JP7131784B1 - 矯正装具 - Google Patents

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Abstract

【課題】関節のずれ等を効率的に矯正可能な矯正装具を提供する。【解決手段】矯正装具1は、第1の骨と第2の骨との相対回転を許容する関節を有する体の特定部位に装着され、第1の骨および第2の骨の位置を矯正する。この矯正装具1は、当該矯正装具の特定部位への装着により、第1の骨を第1の回転方向に付勢する第1付勢部4と、当該矯正装具の特定部位への装着により、第2の骨を第1の骨とは別に第2の回転方向に付勢する第2付勢部6と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、関節部位周辺に装着される矯正装具に関する。
骨盤は大腿骨と脊柱との間で体を支える重要な役割を担い、仙骨および腸骨を含む。腸骨と仙骨とをつなぐ仙腸関節は、上半身および下半身からの衝撃を吸収して分散することで体への負担を軽減する。仙腸関節は通常、周囲の強固な靭帯により安定に保たれているが、わずかな可動域を有する。
前屈動作や伸展動作により脊柱が骨盤に対して傾動したとき、仙腸関節に負荷がかかる。このような負荷の繰り返しにより仙腸関節にずれが生じると、関節周辺の炎症に伴う腰痛を引き起こすことがある。仙腸関節障害による腰痛は理学療法によって改善できるが、その効果は一時的なものに留まる。そこで、そのような理学療法の知見を活かした矯正装具の提案がなされている(例えば特許文献1参照)。
特許第6534182号公報
特許文献1に記載の矯正装具は、仙腸関節の可動域を改善しようとするものであるが、骨盤全体に満遍なく負荷を与える態様であり、求める機能を必ずしも効率的に発揮していると言えない点で改善の余地がある。なお、関節のずれを矯正する観点からは、仙腸関節以外を対象とする矯正装具についても同様のことが言える。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、関節のずれ等を効率的に矯正可能な矯正装具を提供することにある。
本発明のある態様は、第1の骨と第2の骨との相対回転を許容する関節を有する体の特定部位に装着され、第1の骨および第2の骨の位置を矯正するための装具である。この矯正装具は、当該矯正装具の特定部位への装着により、第1の骨を第1の回転方向に付勢する第1付勢部と、当該矯正装具の特定部位への装着により、第2の骨を第1の骨とは別に第2の回転方向に付勢する第2付勢部と、を備える。
本発明の別の態様も、第1の骨と第2の骨との相対回転を許容する関節を有する体の特定部位に装着され、第1の骨および第2の骨の位置を矯正するための装具である。この矯正装具は、特定部位に装着可能なベルト本体と、ベルト本体の内側面に設けられ、ベルト本体の特定部位への装着に伴って第1の骨を第1の回転方向に押圧するパッドと、ベルト本体の外側面から延出し、張力の負荷に伴って第2の骨を第1の骨とは別に第2の回転方向に回転させるモーメントを生成するストラップと、を備える。
本発明によれば、関節のずれ等を効率的に矯正可能な矯正装具を提供できる。
仙腸関節を有する骨盤周辺の構造を表す図である。 仙腸関節のずれとその施術方法を表す図である。 実施形態に係る矯正装具を表す図である。 ベルト本体の構成を詳細に表す図である。 ベルト本体の構成を詳細に表す図である。 パッドの構成を詳細に表す図である。 ストラップの構成を表す図である。 CNT機能を発揮させるためのストラップの取付方法を表す図である。 矯正装具を腰部に取り付けた状態を表す図である。 矯正装具によるCNT機能を模式的に表す図である。 NT機能を発揮させる矯正装具の構成を表す図である。 NT機能を発揮させるためのストラップの取付方法を表す図である。 矯正装具によるNT機能を模式的に表す図である。 変形例1に係る矯正装具の構成および使用態様を表す図である。 変形例2に係る矯正装具の構成および使用態様を表す図である。 変形例3に係る矯正装具の構成および使用態様を表す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施形態およびその変形例について、ほぼ同一の構成要素については同一の符号を付し、その説明を適宜省略する。
まず、後の理解を容易にするために、本実施形態の技術的背景について説明する。
