JP7143608B2 - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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本発明は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体基板を貫通する貫通電極を介して複数の半導体装置を積層する実装方法が知られている。例えば、第1半導体基板及び第1配線を含む第1部品と第2半導体基板及び第2配線を含む第2部品が、第1半導体基板を貫通する貫通電極によって電気的に接続して積層された半導体装置が知られている(例えば、特許文献1)。また、基板を貫通する複数の貫通電極のうちの第1貫通電極は複数の配線層のうちの最下層の配線層に接続され、第2貫通電極は最下層よりも上層の配線層に接続された半導体装置が知られている(例えば、特許文献2)。
特開2013-251391号公報 国際公開第2015/001662号
半導体装置の小型化のために、半導体基板を貫通する貫通電極に近づけて半導体素子を形成することが考えられる。しかしながら、半導体基板と貫通電極の熱膨張係数の差によって、半導体基板のうちの貫通電極の周りの領域に比較的大きな応力が発生することがある。半導体素子を貫通電極に近づけて形成することで、半導体素子が比較的大きな応力の発生した領域に形成されると、半導体素子の特性が変化してしまい、所望の特性が得られないことがある。
1つの側面では、半導体素子の特性の変化を抑制することを目的とする。
1つの態様では、半導体基板と、前記半導体基板の第1主面に形成された複数の半導体素子と、前記半導体基板の前記第1主面上に設けられ、前記複数の半導体素子を被覆する絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体基板の厚さ方向に積層された複数の金属配線層と、前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面から前記第1主面にかけて貫通し、前記複数の金属配線層にそれぞれ接続された複数の貫通電極と、を備え、前記複数の貫通電極のうちの前記複数の半導体素子との距離が最も短い第1貫通電極の上面は、前記複数の金属配線層のうちの最も前記半導体基板側に位置する最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた第1金属配線層に接し、前記複数の貫通電極のうちの前記第1貫通電極よりも前記複数の半導体素子との距離が長い第2貫通電極の上面は、前記複数の金属配線層のうちの前記第1金属配線層よりも前記半導体基板側に位置する第2金属配線層に接している、半導体装置である。
1つの態様では、半導体基板の第1主面に複数の半導体素子を形成する工程と、前記半導体基板の第1主面上に、前記複数の半導体素子を被覆する絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に、前記半導体基板の厚さ方向に積層された複数の金属配線層を形成する工程と、前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面から前記第1主面にかけて貫通し、前記複数の金属配線層にそれぞれ接続された複数の貫通電極を形成する工程と、を備え、前記複数の貫通電極を形成する工程は、前記複数の貫通電極のうちの前記複数の半導体素子との距離が最も短い第1貫通電極の上面が前記複数の金属配線層のうちの最も前記半導体基板側に位置する最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた第1金属配線層に接し、前記複数の貫通電極のうちの前記第1貫通電極よりも前記複数の半導体素子との距離が長い第2貫通電極の上面が前記複数の金属配線層のうちの前記第1金属配線層よりも前記半導体基板側に位置する第2金属配線層に接するように前記複数の貫通電極を形成する、半導体装置の製造方法である。
1つの側面として、半導体素子の特性の変化を抑制することができる。
