JP7143519B2 - 二次電池の管理装置、管理方法、及びプログラム - Google Patents

二次電池の管理装置、管理方法、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、二次電池の管理装置、管理方法、及びプログラムに関する。
電気自動車に搭載される二次電池は、使用によって劣化が進行する。従来、電気自動車に搭載された二次電池の延命のために、劣化度合いがよい状態の二次電池を車両に組み合わせる技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-77054号公報
電気自動車のユーザは、例えば1回の充電で長距離の走行を求める者もあれば、短距離で十分と考える者もあり、二次電池の性能に対する需要はさまざまである。このため、上記特許文献に開示された技術のように、二次電池と車両の組み合わせを行うとしても、車両に二次電池を適切に供給することは難しい。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、二次電池を適切に供給することができる二次電池の管理装置、管理方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
この発明に係る二次電池の管理装置、管理方法、及びプログラムは、以下の構成を採用した。
(1):この発明の一態様に係る管理装置は、電動車両に搭載される二次電池の市場における存在量、及び前記二次電池の需要量を取得する取得部と、前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記二次電池を再利用することによって供給可能となる供給可能量を算出する第1算出部と、前記二次電池の需要量及び前記供給可能量に基づいて、前記二次電池の再利用による製造量を算出する第2算出部と、を備える二次電池の管理装置である。
(2):上記(1)の態様において、前記取得部は、前記二次電池の市場における存在量及び前記二次電池の需要量を、前記二次電池の劣化状態ごとに取得し、前記第1算出部は、前記二次電池の供給可能量を、前記二次電池の劣化状態ごとに算出する、ものである。
(3):上記(2)の態様において、前記第1算出部は、第1の劣化状態の前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記第1の劣化状態より劣化が進んだ高い第2の劣化状態の前記二次電池の供給可能量を算出する、ものである。
(4):上記(2)の態様において、前記取得部は、前記二次電池の性能維持保証の範囲ごとに区分けされて設定されたユーザに提供する前記二次電池の保証計画の情報を用いて、前記二次電池の需要量を取得する、ものである。
(5):上記(1)の態様において、前記取得部は、将来の前記二次電池の需要量を予測して取得し、前記第1算出部は、前記二次電池の市場における存在量を用いて、将来の前記二次電池の供給可能量を予測して算出する、ものである。
(6):この発明の一態様に係る二次電池の管理方法は、コンピュータが、電動車両に搭載される二次電池の市場における存在量、及び前記二次電池の需要量を取得し、前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記二次電池を再利用することによって供給可能となる供給可能量を算出し、前記二次電池の需要量及び前記供給可能量に基づいて、前記二次電池の再利用による製造量を算出する、二次電池の管理方法である。
(7):この発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、電動車両に搭載される二次電池の市場における存在量、及び前記二次電池の需要量を取得させ、前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記二次電池を再利用することによって供給可能となる供給可能量を算出させ、前記二次電池の需要量及び前記供給可能量に基づいて、前記二次電池の再利用による製造量を算出させる、プログラムである。
(1)~(7)によれば、二次電池を適切に供給することができる。
(2)(4)によれば、ユーザのニーズに合わせた劣化状態の二次電池を適切に供給することができる。
(3)によれば、効率的に二次電池を再利用することができる。
(5)によれば、将来の二次電池の供給量を適切に予測することができる。
