JP7143873B2 - クレーンにおけるウインチ駆動装置 - Google Patents

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Description

本開示は、クレーンにおけるウインチ駆動装置に関する。
一般に、クレーンは、機体と、当該機体に起伏可能に支持されたブームを含む起伏部材と、起伏部材の先端からロープを介して吊り下げられたフックと、ロープ巻取用のウインチドラムと、当該ウインチドラムを回転させるための油圧モータと、当該油圧モータに作動油を供給するためのポンプと、を備える。当該ポンプから油圧モータに供給される作動油の一部(例えば全量の数%程度)は、油圧モータの内部において漏れることが避けられないため、当該油圧モータには、その内部で漏れた油をタンクに回収するためのドレン管路が接続されている。
また、種々のクレーンのうち、例えばクローラクレーン、固定式クレーンなどのクレーンは、公道を自走することができないので、トレーラーによって目的地まで輸送される。これらのクレーンのそれぞれが輸送されるときには、当該クレーンの一部を構成する輸送対象の部品の幅が輸送の規制値の範囲内に収まるように、クレーンは複数の部分に分解される。例えば、ブームを含む起伏部材と機体とは別々に分解される。目的地では、到着した複数の部分がクレーンに組み立てられる。
特開2015-165166号公報 特開2013-72588号公報
ポンプ及びタンクは、通常、機体に設けられるが、ウインチドラム及び油圧モータは、ブームに取り付けられる場合がある。この場合、クレーンが輸送されるときには、油圧モータとタンクとを接続する前記ドレン管路は、2つの部分、すなわちタンク側管路部とモータ側管路部に分割される。そして、仮に、クレーンを再び組み立てる作業において、作業者がドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とを接続することを忘れると、次のような問題が生じる。すなわち、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動され、オペレータのレバー操作によって油圧モータに作動油が供給されると、油圧モータの内部において漏れた油は、ドレン管路を通じてタンクに回収されることができず、油圧モータの内部の圧力及びドレン管路のモータ側管路部の圧力が上昇する。このことは、油圧モータが故障するなどの不具合の原因となり得る。この課題は、上述したクローラクレーン及び固定式クレーンだけでなく、複数の部分に分解される場合がある他のクレーンにおいても生じ得る。
特許文献1は、配管接続検知装置を開示し、特許文献2は、配管の誤接続検知方法を開示しているが、これらの技術をクレーンに適用することは難しい。従って、クレーンにおけるドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部の接続状態を適切に判定し、その判定結果に基づいて油圧モータの圧力上昇を抑制する技術の開発が望まれる。
具体的には、特許文献1の配管接続検知装置は、空調システムにおいて冷媒配管を介したパルス信号の送受信によって、冷媒配管に対する室外機及び室内機の接続状態を検知する配管接続検知を行う。室外機からのパルス信号を受信した室内機は、機器制御部によって室外機と接続されていると判定される一方、室外機からのパルス信号を受信しない室内機は、機器制御部によって室外機と接続されていないと判定される。しかし、このような配管接続検知を行うためには、パルス信号の送受信を行うための複数の装置、これらを使用するための電源などの多くの追加装置が必要である。しかも、クレーンのブームのように電源を備えていない部分に、特許文献1の技術を適用することはできない。仮に、ブームを含む起伏部材にパルス信号の送受信を行うための装置や電源を搭載すると、起伏部材の重量が増加し、クレーンの能力が低下するという問題がある。
特許文献2の配管の誤接続検知方法は、発電装置と熱回収装置とが配管で接続されたときに誤接続検知動作を実施する。この誤接続検知動作では、発電装置と熱回収装置を配管で接続することで形成される熱回収用経路において、所定の部分で湯水を加熱しつつ、循環させる。そして、熱回収用経路を循環する湯水が規定の部分を流れたときの温度を検知し、検知した温度に基づいて、発電装置と熱回収装置とを接続する配管が誤接続されているか否かが判定される。しかしながら、クレーンにおけるドレン管路を流れる作動油の温度は、周囲の環境、その温度を検知する前後のクレーンの作動状況などに応じて大きく変化するため、作動油の温度に基づいてドレン管路の接続状態を判定することは難しい。
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、クレーンにおいてドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動された場合であっても、油圧モータの圧力が上昇することを抑制することができるウインチ駆動装置を提供することを目的とする。
提供されるのは、クレーンにおけるウインチ駆動装置であって、前記クレーンに設けられるウインチドラムを回転させるための油圧モータと、タンクと、前記油圧モータにおけるドレン油を前記タンクに戻すためのドレン管路と、エンジンによって駆動され、作動油を吐出するように構成される油圧ポンプと、前記油圧ポンプに接続された圧力供給管路と、圧力検出部と、接続状態判定部と、圧力上昇抑制部と、第1の継手部及び第2の継手部とこれらの継手部を支持する支持部材と前記第1の継手部及び前記第2の継手部にそれぞれ着脱可能な第1の相手方継手部及び第2の相手方継手部とこれらの相手方継手部を支持するとともに前記支持部材に着脱可能な相手方支持部材とを有するマルチカプラと、を備え、前記ドレン管路は、前記タンクに接続される一端と前記第1の継手部に接続される他端とを有するタンク側管路部と、前記第1の相手方継手部に接続される一端と前記油圧モータに接続される他端とを有するモータ側管路部と、を含み、前記圧力供給管路は、前記油圧ポンプに接続される一端と前記第2の継手部に接続