JP7134965B2 - ブロー成形用金型ユニット及びブロー成形装置 - Google Patents

ブロー成形用金型ユニット及びブロー成形装置 Download PDF

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Description

本発明は、例えば、容器等の樹脂製品を複数個同時にブロー成形するブロー成形用金型ユニット及びそれを備えるブロー成形装置に関する。
従来、例えば、容器等の樹脂製品を製造する方法としては、射出成形あるいは押出し成形によりプリフォーム(パリソン)を形成し、このプリフォームをブロー成形することで容器とする方法がある。
具体的には、例えば、ブロー型ユニットが備えるブロー型で形成される成形空間(キャビティ)内にプリフォームを配置し、このキャビティ内でプリフォームをブロー成形することにより膨張させて容器とする技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2013-107391号公報
ブロー成形法は、プリフォームを室温まで冷却せずに射出成型時の保有熱(内部熱量)を活用しブロー成形するホットパリソン方式と、プリフォームを一旦室温まで冷却して再加熱しブロー成形するコールドパリソン方式の2種類が存在する。
ホットパリソン方式でブロー成形を行う、いわゆる1ステップ式のブロー成形装置は、コールドパリソンを用いてブロー成形を行う、いわゆる2ステップ式のブロー成形装置と比べて、デザイン性に富んだ様々な形状の容器を製造することができるというメリットがある。
しかしながら、生産性(生産量)の面では、1ステップ式のブロー成形装置は、2ステップ式のブロー成形装置に劣り、またそれに伴い製造コストも高くなってしまうというデメリットがある。
近年は、1ステップ式のブロー成形装置において生産性(生産量)を向上するために、ブロー金型(キャビティ)を2列に配置したものが実用化されているが、生産性(生産量)のさらなる向上が望まれている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、生産性を向上することができるブロー成形用金型ユニット及びブロー成形装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一つの態様は、第1の方向で一列に配置される複数のキャビティを形成する一対の割型と、各キャビティに対応する複数の底型と、これら複数の前記底型が固定される底型固定板と、を含むブロー金型を、前記第1の方向とは直交する第2の方向で複数備えるブロー成形用金型ユニットであって、前記第2の方向の両端部に配置される各割型をそれぞれ保持すると共に、型締め板に固定される第1のベース部材と、前記第1のベース部材間に配置され、当該第1のベース部材に固定されたものを除く各割型が固定される第2のベース部材と、一対の前記割型がそれぞれ接離可能な状態に、前記第1のベース部材及び前記第2のベース部材を連結する連結部材と、を備え、前記第1のベース部材の移動に伴って複数の前記第2のベース部材が従動するように構成されていることを特徴とするブロー成形用金型ユニットにある。
かかる本発明によれば、ブロー金型(キャビティ)を3列以上に配置したブロー成形用金型ユニットを実現することができる。
ここで、前記第2のベース部材には、隣接する2つの前記割型が背面合わせの状態で保持されていることが好ましい。これにより、各割型をより適切に移動させることができ、ひいては装置の小型化を図ることができる。
またブロー成形用金型ユニットは、各ブロー金型が備える前記底型固定板から垂下される押上ロッドと、上昇装置に連結されると共に、前記第2のベース部材の下方に前記第2の方向に沿って延在し複数の前記ブロー金型が備える前記押上ロッドの下端に当接可能な押上部材と、を備えていることが好ましい。
さらに前記押上ロッドは、各底型固定板に前記第1の方向で複数本設けられており、前記押上部材は、これら複数本の前記押上ロッドに対応して複数枚設けられていることが好ましい。
このような構成とすることで、比較的簡易な構造で、複数の各底型を一度に移動させることができる。
また前記押上ロッドと前記押上部材とは、前記押上げロッド及び前記押上げ部材を下降させた状態において両者の間に隙間が形成されるように配置されていることが好ましい。これにより、ブロー成形用金型ユニットに対する押上部材等の部品の脱着作業が容易となる。
またブロー成形用金型ユニットは、前記底型固定板を下降させる下降装置を備えていることが好ましい。その場合、特に、前記上昇装置は、油圧により前記押上部材を上昇させるものであり、前記下降装置は、空圧により前記底型固定板を下降させるものであることが好ましい。これにより、底型固定板をより適切に昇降させることができる。つまり複数の底型を、一度に適切に昇降させることができる。
また前記第2のベース部材の底部には、前記押上部材に対応する位置に切欠き部が設けられていることが好ましい。これにより、押上部材の上下方向での移動範囲を十分に確保できる。
また本発明の他の態様は、上記のようなブロー成形用金型ユニットを備えていることを特徴とするブロー成形装置にある。かかるブロー成形装置によれば、樹脂製品の生産性を向上することができ、それに伴いコストの削減を図ることもできる。
かかる本発明によれば、ブロー金型(キャビティ)を3列以上に配置し、樹脂製品の生産性を向上したブロー成形用金型及びブロー成形装置を実現することができる。また生産性の向上に伴い製造コストの削減を図ることもできる。例えば、1ステップ式のブロー成形装置であっても、本発明に係るブロー成形用金型を採用することで、生産性を向上することができ、製造コストの削減も図ることができる。
