JP7137314B2 - 製造可能製品通知装置、製造可能製品通知方法および製造可能製品通知プログラム - Google Patents

製造可能製品通知装置、製造可能製品通知方法および製造可能製品通知プログラム Download PDF

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Description

本発明は、製造可能製品通知装置、製造可能製品通知方法および製造可能製品通知プログラムに関する。
特許文献1には、制御手段21が、在庫管理装置10から取得した在庫データを記憶手段25から読み出して表示手段23に賞味期限または消費期限の近い順に在庫の食品を表示する方法が開示されている(特許文献1の0038段落参照)。
特開2013-37503号公報
近年、食品の原材料(構成材料)の賞味期限が切れてしまい、廃棄ロスが生じることが問題となっている。そこで、上記特許文献1のように、食品の賞味期限や消費期限を管理する方法が考案されているものの、構成材料と当該構成材料から製造可能な製品の生産計画とを紐付けて管理することは困難であった。
具体的には、有効期限が近い構成材料を抽出し、更に、当該抽出した構成材料から製造可能な製品および当該製品の個数を、当該構成材料以外の他の構成材料も考慮した上で迅速かつ正確に把握することができれば、構成材料の廃棄ロスが生じないような対応を行うための指針となる。例えば、有効期限が近い構成材料が卵であることを抽出し、更に、卵から製造可能な製品がショートケーキであることを把握し、卵以外の構成材料であるクリームやイチゴの在庫状況も考慮した上で、ショートケーキを1000個製造可能であることを迅速かつ正確に把握することができれば、ショートケーキを1000個製造するのにかかるコスト、時間、手間等を総合的に考慮しつつ、有効期限が近い構成材料である卵の廃棄ロスが生じないような対応を行うための指針となる。しかしながら、従来、このような把握を行うことは困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、指定された有効期限を有する構成材料を抽出し、更に、当該抽出した構成材料から製造可能な製品および当該製品の個数を、当該構成材料以外の他の構成材料も考慮した上でオペレータに通知することができる製造可能製品通知装置、製造可能製品通知方法および製造可能製品通知プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る製造可能製品通知装置は、制御部および記憶部を備える製造可能製品通知装置であって、前記記憶部には、製品の構成材料を識別するための構成材料識別データと当該構成材料の在庫数量と当該構成材料の有効期限とを含む材料在庫データと、製品を識別するための製品識別データと構成材料識別データと前記製品を1個製造するのに必要となる前記構成材料の数量である必要数量とを含む製品構成マスタと、が格納されており、前記制御部は、前記材料在庫データを参照して、指定された有効期限と紐付く前記構成材料識別データである指定期限材料識別データおよびその在庫数量を抽出する抽出手段と、前記製品構成マスタを参照して、前記指定期限材料識別データと紐付く前記製品識別データであって前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量が前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量以下であるものを検索する製品検索手段と、前記製品構成マスタを参照して、前記製品検索手段で検索した前記製品識別データと紐付く、前記指定期限材料識別データ以外の前記構成材料識別データである他構成材料識別データおよびその必要数量を検索する他構成材料検索手段と、前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記指定期限材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索手段で検索した前記製品の個数を算出する指定期限基準算出手段と、前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記他構成材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索手段で検索した前記製品の個数を算出する他構成基準算出手段と、前記指定期限基準算出手段および前記他構成基準算出手段で算出した前記製品の個数のうち最も小さい個数が1以上の場合には、前記製品検索手段で検索した前記製品および前記最も小さい個数を通知する通知手段と、を備えること、を特徴とする。
また、本発明に係る製造可能製品通知装置は、前記材料在庫データが、前記構成材料の単価を更に含み、前記抽出手段は、前記材料在庫データを参照して、前記指定された有効期限と紐付く前記単価を更に抽出すること、を特徴とする。
また、本発明に係る製造可能製品通知装置は、前記製品構成マスタが、前記製品が廃盤予定であるかないかを示す廃盤予定識別フラグを更に含み、前記製品検索手段は、前記製品構成マスタを参照して、指定された前記廃盤予定識別フラグと紐付く前記製品識別データを検索すること、を特徴とする。
また、本発明に係る製造可能製品通知装置は、前記通知手段が、前記最も小さい個数が1未満の場合には、前記指定期限材料識別データと紐付く前記有効期限と、前記他構成材料識別データと、前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量から前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を減じた数量と、を通知すること、を特徴とする。
また、本発明に係る製造可能製品通知装置は、前記通知手段が、前記指定期限基準算出手段および前記他構成基準算出手段で算出した前記製品の個数のうち最も大きい個数および前記最も小さい個数を通知すること、を特徴とする。