図1は、仙腸関節を有する骨盤周辺の構造を表す図である。図1(A)は正面図、図1(B)は背面図、図1(C)は側面図である。
骨盤100は大腿骨102と脊柱104との間にあり、仙骨106、尾骨108および左右一対の寛骨110が組み合わさって構成される。寛骨110は腸骨112、坐骨114および恥骨116が骨癒合したものである。仙腸関節120は、腸骨112と仙骨106とをつなぎ、上半身および下半身からの衝撃を吸収して分散することで、体への負担を軽減する。仙腸関節120は通常、周囲の強固な靭帯(図示略)により安定に保たれているが、わずかな可動域(2~4°程度)を有する。仙骨が腸骨に対して前傾する動きは「ニューテーション」と呼ばれ、仙骨が腸骨に対して後傾する動きは「カウンターニューテーション」と呼ばれる。
図2は、仙腸関節のずれとその施術方法を表す図である。図2(A)はニューテーション方向(以下「NT方向」ともいう)のずれを治療する施術方法を示し、図2(B)はカウンターニューテーション方向(以下「CNT方向」ともいう)のずれ治療する施術方法を示す。
前屈動作によって脊柱が骨盤に対して前傾すれば、仙腸関節にはニューテーション負荷がかかる。伸展動作によって脊柱が骨盤に対して後傾すれば、仙腸関節にはカウンターニューテーション負荷がかかる。このような負荷の繰り返しにより仙腸関節にずれが生じると、関節周辺の炎症に伴う腰痛を引き起こすことがある。このような仙腸関節障害による腰痛に対しては、理学療法による施術治療を行うことができる。
具体的には、図2(A)左段に示すように、仙腸関節にNT方向のずれが認められる場合には、同図右段に示すように、徒手により仙腸関節をCNT方向に誘導する力を与える(図中矢印参照)。すなわち、同図において腸骨112を反時計回りに、仙骨106を時計回りに回動させる押圧力を付与する。以下、このようにNT方向のずれを治療するために仙腸関節をCNT方向に誘導する施術を「CNT施術」と称す。
一方、図2(B)左段に示すように、CNT方向のずれが認められる場合には、同図右段に示すように、徒手により仙腸関節をNT方向に誘導する力を与える(図中矢印参照)。すなわち、同図において腸骨112を時計回りに、仙骨106を反時計回りに回動させる押圧力を付与する。以下、このようにCNT方向のずれを治療するために仙腸関節をNT方向に誘導する施術を「NT施術」と称す。
このようにして仙腸関節を正常な状態に戻すことで腰痛を緩和することができる。しかし、施術を終えて時間が経過するとその効果は徐々に失われる。そこで本実施形態では、理学療法の知識を有さずとも上記施術を簡易に再現するための矯正装具を提供する。以下、その具体的構成について詳細に説明する。
図3は、実施形態に係る矯正装具を表す図である。図3(A)は内側面を示し、図3(B)は外側面を示す。
矯正装具1は、ユーザの腰部に装着され、仙骨106と腸骨112との位置関係を矯正(つまり仙腸関節120の状態を矯正)するための矯正ベルトである(図1参照)。本実施形態において、腰部が「体の特定部位」、仙骨106が「第1の骨」、腸骨112が「第2の骨」にそれぞれ対応する。
矯正装具1は、長尺状のベルト本体2、ベルト本体2の内側面中央に着脱可能なパッド4、およびベルト本体2の外側面左右に着脱可能な一対のストラップ6を備える。パッド4は「パッド部」として機能する。また後に詳述するが、パッド4は、仙骨106をNT方向およびCNT方向の一方(第1の回転方向)に付勢する「第1付勢部」として機能する。ストラップ6は、腸骨112をNT方向およびCNT方向の他方(第2の回転方向)に付勢する「第2付勢部」として機能する。
図3(A)に示すように、ベルト本体2は、腰部への装着時に体にフィットし、また体への負担を軽減できる外形状および各部の上下幅が設定されている。ベルト本体2の延在方向中央部は相対的に大きな幅を有し、その内側に面ファスナーのループ面10が設けられている。一方、パッド4の外側には面ファスナーのフック面12が設けられている(詳細後述)。それにより、パッド4をベルト本体2に対して容易に着脱できる。
パッド4は、内側に突出する凸部13を有する。凸部13は、パッド4の端部近傍に片寄せする態様で設けられており、パッド4がベルト本体2に装着された状態において、ベルト本体2の幅方向の中心線L1に対して片側に位置する。ベルト本体2への装着に際してパッド4の上下を変更することにより、中心線L1に対する凸部13の位置(上方又は下方のいずれに位置させるか)を変更できる。
