断片、前記抗体又はその抗体断片と8-OHdGとの免疫反応を50%阻害する2’-デオキシグアノシン(dGとも称する)の濃度が、30μg/mL以上である抗体又はその抗体断片等が挙げられる。
上記配列番号1~4で表されるアミノ酸配列を表1に示す。
(a)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号5で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(b)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(c)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号12で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(d)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号14で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(e)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号15で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(f)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号16で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(g)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(h)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号17で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号18で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
(i)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列含み、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号19で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号69で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号70で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号71で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列含む抗8-OHdG抗体又はその抗体断片
上記配列番号20~30で表されるアミノ酸配列を表3に示す。
配列番号21及び配列番号22で表されるアミノ酸配列を含むVHのFR2のアミノ酸配列としては、例えば、配列番号42~45のいずれかで表されるアミノ酸配列が挙げられる。
配列番号23で表されるアミノ酸配列を含むVHのFR3のアミノ酸配列としては、例えば、配列番号46~49のいずれかで表されるアミノ酸配列が挙げられる。
配列番号24及び配列番号25で表されるアミノ酸配列を含むVHのFR4のアミノ酸配列としては、例えば、配列番号50又は配列番号51で表されるアミノ酸配列が挙げられる。
配列番号26で表されるアミノ酸配列を含むVLのFR1のアミノ酸配列としては、例えば、配列番号52~59のいずれかで表されるアミノ酸配列が挙げられる。
配列番号27で表されるアミノ酸配列を含むVLのFR2のアミノ酸配列としては、例えば、配列番号60~62のいずれかで表されるアミノ酸配列が挙げられる。
配列番号28及び配列番号29で表されるアミノ酸配列を含むVLのFR3のアミノ酸配列としては、例えば、配列番号63~68のいずれかで表されるアミノ酸配列が挙げられる。
(j)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号52で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(k)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号53で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(l)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(m)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号34で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(n)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号55で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号66で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(o)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号36で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(p)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号37で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号66で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(q)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号38で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(r)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号39で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号67で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(s)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号55で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(t)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(u)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号40で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号52で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(v)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号41で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号68で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(w)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号59で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(x)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号62で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(y)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号45で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(z)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(D)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(E)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号72で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(F)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(G)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(H)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号39で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