本発明に係るブロー成形装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係るブロー成形用金型ユニットを示す図である。 本発明の一実施形態に係るブロー成形用金型ユニットの断面図である。 本発明の一実施形態に係るブロー成形用金型ユニットの断面図である。 本発明の一実施形態に係るブロー成形用金型ユニットの上面図である。 本発明の一実施形態に係るブロー成形用金型ユニットの側面図である。 本発明の一実施形態に係るブロー成形用金型ユニットの側面図である。 本発明の一実施形態に係るブロー成形用金型ユニットの変形例を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るブロー成形用金型ユニットの変形例を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る移動治具の一例を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る移動治具及び連結治具を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る移動治具の操作方法を説明する図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明のブロー成形装置の概略構成を示す図である。また図2は、ブロー成形装置が備えるブロー成形用金型ユニットであり、第2のブローベースに固定されたブローキャビティ型のパーティング面を示す図である。図3及び図4は、図2のA-A線断面図である。図3及び図4は、ブローキャビティ型が型閉じした状態を示す図であるが、図3は、底型が下降した状態を示す図であり、図4は底型が上昇した状態を示す図である。
図5は、ブロー成形用金型ユニットの上面図である。また図6及び図7は、連結部材を説明するブロー成形用金型ユニットの側面図であり、図6はブローキャビティ型が型開きした状態を示す図であり、図7はブローキャビティ型が型閉じした状態を示す図である。なお図2及び図5は、ブローキャビティ型が型閉じした状態を示している。
また図8及び図9は、ブロー成形用金型ユニットの変形例を示す側面図である。図10~図12は、ブロー成形用金型ユニットが着脱可能に備える移動治具及び連結治具を説明する図である。
まずは、図1を参照して、本発明に係るブロー成形装置を備えるブロー成形装置の概略構成について説明する。
図1に示すように、ブロー成形装置1は、例えば、PETボトル等の樹脂製品(容器)を製造するための1ステップ式の装置であり、機台2上に、射出成形部3と、温調部4と、ブロー成形部5と、取出し部6と、を備えている。
射出成形部3には射出装置7のノズルが連結され、射出成形部3ではプリフォームが成形される。温調部4ではプリフォームの温度が所望温度に調整され、ブロー成形部5では温度調整されたプリフォームが、例えば、高圧エアーによりブロー成形されて最終成形品である容器が形成される。このように形成された容器は取出し部6により外部に取出される。
これら射出成形部3、温調部4、ブロー成形部5及び取出し部6の上方には、回転盤8が設けられている。回転盤8は、機台2に対して上面視で、例えば、反時計回り方向に間欠的に回転可能となっている。回転盤8の周方向の4箇所にはリップ型9が備えられ、プリフォーム及び容器は、このリップ型9に保持されて回転盤8の間欠回転により順次所定の装置に搬送されるようになっている。
なお、ブロー成形装置1の構成として、リップ型9を回転盤8で90°間欠回転させる4ステーション式のものを例示したが、ブロー成形装置はこの構成に限定されない。ブロー成形装置は、例えば、射出成形部、ブロー成形部および取出し部を有しリップ型を回転盤で120°間欠回転する3ステーション式の構成であってもよい。またブロー成形装置は、射出成形部とブロー成形部を有しリップ型を回転盤で180°間欠回転する2ステーション式の構成、あるいは回転盤を用いないリニア式の構成であっても良い。
そして本発明は、このようなブロー成形装置1のブロー成形部5が備えるブロー成形用金型ユニットに特徴がある。以下では、図2~図7を参照して、このブロー成形用金型ユニットについて詳細に説明する。
図2~図5に示すように、ブロー成形部5は、ベース盤11上に設けられるブロー成形用金型ユニット10を備えている。ブロー成形用金型ユニット10は、複数組のブロー金型20を備えている。
各ブロー金型20は、パーティング面22aに沿った第1の方向に複数のキャビティ21を一列に備えるブローキャビティ型22と、各キャビティ21の底部を塞ぎ最終成形品である容器の底面(上げ底)を形成する底型23と、底型23が固定される底型固定板24と、を備えている。図示は省略するが、ブロー金型20は、キャビティ21内に配されたプリフォームに挿入されて内部にエアーを導入するためのブローコア型を、ブローキャビティ型22の上方に備えている。
底型固定板24には、ブローキャビティ型22が備える各キャビティ21に対応して一列に設けられた複数の底型23が固定されている。すなわち複数の各底型23は、底型固定板24によって一体化されている。
本実施形態では、このような構成の少なくとも3組のブロー金型20が、キャビティ21の配列方向である第1の方向とは直交する第2の方向に並設されている。言い換えれば、ブロー成形用金型ユニット10は、第2の方向で少なくとも3列に配置されたブロー金型20を備えている。すなわちブロー成形用金型ユニット10には、複数のキャビティ21(ブローキャビティ型22)が第2の方向において少なくとも3列に配置されている。
各ブロー金型20のブローキャビティ型22は、具体的には、パーティング面22a同士を当接させて型締めされる一対の割型である第1の割型25(25A~25C)及び第2の割型26(26A~26C)で構成されている。本実施形態では、第1の割型25及び第2の割型26は、それぞれ2つのキャビティ21を備えている。ブローキャビティ型22は、複数(例えば、6組)の第1の割型25及び第2の割型26が一列に並設されて構成されている。
これらの第1の割型25及び第2の割型26は、それぞれブローベース30に固定されている。ブローベース30は、第1の割型25又は第2の割型26を保持して第2の方向で移動可能に設けられる第1のブローベース(第1のベース部材)31及び第2のブローベース(第2のベース部材)32を含む。
第1のブローベース31(31A,31B)は、第2の方向におけるブロー成形用金型ユニット10の両外側(両端)にそれぞれ配置されている。これら第1のブローベース31には、3組のブロー金型20(20A~20C)のそれぞれが備える第1の割型25及び第2の割型26のうち、第2の方向において両端部に位置する第1の割型25Aと第2の割型26Cとがそれぞれ固定されている。本実施形態では、第1のブローベース31Aに複数の第1の割型25Aが固定され、第1のブローベース31Bに複数の第2の割型26Cが固定されている。
