JP7138806B2 - 部品カスタマイズ装置、部品カスタマイズシステム、部品カスタマイズ方法、および部品カスタマイズプログラム - Google Patents

部品カスタマイズ装置、部品カスタマイズシステム、部品カスタマイズ方法、および部品カスタマイズプログラム Download PDF

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Description

本発明は、部品カスタマイズ装置、部品カスタマイズシステム、部品カスタマイズ方法、および部品カスタマイズプログラムに関する。
近年、ユーザのライフスタイルに応じて最適な空気調和制御を行う空気調和機の需要が高まっている。例えば、空気調和機の気流を制御する部品の形状を変更することにより、よりきめ細やかな空気調和制御が実現できる。
特許文献1には、ルーバーといった部品の種類を変えることによって、部屋ごとに最適な吹出し特性を持たせることが開示されている。空気調和機を販売するときに、予め数種類のルーバーを用意しておき、空気調和機を取り付ける部屋の状況に応じてルーバーを交換することにより最適な吹き出し特性を得ることが開示されている。
特開2003-329295号公報
通常、住宅は、部屋形状、あるいは、設置家具といった居室状況がユーザ毎に異なる。このようにユーザ毎に異なる居室状況に対応して、空気調和機において最適な気流制御を実現することは、大量生産された量産品にとっては大変困難である。特許文献1では、空気調和機を販売するときに予め何種類かのルーバーを用意しておく。そして、部屋の状況に応じてルーバーを交換する。しかし、特許文献1では、何種類かのルーバーから選択できるに過ぎず、居室状況に対応して最適な気流制御を実現することはできない。また、ユーザ自身が何種類かのルーバーを所持するわけではないため、居室状況の変化に対応することが困難である。
本発明に係る部品カスタマイズ装置は、気流制御部品を居室状況に対応する最適なものに、ユーザ自身で変更可能とすることを目的とする。
本発明に係る部品カスタマイズ装置は、
ユーザが利用する居室に設けられた空気調和機の気流に対する前記ユーザの要求であるユーザ要求と、前記居室の状況を表す居室情報とに基づいて、前記空気調和機の気流の制御に用いられる気流制御部品を前記ユーザ要求に応じてカスタマイズしたカスタマイズ部品の仕様を部品仕様として算出する部品仕様算出部と、
前記部品仕様を前記ユーザのユーザ端末に送信する装置送信部と
を備えた。
本発明に係る部品カスタマイズ装置によれば、空気調和機に備えられた気流制御部品を、居室状況に対応して最適なものにカスタマイズすることができる。
実施の形態1に係る部品カスタマイズシステムの構成図。 実施の形態1に係る空気調和機の冷房運転時の冷媒回路。 実施の形態1に係る空気調和機の暖房運転時の冷媒回路。 実施の形態1に係る部品カスタマイズ装置の構成図。 実施の形態1に係る空気調和機の構成図。 実施の形態1に係るユーザ端末の構成図。 実施の形態1に係る部品カスタマイズシステムの動作のフロー図。 実施の形態1に係るライフスタイル情報の一例。 実施の形態1に係るライフスタイル情報の更新処理のフロー図。 実施の形態1に係る部品カスタマイズ処理の具体例を説明する図。 実施の形態1に係る空気調和機の例を示す図。 実施の形態1の変形例に係る部品カスタマイズ装置の構成図。 実施の形態1の変形例に係る空気調和機の構成図。 実施の形態1の変形例に係るユーザ端末の構成図。
以下、本実施の形態について、図を用いて説明する。各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。また、以下の図では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。また、実施の形態の説明において、上、下、左、右、前、後、表、裏といった向きあるいは位置が示されている場合がある。これらの表記は、説明の便宜上の記載であり、装置、器具、あるいは部品等の配置、方向および向きを限定するものではない。
実施の形態1.
