JP7145381B2 - 貯湯給湯装置 - Google Patents

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本発明は、ヒートポンプ熱源機と補助熱源機と貯湯タンクを備えた貯湯給湯装置に関し、特に給湯使用履歴に基づいて将来の給湯使用の予測を行うと共に、給湯使用予測に基づいて貯湯タンクに貯湯する貯湯給湯装置に関する。
従来から、過去の給湯使用履歴に基づいて将来の給湯使用の予測を行い、予測した給湯時刻よりも前にヒートポンプ熱源機を運転して予測した給湯使用量に相当する熱量の湯水を貯湯タンクに貯湯する貯湯給湯装置が広く利用されている。このような貯湯給湯装置は、運転効率が高いヒートポンプ熱源機を定格出力(仕様上の上限出力)で運転して給湯使用履歴に基づいて予測した熱量の貯湯を給湯使用の直前に完了する。それ故、貯湯されても使用されずに無駄になる湯水や放熱ロスが少なく、省エネルギー性に優れているが、更なる省エネルギー性の向上も要求されている。
貯湯時のヒートポンプ熱源機の成績係数(Coefficient Of Performance:COP)は省エネルギー性に及ぼす影響が大きい。また、ヒートポンプ熱源機は、出力を調整して低くする程COPが向上する。そのため、省エネルギー性向上を図るためにCOPが高くなるようにヒートポンプ熱源機の出力を調整して低出力で貯湯することが検討されている。
低出力の運転は単位時間当たりの貯湯熱量が低下するので、予測した給湯使用時刻までに貯湯を完了できない。それ故、給湯使用中に貯湯タンクから出湯できる湯水がなくなる湯切れが生じる。湯水の不足分を補助熱源機で補うようにすると却って省エネルギー性を低下させてしまうので、ヒートポンプ熱源機の低出力の運転に合わせて貯湯開始時刻を早めて予測した給湯使用時刻までに貯湯を完了させる。
ヒートポンプ熱源機の出力を調整して貯湯する貯湯給湯装置として、例えば特許文献1のように、複数段階に出力を調整可能なヒートポンプ熱源機を備えた貯湯給湯装置が知られている。この貯湯給湯装置は、貯湯に必要となるヒートポンプ熱源機の出力を算定し、算定出力よりも低出力及び算定出力よりも高出力の2段階の出力を交互に切替えて貯湯する際に、低出力の時間と高出力の時間の比率を調整してその平均出力を算定出力に一致させる。
特開2016-61553号公報
しかし、特許文献1の貯湯給湯装置は、貯湯中にヒートポンプ熱源機の出力を切替える度に出力が安定するまである程度の時間を要し、この間、ヒートポンプ熱源機はCOPが低い状態で運転することになり、COPが向上せず省エネルギー性の向上を図れない。また、出力切替えの度に貯湯温度に変動が生じて、貯湯タンクに貯湯した湯水の温度が均一にならない虞がある。
本発明の目的は、ヒートポンプ熱源機を低出力で運転して省エネルギー性を向上させることができる貯湯給湯装置を提供することである。
請求項1の発明は、貯湯タンクと、ヒートポンプ熱源機と、補助熱源機と、給湯使用の履歴に基づいて将来の給湯使用を予測すると共に前記ヒートポンプ熱源機を運転して給湯予測時刻の前に給湯予測使用量に相当する予測熱量を前記貯湯タンクに貯湯するように制御する制御手段を備えた貯湯給湯装置において、前記ヒートポンプ熱源機の出力は、所定の上限出力と下限出力の間の出力範囲内に調整可能であり、前記制御手段は、現在時刻から前記給湯予測時刻までを貯湯期間とするとともに、この貯湯期間からヒートポンプ熱源機の起動から定格出力で安定するまでの所要時間を減算した時間で前記予測熱量の貯湯を行う際の前記ヒートポンプ熱源機の出力を算定し、算定した出力が前記下限出力よりも小さい場合は待機し、算定した出力が前記出力範囲内の場合はその算定した出力で前記ヒートポンプ熱源機の運転を開始し、算定した出力が前記上限出力よりも大きい場合は前記上限出力で前記ヒートポンプ熱源機の運転を開始することを特徴としている。
