JP7137785B2 - 携帯型画像形成装置及び携帯型画像形成装置本体 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、記録部を下面に有し、記録材上で手動で操作する携帯型画像形成装置が記載されている。この携帯型画像形成装置は、インクタンクを有するヘッドカートリッジ部を装置本体内に装填する構成となっている。
図3は、HMP1から、キャッピングユニット8を取り外した状態を示す外観斜視図であり、HMP1及びキャッピングユニット8を、右正面側上方から見た斜視図である。
HMP1からキャッピングユニット8を取り外す場合、使用者はHMP1本体をキャッピングユニット8から上方(図中のZ軸プラス方向)に引き抜くことで、スナップフィットにより引っ掛かっていた突起部16が凹部81から外れる。これにより、HMP1からキャッピングユニット8を取り外すことができる。
図3乃至図5に示すように、HMP1は、上部ユニット2と下部ユニット3とから主に構成されている。HMP1は、全体的に略直方体形状をなしており、その走査方向(=印字方向:図中X軸方向)の長さは、使用者が掌で掴める程度である。
ただし、HMP1を用いたプリント動作は上述した動作に限定されるものではない。文字や絵柄等をデザイン的に配置する場合など、X軸方向以外の斜め方向や曲線的にHMP1を移動させてプリントを行うことも可能である。また、Y軸方向以外の方向にHMP1を移動させて改行することも可能である。
図7に示すように、上部ユニット2は、Y軸方向に延在する水平延在部2aとZ軸方向に延在する垂直延在部2bとを備えるL字形状になっている。上部ユニット2の垂直延在部2bの内部には、HMP1の各機器に電力供給するための電源であるバッテリー15が配置されている。水平延在部2aには制御基板14が配置されており、制御基板14には、印字ボタン5a及び電源ボタン5bが接続されている。電源ボタン5bは、HMP1の電源の入切(ON/OFF)を切り替えるためのボタンであり、印字ボタン5aはインクの吐出タイミングを操作するボタンである。
下部ユニット3に対して上部ユニット2を図7中の矢印「B」方向に回転させることで、下部ユニット3のハウジング80の上方の開口部が露出し、ハウジング80の内部に配置されたインクカートリッジ40を取り外すことが可能となる。尚、上述の「下部ユニット3」が請求項における「装置本体」に相当するとともに、「上部ユニット2」が請求項における「カバー部材」に相当する。
尚、上述の下部ユニット3の上面31側の面が請求項における「第1面」、下部ユニット3の正面35側、左側面32側、右側面33側、及び背面34側の面が、請求項における「第2面」に相当する。
図8は、使用者がHMP1を操作する際の使用者の手Hと、HMP1との位置関係を示す説明図である。
画像情報を取得させた後、記録面30を記録紙Pの表面に対向させる姿勢でHMP1を記録紙Pの表面上に置く。その後、印字ボタン5aを一度押してから、図9に示すように、HMP1を走査方向(X軸方向)に沿って移動させることで、記録紙Pの表面に画像を形成することができる。図9に示すように、HMP1による画像形成では、印字した印字部W1と、これから印字を行う印字予定部W2とを確認しながら印字することができる。
記録材としては、記録紙Pなどの紙類に限定されるものではなく、OHP、布、段ボール、包装容器、ガラス、基板などが含まれる。
記録部41の画像の記録領域の幅(走査方向に直交する方向(Y軸方向)の画像の長さ)は、複数の吐出孔41aのY軸方向両端に位置する吐出孔41a間の距離に相当する。
記録部41から吐出されたインクは、吐出開口部30aを通過して記録紙P上に至り、画像形成が行われる。
ロータリーエンコーダ等を用いた接触型のセンサでは、印字面にセンサを接触させる必要があり、接触状態による検出誤差が生じやすい。具体的には、接触型のセンサの検出部が印字面に対して離れたり、滑ったりすると、実際の移動距離と、検出結果に基づいて算出される移動距離とが相違し、検出誤差となる。これに対して、位置検出センサ18として光学式センサを用いて非接触で印字面を検出することで高精度に検出することができる。
