JP7129919B2 - 伝送用の電力線構造 - Google Patents
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また、特許文献7には編組やメッシュによる遮蔽電線ケーブルが記載され、特許文献8には電磁波遮蔽のシールド線が記載されている。これらの特許文献7、8では、編組、メッシュおよびシールド層により、電磁波ノイズを遮蔽し、電気伝導部材に対する電気信号の妨害を阻止している。また、特許文献9には、複数の細線による電線編み部を巻いたブレーキホースが記載されている。
このため、電線の配索は、電線構造の軽量化を図りながらも、稠密充填として多芯積層電線を構成し、高電気容量化の給電を実現した上で、伝送損失を抑制可能な電力線構造の実現化が望まれている。
被覆コイル層の互いに隣接する単一ピッチのコイル層部同士が、その弾性蓄勢力に抗して長手方向に沿って当接する状態を当接位置としている。
単一ピッチのコイル層部同士が長手方向に対して直交する径方向に位置ずれ変形し、コイル層部同士が、その弾性蓄勢力により径方向に沿って伸長して離れ合う状態を伸長位置としている。コイル層部同士は、当接位置と伸長位置との間で弾性変位可能に構成されている。
被覆コイル層の外周表面には、複数の金属細線を編組として構成され、あるいは複数の金属細線を網状に編み合わせて成り、単一層あるいは複数層とした筒状の電磁波シールド層を被せている。
着脱手段は、互いに隣接する単一ピッチのコイル層部同士を当接させて当接位置に保持するとともに、互いに隣接する単一ピッチのコイル層部同士の当接を解放して伸長位置に変位させる。
コイル層部の位置ずれ変形により捻じれた部分のうち一方は、所定の角度を成すように曲成され、他方は曲成されて細径ループ線を有する構造となっている。
コイル層部の捻じれた部分における「捻じれ前部」と「捻じれ後部」とでは、電流の流れる方向が相反する。「捻じれ前部」で生じる磁束が集まって形成する磁束前面とし、「捻じれ後部」で生じる磁束が集まって形成する磁束後面とする。
電流の流れる方向が相反することにより生じる磁束前面と磁束後面とは、同一面上にはなく所定の角度を成すようになる。
また、コイル巻線は、撚線が複数層に積層された多芯積層部から成り、多芯積層部の各層は撚線を構成し、各層の撚線の径寸法は内層から外層にゆくに従って漸増するように設定している。このため、各層の稠密充填が実現し、多芯積層部の高電気容量化を確保することができる。
凹部に対する突部の離脱時により、コイル層部同士を自身の弾性蓄勢力により径方向に引き延ばして伸長位置に変形配置することができる。このため、コンパクトなコイル層構造体であっても、コイル層部同士を伸長位置に変形配置することで、長区間に存する端子間の電気接続に用いることができる。
これにより、各撚線を有する多芯積層部を備えた被覆コイル層の一体性を強固にすることができる。
[参考例1]
本発明に係る伝送用の電力線構造では、例えば、自動車に装備されたABS(アンチロック・ブレーキングシステム)やEPB(エレクトリック・パーキングブレーキ)などの電装品の駆動用のセンサー(図示せず)から制御コンピュータとしての電気制御ユニット(ECU)への信号伝送に有用である。なかでも、EV車やPHEV車などの電気自動車のインホイールモータへの電力線として好適とする。
電源としては、例えば、薄型矩形状の電池を単体の二次電池として左右方向に沿って複数個並列させて重ね合せた電池集合体(セル一列積層体)を後述する蓄電池8として用いている。
ここで、被覆コイル層13は、被覆層12Aを一体的に内包することから、被覆コイル層13は、自らの変形に対して前述の弾性蓄勢力を付勢力として保有することになる。
この漸増割合は、任意に設定できる他、例えば、等差級数あるいは等比級数として漸増するように設定してもよい。
中層15bは、径寸法(φ)が0.05mmの細線を多数束ねた中撚線17を撚線として9本設けている。内層15cは、径寸法(φ)が0.03mmの細線を多数束ねた外撚線18を撚線として12本設けている。
すなわち、各層(外層15a、中層15b、内層15c)の撚線(外撚線16、中撚線17および内撚線18)は、多芯積層部15の周方向Csに沿って外接状態で、かつ第2径方向Rsに沿って外接状態に配置されている。
多芯積層部15の中心部は、多芯積層部15の軸方向Axに沿って延出する中空の空間部Spを形成し、多芯積層部15の高屈曲性能の確保を可能としている。
多芯積層部15を上記と同面積に設定して、0.05mm~0.08mmの径寸法を有する細線により構成すると、細線が5万本程度必要となると目算され、実現化を阻む要因となっている。
参考例1では、コイル層部13aの位置ずれ変形により捻じれた部分のうち一方の捻じれ部13cは、所定の角度θを成すように曲成されている(図2(b)参照)。