図3(B)に示すように、ベルト本体2の左右には、それぞれ一対のカン14,16が設けられている。カン14がベルト本体2の中央寄りに配設され、カン16がベルト本体2の端部寄りに配設されている。すなわち、カン14,16は、ベルト本体2の延在方向に離間する。ストラップ6は、それらのカン14,16に通されるようにしてベルト本体2に対して取り付けられる。一対のストラップ6は、パッド4の位置を挟んで左右両側に配設され、それぞれベルト本体2の延在方向(中心線L1)に対して角度をなすように延びる。
図4および図5は、ベルト本体2の構成を詳細に表す図である。図4(A)はベルト本体2の内側面を示し、図4(B)はパッド収容部を表す部分拡大図である。図5(A)はベルト本体2の外側面を示し、図5(B)はストラップ支持部を表す部分拡大図である。
図4(A)に示すように、ベルト本体2は、延在方向の中心線L2に対して対称な構造を有し、その中央部にユーザの腰部背面に装着される背当部22を有する。背当部22は非伸縮性又は低伸縮性の生地からなる。背当部22の内側が上述したループ面10とされている。背当部22からベルト本体2の端部に向けて第1パッド収容部24、弾性連結部26、第2パッド収容部28および接続部30が連設されている。第1パッド収容部24に第1パッド32が収容され、第2パッド収容部28に第2パッド34が収容される。
図4(B)にも示すように、第1パッド収容部24および第2パッド収容部28は、ベルト本体2の内側面に縫製されたポケットからなり、互いの入口(開口部)が対向している。第1パッド32および第2パッド34は、プレート状の可撓性部材(本実施形態ではウレタンフォーム等のフォーム材又はゴム等の弾性体)からなり、所定の多角形状を有する。第1パッド32は、第2パッド34よりも大きい。
第1パッド収容部24は、第1パッド32と相補形状の収容空間を有する。図中矢印で示すように、第1パッド32をやや弾性変形させながら第1パッド収容部24に挿入できる。第1パッド32は、第1パッド収容部24に収容されると、その相補形状の収容空間によって動きが拘束され、安定に支持される。
同様に、第2パッド収容部28は、第2パッド34と相補形状の収容空間を有する。図中矢印で示すように、第2パッド34をやや弾性変形させながら第2パッド収容部28に挿入できる。第2パッド34は、第2パッド収容部28に収容されると、その相補形状の収容空間によって動きが拘束され、安定に支持される。
ベルト本体2の一方の接続部30の内側には、面ファスナーのフック面36が設けられている。また、双方の接続部30の外側に面ファスナーのループ面38が設けられている。一方の接続部30のフック面36を他方の接続部30のループ面38に接続することにより、ベルト本体2をユーザの腰部に巻き付けた状態で固定できる。
弾性連結部26は、弾性生地(伸縮性生地)からなり、ベルト本体2の延在方向に所定量伸縮できる。ベルト本体2をユーザの腰部に巻き付けた際、弾性連結部26が適度に伸長することで弾性力を発揮し、ベルト本体2の緩みを防止できる。
図5(A)に示すように、ベルト本体2には、背当部22の外側にも面ファスナーのループ面39が設けられている。第1パッド32の外側にカン14が配設され、第2パッド34の外側にカン16が配設される。より詳細には、図5(B)に示すように、ベルト本体2の外側面から弾性生地からなるバンド40が延出し、その先端に樹脂製のカン14が縫い付けられている。バンド40は、その基端部がベルト本体2における第1パッド収容部24の外側(つまり第1パッド32に対応する位置)に固定されている。カン14およびバンド40が第1支持部50を構成する。
ベルト本体2の外側面からはまた、弾性生地からなるバンド42が延出し、その先端に樹脂製のカン16が縫い付けられている。バンド42は、その基端部がベルト本体2における第2パッド収容部28の外側(つまり第2パッド34に対応する位置)に固定されている。バンド42の基端部が固定されるベルト本体2の外側には、面ファスナーのループ面44が設けられている。ループ面44は、ループ面38に隣接する。カン16およびバンド42が第2支持部52を構成する。