制御基板14は、各種の演算処理やプログラム実行を行うCPU55、Bluetooth(登録商標)を用いる近距離無線通信用のBt基板52、データを一時記憶するRAM53、ROM54、記録制御部56などを有している。この制御基板14は、上部ユニット2の中空内において、USB接続口9の内側の位置に固定されている。
HMP1は、下部ユニット3と上部ユニット2とを備える。下部ユニット3は、記録部41を有する装置本体である。上部ユニット2は、下部ユニット3における記録部41が配置された記録部配置面(ハウジング80の下面)の反対側の記録部反対面(ハウジング80の上部の開口部)を開閉するカバー部材である。
ヘッドカートリッジ部を装填する空間を形成する装置本体(本実施形態の下部ユニット3)に対して、カバー部材を上方のみに配置すると、開閉操作の際に、装置の上方のみを持って開閉力を与えるしかなく、操作性が悪くなるおそれがある。
このように、使用者の操作性が向上することにより、HMP1の操作性の悪化に起因する印字画像の劣化を防止することができる。
次に、第二の箇所は、「下部ユニット3の上面31側」である。これは、上部ユニット2の水平延在部2aにバッテリー15を設けるとともに、垂直延在部2bに制御基板14を設ける形である。つまり、バッテリー15と制御基板14との位置を入れ替えた形である。
最後に、第三の箇所は、「下部ユニット3の背面34側」である。
制御基板14とバッテリー15は必ずハーネスで接続する必要がある。従って、下部ユニット3(装置本体)の後端部に制御基板14と分離してバッテリー15を設けると、その間を接続するハーネスを下部ユニット3の前端部に設置される上部ユニット2の上部ユニット回転軸3aを通して接続せざるを得ないことになる。そうするとハーネス長が長くなりハーネス自体のコストアップとなる。
また、ハーネスが長くなるとハーネス這い回し経路が複雑となり組み立て工数増加によりコストアップとなる。さらに、上記のようにハーネスを下部ユニット3の後端部にあるバッテリー15から下部ユニット3の前端部にある上部ユニット回転軸3aまで這い回す経路を下部ユニット3のどこかに設ける必要がある。そして、その設置スペース確保のために下部ユニット3が大型することによりHMP1自体も大型化してしまう。
上部ユニット2の水平延在部2aにバッテリー15を設置し、垂直延在部2bに制御基板14を配置すると、制御基板14とセットになっている印字ボタン5a及び電源ボタン5bが下部ユニット3の正面35側に配置せざるを得ないこととなる。これにより、HMP1の印字時の操作性が著しく悪化する。この問題を解決するためには、印字ボタン5a及び電源ボタン5b用の制御基板を別途水平延在部2aに配置されたバッテリー15の更に上に配置する必要がある(特許文献1のHMPはまさにこの構成となっている)。そのため、制御基板14の設置スペースを確保のために上部ユニット2の高さを増加させる必要があり、その結果、HMP1全体の高さが高くなることによりHMP1の大型化を招くことになる。
さらに、特許文献1と同様にバッテリー15の位置がHMP1の上部に位置することにより装置全体の重心位置が高くなるため、操作者の印字操作時に装置が転倒し易くなるなどの操作性の悪化をも招くことになる。
上記第一の箇所の場合と同様、バッテリー15と制御基板14が分離される形になるため、両者を接続するハーネスが長くなるとともに、上部ユニット回転軸3aを通さざるを得ないためハーネスの這い回しが複雑になる。これによりハーネスの長尺化及び組み立て工数アップによるコストアップに繋がる。
また、へッドの位置(印字位置)は、使用者の操作性の観点からHMP1の長手方向において上部に配置するのがベストである。しかし、下部ユニット3の前端部にバッテリー15を配置すると、HMP1の長手方向寸法が大きくなり、相対的に前記印字位置がHMP1の長手方向の中央部に配置せざるを得なくなる。その結果、使用者の操作性の観点から違和感を感じさせる配置になってしまい操作感の悪化により印字画質の劣化を招くことになる。
図10は、HMP1を左正面側上方から見た外観斜視図であり、図11は、図10に示す状態から下部ユニット3に対して上部ユニット2を図7中の矢印「B」方向に回転させた状態のHMP1の斜視図である。