コイル層部13aの捻じれた部分13Aにおける「先行素線13b(捻じれ前部)」と「後行素線13c(捻じれ後部)」とでは、電流Iの流れる方向が相反する。「先行素線13b」で生じる磁束が集まって形成する磁束前面13fとし、「後行素線13c」で生じる磁束が集まって形成する磁束後面13gとする。
この結果、磁束前面13fと磁束後面13gとが同一面上になるものと異なり、コイル層部13aにおけるコイル巻線の表皮および近接効果に起因する渦電流の発生を抑制して、電力伝送効率の低下を抑えて伝送損失を最小限に止めることができる。
このため、コンパクトなコイル層構造体であっても、コイル層部13a同士を伸長位置H2に変形配置することで、長距離区間に端子間の電気接続に用いることができる。
[参考例2]
[参考例3]
中層15bの中撚線17は、外層15aの外撚線16および内層15cの内撚線18と周方向Csに沿って相互に外接する状態に配置されている。
このため、中撚線17、外撚線16および内撚線18の各径方向の全てが、多芯積層部15の第2径方向Rsに沿って必ずしも合致するわけではない。
[特許文献2]に係る特許権者は、三洲電線株式会社であるため、本発明の実施に当たっては、三洲電線株式会社からの実施許諾について契約で別段の定めをすることに同意をしている。
[参考例4]
すなわち、内撚線18と中撚線17との相互間には、第1伝導線K1を外接状態に配置し、中撚線17と外撚線16との相互間には、第2伝導線K2を外接状態に配置し、被覆層12Aと外撚線16との相互間には、第3伝導線K3を外接状態に配置している。
実施例4では、外撚線16、中撚線17および内撚線18に加えて第1伝導線~第3伝導線(K1~K3)を高密度に稠密充填することが可能となる。
[実施例1]
この電磁波シールド層50は、特に細径で長尺となる場合、管状となってもよく、要は被覆コイル層13に被せることができる中空構造であればよい。また、電磁波シールド層50は単一層に限らず、二層あるいは三層など複数層に重ね合わされた重層構造であってもよい。この重層構造は、後述する実施例2、3においても適用できるものである。
被覆コイル層13に対する電磁波シールド層50の装着にあたっては、被覆コイル層13をコイル状に曲成する加工前の直線状態で装着してもよい。
なお、電磁波シールド層50は、被覆コイル層13の外周表面に限らず、多芯積層部15の外周表面を覆うように装着して設け、被覆コイル層13と多芯積層部15との間に存するように配置してもよい。
[実施例2]
外被層51は、例えば、円錐筒状の成型ダイスを用いてポリエチレンテレフタレート(PET)やポリプロピレン系樹脂で形成してもよい。電磁波シールド層50に対する外被層51の装着にあたっては、被覆コイル層13をコイル状に曲成する前の直線状態で合成樹脂の押し出成形などにより装着してもよい。
また、外被層51をポリアニリン系樹脂などの導電性ポリマーにより形成することにより、外被層51が電磁波シールド層50と協働して遮蔽機能を相乗的に向上させることができる。
[実施例3]
被覆コイル層13に同芯状態に被せた網状ジャケット52は、これを縮径変形状態にすることで、被覆コイル層13に緊縛状態に締め付けて被覆コイル層13の外周表面で着脱手段(突部13xおよび凹部13y)を除く部分に装着される。
被覆コイル層13を締め付ける緊縛状態とは、網状ジャケット52の金属細線52a、52bが少なくともぴんと張って弛緩しない程度の緊張状態を意味するものとする。
網状ジャケット52を電磁波シールド層50に被せた場合には、電磁波シールド層50、多芯積層部15の隣接相互間の密着性が良くなり、電磁波シールド層50および多芯積層部15の被覆コイル層13の一体性を強固にすることができる。
実施例1の発明は、参考例2~4に適用してもよく、実施例2の発明は、参考例2~4に適用してもよく、実施例3の発明は、参考例2~4に適用してもよい。
(a)伝送用の電力線構造としては、インホイールモータ3に限らず、コンピュータを内蔵した電子制御ユニット(ECU)と各種の車載センサーとの接続は勿論、ドライブモニター、車載ナビィゲーション装置、データ処理部、セキュリティ機器などの電子回路への接続、あるいは車体周りの構成部品やワイヤハーネスで接続可能な電装部品一般に適用してもよい。
3 インホイールモータ
6 電力線
12 コイル巻線
12a 中空軸
13 被覆コイル層
13A 捻じれた部分
13a コイル層部
13x 突部(着脱手段)
13y 凹部(着脱手段)
15 多芯積層部
15a 外層
15b 中層
15c 内層
16 外撚線
17 中撚線
18 内撚線
50 電磁波シールド層
51 外被層
52 網状ジャケット
Ax 多芯積層部の軸方向
Df 網状ジャケットの径寸法
H1 伸長位置
H2 当接位置
L 長手方向
R 第1径方向
Rs 第2径方向
Sp 空間部
Claims (12)
- 素線を螺旋コイル状に連続捲回して形成し、内部の中空軸(12a)を長手方向(L)とするコイル巻線(12)と、