また、本発明に係る製造可能製品通知装置は、前記製品が食品であり、前記構成材料が前記食品の原材料であり、前記有効期限が前記原材料の賞味期限または消費期限であること、を特徴とする。
また、本発明に係る製造可能製品通知方法は、制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される製造可能製品通知方法であって、前記記憶部には、製品の構成材料を識別するための構成材料識別データと当該構成材料の在庫数量と当該構成材料の有効期限とを含む材料在庫データと、製品を識別するための製品識別データと構成材料識別データと前記製品を1個製造するのに必要となる前記構成材料の数量である必要数量とを含む製品構成マスタと、が格納されており、前記制御部で実行される、前記材料在庫データを参照して、指定された有効期限と紐付く前記構成材料識別データである指定期限材料識別データおよびその在庫数量を抽出する抽出ステップと、前記製品構成マスタを参照して、前記指定期限材料識別データと紐付く前記製品識別データであって前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量が前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量以下であるものを検索する製品検索ステップと、前記製品構成マスタを参照して、前記製品検索ステップで検索した前記製品識別データと紐付く、前記指定期限材料識別データ以外の前記構成材料識別データである他構成材料識別データおよびその必要数量を検索する他構成材料検索ステップと、前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記指定期限材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索ステップで検索した前記製品の個数を算出する指定期限基準算出ステップと、前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記他構成材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索ステップで検索した前記製品の個数を算出する他構成基準算出ステップと、前記指定期限基準算出ステップおよび前記他構成基準算出ステップで算出した前記製品の個数のうち最も小さい個数が1以上の場合には、前記製品検索ステップで検索した前記製品および前記最も小さい個数を通知する通知ステップと、を含むこと、を特徴とする。
また、本発明に係る製造可能製品通知プログラムは、制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための製造可能製品通知プログラムであって、前記記憶部には、製品の構成材料を識別するための構成材料識別データと当該構成材料の在庫数量と当該構成材料の有効期限とを含む材料在庫データと、製品を識別するための製品識別データと構成材料識別データと前記製品を1個製造するのに必要となる前記構成材料の数量である必要数量とを含む製品構成マスタと、が格納されており、前記制御部に実行させるための、前記材料在庫データを参照して、指定された有効期限と紐付く前記構成材料識別データである指定期限材料識別データおよびその在庫数量を抽出する抽出ステップと、前記製品構成マスタを参照して、前記指定期限材料識別データと紐付く前記製品識別データであって前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量が前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量以下であるものを検索する製品検索ステップと、前記製品構成マスタを参照して、前記製品検索ステップで検索した前記製品識別データと紐付く、前記指定期限材料識別データ以外の前記構成材料識別データである他構成材料識別データおよびその必要数量を検索する他構成材料検索ステップと、前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記指定期限材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索ステップで検索した前記製品の個数を算出する指定期限基準算出ステップと、前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記他構成材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索ステップで検索した前記製品の個数を算出する他構成基準算出ステップと、前記指定期限基準算出ステップおよび前記他構成基準算出ステップで算出した前記製品の個数のうち最も小さい個数が1以上の場合には、前記製品検索ステップで検索した前記製品および前記最も小さい個数を通知する通知ステップと、を含むこと、を特徴とする。
本発明によれば、指定された有効期限を有する構成材料を抽出し、更に、当該抽出した構成材料から製造可能な製品および当該製品の個数を、当該構成材料以外の他の構成材料も考慮した上でオペレータに通知することができるという効果を奏する。
図1は、製造可能製品通知装置の構成の一例を示すブロック図である。 図2は、各データおよび各マスタにおける項目の一例を示す図である。 図3は、賞味期限調査票の抽出画面および帳票出力イメージの一例ならびに各データおよび各マスタにおける具体的内容の一例を示す図である。 図4は、各データおよび各マスタにおける項目の一例を示す図である。 図5は、材料在庫ケース換算表の抽出画面および帳票出力イメージの一例ならびに各データおよび各マスタにおける具体的内容の一例を示す図である。
以下に、本発明に係る製造可能製品通知装置、製造可能製品通知方法および製造可能製品通知プログラムの実施形態を、図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態により本発明が限定されるものではない。
[1.概要]