実施形態に係る管理システム1の構成例を示す図である。 車両10の構成の一例を示す図である。 劣化状態データ151の一例を示す図である。 バッテリ存在量データ152の一例を示す図である。 バッテリ40の劣化の進行の一例を示す図である。 維持管理プランの一例を示す図である。 センターサーバ100により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 センターサーバ100により実行される処理の一例を示すフローチャートである。 センターサーバ100により実行される処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照し、本発明の二次電池の管理装置、管理方法、及びプログラムの実施形態について説明する。以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。車両10は電気自動車であるものとするが、車両10は車両10の走行用の電力を供給する二次電池を搭載した車両であればよく、ハイブリッド自動車や燃料電池車両であってもよい。
[全体構成]
図1は、実施形態に係る二次電池の管理システム(以下、管理システム)1の構成例を示す図である。管理システム1は、車両10に搭載されるバッテリ(以下、二次電池と同義であるものとする)の製造計画を行い、電動車両の製造を管理するシステムである。管理システム1は、例えば、規定した数年後の車両の製造計画を生成する。製造計画では、再利用によって製造されるバッテリの数と、新品として製造されるバッテリの数とを、バッテリの劣化度ごとに求める。
図1に示すように、管理システム1は、複数の車両10と、二次電池の管理装置(以下、管理装置)100と、を備える。管理装置100は、複数の車両10から送信された情報に基づいて、新車の車両の製造計画を行う。車両10と管理装置100とは、ネットワークNWを介して通信する。ネットワークNWは、例えば、インターネット、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、プロバイダ装置、無線基地局などを含む。
管理装置100が行う製造計画では、車両を製造する際に、搭載済のバッテリ40を車両10から取り出して、取り出したバッテリ40(図2)を新車の車両10に搭載されるバッテリ40として再利用することを前提とした計画を行う。管理装置100は、例えば、複数の車種の車両について、何台の車両10に再利用または新品のバッテリ40を搭載するかについての計画を行う。
[車両10]
図2に示すように、車両10は、例えば、モータ12と、駆動輪14と、ブレーキ装置16と、車両センサ20と、PCU(Power Control Unit)30と、バッテリ40と、電圧センサ、電流センサ、温度センサなどのバッテリセンサ42と、充電口70と、コンバータ72と、を備える。
モータ12は、例えば、三相交流電動機である。モータ12のロータは、駆動輪14に連結される。モータ12は、供給される電力を用いて動力を駆動輪14に出力する。また、モータ12は、車両の減速時に車両の運動エネルギーを用いて発電する。
ブレーキ装置16は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、を備える。ブレーキ装置16は、ブレーキペダルの操作によって発生した油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置16は、上記説明した構成に限らず、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
車両センサ20は、アクセル開度センサと、車速センサと、ブレーキ踏量センサと、を備える。アクセル開度センサは、運転者による加速指示を受け付けるアクセルペダルに取り付けられ、アクセルペダルの操作量を検出し、アクセル開度として制御部36に出力する。車速センサは、例えば、各車輪に取り付けられた車輪速センサと速度計算機とを備え、車輪速センサにより検出された車輪速を統合して車両の速度(車速)を算出し、制御部36に出力する。ブレーキ踏量センサは、ブレーキペダルに取り付けられ、ブレーキペダルの操作量を検出し、ブレーキ踏量として制御部36に出力する。
PCU30は、例えば、変換器32と、VCU(Voltage Control Unit)34と、制御部36と、を備える。なお、これらの構成要素をPCU34として一まとまりの構成としたのは、あくまで一例であり、これらの構成要素は分散的に配置されても構わない。