第1のブローベース31Aは、第1の割型25Aとは反対側の面がこの型締め板45に固定されている。同様に、第1のブローベース31Bは、第2の割型26Cとは反対側の面がこの型締め板45に固定されている。
各型締め板45には、図示は省略するが、例えば、油圧シリンダや電動モータ(アクチュエータ)等で構成される駆動装置が、第1のブローベース31とは反対側の面にそれぞれ接続されている。各型締め板45は、この駆動装置によって第1のブローベース31と共に第2の方向でスライド移動可能に構成されている。すなわち、駆動装置を作動させることで、第1のブローベース31に固定されている第1の割型25A及び第2の割型26Cが型締め板45と共にスライド移動(前進及び後退)するようになっている。
一方、第2のブローベース32は、第1のブローベース31A,31B間に複数枚配置されており、各第2のブローベース32には、第1のブローベース31に固定された第1の割型25A及び第2の割型26Cを除く各割型がそれぞれ固定されている。すなわち各第2のブローベース32には、第1の割型25B,25C及び第2の割型26A,26Bがそれぞれ固定されている。本実施形態では、第1の割型25B,25C及び第2の割型26A,26Bが、4枚の第2のブローベース32(32A~32D)にそれぞれ固定されている。
さらに、第2の方向で隣接する2つの割型は、第2のブローベース32に背面合わせの状態で保持されている。具体的には、第2のブローベース32Aと第2のブローベース32Bとが図示しないボルト等の締結部材で固定されて一体化され、隣接する第2の割型26Aと第1の割型25Bとが背面合わせの状態で保持されている。同様に、第2のブローベース32Cと第2のブローベース32Dとがボルト等の締結部材で固定されて一体化され、隣接する第2の割型26Bと第1の割型25Cとが背面合わせの状態で保持されている。
なお本実施形態では、2枚の第2のブローベース32をボルト等の締結部材で固定することで、隣接する割型が背面合わせの状態で保持されるようにしたが、勿論、一枚の第2のブローベース32の両面に、隣接する割型を固定するようにしてもよい。
このような各ブローベース30(第1のブローベース31及び第2のブローベース32)は、それぞれ、第1の割型25、第2の割型26のキャビティ21とは反対側の面が固定される略平板状の固定部材33と、この固定部材33の両側部に設けられる略平板状の第1の圧受け部材34と、で構成されている。第1の圧受け部材34は、ブロー金型20の配列方向(第1の方向)において、ブロー金型20の両外側に設けられている。ブロー金型20を型締めする際には、対向する第1の圧受け部材34同士が当接して型締め力を圧受けする。
さらに、一対の第1の割型25及び第2の割型26が固定されたブローベース30の一方には、第1の圧受け部材34と共に型締め力を圧受けする第2の圧受け部材35が設けられている。本実施形態では、第1のブローベース31A、第2のブローベース32B及び第2のブローベース32Dのそれぞれに第2の圧受け部材35が設けられている(図2参照)。
第2の圧受け部材35は、ブロー金型20の下側で、ブローベース30を構成する固定部材33に固定されている。第2の圧受け部材35の配置は特に限定されないが、本実施形態では、第2の圧受け部材35は、第2の方向におけるブローベース30の略中央部に配置されている。
そして、ブロー金型20を型締め(型閉じ)する際には、第2の圧受け部材35は、その先端面が、対向するブローベース(第2の圧受け部材35が固定されていないブローベース)30の固定部材33に当接することで、第1の圧受け部材34と共に型締め力を圧受けする。
なおブローベース30(第1のブローベース31及び第2のブローベース32)の構造は、上述したものに限定されず、例えば、固定部材33及び第1の圧受け部材34が一体的に形成されたものであってもよい。つまりブローベース30は、一列に並設された第1の割型25及び第2の割型26(ブローキャビティ型22)の三方を囲むように形成されたものであってもよい。
同様に、第2の圧受け部材35の構造も図2のような矩形ブロック状に限定されない。第2の圧受け部材35の外観形状は、矩形状の外に円筒状でもよい。また第2の圧受け部材35は、上述のように一方のブローベース30のみに固定する構造に限定されない。第2の圧受け部材35は、例えば、後述するガイドブロック40と同様に、対向する二つのブローベース30の各々に二分割して設けられていてもよい。またブローベース30に固定する第2の圧受け部材35の数は、一つである必要はなく、複数個であってもよい。
ここで、ブロー成形用金型ユニット10のベース盤11上には、複数のスペーサー50が設けられている。各スペーサー50は、第2の方向における第2のブローベース32の移動範囲に亘って連続的に設けられている。またスペーサー50は、本実施形態では、第1の方向におけるブロー金型20の中央部及び両端部の3カ所に設けられている。なおスペーサー50の数や配置は、特に限定されず、各ブローベース30の移動範囲やブローキャビティ型22の大きさ等を考慮して適宜決定されればよい。
各ブローベース30(第1のブローベース31及び第2のブローベース32)は、これらのスペーサー50上にスライド移動可能に設けられている。本実施形態では、各ブローベース30の下面に、例えば、含油金属等からなるスライドメタル55がそれぞれ固定されている。スライドメタル55が設けられていることで、ブローベース30をスペーサー50上でスライドさせる際の摩擦抵抗を低減することができる。
また、上述した第1のブローベース31Aと、第2のブローベース32A,32Bと、第2のブローベース32C,32Dと、第1のブローベース31Bとは、それぞれ連結部材60によって連結されている。すなわち、連結部材60は、各ブローキャビティ型22を構成する第1の割型25と第2の割型26とがそれぞれ接離可能な状態に、第1のブローベース31Aと、第2のブローベース32A,32Bと、第2のブローベース32C,32Dと、第1のブローベース31Bとを、それぞれ連結する。なお、本実施形態では連結部材60はブロー成形用金型ユニット10の両側面に設けられ計二つ存在するが、ブロー成形用金型ユニット10の一方の側面に設けられていてもよい。