(I)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含むFR
上記配列番号31~68及び72で表されるアミノ酸配列を表4に示す。
[核酸]
本発明の第2実施形態の核酸は、第1実施形態の抗8-OHdG抗体又はその抗体断片をコードする核酸である。本実施形態の核酸は、公知の遺伝子組換え技術を用いて製造することができる。具体的には、前記8-OHdGと反応する陽性ファージクローンから、第1実施形態にかかる抗8-OHdG抗体又はその抗体断片、当該抗体又はその抗体断片のVH、VL、VHのCDR、VLのCDR、VHのFR、VLのFR等をコードする核酸を抽出することで得られる。なお、得られた核酸を、IgGを発現するためのベクターに挿入しベクターを作製し、宿主細菌に前記ベクターに導入して形質転換(トランスフォーム)して、前記ベクターを増幅し、精製する。そのベクターを宿主細胞に導入することにより抗体産生細胞を得る。該抗体産生細胞に8-OHdG抗体又はその抗体断片を生成蓄積させ、該培養物から本実施形態の抗8-OHdG抗体又はその抗体断片を製造することができる。
[ベクター]
本発明の第3実施形態のベクターは、第2実施形態の抗8-OHdG抗体又はその抗体断片をコードする核酸を含む。本実施形態のベクターは、公知の遺伝子組換え技術を用いて製造することができる。具体的には、前記8-OHdGと反応する陽性ファージクローンから、核酸を抽出して遺伝子情報を解読し、抗体配列領域を、IgGを発現するためのベクターに挿入することにより製造することができる。前記抗8-OHdG抗体又はその抗体断片をコードする核酸導入可能なIgGを発現するためのベクターとしては、当該核酸を発現可能であれば特に制限はなく、公知のベクター、例えば、公知の哺乳動物由来の発現ベクターを用いることができる。
[抗体産生細胞]
本発明の第4実施形態の抗体産生細胞は、第3実施形態のベクターが宿主細胞に導入されたものである。本実施形態の抗体産生細胞は、公知の遺伝子組換え技術を用いて製造することができる。具体的には、前記8-OHdGと反応する陽性ファージクローンから、核酸を抽出して遺伝子情報を解読し、抗体配列領域を、IgGを発現するためのベクターに挿入する。得られたベクターを宿主細菌に導入して形質転換(トランスフォーム)して、ベクターを増幅し、精製する。得られたベクターを宿主細胞に導入して本実施形態の抗体産生細胞を製造することができる。該抗体産生細胞を培養して8-OHdG抗体又はその抗体断片を生成蓄積させ、該培養物から第1実施形態の抗8-OHdG抗体又はその抗体断片を製造することができる。当該ベクターを導入可能な宿主細胞としては、当該ベクターを導入可能であれば特に制限はなく、公知の宿主細胞、例えば、HEK293細胞またはCHO細胞等の公知の哺乳動物由来の宿主細胞を用いることができる。
[製造方法]
本発明の第5実施形態の製造方法は、上記第4実施形態の抗体産生細胞を培養して、上記第1実施形態の抗体又はその抗体断片を生産蓄積させ、前記培養物から前記抗体又はその抗体断片を採取することを特徴とする。培養方法、採取方法等は、当業者の技術範囲内であり、適宜適切な条件や方法を用いることができる。
[測定方法]
本発明の第6実施形態の検体中の8-OHdGの免疫測定方法は、第1実施形態の抗体又はその抗体断片を用いる。本実施形態の測定方法としては、検体中の8-OHdGと、前記第1実施形態の抗8-OHdG抗体又はその抗体断片とを反応させた後、前記抗8-OHdG抗体又はその抗体断片に標識が結合した標識化抗体又は標識化抗体断片を添加し、8-OHdG、前記抗8-OHdG抗体又はその抗体断片、及び前記標識化抗体又は標識化抗体断片からなる免疫複合体を生成させ、生成した前記免疫複合体中の標識量を測定する、検体中の8-OHdGの免疫測定方法等が挙げられる。
また、固体支持体に固定した8-OHdG叉は8-OHdGとBSA等の蛋白質とのコンジュゲートに、非標識抗8-OHdG抗体又はその抗体断片(一次抗体)を添加して、固体支持体に、8-OHdGと一次抗体とからなる免疫複合体を生成させた後、検体を添加し、さらに、この非標識抗体に対する抗体(二次抗体)を標識化した二次抗体を添加し、当該標二次抗体の標識を測定することにより、検体中の8-OHdGを測定することもできる(競合法)。
[キット]
本発明の第7実施形態の検体中の8-OHdG測定用キットは、第1実施形態の抗体又はその抗体断片を含むことを特徴とする。本実施形態のキットは、第1実施形態の抗体又はその抗体断片に標識が結合した標識化抗体又は標識化抗体断片を含んでいてもよい。
[装置]
本発明の第8実施形態の検体中の8-OHdG測定用装置は、第1実施形態の抗体又はその抗体断片を備えることを特徴とする。本実施形態の装置は、第1実施形態の抗体又はその抗体断片に標識が結合した標識化抗体又は標識化抗体断片を備えていてもよい。
キーホールリンペットヘモシアニンに8-OHdGをスクシニル化により固定した抗原をウサギに接種し、ウサギが抗体を産生した骨髄及び脾臓組織のいずれか一方又は両方より分離したトータルRNAからメッセンジャーRNAを抽出した。メッセンジャーRNAを鋳型としてcDNAを合成し、cDNAの抗体配列領域を増幅し、ファージミドベクターに挿入し、抗体配列領域を挿入されたファージミドベクターを細菌に形質転換した。該細菌から抗体配列領域を含む核酸を抽出して遺伝子ライブラリーを作成し、遺伝子ライブラリー中の抗体配列領域を含む各核酸を個別に細菌に形質転換させると共にヘルパーファージを該細菌に感染させた。次に該細菌培養上清中からファージを抽出してファージライブラリーを作成し、固定された抗原とファージライブラリー内のファージ抗体を抗原抗体反応させるバイオパニング法により陽性ファージクローンを選別し、陽性ファージクローンから核酸を抽出して遺伝子情報を解読し、抗体配列領域を、IgGを発現するためのベクターに挿入した。得られたベクターを宿主細菌に導入して形質転換(トランスフォーム)して、ベクターを増幅し、精製した。得られたベクターを宿主細胞に導入して抗体産生細胞を作製し、複数のIgG抗体を産生させた。
上記で得られた陽性ファージクローンのうち、特に8-OHdGに対して選択性が高いクローンであるR4B-A4、R4B-B1、R4B-C1、R4B-D9、R4B-E5、R4B-G1、R4B-G10、R4B-G5、R4B-H2、R4B-H6、R4B-D4、R4B-C4、R4S-A12、R4S-A2、R4S-B2、R4S-B7、R4S-C5、R4S-F12、R4S-G2、R4S-C9、R4S-C3、R4S-A7及びR4S-A11のCDR1~CDR3のアミノ酸配列を表5~8に、FR1~FR4のアミノ酸配列を表9~12に示す。
本発明の抗8-OHdG抗体と、8-OHdG、8-OHdGの類縁体及び尿素との反応性を下記の競合法ELISAを用いて評価した。8-OHdGの類縁体としては、2’-デオキシグアノシン(dG)及び8-メルカプトグアノシン(8-SHG)を用いた。