近年、製品を製造する際に、原料の賞味期限が切れてしまい廃棄が生じることが大きな問題となっている。製品を製造する上で、共通材は比較的廃棄ロスが少ないが、一方で、使用頻度の低い原料については、生産計画通りに製品を製造しても、ロット単位の仕入れを行っている等の理由により、原料が余るケースが多く、賞味期限が切れて廃棄となることが多い。
また、賞味期限管理に関しては従来から実施されているものの、賞味期限切れが近い原料とレシピ情報(前記原料から製造可能な製品の情報)との紐付きをとれていなかった。このため、原料と当該原料から製造可能な製品の生産計画とを紐付けることができず、原料の廃棄ロスを未然に防ぐことができていなかった。
そこで、本実施形態においては、例えば、賞味期限が近い原料を一覧形式で出力し、当該原料を構成材料としている製品または半製品のリストも併せて出力できるようにした。また、本実施形態においては、例えば、廃盤予定の製品に使用されている専用材の在庫を元に当該製品をどれだけ生産できるかを管理できるようにした。
これにより、本実施形態においては、例えば、賞味期限の近い原料を使用した製品の生産計画の立案を支援できるようになり、結果として、賞味期限切れによる原料の廃棄ロスを未然に防ぐことができるようになった。以下、具体的な構成および動作について説明する。
[2.構成]
本実施形態に係る製造可能製品通知装置100の構成の一例について、図1を参照して説明する。図1は、製造可能製品通知装置100の構成の一例を示すブロック図である。
製造可能製品通知装置100は、市販のデスクトップ型パーソナルコンピュータである。なお、製造可能製品通知装置100は、デスクトップ型パーソナルコンピュータのような据置型情報処理装置に限らず、市販されているノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、スマートフォン、タブレット型パーソナルコンピュータなどの携帯型情報処理装置であってもよい。
製造可能製品通知装置100は、制御部102と通信インターフェース部104と記憶部106と入出力インターフェース部108と、を備えている。製造可能製品通知装置100が備えている各部は、任意の通信路を介して通信可能に接続されている。
通信インターフェース部104は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、製造可能製品通知装置100をネットワーク300に通信可能に接続する。通信インターフェース部104は、他の装置と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。ここで、ネットワーク300は、製造可能製品通知装置100とサーバ200とを相互に通信可能に接続する機能を有し、例えばインターネットやLAN(Local Area Network)等である。なお、後述する各種マスタ等のデータは、例えばサーバ200に格納されてもよい。
入出力インターフェース部108には、入力装置112および出力装置114が接続されている。出力装置114には、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカやプリンタを用いることができる。入力装置112には、キーボード、マウス、及びマイクの他、マウスと協働してポインティングデバイス機能を実現するモニタを用いることができる。なお、以下では、出力装置114をモニタ114とし、入力装置112をキーボード112またはマウス112として記載する場合がある。
記憶部106には、各種のデータベース、テーブルおよびファイルなどが格納される。記憶部106には、OS(Operating System)と協働してCPU(Central Processing Unit)に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。記憶部106として、例えば、RAM(Random Access Memory)・ROM(Read Only Memory)等のメモリ装置、ハードディスクのような固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および光ディスク等を用いることができる。
記憶部106は、例えば、材料在庫データとしての在庫データ106aと、製品構成マスタとしての構成マスタ子106bおよび構成マスタ親106cと、を備えている。
本実施形態に係る製造可能製品通知装置100によれば、例えば、有効期限間近の構成材料を抽出し、当該抽出した構成材料により製造可能な製品および当該製品の個数を通知することができる。前記製品は、例えば、食品等である。前記構成材料は、例えば、前記食品の原材料等である。前記有効期限は、例えば、前記原材料の賞味期限または消費期限等である。
在庫データ106aは、図2および図4に示すように、例えば、製品の構成材料を識別するための構成材料識別データ(商品コード)と、当該構成材料の在庫数量(在庫数)と、当該構成材料の有効期限(有効期限)と、(図示しないが)当該構成材料の単価と、等を含む。構成材料識別データは、指定された有効期限と紐付く構成材料識別データである指定期限材料識別データと、指定期限材料識別データ以外の構成材料識別データである他構成材料識別データと、に分かれる。例えば、ショートケーキという製品を例にとると、2017/12/1~2017/12/10という期間を指定して当該期間内に有効期限を有する構成材料が卵であることを抽出できた場合、卵の商品コードが指定期限材料識別データとなる。一方で、ショートケーキの製造に用いる構成材料であって卵以外のもの(例えば、クリームやイチゴ等)の商品コードは、他構成材料識別データとなる。なお、本願図面における「子商品」は、構成材料識別データを指す。
構成マスタ子106bは、図2および図4に示すように、例えば、製品を識別するための製品識別データ(親商品コード)と、構成材料識別データ(商品コード)と、製品を1個製造するのに必要となる前記構成材料の数量である必要数量(所要数)と、(図示しないが)製品が廃盤予定であるかないかを示す廃盤予定識別フラグと、等を含む。なお、本願図面における「親商品」は、製品識別データを指す。