この連結部材60は、図6及び図7に示すように、本実施形態では、第1のリンクアーム61(61A,61B)、第2のリンクアーム62(62A,62B)及び第3のリンクアーム63(63A,63B)と、第1の軸部材64(64A,64B)及び第2の軸部材65(65A,65B)と、回転部材66(66A~66D)とで構成されている。
第1のリンクアーム61Aは、一端が第1の軸部材64Aによって第1のブローベース31Aに回転可能に取付けられている。第2のリンクアーム62Aは、中央部が第2の軸部材65Aによって第2のブローベース32A,32Bに回転可能に取付けられ、その一端が回転部材66Aによって第1のリンクアーム61Aに回転可能に連結されている。
第1のリンクアーム61Bは、一端が第1の軸部材64Bによって第1のブローベース31Bに回転可能に取付けられている。第2のリンクアーム62Bは、中央部が第2の軸部材65Bによって第2のブローベース32C,32Dに回転可能に取付けられ、その一端が回転部材66Bによって第1のリンクアーム61Bに回転可能に連結されている。
また第2のリンクアーム62Aと、第2のリンクアーム62Bとが、第3のリンクアーム63によって連結されている。すなわち第3のリンクアーム63Aは、その一端が第2の軸部材65Aによって第2のリンクアーム62Aに対して回転可能に連結され、他端が回転部材66Cによって回転可能に第2のリンクアーム62Bの他端に連結されている。同様に、第3のリンクアーム63Bは、その一端が第2の軸部材65Bによって第2のリンクアーム62Bに対して回転可能に連結され、他端が回転部材66Dによって回転可能に第2のリンクアーム62Aの他端に連結されている。即ち、連結部材60は略平行四辺形状の平行リンク機構を構成している。
このような構成では、ブローキャビティ型22が型開きした状態から(図6参照)、図示しない駆動装置によって型締め板45が押圧されると、型締め板45と共に第1のブローベース31が移動する。つまり型締め板45と共に、第1の割型25A及び第2の割型26Cが移動する。
また、この第1のブローベース31の移動に伴って、リンク機構である連結部材60が変形(伸縮)し、この連結部材60の変形に伴って第2のブローベース32がそれぞれ従動する。すなわち第1の割型25A及び第2の割型26Cの移動に伴って、第1の割型25B,25C及び第2の割型26A,26Bのそれぞれが従動する。これによりブローキャビティ型22が型閉じした状態となる(図7参照)。
またブローキャビティ型22が型閉じした状態から、駆動装置によって型締め板45が外側に引っ張られた場合も、型締め板45と共に第1のブローベース31が移動し、この移動に伴って第2のブローベース32が従動する。つまり型締め板45と共に、第1の割型25A及び第2の割型26Cが移動し、この移動に伴って、第1の割型25B,25C及び第2の割型26A,26Bのそれぞれが従動する。これによりブローキャビティ型22が型開きした状態となる(図6参照)。
このように上述の連結部材60によれば、キャビティ型22の型開閉動作時、ブロー金型20(第1の割型25及び第2の割型26)が固定された全てのブローベース(ベース部材)30を同期して移動(前進及び後退)させることが可能になる。よって、キャビティ型22の型開閉動作中の何れのタイミングにおいても全てのブロー金型20の型開きストロークを一致させることができ、また全てのブロー金型20の最大型開きストロークを一致させることができる。
ところで、第2のブローベース32は、第1のブローベース31に固定されたガイドロッド36に沿ってスライド移動するように構成されている。
第2のブローベース32には、第2の方向で貫通するガイドロッド孔37(37a~37d)がガイドブッシュ等を介し形成され、ガイドロッド36(36a~36d)は、これらのガイドロッド孔37(37a~37d)に挿入されている(図6等参照)。本実施形態では、各第2のブローベース32に4つのガイドロッド孔37が形成されており、これら4つのガイドロッド孔37にそれぞれガイドロッド36が挿入されている(図2等参照)。
より詳しくは、第1の方向における第2のブローベース32のブロー金型20の両外側に2つのガイドロッド孔37a,37bが設けられている。これらのガイドロッド孔37a,37bは、第2のブローベース32を構成する固定部材33及び第1の圧受け部材34を貫通して形成されている。
また第1の方向における第2のブローベース32のブロー金型20の下方側には、2つのガイドロッド孔37c,37dが所定間隔で設けられている。ガイドロッド孔37c,37dの間隔は特に限定されないが、極力広く設定されていることが好ましい。
第2のブローベース32のブロー金型20よりも下側には、第1の圧受け部材34は設けられていないが、各ガイドロッド孔37c,37dに対応する部分には、ガイドブロック40が設けられている。つまり、ガイドロッド孔37c,37dは、第2のブローベース32を構成する固定部材33に固定されたガイドブロック40を貫通して設けられている。
これらのガイドブロック40は、本実施形態では、第1の圧受け部材34と同程度の厚さで形成されており、ブロー金型20を型締め(型閉じ)する際に、ガイドブロック40同士が当接し、第1の圧受け部材34及び第2の圧受け部材35と共に、型締め力を圧受けする機能を有している。なおガイドブロック40は、型締め力を圧受けする機能を有していなくてもよい。すなわちブロー金型20を型締め(型閉じ)する際に、近接するガイドブロック40間には若干の隙間が形成されていてもよい。
これらのガイドロッド孔37に挿入されるガイドロッド36は、その一端側が第1のブローベース31A又は第1のブローベース31Bの一方に固定され、他端側は自由端となっている。本実施形態では、ガイドロッド孔37a,37cに挿入されるガイドロッド36a,36cが第1のブローベース31Aに固定され、ガイドロッド孔37b,37dに挿入されるガイドロッド36b,36dが第1のブローベース31Bに固定されている(図2~図5参照)。