本実施の形態の構成について、図1から図6を用いて説明する。
***構成の説明***
図1は、本実施の形態に係る部品カスタマイズシステム500の構成を示す図である。
部品カスタマイズシステム500は、ユーザ30が利用するユーザ端末300と、ユーザ30が利用する居室40に設けられた空気調和機100と、ユーザ端末300と空気調和機100との各々と通信する部品カスタマイズ装置200とを備える。
空気調和機100は、ユーザ30が生活する居室40に設置される。居室40は、1つの部屋だけでなく、空気調和機100が設置された住居内のエリアを指すものとする。居室は、ユーザ宅内、あるいは宅内エリアともいう。空気調和機100は、冷房および暖房といった機能を実現する冷凍サイクル装置である。
空気調和機100は、Wi-Fi(登録商標)といった無線LAN(Local Area Network)12を介して、ユーザ端末300と通信する。また、空気調和機100は、インターネットといったネットワーク20を介して、部品カスタマイズ装置200と通信する。
部品カスタマイズ装置200は、具体的には、クラウドシステムに設けられたクラウドサーバである。
図1では、ユーザ端末300は、無線LAN12、空気調和機100、およびネットワーク20を介して、部品カスタマイズ装置200と通信する。すなわち、ユーザ端末300と部品カスタマイズ装置200との間で通信される情報は、空気調和機100により中継される。しかし、ユーザ端末300と部品カスタマイズ装置200との間で通信される情報は、ネットワーク20を介して直接通信されてもよい。
ユーザ端末300は、具体的には、スマートフォン端末、タブレット端末、あるいはPC(Personal Computer)といったコンピュータ端末である。
空気調和機100は、センサ部101と気流制御部品102を備える。気流制御部品102は、空気調和機100の気流の制御に用いられる部品である。気流制御部品102は、具体的には、上下フラップあるいは左右フラップといった部品である。左右フラップはルーバーともいう。
センサ部101は、居室40の状況をセンシングする。居室40の状況とは、具体的には、部屋形状、高断熱あるいは低断熱といった宅内の熱負荷、家具配置、ユーザの生活エリア、あるいはユーザの動線といった居室40の状況である。これらの居室40の状況は居室情報251として、リアルタイムにライフスタイル情報250に設定される。センサ部101は、具体的には、室内の絶対温度を検知する赤外線センサである。また、センサ部101は、室内を撮像するカメラといった機器も含んでいてもよい。さらに、センサ部101は、空気調和機100の気流到達度をリアルタイムでセンシング可能とするセンサにより、居室40における気流到達限界範囲をセンシングする。そして、現在の居室40における気流到達限界範囲は、居室情報251に設定される。
空気調和機100は、回転しながら居室40の温度を検知するセンサ部101を備える。センサ部101は、例えば、左右方向に360度回転することにより、1枚の熱画像を生成する。そして、センサ部101が回転することで生成される熱画像と、前回の回転で生成された熱画像との差分を取ることで、居室40におけるユーザの居住位置および室内の温度といった室内の状態を検知する。
図2および図3を参照して、空気調和機100の構成を説明する。
図2は、冷房運転時の冷媒回路31を示している。図3は、暖房運転時の冷媒回路31を示している。
空気調和機100は、冷媒が循環する冷媒回路31を備える。空気調和機100は、圧縮機32と、四方弁33と、室外熱交換器である第1熱交換器34と、膨張弁である膨張機構35と、室内熱交換器である第2熱交換器36とをさらに備える。圧縮機32、四方弁33、第1熱交換器34、膨張機構35および第2熱交換器36は、冷媒回路31に接続されている。
圧縮機32は、冷媒を圧縮する。四方弁33は、冷房運転時と暖房運転時とで冷媒の流れる方向を切り替える。第1熱交換器34は、冷房運転時には凝縮器として動作し、圧縮機32により圧縮された冷媒を放熱させる。すなわち、第1熱交換器34は、圧縮機32により圧縮された冷媒を用いて熱交換を行う。第1熱交換器34は、暖房運転時には蒸発器として動作し、室外空気と膨張機構35で膨張した冷媒との間で熱交換を行って冷媒を加熱する。膨張機構35は、凝縮器で放熱した冷媒を膨張させる。第2熱交換器36は、暖房運転時には凝縮器として動作し、圧縮機32により圧縮された冷媒を放熱させる。すなわち、第2熱交換器36は、圧縮機32により圧縮された冷媒を用いて熱交換を行う。第2熱交換器36は、冷房運転時には蒸発器として動作し、室内空気と膨張機構35で膨張した冷媒との間で熱交換を行って冷媒を加熱する。
空気調和機100は、空気調和機100の冷凍サイクルを制御するコントローラ37をさらに備える。
図2および図3では、コントローラ37と圧縮機32との接続しか示していないが、コントローラ37は、圧縮機32だけでなく、冷媒回路31に接続された圧縮機32以外の構成要素に接続されてもよい。コントローラ37は、コントローラ37に接続されている各構成要素の状態を監視したり、制御したりする。
図4は、本実施の形態に係る部品カスタマイズ装置200の構成を示す図である。