図1(a)は、実施例1に係る半導体装置の断面図、図1(b)は、複数の貫通電極の配置を説明するための平面図である。 図2(a)から図2(d)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その1)である。 図3(a)から図3(c)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その2)である。 図4(a)から図4(c)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図(その3)である。 図5(a)は、シミュレーションを行った第1の構造を示す断面図、図5(b)は、シミュレーションを行った第2の構造を示す断面図である。 図6(a)は、第1の構造のシミュレーション結果を示す図、図6(b)は、第2の構造のシミュレーション結果を示す図である。 図7(a)から図7(c)は、第2の構造では第1の構造に比べて半導体素子の特性への影響が抑えられる理由を説明するための図である。 図8は、実施例1の変形例1に係る半導体装置の断面図である。 図9は、実施例1の変形例2に係る半導体装置の断面図である。 図10(a)は、実施例1の変形例3に係る半導体装置における貫通電極近傍の断面図、図10(b)は、金属配線層の平面図である。 図11(a)は、実施例2に係る半導体装置の断面図、図11(b)は、複数の貫通電極の配置を説明するための平面図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施例について説明する。
図1(a)は、実施例1に係る半導体装置の断面図、図1(b)は、複数の貫通電極の配置を説明するための平面図である。図1(a)のように、実施例1の半導体装置100は、半導体基板10の主面11に複数の半導体素子12と素子分離領域である複数のSTI(Shallow Trench Isolation)14が形成されている。半導体基板10は、例えばシリコン(Si)基板であるが、窒化ガリウム(GaN)基板など、その他の半導体基板の場合でもよい。半導体基板10の厚さは、例えば50μm程度である。半導体素子12は、例えばMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などの電界効果トランジスタであるが、その他の場合でもよい。STI14は、例えば酸化シリコン(SiO)で形成されているが、窒化シリコン(SiN)など、その他の材料で形成されていてもよい。
半導体基板10の主面11上に、複数の半導体素子12を被覆する絶縁膜15が設けられている。絶縁膜15は、例えば酸化シリコン(SiO)膜であるが、窒化シリコン(SiN)膜、PSG膜、又はBPSG膜など、その他の絶縁膜であってもよい。
絶縁膜15上に、絶縁膜18と絶縁膜18に内蔵された複数の金属配線層20から28とが設けられている。複数の金属配線層20から28は、半導体基板10側から金属配線層20、金属配線層22、金属配線層24、金属配線層26、及び金属配線層28の順に半導体基板10の厚さ方向に積層されている。例えば、金属配線層26及び28の厚さは300nm程度で、金属配線層20から24の厚さ100nm程度に比べて厚くなっている。絶縁膜18は、例えば炭素含有酸化シリコン(SiOC)膜などの低誘電率膜であるが、酸化シリコン(SiO)膜又は窒化シリコン(SiN)膜など、その他の絶縁膜であってもよい。金属配線層20から28は、例えば銅(Cu)で形成されているが、タングステン(W)など、その他の金属で形成されていてもよい。
金属配線層20から28は、配線ビア30によって互いに接続されている。半導体素子12は、絶縁膜15を厚さ方向に貫通するコンタクトビア16によって金属配線層20に電気的に接続されている。配線ビア30は、例えば金属配線層20から28と同じ材料の銅(Cu)で形成されているが、その他の金属で形成されていてもよい。コンタクトビア16は、例えばタングステン(W)で形成されているが、その他の金属で形成されていてもよい。
絶縁膜18上に、絶縁膜35が設けられている。絶縁膜35は、例えば酸化シリコン(SiO)膜であるが、窒化シリコン(SiN)膜、PSG膜、又はBPSG膜など、その他の絶縁膜であってもよい。絶縁膜35上に、パッド34が設けられている。パッド34は、絶縁膜35を厚さ方向に貫通するコンタクトビア36によって金属配線層28に接続されている。パッド34は、例えばアルミニウム(Al)で形成されているが、その他の金属で形成されていてもよい。コンタクトビア36は、例えばタングステン(W)で形成されているが、その他の金属で形成されていてもよい。
絶縁膜35上に、パッド34を露出させる開口を有する絶縁膜32が設けられている。絶縁膜32は、例えば酸化シリコン(SiO)膜であるが、窒化シリコン(SiN)膜、PSG膜、又はBPSG膜など、その他の絶縁膜であってもよい。絶縁膜32の開口に埋め込まれてパッド34に接するバンプ38が設けられている。バンプ38は、例えばパッド34に接する銅(Cu)ピラーと、銅ピラー上のはんだ(例えば錫銀はんだ)と、で構成されている。