なお図3には、複数のガイドロッド36のうち、第1のブローベース31Aに固定されるガイドロッド36a,36cのみを点線にて示している。また図4には、複数のガイドロッド36のうち、第1のブローベース31Bに固定されるガイドロッド36b,36dのみを点線にて示している。
より詳細には、図2~図5に示すように、第1のブローベース31Aには、一組の対角311(図2参照)の端部近傍に、ブロー金型20を型締めした際にガイドロッド孔37a,37cのそれぞれに連通するガイドロッド固定孔(ガイドロッド固定部)38a,38cが設けられている。これらガイドロッド固定孔38は、少なくとも第1のブローベース31Aを構成する第1の圧受け部材34を貫通して設けられている。ガイドロッド36は、このガイドロッド固定孔38内で、第1のブローベース31Aを構成する固定部材33に固定されている。そして第1のブローベース31Aには、一組の対角311の端部近傍にガイドロッド36a,36cが1本ずつ、計2本固定されている。
さらに、第1のブローベース31Aには、もう一組の対角312(図2参照)の端部近傍に、ブロー金型20を型締めした際にガイドロッド孔37b,37dのぞれぞれに連通するガイドロッド保持孔(ガイドロッド保持部)39(39b,39d)が設けられている。これらのガイドロッド保持孔39b,39dは、ガイドロッド固定孔38と同様に、少なくとも第1の圧受け部材34を貫通して設けられている。このように第1のブローベース31Aには、もう一組の対角312の端部近傍に、ガイドロッド保持孔39b,39dが一つずつ、計二つ設けられている。
ここでは第1のブローベース31Aの構造について説明したが、第1のブローベース31Bも同様の構造となっている。つまり第1のブローベース31Bには、ガイドロッド固定孔38(38b,38d)及びガイドロッド保持孔39(39a,39c)が設けられ、一組の対角312の端部近傍にガイドロッド36(36b,36d)が固定されている。
したがって、ブロー金型20を型締めする際には、第1のブローベース31Aに固定されたガイドロッド36a,36cの先端部が第2のブローベース31Bに形成されたガイドロッド保持孔39a,39cに摺動可能に支持され、第2のブローベース31Bに固定されたガイドロッド36b,36dの先端部が第1のブローベース31Aに形成されたガイドロッド保持孔39b,39dに摺動可能に支持される。
このようなガイドロッド36が設けられていることで、連結部材60によって連結された各ブローベース30をスライド移動させる際、各ブローベース30(特に第2のブローベース32)がガイドロッド36に沿ってスライド移動して適切に位置決めされる。したがって、各ブロー金型20を良好に開閉させることができる。
なお、本実施形態では、連結部材60は、ブローベース30を構成する第1の圧受け部材34に固定されているが、必ずしも第1の圧受け部材34に固定されていなくてもよい。連結部材60は、例えば、図8に示すように、第1の圧受け部材34Aとは独立するブローベース30の固定部42に固定されていてもよい。
この例では、各ブローベース30の上端部及び下端部付近に第1の圧受け部材34Aがそれぞれ設けられている。また、ブローベース30の上下方向中央部に第1の圧受け部材34Aとは独立する固定部42が設けられ、この固定部42に連結部材60が固定されている。
また、型締めする際には、対向する第1の圧受け部材34A同士が当接して型締め力を圧受けするが、図8に示す構造とする場合、第1の圧受け部材34Aの当接面(先端面)が比較的狭くなる。このため、第1の圧受け部材34Aの当接面には、位置決め機構を設けることが好ましい。
例えば、一方の第1の圧受け部材34Aの当接面に凸部341を設けると共に、他方の第1の圧受け部材34Aの当接面に凸部341が係合する凹部342を設けておくことが好ましい。さらには、凸部341は、先端側に向かってその直径が徐々に小さくなっていることが好ましく、凹部342は、その開口側に向かって内径が徐々に大きくなっていることが好ましい。これにより、型閉じする際に、対向する第1の圧受け部材34A同士をより確実に当接させることができる。なお固定部42は、型締めの際、型締め力を圧受けしなくてもよいが、対向する固定部42に当接して第1の圧受け部材34と共に圧受けするのが望ましい。
また、凸部341と凹部342とは、上述したガイドロッド36とガイドロッド孔37と同様の構造としてもよい。すなわち、凸部341をブロー金型20が型開きした状態であっても凹部342に達する長さとし、凹部342を第1の圧受け部材34を貫通する程度の深さとし、ブロー金型20の開閉動作に伴い、凸部341が凹部342内で摺動するようにしてもよい。
また本実施形態では、各ブローベース30を連結部材60によって連結した構成を例示したが、各ブローベース30は独立する複数の連結部材によって連結されていてもよい。
例えば、図9に示すように、第1のブローベース31Aと第2のブローベース32A,32Bとを第1の連結部材60Aによって連結し、第2のブローベース32C,32Dと、第1のブローベース31Bとを第2の連結部材60Bによって連結するようにしてもよい。なお第1の連結部材60Aと第2の連結部材60Bとは、同様の構造であるため、以下では第1の連結部材60Aについて説明し、第2の連結部材60Bの説明は省略する。
第1の連結部材60Aは、それぞれ固定リンク67と、位置決め部材68とで構成されている。固定リンク67は、第2の方向(パーティング面22aとは直交する方向)に沿って配置され、その一端側が、第1のブローベース31Aに固定されている。固定リンク67の他端側には、所定長さの長孔67aが第2の方向に沿って設けられている。長孔67aの長さは、型開きした際の第1のブローベース31Aと第2のブローベース32A,32Bとの間隔に合わせて設定されている。
位置決め部材68は、第1の方向において第2のブローベース32A,32Bの外側に突出する円柱状の係合部68aを有し、この係合部68aは、固定リンク67の長孔67aに挿入されている。係合部68aは、長孔67aの内径(短径)よりも若干小さい直径で形成されており、第1のブローベース31Aのスライド移動に伴い、長孔67a内でスライド移動可能となっている。ブロー金型20が型閉じされた状態では、係合部68aは、長孔67aの一方の端部付近に位置している(図9(a)参照)。