上記構成によれば、算定した出力が下限出力よりも小さい場合は待機し、算定した出力が出力範囲内の場合はその算定した出力でヒートポンプ熱源機の運転を開始し、算定した出力が上限出力よりも大きい場合は上限出力でヒートポンプ熱源機の運転を開始するので、
出力が低い程向上するヒートポンプ熱源機のCOPを高くして貯湯給湯装置の省エネルギー性を向上できる。
請求項2の発明は、請求項1において、前記制御手段は、前記現在時刻から前記給湯予測時刻までの時間における放熱損失を前記予測熱量に加算することを特徴としている。
上記構成によれば、ヒートポンプ熱源機の低出力の運転によって貯湯に要する時間が長くなるために増加する放熱損失を考慮して貯湯することができ、給湯使用時刻までに予測熱量を確実に貯湯して給湯使用中の湯切れを回避できる。
請求項3の発明は、請求項1又は2の何れか1項において、前記制御手段は、前記ヒートポンプ熱源機の出力の算定を所定期間毎に行うことを特徴としている。
上記構成によれば、所定期間毎にヒートポンプ熱源機の出力を算定して運転を開始できるので、ヒートポンプ熱源機の低出力の運転機会が多くなり、貯湯給湯装置の省エネルギー性を向上できる。
本発明の貯湯給湯装置によれば、ヒートポンプ熱源機を低出力で運転して省エネルギー性を向上させることができる。
本発明の実施例に係る貯湯給湯装置の全体構成を示す図である。 本発明の実施例に係るヒートポンプ熱源機の出力算定のフローチャートである。 算定出力の説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
最初に、本発明の貯湯給湯装置1の全体構成について、図1に基づいて説明する。
貯湯給湯装置1は、ヒートポンプ熱源機2と、貯湯給湯ユニット3を備えている。貯湯給湯ユニット3は、例えば燃焼式の補助熱源機4と、ヒートポンプ熱源機2により加熱された湯水を貯湯する貯湯タンク5と、給湯使用履歴に基づいて給湯使用予測を行うと共に予測した給湯使用量(給湯予測使用量)に相当する熱量(予測熱量)を給湯使用の前に貯湯タンク5に貯湯するように制御する制御部7(制御手段)等を備えている。
ヒートポンプ熱源機2は、外気から吸熱した熱により湯水を目標貯湯温度に加熱して貯湯タンク5に貯湯する。このヒートポンプ熱源機2の運転により貯湯タンク5に貯湯された湯水が給湯や浴槽19の湯張りに使用される。貯湯タンク5の湯水を給湯設定温度で給湯できない場合には、補助熱源機4において燃料を燃焼させて加熱した湯水を給湯する。尚、給湯設定温度は図示外の操作端末からユーザが所望の温度に設定可能であり、目標貯湯温度は制御部7によって給湯設定温度よりも高温に設定される。
貯湯タンク5の上部には、貯湯タンク5に貯湯した湯水を出湯するための出湯通路11が接続されている。出湯通路11には、出湯通路11を流通して湯水混合弁12に供給される湯水の出湯温度を検知するための出湯温度センサ11aが配設されている。また、貯湯タンク5の下部には、貯湯タンク5に上水源から上水を供給するための給水通路13が接続されている。給水通路13には給水温度を検知するための給水温度センサ13aが配設されている。
給水バイパス通路14は、給水通路13から分岐して湯水混合弁12に接続されている。湯水混合弁12は、給湯設定温度の給湯のために出湯通路11の湯水と給水バイパス通路14の上水との混合比率を調整して混合する。湯水混合弁12には給湯通路16が接続され、湯水混合弁12で混合されて給湯設定温度に調整された湯水は、給湯通路16を流通して図示外の給湯栓等に給湯可能である。