部品カスタマイズ装置200は、コンピュータである。部品カスタマイズ装置200は、プロセッサ910を備えるとともに、メモリ921、入力インタフェース930、出力インタフェース940、および通信装置950といった他のハードウェアを備える。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。また、図示はないが、部品カスタマイズ装置200は補助記憶装置を備えている。
部品カスタマイズ装置200は、機能要素として、センサ演算部210と部品仕様算出部220と装置送信部230と記憶部240とを備える。
センサ演算部210と部品仕様算出部220と装置送信部230の機能は、ソフトウェアにより実現される。記憶部240は、メモリ921に備えられる。記憶部240には、居室情報251が設定されたライフスタイル情報250が記憶される。
図5は、本実施の形態に係る空気調和機100の構成を示す図である。
空気調和機100は、コンピュータを備える。空気調和機100は、プロセッサ910を備えるとともに、メモリ921、入力インタフェース930、出力インタフェース940、および通信装置950といった他のハードウェアを備える。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。また、図示はないが、空気調和機100は補助記憶装置を備えている。
空気調和機100は、機能要素として、情報受信部110と情報送信部120と制御部130と記憶部140とを備える。
情報受信部110と情報送信部120と制御部130の機能は、ソフトウェアにより実現される。記憶部140は、メモリ921に備えられる。記憶部140には、居室情報251が設定されたライフスタイル情報250が記憶される。また、制御部130は、図2および図3のコントローラ37の例である。
図6は、本実施の形態に係るユーザ端末300の構成を示す図である。
ユーザ端末300は、コンピュータである。ユーザ端末300は、プロセッサ910を備えるとともに、メモリ921、入力インタフェース930、出力インタフェース940、および通信装置950といった他のハードウェアを備える。プロセッサ910は、信号線を介して他のハードウェアと接続され、これら他のハードウェアを制御する。また、図示はないが、ユーザ端末300は補助記憶装置を備えている。
ユーザ端末300は、機能要素として、要求受付部310と仕様受信部320と提示部330と記憶部340とを備える。
要求受付部310と仕様受信部320と提示部330の機能は、ソフトウェアにより実現される。記憶部340は、メモリ921に備えられる。記憶部340には、部品仕様53が記憶される。
なお、本実施の形態では、説明を簡単にするために、同様の機能を有するハードウェアには同一の符号を付している。しかし、空気調和機100、部品カスタマイズ装置200、およびユーザ端末300は、それぞれに個別にハードウェアを有している。
プロセッサ910は、部品カスタマイズプログラムを実行する装置である。部品カスタマイズプログラムは、空気調和機100の機能、部品カスタマイズ装置200の機能、あるいはユーザ端末300の機能を実現するプログラムである。空気調和機100の機能は、情報受信部110と情報送信部120と制御部130の機能である。部品カスタマイズ装置200の機能は、センサ演算部210と部品仕様算出部220と装置送信部230の機能である。ユーザ端末300の機能は、要求受付部310と仕様受信部320と提示部330の機能である。以下の説明において、空気調和機100、部品カスタマイズ装置200、およびユーザ端末300の少なくとも一部を、部品カスタマイズシステム500の各装置という。また、空気調和機100の機能、部品カスタマイズ装置200の機能、およびユーザ端末300の機能の少なくとも一部の機能を、部品カスタマイズシステム500の各装置の機能という。
プロセッサ910は、演算処理を行うIC(Integrated Circuit)である。プロセッサ910の具体例は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、GPU(Graphics Processing Unit)である。
メモリ921は、データを一時的に記憶する記憶装置である。メモリ921の具体例は、SRAM(Static Random Access Memory)、あるいはDRAM(Dynamic Random Access Memory)である。
補助記憶装置は、データを保管する記憶装置である。補助記憶装置の具体例は、HDDである。また、補助記憶装置は、SD(登録商標)メモリカード、CF、NANDフラッシュ、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスク、DVDといった可搬の記憶媒体であってもよい。なお、HDDは、Hard Disk Driveの略語である。SD(登録商標)は、Secure Digitalの略語である。CFは、CompactFlash(登録商標)の略語である。DVDは、Digital Versatile Diskの略語である。