構成マスタ親106cは、図2および図4に示すように、例えば、製品識別データ(親商品)と、構成材料識別データ(子商品)と、等を含む。
制御部102は、製造可能製品通知装置100を統括的に制御するCPU等である。制御部102は、OS等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
制御部102は、機能概念的に、例えば、(1)前記材料在庫データを参照して、指定された有効期限と紐付く前記構成材料識別データである指定期限材料識別データおよびその在庫数量を抽出する抽出手段としての抽出部102aと、(2)前記製品構成マスタを参照して、前記指定期限材料識別データと紐付く前記製品識別データであって前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量が前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量以下であるものを検索する製品検索手段としての製品検索部102bと、(3)前記製品構成マスタを参照して、前記製品検索手段で検索した前記製品識別データと紐付く、前記指定期限材料識別データ以外の前記構成材料識別データである他構成材料識別データおよびその必要数量を検索する他構成材料検索手段としての他構成材料検索部102cと、(4)前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記指定期限材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索手段で検索した前記製品の個数を算出する指定期限基準算出手段としての指定期限基準算出部102dと、(5)前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記他構成材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索手段で検索した前記製品の個数を算出する他構成基準算出手段としての他構成基準算出部102eと、(6)前記指定期限基準算出手段および前記他構成基準算出手段で算出した前記製品の個数のうち最も小さい個数が1以上の場合には、前記製品検索手段で検索した前記製品および前記最も小さい個数を通知する通知手段としての通知部102fと、を備えている。なお、各部が実行する処理の詳細については、以下の[3.処理の具体例]で説明する。
[3.処理の具体例]
以下、本実施形態に係る処理の具体例について、図2~図5を用いて詳細に説明する。なお、在庫データ106a、構成マスタ子106bおよび構成マスタ親106cにおける具体的内容は、図3および図5の<例>に示すとおりであると仮定して、以下説明を進める。
[3-1.抽出処理]
抽出部102aは、在庫データ106aを参照して、指定された有効期限と紐付く構成材料識別データである指定期限材料識別データおよびその在庫数量を抽出する。
具体的には、図3の「抽出画面」に示すように、有効期限として「2017/12/1~2017/12/10」が指定されたとする。この場合、抽出部102aは、図3の在庫データ106aを参照して、前記指定された有効期限に属する有効期限2017/12/1と紐付く指定期限材料識別データ(商品コード「123456」:原料○○○)およびその在庫数量(10)と、前記指定された有効期限に属する有効期限2017/12/5と紐付く指定期限材料識別データ(商品コード「123987」:原料□□□)およびその在庫数量(10)と、を抽出する。抽出部102aは、図3の賞味期限調査票の「帳票出力イメージ」に示すように、当該抽出結果を帳票として出力してもよい。
抽出部102aは、在庫データ106aを参照して、前記指定された有効期限と紐付く単価を更に抽出してもよい。
具体的には、図3の<例>には示さないが、在庫データ106aに、商品コード「123456」:原料○○○の単価として680円が含まれ、商品コード「123987」:原料□□□の単価として500円が含まれると仮定する。この場合、抽出部102aは、在庫データ106aを参照して、前記指定された有効期限に属する有効期限2017/12/1と紐付く単価(680円)と、前記指定された有効期限に属する有効期限2017/12/5と紐付く単価(500円)と、を抽出する。抽出部102aは、図3の賞味期限調査票の「帳票出力イメージ」に示すように、当該抽出した単価に前記抽出した在庫数量を掛け合わせて算出した在庫金額を帳票として出力してもよい。これにより、オペレータは、有効期限間近の原料(構成材料)を廃棄した場合のロス見込金額(=前記在庫金額)を把握することができる。
以上[3-1]で説明したように、抽出部102aによれば、在庫データ106aを参照し、指定された有効期限に該当する商品情報(構成材料)を抽出することができる。
[3-2.製品検索処理]
製品検索部102bは、構成マスタ子106bおよび構成マスタ親106cを参照して、指定期限材料識別データと紐付く製品識別データであって指定期限材料識別データと紐付く必要数量(所要数)が指定期限材料識別データと紐付く在庫数量(在庫数)以下であるものを検索する。
具体的には、図3の構成マスタ親106cを参照すると、[3-1]で抽出した指定期限材料識別データ(商品コード「123456」:原料○○○)と紐付く製品識別データは、親商品コード「000100」:生産商品Aである。そして、図3の構成マスタ子106bを参照すると[3-1]で抽出した指定期限材料識別データ(商品コード「123456」)と紐付く所要数は「2」であり、一方で、図3の在庫データ106aを参照すると[3-1]で抽出した指定期限材料識別データ(商品コード「123456」)と紐付く在庫数は「10」であるため、所要数は在庫数以下となる。このように「所要数≦在庫数」の条件を満たす場合、製品検索部102bは、製品識別データとして、親商品コード「000100」:生産商品Aを検索する。製品検索部102bは、図3の賞味期限調査票の「帳票出力イメージ」に示すように、当該検索結果を帳票として出力してもよい。
