JP7146240B2 - ガスコンロ - Google Patents
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Description
入力された音声を電気信号に変換する変換部と、
前記変換部で変換された電気信号に基づいて外部から与えられた音声指示を認識する認識処理を行う認識部と、
前記認識部が認識した前記音声指示に応じた制御を行う制御部と、
を備え、
電池を電源として駆動する電池駆動方式のガスコンロであって、
予め定められたトリガ状態の発生を非接触方式で検出する非接触検出部を備え、
前記認識部は、前記認識処理の停止中に前記非接触検出部が前記トリガ状態の発生を検出したことを条件として前記認識処理を開始する。
非接触検出部は、音圧が所定閾値以上となる音圧増大状態を検出する音圧検出部を有していてもよい。そして、認識部は、認識処理の停止中に音圧検出部によって音圧増大状態が検出されたことを条件として認識処理を開始するように動作してもよい。
このようにすれば、ユーザは、一定程度以上の音圧を発生させるという簡単な操作によって認識処理を開始するための一条件を成立させることができる。また、一定程度未満の音圧がノイズとして発生しても認識処理に不要な情報として扱うことができるため、ノイズ音によって意図しないタイミングで認識処理が開始してしまう不具合を生じにくくすることができる。
このようにすれば、ユーザが「トリガ状態を発生させるための動作」と「所定の音声状態を発生させるための動作」とをいずれも行った場合に認識処理を開始することができる。このように、トリガ状態の発生に加え、所定の音声状態についても認識処理の開始条件とすれば、何らかの原因によって意図せずにトリガ状態が発生しても、所定の音声状態が発生していなければ認識処理の停止を継続することができる。よって、ノイズ音による意図しない音声認識の開始をより確実に防ぐことができる。
このようにすれば、ユーザは特定の言葉を発するという一連且つ単純な動作によってガスコンロを停止状態から復帰させることができるようになる。ガスコンロ側では、停止状態(待機状態)のときに音圧判定が可能な状態で待機しておけばよいため、停止状態(待機状態)のときに複雑な処理(例えば複雑なキーワード判定等)を可能としておく必要がなく、省電力化を図りやすくなる。一方で、音圧が閾値以上となり、復帰させるタイミングである可能性が高まった場合には、キーワード判定が可能な状態に遷移させ、キーワード判定によって本当に復帰させるべきタイミングであるか否かをより正確に判定することができる。つまり、むやみにキーワード判定を行う必要がなく、キーワード判定のための準備も常時行う必要が無いため、確実に省電力化が図られ、しかも、音圧とキーワードの二段階で復帰タイミングか否かを判定できるため、ノイズ音声によって意図しない復帰がなされるようなことを確実に抑制できる。
以下、本発明の実施形態を説明する。以下に記載されている装置の構造、フローチャートなどは、特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものである。以下説明は、図中に矢印で示す左右、前後、上下を使用する。
図2のように、ガスコンロ1は、電池23を電源として駆動する電池駆動方式のガスコンロとなっているため、以下で示す音声認識処理では、消費電力を極力抑えるような対策が図られている。
上記ガスコンロ1は、認識処理の停止中であっても、ユーザが、認識処理を行わせるための契機となる条件(認識処理の停止中に非接触検出部90がトリガ状態の発生を検出するという条件)を非接触方式にて成立させることができる。よって、ユーザが望む時期に音声認識を行うことが可能となり、このようなガスコンロを、消費電力を抑え得る方式且つユーザによる接触操作が少ない方式で実現することができる。