される他端とを有するポンプ側管路部と、前記第2の相手方継手部に接続される一端を有する検出対象管路部と、を含み、前記支持部材が前記相手方支持部材に取り付けられることにより、前記第1の継手部と前記第1の相手方継手部とが互いに接続されて前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが互いに連結されるとともに、前記第2の継手部と前記第2の相手方継手部とが互いに接続されて前記圧力供給管路の前記ポンプ側管路部と前記検出対象管路部とが互いに連結され、前記支持部材が前記相手方支持部材に取り付けられた状態で前記エンジンが始動されることにより前記油圧ポンプが駆動すると、前記圧力供給管路の前記検出対象管路部において前記作動油の圧力が上昇するように構成され、前記圧力検出部は、前記検出対象管路部における前記作動油の圧力を検出するように構成され、前記接続状態判定部は、前記圧力検出部により検出された圧力に基づいて前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されているか否かを判定し、前記圧力上昇抑制部は、前記エンジンが始動された状態で前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記油圧モータの圧力上昇を抑制するための動作を行うように構成される。
このウインチ駆動装置では、第1の継手部と第2の継手部が同じ支持部材に支持され、第1の相手方継手部と第2の相手方継手部が同じ相手方支持部材に支持されたマルチカプラによって、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが互いに連結されるとともに圧力供給管路のポンプ側管路部と検出対象管路部とが互いに連結されている。従って、支持部材が相手方支持部材に取り付けられることにより、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部との接続と、圧力供給管路のポンプ側管路部と検出対象管路部との接続とが同時に行われる。そして、圧力供給管路の検出対象管路部は、圧力供給管路のポンプ側管路、第2の継手部及び第2の相手方継手部を介して、油圧ポンプに接続されているので、支持部材が相手方支持部材に取り付けられた状態でエンジンが始動されて油圧ポンプが駆動されると、圧力供給管路の検出対象管路部において作動油の圧力が上昇する。従って、圧力供給管路の検出対象管路部における作動油の圧力を、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されているか否かを判定するための指標とすることができる。そして、エンジンが始動された状態でタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていないと接続状態判定部が判定した場合には、圧力上昇抑制部は、油圧モータの圧力上昇を抑制するための動作を行う。従って、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動された場合であっても、油圧モータの圧力が上昇することが抑制される。これにより、油圧モータが故障するなどの不具合が生じることを抑制できる。なお、ドレン管路における作動油の圧力は、低くかつ安定しないので、当該ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されているか否かを判定するための指標としては不向きである。
具体的には、例えば、前記ウインチ駆動装置は、レギュレータをさらに備え、前記油圧モータは、可変容量形の油圧モータであり、前記圧力供給管路の前記検出対象管路部は、前記レギュレータに接続される他端を有し、前記油圧ポンプは、前記圧力供給管路を介して前記レギュレータに前記作動油の圧力を供給することが可能なように構成され、前記レギュレータは、当該レギュレータに供給される圧力に応じて前記油圧モータの傾転角を変えることにより前記油圧モータの容量を変化させるように構成されることが好ましい。この態様では、圧力供給管路は、油圧モータの傾転角を調節するための圧力をレギュレータに供給するための管路であり、エンジンが始動された後には、レギュレータ及び圧力供給管路には油圧ポンプによる作動油の圧力が常時供給される。油圧モータが可変容量形の油圧モータである場合には、レギュレータ及び圧力供給管路は、必ず設けられる部品である。従って、この態様では、ウインチ駆動装置を構築するにあたり、既存の部品であるレギュレータ及び圧力供給管路を有効利用してドレン管路の接続状態を適切に判定することができる。
前記ウインチ駆動装置において、前記接続状態判定部は、前記圧力検出部により検出された圧力が予め設定された基準圧力未満である場合に前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと判定することが好ましい。エンジンが始動された後の圧力供給管路における圧力上昇の傾向が予め把握されている場合(具体的には、例えば上述したような圧力供給管路が油圧モータの傾転角を調節するための圧力をレギュレータに供給するための管路である場合)には、この態様のように、当該圧力上昇の傾向を考慮して予め設定された基準圧力に基づいてタンク側管路部とモータ側管路部との接続状態を判定することができる。
前記ウインチ駆動装置において、前記圧力上昇抑制部は、前記クレーンのキャブに設けられた報知装置と、前記接続状態判定部による判定の結果が前記キャブの運転席に着座するオペレータに報知されるように前記報知装置を制御する報知制御部と、を含むことが好ましい。この態様では、オペレータは、報知装置から得られる情報に基づいてドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部との接続状態を知ることができる。これにより、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動された場合であっても、オペレータは、その後、適切な処置を施すことにより、油圧モータの圧力が上昇することを抑制することができる。オペレータが施す適切な処置は、例えば、報知制御部により制御される報知装置が出力する情報に基づいてオペレータがエンジンを停止する操作を行うことを含んでいてもよく、報知制御部により制御される報知装置が出力する情報に基づいてドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とを適切に接続することを含んでいてもよい。