半導体基板10の主面11とは反対側の主面13上に、絶縁膜40及び41と、絶縁膜40上に形成されて絶縁膜41で覆われた配線層42と、が設けられている。絶縁膜41には配線層42を露出させる開口が形成されていて、この開口に埋め込まれて配線層42に接するバンプ44が設けられている。絶縁膜40は、例えば酸化シリコン(SiO)膜であるが、窒化シリコン(SiN)膜など、その他の絶縁膜であってもよい。絶縁膜41は、例えば樹脂膜であるが、酸化シリコン(SiO)などの無機絶縁膜など、その他の絶縁膜であってもよい。配線層42は、例えば銅(Cu)で形成されているが、その他の金属で形成されていてもよい。バンプ44は、例えば配線層42に接する銅(Cu)ピラーと、銅ピラー上のはんだ(例えば錫銀はんだ)と、で構成されている。
半導体基板10を主面13から主面11にかけて貫通した複数の貫通電極46が設けられている。複数の貫通電極46の直径は例えば10μm程度である。複数の貫通電極46は、貫通電極46aと貫通電極46bを含んで構成されている。貫通電極46aは、例えば電源供給用の貫通電極であり、貫通電極46bは、例えば信号伝搬用の貫通電極である。貫通電極46aの下面は配線層42に接し、上面は複数の金属配線層20から28のうちの最も半導体基板10側に位置する金属配線層20に接している。貫通電極46bの下面は配線層42に接し、上面は複数の金属配線層20から28のうちの金属配線層20よりも半導体基板10から離れて位置する金属配線層26に接している。複数の貫通電極46は、例えば銅(Cu)で形成されているが、タングステン(W)など、その他の金属で形成されていてもよい。
図1(b)のように、複数の貫通電極46は、格子状に配置されている。複数の貫通電極46のうちの貫通電極46aと貫通電極46bは、例えば互い違いに配置されている。実施例1の半導体装置100は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はGPU(Graphics Processing Unit)などのロジックLSI(Large Scale Integration)であるため、半導体基板10の大部分の領域に複数の貫通電極46が形成されている。
図1(a)のように、半導体基板10の厚さ方向に交差(例えば直交)する方向において、貫通電極46bと半導体素子12の間の距離は、貫通電極46aと半導体素子12の距離に比べて短くなっている。複数の貫通電極46のうちの半導体素子12との距離が最も短い貫通電極は、金属配線層20よりも半導体基板10から離れて位置する金属配線層26に上面が接した貫通電極46bとなっている。
図2(a)から図4(c)は、実施例1に係る半導体装置の製造方法を示す断面図である。なお、図2(a)から図4(c)では、図の明瞭化のために、半導体基板10の厚さを省略して図示している。図2(a)のように、厚さが例えば775μm程度の半導体基板10の主面11にエッチング法によって溝を形成した後、この溝に化学気相成長(CVD:Chemical Vapor Deposition)法を用いて酸化シリコン膜を埋め込んで複数のSTI14を形成する。次いで、半導体基板10の主面11に複数の半導体素子12を形成する。半導体素子12は、例えば半導体基板10の主面11にイオン注入を行ってソース領域及びドレイン領域を形成し、ソース領域とドレイン領域の間の半導体基板10の主面11上にゲート電極を形成することで形成される。ゲート電極の側壁にサイドウォールを形成してもよい。
図2(b)のように、半導体基板10の主面11上にCVD法を用いて酸化シリコン膜を堆積して、複数の半導体素子12を被覆する絶縁膜15を形成する。次いで、絶縁膜15を厚さ方向に貫通するコンタクトホールをドライエッチング法によって形成した後、CVD法及び化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法を用いてコンタクトホールにタングステンを埋め込んでコンタクトビア16を形成する。コンタクトビア16は、半導体素子12に電気的に接続されて形成される。
図2(c)のように、絶縁膜15上にCVD法により炭素含有酸化シリコン膜などの低誘電率膜を堆積して絶縁膜18aを形成した後、絶縁膜18aにドライエッチング法を用いて開口を形成する。その後、絶縁膜18aに形成した開口に銅を埋め込むことで金属配線層20を形成する。すなわち、めっき法によって銅を成膜した後、CMP法を用いて余分な銅を除去することで、絶縁膜18aに形成した開口に銅を埋め込んで金属配線層20を形成する。金属配線層20の少なくとも一部は、コンタクトビア16に接して形成される。
図2(d)のように、絶縁膜18a上にCVD法により炭素含有酸化シリコン膜などの低誘電率膜を堆積して絶縁膜18bを形成した後、絶縁膜18bにドライエッチング法を用いて開口を形成する。その後、絶縁膜18bに形成した開口に銅を埋め込むことで、金属配線層22と、金属配線層20と金属配線層22を接続させる配線ビア30と、を形成する。すなわち、めっき法によって銅を成膜した後、CMP法を用いて余分な銅を除去することで、絶縁膜18bに形成した開口に銅を埋め込んで金属配線層22と配線ビア30を形成する。