そして、ブロー金型20の型開きを開始すると、まずは第1のブローベース31Aがスライド移動して第2のブローベース32A,32Bから引き離される。その際、第1のブローベース31Aと共に固定リンク67もスライド移動する。これにより、位置決め部材68の係合部68aは、長孔67aの他方の端部近傍まで相対的にスライド移動する。
その後、第1のブローベース31Aのスライド移動を継続することで、位置決め部材68の係合部68aが固定リンク67に当接し、固定リンク67及び位置決め部材68を介して第2のブローベース32A,32Bが第1のブローベース31Aと共に引っ張られ、第2のブローベース32C,32Dから引き離される(図9(b)参照)。なお第1のブローベース31Aのスライド移動は、第2のブローベース32A,32Bと、第2のブローベース32C,32Dとが所定間隔となった時点で停止するようになっている。
また、各ブロー金型20は、第1の割型25及び第2の割型26のそれぞれが型閉じされる際には、各底型23が上昇してキャビティ21の底部が塞がれるようになっている。
具体的には、各ブロー金型20(20A~20C)は、上端側が底型固定板24(24A~24C)に固定される押上ロッド27A~27Cを備えている(図2参照)。本実施形態では、底型固定板24Aには、第1の方向(キャビティ21の配列方向)に4本の押上ロッド27Aが垂下して設けられている。同様に、底型固定板24B,24Cには、4本の押上ロッド27B,27Cが垂下して設けられている。その結果、第2の方向においては、各底型固定板24から垂下される3本の押上ロッド27A,27B,27Cが4列に配置されている。なお、一つの底型固定板24より垂下させる押上ロッド27の本数は4本に限定されない。押上ロッド27は少なくとも2本あれば良く、成形条件に合わせて適宜増減させても構わない。
この押上ロッド27の下端は、各ブローベース30(第1のブローベース31及び第2のブローベース32)よりも下側に位置している。上述のように各ブローベース30はスペーサー50上に設けられており、ベース盤11とブローベース30との間には、空間部70が形成されている。そして押上ロッド27の下端は、この空間部70に位置している。
また、この空間部70内には、押上ロッド27に対応する位置に押上部材80が設けられている。押上部材80は、第2の方向に沿って延在する長板状の部材であり、各底型固定板24から垂下される4本の押上ロッド27に対応して複数枚(4枚)設けられている。また各押上部材80は、各底型固定板24から垂下された3本の押上ロッド27A,27B,27Cに当接可能に設けられている。すなわち、ブローキャビティ型22が型閉じされた状態で、押上部材80は、第2の方向で一列に配置された3本の押上ロッド27A,27B,27Cに対応する領域に連続的に設けられている(図3参照)。
各押上部材80には、例えば、油圧シリンダや電動モータ(アクチュエータ)等で構成され、押上部材80を上昇させる上昇装置200の昇降ロッド201が連結されている。そして、この上昇装置200を作動させることで昇降ロッド201を介して各押上部材80が上昇する。これらの押上部材80によって各押上ロッド27(27A,27B,27C)が押し上げられ、それに伴い各底型固定板24(24A,24B,24C)も上昇する。これにより各底型固定板24に固定されている複数の底型23が一度に上昇して各キャビティ21の底部が型閉じされる。
ここで、押上ロッド27の下端は、押上部材80とは連結されておらず自由端となっている。そして底型固定板24及び押上部材80が第1の位置(初期位置)まで下降している状態では、押上ロッド27の下端と押上部材80との間には隙間が形成されている(図3参照)。
キャビティ21の底部を型閉じする際には、この状態から押上部材80を上昇させる。押上部材80は、若干上昇した後、各底型固定板24から垂下されている押上ロッド27A,27B,27Cに当接し、これらの押上ロッド27A,27B,27Cを上昇させる。これにより、押上部材80と共に底型固定板24A,24B,24Cが第2の位置まで上昇する。そして、各底型固定板24に固定されている複数の底型23が一度に上昇して各キャビティ21の底部が型閉じされる(図4参照)。
また、各底型固定板24の下側には、底型ガイド部材28が設けられている。底型固定板24は、第1の位置(初期位置)まで下降する際、底型ガイド部材28上に載置されて保持される。つまり、底型固定板24の第1の位置(初期位置)は、この底型ガイド部材28によって規定されている。
底型ガイド部材28は、第1のブローベース31B、第2のブローベース32A,32Cに、それぞれ固定されている。本実施形態では、第1のブローベース31B、第2のブローベース32A,32Cに、それぞれ2つの底型ガイド部材28が固定されている。各底型ガイド部材28は、押上ロッド27に対応する位置に配置されている。このため、各底型ガイド部材28には、押上ロッド27が挿入されるロッド挿入孔28aが形成されている(図2等参照)。
なお底型ガイド部材28は、必ずしも第1のブローベース31B、第2のブローベース32A,32Cに設けられていなくてもよい。底型ガイド部材28は、例えば、第1のブローベース31A、第2のブローベース32B,32Dに設けられていてもよいし、第1のブローベース31A,31B、第2のブローベース32A~32Dのそれぞれに設けられていてもよい。
また、各底型固定板24には、例えば、空圧シリンダ(アクチュエータ)やスプリング(付勢部材)等で構成され、底型固定板24を下降させるための下降装置90が連結されている(図2参照)。本実施形態では、下降装置90は、上述した第2の圧受け部材35上に固定されており、その一端部(先端部)が底型固定板24に連結されている。なお下降装置90は、必ずしも第2の圧受け部材35上に固定されていなくてもよく、例えば、第1のブローベース31又は第2のブローベース32を構成する固定部材33に固定されていてもよい。