具体的には、例えば、前記報知装置は、前記接続状態判定部による判定の結果を表示する装置、前記接続状態判定部による判定の結果を示す音を発する装置、又は前記接続状態判定部による判定の結果を示す光を発する装置であることが好ましい。この態様では、オペレータは、判定の結果の表示、判定の結果を示す音、又は判定の結果を示す光によってドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部との接続状態を視覚や聴覚を通じて知ることができる。
前記ウインチ駆動装置は、ウインチドラムを動作させるためのオペレータの操作を受ける操作部と、前記油圧モータに供給するための作動油を吐出するように構成されるモータ用ポンプと、をさらに備え、前記圧力上昇抑制部は、前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記操作部が前記操作を受けたか否かにかかわらず、前記油圧モータに前記モータ用ポンプからの作動油が供給されることを阻止するように構成されることが好ましい。この態様では、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動された場合であっても、操作部が操作を受けたか否かにかかわらず、油圧モータにモータ用ポンプからの作動油が供給されないので、油圧モータの圧力上昇が効果的に抑制される。
具体的には、例えば、前記ウインチ駆動装置は、前記モータ用ポンプと前記油圧モータとの間に介在し、前記操作部が受ける前記操作に応じて前記モータ用ポンプから前記油圧モータに供給される作動油の方向と流量を制御するパイロット操作式のモータ制御弁をさらに備え、前記圧力上昇抑制部は、前記モータ制御弁にパイロット圧を供給するパイロット管路に設けられた開閉弁と、前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記パイロット管路が遮断されるように前記開閉弁を制御する開閉弁動作制御部と、を含むことが好ましい。この態様では、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動された場合であっても、開閉弁によってパイロット管路が遮断され、油圧モータにモータ用ポンプからの作動油が供給されないので、油圧モータの圧力上昇が効果的に抑制される。
前記ウインチ駆動装置は、前記エンジンによって駆動され、前記油圧モータに供給するための作動油を吐出するように構成されるモータ用ポンプをさらに備え、前記圧力上昇抑制部は、前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記エンジンを停止させるための制御を行うエンジン動作制御部を含んでいてもよい。この態様では、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動された場合であっても、エンジン動作制御部による制御がエンジンを停止させた後には、作動油は油圧ポンプから吐出されない。これにより、油圧モータの圧力上昇が効果的に抑制される。
前記ウインチ駆動装置は、前記油圧モータに供給するための作動油を吐出するように構成されるモータ用ポンプをさらに備え、前記圧力上昇抑制部は、前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記油圧モータに前記モータ用ポンプからの作動油が供給されることを阻止するように構成される。この態様では、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動された場合であっても、油圧モータに対するモータ用ポンプからの作動油の供給が阻止されるので、油圧モータの圧力上昇が効果的に抑制される。
本開示によれば、ドレン管路のタンク側管路部とモータ側管路部とが接続されていない状態でエンジンが始動された場合であっても、油圧モータの圧力が上昇することを抑制することができるウインチ駆動装置が提供される。
本開示の実施形態に係るウインチ駆動装置を備えるクレーンを示す側面図である。 前記ウインチ駆動装置を示すブロック図及び油圧回路図である。 前記コントローラが行う制御の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本開示の実施形態について詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るウインチ駆動装置を備えたクレーン100を示す側面図である。
図1に示すように、クレーン100は、自走可能な下部走行体101と、下部走行体101に上下方向の軸回りに旋回可能に支持された上部旋回体103と、上部旋回体103に起伏可能に支持されたブーム104と、ブーム104の先端からロープRを介して吊り下げられたフック105と、上部旋回体103に取り付けられたガントリ107と、ウインチドラム11を含むウインチ装置10と、を備える。下部走行体101及び上部旋回体103は、クレーンの機体の一例であり、ブーム104は、前記機体に起伏可能に支持された起伏部材の一例である。本実施形態では、当該起伏部材は、ブーム104により構成されるが、ブーム104の先端に取り付けられるジブをさらに含んでいてもよい。この場合、フック105はジブの先端からロープRを介して吊り下げられる。
ウインチ装置10は、フック105に繋がるロープRを、ウインチドラム11に巻き取り又はウインチドラム11から繰り出すことにより、フック105に吊り荷作業のための昇降動作を行わせる。ロープRは、ウインチドラム11から繰り出されてブーム104の先端を経由し、そのブーム104の先端から垂下されてフック105を吊り下げている。フック105には吊り荷106が吊り下げられる。ウインチドラム11は、その回転軸回りの一方の回転方向(巻取回転方向)に回転することにより、ロープRを巻き取り、それによってフック105を上昇させる。また、ウインチドラム11は、巻取回転方向の反対方向に回転することにより、ロープRを繰り出し、それによってフック105を降下させる。