図3(a)のように、図2(d)で説明したデュアルダマシン法を繰り返し行うことで、絶縁膜18と、絶縁膜18に内蔵されて積層された複数の金属配線層20から28を形成する。
図3(b)のように、絶縁膜18上に、CVD法を用いて酸化シリコン膜を堆積して絶縁膜35を形成する。次いで、絶縁膜35を厚さ方向に貫通するコンタクトホールをドライエッチング法によって形成した後、CVD法及びCMP法を用いてコンタクトホールにタングステンを埋め込んでコンタクトビア36を形成する。コンタクトビア36は、金属配線層28に接して形成される。
図3(c)のように、絶縁膜35上にコンタクトビア36に接するパッド34を形成した後、パッド34を被覆する絶縁膜32をCVD法によって形成する。次いで、絶縁膜32にパッド34を露出させる開口をドライエッチング法で形成した後、絶縁膜32に形成した開口にバンプ38を形成する。バンプ38は、めっき法を用いてパッド34に接する銅ピラーと銅ピラー上のはんだとを形成することで形成される。
図4(a)のように、半導体基板10のバンプ38が形成されている側をサポートウエハに貼り付けた後、半導体基板10の主面13側からバックグラインド(BG)法及びCMP法を用いて半導体基板10を薄化する。例えば、半導体基板10の厚さを50μm程度にする。その後、半導体基板10の主面13側からエッチングを行って、複数の貫通電極46のうちの貫通電極46aが形成される領域に開口47を形成し、貫通電極46bが形成される領域に開口49を形成する。開口47は、半導体基板10及び絶縁膜15を貫通して形成され、底面に金属配線層20が露出している。開口49は、半導体基板10及び絶縁膜15を貫通し且つ絶縁膜18まで掘り込まれて形成され、底面に金属配線層26が露出している。その後、半導体基板10の主面13上及び開口47、49の側壁に、CVD法によって酸化シリコン膜を堆積して絶縁膜40を形成する。なお、図の明瞭化のために、開口47及び49の側壁に形成された絶縁膜40は図示を省略している。
図4(b)のように、めっき法及びCMP法を用いて開口47及び49に銅を埋め込んで複数の貫通電極46を形成する。複数の貫通電極46のうちの貫通電極46aは、開口47に埋め込まれて形成され、上面が金属配線層20に接している。複数の貫通電極46のうちの貫通電極46bは、開口49に埋め込まれて形成され、上面が金属配線層26に接している。図1(a)で説明したように、複数の貫通電極46のうちの半導体素子12との距離が最も短い貫通電極は貫通電極46bである。したがって、複数の貫通電極46のうちの半導体素子12との距離が最も短い貫通電極46bの上面は、複数の金属配線層20から28のうちの最も半導体基板10側に位置する金属配線層20よりも半導体基板10から離れて位置する金属配線層26に接するように形成される。
図4(c)のように、絶縁膜40上にめっき法を用いて配線層42を形成した後、配線層42を被覆する絶縁膜41を樹脂の塗布によって形成する。その後、絶縁膜41に配線層42を露出させる開口をドライエッチング法で形成した後、絶縁膜41に形成した開口にバンプ44を形成する。バンプ44は、めっき法を用いて配線層42に接する銅ピラーと銅ピラー上のはんだとを形成することで形成される。
なお、図2(a)から図4(c)では、複数の金属配線層20から28を形成した後に複数の貫通電極46を形成するビアラストの製造方法の場合を例に説明しているが、この場合に限られる訳ではない。複数の半導体素子12の形成前に複数の貫通電極46を形成するビアファースト又は複数の金属配線層20から28の形成前又は形成途中で複数の貫通電極46を形成するビアミドルの製造方法を用いてもよい。
ここで、発明者が行ったシミュレーションについて説明する。発明者は、貫通電極に半導体素子を近づけて形成した場合に、半導体素子と貫通電極の間の距離によって半導体素子の特性がどのように変化するかをシミュレーションした。図5(a)は、シミュレーションを行った第1の構造を示す断面図、図5(b)は、シミュレーションを行った第2の構造を示す断面図である。図5(a)のように、シミュレーションを行った第1の構造は、厚さが50μmのシリコン(Si)基板である半導体基板80に、65nmノードのn型MOSFET又はp型MOSFETで構成された半導体素子82が形成されているとした。半導体基板80上に、半導体素子82を被覆する酸化シリコン膜84が設けられているとした。酸化シリコン膜84上に、金属配線層88を内蔵した酸化シリコン膜86が設けられているとした。金属配線層88は、酸化シリコン膜84の上面に接して設けられているとした。半導体基板80及び酸化シリコン膜84を貫通して金属配線層88に接する貫通電極90が形成されているとした。貫通電極90は、銅(Cu)で形成され、直径が10μmであるとした。図5(b)のように、シミュレーションを行った第2の構造は、酸化シリコン膜86に内蔵された金属配線層88が、酸化シリコン膜84の上面から2.5μm離れて設けられているとした。その他の構造は、第1の構造と同じにした。