前記コイル巻線(12)の外表面に密着状態に設け、前記コイル巻線(12)を一体的に内包し、自らの変形に対する弾性蓄勢力を保有する弾性樹脂製の被覆コイル層(13)とを備え、
前記被覆コイル層(13)の互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士が前記弾性蓄勢力に抗して、前記長手方向(L)に沿って当接する当接位置(H1)と、前記単一ピッチのコイル層部(13a)同士が前記弾性蓄勢力により、前記長手方向(L)に対して直交する第1径方向(R)に位置ずれ変形し、前記コイル層部(13a)同士が前記第1径方向(R)に沿って伸長して離れ合う伸長位置(H2)との間で弾性変位可能に構成されており、
前記互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士を当接させた前記当接位置(H1)に保持するとともに、前記互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士の前記当接する前記当接位置(H1)から解放して前記伸長位置(H2)に変位させる着脱手段(13x、13y)を備え、
前記伸長位置(H2)において、前記コイル層部(13a)の前記位置ずれ変形により捻じれた部分のうち一方(13A)は、所定の角度(θ)を成すように曲成状態にされ、他方(13B)は曲成されて細径ループ線を有し、
前記被覆コイル層(13)の外周表面で前記着脱手段(13x、13y)を除く部分に、被せて設けられた単一層あるいは複数層から成り、可撓性でかつ屈曲性に富む筒状の電磁波シールド層(50)を備え、
前記コイル巻線(12)は、撚線(16、17、18)を複数層に積層された多芯積層部(15)から成り、前記多芯積層部(15)の各層(15a、15b、15c)は同芯的に配置され、前記各層(15a、15b、15c)の前記撚線の径寸法が内層から外層にゆくに従って漸増するように設定したことを特徴とする伝送用の電力線構造。 - 素線を螺旋コイル状に連続捲回して形成し、内部の中空軸(12a)を長手方向(L)とするコイル巻線(12)と、
前記コイル巻線(12)の外表面に密着状態に設け、前記コイル巻線(12)を一体的に内包し、自らの変形に対する弾性蓄勢力を保有する弾性樹脂製の被覆コイル層(13)とを備え、
前記被覆コイル層(13)の互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士が前記弾性蓄勢力に抗して、前記長手方向(L)に沿って当接する当接位置(H1)と、前記単一ピッチのコイル層部(13a)同士が前記弾性蓄勢力により、前記長手方向(L)に対して直交する第1径方向(R)に位置ずれ変形し、前記コイル層部(13a)同士が前記第1径方向(R)に沿って伸長して離れ合う伸長位置(H2)との間で弾性変位可能に構成されており、
前記互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士を当接させた前記当接位置(H1)に保持するとともに、前記互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士の前記当接する前記当接位置(H1)から解放して前記伸長位置(H2)に変位させる着脱手段(13x、13y)を備え、
前記伸長位置(H2)において、前記コイル層部(13a)の前記位置ずれ変形により捻じれた部分のうち一方(13A)は、所定の角度(θ)を成すように曲成状態にされ、他方(13B)は曲成されて細径ループ線を有し、
前記コイル巻線(12)は、撚線(16、17、18)を複数層に積層された多芯積層部(15)から成り、前記多芯積層部(15)の各層(15a、15b、15c)は同芯的に配置され、前記各層(15a、15b、15c)の前記撚線の径寸法が内層から外層にゆくに従って漸増するように設定しており、
単一層あるいは複数層から成り、可撓性でかつ屈曲性に富む筒状の電磁波シールド層(50)を前記多芯積層部(15)の外周表面を覆うように装着して設け、前記電磁波シールド層(50)が前記被覆コイル層(13)と前記多芯積層部(15)との間に存するように配置したことを特徴とする伝送用の電力線構造。 - 素線を螺旋コイル状に連続捲回して形成し、内部の中空軸(12a)を長手方向(L)とするコイル巻線(12)と、
前記コイル巻線(12)の外表面に密着状態に設け、前記コイル巻線(12)を一体的に内包し、自らの変形に対する弾性蓄勢力を保有する弾性樹脂製の被覆コイル層(13)とを備え、
前記被覆コイル層(13)の互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士が前記弾性蓄勢力に抗して、前記長手方向(L)に沿って当接する当接位置(H1)と、前記単一ピッチのコイル層部(13a)同士が前記弾性蓄勢力により、前記長手方向(L)に対して直交する第1径方向(R)に位置ずれ変形し、前記コイル層部(13a)同士が前記第1径方向(R)に沿って伸長して離れ合う伸長位置(H2)との間で弾性変位可能に構成されており、
