JP7126679B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
そして従来のパチンコ機は、多彩な変動演出を行うことにより遊技者の期待感を高めるようにしている。
前記変動演出は、前記特定表示結果が表示される可能性があることを演出する予告演出と、複数種類の演出モードによる演出を実行可能であり、
前記演出表示部は、遊技が行なわれていない状態になると第1待機画面と第2待機画面のいずれかを表示する構成で、
遊技者が操作可能な操作手段を備え、
前記第2待機画面は、前記操作手段を模した図柄の表示を伴うものであり、
前記第1待機画面は、該第1待機画面が表示されている時に前記操作手段の操作に応じて、前記予告演出の出現率の設定変更と、前記演出モードの設定変更が可能であり、
前記予告演出の設定内容は前記演出表示部にて設定内容の表示を行い、
前記第2待機画面は、少なくとも前記設定内容の表示が行われていることを条件に表示が行われ、前記第2待機画面が表示されている時に、前記操作手段の操作に基づいて前記予告演出の出現率の設定内容を初期設定に戻す
ことを特徴とする。
始動条件は、弾球遊技機の場合、遊技領域に配置された始動口への遊技球の入賞により、当否判定に用いる判定用乱数を取得することを条件とする。一方、回胴式遊技機では、遊技機にメダルを投入し、抽選権を得た状態で始動レバーを操作することを条件とする。
演出内容の設定は、遊技機が待機状態のときに遊技者による所定のボタン操作に応じて選択画面が表示され、選択画面から遊技者が設定変更を望む各種の演出内容を選択し設定する構成が考えられる。また、所謂、携帯連動サービスを利用することも考えられる。この場合、携帯電話などの携帯通信端末により遊技機に対応して運営されているウェブサイトにアクセスし、携帯通信端末で各種演出内容を選択し、ウェブサイトから発行されるパスワードを介して遊技機に反映させるようにしてもよい。
尚、待機状態とは、遊技者待ちの状態、及び遊技者による遊技中であるが識別情報が変動していない変動待ちの状態などである。
演出モードの設定は、遊技機が待機状態以外のときに遊技者による所定のボタン操作に応じて選択画面が表示され、選択画面から遊技者が設定変更を望む各種の演出内容を選択し設定する構成が考えられる。尚、演出モードの変更は、変動演出中の演出モードが別の演出モードに切り替わる、又は次回の変動演出開始時に演出モードが別の演出モードに切り替わる構成が考えられる。
しかし、第1演出変更手段による演出内容の設定は、遊技機が待機状態のときに設定するので、第2演出設定手段による演出モードの設定よりも早い時点で行われることとなる。そのため、例えば、第1演出変更手段による演出内容の設定において一発告知演出を行う設定であっても、第2演出設定手段による演出モードの設定により一発告知演出が行われない演出モードが設定できると演出に矛盾が生じる。また例えば、第1演出変更手段による演出内容の設定において先読み演出を行わない設定であっても、第2演出設定手段により先読み演出を頻繁に行う演出モードが設定できると演出に矛盾が生じる。そこで、設定内容変化手段により、第2演出変更手段で選択できる演出モードを、第1演出変更手段で設定された演出内容に基づく選択範囲内とすることにより、第1演出変更手段で大枠となる演出の方向性を定め、その方向性の範囲内で、第2演出変更手段で手軽に変更することができる。従って、変動演出に関する設定機能が使いやすく、演出内容の設定及び演出モードの変更が容易で、好みの演出により遊技者の期待感を高めつつ遊技を楽しませる遊技機が実現できる。
図1(a)に示すように、パチンコ機1は、縦長の固定外郭保持枠をなす外枠10にて構成の各部を保持する構造である。外枠10には、左側の上下の位置に設けたヒンジ101を介して、板ガラス110が嵌め込まれた前枠11(ガラス枠)及び図略の内枠が開閉可能に設けられている。尚、これら前枠11及び前記内枠は、シリンダ錠18により外枠10に閉鎖ロックされ、シリンダ錠18に鍵を挿入し、鍵を時計回りに操作して前記内枠を開放するようになし、反時計まわりの操作により前枠11を開放する。
前枠11の板ガラス110の奥には前記内枠に保持された遊技盤2(図2)が設けられている。
下皿13は上皿12から溢れた賞球を受ける構成で、球抜きレバーの操作により下皿13に溜まった遊技球を遊技店に備えられた別箱(ドル箱)に移すことができる。
図1(b)に示すように、十字キー19は、十字キー中央ボタン191、十字キー上ボタン192、十字キー下ボタン193、十字キー左ボタン194及び十字キー右ボタン195の五つの操作ボタンにより構成されている。