図5、図6及び図7に示すように、HMP1の記録面30における下部ユニット3(ハウジング80の下面)と上部ユニット2(垂直延在部2bの下面)との境界近傍に上部ユニットロック爪11が配置されている。上部ユニットロック爪11を図7中の矢印「C」方向に移動させるように操作することで、上部ユニット2の下部ユニット3に対する固定を解除する。固定を解除した状態で、下部ユニット3に対して上部ユニット2を、上部ユニット回転軸3aを中心に図7中の矢印「B」方向に回転させることで、図11に示すように上部ユニット2が開状態となる。
カートリッジ着脱機構12の着脱操作部12aを図12中の矢印「D」で示すように、正面側に引くことで、図11に示す状態からインクカートリッジ40がポップアップして、図12に示す状態となり、インクカートリッジ40を取り出すことができる状態となる。
図14に示すように、下部ユニット3におけるインクカートリッジ40を配置する空間の背面側の内壁面には、FPC接点部13が配置されている。
カートリッジ着脱機構12の着脱操作部12aを図13中の矢印「D」で示すように、正面35の側に引くことで、カートリッジ着脱機構12が着脱機構回転軸12eを中心に正面35の側に回転する。このとき、カートリッジ着脱機構12は、カートリッジ着脱機構12に設けられたストッパー凸部12dが、ハウジング80に設けられたストッパー溝83に嵌る位置まで回転する。この回転により、図13に示す状態からカートリッジ着脱機構12の押上レバー12bがインクカートリッジ40の鍔部40aを押し上げ、図13に示す状態からインクカートリッジ40がポップアップして、図16に示す状態とする。これにより、インクカートリッジ40を取り出すことができる状態となる。
また、本実施形態のHMP1では、図13に示す状態まで挿入しなくても、図16に示す状態で、上部ユニット2を閉めることが可能である。この場合、ポップアップしたときと同じ位置にあるインクカートリッジ40の上面を上部ユニット2のヘッド押さえ付勢部材21が押圧し、インクカートリッジ40を図13に示す位置に装着することができる。
電気的接続の一部を遮断する構成としては、インクカートリッジ40が備える各部材のうち、比較的消費電力が大きいヒーターへ電力を供給する電気的接続を遮断する構成であることが望ましい。
HMP1の電源を「ON」にして「スタート」すると、図17中のステップ「S11」に示すように、上部ユニット2が開状態か否かを判断する制御を繰り返し実行する。開状態となっていない(S11で「No」)場合は、そのままの状態で開状態か否かを判断する制御を繰り返す。一方、開状態となっている(S11で「Yes」)場合は、図17中のステップ「S12」に示すように、遮断手段である制御基板14がインクカートリッジ40に対する電気的接続を遮断する制御を実行する。
実施形態のHMP1では、制御部である制御基板14が、図17に示すフローチャートの制御を繰り返すことで、上部ユニット2の開閉状態を常に監視することができる。
図19は、図11に示すHMP1を左側面32側から見た断面図であり、図13に示す断面よりも手前側の断面であって、上部ユニット2の左側面32の側の壁の内壁面の位置における断面図である。このため、図19に示す断面図では、下部ユニット3の左側面32の側の壁の外壁面を視認できる。
図21は、図19と同じ断面の断面図であり、図19に示す状態から上部ユニット2を閉めて閉状態と検知される状態の断面図である。図21(a)は、HMP1の全体の断面図であり、図21(b)は、図21(a)中の破線で示す領域「γ」の拡大断面図である。
また、図17に示す制御を実施することで、HMP1本体とインクカートリッジ40とが電気的に接続状態のままで、インクカートリッジ40が取り出されることを防止できる。
図22に示す開口部「ε」が、図11等に示したカートリッジ着脱機構12の着脱操作部12aに対するアクセス経路となる。しかし、図22に示す閉状態と検知される状態となる直前の状態(開状態と検知される状態)での開口部「ε」は十分に狭い。このため、開口部「ε」がさらに狭くなる閉状態と検知される状態では、カートリッジ着脱機構12の着脱操作部12aにアクセスできない。よって、インクカートリッジ40に電力が供給される状態である上部ユニット2が閉状態では、使用者はカートリッジ着脱機構12の着脱操作部12aにアクセスできない。このため、FPC接点部13とカートリッジ接点部40bとの接続位置でのショートの発生を防止できる。
次に、一つ目の変形例として、下部ユニット3におけるカートリッジ着脱機構12の位置が上述した実施形態と異なる変形例(以下、「変形例1」という)について説明する。