製品検索部102bは、構成マスタ親106cを参照して、指定された廃盤予定識別フラグと紐付く製品識別データを検索してもよい。これにより、廃盤予定の製品のみを対象として製品検索した場合には、当該廃盤予定の製品に使用される専用材の廃棄ロスを防ぐことができ、一方で、廃盤予定ではない製品のみを対象として製品検索した場合には、今後需要のある製品に使用される構成材料の廃棄ロスを防ぐことができる。
以上[3-2]で説明したように、製品検索部102bによれば、抽出部102aで抽出した商品(構成材料)から、構成マスタ親106cのマスタ情報と紐付けて、原料(構成材料)を使用できる生産商品(製品)を参照する(検索する)ことができる。
[3-3.他構成材料検索処理]
他構成材料検索部102cは、構成マスタ子106bを参照して、製品検索部102bで検索した製品識別データと紐付く、指定期限材料識別データ以外の構成材料識別データである他構成材料識別データおよびその必要数量を検索する。
具体的には、図5の「抽出画面」に示すように、製品検索部102bで検索した親商品コード「000100」が指定されたとする。この場合、他構成材料検索部102cは、図3の構成マスタ子106bを参照して、製品検索部102bで検索した製品識別データ(親商品コード「000100」:生産商品A)と紐付く、指定期限材料識別データ(商品コード「123456」)以外の構成材料識別データである他構成材料識別データとして、商品コード「123470」、「123471」および「123480」を検索する。また、他構成材料検索部102cは、これらの商品コード「123470」、「123471」および「123480」に対応する必要数量(所要数)として、それぞれ、「15」、「20」および「30」を検索する。他構成材料検索部102cは、図5の材料在庫ケース換算表の「帳票出力イメージ」に示すように、当該検索結果を帳票として出力してもよい。
[3-4.指定期限基準算出処理]
指定期限基準算出部102dは、指定期限材料識別データと紐付く在庫数量を指定期限材料識別データと紐付く必要数量で割ることにより、指定期限材料識別データで特定される構成材料により製造可能な製品検索102bで検索した製品の個数を算出する。
具体的には、指定期限材料識別データ(商品コード「123456」)と紐付く在庫数量(在庫数)は、図5の在庫データ106aを参照すると、10個である。一方で、指定期限材料識別データ(商品コード「123456」)と紐付く必要数量(所要数)は、図5の構成マスタ子106bを参照すると、2個である。このため、指定期限基準算出部102dは、指定期限材料識別データ(商品コード「123456」)で特定される構成材料により製造可能な製品検索部102bで検索した製品(親商品コード「000100」:生産商品A)の個数を、在庫数÷所要数=10個÷2個=5個と算出する。指定期限基準算出部102dは、図5の材料在庫ケース換算表の「帳票出力イメージ」の最右列に示すように、当該算出結果を帳票として出力してもよい。
[3-5.他構成基準算出処理]
他構成基準算出部102eは、他構成材料識別データと紐付く在庫数量を他構成材料識別データと紐付く必要数量で割ることにより、他構成材料識別データで特定される構成材料により製造可能な製品検索部102bで検索した製品の個数を算出する。
具体的には、他構成材料識別データ(商品コード「123470」、「123471」および「123480」)と紐付く在庫数量(在庫数)は、図5の在庫データ106aを参照すると、それぞれ、15個、40個および45個である。一方で、他構成材料識別データ(商品コード「123470」、「123471」および「123480」)と紐付く必要数量(所要数)は、図5の構成マスタ子106bを参照すると、それぞれ、15個、20個および30個である。このため、他構成基準算出部102eは、他構成材料識別データ(商品コード「123470」、「123471」および「123480」)で特定される構成材料により製造可能な製品検索部10bで検索した製品(親商品コード「000100」:生産商品A)の個数を、商品コード「123470」については、在庫数÷所要数=15個÷15個=1個と算出し、商品コード「123471」については、在庫数÷所要数=40個÷20個=2個と算出し、商品コード「123480」については、在庫数÷所要数=45個÷30個=1.5個と算出する。他構成基準算出部102eは、図5の材料在庫ケース換算表の「帳票出力イメージ」の最右列に示すように、当該算出結果を帳票として出力してもよい。
以上[3-4]および[3-5]で説明したように、指定期限基準算出部102dおよび他構成基準算出部102eによれば、生産商品を指定し、必要な原料(構成材料)の現在庫と製品換算した際の生産可能数を求めることができる。
[3-6.通知処理]
通知部102fは、指定期限基準算出部102dおよび他構成基準算出部102eで算出した製品の個数のうち最も小さい個数が1以上の場合は、製品検索部102bで検索した製品および前記最も小さい個数を通知する。
具体的には、[3-4]で説明したように、指定期限基準算出部102dで算出した製品の個数は、5個である。また、[3-5]で説明したように、他構成基準算出部102eで算出した製品の個数は、1個、2個および1.5個である。このため、指定期限基準算出部102dおよび他構成基準算出部102eで算出した製品の個数のうち最も小さい個数は、1個であるとわかる。
このように、最も小さい個数が1以上の場合、通知部102fは、製品検索部102bで検索した製品(親商品コード「000100」:生産商品A)および前記最も小さい個数(1個)をオペレータに通知する。これにより、オペレータは、すぐに製造できる製品とその個数を把握することができる。
これに対して、通知部102fは、前記最も小さい数が1未満の場合には、指定期限材料識別データと紐付く有効期限と、他構成材料識別データと、他構成材料識別データと紐付く必要数量から他構成材料識別データと紐付く在庫数量を減じた数量と、を通知してもよい。