遊技領域20の中央部にはセンターケース200が装着されている。センターケース200は中央に演出図柄表示装置21(全体の図示は省略)のLCDパネルが配設されている。またセンターケース200には、周知のものと同様にワープ入口、ワープ樋、ステージなどが設けられている。
センターケース200の中央直下位置には、常時、遊技球の入球が可能で、入球に起因して第1特別図柄(以下、第1特図という)の当否判定が実行される第1特図始動口23が設けてある。更にその直下位置にはチューリップ式普通電動役物(以下、単に普電役物という)からなり、入球に起因して第2特別図柄(以下、第2特図という)の当否判定が実行される第2特図始動口24が設置されている。尚、第2特図始動口24は普電役物の開放時にのみ入球(入賞)可能である。普電役物は、前記普図の抽選で当りとなると所定の時間、所定の開放態様で開放する構成である。
主制御装置40、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43は遊技盤2に設けられ、払出制御装置41、発射制御装置44、電源基板45は内枠30に設けられている。図3では発射制御装置44が描かれていないが、払出制御装置41の下に設けられている。
発射制御装置44にはCPU、ROM、RAM等が設けられていない。しかし、これに限るわけではなく、発射制御装置44にCPU、ROM、RAM等を設けてもよい。
主制御装置40からの出力信号は試験信号端子にも出力される他、図柄変動や特図の大当り等の管理用の信号が外部接続端子板38を経てホールコンピュータ500に送られる。
払出制御装置41は、裏配線中継端子板530や払出中継端子板534を介して、ガラス枠開放スイッチ501、内枠開放スイッチ502、球タンクが空状態になったことを検出する球切れスイッチ520等の検出信号が入力される。また、払出制御装置41は、遊技球が払出されたことを検出する払出スイッチ522、遊技球貯留皿が満杯状態になったことを検出する満杯スイッチ523等の検出信号が入力される。更に、払出制御装置41は、主制御装置40から送られてくるコマンドに応じて払出モータ521を駆動させて遊技球を払出させる。
一方、精算表示装置173を介して精算スイッチ172による精算要求の操作信号がCRユニットCRに入力されると、精算要求に応じてCRユニットCRが精算を行い、精算表示装置173においてプリペイドカードの残高表示が行われる。プリペイドカードの残高表示はCRユニットCRによって制御される。
そしてサブ統合制御装置42は、スピーカ112を駆動して音声を出力することや、各種LEDや各種ランプ113の点灯、消灯等を制御する。更に演出図柄制御装置43へキャラクタなどを表示する演出や特図の擬似演出図柄の表示態様のコマンドを送信する。
尚、本パチンコ機1では、サブ統合制御装置42及び演出図柄制御装置43は、別々の装置に分かれているが、一つの装置にまとめる構成にしてもよい。
第2特図始動口24に遊技球が入球すると、第2特図の当否判定に関する複数種類の乱数(数値データ)が抽出され、第2特図の保留記憶として所定数記憶される。そして該保留記憶の乱数に基づいて当否判定が実施され、これに伴い第2特図表示装置28Bにおいて第2特図が変動表示を開始し、所定時間後に停止する。
尚、第1特図表示装置28A及び第2特図表示装置28Bは特許請求の範囲に記載の可変表示部に相当する。
第1特図と第2特図とにかかわらず、大当り遊技終了後に確変遊技状態に移行する確変突入率は、「65%」に設定されている。確変遊技状態は次回の大当りが生起するまで継続される。
時短状態が継続される時短回数は、第1特図及び第2特図の当否判定に伴う図柄変動が「100回」に設定される。
次に、賞球について説明する。第1特図始動口23の賞球は、1個の入球につき「3個」に設定されている。第2特図始動口24の賞球は、1個の入球につき「1個」に設定されている。その他の入賞口(例えば、一般入賞口27)の賞球数は1個の入球につき「10個」に設定されている。大入賞口25の賞球は、1個の入球につき「15個」に設定されている。
大当り遊技における大入賞口25の規定入賞数は「10個」に設定されている。
普図の当選確率は、通常遊技状態では「5分の1」に設定され、時短状態では「5分の4」に設定される。
普通電動役物の開放時間は、通常遊技状態では「0.1秒×1回」に設定され、時短状態では「2.2秒×1回」に設定される。