図1に示すように、本実施形態では、ウインチドラム11を含むウインチ装置10は、ブーム104(起伏部材)に設けられている。ウインチドラム11は、その回転軸とクレーン100の車幅方向とが一致するように、ブーム104に支持されている。
図2は、ウインチ駆動装置120を示す図である。図2に示すように、ウインチ駆動装置120は、油圧モータ12と、レギュレータ13と、マルチカプラ20と、一対のカプラ23,23と、ドレン管路31と、圧力供給管路32と、モータ制御弁40と、操作部50と、開閉弁60と、タンク65と、モータ用ポンプ71と、圧力供給管路用ポンプ72(油圧ポンプの一例)と、圧力検出部80と、報知装置81と、コントローラ90と、を備える。
マルチカプラ20は、複数の継手部と、当該複数の継手部を支持する支持部材21と、複数の継手部にそれぞれ着脱可能な複数の相手方継手部と、当該複数の相手方継手部を支持するとともに支持部材21に着脱可能な相手方支持部材22と、を含む。複数の継手部は、少なくとも第1の継手部A1と、第2の継手部A2と、を含む。複数の相手方継手部は、前記第1の継手部A1に着脱可能な第1の相手方継手部B1と、前記第2の継手部A2に着脱可能な第2の相手方継手部B2と、を含む。なお、本実施形態におけるマルチカプラ20では、複数の継手部は、第1の継手部A1及び第2の継手部A2の他にいくつかの継手部をさらに含み、複数の相手方継手部は、第1の相手方継手部B1及び第2の相手方継手部B2の他にいくつかの相手方継手部をさらに含むが、これらの継手部及び相手方継手部に接続される種々の管路部の図示は省略されている。
支持部材21が相手方支持部材22に取り付けられると、第1の継手部A1と第1の相手方継手部B1とが互いに接続されるとともに、第2の継手部A2と第2の相手方継手部B2とが互いに接続される。一方、支持部材21が相手方支持部材22から取り外されると、第1の継手部A1と第1の相手方継手部B1との接続が解除されるとともに、第2の継手部A2と第2の相手方継手部B2との接続が解除される。
油圧モータ12は、ウインチドラム11を回転駆動させるためのアクチュエータである。本実施形態では、油圧モータ12は、可変容量形の油圧モータである。油圧モータ12は、モータ用ポンプ71から作動油の供給を受けて回転する出力軸を有する。油圧モータ12は、第1ポート及び第2ポートを有し、これらの一方のポートへの作動油の供給を受けることにより当該一方のポートに対応する方向に出力軸が回転するとともに他方のポートから作動油を排出する。
前記ウインチ装置10は、上述したウインチドラム11及び油圧モータ12を含み、さらに、減速機16と、図略のブレーキ機構と、を含む。減速機16は、油圧モータ12の出力軸とウインチドラム11との間に介在して油圧モータ12の動力をウインチドラム11に伝達するためのものであり、例えば遊星歯車機構によって構成されている。
モータ用ポンプ71及び圧力供給管路用ポンプ72のそれぞれは、エンジン70によって駆動されることにより作動油を吐出するように構成される。モータ用ポンプ71は、油圧モータ12に作動油を供給することが可能なように構成される。圧力供給管路用ポンプ72は、圧力供給管路32を介してレギュレータ13に作動油の圧力を供給することが可能なように構成される。
タンク65は、油圧モータ12において生じるドレン油を収容する。モータ用ポンプ71から油圧モータ12に供給される作動油の一部(例えば全量の数%程度の作動油)は、油圧モータ12の内部において漏れることが避けられない。油圧モータ12の内部において漏れた油(ドレン油)は、ドレン管路31を通じてタンク65に戻される。すなわち、ドレン管路31は、油圧モータ12におけるドレン油をタンク65に戻すための管路である。
ドレン管路31は、タンク側管路部31Aと、モータ側管路部31Bと、を含む。タンク側管路部31Aは、タンク65に接続される一端と、第1の継手部A1に接続される他端と、を有する。モータ側管路部31Bは、第1の相手方継手部B1に接続される一端と、油圧モータ12に接続される他端と、を有する。
圧力供給管路32は、ポンプ側管路部32Aと、検出対象管路部32B(レギュレータ側管路部)と、を含む。ポンプ側管路部32Aは、圧力供給管路用ポンプ72に接続される一端と、第2の継手部A2に接続される他端と、を有する。検出対象管路部32Bは、第2の相手方継手部B2に接続される一端と、レギュレータ13に接続される他端と、を有する。
マルチカプラ20の支持部材21が相手方支持部材22に取り付けられると、ドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bが第1の継手部A1と第1の相手方継手部B1を介して互いに連結されるとともに、圧力供給管路32のポンプ側管路部32Aと検出対象管路部32Bが第2の継手部A2と第2の相手方継手部B2を介して互いに連結される。一方、マルチカプラ20の支持部材21が相手方支持部材22から取り外されると、ドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bの連結が解除されてタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bが分割されるとともに、圧力供給管路32のポンプ側管路部32Aと検出対象管路部32Bの連結が解除されてポンプ側管路部32Aと検出対象管路部32Bが分割される。
圧力供給管路32は、マルチカプラ20の支持部材21が相手方支持部材22に取り付けられた状態でエンジン70が始動すると、当該圧力供給管路32の検出対象管路部32Bにおいて作動油の圧力が上昇するように構成される。従って、圧力供給管路用ポンプ72は、圧力供給管路32を介してレギュレータ13に作動油の圧力を供給することが可能である。