8-OHdGとBSAとのコンジュゲート抗原をコートしたマイクロプレートを用い、8-OHdG、8-OHdGの類縁体又は尿素の各濃度溶液50μLを各ウエルに加え、一次抗体として、実施例1で得られた抗8-OHdG抗体(R4B-E5)溶液50μLを加えた。37℃で1時間インキュベートし、PBSで洗浄した後、二次抗体としてHRP標識抗ウサギIgG抗体溶液50μLを加えた。37℃で1時間インキュベートし、PBSで洗浄した後、基質として3,3’,5,5’-テトラメチルベンジジン溶液を50μL加え、5分後に反応停止液として2N硫酸50μLを加えた。マイクロプレートリーダーにて450nmのOD値を測定した。結果を図1に示す。実施例1で得られた抗8-OHdG抗体(R4B-E5)と8-OHdGとの免疫反応を50%阻害する8-OHdGの濃度、8-SHGの濃度及び尿素は、それぞれ130ng/mL、70μg/mL、400mg/mLであった。
本発明の抗8-OHdG抗体と、8-OHdG、8-OHdGの類縁体及び尿中含有物質との反応性を下記の競合法ELISAを用いて評価した。8-OHdGの類縁体として、8-ブロモグアノシン(8-BrG)、グアニン、2’-デオキシアデノシン(dA)、2’-デオキシイノシン(dI)、2’-デオキシシチジン(dC)、2’-デオキシチミジン(dT)、2’-デオキシウリジン(dU)、7-メチルグアノシン(7-メチルG)、6-O-メチルグアニン、6-O-メチルデオキシグアノシン(6-O-メチルdG)及び6-O-メチルグアノシン(6-O-メチルG)、尿中含有物質として、尿酸、クレアチン及びクレアチニンを用いた。
8-OHdGとBSAとのコンジュゲート抗原をコートしたマイクロプレートを用い、8-OHdG、8-OHdGの類縁体又は尿素の各濃度溶液50μLを各ウエルに加え、一次抗体として、実施例1で得られた抗8-OHdG抗体(R4B-E5)溶液50μLを加えた。37℃で1時間インキュベートし、PBSで洗浄した後、二次抗体としてHRP標識抗ウサギIgG抗体溶液50μLを加えた。37℃で1時間インキュベートし、PBSで洗浄した後、基質として3,3’,5,5’-テトラメチルベンジジン溶液を50μL加え、5分後に反応停止液として2N硫酸50μLを加えた。マイクロプレートリーダーにて450nmのOD値を測定した。結果を図2~図4に示す。実施例1で得られた抗8-OHdG抗体(R4B-E5)と8-OHdGとの免疫反応を50%阻害するクレアチニンの濃度は、90mg/mLであった。
基質として3,3’,5,5’-テトラメチルベンジジン溶液を50μL加え、4分後に反応停止液として2N硫酸50μLを加えた以外は、実施例2と同様にして競合法ELISAを用いて評価した。結果を図5~図8に示す。
一次抗体として、実施例1で得られた抗8-OHdG抗体(R4S-B7)を用い、8-OHdGの類縁体として、2’-デオキシグアノシン(dG)、8-メルカプトグアノシン(8-SHG)及び8-ブロモグアノシン(8-BrG)を用いた以外は、実施例4と同様にして競合法ELISAを用いて評価した。結果を図9に示す。
一次抗体として、実施例1で得られた抗8-OHdG抗体(R4B-G10)を用い、8-OHdGの類縁体として、2’-デオキシグアノシン(dG)、8-メルカプトグアノシン(8-SHG)及びクレアチニンを用いた以外は、実施例4と同様にして競合法ELISAを用いて評価した。結果を図10に示す。
抗8-OHdG抗体(R4B-E5)の代わりに、非特許文献1に記載の従来の抗8-OHdG抗体であるN45.1(Abcam社製)を用いる以外は、実施例2と同様にして、N45.1と、8-OHdG、8-OHdGの類縁体及び尿素との反応性を、競合法ELISAを用いて評価した。その結果を図11に示す。
抗8-OHdG抗体(R4B-E5)の代わりに、非特許文献1に記載の従来の抗8-OHdG抗体であるN45.1(Abcam社製)用いる以外は実施例3と同様にして、N45.1と、8-OHdG、8-OHdGの類縁体及び尿中含有物質との反応性を、競合法ELISAを用いて評価した。その結果を図12~図14に示す。
以上のことから、本発明の抗8-OHdG抗体の特異性は、従来抗体であるN45.1と比較して、8-OHdGとの特異性が高く、さらに、尿素に対して反応性が低いため、尿中の8-OHdGを正確に測定することができる。
本発明の抗8-OHdG抗体を用い、金属粒子標識抗体電気化学測定法により8-OHdGの検量線を以下のようにして作成した。
カーボン電極に8-OHdGとBSAのコンジュゲート溶液を滴下して固定した後、非特異的吸着を防ぐため0.5%カゼインでブロッキングした。本発明の抗8-OHdG抗体として、抗8-OHdG抗体(R4B-E5)を用い、各濃度の8-OHdGのPBS溶液、抗8-OHdG抗体の順に添加して室温で30分間抗原抗体反応を行った。次いで、金ナノ粒子標識IgG二次抗体(CTD/AC-40-17-05/Rabbit;Cytodiagnostics社製)を、抗8-OHdG抗体(R4B-E5)に固定したものを添加し、室温で30分間反応させ、電極に、電極-BSA-8OHdGコンジュゲート-抗8-OHdG抗体-IgG二次抗体-金ナノ粒子、という免疫複合体を形成させた。PBSで電極を洗浄し、エアガンで乾燥させた後、通常の3極式電気化学セルを用いて、0.1M塩酸を電解質溶液とし、1.25V(Ag/AgCl参照電極基準)、60秒間保持して金ナノ粒子標識を塩化金錯体に酸化させ、次いで、Differntial Potential Voltammetry(DPV)により0.6から0.2V(Ag/AgCl参照電極基準)まで走査して塩化金錯体を金属金に還元し、その還元電流を電位-電流曲線として計測した。PBS中の8-OHdG各濃度とその電流ピーク値とをプロットした検量線を図15に示す。
図15に示したように、本発明の抗8-OHdG抗体を用いて検量線が作成できることから、免疫測定方法として、ELISAだけでなく、電気化学的に抗原抗体反応を検出する方法でも、本発明の抗8-OHdG抗体を用いて、検体中の8-OHdGの濃度を定量することができることが判明した。
Claims (18)
- 8-ヒドロキシ-2’-デオキシグアノシンと特異的に反応し、尿素と30mg/mLの濃度で反応しない、抗8-ヒドロキシ-2’-デオキシグアノシン抗体又は前記抗体の抗原結合部位を含む抗体断片であって、
前記抗体が、以下の(a)~(e)、(g)及び(A)~(C)からなる群から選ばれるいずれか一つの抗体である、抗体又は抗体断片。
(a)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号5で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(b)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(c)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号12で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(d)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号14で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(e)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号15で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(f)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号16で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(g)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(A)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号69で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(B)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号70で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(C)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号71で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなる抗体 - 前記抗体のVHのフレームワーク領域(Framework region;以下、FRとも称する)1のアミノ酸配列が、配列番号20で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号21又は配列番号22で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号23で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号24又は配列番号25で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号26で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号27で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号28又は配列番号29で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載の抗体又は抗体断片。 - 前記抗体のVHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31~41、72のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43~45のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46~49のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50又は配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号52~59のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60又は61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63~66のいずれかで表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む、請求項1又は2に記載の抗体又は抗体断片。 - 前記抗体が、下記(j)~(q)、(s)、(t)、(w)及び(D)~(I)から選ばれるいずれか一つの抗体である、請求項3に記載の抗体又は抗体断片。
(j)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号52で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(k)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号53で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(l)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(m)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号34で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(n)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号55で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号66で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(o)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号36で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(p)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号37で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号66で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(q)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号38で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(s)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号55で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(t)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(w)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号59で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(D)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(E)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号72で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(F)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(G)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(H)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号39で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体
(I)VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列を含み、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列を含み、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列を含む抗体 - 前記抗体が、以下の(aj)~(bI)からなる群から選ばれるいずれか一つの抗体である、請求項1~4のいずれか一項に記載の抗体又は抗体断片。
(aj)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号5で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号52で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(bk)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号53で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(cl)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号12で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(bm)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号34で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(dn)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号14で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号55で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号66で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(bo)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号36で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(ep)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号15で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号37で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号66で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(bq)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号38で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(bs)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号55で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(bD)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号54で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(AE)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号69で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号72で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(gt)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号35で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号65で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(bw)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号59で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(BF)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号70で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号32で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号47で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号56で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号61で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(CG)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号71で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号33で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号49で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号63で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(gH)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号13で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号39で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号43で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号48で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号50で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号58で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体
(bI)VHのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号11で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号6で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号7で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR1のアミノ酸配列が、配列番号8で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR2のアミノ酸配列が、配列番号9で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのCDR3のアミノ酸配列が、配列番号10で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR1のアミノ酸配列が、配列番号31で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR2のアミノ酸配列が、配列番号44で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR3のアミノ酸配列が、配列番号46で表されるアミノ酸配列からなり、
VHのFR4のアミノ酸配列が、配列番号51で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR1のアミノ酸配列が、配列番号57で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR2のアミノ酸配列が、配列番号60で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR3のアミノ酸配列が、配列番号64で表されるアミノ酸配列からなり、
VLのFR4のアミノ酸配列が、配列番号30で表されるアミノ酸配列からなる抗体 - 前記抗体がウサギ由来である、請求項1~5のいずれか一項に記載の抗体又は抗体断片。
- 請求項1~6のいずれか一項に記載の抗体又は抗体断片をコードする核酸。
- 請求項7に記載の核酸を含むベクター。
- 前記ベクターが、哺乳動物由来の発現ベクターである、請求項8に記載のベクター。
- 請求項8又は9に記載のベクターが宿主細胞に導入された抗体産生細胞。
- 前記宿主細胞が、HEK293細胞またはCHO細胞である、請求項10に記載の抗体産生細胞。
- 請求項10又は11に記載の抗体産生細胞を培養して、培養物中に請求項1~5のいずれか一項に記載の抗体又は抗体断片を生産蓄積させ、前記培養物から前記抗体又は抗体断片を採取することを特徴とする、請求項1~6のいずれか一項に記載の抗体又は抗体断片の製造方法。
- 請求項1~6のいずれか一項に記載の抗体又は抗体断片を用いる、検体中の8-ヒドロキシ-2’-デオキシグアノシンの免疫測定方法。
- 前記検体が尿である請求項13に記載の測定方法。
- 請求項1~6のいずれか一項に記載の抗体又は抗体断片を含む、検体中の8-ヒドロキシ-2’-デオキシグアノシン測定用キット。
- 前記検体が尿である請求項15に記載のキット。
- 請求項1~6のいずれか一項に記載の抗体又は抗体断片を備える、検体中の8-ヒドロキシ-2’-デオキシグアノシン測定用装置。
- 前記検体が尿である請求項17に記載の装置。
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