図6は主制御装置40で実行される「メインルーチン」のフローチャートを示し、「メインルーチン」は本処理(処理S100~処理S110,処理S115)と残余処理(処理S111)とで構成され、2ms又は4ms周期の割り込み信号に起因して開始される。本処理は先ず、処理S100において最初に正常割り込みか否か判定する。この判定処理は、メモリとしてのRAMの所定領域の値が所定値であるか否か判定することにより行われ、CPUにより実行される処理が本処理に移行したとき、通常の処理を実行してよいのか否か判定するためのものである。正常割り込みでない場合としては、電源投入時又はノイズ等によるCPUの暴走等が考えられるが、CPUの暴走は近年の技術の向上によりほとんど無いものと考えてよいので、たいていが電源投入時である。電源投入時にはRAMの所定領域の値が所定値と異なる値となっている。
ここで正常割り込みでないとの否定判定であれば(処理S100:no)、処理S115において初期設定(例えば前記メモリの所定領域への所定値の書き込み、普図及び特図を初期図柄とする等のメモリの作業領域への各初期値の書き込み等)を実行する。前記正常割り込みか否か判定するための数値は、この初期設定の一環としてRAMに書き込まれる。
続く処理S104の当り決定用乱数更新処理は、「0」~「9」の10個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に「1」を加算して最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。尚、当選することとなる値は、常に「7」である。この当り決定用乱数は普図の抽選に使用し、初期値乱数、大当り決定用乱数、リーチ判定用乱数、大当り図柄決定用乱数、変動パターン決定用乱数は、特図の抽選に用いられる。
処理S106の変動パターン決定用乱数更新処理は、「0」~「119」の120個の整数を繰り返し作成するカウンタとして構成され、本処理毎に「1」を加算して最大値を超えると初めの値である「0」に戻る。
続く処理S109の各出力処理では、遊技の進行に応じて主制御装置40は、払出制御装置41、サブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43、発射制御装置44、大入賞口ソレノイド508等に対して各々出力処理を実行する。即ち、前記入賞確認処理(処理S107)により遊技盤上の各入賞口に遊技球の入球があることが検知されたときには賞球としての遊技球を払い出すべく払出制御装置41に賞球信号を送信する処理を実行する。また、遊技状態に対応したサウンドデータをサブ統合制御装置42に出力する処理を実行する。更に、パチンコ機に異常があるときにはエラー中であることを報知すべく演出図柄制御装置43にエラー信号を出力する処理等を実行する。
図7に示す「始動入球確認処理」は、第1特図始動口23、第2特図始動口24に遊技球が入球したときに抽出される大当り決定用乱数など種々の乱数を、保留記憶として主制御装置40に記憶する。そして第1特図始動口23、第2特図始動口24への入球に起因する各種コマンドをサブ統合制御装置42に送信する処理となる。本実施形態において、第1特図始動口23への入球に起因して記憶可能な保留記憶数及び第2特図始動口24への入球に起因して記憶可能な保留記憶数は各4個である。
肯定判定であれば(処理S200:yes)、処理S201において主制御装置40に記憶されている第1特図の保留記憶の数が満杯か否か(上限数に達しているか否か)判定する。肯定判定であれば(処理S201:yes)、処理S205へ移行する。
尚、先読みコマンドは、大当りやリーチ等の可能性がある場合に、サブ統合制御装置42へ送信することが望ましい。無論、判定内容にかかわらず、サブ統合制御装置42に毎回先読みコマンドを送信する構成でもよい。先読みコマンドに応じて、サブ統合制御装置42では、演出図柄表示装置21の保留記憶図柄等に、大当りやリーチの可能性があることを示唆する先読み演出を行う。
肯定判定であれば(処理S205:yes)、処理S206において主制御装置40に記憶されている第2特図の保留記憶の数が満杯か否か(上限数に達しているか否か)判定する。肯定判定であれば(処理S206:yes)、リターンする。
尚、先読みコマンドは、大当りやリーチ等の可能性がある場合に、サブ統合制御装置42へ送信することが望ましい。
本「特図始動入球確認処理」では、先読み判定処理は、所定の記憶領域に記憶された乱数を先読み判定するが、これに限らず、保留記憶領域に記憶された乱数を先読み判定するようにしてもよい。
肯定判定であれば(処理S300:yes)、処理S301において第1特図又は第2特図が変動停止中であるか否か判定する。肯定判定であれば(処理S301:yes)、処理S302において第1特図又は第2特図の確定図柄が未表示中であるか否か判定する。
