JP7144781B2 - 鉄道車両用座席表地部材及びその製造方法 - Google Patents
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Description
次に本発明における鉄道車両用座席表地部材の各構成体についての詳細を下記に示す。
本発明の表皮材層は、鉄道車両用座席表地部材の風合いに大きく影響を与える部位であり、一般的な各種織編物からなる表皮材と難燃剤を主構成体としている。表皮材に用いられる織編物に関しては特に限定されないが、ある程度の厚みとクッション性があり且つ人が座席に着座した際の座席の変形に対して表皮材層が追従する事が出来るように、立体構造である程度の伸縮性と柔軟性を有した織編物を使用する事が好ましい。また表皮材のおもて面側、つまり鉄道車両用座席表地部材に使用した際に乗客が直接触れる面側に、パイル加工や起毛加工などを施して肌触りを良くして風合いを向上させたような織編物を使用することがより好ましい。
本発明の鉄道車両用座席表地部材には、座席のクッション材などの被係合体に本願発明の鉄道車両用座席表地部材を固定するために、少なくとも融点が80℃以上の窒素系難燃剤を固着させた面状ファスナー材からなる面状ファスナー材層が一方の面に設けられている。
本発明の鉄道車両用座席表地部材は、表皮材層と面状ファスナー材層を積層して一体化するために少なくとも表皮材層と面状ファスナー材層の間に、少なくとも接着性樹脂と融点が80℃以上の有機リン系難燃剤を含有する接着剤層を設ける。
さらに本発明によれば、前述した表皮材層や面状ファスナー材層や接着剤層を用いて、鉄道車両用座席表地部材の製造方法も提供できる。
本発明の実施例で使用する鉄道車両用座席表地部材と各構成体の形成方法について下記でその詳細を説明する。
本発明の実施例等に用いる表皮材として、ポリエステル系繊維からなる目付け400g/m2の表面起毛タイプの織編物を使用する。次に本発明の実施例で使用される難燃剤の詳細を下記表1に示す。
ポリエステル系繊維からなる糸(縦280dtex/48f、横280dtex/48f)を用いて作製した織編物基布に、ポリプロピレン糸(280dtex/1f)による係合素子(係合素子の密度56本/cm2)を設け、本発明の実施例に使用する目付280g/m2の面状ファスナー材を作成した。
本発明の実施例において各接着剤層を形成するための接着剤層用塗料の配合の詳細について下記表4に示す。
前述した方法によって作成した本発明の実施例で使用する鉄道車両用座席表地部材の各種評価の方法について下記で説明する。
本発明の鉄道車両用座席表地部材は、日本鉄道車両機械技術協会が定めた鉄道車両用材料燃焼性試験によって評価され、その結果が鉄道に関する技術上の基準を定める省令(第83条第3項)における鉄道車両用材料の燃焼性規格の「難燃性」区分の基準を満たすことを目的の一つとしている。よって本発明の実施例で作成した鉄道車両用座席表地部材は、鉄道車両用材料燃焼性試験を行い、その結果に基づいて、鉄道車両用材料の燃焼性規格のどの区分に該当するか判断する事によって評価される。
燃焼中の火勢ならびに燃焼後の炭化および変形の各項目の具体的な判定基準を以下に示す。
a)火勢 ○:炎が試験片の上端を超えない
×:炎が試験片の上端を超える
b)炭化 ○:試験片の上端に達する
×:試験片の1/2を超える面積の炭化
××:放置すればほとんど消失
c)変形 ○:縁に達する変形または局部的貫通孔の発生
×:試験片の1/2を超える面積の変形消失
××:放置すればほとんど消失
また、アルコール燃焼により生成する、供試体の厚み方向とは直角方向の平面での貫通孔の縦および横のサイズ(mm)も測定した。
本発明の実施例で作成した鉄道車両用座席表地部材の表皮材層と面状ファスナー材層との間の剥離強度の測定については、万能型引張試験機(製品名:UCT-500(ORIENTEC CORPORATION製))を使用し、JIS L1086(2013年版)に基づいて測定を行った。なお本発明の鉄道車両用座席表地部材の表皮材層と面状ファスナー材層との間の剥離強度は、本発明の面状ファスナー材の係合素子と座席のクッション材などの被係合体との間の剥離強度が最大で5N/inchである事から、少なくとも5N/inch以上である事が必要である。また剥離強度を測定するサンプルとして、実施例で作成した鉄道車両用座席表地部材に何の処理も行っていない未処理の標準サンプルと、耐熱性試験後の熱処理後のサンプルとの2種類のサンプルを用いて、それぞれの表皮材層と面状ファスナー材層との間の剥離強度を測定した。測定した剥離強度に基づいて下記に示す評価方法によってそれぞれのサンプルの評価を行った。
前記剥離強度の測定方法によって、実施例で作成した鉄道車両用座席表地部材の未処理の標準サンプルの表皮材層と面状ファスナー材層との間の剥離強度を測定し、その結果に基づいて、鉄道車両用座席表地部材の表皮材層と面状ファスナー材層との間の初期剥離強度の評価を下記に示す評価基準に基づいて評価を行った。
A・・・剥離強度が6N/inch以上。
B・・・剥離強度が5N/inch以上6N/inch未満。
C・・・剥離強度が5N/inch未満
実施例で作成した鉄道車両用座席表地部材を、110℃の雰囲気中において200時間静置保存する耐熱性試験を行い、熱処理後の鉄道車両用座席表地部材のサンプルの表皮材層と面状ファスナー材層との剥離強度を前記剥離強度の測定方法によって測定し、測定した剥離強度に基づいて下記に示す評価基準に基づいて評価を行った。
