JP7135873B2 - 車両におけるセパレータバーの組付構造 - Google Patents

車両におけるセパレータバーの組付構造 Download PDF

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Description

本発明は、車両におけるセパレータバーの組付構造に関する。
自動車等の車両には、その幅方向両側の車輪を車体に対し上下動可能に支持する懸架装置が設けられている。そして、懸架装置には、上下方向に伸縮可能なサスペンションアッシーが設けられている。同装置のサスペンションアッシーにおいては、その上端部が車体のサスペンションタワーに取り付けられている一方、下端部が車輪側に連結されている。
また、特許文献1に示されるように、車両における座席と荷室との間に同車両の幅方向に延びるセパレータバーを設け、そのセパレータバーによって荷室から座席側への荷物の移動を規制することも行われている。ちなみに、上記セパレータバーにおける長手方向の両端部はそれぞれ、車体における車両の幅方向両側のピラーに対し取り付けられている。
特開平9-207674号公報
上記車両においては、走行中のロールに伴って、路面(車輪)からの荷重が懸架装置(サスペンションアッシー等)を介して車体に入力される。こうした車輪側からの荷重が車体に入力されたとき、車体におけるサスペンションタワー周りが撓むと、車両の操縦安定性の確保が困難になる。こうしたことを抑制するため、車体の剛性を高めるための補強部材を車両に取り付けることが考えられるが、その場合には部品点数が多くなることは避けられない。
なお、特許文献1に示されるように、車両にセパレータバーを取り付けたとしても、それによって車体におけるサスペンションタワー周りの撓みが抑えられることはない。従って、走行中のロールに伴って車輪側からの荷重が車体に入力されたとき、車体におけるサスペンションタワー周りの撓みが抑制されて車両の操縦安定性の確保に寄与することもない。
本発明の目的は、部品点数を増加させずに車両の操縦安定性を確保することができる車両におけるセパレータバーの組付構造を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するセパレータバーの組付構造は、幅方向両側の車輪を車体に対し上下動可能に支持する懸架装置が設けられている車両に適用される。このセパレータバーは、車両の荷室から座席への荷物の移動を規制するために車体に組み付けられる。上記懸架装置は、上下方向に伸縮可能なサスペンションアッシーの上端部を前記車体のサスペンションタワーに取り付ける一方、サスペンションアッシーの下端部を車輪側に連結するものである。また、上記セパレータバーは、車両の幅方向に延びており、且つ、同車両の幅方向両側に位置するサスペンションタワーに対しそれぞれ接続されている。
上記構成によれば、車両の幅方向両側のサスペンションタワー同士が車両の幅方向に延びるセパレータバーによって繋がれているため、車体におけるサスペンションタワー周りの剛性が高められる。従って、走行中の車両のロールに伴って車輪側からの荷重が車体に入力されたとき、車体におけるサスペンションタワー周りの撓みが上記セパレータバーにより抑制されて車両の操縦安定性が確保される。また、上記セパレータバーが車体の補強のためにも用いられることから、その補強のために新たな部品を追加する必要もない。
なお、上記セパレータバーの組付構造において、上記サスペンションタワーは、前記車体のピラーに対し接続部材を介して繋がっており、上記セパレータバーは、上記接続部材に対しブラケットを介して繋がっているものとすることが考えられる。
この構成によれば、上記セパレータバーが車両の幅方向両側のピラーに対し接続部材及びブラケットを介して繋がっているため、それらセパレータバー、接続部材、及びブラケットによって車両への側突による衝撃を受けることができる。言い換えれば、セパレータバー、接続部材、及びブラケットにより、車両への側突に対する車体の剛性を高めることができ、側突時に車体のゆがみが生じることを抑制できるようになる。
本発明によれば、部品点数を増加させずに車両の操縦安定性を確保することができる。
セパレータバーが適用される車両全体を概略的に示す側面図。 同車両の座席周りを後方側から見た状態を示す背面図。 同車両のサスペンションアッシー周りをその後側上方から見た状態を示す斜視図。 同サスペンションアッシーを車両の側方側から見た状態を概略的に示す側面図。
以下、車両におけるセパレータバーの組付構造の一実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
図1に示すように、自動車等の車両においては、座席1の後方に荷室2が設けられている。また、車両における座席1と荷室2との間には、その荷室2内の荷物3の座席1側への移動を規制するセパレータバー4が、車両の幅方向(図1の紙面と直交する方向)に延びるように設けられている。
図2は、車両の座席1周りを同車両の後方側から見た状態を示している。同車両には、その幅方向両側(図2の左右方向両側)の車輪5を車体6に対し上下動可能に支持する懸架装置7が設けられている。この懸架装置7には、上下方向に伸縮可能なサスペンションアッシー8が設けられている。ちなみに、サスペンションアッシー8は、車体6と車輪5との間での振動伝達に伴って上下方向にコイルスプリングが伸縮する際、その伸縮をショックアブソーバーによって減衰させるものである。サスペンションアッシー8の上端部は、車体6に形成されたサスペンションタワー9に取り付けられている。一方、サスペンションアッシー8の下端部は、車輪5側に連結されている。
図3及び図4はそれぞれ、サスペンションアッシー8周りをその後側上方から見た状態、及び、サスペンションアッシー8を車両の側方側から見た状態を示している。これらの図から分かるように、サスペンションタワー9は、車体6に対し上下方向に延びるように形成されている。こうした車両においては、走行中のロールに伴って、路面(車輪5)からの荷重が、懸架装置7(サスペンションアッシー8等)を介して車体6(サスペンションタワー9)に対し、図4の矢印Y1方向に入力される。このとき、車体6におけるサスペンションタワー9周りが撓むと、車両の操縦安定性の確保が困難になるため、車両においてはサスペンションタワー9周りの剛性を高めることが望まれている。
次に、車両におけるサスペンションタワー9周りの剛性を高めるための構造について説明する。
図2に示すように、車体6には、車両の幅方向両側にそれぞれ位置するピラー10が形成されている。そして、車両の幅方向両側に位置する上記サスペンションタワー9の上端部には、車両の幅方向外側に湾曲して同サスペンションタワー9の近傍に位置するピラー10に対し接続される接続部材11が設けられている。言い換えれば、サスペンションタワー9は、上記接続部材11を介してピラー10に繋がっている。一方、車両の幅方向に延びるセパレータバー4の両端部は、サスペンションタワー9の接続部材11に対しブラケット12を介して繋がっている。このため、車両の幅方向両側に位置するサスペンションタワー9同士が、上記セパレータバー4によって繋がることとなる。
次に、本実施形態におけるセパレータバー4の組付構造の作用効果について説明する。
(1)車両の幅方向両側のサスペンションタワー9同士が車両の幅方向に延びるセパレータバー4によって繋がれているため、車体6におけるサスペンションタワー9周りの剛性が高められる。従って、走行中の車両のロールに伴って車輪5側からの荷重が車体6(サスペンションタワー9)に対し図4の矢印Y1で示されるように入力されたとき、車体におけるサスペンションタワー9周りの撓みが上記セパレータバー4により抑制されて車両の操縦安定性が確保される。また、荷室2内の荷物3の座席1側への移動を規制するための上記セパレータバー4が車体6の補強のためにも用いられることから、その補強のために新たな部品を追加する必要もない。
(2)上記セパレータバー4が車両の幅方向両側のピラー10に対し接続部材11及びブラケット12を介して繋がっているため、それらセパレータバー4、接続部材11、及びブラケット12によって車両への側突による衝撃を受けることができる。詳しくは、側突による衝撃が車両に対し図2の矢印Y2方向に作用したとき、その衝撃をセパレータバー4、接続部材11、及びブラケット12で受け、車両における幅方向の反対側(この例では左側)に流すことができる。従って、セパレータバー4、接続部材11、及びブラケット12により、車両への側突に対する車体6の剛性を高めることができ、側突時に車体6のゆがみが生じることを抑制できるようになる。
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・セパレータバー4の両端部を車両の幅方向両側に位置するピラー10まで延ばし、それらピラー10に対し直接的に繋がるようにしてもよい。この場合、車両への側突に対する車体6の剛性をより一層高めることができる。
・接続部材11を省略し、且つ、セパレータバー4の端部がブラケット12を介してサスペンションタワー9の上端部に接続されるようにしてもよい。この場合でも、上記(1)の効果は得られるようになる。
1…座席、2…荷室、3…荷物、4…セパレータバー、5…車輪、6…車体、7…懸架装置、8…サスペンションアッシー、9…サスペンションタワー、10…ピラー、11…接続部材、12…ブラケット。