また、湯水混合弁12で混合された湯水は、給湯通路16から分岐して追焚回路17に接続する湯張り通路18を介して浴槽19に湯張り可能である。給湯通路16には、給湯温度を検知するための給湯温度センサ16aと給湯流量を検知する給湯流量センサ16bが配設され、湯張り通路18は湯張りのときに開弁する開閉弁18aを備えている。
貯湯タンク5の下部にはヒートポンプ熱源機2に湯水を供給する上流加熱通路21aが接続され、ヒートポンプ熱源機2で加熱された湯水を貯湯タンク5に供給する下流加熱通路21bが貯湯タンク5の上部に接続されて、貯湯タンク5とヒートポンプ熱源機2の間で循環ポンプ22により湯水が循環可能な循環加熱回路21が形成されている。貯湯時には、下流加熱通路21bに配設された温度センサ21cの検知温度が、制御部7が設定した目標貯湯温度となるように制御される。
貯湯タンク5の外周には、貯湯された湯水の温度を検知する複数の貯湯温度センサ5a~5eが上下方向に所定の間隔を空けて配設されている。貯湯温度センサ5a~5eによって貯湯されている湯水の温度及びその温度の湯水量を検知可能である。貯湯温度センサ5a~5e及び貯湯タンク5は、貯湯された湯水の放熱を低減する図示外の保温材により覆われている。
貯湯タンク5の湯水を補助熱源機4で加熱するための補助加熱通路23が、出湯通路11から分岐されて補助熱源機4に接続されている。補助熱源機4で加熱した湯水を出湯するための補助出湯通路24は、補助加熱通路23の分岐部より下流側の出湯通路11に接続されている。補助出湯通路24に配設された調整弁25は、補助出湯通路24から出湯通路11に供給される湯水量を調整する。補助加熱通路23には、三方弁26と補助熱源機4に湯水を送るためのポンプ27が配設されている。
補助出湯通路24から分岐した熱交換器通路28は、三方弁26に接続されている。三方弁26は、補助熱源機4に貯湯タンク5の湯水又は熱交換器通路28の湯水を供給可能となるように切換えられる。熱交換器通路28には熱交換器28aと開閉弁28bが配設されている。この熱交換器28aは、追焚ポンプ29の作動により追焚回路17を流れる浴槽19の湯水を補助熱源機4で加熱した湯水との熱交換により加熱する追焚運転に使用される。また、熱交換器通路28には、給水通路13から分岐した分岐通路部13bが熱交換器通路28に上水を供給可能なように接続されている。
ヒートポンプ熱源機2は、圧縮機32、凝縮熱交換器33、膨張弁34、蒸発熱交換器35を冷媒回路36により接続して構成されている。このヒートポンプ熱源機2は、冷媒回路36に封入された冷媒を圧縮機32で圧縮して高温にし、循環ポンプ22によって循環加熱回路21を流通する湯水を凝縮熱交換器33において高温の冷媒との熱交換により加熱する。熱交換後の冷媒は、膨張弁34で膨張して外気より低温になり、蒸発熱交換器35で外気から吸熱した後、再び圧縮機32に導入される。このヒートポンプ熱源機2の出力は、圧縮機32の回転数等の駆動条件の変更によって調整可能である。
蒸発熱交換器35は外気温度を検知する外気温度センサ35aと送風機35bを備えている。また、ヒートポンプ熱源機2は、圧縮機32、膨張弁34、送風機35b等を制御するヒートポンプ制御部37を備えている。ヒートポンプ制御部37は、貯湯給湯装置1の主たる制御手段である制御部7に通信可能に接続され、制御部7の指令に従ってヒートポンプ熱源機2の出力を調整して運転するように制御する。ヒートポンプ熱源機2の調整可能な出力範囲の上限出力と下限出力は、圧縮機32の安定駆動可能な範囲と外気温度によって定まり、外気温度が低い程、上限出力と下限出力は低くなる。所定条件における上限出力が定格出力である。尚、ヒートポンプ熱源機2は起動後や運転条件変更後にヒートポンプサイクルが安定するまで、最大で10分程度の時間を要する。