レギュレータ13は、当該レギュレータ13に供給される圧力に応じて油圧モータ12の傾転角を変えることにより油圧モータ12の容量を変化させるように構成される。
圧力検出部80は、圧力供給管路32の検出対象管路部32Bにおける作動油の圧力を検出する。本実施形態では、圧力検出部80は、圧力センサである。圧力検出部80により検出された圧力に関する信号は、コントローラ90に入力される。
モータ制御弁40は、モータ用ポンプ71と油圧モータ12との間に介在するパイロット操作式の制御弁であり、一対のパイロットポートを有する。モータ制御弁40は、油圧モータ12を駆動するための作動油をモータ用ポンプ71から油圧モータ12の第1ポート及び第2ポートの何れかに択一的に導いて当該油圧モータ12に供給される作動油の方向を制御するとともに、油圧モータ12に供給される作動油の流量を制御するための制御弁である。
モータ制御弁40のスプールは、一対のパイロットポートの何れにもパイロット圧が入力されないときは中立位置に保持される。この中立位置では、モータ用ポンプ71と油圧モータ12との間が遮断されることによりモータ用ポンプ71からの作動油が図略のバイパス管路を通じてタンクに戻る。モータ制御弁40は、一対のパイロットポートの何れかに一定以上のパイロット圧が供給されるとそのパイロット圧の大きさに対応したストロークで前記中立位置からシフトする。これにより、モータ用ポンプ71からの作動油は、前記ストロークに対応した流量で油圧モータ12の第1ポート及び第2ポートの一方に供給されるとともに、第1ポート及び第2ポートの他方から排出される。
操作部50は、ウインチドラム11を動作させるためのオペレータの操作を受けることが可能なように構成される。具体的に、操作部50は、オペレータの操作を受ける操作部材としての操作レバー51と、パイロット弁52とを有する。操作レバー51は、当該操作レバー51に対してオペレータから操作が与えられることによりその向きに回動する。パイロット弁52は、図略のパイロットポンプに接続される図略の入口ポートと、図略の一対の出口ポートとを有する。当該一対の出口ポートは、一対のパイロット管路53,53を介してモータ制御弁40の一対のパイロットポートにそれぞれ接続されている。パイロット弁52は、操作レバー51の操作の向きに対応するパイロットポートに対して当該操作の大きさに対応したパイロット圧が供給されることを許容するように開弁する。これにより、モータ制御弁40は、モータ用ポンプ71から油圧モータ12に供給される作動油の方向と流量を制御することができる。
開閉弁60は、パイロット管路53,53に設けられている。開閉弁60は、例えば、コントローラ90から受ける信号に応じてパイロット管路53,53を開閉することが可能な比例弁によって構成される。以下では、この開閉弁60を自動停止比例弁と称することがある。
一対のカプラ23,23のそれぞれは、継手部C1と、当該継手部C1に着脱可能な相手方継手部D1と、を有する。
モータ用ポンプ71とモータ制御弁40は、吐出管路34によって接続され、モータ制御弁40と油圧モータ12は、一対の接続管路35,36によって接続されている。
一方の接続管路35は、機体側管路部35Aと、ブーム側管路部35Bと、を含む。機体側管路部35Aは、モータ制御弁40に接続される一端と、一方のカプラ23の継手部C1に接続される他端と、を有する。ブーム側管路部35Bは、一方のカプラ23の相手方継手部D1に接続される一端と、油圧モータ12の一方のポートに接続される他端と、を有する。
同様に、他方の接続管路36は、機体側管路部36Aと、ブーム側管路部36Bと、を含む。機体側管路部36Aは、モータ制御弁40に接続される一端と、他方のカプラ23の継手部C1に接続される他端と、を有する。ブーム側管路部36Bは、他方のカプラ23の相手方継手部D1に接続される一端と、油圧モータ12の他方のポートに接続される他端と、を有する。
一対のカプラ23,23のそれぞれの継手部C1が相手方継手部D1に取り付けられると、接続管路35の機体側管路部35Aとブーム側管路部35Bが一方のカプラ23を介して互いに連結されるとともに、接続管路36の機体側管路部36Aとブーム側管路部36Bが他方のカプラ23を介して互いに連結される。一方、一対のカプラ23,23のそれぞれの継手部C1が相手方継手部D1から取り外されると、接続管路35の機体側管路部35Aとブーム側管路部35Bの連結が解除されて機体側管路部35Aとブーム側管路部35Bが分割されるとともに、接続管路36の機体側管路部36Aとブーム側管路部36Bの連結が解除されて機体側管路部36Aとブーム側管路部36Bが分割される。
図2において一点鎖線で示されているように、モータ制御弁40、操作部50、タンク65、エンジン70、モータ用ポンプ71、及び圧力供給管路用ポンプ72を含む複数の部品により構成される機体側部品群は、機体(具体的には、機体の上部旋回体103)に設けられている。一方、ウインチドラム11、油圧モータ12及びレギュレータ13を含む複数の部品により構成されるブーム側部品群は、ブーム104に設けられている。
本実施形態では、マルチカプラ20の支持部材21が相手方支持部材22から取り外されるとともに、一対のカプラ23,23のそれぞれの継手部C1が相手方継手部D1から取り外されることにより、前記機体側部品群と、前記ブーム側部品群と、を分割することができる。ドレン管路31のタンク側管路部31A、圧力供給管路32のポンプ側管路部32A、接続管路35の機体側管路部35A、接続管路36の機体側管路部36A、マルチカプラ20の支持部材21、及び一対のカプラ23,23のそれぞれの継手部C1は、前記機体側部品群に含まれる。ドレン管路31のモータ側管路部31B、圧力供給管路32の検出対象管路部32B、接続管路35のブーム側管路部35B、接続管路36のブーム側管路部36B、マルチカプラ20の相手方支持部材22、及び一対のカプラ23,23のそれぞれの相手方継手部D1は、ブーム側部品群に含まれる。
機体側部品群は、前記機体を構成する他の部品とともにトレーラーによって目的地まで輸送され、ブーム側部品群は、ブーム104とともに別のトレーラーによって目的地まで輸送される。目的地では、到着した機体側部品群、ブーム側部品群、他の部品などがクレーンに組み立てられる。