図23、図24及び図25は、変形例1に係るHMP1を左側面32側から見た断面図である。図23は、上部ユニット2が閉状態の断面図であり、図24は、図23に示す状態から上部ユニット2を開状態とした断面図であり、図25は、図24に示す状態からインクカートリッジ40をポップアップさせた状態の説明図である。これらの断面図は、図13と同様に、ハウジング80の左側面32の側の壁の内壁面の位置における断面図である。
上述した実施形態では、FPC接点部13の側にインクカートリッジ40を加圧するカートリッジ加圧手段としての加圧部12cをカートリッジ着脱機構12に設けている。一方、変形例1では、カートリッジ加圧手段である加圧バネ45を上部ユニット回転軸3aとは反対側に配置し、加圧バネ45によってインクカートリッジ40をFPC接点部13の側に加圧している。
次に、二つ目の変形例として、上部ユニット2の開閉動作と連動して、カートリッジ着脱機構12が動作する変形例(以下、「変形例2」という)について説明する。
図26は、変形例2に係るHMP1の上部ユニット2が開状態となった状態を左側面32側から見た断面図である。図26に示す断面は、図13と同様に、ハウジング80の左側面32の側の壁の内壁面の位置における断面図である。
(1)上部ユニット2を開状態とする。
(2)カートリッジ着脱機構12を操作してインクカートリッジ40をポップアップさせる。
このように実施形態のHMP1は、インクカートリッジ40を取り出すのに2ステップ必要な構成となっている。このようにあえて時間がかかる方式とすることで、インクカートリッジ40がポップアップされる前に、インクカートリッジ40とHMP1本体との電気的な接続を確実に遮断することが可能となる。
記録紙P等の記録材に画像を記録する記録部41等の記録部と、記録部を内部に収容する下部ユニット3等の装置本体と、を備えるHMP1等の携帯型画像形成装置において、装置本体の内部を覆う開閉可能な上部ユニット2等のカバー部材と、装置本体に対して着脱可能であり、装置本体に装着された状態で装置本体と電気的に接続されるインクカートリッジ40等の着脱ユニットと、カバー部材の開閉状態を検知する開閉検知手段(ストライカー82、フィラー22、開閉検知スイッチ23及び制御基板14等)とを備え、開閉検知手段が開状態であることを検知すると、装置本体と着脱ユニットとの電気的接続の少なくとも一部を遮断する制御基板14等の遮断手段を有することを特徴とするものである。
これによれば、カバー部材が開状態となって、着脱ユニットを着脱しようとするときに、電気的接続の少なくとも一部が遮断された状態とすることができる。このため、少なくとも着脱ユニットと装置本体との電気的接続が遮断された接続部では、携帯型画像形成装置の着脱ユニットを取り外す際に、短絡が生じることを防止できる。よって、携帯型画像形成装置の着脱ユニットを取り外す際に、着脱ユニットと装置本体との電気的な接続部で短絡が生じることを抑制できるので、装置本体及び着脱ユニットの故障を回避でき、装置の信頼性を著しく向上させることができる。
また、上述した実施形態及び各変形例のHMP1における着脱ユニットであるインクカートリッジ40は、インクタンクとヘッド部(記録部41)とを一体としたインクヘッドである。このため、実施形態及び各変形例のHMP1は、携帯型画像形成装置のキーパーツであるインクヘッドの故障を回避することができ、装置の信頼性を著しく向上させることができるという優れた効果がある。
態様1において、着脱ユニットを装置本体から取り外すカートリッジ着脱機構12等の取り外し機構を備えることを特徴とするものである。
これによれば、着脱ユニットの取り外しが容易になる。
態様2において、装置本体は、記録材と対向する記録面30等の記録面と、記録面の反対側に設けられる上面31等の第1面と、記録面と第1面以外の第2面(左側面32、右側面33、背面34及び正面35等)とを備え、取り外し機構の操作部(着脱操作部12a等)は、装置本体の第1面と第2面との接合部(下部ユニット3における上面31側と、正面35側との間の角部)付近に設けられることを特徴とするものである。
これによれば、取り外し機構の操作部の操作が容易となり、着脱ユニットの取り外しが容易になる。
態様2または3において、開閉検知手段が閉状態であることを検知する状態では、取り外し機構の操作部(着脱操作部12a等)がカバー部材に覆われる構成であることを特徴とするものである。