一方、認識部に相当する制御回路70は、第1部分(「ABC」の部分)の電気信号によって特定される音圧が所定閾値以上である場合、即ち、第1部分がマイク76に入力されることに応じて制御回路70に対して所定信号(復帰指示信号)が出力された場合に、特定の言葉(ABC ビルトインコンロ)における第1部分よりも後の第2部分(「ビルトインコンロ」の部分)が変換部で変換された電気信号に基づいて、第2部分が所定のキーワードに該当するか否かを判定する。具体的には、制御回路70が停止状態のとき(即ち認識処理の停止中)に非接触検出部90(音圧検出部)から所定信号(復帰指示信号)を受けた場合に、その所定信号の後に音声入力回路86から与えられる電気信号が所定のキーワード(第2部分に相当するキーワードである「ビルトインコンロ」)に該当するか否かを判定し、該当すると判定した場合(即ち、第2部分がキーワード(「ビルトインコンロ」)に該当すると判定した場合)に認識処理を開始するように動作する。
このようにすれば、ユーザは特定の言葉を発するという一連且つ単純な動作によってガスコンロを停止状態から復帰させることができるようになる。ガスコンロ側では、停止状態(待機状態)のときに音圧判定が可能な状態で待機しておけばよいため、停止状態(待機状態)のときに複雑な処理(例えば複雑なキーワード判定等)を可能としておく必要がなく、省電力化を図りやすくなる。一方で、音圧が閾値以上となり、復帰させるタイミングである可能性が高まった場合には、キーワード判定が可能な状態に遷移させ、キーワード判定によって本当に復帰させるべきタイミングであるか否かをより正確に判定することができる。つまり、むやみにキーワード判定を行う必要がなく、キーワード判定のための準備も常時行う必要が無いため、確実に省電力化が図られ、しかも、音圧とキーワードの二段階で復帰タイミングか否かを判定できるため、ノイズ音声によって意図しない復帰がなされるようなことを確実に抑制できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような例も本発明の技術的範囲に含まれる。
23…電池
70…制御回路(認識部、制御部)
76…マイク(変換部)
86…音声入力回路(変換部)
90…非接触検出部
Claims (3)
- 入力された音声を電気信号に変換する変換部と、
前記変換部で変換された電気信号に基づいて外部から与えられた音声指示を認識する認識処理を行う認識部と、
前記認識部が認識した前記音声指示に応じた制御を行う制御部と、
を備え、
電池を電源として駆動する電池駆動方式のガスコンロであって、
予め定められたトリガ状態の発生を非接触方式で検出する非接触検出部を備え、
前記認識部は、前記認識処理の停止中に前記非接触検出部が前記トリガ状態の発生を検出したことを条件として前記認識処理を開始し、
前記非接触検出部は、音圧が所定閾値以上となる音圧増大状態を検出する音圧検出部を有し、
前記認識部は、前記認識処理の停止中に前記音圧検出部によって前記音圧増大状態が検出されたことを条件として前記認識処理を開始し、
前記変換部は、ユーザが予め定められた特定の言葉を発した場合に、前記特定の言葉の音声を前記変換部によって電気信号に変換し、
前記音圧検出部は、前記特定の言葉における第1部分が前記変換部で生成された電気信号によって特定される音圧が前記所定閾値以上となったか否かを判定し、
前記認識部は、
前記第1部分の電気信号によって特定される音圧が前記所定閾値以上である場合に、前記特定の言葉における前記第1部分よりも後の第2部分が前記変換部で変換された電気信号に基づいて、前記第2部分が所定のキーワードに該当するか否かを判定し、
前記認識処理の停止中に前記第2部分が前記キーワードに該当すると判定したことを条件として前記認識処理を開始する
ガスコンロ。 - 前記認識部は、前記認識処理の停止中に前記非接触検出部が前記トリガ状態の発生を検出した場合において、所定の音の大きさ、所定の音のパターン、所定の音の長さ、の少なくともいずれかを満たす所定の音声状態を検出したことを条件として前記認識処理を開始する
請求項1に記載のガスコンロ。 - 前記認識部は、前記認識処理を開始した後、一定時間内に特定音声が認識されなかった場合に前記認識処理を停止する
請求項1又は請求項2に記載のガスコンロ。
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- 2018-06-25 JP JP2018119410A patent/JP7146240B2/ja active Active
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