ウインチ駆動装置120は、カウンタバランス弁14をさらに備える。カウンタバランス弁14は、接続管路36に設けられ、巻下げ時に油圧モータ12の一方のポートに接続管路35を通じて導入される作動油の圧力であるメータイン圧に応じて開閉動作することにより、フック105及びこれに吊るされる吊り荷106の降下を抑制するために必要な保持圧を発生させる。
コントローラ90は、中央処理装置(CPU)、ROM、RAMなどを有するコンピュータにより構成される。コントローラ90は、接続状態判定部91と、報知制御部92と、動作制御部93と、を有する。
接続状態判定部91は、圧力検出部80により検出された圧力に基づいてドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されているか否かを判定する。具体的に、例えば、接続状態判定部91は、圧力検出部80により検出された圧力が予め設定された基準圧力未満である場合にドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていないと判定する。一方、接続状態判定部91は、圧力検出部80により検出された圧力が前記基準圧力以上である場合にドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていると判定する。
ウインチ駆動装置120は、少なくとも一つの圧力上昇抑制部を備える。当該圧力上昇抑制部は、エンジン70が始動された状態でタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていないと接続状態判定部91が判定した場合に、油圧モータ12の圧力上昇を抑制するための動作を行うように構成される。
報知装置81は、例えば上部旋回体103のキャブ内に配置されている。報知装置81は、接続状態判定部91による判定の結果を表示する装置(表示装置)、接続状態判定部91による判定の結果を示す音を発する装置(音響装置)、又は接続状態判定部91による判定の結果を示す光を発する装置(発光装置)である。
報知制御部92は、接続状態判定部91による判定の結果が前記キャブの運転席に着座するオペレータに報知されるように報知装置81を制御する。報知制御部92及び報知装置81は、圧力上昇抑制部の一例である。
動作制御部93は、ドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていないと接続状態判定部91が判定した場合に、パイロット管路53,53が遮断されるように開閉弁60を制御する。この場合、動作制御部93は、開閉弁動作制御部として機能する。開閉弁60及び当該開閉弁動作制御部は、圧力上昇抑制部の一例である。すなわち、開閉弁60及び当該開閉弁動作制御部は、ドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていないと接続状態判定部91が判定した場合に、操作部50の操作レバー51が操作を受けたか否かにかかわらず、油圧モータ12にモータ用ポンプ71からの作動油が供給されることを阻止するように構成される。
また、動作制御部93は、ドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていないと接続状態判定部91が判定した場合に、エンジン70を停止させるための制御を行うように構成されていてもよい。この場合、動作制御部93は、エンジン動作制御部として機能する。エンジン動作制御部は、圧力上昇抑制部の一例である。具体的には、エンジン動作制御部は、例えば、図略のエンジンコントロールユニットにエンジンの停止を指令する指令信号を出力し、当該指令信号が入力されたエンジンコントロールユニットは、エンジンを停止させる。ただし、エンジンを停止させる制御は、これに限られない。
さらに、動作制御部93は、ドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていないと接続状態判定部91が判定した場合に、ウインチドラム11をロックして当該ウインチドラム11の回転を阻止するための制御を行うように構成されていてもよい。この場合、動作制御部93は、ウインチドラム動作制御部として機能する。ウインチドラム動作制御部は、圧力上昇抑制部の一例である。ウインチドラム動作制御部が行う上記の制御には、例えば、油圧モータ12に対してモータ用ポンプ71からの作動油が供給されることを阻止するための制御(供給阻止制御)が含まれていてもよい。この供給阻止制御には、上述したようにパイロット管路53,53が遮断されるような開閉弁60の制御が含まれていてもよく、上述したようなエンジン70を停止させるための制御が含まれていてもよく、モータ用ポンプ71から吐出される作動油をタンクに戻すような油路の切り替えを行うことが可能な図略の制御弁の制御が含まれていてもよい。
図3は、コントローラ90が行う制御の一例を示すフローチャートである。図3に示す制御において、コントローラ90の接続状態判定部91は、エンジン70が始動されたか否かを判定する(ステップS1)。
エンジン70が始動されている場合(ステップS1においてYES)、接続状態判定部91は、圧力検出部80により検出された圧力が前記基準圧力(所定圧)以上であるか否かを判定する(ステップS2)。
圧力検出部80により検出された圧力が前記基準圧力以上である場合(ステップS2においてYES)、動作制御部93は、開閉弁60(自動停止比例弁)が開状態となるように当該開閉弁60の動作を制御する(ステップS3)。これにより、操作部50の操作レバー51が操作を受けた場合に、油圧モータ12にモータ用ポンプ71からの作動油が供給されることが許容される。
一方、圧力検出部80により検出された圧力が前記基準圧力未満である場合(ステップS2においてNO)、動作制御部93は、開閉弁60(自動停止比例弁)が閉状態となるように当該開閉弁60の動作を制御する(ステップS4)。これにより、モータ制御弁40の一対のパイロットポートにパイロット圧が供給されないインターロック状態となり、モータ制御弁40のスプールは、前記中立位置に保持される。その結果、操作部50の操作レバー51が操作を受けたか否かにかかわらず、油圧モータ12にモータ用ポンプ71からの作動油が供給されることが阻止される。