第2支持部52は、ベルト本体2の幅方向の中心線L1に対して第1支持部50とは反対側に位置する。すなわち、第1支持部50と第2支持部52とは、ベルト本体2の幅方向にずれている。また、バンド40,42は、同一直線状に位置し、その直線上で伸縮可能とされている(図中矢印参照)。それにより、ストラップ6の緩みが防止される(詳細後述)。また、ストラップ6による押圧力が集中するバンド40,42の基端部の内側(ベルト本体2の内側)にパッド32,34を配置することで、ユーザの腰部に局所的な荷重がかかることを防止している。なお、パッド4の凸部13は、中心線L1に対して第1支持部50とは反対側に位置する。
図6は、パッド4の構成を詳細に表す図である。図6(A)は正面図、図6(B)は背面図、図6(C)は図6(A)のA-A矢視断面図、図6(D)はパッド本体の正面図、図6(E)はパッド本体の側面図である。
図6(A)に示すように、パッド4は、パッド本体54を布製ケース56に収容して構成される。図6(D)および(E)に示すように、パッド本体54は、エラストマー等の弾性部材からなり、プレート状の本体58と、本体58の内側に突設された凸部13を有する。本体58は、概略長方形状をなし、その長手方向の片側に凸部13が設けられている。凸部13は、その高さ方向に向けて断面が小さくなるテーパ形状を有する。
パッド本体54は、ウレタンフォームなどのフォーム材と同程度の硬さを有する。本実施形態において、本体58の厚みは0.5cm程度とされている。凸部13の横幅wは3~8cm程度、高さhは0.5~1.5cm程度とされている。
図6(A)~(C)に示すように、布製ケース56は、パッド本体54と概ね相補形状を有し、その内側(正面側)が弾性生地からなる。布製ケース56の外側(背面側)にパッド本体54を出し入れするための切れ目62があり、その切れ目62を覆うように面ファスナー64が着脱可能に装着されている。面ファスナー64は、その表面がフック面12とされており、ベルト本体2のループ面10に着脱可能である。パッド本体54は、凸部13とは反対側の面に板状の緩衝材68が貼り付けられた状態で布製ケース56に収容される。緩衝材68はウレタンフォームなどの可撓性部材からなる。
図7は、ストラップ6の構成を表す図である。図7(A)は正面図、図7(B)は背面図である。
ストラップ6は、長尺状の本体70を有する。本体70の一端部には面ファスナー72が設けられ、他端部には面ファスナー74が設けられている。これらの面ファスナー72,74は同形状とされており、その表面がフック面とされている。また、一方の面ファスナー72に隣接するように面ファスナー76が設けられている。面ファスナー76は、面ファスナー72よりも延在方向に長く、その表面がループ面とされている。本体70の一端部を折り返すことにより、面ファスナー72を面ファスナー76に装着できる。
次に、矯正装具1の装着方法について説明する。
まず、CNT施術と同様の機能(「CNT機能」ともいう)を発揮させるための矯正装具1の装着方法について説明する。
図8は、CNT機能を発揮させるためのストラップ6の取付方法を表す図である。図8(A)~(C)はその装着過程を示す。図9は、矯正装具1を腰部に取り付けた状態を表す図である。図9(A)は正面図、図9(B)は背面図、図9(C)は側面図である。図10は、矯正装具1によるCNT機能を模式的に表す図である。
矯正装具1にCNT機能を発揮させる場合、図8(A)に示すように、ストラップ6をカン14および16に挿通する。このとき、面ファスナー72側が前方、面ファスナー74側が後方となるようにストラップ6を保持する。続いて、図8(B)に示すように、ストラップ6の一端部を折り返し、面ファスナー72を面ファスナー76に接続する。これにより、ストラップ6の基端部が第2支持部52によって支持される。このような作業を左右一対のストラップ6について行う。一方、パッド4については、図3(A)に示したように、凸部13が下方に位置するようにベルト本体2に装着しておく。この状態でベルト本体2をユーザの腰部に巻き付ける。
続いて、図8(C)に示すように、各ストラップ6について本体70の後半部を前方に折り返し、適度なテンションをかける。このとき、ストラップ6の折り返し部が第1支持部50によって支持される。そして、面ファスナー74をループ面44に接続することで、ストラップ6の先端部をベルト本体2に固定する。なお、ストラップ6のテンションをより高めるために、面ファスナー74をループ面38に接続してもよい。ループ面44,38は、ストラップ6の先端部を着脱させる「着脱部」として機能する。