シミュレーションは、第1の構造及び第2の構造に対して250℃から25℃に温度を変化させ、そのときの半導体素子82の特性が半導体素子82と貫通電極90との間の距離によってどのように変化するかを評価した。半導体素子82の特性は、MOSFETのゲート電極に1.2Vの電圧を印加したときのドレイン電流で評価した。
図6(a)は、第1の構造のシミュレーション結果を示す図、図6(b)は、第2の構造のシミュレーション結果を示す図である。図6(a)及び図6(b)において、横軸は貫通電極90の中心から半導体素子82までの距離、縦軸はドレイン電流の変化率である。なお、ドレイン電流の変化率とは、貫通電極90が形成されていない場合において半導体素子82を構成するn型MOSFET又はp型MOSFETのゲート電極に1.2Vの電圧を印加したときのドレイン電流値からの変化率である。
図6(a)及び図6(b)のように、第2の構造は、第1の構造に比べて、半導体素子82を貫通電極90の近くに形成した場合でも、半導体素子82の特性の変化が小さい結果となった。例えば、半導体素子82を貫通電極90の中心から20μm離して形成した場合、第1の構造ではドレイン電流の変化率が±5%程度になったのに対し、第2の構造ではドレイン電流の変化率が±2%程度と小さくなった。言い換えると、ドレイン電流の変化率を±5%以下に抑えるには、第1の構造では半導体素子82を貫通電極90の中心から20μm以上離す必要があるが、第2の構造では半導体素子82を貫通電極90の中心から15μm以上離せば済む結果となった。例えば、ドレイン電流の変化率が±5%を超えた場合を製品上の不合格であるとすると、第2の構造は、第1の構造に比べて、貫通電極90の周りであって半導体素子82を形成できない領域の面積が45%程度縮小できることになる。
このように、第2の構造では、第1の構造に比べて、半導体素子82を貫通電極90の近くに形成しても、半導体素子82の特性の変化が抑えられたのは以下の理由によるものと考えられる。図7(a)から図7(c)は、第2の構造では第1の構造に比べて半導体素子の特性の変化が抑えられる理由を説明するための図である。図7(a)は、半導体基板80を貫通した貫通電極90の斜視図、図7(b)は、半導体基板80を貫通した貫通電極90の平面図、図7(c)は、半導体基板80を貫通した貫通電極90の断面図である。
図7(a)のように、半導体基板80を貫通した貫通電極90は、250℃の高温から25℃の室温に低下することで、矢印92のような収縮が生じる。例えば、250℃のような高温で貫通電極90が形成され、その後に、貫通電極90が25℃のような室温に低下することで、矢印92のような収縮が生じる。なお、図7(a)では、矢印92の長さで収縮量の大きさを示している。半導体基板80も250℃から25℃に低下することで収縮が生じるが、貫通電極90の熱膨張係数(Cu:16.8×10-6/K)は半導体基板80の熱膨張係数(Si:2.4×10-6/K)よりも大きいため、貫通電極90は半導体基板80よりも収縮量が大きい。このため、図7(b)のように、半導体基板80には、貫通電極90から離れる方向に引張応力94が発生し、それと直交する方向に圧縮応力96が発生する。なお、図7(b)では、引張応力94を点線で示し、圧縮応力96を実線で示している。図7(a)の矢印92のように、貫通電極90の延在方向(第1方向)に直交する方向(第2方向)に生じる貫通電極90の収縮量は、貫通電極90の延在方向(第1方向)でほぼ同じ大きさとなる。このため、引張応力94及び圧縮応力96は、貫通電極90の延在方向(第1方向)でほぼ一定の大きさとなる。
図7(c)のように、貫通電極90の収縮量が半導体基板80よりも大きいことで、半導体基板80に引張応力94及び圧縮応力96の他に剪断応力98も発生する。図7(a)の矢印92のように、貫通電極90の延在方向(第1方向)に生じる貫通電極90の収縮量は、貫通電極90の上面及び下面に近いほど大きくなる。このため、剪断応力98は、貫通電極90の上面及び下面に近いほど大きくなり、第1方向における貫通電極90の中央に近くなるほど小さくなる。剪断応力98は、貫通電極90の上面及び下面から離れるに連れて急速に小さくなる。