入力インタフェース930は、マウス、キーボード、あるいはタッチパネルといった入力装置と接続されるポートである。入力インタフェース930は、具体的には、USB(Universal Serial Bus)端子である。なお、入力インタフェース930は、LAN(Local Area Network)と接続されるポートであってもよい。
出力インタフェース940は、ディスプレイといった出力機器のケーブルが接続されるポートである。出力インタフェース940は、具体的には、USB端子またはHDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)端子である。ディスプレイは、具体的には、LCD(Liquid Crystal Display)である。
通信装置950は、レシーバとトランスミッタを有する。通信装置950は、LAN、インターネット、あるいは電話回線といった通信網に接続している。通信装置950は、具体的には、通信チップまたはNIC(Network Interface Card)である。
部品カスタマイズプログラムは、部品カスタマイズシステム500の各装置において実行される。部品カスタマイズプログラムは、プロセッサ910に読み込まれ、プロセッサ910によって実行される。メモリ921には、部品カスタマイズプログラムだけでなく、OS(Operating System)も記憶されている。プロセッサ910は、OSを実行しながら、部品カスタマイズプログラムを実行する。部品カスタマイズプログラムおよびOSは、補助記憶装置に記憶されていてもよい。補助記憶装置に記憶されている部品カスタマイズプログラムおよびOSは、メモリ921にロードされ、プロセッサ910によって実行される。なお、部品カスタマイズプログラムの一部または全部がOSに組み込まれていてもよい。
部品カスタマイズシステム500の各装置は、プロセッサ910を代替する複数のプロセッサを備えていてもよい。これら複数のプロセッサは、部品カスタマイズプログラムの実行を分担する。それぞれのプロセッサは、プロセッサ910と同じように、部品カスタマイズプログラムを実行する装置である。
部品カスタマイズプログラムにより利用、処理または出力されるデータ、情報、信号値および変数値は、メモリ921、補助記憶装置、または、プロセッサ910内のレジスタあるいはキャッシュメモリに記憶される。
部品カスタマイズシステム500の各装置の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えてもよい。また、部品カスタマイズシステム500の各装置の各部の「部」を読み替えた「処理」を「プログラム」、「プログラムプロダクト」、「プログラムを記憶したコンピュータ読取可能な記憶媒体」、または「プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体」に読み替えてもよい。
部品カスタマイズプログラムは、前記の各部の「部」を「処理」、「手順」あるいは「工程」に読み替えた各処理、各手順あるいは各工程を、コンピュータに実行させる。また、部品カスタマイズ方法は、部品カスタマイズシステム500の各装置が部品カスタマイズプログラムを実行することにより行われる方法である。
部品カスタマイズプログラムは、コンピュータ読取可能な記録媒体に格納されて提供されてもよい。また、部品カスタマイズプログラムは、プログラムプロダクトとして提供されてもよい。
***動作の説明***
図7を用いて、本実施の形態に係る部品カスタマイズシステム500の動作について説明する。部品カスタマイズシステム500の動作手順は、部品カスタマイズ方法に相当する。また、部品カスタマイズシステム500の動作を実現するプログラムは、部品カスタマイズプログラムに相当する。
<ユーザ端末300の処理>
ステップS301において、要求受付部310は、空気調和機100の気流に対するユーザ30の要求であるユーザ要求52を受け付ける。具体的には、要求受付部310は、ユーザ端末300の表示画面に要求受付画面を表示し、ユーザ30に、空気調和機100の気流に対する要求を入力させる。例えば、ユーザ30は、現在の気流制御部品102の気流到達限界範囲外まで気流を到達させたいという要求をユーザ要求52として入力する。
ステップS302において、要求受付部310は、空気調和機100を介して、ユーザ要求52を部品カスタマイズ装置200に送信する。
<空気調和機100の処理>
ステップS101において、情報受信部110がユーザ要求52を受信し、情報送信部120がユーザ要求52を部品カスタマイズ装置200に送信する。すなわち、空気調和機100が、ユーザ要求52を中継する。本実施の形態では、ユーザ要求52は、ユーザ端末300から空気調和機100を介して部品カスタマイズ装置200に送信される。しかし、ユーザ要求52は、ユーザ端末300から、ネットワーク20を介して部品カスタマイズ装置200に直接送信されてもよい。
<部品カスタマイズ装置200の処理>
ステップS201において、部品仕様算出部220は、ユーザ要求52を受信する。
ステップS202において、部品仕様算出部220は、ユーザ要求52と居室情報251に基づいて、気流制御部品102をユーザ要求52に応じてカスタマイズしたカスタマイズ部品103の仕様を部品仕様53として算出する。部品仕様算出部220は、3次元プリンタ50に入力されると、カスタマイズ部品103が3次元プリンタ50から出力される部品仕様53を算出する。