尚、待機状態とは、遊技者待ちの状態、及び遊技球が発射されている遊技中であるが特図が変動していない変動待ちの状態である。待機コマンドに応じて、サブ統合制御装置42は、演出図柄表示装置21にデモ表示画面又は図柄待機画面を表示する。
前記処理S310において否定判定であれば(処理S310:no)、処理S312において通常確率の当否判定用テーブルと前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り決定用乱数とを対比して判定を行う。
肯定判定であれば(処理S313:yes)、処理S314において、前記当否判定の対象となる保留記憶の大当り図柄決定用乱数に基づいて大当り図柄を決定する。
続いて処理S315において前記当否判定の対象となる保留記憶の変動パターン決定用乱数に基づいて、特図の大当り図柄の変動時間等といった変動パターンを決定する。
続く処理S320において第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bの図柄変動開始制御を行い、サブ統合制御装置42へ図柄の変動開始コマンド、図柄指定コマンドを送信し、「特別遊技処理」へ移行する。尚、前記変動開始コマンド、図柄指定コマンドには特図の変動パターン、特図の当否判定の判定結果などが含まれる。尚、構成によっては変動時間の終了を指示するための図柄確定コマンドを送ってもよい。但し、変動パターンなどで予め変動時間は指定されているため必須のものではない。
肯定判定であれば(処理S330:yes)、処理S331の確定図柄表示処理において、第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bの特図の変動表示を終了させる制御を行う。その後、「特別遊技処理」へ移行する。
一方、肯定判定であれば(処理S340:yes)、処理S341の確定図柄表示終了の処理により第1特図表示装置28A又は第2特図表示装置28Bの特図の確定図柄表示を終了させる制御を行い、サブ統合制御装置42へ特図に対応する疑似演出図柄の確定表示を終了させるようにコマンドを送信する。
肯定判定であれば(処理S343:yes)、処理S344において確変フラグを「0」にリセットする。
続いて処理S345において時短状態を示す時短フラグが「1」であるか否か判定する。否定判定であれば(処理S345:no)、処理S347へ移行する。
肯定判定であれば(処理S345:yes)、処理S346において時短フラグを「0」にリセットする。これらの処理により大当り遊技(特別遊技)中での確変状態及び時短状態に関する遊技状態を通常状態にリセットする。
肯定判定であれば(処理S350:yes)、処理S351において時短の継続期間をカウントする時短カウンタを減算し、減算した後の時短カウンタが「0」であるか否か判定する。否定判定であれば(処理S351:no)、処理S353へ移行する。
肯定判定であれば(処理S351:yes)、前記処理S352において時短フラグを「0」にリセットする。
続く処理S353の状態指定コマンド送信処理では、遊技状態を示す確変フラグや時短フラグの情報等を含む状態指定コマンドを、サブ統合制御装置42へ送信する。その後、「特別遊技処理」に移行する。
前記処理S401にて否定判定であれば(処理S401:no)、処理S402において大当り遊技のインターバル中か否か判定する。否定判定であれば(処理S402:no)、処理S403において処理で特図大当り終了演出中か否か判定する。否定判定であれば(処理S403:no)、処理S404において大当り開始演出時間が経過したか否か判定する。否定判定であれば(処理S404:no)、リターンする。
肯定判定であれば(処理S404:yes)、処理S405において大入賞口開放処理で第1ラウンドの大入賞口25を開放してリターンする。
肯定判定であれば(処理S420:yes)、処理S421において最終ラウンド(例えば、5Rの大当り遊技であれば第5ラウンド、8Rの大当り遊技であれば第8ラウンド、10Rの大当り遊技であれば第10ラウンド)であるか否か判定する。肯定判定であれば(処理S421:yes)、処理S422の大当り終了演出の処理を実行し、この処理でサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43に大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
一方、前記処理S421において否定判定であれば(処理S421:no)、処理S423の大入賞口25の開放処理により次のラウンドの大入賞口25の開放を実行してリターンする。