Claims (1)

  1. 幅方向両側の車輪を車体に対し上下動可能に支持する懸架装置が設けられている車両に適用され、その車両の荷室から座席への荷物の移動を規制するためのセパレータバーを同車体に組み付ける車両におけるセパレータバーの組付構造において、
    前記懸架装置は、上下方向に伸縮可能なサスペンションアッシーの上端部を前記車体のサスペンションタワーに取り付ける一方、前記サスペンションアッシーの下端部を車輪側に連結するものであり、
    前記サスペンションタワーは、車体における車両の幅方向両側にそれぞれ位置するものであり、
    前記サスペンションタワーにおける前記サスペンションアッシーの上端部が取り付けられた箇所と別の箇所には、前記車体における車両の幅方向両側に位置するピラーに対し接続される接続部材が設けられており、
    車両の幅方向両側のうちの一方側に位置する前記サスペンションタワーの接続部材には、前記サスペンションタワーにおける前記サスペンションアッシーの上端部が取り付けられた箇所から離れて位置するブラケットが繋がっており、そのブラケットには車両の幅方向に延びる前記セパレータバーにおける車両の幅方向の一方側の端部が繋がり、
    車両の幅方向両側のうちの他方側に位置する前記サスペンションタワーの接続部材には、前記サスペンションタワーにおける前記サスペンションアッシーの上端部が取り付けられた箇所から離れて位置するブラケットが繋がっており、そのブラケットには前記セパレータバーにおける車両の幅方向の他方側の端部が繋がる
    ことを特徴とする車両におけるセパレータバーの組付構造。
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