居室情報251は、居室40の状況を表す。居室40の状況とは、部屋形状、高断熱あるいは低断熱といった熱負荷、家具配置、ユーザの生活エリア、ユーザの動線、および、気流到達限界範囲を含む。
居室情報251は、ライフスタイル情報250に含まれる。
図8は、本実施の形態に係るライフスタイル情報250の一例を示す図である。
ライフスタイル情報250は、ユーザ30のライフスタイルを表す情報である。ライフスタイル情報250には、ユーザ30の居室情報251と、ユーザ30のライフスタイル252とが設定される。
居室情報251には、部屋形状、高断熱あるいは低断熱といった熱負荷、家具配置、ユーザの生活エリア、ユーザの動線、および、気流到達限界範囲といった情報が設定される。
ライフスタイル252には、ユーザ30のライフスタイルを特定するための様々な情報が設定される。例えば、ユーザ30の性別、年齢、家族構成、職務形態、行動パターン、好み、あるいは家屋の情報といった情報が含まれていることが望ましい。また、人体の血圧、心拍、および呼吸といったバイタルデータが含まれることが望ましい。これらのライフスタイル252から、ライフスタイルそのものがユーザの属性として認識される。具体例として、ユーザ30が30代男性と30代女性との2人世帯であれば、その世帯が子供を持たない共働き世帯であるかどうかまで認識されることが望ましい。何時に起床し、外出し、帰宅し、入浴し、就寝するかといった行動パターンも属性として認識されることが望ましい。暑がり、あるいは、寒がりといった好みも属性として認識されてもよい。あるいは、快適性重視、あるいは、省エネルギー重視といった好みが含まれていてもよい。また、物の色あるいは形状といった好みが含まれていてもよい。
例えば、部品仕様算出部220は、居室情報251に基づいて、ユーザ要求52の内容が現在の気流到達限界範囲を超えているか否かを判定する。部品仕様算出部220は、ユーザ要求52の内容が現在の気流到達限界範囲を超えている場合は、現在の気流到達限界範囲を超えて気流を到達させることが可能な気流制御部品の仕様を部品仕様53として算出する。現在の気流到達限界範囲を超えて気流を到達させるための気流制御部品は、現在の気流制御部品102をユーザ要求52に応じてカスタマイズしたカスタマイズ部品103である。
また、部品仕様算出部220は、ライフスタイル252に含まれる好みに合わせて、カスタマイズ部品103の形状をアレンジして、部品仕様53を算出してもよい。また、部品仕様算出部220は、ライフスタイル252に含まれる好みに合わせて、カスタマイズ部品103の色を部品仕様53に含めてもよい。例えば、部品仕様算出部220は、色テープあるいはカラースプレーの色番号を部品仕様53に含めてもよい。さらに、部品仕様算出部220は、色テープをカットする際の型を部品仕様53に含めてもよい。
なお、部品仕様算出部220は、気流制御部品102と交換するためのカスタマイズ部品103の部品仕様53を算出する。あるいは、部品仕様算出部220は、気流制御部品102に装着するためのカスタマイズ部品103の部品仕様53を算出してもよい。
ステップS203において、装置送信部230は、空気調和機100を介して、部品仕様53をユーザ端末300に送信する。
<空気調和機100の処理>
ステップS102において、情報受信部110が部品仕様53を受信し、情報送信部120が部品仕様53をユーザ端末300に送信する。すなわち、空気調和機100が、部品仕様53を中継する。本実施の形態では、部品仕様53は、部品カスタマイズ装置200から空気調和機100を介してユーザ端末300に送信される。しかし、部品仕様53は、部品カスタマイズ装置200から、ネットワーク20を介してユーザ端末300に直接送信されてもよい。
このように、ユーザ端末300と部品カスタマイズ装置200の通信は、空気調和機100を中継してもよいし、ユーザ端末300と部品カスタマイズ装置200とが直接通信してもよい。
<ユーザ端末300の処理>
ステップS303において、仕様受信部320は、空気調和機100を介して、部品カスタマイズ装置200から送信された部品仕様53を受信する。
ステップS304において、提示部330は、部品カスタマイズ装置200から送信された部品仕様53をユーザ30に提示する。具体的には、提示部330は、部品仕様53を記憶部340に記憶する。そして、提示部330は、ユーザ30の求めに応じ、出力インタフェース940を介して、部品仕様53をディスプレイに表示する。あるいは、提示部330は、部品仕様53をプリンタに出力する。
ステップS305において、部品仕様53が、3次元プリンタ50に入力される。そして、3次元プリンタ50は、部品仕様53に従ったカスタマイズ部品103を出力する。部品仕様53は、ユーザ端末300から自動的に3次元プリンタ50に入力されてもよい。あるいは、ユーザ30が、ユーザ30により所有される3次元プリンタ50、あるいは、コンビニエンスストアといった他場所に設置された3次元プリンタ50に部品仕様53を入力してもよい。
3次元プリンタ50から部品仕様53に従ったカスタマイズ部品103が出力されると、ユーザ30は、現在の気流制御部品102をカスタマイズ部品103に交換する。あるいは、ユーザ30は、現在の気流制御部品102にカスタマイズ部品103を付加して、ユーザ要求52に合致した最適な気流制御部品にカスタマイズする。