変換器32は、例えば、AC-DC変換器である。変換器32の直流側端子は、直流リンクDLに接続されている。直流リンクDLには、VCU34を介してバッテリ40が接続されている。変換器32は、モータ12により発電された交流を直流に変換して直流リンクDLに出力する。
VCU34は、例えば、DC―DCコンバータである。VCU34は、バッテリ40により供給される電力を昇圧して直流リンクDLに出力する。
制御部36は、例えば、モータ制御部と、ブレーキ制御部と、バッテリ・VCU制御部と、を備える。モータ制御部、ブレーキ制御部、及びバッテリ・VCU制御部は、それぞれ別体の制御装置、例えば、モータECU、ブレーキECU、バッテリECUといった制御装置に置き換えられてもよい。
モータ制御部は、車両センサ20の出力に基づいて、モータ12を制御する。ブレーキ制御部は、車両センサ20の出力に基づいて、ブレーキ装置16を制御する。バッテリ・VCU制御部は、バッテリ40に取り付けられたバッテリセンサ42の出力に基づいて、バッテリ40のSOC(State Of Charge)を算出し、VCU34に出力する。VCU34は、バッテリ・VCU制御による指示に応じて、直流リンクDLの電圧を上昇させる。
バッテリ40は、例えば、リチウムイオン電池などの二次電池である。バッテリ40には、車両10の外部の充電器200から導入される電力を蓄え、車両10の走行のための放電を行う。バッテリセンサ42は、例えば、電流センサ、電圧センサ、温度センサを備える。バッテリセンサ42は、例えば、バッテリ40の電流値、電圧値、温度を検出する。バッテリセンサ42は、検出した電流値、電圧値、温度等を制御部36及び通信装置50に出力する。
通信装置50は、セルラー網やWi-Fi網を接続するための無線モジュールを含む。通信装置50は、バッテリセンサ42から出力される電流値、電圧値、温度などのバッテリ使用状況情報を、図1に示すネットワークNWを介して、管理装置100に送信する。
充電口70は、車両10の車体外部に向けて設けられている。充電口70は、充電ケーブル220を介して充電器200に接続される。充電ケーブル220は、第1プラグ222と第2プラグ224を備える。第1プラグ222は、充電器200に接続され、第2プラグ224は、充電口70に接続される。充電器200から供給される電気は、充電ケーブル220を介して充電口70に供給される。
また、充電ケーブル220は、電力ケーブルに付設された信号ケーブルを含む。信号ケーブルは、車両10と充電器200の間の通信を仲介する。したがって、第1プラグ222と第2プラグ224のそれぞれには、電力コネクタと信号コネクタが設けられている。
コンバータ72は、充電口70とバッテリ40の間に設けられる。コンバータ72は、充電口70を介して充電器200から導入される電流、例えば交流電流を直流電流に変換する。コンバータ72は、変換した直流電流をバッテリ40に対して出力する。
[管理装置100]
図1に示す管理装置100は、例えば、劣化状態導出部110と、取得部120と、第1算出部130と、第2算出部140と、記憶部150と、出力装置180と、を備える。劣化状態導出部110、取得部120、第1算出部130および第2算出部140は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。プログラムは、予めHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置(非一過性記憶媒体)に格納されていてもよいし、DVDやCD-ROMなどの着脱可能な記憶媒体(非一過性記憶媒体)に格納されており、記憶媒体がドライブ装置に装着されることでインストールされてもよい。記憶部150は、前述した記憶装置により実現される。
劣化状態導出部110は、複数の車両10からそれぞれ送信されるバッテリ40の電流値、電圧値、温度などの使用状況情報を受信して取得する。劣化状態導出部110は、取得した使用状況情報に基づいて、それぞれの車両10に搭載されたバッテリ40の劣化状態を示す情報を導出する。
劣化状態導出部110は、例えば、複数の車両10から随時送信される使用状況情報に含まれる電流値、電圧値、温度、生涯経過時間などの情報を学習データとした機械学習を行う。劣化状態導出部110は、例えば、バッテリ40の電流値、電圧値、温度、及び生涯経過時間が入力されたときに、現在のバッテリ40の劣化状態を示す劣化度及び数年後のバッテリ40の劣化状態を予測した予測劣化度を出力するようにモデルを生成する。