肯定判定であれば(処理S430:yes)、処理S431において役物連続作動装置の作動停止を実行し、続いて処理S432において条件装置の作動停止を実行する。
肯定判定であれば(処理S433:yes)、処理S434において確変フラグに「1」をセットする。これにより大当り遊技終了後に確変遊技状態が付与される。
肯定判定であれば(処理S435:yes)、処理S436において時短状態の繰り返し回数(100回)を設定し、続いて処理S437において時短フラグに「1」をセットする。これにより大当り遊技終了後に時短状態が付与される。その後、処理S438では、特図の大当り終了コマンド送信の処理を実行し、この処理でサブ統合制御装置42、演出図柄制御装置43に大当り終了コマンドを送信し、大当り遊技を終了してリターンする。
図16はパチンコ機1において、遊技者が設定変更可能な演出内容及び演出モードを示す。パチンコ機1では、遊技者は、演出内容として、言語選択、音量・輝度調整、推しキャラクタ選択、オートボタンON、先読みOFF、一発告知ON、予告A出現率UP、予告B出現率UP、BGM選択、及び保留図柄デザイン選択の設定変更を行うことができる。
言語選択は、遊技説明や所定の演出などで用いられる言語を、複数の言語から選べる。
音量調整は、疑似演出表示時のBGMや効果音といった音量の調整を行う。輝度調整は、疑似演出表示の表示画面の明るさ、他の装飾ランプ類、LED類の明るさの調整を行う。
推しキャラクタ選択は、遊技説明や所定の演出などで表示されるキャラクタを、複数のキャラクタから選べる。選択しないときは遊技説明や所定の演出などで表示されるキャラクタが無作為に変更されるが、選択することにより好みのキャラクタに固定することができる。
オートボタンONは、これを選択することにより、例えば、疑似演出表示で遊技者に演出ボタン15等の操作を促す操作演出が行われた場合に、演出ボタン15を操作しなくても所定時間経過後に操作されたと見做して操作演出が進行する。
先読みOFFは、これを選択することにより先読み演出が行われない。
一発告知ONは、変動中の第1特図又は第2特図の判定結果が大当りであるときに、変動中の図柄が確定表示される前に大当りとなることを告知するものである。そして、一発告知ONは、これを選択することにより一発告知の実行を許可する、又は一発告知の行われる確率を高くする。
予告A出現率UPは、これを選択することにより、例えば、疑似演出表示中に大当りの可能性を示す画像を一時的に所定時間表示するカットイン予告(予告A)の行われる確率を高くする。
予告B出現率UPは、これを選択することにより、例えば、疑似演出表示中に大当りの可能性を示すセリフ画像を一時的に所定時間表示するセリフ予告(予告B)の行われる確率を高くする。
BGM選択は、疑似演出表示時のBGMの選択を行う。
保留図柄デザイン選択は、保留記憶図柄のデザインや表示位置を選択する。保留図柄デザインは、保留記憶図柄のデザインのみでもよいし、保留記憶図柄が表示される領域全体のデザインにおよぶものでもよい。また、予告演出(特に先読み演出の保留変化予告など)時の演出内容(登場するキャラクタ、変化した際の図柄のデザイン)のデザインを含むものでもよく、遊技者は好みのデザインを選択することができる。
演出モードAは、例えば、カットイン予告(予告A)が表示可能な演出モードである。
演出モードBは、例えば、セリフ予告(予告B)が表示可能な演出モードである。
演出モードCは、例えば、一発告知が行われない演出モードである。
演出モードDは、例えば、先読み演出がメインに行われる演出モードである。
遊技者により操作説明文701に応じて演出ボタン15が操作されると、メニュー画面710に切り替えられる。
遊技者により「言語選択:日本語、中国語、英語」が選択されると、図17(c)に示すように、演出図柄表示装置21に言語選択画面720が表示される。言語選択画面720では、遊技者が設定できる複数種類の言語を示す言語選択肢721が表示される。遊技者は、言語選択肢721の「日本語」、「中国語」、「英語」といった3種類の選択肢から何れかの言語を選択することができる。尚、選択肢は一つの例であって、これらに限るのもではない。言語の選択は、十字キー19の十字キー上ボタン192又は十字キー下ボタン193によりカーソルを上下に移動させて選択肢を選び、十字キー中央ボタン191を操作して選択を確定する。
尚、先読みOFF、一発告知ON、予告A出現率UPの設定は重複して設定できる。また、先読みOFF、一発告知ON、予告B出現率UPの設定も重複して設定できる。
疑似演出表示に、遊技者により演出ボタン15が操作されると、演出モード選択画面790に切り替えられる。