これによれば、カバー部材に覆われることで取り外し機構の操作部が視認し難くなり、操作部を操作し難くなる。このため、装置本体と着脱ユニットとの電気的接続が遮断されていない状態で取り外し機構が操作されることを防止でき、着脱ユニットと装置本体との電気的な接続部での短絡の発生を抑制できる。
態様2乃至4の何れかの態様において、カバー部材は装置本体に対して上部ユニット回転軸3a等の回動軸を中心に回動自在に保持されており、取り外し機構の操作部(着脱操作部12a等)は、回動軸の近傍に配置されていることを特徴とするものである。
これによれば、上記変形例1で説明したように、取り外し機構の操作部が回動軸から離れた位置にある構成(実施形態の構成)に比べて、閉状態での取り外し機構の操作部へのアクセスが困難となる。これにより、装置本体と着脱ユニットとの電気的接続が遮断されていない状態で取り外し機構が操作されることを防止でき、着脱ユニットと装置本体との電気的な接続部での短絡の発生を抑制できる。
態様2乃至5の何れかのにおいて、カバー部材の開放動作に連動して、取り外し機構が動作することを特徴とするものである。
これによれば、上記変形例2で説明したように、着脱ユニットを取り出すことができる状態とするまでの操作の工数を削減でき、使用者の操作性の向上を図ることができる。
態様2乃至5の何れかの態様において、カバー部材が閉状態から二つ以上の操作を行わなければ、カートリッジ取り外し機構が動作しない構成であることを特徴とするものである。
これによれば、あえて時間がかかる方式とすることで、着脱ユニットが取り出される前に、着脱ユニットと本体部との電気的な接続を確実に遮断することが可能となる。このため、着脱ユニットと本体部との電気的な接続部での短絡の発生を抑制できる。
態様2乃至7の何れかの態様において、開閉検知手段が閉状態を検知する状態において、取り外し機構の操作部への外部からのアクセスを可能とするアクセス経路の少なくとも一部を塞ぐストライカー82またはフィラー22等のアクセス経路遮蔽部材を備えることを特徴とするものである。
これによれば、アクセス経路遮蔽部材が、取り外し機構の操作部へのアクセスを阻害し、装置本体と着脱ユニットとの電気的接続が遮断されていない状態で取り外し機構が操作されることを防止できる。このため、着脱ユニットと装置本体との電気的な接続部での短絡の発生を抑制できる。
態様8において、開閉検知手段は、装置本体またはカバー部材の一方に配置されたストライカー82等の押圧部と、装置本体またはカバー部材の他方に配置され押圧部に押圧されることによって変位するフィラー22等の変位部とを備え、変位部の変位に基づいてカバー部材の開閉状態を検知する構成であり、アクセス経路遮蔽部材は、押圧部と変位部との少なくとも一方であることを特徴とするものである。
これによれば、押圧部と変位部との少なくとも一方が取り外し機構の操作部へのアクセスを阻害し、装置本体と着脱ユニットとの電気的接続が遮断されていない状態で取り外し機構が操作されることを防止できる。このため、着脱ユニットと装置本体との電気的な接続部での短絡の発生を抑制できる。また、押圧部と変位部との少なくとも一方を、アクセス経路遮蔽部材として兼用できるため、部材数の削減を図ることができる。
態様1乃至9の何れかの態様において、着脱ユニットは、画像形成に用いるインク等の画像形成物質を収納するインクタンク等の画像形成物質収納部を有することを特徴とするものである。
これによれば、画像形成物質収納部を交換するために着脱ユニットを着脱する際に、短絡が生じることを抑制でき、短絡に起因する故障が生じることを抑制できる。
態様1乃至10の何れかの態様において、着脱ユニットは、記録部を有することを特徴とするものである。
これによれば、記録部を交換するために着脱ユニットを着脱する際に、短絡が生じることを抑制でき、短絡に起因する故障が生じることを抑制できる。
記録紙P等の記録材に画像を記録する記録部41等の記録部が着脱されるHMP1本体等の携帯型画像形成装置本体において、記録部を内部に収容可能で、且つ、インクカートリッジ40等の着脱ユニットが着脱可能であるとともに、着脱ユニットが装着状態において電気的に接続される下部ユニット3等の装置本体と、装置本体の内部を覆う開閉可能な上部ユニット2等のカバー部材と、カバー部材の開閉状態を検知する開閉検知手段(ストライカー82、フィラー22、開閉検知スイッチ23及び制御基板14等)とを備え、開閉検知手段が開状態であることを検知すると、装置本体と着脱ユニットとの電気的接続の少なくとも一部を遮断する制御基板14等の遮断手段を有することを特徴とするものである。