空気調和機100の気流制御部品102の取付機構は、ユーザ30でも簡単に交換あるいは付加できるような構成とすることが好ましい。
<ライフスタイル情報250の更新処理>
次に、図9を用いて、本実施の形態に係るライフスタイル情報250の更新処理について説明する。
ステップS111において、空気調和機100のセンサ部101は、センサ情報51を部品カスタマイズ装置200に送信する。センサ部101は、センサ情報51を定期的に部品カスタマイズ装置200に送信する。
ステップS211において、部品カスタマイズ装置200のセンサ演算部210は、空気調和機100のセンサ部101からセンサ情報51を受信する。
ステップS212において、センサ演算部210は、センサ情報51に基づいて、ユーザ30のライフスタイルを表すライフスタイル情報250であって居室情報251を含むライフスタイル情報250を演算する。例えば、センサ演算部210は、センサ情報51を学習することにより、ユーザ30のライフスタイル情報250を算出する。ユーザ30のライフスタイル情報250には、ユーザ30の居室情報251およびライフスタイル252が含まれる。また、センサ演算部210は、センサ情報51に基づいて、ユーザ30の好みを含むライフスタイル情報250を学習する。ユーザ30の好みとは、例えば、「居室40全体に気流が到達すること」といった内容である。
ステップS212において、センサ演算部210は、演算により得られたライフスタイル情報250を用いて、居室情報251を含むライフスタイル情報250を更新する。ライフスタイル情報250は、記憶部240に記憶される。居室40の状況を表す居室情報251も記憶部240に記憶されている。
ステップS213において、センサ演算部210は、記憶部240に記憶されているライフスタイル情報250を更新する。このように、ライフスタイル情報250は、ユーザ30に関するライフスタイルをリアルタイムに反映する情報となる。居室情報251もリアルタイムに更新されていく。
ステップS214において、装置送信部230は、通信装置950を介して、ライフスタイル情報250を空気調和機100に送信する。
ステップS112において、空気調和機100の情報受信部110は、ライフスタイル情報250を受信し、記憶部140に記憶する。すなわち、空気調和機の記憶部140のライフスタイル情報250もリアルタイムに更新されていく。
ステップS113において、制御部130は、ライフスタイル情報250に基づいて、空気調和機100を制御する。
図10は、本実施の形態に係る部品カスタマイズ処理の具体例を示す図である。また、図11は、本実施の形態に係る空気調和機100の例を示す図である。
図10および図11を用いて、本実施の形態に係る部品カスタマイズ処理の具体例について説明する。
図10に示す居室40において、リビングスペースとダイニングスペースの気流到達限界範囲が実線L1の状態である。このとき、棚70が、リビングスペースとダイニングスペースの間に配置されたとする。すると、棚70によりリビングスペース方向への気流の一部が遮られ、リビングスペースにおける気流到達限界範囲が点線L2の状態になったとする。このとき、センサ演算部210の処理により、ライフスタイル情報250の居室情報251には、リビングスペースの気流到達限界範囲が点線L2であると設定される。ユーザ30は、リビングスペース全体に気流が到達しなくなったので、リビングスペース全体に気流が到達するようにしたいというユーザ要求52をユーザ端末300に入力する。
部品仕様算出部220は、居室情報251から、現在の気流到達限界範囲は点線L2であること、および、棚70の配置といった情報を取得し、ユーザ要求52を満たすためのカスタマイズ部品103の仕様を部品仕様53として算出する。
ユーザ30は、カスタマイズ部品103の部品仕様53を受け取る。ユーザ30は、部品仕様53を3次元プリンタ50に入力することにより、カスタマイズ部品103を取得する。そして、ユーザ30は、現在の気流制御部品102をカスタマイズ部品103と交換、あるいは、カスタマイズ部品103を現在の気流制御部品102に付加する。
このように、ユーザ30は、要求に応じた最適な気流制御部品を取得することができる。
カスタマイズ部品103は、例えば、図11に示す上下フラップあるいは左右フラップといった気流制御部品102の形状、大きさ、あるいは枚数を変更したものとなる。
***他の構成***
<変形例1>
本実施の形態では、空気調和機100に備えられた上下フラップあるいは左右フラップといった気流制御部品をカスタマイズする部品カスタマイズシステム500について説明した。その他、空気調和機100に備えられたお掃除フィルタなどにも本実施の形態を適用できる。また、空気調和機100以外でも、ユーザの要求に応じて部品をカスタマイズすることができる電気機器であれば、本実施の形態を適用可能である。具体的には、扇風機の羽、あるいは、照明器具の反射板といった機器と部品にも本実施の形態を適用できる。
<変形例2>
