JP7141272B2 - 管状体の接続構造 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態1に係る管状体の接続構造が適用された配管Aを示すものである。配管Aは、特に限定されるものではないが、例えば自動車部品であり、エンジンの吸気系に使用することができる。吸気系の自動車部品としては、例えば、過給器の出口部からインタークーラーまで延びる配管、インタークーラーからスロットルボディ部やインテークマニホールドまで延びる配管を挙げることができる。このような吸気系の自動車部品では、接続部分に気密性及び液密性が要求される。
図1に示すように、配管Aは、第1管状体10と、第2管状体20と、接続管状体30とを備えている。図2や図3に示すように、配管Aは、その他にも、第1シール材41、第2シール材42、第1ストッパリング43及び第2ストッパリング44も備えている。第1管状体10及び第2管状体20は、接続管状体30に接続されており、第1管状体10、第2管状体20及び接続管状体30は一体化されている。この一体化された状態で車体等に取り付けられる。第1管状体10、第2管状体20及び接続管状体30は樹脂材で構成されている。
第1管状体10は、本体管状部11と、フランジ部12と、カラー13と、該本体管状部11から突出するように設けられた挿入筒部14とを有している。フランジ部12は、本体管状部11における挿入筒部14側とは反対側の端部に形成されており、径方向に延出している。フランジ部12に、カラー13が嵌め込まれている。カラー13には、図示しないがボルト等の締結部材が挿通されるようになっている。ボルトは他の部品に対して螺合するようになっており、これにより、フランジ部12が他の部品に固定される。フランジ部12は、本発明の取付部である。尚、本体管状部11は、屈曲していてもよいし、直管状であってもよい。
第2管状体20は、本体管状部21と、フランジ部22と、カラー23と、該本体管状部21から突出するように設けられた挿入筒部24とを有している。フランジ部22は、本体管状部21における挿入筒部24側とは反対側の端部に形成されており、径方向に延出している。フランジ部22に、カラー23が嵌め込まれている。カラー23には、図示しないがボルト等の締結部材が挿通されるようになっている。ボルトは他の部品に対して螺合するようになっており、これにより、フランジ部22が他の部品に固定される。フランジ部22は、本発明の取付部である。尚、本体管状部21は、屈曲していてもよいし、直管状であってもよい。
接続管状体30は、第1管状体10と第2管状体20とを接続するための部材であり、配管Aの長手方向中間部に設けられている。一般的に、管状体を接続するための接続構造は管状体よりも大径化してしまい、配管Aの端部に接続構造を設けると配管Aの端部が大径化する。本実施形態では、配管Aの端部に接続構造を設けないことで、配管Aの端部を小径化することができ、配管Aの端部近傍に他の部品が接近している場合に有利になる。
以上説明したように、この実施形態に係る管状体の接続構造によれば、第1シール材41が、第1管状体10の挿入筒部14の第1環状突出部14a、14bにより形成されたシール材保持溝14cに保持されることになり、この状態で、第1管状体10の挿入筒部14を接続管状体30の第1受口筒部31に挿入すると、第1シール材41が接続管状体30の第1受口筒部31の内周面と、第1管状体10の挿入筒部14の外周面との間に介在して、接続管状体30の第1受口筒部31と第1管状体10の挿入筒部14との間がシールされる。
図5は、本発明の実施形態2に係る管状体の接続構造が適用された配管Aを示すものである。実施形態2では、第1管状体10及び第2管状体20の形状が実施形態1のものと相違しているだけであり、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。
図6は、本発明の実施形態3に係る接続管状体30の第1受口筒部31を示すものである。この実施形態3では、接続管状体30の第1受口筒部31に形成したスリット31fに開口部31kが連続して形成されている点で実施形態1のものと異なっており、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
14 挿入筒部
14a 先端側環状突出部(第1環状突出部)
14b 中間環状突出部(第1環状突出部)
14c シール材保持溝
14d 基端側環状突出部(第2環状突出部)
14e 環状溝
20 第2管状体
24 挿入筒部
24a 先端側環状突出部(第1環状突出部)
24b 中間環状突出部(第1環状突出部)
24c シール材保持溝
24d 基端側環状突出部(第2環状突出部)
24e 環状溝
30 接続管状体
31 第1受口筒部
31f スリット
31k 開口部
32 第1受口筒部
33 中間突出部
41 第1シール材
42 第2シール材
43 第1ストッパリング
44 第2ストッパリング
A 配管
S1 一側第1隙間
S2 一側第2隙間
S3 一側第3隙間
S4 一側第4隙間
Claims (5)
- 第1管状体(10)と第2管状体(20)とを接続する接続管状体(30)と、第1シール材(41)とを備え、