これによれば、上記態様1と同様に、携帯型画像形成装置の着脱ユニットを取り外す際に、着脱ユニットと装置本体との電気的な接続部で短絡が生じることを抑制できる。このため、装置本体及び着脱ユニットの故障を回避でき、装置の信頼性を著しく向上させることができる。
2 上部ユニット
2a 水平延在部
2b 垂直延在部
3 下部ユニット
3a 上部ユニット回転軸
5a 印字ボタン
5b 電源ボタン
7 副走査ガイド
8 キャッピングユニット
9 USB接続口
10 主走査ガイド
11 上部ユニットロック爪
12 カートリッジ着脱機構
12a 着脱操作部
12b 押上レバー
12c 加圧部
12d ストッパー凸部
12e 着脱機構回転軸
13 FPC接点部
14 制御基板
15 バッテリー
16 突起部
18 位置検出センサ
19 温度センサ
20 トーションスプリング
21 付勢部材
22 フィラー
23 開閉検知スイッチ
25 フレキシブルフラットケーブル
30 記録面
30a 吐出開口部
31 上面
32 左側面
33 右側面
34 背面
35 正面
37a 左側第一ローラ
37b 左側第二ローラ
38a 右側第一ローラ
38b 右側第二ローラ
39 把持部
40 インクカートリッジ
40a 鍔部
40b カートリッジ接点部
41 記録部
41a 吐出孔
45 加圧バネ
52 Bt基板
56 記録制御部
58 ジャイロセンサ
59 LEDランプ
80 ハウジング
81 凹部
82 ストライカー
83 ストッパー溝
P 記録紙
W1 印字部
W2 印字予定部
Claims (13)
- 記録材に画像を記録する記録部と、
前記記録部を内部に収容する装置本体と、を備える携帯型画像形成装置において、
前記装置本体の内部を覆う開閉可能なカバー部材と、
前記装置本体に対して着脱可能であり、前記装置本体に装着された状態で前記装置本体と電気的に接続される着脱ユニットと、
前記カバー部材の開閉状態を検知する開閉検知手段と、
前記開閉検知手段が開状態であることを検知すると、前記装置本体と前記着脱ユニットとの電気的接続の少なくとも一部を遮断する遮断手段と、
前記着脱ユニットを前記装置本体から取り外す取り外し機構とを備え、
前記カバー部材は前記装置本体に対して回動軸を中心に回動自在に保持されており、
前記取り外し機構の操作部は、前記回動軸の近傍に配置されていることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項1の携帯型画像形成装置において、
前記装置本体は、前記記録材と対向する記録面と、前記記録面の反対側に設けられる第1面と、前記記録面と前記第1面以外の第2面とを備え、
前記取り外し機構の操作部は、前記装置本体の前記第1面と前記第2面との接合部付近に設けられることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項1または2の携帯型画像形成装置において、
前記開閉検知手段が閉状態であることを検知する状態では、前記取り外し機構の操作部が前記カバー部材に覆われる構成であることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載の携帯型画像形成装置において、
前記カバー部材の開放動作に連動して、前記取り外し機構が動作することを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項1乃至4の何れか一項に記載の携帯型画像形成装置において、
前記カバー部材が閉状態から二つ以上の操作を行わなければ、カートリッジ取り外し機構が動作しない構成であることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 記録材に画像を記録する記録部と、
前記記録部を内部に収容する装置本体と、を備える携帯型画像形成装置において、
前記装置本体の内部を覆う開閉可能なカバー部材と、
