JP7128068B2 - 外壁パネル取付構造 - Google Patents
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Description
図1は、実施例1の建物ユニットの構成を示す斜視図である。図2は、実施例1の間柱に外壁パネルを取り付けた構成を建物内部側から見た図である。以下、図1及び図2に基づいて、実施例1のユニット建物の構成を説明する。
図3は、実施例1の外壁パネルの構成を示す斜視図である。図4は、実施例1の外壁パネルの間柱への取付構造を示す断面図である。以下、図3及び図4に基づいて、実施例1の外壁パネルの構成を説明する。
図5は、実施例1の間柱の梁への取付構造を示す図であり、図5(a)は間柱の端部の連結構造の構成を説明する斜視図であり、図5(b)は間柱に引張力が作用している状態を説明する側面図である。以下、図5に基づいて、実施例1の間柱の取付構造を説明する。
図6は、実施例1の抵抗部材とその周辺を示す分解斜視図である。図7は、実施例1の抵抗部材とその周辺を示す断面図である。以下、図6及び図7に基づいて、実施例1の抵抗部材の構成を説明する。なお、天井梁12側に取り付けられる抵抗部材20の構成と、床梁11側に取り付けられる抵抗部材20の構成とは、同様の構成となるため、天井梁12側に取り付けられる抵抗部材20の構成を説明し、床梁11側に取り付けられる抵抗部材20の構成の説明を省略する。
図9は、実施例1の水平外力が加わったときの建物ユニットの変形と外壁パネルの動きを示す図である。以下、図9に基づいて、実施例1のユニット建物の変形と外壁パネルの動きを説明する。
図10は、実施例1の建物ユニットの解析モデルを説明するモデル図である。図11は、実施例1の建物ユニットの解析モデルを増分解析した解析結果を示す模式図である。以下、図10及び図11に基づいて、実施例1の建物ユニット1の水平耐力を確認した解析について説明する。
次に、実施例1の外壁パネル取付構造における作用を説明する。実施例1の外壁パネル取付構造は、柱2と梁(天井梁12,床梁11)とで構成されたラーメン構造体10に外壁パネル5を取り付けた外壁パネル取付構造である。この外壁パネル取付構造は、外壁パネル5は、梁(天井梁12,床梁11)間に架け渡された間柱4に取り付けられ、間柱4の端部は、間柱4の本体部4aより弾性変形量が大きく形成され、外壁パネル5と梁(天井梁12,床梁11)との間に、ラーメン構造体10に対する外壁パネル5の外縁の相対変位を減少させる抵抗部材20を備える(図7)。
図12は、実施例2の抵抗部材とその周辺を示す断面図である。図13は、実施例2の抵抗部材とその周辺を示す斜視図である。以下、図12及び図13に基づいて、実施例2の外壁パネル取付構造の構成を説明する。なお、上記実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一の符号を用いて説明する。また、天井梁12側に取り付けられる抵抗部材220の構成と、床梁11側に取り付けられる抵抗部材220の構成とは、同様の構成となるため、天井梁12側に取り付けられる抵抗部材220の構成を説明し、床梁11側に取り付けられる抵抗部材220の構成の説明を省略する。
次に、実施例2の外壁パネル取付構造における作用を説明する。実施例2の外壁パネル取付構造では、抵抗部材220,320,420は、梁(床梁11,天井梁12)と外壁パネル5とを接続し、抵抗部材220,320,420は、上階の梁(床梁11)と、下階の梁(天井梁12)とに挟まれる(図12)。
図16は、実施例3の抵抗部材とその周辺を示す断面図である。図17は、実施例3の抵抗部材の構成を示す斜視図である。以下、図16及び図17に基づいて、実施例3の外壁パネル取付構造の構成を説明する。なお、上記実施例で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については、同一用語又は同一の符号を用いて説明する。なお、天井梁12側に取り付けられる抵抗部材520の構成と、床梁11側に取り付けられる抵抗部材520の構成とは、同様の構成となるため、天井梁12側に取り付けられる抵抗部材520の構成を説明し、床梁11側に取り付けられる抵抗部材520の構成の説明を省略する。
図18は、実施例3の建物ユニットに水平外力が加わったときの凸部の作用を説明する図である。図19は、実施例3の外壁パネルの剛性を説明する図である。以下、図18及び図19に基づいて、実施例3の外壁パネルの動きを説明する。
また、凸部520aと凸部520bとが衝突する高さを高さHとする。そして、外壁パネル5の上端又は下端から間柱4へのリベット6による取付位置までの距離を、距離Lとする。
図21は、実施例3の外壁パネルのロッキングに対する抵抗力と変位の関係を示す図である。以下、図21に基づいて、実施例3の外壁パネルのロッキングに対する抵抗力と変位を説明する。
を変更することで、幅広い抵抗特性を実現することができる。
次に、実施例3の外壁パネル取付構造における作用を説明する。実施例3の外壁パネル取付構造では、抵抗部材520,620,720は、外壁パネル5の梁(天井梁12,床梁11)に対向する面に設けられた複数の凸部520b,620b,720bと、凸部520b,620b,720bに対向する、梁(天井梁12,床梁11)の面に設けられた複数の凸部520a,620a,720aと、で構成される(図16)。
2 柱
4 間柱
5 外壁パネル
6 リベット(取付部材の一例)
10 ラーメン構造体
11 床梁(梁の一例)
12 天井梁(梁の一例)
20 抵抗部材
21 第1L字部
22 第2L字部
23 接続部
220b 第2張出部(外側支持部の一例)
220c 第3張出部(内側支持部の一例)
520a 凸部
520b 凸部
Claims (3)
- 柱と梁とで構成されたラーメン構造体に外壁パネルを取り付けた外壁パネル取付構造であって、
前記外壁パネルは、前記梁間に架け渡された間柱に取り付けられ、
前記間柱の端部は、前記間柱の本体部より弾性変形量が大きく形成され、
前記外壁パネルと前記梁との間に、前記ラーメン構造体に対する前記外壁パネルの外縁の相対変位を減少させる抵抗部材を備え、
前記抵抗部材は、前記梁と前記外壁パネルとを接続し、
前記抵抗部材は、上階の前記梁と、下階の前記梁とに挟まれる
ことを特徴とする外壁パネル取付構造。 - 柱と梁とで構成されたラーメン構造体に外壁パネルを取り付けた外壁パネル取付構造であって、
前記外壁パネルは、前記梁間に架け渡された間柱に取り付けられ、
前記間柱の端部は、前記間柱の本体部より弾性変形量が大きく形成され、
前記外壁パネルと前記梁との間に、前記ラーメン構造体に対する前記外壁パネルの外縁の相対変位を減少させる抵抗部材を備え、
前記抵抗部材は、
前記外壁パネルの前記梁に対向する面に設けられた複数の凸部と、
前記凸部に対向する、前記梁の面に設けられた複数の凸部と、で構成される
ことを特徴とする外壁パネル取付構造。 - 柱と梁とで構成されたラーメン構造体に外壁パネルを取り付けた外壁パネル取付構造であって、
前記外壁パネルは、前記梁間に架け渡された間柱に取り付けられ、
前記間柱の端部は、前記間柱の本体部より弾性変形量が大きく形成され、
前記外壁パネルと前記梁との間に、前記ラーメン構造体に対する前記外壁パネルの外縁の相対変位を減少させる抵抗部材を備え、
前記抵抗部材が降伏点に達する変形量は、前記外壁パネルを前記間柱に取り付ける取付部材が降伏点に達する変形量より小さい
ことを特徴とする外壁パネル取付構造。
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