部品カスタマイズシステム500に登録しているユーザ30には、部品仕様53を有料でユーザ端末300に配信するシステムとしてもよい。そして、ユーザ30は、購入した部品仕様53を3次元プリンタ50に入力することにより、カスタマイズ部品103を取得するとしてもよい。
<変形例3>
本実施の形態では、部品カスタマイズシステム500は、最適な部品仕様53をユーザ30に提供する。しかし、複数種類の部品仕様53をユーザ30に提供してもよい。具体的には、部品カスタマイズシステム500は、最適バージョン、省エネルギーバージョン、および、デザイン性バージョンといったバージョンごとに部品仕様53を提示し、ユーザ30に選択させてもよい。この場合、部品仕様算出部220は、ユーザのライフスタイル情報250とユーザ要求52とに基づいて、複数種類の部品仕様53を算出しておく。そして、ユーザ端末300は、バージョンごとに部品仕様53を提示し、ユーザ30に選択させる。
<変形例4>
本実施の形態では、部品仕様算出部220は、ユーザ30により入力されたユーザ要求52に基づいて、部品仕様53を算出する。しかし、部品仕様算出部220は、ライフスタイル情報250に含まれるユーザ30の好みをユーザ要求52として、部品仕様53を算出してもよい。
例えば、ライフスタイル情報250のライフスタイル252には、ユーザ30の好みとして「居室40全体に気流が到達すること」が設定されていたとする。図10に示すように、部品仕様算出部220が、棚70が配置されたことにより気流到達限界範囲が点線L2になったことを検知すると、気流到達限界範囲を実線L1とするためのカスタマイズ部品103の部品仕様53を自動的に算出してもよい。そして、自動的に部品仕様53がユーザ端末300に送信されてもよい。
<変形例5>
本実施の形態では、部品カスタマイズシステム500の各装置の機能がソフトウェアで実現される。変形例として、部品カスタマイズシステム500の各装置の機能がハードウェアで実現されてもよい。
具体的には、部品カスタマイズシステム500の各装置は、プロセッサ910に替えて電子回路909を備える。
図12は、本実施の形態の変形例に係る部品カスタマイズ装置200の構成を示す図である。図13は、本実施の形態の変形例に係る空気調和機100の構成を示す図である。図14は、本実施の形態の変形例に係るユーザ端末300の構成を示す図である。
電子回路909は、部品カスタマイズシステム500の各装置の機能を実現する専用の電子回路である。電子回路909は、具体的には、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ロジックIC、GA、ASIC、または、FPGAである。GAは、Gate Arrayの略語である。ASICは、Application Specific Integrated Circuitの略語である。FPGAは、Field-Programmable Gate Arrayの略語である。
部品カスタマイズシステム500の各装置の機能は、1つの電子回路で実現されてもよいし、複数の電子回路に分散して実現されてもよい。
別の変形例として、部品カスタマイズシステム500の各装置の一部の機能が電子回路で実現され、残りの機能がソフトウェアで実現されてもよい。また部品カスタマイズシステム500の各装置の一部またはすべての機能がファームウェアで実現されてもよい。
プロセッサと電子回路の各々は、プロセッシングサーキットリとも呼ばれる。つまり、部品カスタマイズシステム500の各装置の機能は、プロセッシングサーキットリにより実現される。
***本実施の形態の効果の説明***
通常、部屋形状あるいは家具配置といった住宅環境条件は、ユーザ宅ごとに異なる。このようにユーザ宅毎に異なる住宅環境条件の全てに対応する最適な空気調和機の気流を実現すことは、大量生産された現在の量産品においては大変困難である。
本実施の形態に係る部品カスタマイズシステム500によれば、ユーザ宅の部屋形状、熱負荷、あるいは、家具のような障害物といった住宅環境条件を考慮し、ユーザの要求に沿った最適気流を実現できる気流制御部品をカスタマイズすることができる。よって、ユーザの住宅環境条件に対応し、快適と省エネルギーを両立する気流制御を実現することができる。
以上の実施の形態1では、部品カスタマイズシステム500の各装置の各部を独立した機能ブロックとして説明した。しかし、部品カスタマイズシステム500の各装置の構成は、上述した実施の形態のような構成でなくてもよい。部品カスタマイズシステム500の各装置の機能ブロックは、上述した実施の形態で説明した機能を実現することができれば、どのような構成でもよい。また、部品カスタマイズシステム500の各装置は、1つの装置でなく、複数の装置から構成されたシステムでもよい。
また、実施の形態1のうち、複数の部分を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらの実施の形態のうち、1つの部分を実施しても構わない。その他、これら実施の形態を、全体としてあるいは部分的に、どのように組み合わせて実施しても構わない。
すなわち、実施の形態1では、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