制御部7は、各種センサの検知信号等に基づいて給湯等の制御を行うと共に、給湯使用量や給湯使用時刻、そのときの各種温度等の給湯使用状況を学習記憶している。この学習記憶した給湯使用状況の履歴(給湯使用履歴)に基づいて、制御部7は所定期間毎(例えば5分毎)に周期的に将来の給湯使用を予測する。給湯使用予測において、予測される次回の給湯使用時刻(給湯予測時刻)、予測される給湯使用量に相当する熱量(予測熱量)等が設定される。そして、制御部7は、給湯使用予測に基づいて給湯予測時刻の前に予測熱量の貯湯が完了するようにヒートポンプ熱源機2の出力を算定する。この出力算定を図2のフローチャートに基づいて説明する。図中のSi(i=1,2,・・・)はステップを表す。
最初にS1において、現在時刻t0における貯湯タンク5に貯湯されている湯水の温度及びその湯水量から現在の貯湯熱量A[J]を算出してS2に進む。現在の貯湯熱量Aは、給湯使用履歴と放熱損失から演算することもできる。
次にS2において、給湯使用履歴に基づいて将来の給湯使用予測を行ってS3に進む。この給湯使用予測で給湯予測時刻t1と予測熱量B[J]を設定する。
次にS3において、現在時刻t0から給湯予測時刻t1までの貯湯期間T[s]を算出してS4に進む。このとき、貯湯期間Tにおける放熱損失量H[J]も算出する。放熱損失量Hは、例えば貯湯期間Tと損失係数と貯湯量に基づいて算出される。
次にS4において、ヒートポンプ熱源機2の起動から定格出力で安定するまでの所要時間α[s]を設定してS5に進む。この所要時間αは、予め設定した一定値でもよく、給湯使用履歴に基づく実績値を使用してもよい。
次にS5において、現在の貯湯熱量Aと、予測熱量Bと、貯湯期間Tと、所要時間αに基づく演算によってヒートポンプ熱源機2の出力(算定出力P[W])を算定してS6に進む。算定出力Pは、これから貯湯する熱量の貯湯を給湯予測時刻t1に完了するときの出力であり、具体的には、P=(B-A)/(T-α)である。予測熱量Bに貯湯期間Tにおける放熱損失量Hを加算して、即ちP=(B+H-A)/(T-α)として放熱損失を考慮した算定出力Pを演算してもよく、この場合、貯湯期間Tが長くても湯切れの発生が抑えられる。
次にS6において、算定出力Pがヒートポンプ熱源機2の下限出力よりも小さいか否か判定する。下限出力は仕様上の下限出力を使用するが、外気温度センサ35aの検知温度(外気温度)に基づいて算出してもよい。判定がYesの場合はS7に進んでヒートポンプ熱源機2の運転を開始せずに次回の出力算定まで待機してS1に戻る。判定がNoの場合はS8に進む。
次にS8において、算定出力Pがヒートポンプ熱源機2の所定の上限出力よりも大きいか否か判定する。上限出力も仕様上の上限出力を使用するが、外気温度に基づき算出してもよい。判定がYesの場合はS9に進んで、ヒートポンプ熱源機2の運転を上限出力で開始してリターンする。判定がNoの場合、即ち算定出力Pが下限出力以上且つ上限出力以下の場合はS10に進んで、ヒートポンプ熱源機2の運転を算定出力Pで開始してリターンする。
ヒートポンプ熱源機2の運転を開始する際には、これから貯湯する熱量(B-A)の貯湯における目標貯湯温度、循環ポンプ22の回転数等の他の運転条件も設定する。目標貯湯温度が低い程ヒートポンプ熱源機2のCOPが向上するが、現在貯湯されている貯湯タンク5の湯水温度よりも低くすると貯湯タンク5内に形成されている温度成層が乱されるため、貯湯タンク5の貯湯された湯水温度より低温には設定しない。
次に、本発明の貯湯給湯装置1の作用、効果について説明する。
図3に示すように、現在時刻t0において、現在の貯湯熱量Aを算出し、給湯使用予測を行って給湯予測時刻t1と予測熱量Bを設定する。また、現在時刻t0から給湯予測時刻t1までの貯湯期間Tを算出し、ヒートポンプ熱源機2の安定運転までの所要時間αを設定する。そして、貯湯熱量Aと予測熱量Bと貯湯期間Tと所要時間αに基づく演算によって算定出力Pを算定する。ヒートポンプ熱源機2の安定した運転によって貯湯される熱量が直線L1で表され、直線L1の傾きが算定出力Pに相当する。