そして、報知制御部92は、接続状態判定部91による判定の結果、すなわち、ドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていないという判定の結果が、キャブの運転席に着座するオペレータに報知されるように報知装置81を制御する(ステップS5)。報知装置81が表示装置である場合には、報知装置81は、前記判定の結果を示す警告表示を行う。報知装置81が音響装置である場合には、報知装置81は、前記判定の結果を示す音を発する。報知装置81が発光装置である場合には、報知装置81は、前記判定の結果を示す光を発する。
本開示は、以上説明した実施形態に限定されない。本開示は、例えば次のような形態を含む。
(A)ウインチドラムの取り付け位置について
前記実施形態では、ウインチドラム11、油圧モータ12及びレギュレータ13を含む複数の部品により構成されるブーム側部品群がブーム104に設けられているが、これらの部品は、ブーム104ではなく機体(例えば上部旋回体103)に設けられていてもよい。このようにウインチドラム11を含む前記複数の部品が上部旋回体103に設けられていても、例えばガントリ107(図1参照)や図略のマストなどの部材の近傍にウインチドラム11が配置されている場合には、ガントリ107やマストを上部旋回体103から取り外すときに、場所の制約などの理由から、ウインチドラム11も上部旋回体103から取り外す必要があることがある。
(B)圧力供給管路の検出対象管路部について
前記実施形態では、圧力供給管路32の検出対象管路部32Bの他端はレギュレータ13に接続されるが、このような態様に限られない。マルチカプラ20の支持部材21が相手方支持部材22に取り付けられた状態でエンジン70が始動すると、圧力供給管路32の検出対象管路部32Bにおいて作動油の圧力が上昇するように圧力供給管路32が構成されていれば、圧力供給管路32の検出対象管路部32Bの他端は、レギュレータ13以外の他の部品に接続されていてもよい。
(C)油圧モータについて
前記実施形態では、油圧モータ12は、可変容量形の油圧モータであるが、圧力供給管路32の検出対象管路部32Bの他端がレギュレータ13以外の他の部品に接続されている場合には、油圧モータ12は、固定容量形の油圧モータであってもよい。
(D)操作部について
前記実施形態では、操作部50は、パイロット弁52を有するタイプであるが、このような態様に限られない。操作部は、操作レバーの回動に応じてその回動角度に対応する信号を出力する電気式レバー装置であってもよい。
(E)ポンプについて
前記実施形態では、油圧モータ12に供給するための作動油を吐出するモータ用ポンプ71は、圧力供給管路32が接続される圧力供給管路用ポンプ72と異なるポンプであるが、これに限られない。圧力供給管路32が接続される圧力供給管路用ポンプ72と油圧モータ12に供給するための作動油を吐出するポンプは、単一のポンプにより構成されていてもよい。
(F)圧力上昇抑制部について
圧力上昇抑制部は、ドレン管路31のタンク側管路部31Aとモータ側管路部31Bとが接続されていないと接続状態判定部91が判定した場合に、油圧モータ12にモータ用ポンプ71からの作動油が供給されることを阻止するように構成されていてもよい。このような圧力上昇抑制部は、例えば、前記開閉弁60及び前記開閉弁動作制御部を含むものであってもよく、前記エンジン動作制御部を含むものでってもよく、他の構成を含むものであってもよい。
(G)ウインチ駆動装置について
前記実施形態に係るウインチ駆動装置は、フック105に吊り荷作業のための昇降動作を行わせるための装置であるが、ウインチ駆動装置の用途は前記実施形態に限られない。ウインチ駆動装置は、例えば、起伏部材を起伏させるための起伏用のウインチ駆動装置であってもよい。起伏用のウインチ駆動装置としては、例えば、ブームの先端部に当該ブームに対して起伏可能に取り付けられたジブを起伏させるためのウインチ駆動装置を挙げることができるが、これに限られない。
(H)クレーンの種類について
前記実施形態に係るクレーンは、クローラクレーンであるが、本開示のウインチ駆動装置は、クローラクレーンだけでなく、例えば、固定式クレーンなどのように公道を自走することができない他のクレーンに適用されてもよい。また、公道を自走することができるホイールクレーンなどのクレーンであっても、種々の理由により当該クレーンを分解して輸送する場合には、本開示のウインチ駆動装置を適用可能である。
11 ウインチドラム
12 油圧モータ(ウインチモータ)
13 レギュレータ
20 マルチカプラ
21 支持部材
A1 支持部材に支持された第1の継手部
A2 支持部材に支持された第2の継手部
22 相手方支持部材
B1 相手方支持部材に支持された第1の相手方継手部
B2 相手方支持部材に支持された第2の相手方継手部
31 ドレン管路
32 圧力供給管路
40 モータ制御弁
50 操作部
53 パイロット管路
60 開閉弁
65 タンク
70 エンジン
71 モータ用ポンプ
72 圧力供給管路用ポンプ(油圧ポンプの一例)
80 圧力センサ(圧力検出部の一例)
81 報知装置
90 コントローラ
91 接続状態判定部
92 報知制御部
93 動作制御部

Claims (9)

  1. クレーンにおけるウインチ駆動装置であって、
    前記クレーンに設けられるウインチドラムを回転させるための油圧モータと、
    タンクと、
    前記油圧モータにおけるドレン油を前記タンクに戻すためのドレン管路と、
    エンジンによって駆動され、作動油を吐出するように構成される油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプに接続された圧力供給管路と、
    圧力検出部と、
    接続状態判定部と、
    圧力上昇抑制部と、
