JP7145783B2 - 作業ユニット - Google Patents
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Description
車輪を備える作業機の下方に装着される作業ユニットであって、
作業部と、
前記作業部を覆うハウジングと、
前記ハウジングに対して前記車輪が乗降するためのスロープを形成可能な乗り越え機構と、が備えられ、
前記乗り越え機構が、前記ハウジング上に設けられるブリッジ部と、前記ブリッジ部に収容される収納状態と前記ブリッジ部から突出する使用状態に変位する車輪案内部材と、前記ブリッジ部に対して前記車輪案内部材を、前記収納状態と前記使用状態とに変位可能に接続するリンク機構と、を備え、
前記車輪案内部材が、前記使用状態では前記スロープとなり、前記収納状態では前記ブリッジ部に収容される車輪案内面を備え、
前記リンク機構が、前記ブリッジ部に設けられた軸部と、一端側が前記軸部に枢支されたロッド部と、当該ロッド部における前記軸部とは反対側の端部に設けられた係合部と、を備え、
前記車輪案内部材に、前記係合部に対して係脱可能な被係合部が備えられ、
前記被係合部が、前記係合部に対する係合状態で前記係合部に対して相対回動可能に構成され、
前記軸部が、前記ブリッジ部に対して、前記車輪の乗り降り移動方向に沿う前記ブリッジ部の長手方向での端部箇所よりも中央寄りの箇所に備えられ、
前記ロッド部が、前記軸部の軸心回りに回動して、前記係合部を前記軸部よりも前記端部箇所から離れる側に向ける前記収納状態と、前記係合部を前記軸部よりも前記端部箇所に近い側に向ける前記使用状態とに、姿勢変更可能に構成され、
前記車輪案内部材を前記収納状態で固定する固定状態、または前記車輪案内部材が変位可能な変位状態にするロック機構と、
前記ロック機構を前記固定状態と前記変位状態との間で切り替える操作具と、が備えられている。
前記ブリッジ部に設けられ、前記操作具によって、前記被係合ロック部と係合する前記固定状態と、前記被係合ロック部と分離する前記変位状態とに変位される係合ロック部とを備えることが好ましい。
以下、乗り越え機構5の具体的な構成例について、図1,図3を参照しながら、図4,図5を用いて説明する。
つまり、前記車輪案内部材であるところの前補助板51および後補助板52の上面が、前記使用状態では前輪2aが乗降するためのスロープとなり、前記収納状態ではブリッジ部50に収容される車輪案内面を構成する。
上記のロッド14bを軸支する軸14dは、図4及び図5に示すように、ブリッジ部50の長手方向において、そのブリッジ部50の長手方向での端部箇所よりも中央寄りの箇所に備えられている。これにより、軸14dを中心に回転するロッド14bは、図4に示す収納状態では、軸14dに軸支された側端部とは反対側の端部に設けられている係合部12を、前記軸14dよりも前記端部箇所から離れる側に向けて、各ロッド14bの端部に備えた係合部12同士が対向する状態となる。図5に示す使用状態では、各ロッド14bの端部に備えた係合部12,12を、収納状態とは逆に、前記軸14dよりも前記端部箇所に近い側に向けられて、係合部12同士が大きく離れて位置する状態となる。
図4~図6に示すように、係合部12は、板状部材あるいは線状部材を折り曲げて、断面が、中心付近に対する両端領域が互いに向かい合うU字形に構成される。例えば、U字形部材である係合部12は、ばね鋼等の弾性力の強い板状部材あるいは線状部材から形成される。係合部12は、互いに向かい合う位置に、互いに離れる方向に膨らむ2以上の膨張部12aを備える。また、係合部12は、膨張部12aより端部側に、互いに近づく方向に膨らむ2以上の絞り部12bを備える。絞り部12bの内径wは、膨張部12aの内径Wより小さく、被係合部14aの最大外径より小さい。
次に、図4,図5を参照しながら、図7を用いて乗り越え機構5におけるロック機構16について説明する。
係合ロック部は、ブリッジ部50を貫通して設けられた軸14d(軸部に相当)と、軸14dに回転可能な態様で軸支されるロック板16aと、ロック板16aの遊端領域に設けられた凹部16bと、を備える。軸14dにはレバー16d(操作具に相当)が連接されている。レバー16dの操作に伴って軸14dを軸回転させ、軸14dの軸回転に伴ってロック板16aを回転させる。ピン16cは、前補助板51および後補助板52それぞれの下部に、前補助板51および後補助板52の長手方向に交差する方向に、前補助板51および後補助板52に固定される。収納状態において、板15aと規制部15bにより前補助板51および後補助板52が位置決めされた状態で、レバー16dの操作に伴ってロック板16aは回転し、凹部16bをピン16cに係合させる。これにより、収納状態の前補助板51および後補助板52は、ロック機構16のロック板16aによって固定され、変位が規制される。前補助板51および後補助板52を収納状態から使用状態に変位させる際には、まず、ロック機構16が解除される。この際、レバー16dが操作され、ロック板16aが回転されて、凹部16bとピン16cとの係合が解除される。これにより、前補助板51および後補助板52が自由に変位できる状態となる。この状態で、前補助板51および後補助板52が収納状態から使用状態に変位される。なお、上記リンク機構14は、前補助板51および後補助板52を手で持ち上げて変位させる構成であるが、リンク機構14に、前補助板51および後補助板52を変位させる別のレバーを設ける構成とすることもできる。
次に、図8,図9を用いて補助板の構成を説明する。なお、図8,図9において、前補助板51のみを図示しているが、前補助板51および後補助板52の構成は共通である。
次に、図3,図10を用いて、滑り止め部材9の構成例を説明する。
(1)上述のロック機構16(図7参照)に替えてロック機構35を設けることができる。以下、図11,図12を用いて、ロック機構35の構成を説明する。乗り越え機構5における、前補助板51および後補助板52,リンク機構14,ブリッジ部50等の、ロック機構35以外の構成は、図4~図7で示した構成と同様であり、説明を省略する。また、以下の説明において、前補助板51と後補助板52とが入れ替わっても良い。
2b 後輪
4 モーアユニット(作業ユニット)
12 係合部(U字形部材)
14 ロック機構
14a 被係合部(ピン,棒状部材)
14d 軸(軸部)
16 ロック機構
16a ロック板(係合ロック部)
16b 凹部
16c ピン(被係合ロック部,第1突出部材)