劣化状態導出部110は、生成したモデルにバッテリ40の電流値、電圧値、温度、生涯経過時間を入力し、機械学習の結果を利用して、現在のバッテリ40の劣化状態を示す情報として、劣化度及び数年後のバッテリ40の劣化状態を予測した予測劣化度で求めて導出する。数年後のバッテリ40の劣化度を予測する年数は、3年後、5年後、及び10年後とされている。バッテリ40の劣化度を予測する年数は、これらの年数以外の年数でもよく、バッテリ40の劣化度は、月単位や日単位等で予測してもよい。バッテリ40の劣化度は、例えば、新品時の満充電容量から低下した満充電容量の新品時の満充電容量に対する比率である。
バッテリ40の生涯経過時間は、例えば、バッテリ40により初めて使用状況情報が送信されたときから計測を開始して経過した時間である。劣化状態導出部110は、導出したバッテリ40の劣化度及び予測劣化度を劣化状態データ151としてまとめて記憶部150に格納する。
図3は、劣化状態データ151の一例を示す図である。図3に示すように、劣化状態データ151は、バッテリ40ごとのバッテリID、劣化度、生涯経過時間、及び数年後のバッテリ40の予測劣化度を含むデータである。劣化状態導出部110は、使用状況情報を受信するごとに、車両10に搭載されたバッテリ40の劣化度、生涯経過時間、及び数年後のバッテリ40の予測劣化度を導出し、劣化状態データ151を更新する。
取得部120は、劣化状態導出部110により更新された劣化状態データ151を用いて、バッテリ40の市場における現在の存在量を取得する。図4は、バッテリ存在量データ152の一例を示す図である。図4に示すように、取得部120は、市場におけるバッテリ40を、バッテリ性能が90%を超えて100%以下の範囲(バッテリ40の劣化度が0%以上10%未満の範囲、以下、第1劣化レベルLv1)、バッテリ性能が80%を超えて90%以下の範囲(バッテリ40の劣化度が10%以上20%未満の範囲、以下、第2劣化レベルLv2)、バッテリ性能が60%を超えて80%以下の範囲(バッテリ40の劣化度が20%以上40%未満の範囲、以下、第3劣化レベルLv3)、バッテリ性能が60%以下の範囲(バッテリ40の劣化度が40%以上の範囲、以下、第4劣化レベルLv4)にそれぞれ仕分ける。取得部120は、劣化状態データ151を参照し、劣化度がこれらの範囲に含まれるバッテリ40の量(数)を計数することによって現在の存在量を取得する。
取得部120は、製造計画を生成する際の対象となる将来の時期(以下、計画対象時期)におけるバッテリ40の需要量を予測して取得する。取得部120は、ユーザに提供されるバッテリ40の性能維持管理プラン(以下、維持管理プラン)の加入者数を用いて、例えば計画対象時期における維持管理プランの加入者に応じて計画対象時期におけるバッテリ40の需要量を予測して取得する。取得部120は、例えば、記憶部150に記憶された維持管理プランにおける各プランの加入者数を読み出し、計画対象時期までの各プランの加入者数の増減を予測して、バッテリ40の需要量を予測する。取得部120は、計画対象時期における維持管理プランの加入者の予測数をそのままバッテリ40の需要量としてもよい。
バッテリ40の市場は、例えば、維持管理プランに加入するユーザ(以下、加入者)が所有する車両10に搭載されたバッテリ40の市場である。維持管理プランは、ユーザが所有する車両10に搭載されたバッテリ40の性能を保証するプランであり、維持管理プランの提供者から、車両10を所有するユーザに提供される。維持管理プランにより保証される性能をバッテリ40が満たさなくなった場合には、維持管理プランの提供者は、そのバッテリ40の修理または交換を行い、バッテリ40に対して保証する性能を維持させる。維持管理プランの提供者は、バッテリ40の性能を維持するための保証として、プランに応じた金額をユーザに課金する。以下に、維持管理プランの概要を説明する。
バッテリ40は、使用により劣化状態が進み、バッテリ40の性能は、時間の経過に伴って低下する。バッテリ40の性能は、例えば、100%の数値からバッテリ40の劣化度を減算した値として評価される。図5は、バッテリ40の劣化の進行の一例を示す図である。図5に示すように、新品のバッテリ40の性能は100%(劣化度は0%)であるところ、時間の経過及びバッテリ40の使用に伴い、バッテリ40は徐々に劣化する。図5に示す例では、バッテリ40は、その性能が60%程度(劣化度が40%程度)となるまで低下している。