以上のような作業により、図9(A)~(C)に示すように、矯正装具1がユーザの腰部に装着された状態でCNT機能が発揮される。このとき、ベルト本体2により腸骨112に前傾方向のモーメント力が付与され、パッド4により仙骨106に後傾方向のモーメント力が付与される。
図10にも示すように、ストラップ6の支点s1は上前腸骨棘(ASIS)112aの下方に位置し、力点f1は上後腸骨棘(PSIS)112bとのほぼ同じ高さで支点s1よりも上方に位置する。ストラップ6の先端は上前腸骨棘112aの近傍(上方)に向けて延びている。支点s1と力点f1との間隔は、腸骨112を概ね間に挟む程度に十分な大きさとされている。
ストラップ6の張力(二点鎖線矢印参照)により、腸骨112には前傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。一方、パッド4の押圧力(白抜矢印参照)により、仙骨106には後傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。このようにして矯正装具1にCNT機能を発揮させることができる。
次に、NT施術と同様の機能(「NT機能」ともいう)を発揮させるための矯正装具1の装着方法について説明する。
図11は、NT機能を発揮させる矯正装具の構成を表す図である。図11(A)は内側面を示し、図11(B)は外側面を示す。図12は、NT機能を発揮させるためのストラップ6の取付方法を表す図である。図12(A)~(C)はその装着過程を示す。図13は、矯正装具1によるNT機能を模式的に表す図である。
矯正装具1にNT機能を発揮させる場合、図11(A)および(B)に示すように、CNT機能を発揮させる場合(図3参照)に対して、ベルト本体2を上下逆さまとする。その結果、パッド4における凸部13が上方に位置する。また、ストラップ6の装着態様を変更する。
すなわち、図12(A)に示すように、ストラップ6をカン14および16に挿通するとき、面ファスナー72側が後方、面ファスナー74側が前方となるようにストラップ6を保持する。続いて、図12(B)に示すように、ストラップ6の一端部を折り返し、面ファスナー72を面ファスナー76に接続する。これにより、ストラップ6の基端部が第1支持部50によって支持される。この作業を左右一対のストラップ6について行う。この状態でベルト本体2をユーザの腰部に巻き付ける。
続いて、図12(C)に示すように、各ストラップ6について本体70の前半部を後方に折り返し、適度なテンションをかける。このとき、ストラップ6の折り返し部が第2支持部52によって支持される。そして、面ファスナー74をループ面39に接続することで、ストラップ6の先端部をベルト本体2に固定する。ループ面39は、ストラップ6の先端部を着脱させる「着脱部」として機能する。ループ面39は背当部22の全域にわたるため、ストラップ6の着脱位置の自由度が大きく、そのテンションの大きさを任意に調整できる。
図13に示すように、ストラップ6の支点s2は上後腸骨棘112bの下方に位置し、力点f2は上前腸骨棘112aとほぼ同じ高さであって支点s2よりも上方に位置する。ストラップ6の先端は上後腸骨棘112bの近傍に向けて延びている。支点s2と力点f2との間隔は、腸骨112を概ね間に挟む程度に十分な大きさとされている。
ストラップ6の張力(二点鎖線矢印参照)により、腸骨112には後傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。一方、パッド4の押圧力(白抜矢印参照)により、仙骨106には前傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。このようにして矯正装具1にNT機能を発揮させることができる。
以上に説明したように、本実施形態の矯正装具1によれば、ベルト本体2を上下方向所定の向きにしてユーザの腰部に装着することで、パッド4が仙骨106に前傾方向のモーメント力を付与するとともに、ストラップ6が腸骨112に後傾方向のモーメント力を付与する。すなわち、矯正装具1の装着により仙腸関節120を挟む2つの骨のそれぞれに直接的にCNT方向の押圧力を負荷できるため、仙腸関節120のずれを効率良く矯正できる。
また、ベルト本体2の上下を反転し、ストラップ6の方向を転換するという簡易な変更のみで、矯正装具1によるCNT方向の矯正をNT方向の矯正に変換することができる。その際、部品の交換を伴うこともない。このため、仙腸関節120の症状(ずれの方向)にかかわらず同じ矯正装具1を使用でき汎用性に優れたものとなる。