    第1の継手部及び第2の継手部とこれらの継手部を支持する支持部材と前記第1の継手部及び前記第2の継手部にそれぞれ着脱可能な第1の相手方継手部及び第2の相手方継手部とこれらの相手方継手部を支持するとともに前記支持部材に着脱可能な相手方支持部材とを有するマルチカプラと、を備え、
    前記ドレン管路は、前記タンクに接続される一端と前記第1の継手部に接続される他端とを有するタンク側管路部と、前記第1の相手方継手部に接続される一端と前記油圧モータに接続される他端とを有するモータ側管路部と、を含み、
    前記圧力供給管路は、前記油圧ポンプに接続される一端と前記第2の継手部に接続される他端とを有するポンプ側管路部と、前記第2の相手方継手部に接続される一端を有する検出対象管路部と、を含み、
    前記支持部材が前記相手方支持部材に取り付けられることにより、前記第1の継手部と前記第1の相手方継手部とが互いに接続されて前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが互いに連結されるとともに、前記第2の継手部と前記第2の相手方継手部とが互いに接続されて前記圧力供給管路の前記ポンプ側管路部と前記検出対象管路部とが互いに連結され、
    前記支持部材が前記相手方支持部材に取り付けられた状態で前記エンジンが始動されることにより前記油圧ポンプが駆動すると、前記圧力供給管路の前記検出対象管路部において前記作動油の圧力が上昇し、
    前記圧力検出部は、前記検出対象管路部における前記作動油の圧力を検出するように構成され、
    前記接続状態判定部は、前記圧力検出部により検出された圧力に基づいて前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されているか否かを判定し、
    前記圧力上昇抑制部は、前記エンジンが始動された状態で前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記油圧モータの圧力上昇を抑制するための動作を行うように構成される、ウインチ駆動装置。
  2. 請求項1に記載のウインチ駆動装置であって、
    レギュレータをさらに備え、
    前記油圧モータは、可変容量形の油圧モータであり、
    前記圧力供給管路の前記検出対象管路部は、前記レギュレータに接続される他端を有し、
    前記油圧ポンプは、前記圧力供給管路を介して前記レギュレータに前記作動油の圧力を供給することが可能なように構成され、
    前記レギュレータは、当該レギュレータに供給される圧力に応じて前記油圧モータの傾転角を変えることにより前記油圧モータの容量を変化させるように構成される、ウインチ駆動装置。
  3. 請求項1又は2に記載のウインチ駆動装置であって、
    前記接続状態判定部は、前記圧力検出部により検出された圧力が予め設定された基準圧力未満である場合に前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと判定する、ウインチ駆動装置。
  4. 請求項1~3の何れか1項に記載のウインチ駆動装置であって、
    前記圧力上昇抑制部は、
    前記クレーンのキャブに設けられた報知装置と、
    前記接続状態判定部による判定の結果が前記キャブの運転席に着座するオペレータに報知されるように前記報知装置を制御する報知制御部と、を含む、ウインチ駆動装置。
  5. 請求項4に記載のウインチ駆動装置であって、
    前記報知装置は、前記接続状態判定部による判定の結果を表示する装置、前記接続状態判定部による判定の結果を示す音を発する装置、又は前記接続状態判定部による判定の結果を示す光を発する装置である、ウインチ駆動装置。
  6. 請求項1~5の何れか1項に記載のウインチ駆動装置であって、
    ウインチドラムを動作させるためのオペレータの操作を受ける操作部と、
    前記油圧モータに供給するための作動油を吐出するように構成されるモータ用ポンプと、をさらに備え、
    前記圧力上昇抑制部は、前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記操作部が前記操作を受けたか否かにかかわらず、前記油圧モータに前記モータ用ポンプからの作動油が供給されることを阻止するように構成される、ウインチ駆動装置。
  7. 請求項6に記載のウインチ駆動装置であって、
    前記モータ用ポンプと前記油圧モータとの間に介在し、前記操作部が受ける前記操作に応じて前記モータ用ポンプから前記油圧モータに供給される作動油の方向と流量を制御するパイロット操作式のモータ制御弁をさらに備え、
    前記圧力上昇抑制部は、
    前記モータ制御弁にパイロット圧を供給するパイロット管路に設けられた開閉弁と、
    前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記パイロット管路が遮断されるように前記開閉弁を制御する開閉弁動作制御部と、を含む、ウインチ駆動装置。
  8. 請求項1~5の何れか1項に記載のウインチ駆動装置であって、
    前記エンジンによって駆動され、前記油圧モータに供給するための作動油を吐出するように構成されるモータ用ポンプをさらに備え、
    前記圧力上昇抑制部は、前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記エンジンを停止させるための制御を行うエンジン動作制御部を含む、ウインチ駆動装置。
  9. 請求項1~5の何れか1項に記載のウインチ駆動装置であって、
    前記油圧モータに供給するための作動油を吐出するように構成されるモータ用ポンプをさらに備え、
    前記圧力上昇抑制部は、前記ドレン管路の前記タンク側管路部と前記モータ側管路部とが接続されていないと前記接続状態判定部が判定した場合に、前記油圧モータに前記モータ用ポンプからの作動油が供給されることを阻止するように構成される、ウインチ駆動装置。
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