この下降装置90は、ブロー成形部5が備える上昇装置200よりも弱い圧力を底型固定板24に付与することで、上昇装置200によって上昇させた底型固定板24を下降させる。例えば、本実施形態では、下降装置90を常時作動させた状態としている。したがって、底型固定板24は、上昇装置200を作動させることで、第1の位置(初期位置)から第2の位置まで上昇し、上昇装置200の作動を停止させることで、下降装置90により付与されている圧力や自重によって第1の位置まで下降する。
以上のように、本実施形態の構成では、押上部材80によって押上ロッド27を押し上げることで、各キャビティ21に対応する複数の底型23を上昇させるようにしている。このため、比較的簡易な構成で、3列のキャビティ21に対応する複数の底型23を一度に上昇させることができる。
なお、押上部材80の数と一つの底型固定板24より垂下する押上ロッド27の数は必ずしも一致していなくてもよい。例えば押上部材80は、第1の方向で並設される複数本(例えば、二本)の押上ロッド27を同時に押し上げる構成としてもよい。
各第2のブローベース32の下端面には、押上部材80に対向する位置に切欠き部100が設けられている(図2参照)。すなわち、第2のブローベース32の下端面の押上部材80に対向する部分は、スペーサー50に当接する部分よりも上方に位置している。
これにより、ベース盤11と第2のブローベース32との隙間である空間部70を十分な高さで確保することができる。したがって、上昇装置200によって底型固定板24(押上ロッド27)を所望の高さまで上昇させ易くなる。
また上述したように押上ロッド27と押上部材80とは連結されておらず、底型固定板24を第1の位置まで下降させる際、押上ロッド27は、押上部材80との間に隙間が形成されるまで下降するようになっている。これにより、ブロー金型20を比較的容易に脱着することができる。したがって、例えば、底型23や底型固定板24、押上部材80等の交換時の作業効率が向上し、また作業時間の短縮を図ることができる。
ところで、本実施形態に係るブロー成形用金型ユニット10は、例えば、ベース盤11上への載置(移動)の際に用いられる移動治具(搬送治具)500及び連結治具600を着脱可能に備えている。
移動治具500は、例えば、図10に示すように、上下方向に延びる略L字状を有する本体部材501と、この本体部材501を揺動可能に支持する支持部材502と、を備えている。本体部材501は、支持部材502との所定間隔を開けた状態で、その上下方向中央部付近が支持ピン503によって支持部材502に対して取り付けられる。
本体部材501は、本体部材501の下端部には、移動(搬送)用のローラ(転動部材)504を備え、本体部材501の上端部には、第1の方向に貫通する雌ねじ孔505が形成されている。この雌ねじ孔505には、例えば、ボルト等からなり本体部材501と支持部材502との隙間を調整する調整部材506が装着されている。
支持部材502は、ブローベース30に取り付けられる板状の取付板部507と、取付板部507から突出する一対の突出部508とを備えており、各ブローベース30(31,32)に対してボルト等の締結部材509によって取り付けられる。本体部材501は、支持部材502の突出部508に、支持ピン503によって揺動可能に取り付けられる。
ブロー成形用金型ユニット10を移動する際には、このような移動治具500が、ブロー成形用金型ユニット10の両側面のそれぞれ2カ所、合計4カ所に取り付けられる。
図11に示すように、連結治具600は、一対の第1の割型25及び第2の割型26が固定された2つのブローベース30に跨って取付けられ、各ブロー金型20の型開きを防止するための部材である。本実施形態では、ブロー成形用金型ユニット10の両側面の上端部近傍及び下端部近傍のそれぞれ3カ所に、連結治具600を取り付けられるようになっている。つまりブロー成形用金型ユニット10は、一方の側面に6個、合計12個の連結治具600が取付けられるようになっている。
これらの連結治具600は、例えば、板状の部材であり、各ブローベース30(31,32)に対してボルト等の締結部材601によって取付けられる。ただし、そのうちの4つの連結治具600は、移動治具500を構成する支持部材502の取付板部507としても機能する。すなわち、支持部材502の取付板部507は、一対の第1の割型25及び第2の割型26が固定された2つのブローベース30に取り付けられており、連結治具600を兼ねている。
このような移動治具500及び連結治具600を用い、次のような手順でブロー成形用金型ユニット10を移動させる。
まずは、上述のようにブロー成形用金型ユニット10に連結治具600を取り付けて型開きを防止する。その後、ブロー成形用金型ユニット10に対して4つ移動治具500を取り付ける。つまり、連結治具600を兼ねる各支持部材502に対して、移動用のローラ504を備える本体部材501を支持ピン503によって取り付ける。
このとき、図12(a)に示すように、各本体部材501は、下端部のローラ504が床面に接触すると共に、支持部材502との間隔が上下方向に亘ってほぼ一定である状態で、支持部材502に取り付けられるようになっている。
本体部材501が支持部材502に取り付けられると、本体部材501の上端部と支持部材502との隙間が広がるように調整部材506を操作する。すなわち調整部材506を支持部材502側に前進させて、本体部材501の上端部と支持部材502との隙間を広げる。
支持ピン503とローラ504との距離は、床面から支持ピン503までの高さよりも長い。このため、調整部材506の操作に伴い本体部材501が支持ピン503を支点として回転することで、図12(b)に示すように、ブロー成形用金型ユニット10は、上方に持ち上げられる。4つの各移動治具500について同様の操作を行うことで、ブロー成形用金型ユニット10は、床面に対してこれら4つの移動治具500によって支持される。
この状態であれば、クレーン等でブロー型移動台(図示なし)の上に運んだブロー成形用金型ユニット10を、例えば、ブロー型移動台やベース盤11の上を動かし、設置位置となる2枚の型締め板45の間まで比較的容易に移動させることができる。