本実施形態によれば、矯正装具1を装着してストラップ6を引っ張るという簡易な手法により、理学療法の知識がないユーザでも仙腸関節120のずれを矯正できる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はその特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術思想の範囲内で種々の変形が可能であることはいうまでもない。
[変形例]
(変形例1)
図14は、変形例1に係る矯正装具の構成および使用態様を表す図である。図14(A)は矯正装具の構成を表す側面図である。図14(B)は矯正装具の使用状態を表す背面図である。図14(C)は矯正装具の使用状態を表す側面図である。
図14(A)に示すように、本変形例の矯正装具201は、ショートタイプのスパッツ(衣装)として構成される。矯正装具201は、スパッツ本体202(衣装本体)にパッド204およびストラップ206を組み付けて構成され、CNT機能を有する。スパッツ本体202は、伸縮性が高い布製の生地からなる。スパッツ本体202の外側面の後方寄りにカン216が縫い付けられている。
パッド204は、上記実施形態のパッド4と同様に凸部213を有する。パッド204の凸部213とは反対側の面には面ファスナーのフック面が設けられている。一方、スパッツ本体202の後部内側には面ファスナーのループ面が設けられており、パッド204を着脱可能に装着できる。図14(B)に示すように、パッド204は、スパッツ本体202において仙骨106に対応する位置に取り付けられる。
ストラップ206は、上記実施形態のストラップ6と同様に長尺状をなし、その一端部がスパッツ本体202の前方下部の外側面に縫い付けられている。ストラップ206は、後方に延びてカン216に挿通され、その位置で前方に折り返される。ストラップ206の他端部は、図示略の面ファスナーによりスパッツ本体202の前部外側面に固定できる。
このような構成により、図14(C)に示すように、ストラップ206の張力(二点鎖線矢印参照)により、腸骨112には前傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。一方、パッド204の押圧力(白抜矢印参照)により、仙骨106には後傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。このようにして矯正装具201にCNT機能を発揮させることができる。
(変形例2)
図15は、変形例2に係る矯正装具の構成および使用態様を表す図である。図15(A)は矯正装具の構成を表す側面図である。図15(B)は矯正装具の使用状態を表す背面図である。図15(C)は矯正装具の使用状態を表す側面図である。
図15(A)に示すように、本変形例の矯正装具221は、変形例1におけるストラップ206に代えて、スパッツ本体202の一部にサポートライン226を有する。サポートライン226は、スパッツ本体202の他の部分よりも弾性係数の高い生地からなる部分であり、スパッツ本体202の両側部から後部にわたって円弧状に形成された弾性強化領域である。サポートライン226は、パッド204の上半部に差し掛かり、パッド204を付勢する役割も果たす。サポートライン226は「第2付勢部」として機能する。
このような構成により、図15(C)に示すように、サポートライン226の付勢力(二点鎖線矢印参照)により、腸骨112には前傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。一方、パッド204の押圧力(白抜矢印参照)により、仙骨106には後傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。このようにして矯正装具221にCNT機能を発揮させることができる。
(変形例3)
図16は、変形例3に係る矯正装具の構成および使用態様を表す図である。図16(A)は矯正装具の構成を表す側面図である。図16(B)は矯正装具の使用状態を表す背面図である。図16(C)は矯正装具の使用状態を表す側面図である。
図16(A)に示すように、本変形例の矯正装具231は、スパッツ本体202にパッド204およびストラップ206を組み付けて構成され、NT機能を有する。スパッツ本体202の外側面の前方寄りにカン214が縫い付けられている。