算定出力Pが下限出力よりも小さい場合には、ヒートポンプ熱源機2を運転せずに次回の出力算定まで待機する。算定出力Pが上限出力よりも大きい場合には、上限出力でヒートポンプ熱源機2の運転を開始する。算定出力Pが下限出力以上且つ上限出力未満の場合には、算定出力Pでヒートポンプ熱源機2の運転を開始する。従って、貯湯時にヒートポンプ熱源機2を上限出力よりも低出力で運転してCOPを向上させ、貯湯給湯装置1の省エネルギー性を向上できる。
また、ヒートポンプ熱源機2の低出力の運転によって貯湯期間Tが長くなるため、放熱損失が増加する。この放熱損失を考慮して、貯湯期間Tにおける放熱損失量Hを予測熱量Bに加算して直線L2の傾きに相当する算定出力Pを算定して貯湯を行う。このとき実際に貯湯される熱量が直線L1で表され、予測熱量Bを給湯予測時刻t1までに確実に貯湯して給湯使用中の湯切れを回避できる。その上、所定期間毎にヒートポンプ熱源機2の出力を算定して運転を開始するため、貯湯は下限出力に近い低出力で行われる機会が多くなるので、貯湯給湯装置1の省エネルギー性を向上できる。出力算定は、給湯使用予測と独立に、所定期間として例えば1分毎に出力算定を行って、できるだけ低出力の運転の機会を逃さないようにすることもできる。
その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく上記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はそのような変更形態を包含するものである。
1 :貯湯給湯装置
2 :ヒートポンプ熱源機
5 :貯湯タンク
5a~5e :貯湯温度センサ
7 :制御部
16 :給湯通路
21 :循環加熱回路
21c :温度センサ
22 :循環ポンプ
32 :圧縮機
33 :凝縮熱交換器
34 :膨張弁
35 :蒸発熱交換器
35a :外気温度センサ
35b :送風機
36 :冷媒回路
37 :ヒートポンプ制御部

Claims (3)

  1. 貯湯タンクと、ヒートポンプ熱源機と、補助熱源機と、給湯使用の履歴に基づいて将来の給湯使用を予測すると共に前記ヒートポンプ熱源機を運転して給湯予測時刻の前に給湯予測使用量に相当する予測熱量を前記貯湯タンクに貯湯するように制御する制御手段を備えた貯湯給湯装置において、
    前記ヒートポンプ熱源機の出力は、所定の上限出力と下限出力の間の出力範囲内に調整可能であり、
    前記制御手段は、現在時刻から前記給湯予測時刻までを貯湯期間とするとともに、この貯湯期間からヒートポンプ熱源機の起動から定格出力で安定するまでの所要時間を減算した時間で前記予測熱量の貯湯を行う際の前記ヒートポンプ熱源機の出力を算定し、算定した出力が前記下限出力よりも小さい場合は待機し、算定した出力が前記出力範囲内の場合はその算定した出力で前記ヒートポンプ熱源機の運転を開始し、算定した出力が前記上限出力よりも大きい場合は前記上限出力で前記ヒートポンプ熱源機の運転を開始することを特徴とする貯湯給湯装置。
  2. 前記制御手段は、前記現在時刻から前記給湯予測時刻までの時間における放熱損失を前記予測熱量に加算することを特徴とする請求項1に記載の貯湯給湯装置。
  3. 前記制御手段は、前記ヒートポンプ熱源機の出力の算定を所定期間毎に行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の貯湯給湯装置。
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