A・・・剥離強度が6N/inch以上。
B・・・剥離強度が5N/inch以上6N/inch未満。
C・・・剥離強度が5N/inch未満
実施例で作成した鉄道車両用座席表地部材の風合いについて、鉄道車両用座席表地部材を手で触れる事によって下記に示す基準に基づいて評価を行った。
A・・・肌触り・柔軟性・伸縮性の全てが良好である。
B・・・肌触り・柔軟性・伸縮性のうち少なくとも一つ以上の項目について少し問題を感じるが使用上の問題はない。
C・・・肌触り・柔軟性・伸縮性のうち少なくとも一つ以上の項目について明らかな問題があり使用上の問題がある。
実施例で作成した鉄道車両用座席表地部材を50℃95%RHの雰囲気中で200時間静置保存した後に、鉄道車両用座席表地部材の表皮材層表面を手で触れる事によって下記に示す基準に基づいて評価を行った。
A・・・難燃剤のブリードによるベタツキが全くない。
B・・・難燃剤のブリードによるベタツキをほんの僅かだが感じる。
C・・・難燃剤のブリードによるベタツキを明らかに感じる
2;表皮材層
2a;表皮材
2b;難燃剤層
3;接着剤層
4;面状ファスナー材層
4a;基布
4b;係合素子
5;被係合体(クッション材等)
6;試験台
7;供試体
8;アルコール容器
9;容器受台
Claims (14)
- 少なくとも表皮材層と、接着剤層と、面状ファスナー材層とがこの順序で積層されてなる鉄道車両用座席表地部材であって、各層が含有している全ての難燃剤の融点が80℃以上であり、表皮材層の表皮材を構成する繊維が有機リン系難燃剤を内添し、接着剤層が接着性樹脂と有機リン系難燃剤とを含有し、面状ファスナー材層の面状ファスナー材に窒素系難燃剤を固着させた鉄道車両用座席表地部材。
- 接着剤層が含有する接着性樹脂がウレタン系樹脂である請求項1に記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 接着剤層が含有する有機リン系難燃剤の融点が80℃以上270℃以下である請求項1又は請求項2に記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 接着剤層が有機リン系難燃剤を15質量%以上50質量%以下の範囲で含有している請求項1~3のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 表皮材層の表皮材を構成する繊維が臭素系難燃剤をさらに内添している請求項1~4のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 臭素系難燃剤が、トリス(2,3-ジブロモプロピル)イソシアヌレートである請求項5に記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 表皮材層の表皮材を構成する繊維が内添している全ての難燃剤の融点が80℃以上200℃以下の範囲である請求項1~6のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 表皮材層の表皮材が、表皮材を構成する繊維に内添されている難燃剤を1.0質量%以上20.0質量%以下の範囲で含有している請求項1~7のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 面状ファスナー材層の面状ファスナー材がキノコ型の係合素子を有する面状ファスナー材であって、面状ファスナー材の基布がポリエステル系繊維からなり、面状ファスナー材の係合素子がポリプロピレンのモノフィラメントからなる請求項1~8のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 面状ファスナー材層の面状ファスナー材に固着させる窒素系難燃剤の融点が80℃以上270℃以下の範囲である請求項1~9のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 面状ファスナー材層が、面状ファスナー材に固着させる窒素系難燃剤を1.0質量%以上15.0質量%以下の範囲で含有している請求項1~10のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 面状ファスナー材層の面状ファスナー材に固着させる窒素系難燃剤がグアニジン化合物系難燃剤である請求項1~11のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 表皮材の裏面側に難燃剤を含有する難燃剤層をさらに設けた表皮材層を用いた請求項1~12のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材。
- 吸尽加工によって繊維中に難燃剤を内添させた表皮材から少なくともなる表皮材層と、面状ファスナー材全体に難燃剤含有加工液を含浸させた後に乾燥させることによって面状ファスナー材に難燃剤を固着させた面状ファスナー材層をあらかじめ用意した上で、表皮材層裏面もしくは面状ファスナー材層の非係合素子面に少なくとも接着性樹脂と難燃剤からなる接着剤層用塗料を塗布し、さらに表皮材層裏面と面状ファスナー材層の非係合素子面とを接着剤層用塗料を間に挟んだ状態で向かい合わせに張り合わせて積層圧着した後にそれらを乾燥して一体化する工程を少なくとも含む請求項1~13のいずれかに記載の鉄道車両用座席表地部材の製造方法。
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