JP7145028B2 - キャップ開放装置およびこのキャップ開放装置に用いられる連設容器 - Google Patents
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Description
(3)前記キャップは、前記容器本体の中心を通って前記キャップ連結部と前記フランジとを繋ぐ仮想線が前記列設方向に対し傾斜する向きで前記容器本体と連結されており、前記保持部は、前記キャップ連結部を回避するよう湾曲形成された湾曲部を有することが好ましい。
図1(a)~(d)は、本実施形態に係るキャップ開放装置に用いられる連設容器1を示す模式図である。本実施形態のキャップ開放装置は、図1(a)及び(b)に示すような、本体連結部3を介して一列に連設された容器本体2と、各容器本体2に連結されるとともに容器本体2の開口2aを閉鎖するキャップ4とを有する連設容器1における全てのキャップ4を一度に開放する装置である。本実施形態では、連設容器1として、同一形状の8つのチューブ(容器本体2及びキャップ4)が一連に設けられた市販の8連キャップ付きPCRチューブを例示する。以下、PCRチューブに符号1を示す。
ここで、上述したキャップ開放装置によりPCRチューブ1のキャップ4を開放する手順を説明する。まず、図4に示すように、第一治具10側にキャップ連結部5が位置し、第二治具20側にフランジ4fが位置する姿勢で、第一治具10の第一凹部11aに容器本体2の略半分を収容する。このとき、図5に示すように、キャップ連結部5は第一凹部11aに収容せず、第一側面10b側に飛び出させて、本体連結部3に保持部12の当接部12aを当接させる。
したがって、上述したキャップ開放装置によれば、保持部12の当接部12aによって本体連結部3が移動しないように保持でき、この状態で押圧部22によってフランジ4fが押圧されると、容器本体2からキャップ4が開放される。このように、上述したキャップ開放装置であれば、全てのキャップ4を一度に簡単に開けることができ、作業効率を高めることができる。また、本体連結部3が支点となることから、キャップ4の開放動作が妨げられることがない。このため、キャップ4を大きく開放させることができる。
上述したキャップ開放装置及び連設容器1の構成は一例であって、上述したものに限られない。例えば、第一治具10における列設方向L0の両側の端面に一対の段差部が形成され、第二治具20における列設方向L0の両側に、第二対向面20aよりも突出するように立設された一対のアーム部が形成されていてもよい。
2 容器本体
2a 開口
2e 開口縁部
3 本体連結部
4 キャップ
4f フランジ
5 キャップ連結部
10,10′ 第一治具
10a 第一対向面
10b 第一側面
11a 第一凹部
12 保持部
12a 当接部
12b 湾曲部
13,13′ アーム部
13a,13a′ 係合部
13d 係合面
20 第二治具
20a 第二対向面
20b 第二側面
21a 第二凹部
21b 列設方向の両側の端面
22 押圧部
22e 押圧部の辺
23 段差部
23d 段差面
L0 列設方向
L1 第一方向
L2 第二方向
A 仮想線
Wa アーム部の幅寸法(第二方向の寸法)
Claims (8)
- 本体連結部を介して一列に連設された複数の容器本体と、キャップ連結部を介して各々の前記容器本体と連結されて前記容器本体の開口を閉鎖するフランジ付きのキャップとを有する連設容器における全ての前記キャップを一度に開放するキャップ開放装置であって、
前記容器本体の列設方向に直交する第一方向から前記容器本体を挟んで組み合わされるとともに、前記列設方向及び前記第一方向の両方に直交する第二方向へ相対的にスライドされる第一治具及び第二治具を備え、
前記第一治具は、前記第二治具と対向する第一対向面に凹設された所定数の第一凹部と、前記列設方向及び前記第一方向に延在する第一側面から前記第二方向へ突設されるとともに前記キャップ及び前記キャップ連結部と干渉しない位置に配置された複数の保持部と、を有し、
前記第二治具は、前記第一治具と対向する第二対向面に凹設された前記所定数の第二凹部と、前記列設方向及び前記第一方向に延在する第二側面から前記第二方向へ突設された前記所定数の押圧部と、を有し、
前記保持部は、前記第一側面から前記第二方向に離隔して配置されるとともに前記第一凹部に前記容器本体が載置された状態で前記本体連結部の前記キャップ側の面に当接する当接部を有し、
前記押圧部は、前記第一凹部及び前記第二凹部で前記容器本体が挟まれるとともに前記当接部が前記本体連結部に当接した組合せ状態で、前記第一治具及び前記第二治具が前記第二方向へ相対的にスライドされると前記キャップの前記フランジを押圧する
ことを特徴とする、キャップ開放装置。 - 前記保持部は、前記列設方向に隣接する二つの前記第一凹部の間に配置されている
ことを特徴とする、請求項1記載のキャップ開放装置。 - 前記キャップは、前記容器本体の中心を通って前記キャップ連結部と前記フランジとを繋ぐ仮想線が前記列設方向に対し傾斜する向きで前記容器本体と連結されており、
前記保持部は、前記キャップ連結部を回避するよう湾曲形成された湾曲部を有する
ことを特徴とする、請求項2記載のキャップ開放装置。 - 前記キャップは、前記容器本体の中心を通って前記キャップ連結部と前記フランジとを繋ぐ仮想線に対して左右対称形状であり、
前記押圧部は、前記組合せ状態を前記キャップ側から見たときに、前記フランジと重なる辺が前記仮想線に対して直交するように形成されている