前記装置本体に対して着脱可能であり、前記装置本体に装着された状態で前記装置本体と電気的に接続される着脱ユニットと、
前記カバー部材の開閉状態を検知する開閉検知手段と、
前記開閉検知手段が開状態であることを検知すると、前記装置本体と前記着脱ユニットとの電気的接続の少なくとも一部を遮断する遮断手段と、
前記着脱ユニットを前記装置本体から取り外す取り外し機構とを備え、
前記カバー部材が閉状態から二つ以上の操作を行わなければ、カートリッジ取り外し機構が動作しない構成であることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項6に記載の携帯型画像形成装置において、
前記取り外し機構は、該取り外し機構の操作部を操作することで前記着脱ユニットを上方にポップアップさせる機構であって、
前記着脱ユニットの取り外しのときには、前記カバー部材の閉状態から開状態への操作が行われた後に、前記取り外し機構の操作部を操作が行われて前記着脱ユニットが上方にポップアップすることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項1乃至7の何れか一項に記載の携帯型画像形成装置において、
前記開閉検知手段が閉状態を検知する状態において、前記取り外し機構の操作部への外部からのアクセスを可能とするアクセス経路の少なくとも一部を塞ぐアクセス経路遮蔽部材を備えることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 記録材に画像を記録する記録部と、
前記記録部を内部に収容する装置本体と、を備える携帯型画像形成装置において、
前記装置本体の内部を覆う開閉可能なカバー部材と、
前記装置本体に対して着脱可能であり、前記装置本体に装着された状態で前記装置本体と電気的に接続される着脱ユニットと、
前記カバー部材の開閉状態を検知する開閉検知手段と、
前記開閉検知手段が開状態であることを検知すると、前記装置本体と前記着脱ユニットとの電気的接続の少なくとも一部を遮断する遮断手段と、
前記着脱ユニットを前記装置本体から取り外す取り外し機構と、
前記開閉検知手段が閉状態を検知する状態において、前記取り外し機構の操作部への外部からのアクセスを可能とするアクセス経路の少なくとも一部を塞ぐアクセス経路遮蔽部材とを備えることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項9の携帯型画像形成装置において、
前記開閉検知手段は、前記装置本体または前記カバー部材の一方に配置された押圧部と、前記装置本体または前記カバー部材の他方に配置され押圧部に押圧されることによって変位する変位部とを備え、前記変位部の変位に基づいて前記カバー部材の前記開閉状態を検知する構成であり、
前記アクセス経路遮蔽部材は、前記押圧部と前記変位部との少なくとも一方であることを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項1乃至10の何れか一項に記載の携帯型画像形成装置において、
前記着脱ユニットは、画像形成に用いる画像形成物質を収納する画像形成物質収納部を有することを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 請求項1乃至11の何れか一項に記載の携帯型画像形成装置において、
前記着脱ユニットは、前記記録部を有することを特徴とする携帯型画像形成装置。 - 記録材に画像を記録する記録部が着脱される携帯型画像形成装置本体において、
前記記録部を内部に収容可能で、且つ、着脱ユニットが着脱可能であるとともに、前記着脱ユニットが装着状態において電気的に接続される装置本体と、
前記装置本体の内部を覆う開閉可能なカバー部材と、
前記カバー部材の開閉状態を検知する開閉検知手段と、
前記開閉検知手段が開状態であることを検知すると、前記装置本体と前記着脱ユニットとの電気的接続の少なくとも一部を遮断する遮断手段と、
前記着脱ユニットを前記装置本体から取り外す取り外し機構とを備え、
前記カバー部材は前記装置本体に対して回動軸を中心に回動自在に保持されており、
前記取り外し機構の操作部は、前記回動軸の近傍に配置されていることを特徴とする携帯型画像形成装置本体。
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