具体的には、仮に、構成マスタ子10bにおける商品コード「123470」の所要数が30個であり、在庫データ106aにおける商品コード「123470」の在庫数が15個であるとすると、商品コード「123470」で特定される構成材料により製造可能な製品の個数は、在庫数÷所要数=15個÷30個=0.5個となり、前記最も小さい数は、0.5個となる。
このように、最も小さい個数が1未満の場合、通知部102fは、指定期限材料識別データ(商品コード「123456」)と紐付く有効期限(2017/12/1)と、他構成材料識別データ(商品コード「123470」)と、他構成材料識別データ(商品コード「123470」)と紐付く必要数量(所要数:30個)から他構成材料識別データと紐付く在庫数量(在庫数:15個)を減じた数量(15個)をオペレータに通知してもよい。これにより、オペレータは、例えば、期限間近の商品コード「123456」の有効期限である2017/12/1(現実的には、発注、仕入、製造、出荷および配送等に要する時間を加味した、有効期限よりも一定期間前の期限)までに、商品コード「123470」で特定される構成材料の不足分15個を調達すれば、製品(親商品コード「000100」:生産商品A)を製造できるということを認識することができ、この結果、例えば、期限間近の商品コード「123456」で特定される構成材料の廃棄ロスの防止に繋がる行動を取ることが可能となる。
通知部102fは、指定期限基準算出部102dおよび他構成基準算出部102eで算出した製品の個数のうち最も大きい個数および最も小さい個数を通知してもよい。
具体的には、[3-4]で説明したように、指定期限基準算出部102dで算出した製品の個数は、5個である。また、[3-5]で説明したように、他構成基準算出部102eで算出した製品の個数は、1個、2個および1.5個である。このため、指定期限基準算出部102dおよび他構成基準算出部102eで算出した製品の個数のうち最も大きい個数は5個であり、最も小さい個数は1個であるとわかる。
この場合、通知部102fは、前記最も大きい個数(5個)および前記最も小さい個数(1個)を、図5の材料在庫ケース換算表の「帳票出力イメージ」に示すように、換算数(MAX/MIN)として、5/1とオペレータに通知してもよい。
[3-7.まとめ]
以上[3-1]~[3-6]で説明したように、本実施形態に係る製造可能製品通知装置100によれば、指定された有効期限を有する構成材料を抽出し、更に、当該抽出した構成材料から製造可能な製品および当該製品の個数を、当該構成材料以外の他の構成材料も考慮した上でオペレータに通知することができる。これにより、例えば、前記製品を前記個数分製造するのにかかるコスト、時間、手間等を総合的に考慮しつつ、前記構成材料の廃棄ロスが生じないような対応を行うことが可能となる。
言い換えると、本実施形態に係る製造可能製品通知装置100によれば、在庫に紐付く賞味期限情報をもとに、賞味期限の近い原料を使用した生産計画を立案することができる。当該立案は、具体的には、以下で説明する賞味期限調査票および材料在庫ケース換算表の出力により達成される。
賞味期限調査票からは、賞味期限の近い原料から生産できる製品または半製品を確認することができる。当該確認の処理内容としては、賞味期限別の構成情報を有する在庫データ106aから、当該構成情報を遡って製品または半製品を検索する。
材料在庫ケース換算表からは、賞味期限調査票から確認した生産商品を元に、賞味期限が近い原料以外で必要な原料および包材等の情報を確認することができる。当該確認の処理内容としては、生産商品をオペレータが指定し、必要な専用原料の現在庫と製品換算した際の生産可能数を求める。
[4.他の実施形態]
本発明は、上述した実施形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施形態にて実施されてよいものである。
例えば、実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
また、本明細書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、製造可能製品通知装置100に関して、図示の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、製造可能製品通知装置100が備える処理機能、特に制御部にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。尚、プログラムは、本実施形態で説明した処理を情報処理装置に実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されており、必要に応じて製造可能製品通知装置100に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDD(Hard Disk Drive)などの記憶部などには、OSと協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、このコンピュータプログラムは、製造可能製品通知装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。
また、本実施形態で説明した処理を実行するためのプログラムを、一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納してもよく、また、プログラム製品として構成することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、メモリーカード、USB(Universal Serial Bus)メモリ、SD(Secure Digital)カード、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、CD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)、MO(Magneto-Optical disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、および、Blu-ray(登録商標) Disc等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施形態に示した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部に格納される各種のデータベース等は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、および、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラム、テーブル、データベース、および、ウェブページ用ファイル等を格納する。