半導体基板80のうちの引張応力94、圧縮応力96、及び剪断応力98が生じている領域に半導体素子82を形成すると、半導体素子82の特性が変化し、これらの応力が大きい領域ほど、半導体素子82の特性の変化が大きくなる。図7(b)で説明したように、引張応力94及び圧縮応力96は貫通電極90の延在方向でほぼ一定の大きさであるが、図7(c)で説明したように、剪断応力98は貫通電極90の上面及び下面から離れるほど小さくなる。図5(b)の第2の構造では、図5(a)の第1の構造に比べて、貫通電極90の上面が半導体基板80から離れて形成されている。このため、第2の構造は、第1の構造に比べて、半導体基板80に生じる剪断応力の大きさが小さくなり、その結果、半導体素子82を貫通電極90の近くに形成しても半導体素子82の特性の変化が抑えられたものと考えられる。
実施例1では、図1(a)のように、複数の貫通電極46のうちの少なくとも半導体素子12との距離が最も短い貫通電極46bの上面は、複数の金属配線層20から28のうちの最も半導体基板10側に位置する金属配線層20よりも半導体基板10から離れて設けられた金属配線層26に接している。これにより、図7(a)から図7(c)で説明したように、貫通電極46bの周りの半導体基板10に発生する剪断応力の大きさが小さくなる。このため、半導体装置100の小型化のために半導体素子12を貫通電極46bの近くに形成した場合でも、半導体素子12の特性の変化を抑えることができる。
図1(b)のように、複数の貫通電極46は、格子状に並んで配置されている。この場合、半導体素子12と貫通電極46との間の距離が短くなり易い。このため、複数の貫通電極46のうちの少なくとも半導体素子12との距離が最も短い貫通電極46bの上面を金属配線層20よりも半導体基板10から離れて設けられた金属配線層22から28に接するようにすることが好ましい。
貫通電極46bは、信号伝搬用の貫通電極であることが好ましい。貫通電極46bの近くに半導体素子12が形成されていることから、信号の損失を低減できる。このことから、複数の貫通電極46のうちの信号伝搬用の貫通電極は全て、上面が金属配線層20よりも半導体基板10から離れて設けられた金属配線層22から28に接することが好ましい。これにより、信号伝搬用の貫通電極の近くに半導体素子12を形成できるため、信号の損失を効果的に低減できる。
図1(a)のように、複数の貫通電極46のうちの半導体素子12との距離が最も短い貫通電極46bは金属配線層26に接している。半導体素子12との距離が貫通電極46bよりも長い貫通電極46aは金属配線層20に接し且つ金属配線層20よりも半導体基板10から離れた金属配線層22から28には接していない。これにより、複数の貫通電極46の形成位置に応じて適切な貫通電極の使い分けができ設計自由度を向上させることができる。
図8は、実施例1の変形例1に係る半導体装置の断面図である。図9は、実施例1の変形例2に係る半導体装置の断面図である。図8のように、実施例1の変形例1の半導体装置110では、貫通電極46bの上面は、複数の金属配線層20から28のうちの金属配線層24に接している。その他の構成は、実施例1の図1(a)と同じであるため説明を省略する。図9のように、実施例1の変形例2の半導体装置120では、貫通電極46bの上面は、複数の金属配線層20から28のうちの金属配線層22に接している。その他の構成は、実施例1の図1(a)と同じであるため説明を省略する。
実施例1から実施例1の変形例2のように、貫通電極46bの上面は、金属配線層20よりも半導体基板10から離れて設けられた金属配線層22から28に接していればどの金属配線層に接していてもよい。図7(c)で説明したように、貫通電極46の上面が半導体基板10から離れるほど半導体基板10に発生する剪断応力が小さくなる。このため、貫通電極46bの上面は、最下層の金属配線層20の1段上の金属配線層22に接していてもよいが、2段上の金属配線層24に接していることが好ましく、3段上の金属配線層26に接していることがより好ましく、最上段の金属配線層28に接していることが更に好ましい。
図10(a)は、実施例1の変形例3に係る半導体装置における貫通電極近傍の断面図、図10(b)は、金属配線層の平面図である。図10(a)及び図10(b)のように、金属配線層24は互いに平行な複数の金属配線24aに分割されていて、貫通電極46bの上面は金属配線層24とその上の金属配線層26とに接していてもよい。このように、貫通電極46bの上面は、金属配線層20よりも半導体基板10から離れて設けられた金属配線層22から28のうちの2以上の金属配線層に接していてもよい。