パッド204は、凸部213が上方に位置する。つまり変形例1とは上下逆向きとなるようにスパッツ本体202に装着される。ストラップ206は、その一端部がスパッツ本体202の後方下部の外側面に縫い付けられている。ストラップ206は、前方に延びてカン214に挿通され、その位置で後方に折り返される。ストラップ206の他端部は、図示略の面ファスナーによりスパッツ本体202の後部外側面に固定できる。
このような構成により、図16(C)に示すように、ストラップ206の張力(二点鎖線矢印参照)により、腸骨112には後傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。一方、パッド204の押圧力(白抜矢印参照)により、仙骨106には前傾方向のモーメント力が付与される(実線矢印参照)。このようにして矯正装具231にNT機能を発揮させることができる。
(その他の変形例)
上記変形例1~3では、矯正装具をショートタイプのスパッツとして構成する例を示したが、ロングタイプのスパッツでもよいし、ガードル、タイツ、パンツ、ボディスーツその他の矯正衣類としてもよい。その衣類本体に上記ストラップやパッドを組み付けてもよい。また、その衣類本体の一部にサポートラインを設けてもよい。
上記実施形態では、矯正装具を仙腸関節の矯正に適用し、「第1の骨」として仙骨を、「第2の骨」として腸骨を例示したが、第1の骨と第2の骨とを互いに反対方向に回転(相対回転)させることで矯正可能であれば、例えば膝関節その他の関節に適用してもよい。その場合、その関節を有する体の部位が「特定部位」となる。
上記実施形態では、ベルト本体に対してパッドを面ファスナーにより着脱可能とする構成を例示した。変形例においては、ベルト本体にポケット等のパッド収容部を設け、そのパッド収容部に出し入れできるようにしてもよい。変形例1~3の衣装本体についても同様である。
上記実施形態および変形例1~3では、「パッド部」として矯正ベルトや矯正衣装に着脱可能なパッドを例示した。すなわち、パッドを矯正ベルトや矯正衣装と独立させる構成を例示した。他の変形例においては、パッド部をベルト本体や衣装本体と一体に形成し、分離させない構成としてもよい。ベルト本体の背当部にパッドを縫い付けてもよい。あるいは、ベルト本体の背当部に凸部を設けて「パッド部」としてもよい。衣装本体の後部内側面にパッドを縫い付けてもよい。あるいは、衣装本体の後部に部分的に厚手の生地による凸部を配置して「パッド部」としてもよい。
上記実施形態では、図5(B)および図8(C)に示したように、第1支持部50および第2支持部52の双方がストラップ6の延在方向に伸縮可能な構成を例示した。変形例においては、第1支持部50および第2支持部52の一方のみストラップ6の延在方向に伸縮可能としてもよい。すなわち、バンド40および42の一方を省略するか、一方を非弾性生地で作製してもよい。
上記実施形態では、矯正装具の構成として、第1付勢部(パッド)により第1の骨(例えば仙骨)を一方向に回転するよう付勢し、第2付勢部(ストラップ)により第2の骨(腸骨)を反対方向に回転するよう付勢する例を示した。すなわち、第2の骨を第1の骨とは反対の回転方向に付勢し、第1の骨と第2の骨との位置関係を矯正する構成を示した。
変形例においては、第1付勢部による第1の骨の回転方向と、第2付勢部による第2の骨の回転方向とが同方向であってもよい。その回転量を異ならせることにより、第1の骨と第2の骨との相対的な位置関係を矯正してもよい。第1付勢部および第2付勢部のいずれか一方又は双方の調整(例えばパッドの位置設定等)により第1の骨と第2の骨との間に相対的な回転が生じない場合があってもよい。第1の骨と第2の骨が、それらと別の第3の骨に対して同程度に回転するようにパッドの位置関係を調整してもよい。
なお、本発明は上記実施例や変形例に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。上記実施例や変形例に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより種々の発明を形成してもよい。また、上記実施例や変形例に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。