維持管理プランとしては、例えば、図6に示すように、性能維持保証の範囲ごとに区分けされて設定された複数の保証計画(プラン)が用意されている。性能維持保証の範囲を示す第1のプランから第3のプランの内容として、第1のプランは、例えば、90%を超えて100%以下のバッテリ40の性能を維持するプランである。第1のプランには、特別プランと通常プランが設けられている。特別プランは、バッテリ40のアップグレードが行われる場合には、そのアップグレードを受けることができるプランである。通常プランは、このようなアップグレードを受けることがプラン内ではできないプランである。
第2のプランは、例えば、80%を超えて90%以下のバッテリ40の性能を維持するプランである。第3のプランは、例えば、60%を超えて80%以下のバッテリ40の性能を維持するプランである。加入者は、プランに応じた費用を支払うことにより、第1のプランから第3のプランのいずれかのプランに加入する。各プランにおける保証を受けるための費用としては、第1のプランは、第2のプランより高額であり、第2のプランは、第3のプランより高額である。第1のプランに、特別プランは、特別プランでないプランよりも高額である。記憶部150は、図6に示すこれらの維持管理プランと各プランに加入する加入者の人数の情報を記憶する。
第1算出部130は、取得部120により取得された市場におけるバッテリ40に存在量を用いて、バッテリ40の供給可能量を予測して算出する。バッテリ40の供給可能量は、バッテリ40を再利用することによって供給可能となるバッテリ40の数である。第1算出部130は、バッテリの性能ごと(劣化度ごと)にバッテリ40の供給可能量を予測して算出する。第1算出部130は、例えば、第1の劣化状態のバッテリ40の存在量を用いて、第1の劣化状態より劣化が進んだ第2の劣化状態のバッテリ40の供給可能量を予測して算出する、
バッテリ40の性能は期間の経過により劣化する。このため、第1算出部130は、例えば、劣化レベルが予測対象となるバッテリ40の劣化レベル以下であるバッテリ40の現在のバッテリ存在量に基づいて、予測対象となるバッテリ40の供給可能量を予測する。例えば、第1算出部130は、現在の第1劣化レベルLv1のバッテリ40の数に基づいて、第1劣化レベルLv1の3年後のバッテリ40の供給可能量を予測して算出する。第1算出部130は、例えば、第1劣化レベルLv1の3年後のバッテリ40の供給可能量を、現在の第1劣化レベルLv1のバッテリ40の数の所定割合、例えば30%に相当する数と一律的に予測して算出する。
第1算出部130は、現在の第1劣化レベルLv1及び第2劣化レベルLv2のバッテリの数に基づいて、3年後の第2劣化レベルLv2のバッテリ40の供給可能量を算出する。第1算出部130は、例えば、第2劣化レベルLv2の3年後のバッテリ40の供給可能量を、現在の第1劣化レベルLv1のバッテリ40の数の所定割合、例えば65%に相当する数と、現在の第2劣化レベルLv2のバッテリ40の数の所定割合、例えば30%に相当する数と一律的に予測して算出する。第1算出部130は、現在の第1劣化レベルLv1~第3劣化レベルLv3のバッテリの数に基づいて、第3劣化レベルLv3の3年後のバッテリ40の供給可能量を算出する。なお、第4劣化レベルLv4となったバッテリ40は、車両10に搭載されるバッテリとは異なる他の用途、例えば定置式蓄電器のバッテリや小型のロボットなどのバッテリとして用いられる。
バッテリ40の供給可能量の予測は、その他の方法で行ってもよい。例えば、バッテリ40の供給可能量の予測は、劣化状態データ151に含まれる予測劣化度を用いた集計に基づいて行ってもよい。この場合、第1算出部130は、劣化状態データ151における3年後予測劣化度によってバッテリ40を仕分けて、バッテリ40の市場における3年後予測劣化度をバッテリ40の予測劣化度ごとに分け、計数して算出する。第1算出部130は、5年後予測劣化度及び10年後予測劣化度についても、3年後予測劣化度の同様の手順でバッテリ40の予測劣化度ごとに分けて算出する。第1算出部130がバッテリ40の供給可能量の予測を劣化状態データ151に含まれる予測劣化度を用いた集計に基づいて行わない場合には、劣化状態データ151に予測劣化度が含まれてなくてもよい。