また、製造可能製品通知装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、製造可能製品通知装置100は、当該装置に本実施形態で説明した処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
更に、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じてまたは機能負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。すなわち、上述した実施形態を任意に組み合わせて実施してもよく、実施形態を選択的に実施してもよい。
本発明は、有効期限を管理する業界において有用であり、特に、賞味期限や消費期限を管理する食品業界において極めて有用である。
100 製造可能製品通知装置
102 制御部
102a 抽出部
102b 製品検索部
102c 他構成材料検索部
102d 指定期限基準算出部
102e 他構成基準算出部
102f 通知部
104 通信インターフェース部
106 記憶部
106a 在庫データ
106b 構成マスタ子
106c 構成マスタ親
108 入出力インターフェース部
112 入力装置
114 出力装置
200 サーバ
300 ネットワーク

Claims (7)

  1. 制御部および記憶部を備える製造可能製品通知装置であって、
    前記記憶部には、
    製品の構成材料を識別するための構成材料識別データと当該構成材料の在庫数量と当該構成材料の有効期限とを含む材料在庫データと、
    製品を識別するための製品識別データと構成材料識別データと前記製品を1個製造するのに必要となる前記構成材料の数量である必要数量と前記製品が廃盤予定であるかないかを示す廃盤予定識別フラグとを含む製品構成マスタと、
    が格納されており、
    前記製品構成マスタにおいて、前記廃盤予定識別フラグのうち前記製品が廃盤予定であることを示すフラグは、ある製品にのみ用いることができる前記構成材料である専用材を含む前記製品に対して設定され、
    前記制御部は、
    前記材料在庫データを参照して、指定された有効期限と紐付く前記構成材料識別データである指定期限材料識別データおよびその在庫数量を抽出する抽出手段と、
    前記製品構成マスタを参照して、前記指定期限材料識別データと紐付く前記製品識別データのうち、前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量が前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量以下であり、かつ、指定された前記廃盤予定識別フラグと紐付くものを検索する製品検索手段と、
    前記製品構成マスタを参照して、前記製品検索手段で検索した前記製品識別データと紐付く、前記指定期限材料識別データ以外の前記構成材料識別データである他構成材料識別データおよびその必要数量を検索する他構成材料検索手段と、
    前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記指定期限材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索手段で検索した前記製品の個数を算出する指定期限基準算出手段と、
    前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記他構成材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索手段で検索した前記製品の個数を算出する他構成基準算出手段と、
    前記指定期限基準算出手段および前記他構成基準算出手段で算出した前記製品の個数のうち最も小さい個数が1以上の場合には、前記製品検索手段で検索した前記製品および前記最も小さい個数を通知する通知手段と、
    を備えること、
    を特徴とする製造可能製品通知装置。
  2. 前記材料在庫データは、前記構成材料の単価を更に含み、
    前記抽出手段は、前記材料在庫データを参照して、前記指定された有効期限と紐付く前記単価を更に抽出すること、
    を特徴とする請求項1に記載の製造可能製品通知装置。
  3. 前記通知手段は、前記最も小さい個数が1未満の場合には、前記指定期限材料識別データと紐付く前記有効期限と、前記他構成材料識別データと、前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量から前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を減じた数量と、を通知すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の製造可能製品通知装置。
  4. 前記通知手段は、前記指定期限基準算出手段および前記他構成基準算出手段で算出した前記製品の個数のうち最も大きい個数および前記最も小さい個数を通知すること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の製造可能製品通知装置。
  5. 前記製品が食品であり、
    前記構成材料が前記食品の原材料であり、