尚、演出モード選択画面790は、演出モード選択画面790が何も選ばれていない状態で演出ボタン15を操作することにより解除することができる。
遊技者により「演出モードB」が選択、設定されると、図21(c)に示すように、演出図柄表示装置21の表示画面が第1特図又は第2特図の変動に伴う疑似演出表示に戻る。そして、表示画面の下端右部に、次回からの第1特図又は第2特図の変動に伴う疑似演出表示の演出モードが変更されることを示す演出モード説明文830が表示される。尚、図例では、演出モードBが選択され、次回から猫モードに変更されることを示すが、当該変動から演出モードを変更してもよい。
図22(c)は演出内容において予告A出現率UPが設定されている場合の演出モード選択画面790の演出モード第4選択肢794を示す。この場合、予告A出現率UPの設定と演出モードBの選択とは機能が相反するので、演出モード第4選択肢794は、選択肢が「演出モードA」、「演出モードC」、「演出モードD」の3種類で、「演出モードB」を除外している。
図22(d)は演出内容において予告B出現率UPが設定されている場合の演出モード選択画面790の演出モード第5選択肢795を示す。この場合、予告B出現率UPの設定と演出モードAの選択とは機能が相反するので、演出モード第5選択肢795は、選択肢が「演出モードB」、「演出モードC」、「演出モードD」の3種類で、「演出モードA」を除外している。
演出モードBが設定されている場合、図24(b)に示すように、第1特図又は第2特図の変動中の疑似演出表示において、演出モードBのキャラクタである猫の又吉804を表示する。
演出モードCが設定されている場合、図24(c)に示すように、第1特図又は第2特図の変動中の疑似演出表示において、空手家a805と空手家b806との格闘映像を表示する。
演出モードDが設定されている場合、図24(d)に示すように、第1特図又は第2特図の変動中の疑似演出表示において、空手家a805とボクサー807との格闘映像を表示する。
図25に示す「メニュー画面処理」は、遊技者が演出内容の設定変更を行う際に、変更したい項目の選択、設定変更を行う処理である。この処理では、先ず、処理S500において演出図柄表示装置21にメニュー画面710(図17(b))が表示中であるか否か判定する。肯定判定であれば(処理S500:yes)、処理S504へ移行する。
否定判定であれば(処理S500:no)、処理S501においてパチンコ機1が待機状態であるか否か判定する。
肯定判定であれば(処理S501:yes)、処理S502において遊技者による演出ボタン15の操作があるか否か判定する。否定判定であれば(処理S502:no)、リターンする。
肯定判定であれば(処理S502:yes)、処理S503においてメニュー画面710を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21にメニュー画面710が表示される。
肯定判定であれば(処理S504:yes)、処理S505において後述の「言語選択処理」にて言語の設定を行う。
肯定判定であれば(処理S506:yes)、処理S507において後述の「音量・輝度調整処理」にて音量・輝度の調整を行う。
肯定判定であれば(処理S508:yes)、処理S509において後述の「キャラクタ選択処理」にてキャラクタの選択を行う。
肯定判定であれば(処理S510:yes)、処理S511において後述の「オートボタンON処理」にてオートボタンONの設定を行う。
肯定判定であれば(処理S512:yes)、処理S513において後述の「演出カスタマイズ処理」にて先読みOFF、一発告知ON、予告A出現率UP、予告B出現率UPの設定を行う。本処理は特許請求の範囲に記載の第1演出変更手段に相当する。
肯定判定であれば(処理S520:yes)、処理S521において後述の「BGM選択処理」にてBGMの選択を行う。
肯定判定であれば(処理S522:yes)、処理S523において後述の「保留デザイン選択処理」にて保留図柄デザインの選択を行う。
否定判定であれば(処理S524:no)、処理S525においてメニュー画面710が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。否定判定であれば(処理S525:no)、リターンする。
このように、メニュー画面710は、演出ボタン15の操作又は表示時間の経過により待機画面700に戻すようにしたが、更にメニュー画面710の表示中に遊技球が発射されると待機画面700に戻すようにしてもよい。
否定判定であれば(処理S550:no)、処理S551において言語選択画面720を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21に言語選択画面720が表示される。