バッテリ40の供給可能量の予測は、例えば、現在のバッテリ40の劣化度から計画対象時期までの期間におけるバッテリ40の劣化度を推定し、推定結果に基づいてバッテリ40の供給可能量を予測してもよい。あるいは、バッテリ40の供給可能量の予測は、バッテリ40の使用状況情報や劣化度等を学習データとした機械学習によって行ってもよい。
第2算出部140は、取得部120により取得されたバッテリ40の需要量と、第1算出部130により算出されたバッテリ40の供給可能量に基づいて、バッテリ40の再利用による製造量を算出する。例えば、第2算出部140は、バッテリ40の需要量とバッテリ40の供給可能量を比較する。その結果、バッテリ40の需要量がバッテリ供給可能量以下である場合に、バッテリ40の需要量をバッテリ40の再利用による製造量として算出する。また、バッテリ40の需要量がバッテリ供給可能量よりも多い場合に、バッテリ40の供給可能量をバッテリ40の再利用による製造量として算出する。
出力装置180は、例えば、画像を表示する表示装置や、音声を出力するスピーカ、印刷物を発行するプリンタ等を備える。出力装置180は、第2算出部140により生成された生産計画の結果を画像、音声、印刷物等を利用して出力する。出力装置180は、例えば、管理装置100内において製造計画情報を出力するものでもよいし、通信装置を用いて他装置、例えば新車の車両の製造工場などに設けられたサーバなどに出力するものでもよい。
次に、管理装置100における処理について説明する。図7は、管理装置100により実行される処理の一例を示すフローチャートである。図7に示すフローチャートは、車両10により送信されたバッテリ使用状況情報を受信するごとに実行される。管理装置100における劣化状態導出部110は、まず、複数の車両10により送信されるバッテリ40の使用状況情報を受信して取得したか否かを判定する(ステップS101)。
バッテリの使用状況情報を受信したと判定した場合、劣化状態導出部110は、記憶部150に格納された劣化状態データ151を読み出し、取得したバッテリ40の使用状況情報に基づいて、バッテリ40の劣化状態を示す情報を導出し、劣化状態データ151を更新する(ステップS103)。
続いて、取得部120は、劣化状態データ151を用いて、バッテリ存在量データ152を更新(ステップS105)、管理装置100は、図7に示す処理を終了する。ステップS101において、バッテリ使用状況情報を受信していないと判定した場合、管理装置100は、そのまま図7に示す処理を終了する。
続いて、バッテリ40の製造計画を実行する手順について、図8及び図9を参照して説明する。まず、第1算出部130は、実行開始情報を取得したか否かを判定する(ステップS121)。実行開始情報は、例えば、図示しない入力装置に対してオペレータが入力開始情報を入力し、入力開始情報の入力に応じて、第1算出部130に出力される。実行開始情報は、タイマなどを用いることにより時限的に実行開始情報が第1算出部130に出力されるようにしてもよい。
実行開始情報を取得したと判定した場合、第1算出部130は、第1劣化レベルLv1~第3劣化レベルLv3のバッテリ40について、計画対象時期のバッテリ供給可能量を算出する(ステップS123)。計画対象時期は、例えば、図示しない入力装置等により、オペレータが入力した3年後、5年後などの時期とする。
続いて、第2算出部140は、取得部120により取得されたバッテリ40の需要量と、第1算出部130により算出されたバッテリ40の供給可能量に基づいて、バッテリ製造計画を生成する(ステップS125)。バッテリ製造計画は、バッテリの劣化レベルごとに生成する。その後、管理装置100は、図7に示す処理を終了する。ステップS121において、実行開始情報を取得していないと判定した場合も、管理装置100は、図8に示す処理を終了する。続いて、バッテリ製造計画を生成する手順について、図9を参照して説明する。
第2算出部140は、例えば、計画対象時期における第3のプランの加入者数に応じた需要量(以下、「第Nのプランの加入者数に応じた需要量」を「第Nプラン需要量」という)が、劣化レベルが第3劣化レベルLv3のバッテリ40の供給可能量(以下、「劣化レベルが第M劣化レベルLvMのバッテリ40の供給可能量」を「第M劣化レベル供給可能量」という)以下であるか否かを判定する(ステップS151)。