複数の金属配線層20から28のうちの最も半導体基板10側に位置する金属配線層20が互いに平行な複数の金属配線に分割されている場合、貫通電極46bの上面は金属配線層20とその上の金属配線層22とに接することになる。この場合でも、半導体基板10の発生する剪断応力の大きさを小さくできるが、剪断応力の大きさを効果的に小さくするために、貫通電極46bの上面は金属配線層20に接していないことが好ましい。
図11(a)は、実施例2に係る半導体装置の断面図、図11(b)は、複数の貫通電極の配置を説明するための平面図である。図11のように、実施例2の半導体装置200では、複数の貫通電極46は全て貫通電極46bで構成されている。すなわち、複数の貫通電極46は全て、上面が金属配線層26に接している。その他の構成は、実施例1と同じであるため説明を省略する。
実施例2によれば、複数の貫通電極46は全て、上面が金属配線層20よりも半導体基板10から離れて設けられた金属配線層26に接している。これにより、複数の半導体素子12の特性の変化を抑えることができる。また、複数の半導体素子12の特性の変化を効果的に抑えるために、複数の貫通電極46は全て、上面が金属配線層20よりも半導体基板10から離れて設けられた金属配線層22から28に接し且つ金属配線層20に接していないことが好ましい。
図11(a)のように、複数の貫通電極46は全て、上面が金属配線層20よりも半導体基板10から離れ且つ同一面に設けられた金属配線層26に接していることが好ましい。これにより、複数の貫通電極46の製造を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
なお、以上の説明に関して更に以下の付記を開示する。
(付記1)半導体基板と、前記半導体基板の第1主面に形成された複数の半導体素子と、前記半導体基板の前記第1主面上に設けられ、前記複数の半導体素子を被覆する絶縁膜と、前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体基板の厚さ方向に積層された複数の金属配線層と、前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面から前記第1主面にかけて貫通し、前記複数の金属配線層に接続された複数の貫通電極と、を備え、前記複数の貫通電極のうちの少なくとも前記複数の半導体素子との距離が最も短い第1貫通電極の上面は、前記複数の金属配線層のうちの最も前記半導体基板側に位置する最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた金属配線層に接している、半導体装置。
(付記2)前記複数の貫通電極のうちの少なくとも前記複数の半導体素子との距離が最も短い前記第1貫通電極の上面は、前記最下層の金属配線層には接していない、付記1記載の半導体装置。
(付記3)前記複数の貫通電極は全て、上面が前記複数の金属配線層のうちの前記最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた金属配線層に接している、付記1または2記載の半導体装置。
(付記4)前記複数の貫通電極は全て、上面が前記複数の金属配線層のうちの前記最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れ且つ同一面に設けられた金属配線層に接している、付記3記載の半導体装置。
(付記5)前記複数の貫通電極は全て、上面が前記最下層の金属配線層には接していない、付記3または4記載の半導体装置。
(付記6)前記複数の貫通電極は、格子状に並んで配置されている、付記1から5のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記7)前記複数の貫通電極のうちの少なくとも前記複数の半導体素子との距離が最も短い前記第1貫通電極は、信号伝搬用の貫通電極である、付記1から6のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記8)前記半導体基板はシリコン基板であり、前記複数の貫通電極は銅で形成されている、付記1から7のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記9)前記複数の貫通電極のうちの前記複数の半導体素子との距離が前記第1貫通電極よりも長い第2貫通電極の上面は、前記最下層の金属配線層に接し且つ前記最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた金属配線層には接していない、付記1または2記載の半導体装置。
(付記10)前記複数の貫通電極は、前記第1貫通電極と前記第2貫通電極が格子状に交互に並んで配置されている、付記9記載の半導体装置。