    前記有効期限が前記原材料の賞味期限または消費期限であること、
    を特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の製造可能製品通知装置。
  6. 制御部および記憶部を備える情報処理装置で実行される製造可能製品通知方法であって、
    前記記憶部には、
    製品の構成材料を識別するための構成材料識別データと当該構成材料の在庫数量と当該構成材料の有効期限とを含む材料在庫データと、
    製品を識別するための製品識別データと構成材料識別データと前記製品を1個製造するのに必要となる前記構成材料の数量である必要数量と前記製品が廃盤予定であるかないかを示す廃盤予定識別フラグとを含む製品構成マスタと、
    が格納されており、
    前記製品構成マスタにおいて、前記廃盤予定識別フラグのうち前記製品が廃盤予定であることを示すフラグは、ある製品にのみ用いることができる前記構成材料である専用材を含む前記製品に対して設定され、
    前記制御部で実行される、
    前記材料在庫データを参照して、指定された有効期限と紐付く前記構成材料識別データである指定期限材料識別データおよびその在庫数量を抽出する抽出ステップと、
    前記製品構成マスタを参照して、前記指定期限材料識別データと紐付く前記製品識別データのうち、あって前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量が前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量以下であり、かつ、指定された前記廃盤予定識別フラグと紐付くものを検索する製品検索ステップと、
    前記製品構成マスタを参照して、前記製品検索ステップで検索した前記製品識別データと紐付く、前記指定期限材料識別データ以外の前記構成材料識別データである他構成材料識別データおよびその必要数量を検索する他構成材料検索ステップと、
    前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記指定期限材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索ステップで検索した前記製品の個数を算出する指定期限基準算出ステップと、
    前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記他構成材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索ステップで検索した前記製品の個数を算出する他構成基準算出ステップと、
    前記指定期限基準算出ステップおよび前記他構成基準算出ステップで算出した前記製品の個数のうち最も小さい個数が1以上の場合には、前記製品検索ステップで検索した前記製品および前記最も小さい個数を通知する通知ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする製造可能製品通知方法。
  7. 制御部および記憶部を備える情報処理装置に実行させるための製造可能製品通知プログラムであって、
    前記記憶部には、
    製品の構成材料を識別するための構成材料識別データと当該構成材料の在庫数量と当該構成材料の有効期限とを含む材料在庫データと、
    製品を識別するための製品識別データと構成材料識別データと前記製品を1個製造するのに必要となる前記構成材料の数量である必要数量と前記製品が廃盤予定であるかないかを示す廃盤予定識別フラグとを含む製品構成マスタと、
    が格納されており、
    前記製品構成マスタにおいて、前記廃盤予定識別フラグのうち前記製品が廃盤予定であることを示すフラグは、ある製品にのみ用いることができる前記構成材料である専用材を含む前記製品に対して設定され、
    前記制御部に実行させるための、
    前記材料在庫データを参照して、指定された有効期限と紐付く前記構成材料識別データである指定期限材料識別データおよびその在庫数量を抽出する抽出ステップと、
    前記製品構成マスタを参照して、前記指定期限材料識別データと紐付く前記製品識別データのうち、前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量が前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量以下であり、かつ、指定された前記廃盤予定識別フラグと紐付くものを検索する製品検索ステップと、
    前記製品構成マスタを参照して、前記製品検索ステップで検索した前記製品識別データと紐付く、前記指定期限材料識別データ以外の前記構成材料識別データである他構成材料識別データおよびその必要数量を検索する他構成材料検索ステップと、
    前記指定期限材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記指定期限材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記指定期限材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索ステップで検索した前記製品の個数を算出する指定期限基準算出ステップと、
    前記他構成材料識別データと紐付く前記在庫数量を前記他構成材料識別データと紐付く前記必要数量で割ることにより、前記他構成材料識別データで特定される構成材料により製造可能な前記製品検索ステップで検索した前記製品の個数を算出する他構成基準算出ステップと、
    前記指定期限基準算出ステップおよび前記他構成基準算出ステップで算出した前記製品の個数のうち最も小さい個数が1以上の場合には、前記製品検索ステップで検索した前記製品および前記最も小さい個数を通知する通知ステップと、
    を含むこと、
    を特徴とする製造可能製品通知プログラム。
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