16d レバー(操作具)
26 鍔部
27 凸部
27a 穴
35 ロック機構
36 フックロック
36a フック部(係合ロック部,フック)
36b 軸(軸部)
36c レバー(操作具)
36d ばね(弾性体)
37 固定部
37a 板(第2突出部材)
40 ブレードハウジング(ハウジング)
50 ブリッジ部
51 前補助板
51a 天板
51b 側板
52 後補助板
Claims (7)
- 車輪を備える作業機の下方に装着される作業ユニットであって、
作業部と、
前記作業部を覆うハウジングと、
前記ハウジングに対して前記車輪が乗降するためのスロープを形成可能な乗り越え機構と、が備えられ、
前記乗り越え機構が、前記ハウジング上に設けられるブリッジ部と、前記ブリッジ部に収容される収納状態と前記ブリッジ部から突出する使用状態に変位する車輪案内部材と、前記ブリッジ部に対して前記車輪案内部材を、前記収納状態と前記使用状態とに変位可能に接続するリンク機構と、を備え、
前記車輪案内部材が、前記使用状態では前記スロープとなり、前記収納状態では前記ブリッジ部に収容される車輪案内面を備え、
前記リンク機構が、前記ブリッジ部に設けられた軸部と、一端側が前記軸部に枢支されたロッド部と、当該ロッド部における前記軸部とは反対側の端部に設けられた係合部と、を備え、
前記車輪案内部材に、前記係合部に対して係脱可能な被係合部が備えられ、
前記被係合部が、前記係合部に対する係合状態で前記係合部に対して相対回動可能に構成され、
前記軸部が、前記ブリッジ部に対して、前記車輪の乗り降り移動方向に沿う前記ブリッジ部の長手方向での端部箇所よりも中央寄りの箇所に備えられ、
前記ロッド部が、前記軸部の軸心回りに回動して、前記係合部を前記軸部よりも前記端部箇所から離れる側に向ける前記収納状態と、前記係合部を前記軸部よりも前記端部箇所に近い側に向ける前記使用状態とに、姿勢変更可能に構成され、
前記車輪案内部材を前記収納状態で固定する固定状態、または前記車輪案内部材が変位可能な変位状態にするロック機構と、
前記ロック機構を前記固定状態と前記変位状態との間で切り替える操作具と、が備えられた作業ユニット。 - 一対の前記車輪案内部材を備え、それぞれの前記車輪案内部材が、前記ブリッジ部の長手方向である前後方向において互いに逆向きに突出し、前記車輪案内部材のそれぞれに対して前記ロック機構が設けられる請求項1に記載の作業ユニット。
- 前記ロック機構は、
前記車輪案内部材に設けられる被係合ロック部と、
前記ブリッジ部に設けられ、前記操作具によって、前記被係合ロック部と係合する前記固定状態と、前記被係合ロック部と分離する前記変位状態とに変位される係合ロック部とを備える請求項1または2に記載の作業ユニット。 - 前記被係合ロック部は前記車輪案内部材に固定された第1突出部材であり、
前記係合ロック部は、
前記ブリッジ部を貫通して設けられ、前記操作具の操作に伴って軸回転する軸部と、
前記軸部の軸回転に伴って回動可能な状態で前記軸部に軸支されるロック板と、
前記ロック板に設けられる凹部とを備え、
前記ロック板が回動して前記第1突出部材に前記凹部が係合することにより前記固定状態となり、前記ロック板が回動して前記第1突出部材が前記凹部から離れることにより前記変位状態となる請求項3に記載の作業ユニット。 - 前記被係合ロック部は棒状部材であり、
前記係合ロック部は、
前記ブリッジ部を貫通して設けられ、前記操作具の操作に伴って軸回転する軸部と、
前記軸部の軸回転に伴って回動可能な状態で前記軸部に軸支されるフックと、
前記フックを前記軸部の方向に付勢する弾性体とを備え、
前記フックが回動して前記棒状部材に前記フックが係合することにより前記固定状態となり、前記フックが回動して前記棒状部材から前記フックが離れることにより前記変位状態となる請求項3に記載の作業ユニット。 - 前記車輪案内部材を備える前記ブリッジ部が前記車輪案内部材の長手方向に交差する左右方向に並んで複数設けられる請求項1~5のいずれか一項に記載の作業ユニット。
- 前記作業部は草刈り用のブレードであり、前記作業機は草刈機である請求項1~6のいずれか一項に記載の作業ユニット。
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Applications Claiming Priority (1)
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Family
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019029779A Active JP7145783B2 (ja) | 2018-12-06 | 2019-02-21 | 作業ユニット |
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Citations (2)
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JP2014087326A (ja) | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Iseki & Co Ltd | 芝刈作業機 |
JP2016123315A (ja) | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社クボタ | モーアユニット |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2019
- 2019-02-21 JP JP2019029779A patent/JP7145783B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014087326A (ja) | 2012-10-31 | 2014-05-15 | Iseki & Co Ltd | 芝刈作業機 |
JP2016123315A (ja) | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社クボタ | モーアユニット |
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JP2020130081A (ja) | 2020-08-31 |
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