前記互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士を当接させた前記当接位置(H1)に保持するとともに、前記互いに隣接する単一ピッチのコイル層部(13a)同士の前記当接する前記当接位置(H1)から解放して前記伸長位置(H2)に変位させる着脱手段(13x、13y)を備え、
前記伸長位置(H2)において、前記コイル層部(13a)の前記位置ずれ変形により捻じれた部分のうち一方(13A)は、所定の角度(θ)を成すように曲成状態にされ、他方(13B)は曲成されて細径ループ線を有し、
長尺な複数の金属細線(52a、52b)を筒状に編み上げて成り、可撓性でかつ屈曲性に富み、径方向に拡縮変形可能な網状ジャケット(52)を構成し、前記網状ジャケット(52)を縮径変形状態で前記被覆コイル層(13)の外周表面で、前記着脱手段(13x、13y)を除く部分に、緊縛状態に被せて装着したことを特徴とする伝送用の電力線構造。 - 前記コイル層部(13a)同士の一方には、突部(13x)が形成され、他方には凹部(13y)が形成されており、前記突部(13x)および前記凹部(13y)は前記着脱手段を構成し、前記突部(13x)と前記凹部(13y)との着脱可能な係合により前記コイル層部(13a)同士を前記当接位置(H1)に位置保持し、前記凹部(13y)に対する前記突部(13x)の離脱時に、前記コイル層部(13a)同士を前記係合から解放して自身の前記弾性蓄勢力により前記第1径方向(R)に引き延ばして前記伸長位置(H2)に変形配置する構成であることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一つに記載の伝送用の電力線構造。
- 前記所定の角度(θ)は、40°~120°の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一つに記載の伝送用の電力線構造。
- 前記各層(15a、15b、15c)の前記撚線は、前記多芯積層部(15)の周方向(Cs)に沿って外接状態に配置され、前記各層の前記撚線の各径方向は、前記多芯積層部(15)の第2径方向(Rs)に沿って直線状態に重なるように合致していることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一つに記載の伝送用の電力線構造。
- 前記各層(15a、15b、15c)の前記撚線は周方向(Cs)に沿って外接状態に配置され、前記各層(15a、15b、15c)の前記撚線の配置本数は本数に差のない同一数であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一つに記載の伝送用の電力線構造。
- 前記多芯積層部(15)の中心部は、前記多芯積層部(15)の軸方向(Ax)に沿って延出する中空の空間部(Sp)を形成した構成であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一つに記載の伝送用の電力線構造。
- 前記空間部(Sp)には、チューブ(20)に封入された通信線(21)が前記軸方向(Ax)に沿って配置されていることを特徴とする請求項8に記載の伝送用の電力線構造。
- 前記多芯積層部(15)は、所定の圧縮率に設定されて所望の断面積を有し、前記所望の断面積は15~25平方mmの範囲内であり、前記圧縮率は60~80%の範囲内であることを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一つに記載の伝送用の電力線構造。
- 前記被覆コイル層(13)の樹脂材料は、ポリエチレン、ポリスチレン、ポリプロピレンおよびポリ塩化ビニールから成るビニール系ポリマー群、ならびにポリエステルおよびポリアミドから成る縮合系ポリマー群のうち選択された一つであることを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか一つに記載の伝送用の電力線構造。
- 長尺な複数の金属細線(52a、52b)を筒状に編み上げて成り、可撓性でかつ屈曲性に富み、径方向に拡縮変形可能な網状ジャケット(52)を構成し、前記電磁波シールド層(50)の外周表面で、前記着脱手段(13x、13y)を除く部分に、前記網状ジャケット(52)を縮径変形状態で緊縛状態に被せて装着したことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれか一つに記載の伝送用の電力線構造。
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