(付記11)前記第1貫通電極の上面は、前記最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた2以上の金属配線層に接している、付記1から10のいずれか一項記載の半導体装置。
(付記12)半導体基板の第1主面に複数の半導体素子を形成する工程と、前記半導体基板の第1主面上に、前記複数の半導体素子を被覆する絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に、前記半導体基板の厚さ方向に積層された複数の金属配線層を形成する工程と、前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面から前記第1主面にかけて貫通し、前記複数の金属配線層に接続された複数の貫通電極を形成する工程と、を備え、前記複数の貫通電極を形成する工程は、前記複数の貫通電極のうちの少なくとも前記複数の半導体素子との距離が最も短い貫通電極の上面が前記複数の金属配線層のうちの最も前記半導体基板側に位置する最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた金属配線層に接するように前記複数の貫通電極を形成する、半導体装置の製造方法。
10 半導体基板
11 主面
12 半導体素子
13 主面
15 絶縁膜
16 コンタクトビア
18、18a、18b 絶縁膜
20、22、24、26、28 金属配線層
24a 金属配線
30 配線ビア
32 絶縁膜
34 パッド
35 絶縁膜
36 コンタクトビア
38 バンプ
40、41 絶縁膜
42 配線層
44 バンプ
46、46a、46b 貫通電極
80 半導体基板
82 半導体素子
84、86 酸化シリコン膜
88 金属配線層
90 貫通電極
92 矢印
94 引張応力
96 圧縮応力
98 剪断応力
100、110、120、200 半導体装置

Claims (6)

  1. 半導体基板と、
    前記半導体基板の第1主面に形成された複数の半導体素子と、
    前記半導体基板の前記第1主面上に設けられ、前記複数の半導体素子を被覆する絶縁膜と、
    前記絶縁膜上に設けられ、前記半導体基板の厚さ方向に積層された複数の金属配線層と、
    前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面から前記第1主面にかけて貫通し、前記複数の金属配線層にそれぞれ接続された複数の貫通電極と、を備え、
    前記複数の貫通電極のうちの前記複数の半導体素子との距離が最も短い第1貫通電極の上面は、前記複数の金属配線層のうちの最も前記半導体基板側に位置する最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた第1金属配線層に接し、前記複数の貫通電極のうちの前記第1貫通電極よりも前記複数の半導体素子との距離が長い第2貫通電極の上面は、前記複数の金属配線層のうちの前記第1金属配線層よりも前記半導体基板側に位置する第2金属配線層に接している、半導体装置。
  2. 前記第1貫通電極の上面は、前記最下層の金属配線層に接していない、請求項1記載の半導体装置。
  3. 前記複数の貫通電極は、格子状に並んで配置されている、請求項1または2記載の半導体装置。
  4. 前記第1貫通電極は、信号伝搬用の貫通電極である、請求項1からのいずれか一項記載の半導体装置。
  5. 前記半導体基板はシリコン基板であり、
    前記複数の貫通電極は銅で形成されている、請求項1からのいずれか一項記載の半導体装置。
  6. 半導体基板の第1主面に複数の半導体素子を形成する工程と、
    前記半導体基板の第1主面上に、前記複数の半導体素子を被覆する絶縁膜を形成する工程と、
    前記絶縁膜上に、前記半導体基板の厚さ方向に積層された複数の金属配線層を形成する工程と、
    前記半導体基板の前記第1主面とは反対側の第2主面から前記第1主面にかけて貫通し、前記複数の金属配線層にそれぞれ接続された複数の貫通電極を形成する工程と、を備え、
    前記複数の貫通電極を形成する工程は、前記複数の貫通電極のうちの前記複数の半導体素子との距離が最も短い第1貫通電極の上面が前記複数の金属配線層のうちの最も前記半導体基板側に位置する最下層の金属配線層よりも前記半導体基板から離れて設けられた第1金属配線層に接し、前記複数の貫通電極のうちの前記第1貫通電極よりも前記複数の半導体素子との距離が長い第2貫通電極の上面が前記複数の金属配線層のうちの前記第1金属配線層よりも前記半導体基板側に位置する第2金属配線層に接するように前記複数の貫通電極を形成する、半導体装置の製造方法。
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