ことを特徴とする、請求項1~3のいずれか1項に記載のキャップ開放装置。 - 前記第一治具及び前記第二治具のうち一方の治具における前記列設方向の端面に形成された段差部と、
前記第一治具及び前記第二治具のうち他方の治具における前記列設方向の端部に形成され、前記第一対向面又は前記第二対向面よりも突出するように立設されたアーム部と、を備え、
前記アーム部は、前記段差部と前記第二方向にのみスライド自在に係合する係合部を先端に有し、
前記第一治具及び前記第二治具は、前記組合せ状態かつ前記係合部と前記段差部との係合状態でスライドされる
ことを特徴とする、請求項1~4のいずれか1項に記載のキャップ開放装置。 - 前記段差部は、前記第一対向面と逆側の面又は前記第二対向面と逆側の面と前記列設方向の前記端面とで形成される角部を切り欠いて形成されており、前記第一対向面又は前記第二対向面と平行な段差面を有し、
前記係合部は、前記組合せ状態かつ前記係合状態で、前記段差面と面接触又は対向配置される係合面を有する
ことを特徴とする、請求項5記載のキャップ開放装置。 - 前記アーム部は、前記第二方向の寸法が一定の形状に形成されており、
前記アーム部の前記第二方向の寸法は、前記第一治具から前記保持部を除いた部分の前記第二方向の寸法又は前記第二治具から前記押圧部を除いた部分の前記第二方向の寸法以上に設定されている
ことを特徴とする、請求項5又は6記載のキャップ開放装置。 - 請求項1~7のいずれか1項に記載のキャップ開放装置に用いられる連設容器であって、
一列に連設されるとともに、前記第一治具及び前記第二治具に挟まれる複数の容器本体と、
各々の前記容器本体と連結されるとともに前記容器本体の開口を閉鎖するキャップと、
前記容器本体の開口縁部を接続することで前記容器本体を連結する本体連結部と、
前記容器本体の前記開口縁部から前記キャップに向かって帯状に延設されるとともに屈曲可能なキャップ連結部と、を備え、
前記キャップは、前記容器本体の前記開口縁部よりも径方向外側に突出したフランジを有し、
前記本体連結部は、前記容器本体が前記第一治具と前記第二治具との間に挟まれた状態で、前記保持部の前記当接部により前記キャップ側から当接され、
前記フランジは、前記容器本体が前記第一治具と前記第二治具との間に挟まれた状態で、前記第一治具と前記第二治具とが前記第二方向に相対的にスライドされたときに前記押圧部により押圧される
ことを特徴とする、連設容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018194008A JP7145028B2 (ja) | 2018-10-15 | 2018-10-15 | キャップ開放装置およびこのキャップ開放装置に用いられる連設容器 |
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020063053A JP2020063053A (ja) | 2020-04-23 |
JP7145028B2 true JP7145028B2 (ja) | 2022-09-30 |
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ID=70386666
Family Applications (1)
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JP (1) | JP7145028B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6001310A (en) | 1996-10-11 | 1999-12-14 | Shaffer; John V. | Pliable centrifuge tube array |
US6170359B1 (en) | 1998-09-16 | 2001-01-09 | Michael Hoffman | Micro tube cap opening device with tube holder and slidable lifting bar |
JP2014529549A (ja) | 2011-08-02 | 2014-11-13 | スリーエム イノベイティブプロパティズカンパニー | キャップ操作ツール及び使用方法 |
US20160376137A1 (en) | 2015-06-24 | 2016-12-29 | John Kenneth Alexander Bell | Laboratory Test Tube Handling Device |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5342993A (en) * | 1976-09-28 | 1978-04-18 | Hiroshi Kichijiyou | Cap opener |
-
2018
- 2018-10-15 JP JP2018194008A patent/JP7145028B2/ja active Active
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US20160376137A1 (en) | 2015-06-24 | 2016-12-29 | John Kenneth Alexander Bell | Laboratory Test Tube Handling Device |
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