なお、上述した実施の形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明の範囲、本発明の適用物の範囲、および本発明の用途の範囲を制限することを意図するものではない。上述した実施の形態は、必要に応じて種々の変更が可能である。
12 無線LAN、20 ネットワーク、30 ユーザ、31 冷媒回路、32 圧縮機、33 四方弁、34 第1熱交換器、35 膨張機構、36 第2熱交換器、37 コントローラ、40 居室、50 3次元プリンタ、51 センサ情報、52 ユーザ要求、53 部品仕様、70 棚、100 空気調和機、101 センサ部、102 気流制御部品、103 カスタマイズ部品、110 情報受信部、120 情報送信部、130 制御部、200 部品カスタマイズ装置、210 センサ演算部、220 部品仕様算出部、230 装置送信部、140,240,340 記憶部、250 ライフスタイル情報、251 居室情報、252 ライフスタイル、300 ユーザ端末、310 要求受付部、320 仕様受信部、330 提示部、500 部品カスタマイズシステム、909 電子回路、910 プロセッサ、921 メモリ、930 入力インタフェース、940 出力インタフェース、950 通信装置。

Claims (9)

  1. ユーザが利用する居室に設けられた空気調和機の気流に対する前記ユーザの要求であるユーザ要求と、前記居室の状況を表す居室情報とに基づいて、前記空気調和機の気流の制御に用いられる気流制御部品を前記ユーザ要求に応じてカスタマイズしたカスタマイズ部品の仕様を部品仕様として算出する部品仕様算出部と、
    前記部品仕様を前記ユーザのユーザ端末に送信する装置送信部と
    を備えた部品カスタマイズ装置。
  2. 前記部品仕様算出部は、
    3次元プリンタに入力されると、前記カスタマイズ部品が前記3次元プリンタから出力される前記部品仕様を算出する請求項1に記載の部品カスタマイズ装置。
  3. 前記部品カスタマイズ装置は、
    前記空気調和機のセンサ部からセンサ情報を受信し、前記センサ情報に基づいて、前記ユーザのライフスタイルを表すライフスタイル情報であって前記居室情報を含むライフスタイル情報を演算するセンサ演算部を備えた請求項1または請求項2に記載の部品カスタマイズ装置。
  4. 前記センサ演算部は、
    前記センサ情報に基づいて、前記ユーザの好みを含む前記ライフスタイル情報を学習し、
    前記部品仕様算出部は、
    前記ライフスタイル情報に含まれる前記ユーザの好みを前記ユーザ要求として、前記部品仕様を算出する請求項3に記載の部品カスタマイズ装置。
  5. 前記部品仕様算出部は、
    前記気流制御部品と交換するための前記カスタマイズ部品の前記部品仕様を算出する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の部品カスタマイズ装置。
  6. 前記部品仕様算出部は、
    前記気流制御部品に装着するための前記カスタマイズ部品の前記部品仕様を算出する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の部品カスタマイズ装置。
  7. ユーザが利用するユーザ端末と、前記ユーザが利用する居室に設けられた空気調和機と、前記ユーザ端末と前記空気調和機との各々と通信する部品カスタマイズ装置とを備えた部品カスタマイズシステムにおいて、
    前記ユーザ端末は、
    前記空気調和機の気流に対する前記ユーザの要求であるユーザ要求を受け付け、前記部品カスタマイズ装置に送信する要求受付部を備え、
    前記部品カスタマイズ装置は、
    前記居室の状況を表す居室情報を記憶する記憶部と、
    前記ユーザ端末から送信された前記ユーザ要求と、前記居室情報とに基づいて、前記空気調和機の気流の制御に用いられる気流制御部品を前記ユーザ要求に応じてカスタマイズしたカスタマイズ部品の仕様を部品仕様として算出する部品仕様算出部と、
    前記部品仕様を前記ユーザ端末に送信する装置送信部と
    を備え、
    前記ユーザ端末は、
    前記部品カスタマイズ装置から送信された前記部品仕様を前記ユーザに提示する提示部を備えた部品カスタマイズシステム。
  8. 部品仕様算出部が、ユーザが利用する居室に設けられた空気調和機の気流に対する前記ユーザの要求であるユーザ要求と、前記居室の状況を表す居室情報とに基づいて、前記空気調和機の気流の制御に用いられる気流制御部品を前記ユーザ要求に応じてカスタマイズしたカスタマイズ部品の仕様を部品仕様として算出し、
    装置送信部が、前記部品仕様を前記ユーザのユーザ端末に送信する部品カスタマイズ方法。
  9. ユーザが利用する居室に設けられた空気調和機の気流に対する前記ユーザの要求であるユーザ要求と、前記居室の状況を表す居室情報とに基づいて、前記空気調和機の気流の制御に用いられる気流制御部品を前記ユーザ要求に応じてカスタマイズしたカスタマイズ部品の仕様を部品仕様として算出する部品仕様算出処理と、
    前記部品仕様を前記ユーザのユーザ端末に送信する装置送信処理と
    をコンピュータに実行させる部品カスタマイズプログラム。
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