第3プラン需要量が第3劣化レベル供給可能量以下であると判定した場合、第2算出部140は、第3劣化レベルLv3のバッテリ40の再利用による製造量を第3プラン需要量と算出する(ステップS153)。この場合、再利用による製造の対象とならない剰余となる第3劣化レベルのバッテリ40が発生する。剰余となるバッテリ40は、次の製造計画のために保管しておいてもよい。以下の工程においても、剰余となるバッテリ40の扱いは同様としてもよい。
第3プラン需要量が第3劣化レベル供給可能量以下でないと判定した場合、第2算出部140は、第1劣化レベル供給可能量及び第2劣化レベル供給可能量を参照して、第3劣化レベル製造量を算出する(ステップS155)。例えば、第3プラン需要量が第2劣化レベル供給可能量と第3劣化レベル供給可能量とを加算した値以下の場合には、第3劣化レベル製造量を第3劣化レベル供給可能量し、第2劣化レベル製造量を第3プラン需要量から第3劣化レベル供給可能量を減じた値とし、第3の需要プランに加入者の一部に対して、第2劣化レベルのバッテリ40を供給する。この場合、例えば、第2劣化レベルのバッテリ40を供給される場合の費用に対して、第3劣化レベルのバッテリ40を供給される場合の費用よりも高額となるようにしてもよい。
続いて、第2算出部140は、計画対象時期における第2プラン需要量が、第2劣化レベル供給可能量以下であるか否かを判定する(ステップS157)。第2プラン需要量が第2劣化レベル供給可能量以下であると判定した場合、第2算出部140は、第2劣化レベルLv2のバッテリ40の再利用による製造量を第2プラン需要量と算出する(ステップS159)。第3プラン需要量が第2劣化レベル供給可能量以下でないと判定した場合、第2算出部140は、第1劣化レベル供給可能量を参照して、第2劣化レベル製造量を算出する(ステップS161)。
続いて、第2算出部140は、計画対象時期における第1プラン需要量が、第1劣化レベル供給可能量以下であるか否かを判定する(ステップS163)。第1プラン需要量が第1劣化レベル供給可能量以下であると判定した場合、第2算出部140は、第1劣化レベルLv1のバッテリ40の再利用による製造量を第1プラン需要量と算出する(ステップS165)。こうして、管理装置100は、図9に示す処理を終了する。
第1プラン需要量が第1劣化レベル供給可能量以下でないと判定した場合、第2算出部140は、第1劣化レベルLv1のバッテリ40の再利用による製造量を第1劣化レベル供給可能量と算出する(ステップS167)。この場合、第1劣化レベル供給可能量は第1プラン需要量に満たないので、さらなるバッテリ40の追加が必要となる。そこで、第2算出部140は、第1プラン需要量に満たない分の新品のバッテリ40の製造を計画する。第2算出部140は、第1プラン需要量から第1劣化レベル供給可能量を減じた量を新品のバッテリの製造量として算出する(ステップS169)。こうして、管理装置100は、図9に示す処理を終了する。
図5に示すように、バッテリ40は、劣化度が低いときには劣化が激しくなる性質から、通常、第3劣化レベル供給可能量は、第3プラン需要量よりも十分に多くなり、第2劣化レベル供給可能量は、第2プラン需要量より十分に大きくなる。したがって、ステップS151において、第3プラン需要量が第3劣化レベル供給可能量以下でないと第2算出部140が判定することや、第2プラン需要量が第2劣化レベル供給可能量以下でないと第2算出部140が判定することは稀となる。その一方で、第1劣化レベルのバッテリ40の数及び第1劣化レベル供給可能量は時間の経過に伴って減少するので、ステップS163において、第1プラン需要量が第1劣化レベル供給可能量以下であると第2算出部140が判定することは稀となる。したがって、第1プラン需要量を補うために、新品のバッテリ40の製造することが多くなる。
実施形態に係る管理装置100は、再利用されるバッテリ40の存在量を用いて、二次電池を再利用することによって供給可能なバッテリ40の供給可能量を算出し、二次電池の需要量とバッテリの供給可能量を用いてバッテリ40の再利用による製造量を算出する。このため、車両10に提供するバッテリとして、他の車両等に搭載されていた他のバッテリを利用するか、新たに製造した新品のバッテリを利用するかを決定することができる。したがって、バッテリを適切に供給することができる。また、バッテリ40は高価であるので、不要な製造を避けることが望まれるが、バッテリを適切に供給することができるので、高価なバッテリを不要に製造しないようにすることができる。