前記接続管状体(30)の一側に設けられた第1受口筒部(31)に、前記第1管状体(10)に設けられた挿入筒部(14)を挿入し、該挿入筒部(14)の外周面と前記第1受口筒部(31)の内周面との間に前記第1シール材(41)を介在させるように構成された管状体の接続構造において、
前記接続管状体(30)の内周面の中心線方向中間部には、径方向に突出する中間突出部(33)が形成され、
前記第1受口筒部(31)は、前記接続管状体(30)の中心線方向中央部から一端部側へ向けて同一内径で延びる第1直管部(31a)と、前記接続管状体(30)の一端部に位置する第1大径部(31b)と、前記第1直管部(31a)の中心線方向一端部から前記第1大径部(31b)まで該第1大径部(31b)に近づくほど大径となるように形成された第1傾斜部(31c)とを備え、
前記挿入筒部(14)の外周面には、前記第1直管部(31a)の内周面と対向する部分に、前記第1シール材(41)が嵌入するシール材保持溝(14c)を形成する第1環状突出部(14a、14b)が前記挿入筒部(14)の径方向外方へ向けて突出するとともに前記挿入筒部(14)の周方向に連続して形成され、
前記挿入筒部(14)の外周面における前記第1環状突出部(14a、14b)よりも前記挿入筒部(14)の基端側には、前記第1大径部(31b)の内周面と対向する部分に、第2環状突出部(14d)が前記挿入筒部(14)の径方向外方へ向けて突出するとともに前記挿入筒部(14)の周方向に連続して形成され、前記第1環状突出部(14a、14b)の突出高さは、前記第2環状突出部(14d)の突出高さよりも低く設定され、
前記第1環状突出部(14a、14b)の突出方向先端部と前記第1直管部(31a)の内周面との間、及び前記第2環状突出部(14d)の突出方向先端部と前記第1大径部(31b)の内周面との間には、それぞれ一側第1隙間(S1)及び一側第2隙間(S2)が形成され、前記一側第2隙間(S2)は、前記一側第1隙間(S1)よりも大きく形成され、
前記接続管状体(30)の前記中間突出部(33)と、前記挿入筒部(14)の先端部との間には、一側第3隙間(S3)が形成されていることを特徴とする管状体の接続構造。 - 請求項1に記載の管状体の接続構造において、
前記接続管状体(30)の他側には、前記第2管状体(20)に設けられた挿入筒部(24)が挿入される第2受口筒部(32)が設けられ、前記第2管状体(20)の前記挿入筒部(24)の外周面と前記第2受口筒部(32)の内周面との間に第2シール材(42)が介在するように設けられ、
前記第2管状体(20)の前記挿入筒部(24)の外周面には、前記第2受口筒部(32)の内周面と対向する部分に、前記第2シール材(42)が嵌入するシール材保持溝(24c)を形成する第1環状突出部(24a、24b)が前記第2管状体(20)の前記挿入筒部(24)の径方向外方へ向けて突出するとともに前記第2管状体(20)の前記挿入筒部(24)の周方向に連続して形成され、
前記第2管状体(20)の前記挿入筒部(24)の外周面における前記第1環状突出部(24a、24b)よりも前記挿入筒部(24)の基端側には、前記第2受口筒部(32)の内周面と対向する部分に、第2環状突出部(24d)が前記第2管状体(20)の前記挿入筒部(24)の径方向外方へ向けて突出するとともに前記第2管状体(20)の前記挿入筒部(24)の周方向に連続して形成され、
前記第2管状体(20)の前記第1環状突出部(24a、24b)の突出方向先端部と前記第2受口筒部(32)の内周面との間、及び前記第2管状体(20)の前記第2環状突出部(24d)の突出方向先端部と前記第2受口筒部(32)の内周面との間には、それぞれ他側第1隙間(S5)及び他側第2隙間(S6)が形成され、
前記接続管状体(30)の前記中間突出部(33)と、前記第2管状体(20)の前記挿入筒部(24)の先端部との間には、他側第3隙間(S7)が形成されていることを特徴とする管状体の接続構造。 - 請求項2に記載の管状体の接続構造において、
前記他側第2隙間(S6)は、前記他側第1隙間(S5)よりも大きいことを特徴とする管状体の接続構造。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載の管状体の接続構造において、
前記第1管状体(10)の挿入筒部(14)が前記接続管状体(30)の前記第1受口筒部(31)から抜けるのを阻止するストッパリング(43)を備え、
前記第1受口筒部(31)には、前記第1管状体(10)の前記第1環状突出部(14b)と前記第1管状体(10)の前記第2環状突出部(14d)との間に向けて開口するスリット(31f)が該第1受口筒部(31)の周方向に延びるように形成され、
前記ストッパリング(43)は、前記第1受口筒部(31)の外側に嵌まるように形成されるとともに、前記スリット(31f)から前記第1管状体(10)の前記第1環状突出部(14a、14b)と前記第1管状体(10)の前記第2環状突出部(14d)との間へ突出する突出部(43c)を有していることを特徴とする管状体の接続構造。 - 請求項4に記載の管状体の接続構造において、
前記ストッパリング(43)は、弾性を有する線材を屈曲成形してなるものであり、
前記スリット(31f)の長手方向両端部には、前記第1受口筒部(31)の中心線方向に長い開口部(31k)が連続して形成されていることを特徴とする管状体の接続構造。
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