なおブロー成形用金型ユニット10を、設置位置まで移動させた後は、各移動治具500の調整部材506を再び操作し、本体部材501の上端部と支持部材502との隙間を狭めることで、ブロー成形用金型ユニット10を容易にベース盤11上に設置することができる。
そして、ブロー成形用金型ユニット10を型締め板45に固定した後は、締結部材509、601を外して連結治具600と共に移動治具500をブローベース30から除去する。これにより、複数列のブロー型と底型とを一体で、比較的容易に、ブロー成形装置の所定の設置位置へ比較的容易に搬入することができまた設置位置から比較的容易に搬出することができるようになる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではない。本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能なものである。
例えば、上述の実施形態では、ブロー成形用金型ユニットとして、3列のキャビティを備える構成を例示したが、勿論、ブロー成形用金型ユニットは、4列以上のキャビティを備えていてもよい。また本発明は、全てのブローベースを動かす必要性が生じる奇数列のキャビティを備える構成では、特に有効である。
また本発明は、いわゆる1ステップ式のブロー成形装置に適用することで、特に効果的であるが、勿論、2ステップ式のブロー成形装置にも適用することができるものである。
1 ブロー成形装置
2 機台
3 射出成形部
4 温調部
5 ブロー成形部
6 取出し部
7 射出装置
8 回転盤
9 リップ型
10 ブロー成形用金型ユニット
11 ベース盤
20 ブロー金型
21 キャビティ
22 ブローキャビティ型
22a パーティング面
23 底型
24 底型固定板
25 第1の割型
26 第2の割型
27 押上ロッド
28 底型ガイド部材
28a ロッド挿入孔
30 ブローベース
31 第1のブローベース
32 第2のブローベース
33 固定部材
34 第1の圧受け部材
35 第2の圧受け部材
36 ガイドロッド
37 ガイドロッド孔
38 ガイドロッド固定孔
39 ガイドロッド保持孔
40 ガイドブロック
42 固定部
45 型締め板
50 スペーサー
55 スライドメタル
60 連結部材
60A 第1の連結部材
60B 第2の連結部材
61 第1のリンクアーム
62 第2のリンクアーム
63 第3のリンクアーム
64 第1の軸部材
65 第2の軸部材
66 回転部材
67 固定リンク
67a 長孔
68 位置決め部材
68a 係合部
70 空間部
80 押上部材
90 下降装置
100 切欠き部
200 上昇装置
201 昇降ロッド
341 凸部
342 凹部
500 移動治具
501 本体部材
502 支持部材
503 支持ピン
504 ローラ
505 雌ねじ孔
506 調整部材
507 取付板部
508 突出部
509 締結部材
600 連結治具
601 締結部材

Claims (9)

  1. 第1の方向で一列に配置される複数のキャビティを形成する一対の割型と、各キャビティに対応する複数の底型と、これら複数の前記底型が固定される底型固定板と、を含むブロー金型を、前記第1の方向とは直交する第2の方向で複数備えるブロー成形用金型ユニットであって、
    前記第2の方向の両端部に配置される各割型をそれぞれ保持すると共に、型締め板に固定される第1のベース部材と、
    前記第1のベース部材間に配置され、当該第1のベース部材に固定されたものを除く各割型が固定される第2のベース部材と、
    リンク機構により前記第2の方向に伸縮することで一対の前記割型それぞれ接離可能とし、前記第1のベース部材及び前記第2のベース部材を連結する連結部材と、を備え、
    前記第1のベース部材の移動に伴って複数の前記第2のベース部材が従動するように構成されている
    ことを特徴とするブロー成形用金型ユニット。
  2. 請求項1に記載のブロー成形用金型ユニットであって、
    前記第2のベース部材には、隣接する2つの前記割型が背面合わせの状態で保持されている
    ことを特徴とするブロー成形用金型ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載のブロー成形用金型ユニットであって、
    各ブロー金型が備える前記底型固定板から垂下される押上ロッドと、
    上昇装置に連結されると共に、前記第2のベース部材の下方に前記第2の方向に沿って延在し複数の前記ブロー金型が備える前記押上ロッドの下端に当接可能な押上部材と、を備えている
    ことを特徴とするブロー成形用金型ユニット。
  4. 請求項3に記載のブロー成形用金型ユニットであって、
    前記押上ロッドは、各底型固定板に前記第1の方向で複数本設けられており、
    前記押上部材は、これら複数本の前記押上ロッドに対応して複数枚設けられている
    ことを特徴とするブロー成形用金型ユニット。
  5. 請求項3又は4に記載のブロー成形用金型ユニットであって、
    前記押上ロッドと前記押上部材とは、前記押上げロッド及び前記押上げ部材を下降させ
    た状態において両者の間に隙間が形成されるように配置されている
    ことを特徴とするブロー成形用金型ユニット。
  6. 請求項3~5の何れか一項に記載のブロー成形用金型ユニットであって、
    前記底型固定板を下降させる下降装置を備えている
    ことを特徴とするブロー成形用金型ユニット。
  7. 請求項6に記載のブロー成形用金型ユニットであって、
    前記上昇装置は、油圧により前記押上部材を上昇させるものであり、
    前記下降装置は、空圧により前記底型固定板を下降させるものである
    ことを特徴とするブロー成形用金型ユニット。
  8. 請求項3~5の何れか一項に記載のブロー成形用金型ユニットであって、
    前記第2のベース部材の底部には、前記押上部材に対応する位置に切欠き部が設けられ
    ている
    ことを特徴とするブロー成形用金型ユニット。
  9. 請求項1~8の何れか一項に記載のブロー成形用金型ユニットを備えている
    ことを特徴とするブロー成形装置。
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