JP7131520B2 - 減速機及び減速機付モータ - Google Patents
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Description
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
前述したように、伝達用ギヤ24が回転中心軸40の周りを公転する際においては、スライダプレート52及び伝達用ギヤ24が径方向(矢印R1及びR1とは反対方向)へ繰り返し移動する。これにより、スライダプレート52から伝達用ギヤ24の制限突起部24Eへ(伝達用ギヤ24の制限突起部24Eからスライダプレート52へ)矢印R1又はR1とは反対方向への荷重が繰り返し入力される。特に、減速機付モータ10の小型化を図るために、伝達用ギヤ24を小さくすると、スライダプレート52から伝達用ギヤ24の制限突起部24Eに入力される荷重が高まる。従って、制限突起部24Eの強度をこの荷重に耐えられるようにすることが重要である。以下、スライダプレート52から伝達用ギヤ24の制限突起部24Eへ入力される荷重に対する強度を確保するための構成について説明する。
図5に示されるように、第1の強度対策が施された伝達用ギヤ60では、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52とは反対側の面S2が、伝達用ギヤ60の軸方向から見て円筒面状に湾曲している。これにより、第1の強度対策が施された伝達用ギヤ60では、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52の固定ギヤ28に対するスライド方向(矢印R1及びR1とは反対方向)への厚みTが、制限突起部24Eにおける伝達用ギヤ60の周方向の端側から中央に向かうにつれて徐々に厚くなっている。また、第1の強度対策が施された伝達用ギヤ60では、制限突起部24Eにおける伝達用ギヤ60のスライダプレート52に対するスライド方向(矢印R2及びR2とは反対方向)の両端面S3が、矢印R2又はR2とは反対方向へ面が向けられた平面状に形成されている。
図6に示されるように、第2の強度対策が施された伝達用ギヤ62では、第1の強度対策が施された伝達用ギヤ60(図5参照)と同様に、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52とは反対側の面S2が、伝達用ギヤ62の軸方向から見て円筒面状に湾曲している。これにより、第2の強度対策が施された伝達用ギヤ62では、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52の固定ギヤ28に対するスライド方向(矢印R1及びR1とは反対方向)への厚みTが、制限突起部24Eにおける伝達用ギヤ62の周方向の端側から中央に向かうにつれて徐々に厚くなっている。また、第2の強度対策が施された伝達用ギヤ62では、制限突起部24Eにおける伝達用ギヤ62のスライダプレート52に対するスライド方向(矢印R2及びR2とは反対方向)の両端部24Ebが、矢印R2又はR2とは反対方向へ向けて鋭角に尖っている。なお、第2の強度対策が施された伝達用ギヤ62において前述の第1の強度対策が施された伝達用ギヤ60と対応する部分には、伝達用ギヤ60と対応する部分と同じ符号を付している。
図7に示されるように、第3の強度対策が施された伝達用ギヤ64では、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52とは反対側の面S2が、伝達用ギヤ64の軸方向から見て多角形状に屈曲している。詳述すると、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52とは反対側の面S2には、2つの屈曲部24Ecが形成されている。これにより、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52とは反対側の面S2の伝達用ギヤ64の周方向の中央部S2aが、矢印R1又はR1とは反対方向へ面が向けられた平面状となっている。また、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52とは反対側の面S2の伝達用ギヤ64の周方向の両側部分S2bが、矢印R1又はR1とは反対方向に対して傾斜された平面状となっている。その結果、第3の強度対策が施された伝達用ギヤ64では、制限突起部24Eにおけるスライダプレート52の固定ギヤ28に対するスライド方向(矢印R1及びR1とは反対方向)への厚みTが、制限突起部24Eにおける伝達用ギヤ64の周方向の端側から中央に向かうにつれて徐々に厚くなっていると共に中央部分で一定の厚み寸法になっている。また、第3の強度対策が施された伝達用ギヤ64では、制限突起部24Eにおける伝達用ギヤ64のスライダプレート52に対するスライド方向(矢印R2及びR2とは反対方向)の両端面S3が、矢印R2又はR2とは反対方向へ面が向けられた平面状に形成されている。これにより、伝達用ギヤ64の軸方向から見た制限突起部24Eの形状が六角形状となっている。なお、第3の強度対策が施された伝達用ギヤ64において前述の第1の強度対策が施された伝達用ギヤ60等と対応する部分には、伝達用ギヤ60等と対応する部分と同じ符号を付している。
Claims (5)
- 回転力が伝達されることで回転する第1ギヤと、
前記第1ギヤと結合され、前記第1ギヤの回転軸に対して回転径方向にオフセットされた支持部を有する偏心軸と、
前記偏心軸の径方向外側に配置された自転制限部材と、
前記支持部に支持され、前記自転制限部材に係合されることで自転が制限され、前記第1ギヤが前記偏心軸と共に回転することで前記第1ギヤの回転軸の周りを公転する伝達用ギヤと、
前記伝達用ギヤが公転することで回転する出力部と、
を備え、
前記伝達用ギヤは、前記自転制限部材側へ向けて突出していると共に前記自転制限部材と対向して配置された状態で接触する係合面を有する制限突起部を備えており、
前記制限突起部における前記係合面とは異なる面が、前記伝達用ギヤの軸方向から見て前記自転制限部材とは反対側へ凸状に形成されており、
前記自転制限部材は、スライド支持部材に支持されていると共に該スライド支持部材に対してスライド可能となっており、
前記制限突起部における前記自転制限部材の前記スライド支持部材に対するスライド方向への厚みが、前記制限突起部における前記伝達用ギヤの周方向の端側から中央に向かうにつれて厚くなっており、
前記伝達用ギヤは、該伝達用ギヤの径方向へ間隔をあけて配置された一対の前記制限突起部を備えており、
前記自転制限部材が、一対の前記制限突起部の間に配置されており、
一対の前記制限突起部は、前記伝達用ギヤの外周部に形成された外歯よりも径方向内側の部分から突出しており、
前記自転制限部材の全体が、一対の前記制限突起部の間の範囲に配置されている減速機。 - 前記制限突起部において凸状に形成された面が、前記伝達用ギヤの軸方向から見て円筒面状に湾曲している請求項1記載の減速機。
- 前記制限突起部において凸状に形成された面が、前記伝達用ギヤの軸方向から見て多角形状に屈曲している請求項1記載の減速機。
- 前記制限突起部における前記伝達用ギヤの周方向の中央部の最小厚みが、前記制限突起部における前記伝達用ギヤの周方向の端部の最小厚みよりも厚くなっている請求項1~請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の減速機。
- 回転軸を有するモータと、
前記回転軸の回転力が伝達されることで前記第1ギヤが回転する請求項1~請求項4のいずれか1項に記載の減速機と、
を備えた減速機付モータ。
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