また、管理装置100は、バッテリを再利用する際、再利用前のバッテリ40より劣化が進んだ劣化状態のバッテリの供給可能量を算出する。このため、バッテリ40の劣化状態に応じて再利用先が決定されるので、効率的にバッテリ40を再利用することができる。また、管理装置100は、将来のバッテリ40の需要量及び供給可能量を算出する。
また、管理装置100は、二次電池の供給可能量をバッテリ40の劣化状態ごとに算出して取得する。このため、ユーザのニーズに合わせた劣化状態のバッテリを適切に供給することができる。さらには、将来の二次電池の供給量を適切に予測することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明の二次電池の管理装置は、電動車両に搭載される二次電池の市場における存在量、及び前記二次電池の需要量を取得する取得部と、前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記二次電池を再利用することによって供給可能となる供給可能量を算出する第1算出部と、前記二次電池の需要量及び前記供給可能量に基づいて、前記二次電池の再利用による製造量を算出する第2算出部と、を備える。
本発明の二次電池の管理装置は、二次電池を適切に供給することができるような場合に特に有用である。
10…車両
12…モータ
14…駆動輪
16…ブレーキ装置
20…車両センサ
40…バッテリ
42…バッテリセンサ
60…表示装置
70…充電口
72…コンバータ
100…管理装置
110…劣化状態導出部
120…取得部
130…第1算出部
140…第2算出部
150…記憶部
151…劣化状態データ
152…バッテリ存在量データ
180…出力装置

Claims (7)

  1. 電動車両に搭載される二次電池の市場における存在量、及び前記二次電池の需要量を取得する取得部と、
    前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記二次電池を再利用することによって供給可能となる供給可能量を算出する第1算出部と、
    前記二次電池の需要量及び前記供給可能量に基づいて、前記二次電池の再利用による製造量を算出する第2算出部と、
    を備える二次電池の管理装置。
  2. 前記取得部は、前記二次電池の市場における存在量及び前記二次電池の需要量を、前記二次電池の劣化状態ごとに取得し、
    前記第1算出部は、前記二次電池の供給可能量を、前記二次電池の劣化状態ごとに算出する、
    請求項1に記載の二次電池の管理装置。
  3. 前記第1算出部は、第1の劣化状態の前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記第1の劣化状態より劣化が進んだ第2の劣化状態の前記二次電池の供給可能量を算出する、
    請求項2に記載の二次電池の管理装置。
  4. 前記取得部は、前記二次電池の性能維持保証の範囲ごとに区分けされて設定されたユーザに提供する前記二次電池の保証計画の情報を用いて、前記二次電池の需要量を取得する、
    請求項2に記載の二次電池の管理装置。
  5. 前記取得部は、将来の前記二次電池の需要量を予測して取得し、
    前記第1算出部は、前記二次電池の市場における存在量を用いて、将来の前記二次電池の供給可能量を予測して算出する、
    請求項1に記載の二次電池の管理装置。
  6. コンピュータが、
    電動車両に搭載される二次電池の市場における存在量、及び前記二次電池の需要量を取得し、
    前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記二次電池を再利用することによって供給可能となる供給可能量を算出し、
    前記二次電池の需要量及び前記供給可能量に基づいて、前記二次電池の再利用による製造量を算出する、
    二次電池の管理方法。
  7. コンピュータに、
    電動車両に搭載される二次電池の市場における存在量、及び前記二次電池の需要量を取得させ、
    前記二次電池の市場における存在量を用いて、前記二次電池を再利用することによって供給可能となる供給可能量を算出させ、
    前記二次電池の需要量及び前記供給可能量に基づいて、前記二次電池の再利用による製造量を算出させる、
    プログラム。
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