1 矯正装具、2 ベルト本体、4 パッド、6 ストラップ、10 ループ面、12 フック面、13 凸部、14 カン、16 カン、22 背当部、24 第1パッド収容部、26 弾性連結部、28 第2パッド収容部、30 接続部、32 第1パッド、32 パッド、34 第2パッド、36 フック面、38 ループ面、39 ループ面、40 バンド、42 バンド、44 ループ面、50 第1支持部、52 第2支持部、54 パッド本体、56 布製ケース、58 本体、62 切れ目、64 面ファスナー、68 緩衝材、70 本体、72 面ファスナー、74 面ファスナー、76 面ファスナー、100 骨盤、102 大腿骨、104 脊柱、106 仙骨、108 尾骨、110 寛骨、112 腸骨、114 坐骨、116 恥骨、120 仙腸関節、201 矯正装具、204 パッド、206 ストラップ、213 凸部、214 カン、216 カン、221 矯正装具、226 サポートライン、231 矯正装具。

Claims (6)

  1. 仙骨腸骨との相対回転を許容する仙腸関節を有する体の特定部位に装着され、前記仙骨および前記腸骨の位置を矯正するための装具であって、
    前記特定部位に装着可能なベルト本体と、
    前記ベルト本体の内側面に設けられ、前仙骨を第1の回転方向に付勢するためのパッド部と、
    前記ベルト本体の外側面に設けられ、前腸骨前記第1の回転方向とは反対の第2の回転方向に付勢するための一対のストラップと、
    前記ベルト本体の外側面に設けられ、前記一対のストラップをそれぞれ支持する一対の支持部と、
    前記ベルト本体に設けられ、各ストラップの先端部を着脱させる着脱部と、
    を備え、
    前記特定部位への装着により、前記パッド部による付勢力と前記一対のストラップによる付勢力が同時に作用し、前記仙骨と前記腸骨とをニューテーション方向又はカウンターニューテーション方向に相対変位させる装具であり、
    前記パッド部は、前記ベルト本体の延在方向中央部に設けられ、前記ベルト本体の幅方向片側に配置される凸部を有し、
    前記一対のストラップは、前記ベルト本体の延在方向に前記パッド部の位置を挟んで両側に配設され、
    各支持部は、
    前記ストラップの基端部および折り返し部の一方を支持する第1支持部と、
    前記第1支持部よりも前記パッド部から離隔し、前記ストラップの基端部および折り返し部の他方を支持する第2支持部と、
    を含み、
    前記第1支持部と前記第2支持部とが、前記ベルト本体の幅方向にずれていることで、前記ストラップにおいて、前記基端部と前記折り返し部とをつなぐ部分と、前記折り返し部と前記先端部とをつなぐ部分とが角度をなし、それにより前記基端部が支点、前記折り返し部が力点となり、前記第2の回転方向への付勢力が作用することを特徴とする矯正装具。
  2. 前記ストラップが前記支持部に対して着脱可能であり、
    前記第1支持部が前記ストラップの基端部を支持するとき、前記第2支持部は前記ストラップの折り返し部を支持し、
    前記第2支持部が前記ストラップの基端部を支持するとき、前記第1支持部は前記ストラップの折り返し部を支持することを特徴とする請求項1に記載の矯正装具。
  3. 前記第2支持部は、前記ベルト本体の幅方向の中心線に対して前記第1支持部とは反対側に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載の矯正装具。
  4. 前記第1支持部および前記第2支持部の少なくとも一方は、前記ストラップの延在方向に伸縮可能であることを特徴とする請求項1~3のいずれかに記載の矯正装具。
  5. 前記パッド部は、前記ベルト本体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1~4のいずれかに記載の矯正装具。
  6. 前記第1支持部の裏面側に対応する前記ベルト本体の内側面に設けられた可撓性を有する第1パッドと、
    前記第2支持部の裏面側に対応する前記ベルト本体の内側面に設けられた可撓性を有する第2パッドと、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1~5のいずれかに記載の矯正装具。
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