否定判定であれば(処理S552:no)、処理S553において言語選択画面720が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。
このように、言語選択画面720は、演出ボタン15の操作又は表示時間の経過によりメニュー画面710に戻すようにしたが、更に言語選択画面720の表示中に遊技球が発射されると待機画面700に戻すようにしてもよい。
肯定判定であれば(処理S560:yes)、処理S561において言語として英語を設定する処理を行う。設定した後、前記処理S554及び前記処理S555を経てメニュー画面710に戻す。その後、リターンする。
否定判定であれば(処理S600:no)、処理S601において音量・輝度調整画面730を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21に音量・輝度調整画面730が表示される。
肯定判定であれば(処理S602:yes)、処理S603において十字キー右ボタン195により音量のUP操作が行われたか否か判定する。否定判定であれば(処理S603:no)、処理S605へ移行する。
前記処理S603において肯定判定であれば(処理S603:yes)、処理S604において音量を上げる制御を行う。
肯定判定であれば(処理S605:yes)、処理S606において音量を下げる制御を行う。
肯定判定であれば(処理S607:yes)、処理S608において十字キー右ボタン195により輝度のUP操作が行われたか否か判定する。否定判定であれば(処理S608:no)、処理S610へ移行する。
前記処理S608において肯定判定であれば(処理S608:yes)、処理S609において輝度を上げる制御を行う。
肯定判定であれば(処理S610:yes)、処理S611において輝度を下げる制御を行う。
否定判定であれば(処理S612:no)、処理S613において音量・輝度調整画面730が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。否定判定であれば(処理S613:no)、サブ統合制御装置42で実行されるメインルーチンへリターンして本処理を終了する。
このように、音量・輝度調整画面730は、演出ボタン15の操作又は表示時間の経過によりメニュー画面710に戻すようにしたが、更に音量・輝度調整画面730の表示中に遊技球が発射されると待機画面700に戻すようにしてもよい。
否定判定であれば(処理S650:no)、処理S651においてキャラクタ選択画面740を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21にキャラクタ選択画面740が表示される。
否定判定であれば(処理S652:no)、処理S653においてキャラクタ選択画面740が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。
このように、キャラクタ選択画面740は、演出ボタン15の操作又は表示時間の経過によりメニュー画面710に戻すようにしたが、更にキャラクタ選択画面740の表示中に遊技球が発射されると待機画面700に戻すようにしてもよい。
肯定判定であれば(処理S660:yes)、処理S661においてキャラクタCを設定する処理を行う。設定した後、前記処理S654及び前記処理S655を経てメニュー画面710に戻す。その後、リターンする。
否定判定であれば(処理S700:no)、処理S701においてオートボタンON設定画面750を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21にオートボタンON設定画面750が表示される。
肯定判定であれば(処理S702:yes)、処理S703においてオートボタンONの機能を設定する制御を行う。
肯定判定であれば(処理S704:yes)、処理S705においてオートボタンONの機能を設定しない制御を行う。
否定判定であれば(処理S706:no)、処理S707においてオートボタンON設定画面750が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。否定判定であれば(処理S707:no)、サブ統合制御装置42で実行されるメインルーチンへリターンして本処理を終了する。
このように、オートボタンON設定画面750は、演出ボタン15の操作又は表示時間の経過によりメニュー画面710に戻すようにしたが、更にオートボタンON設定画面750の表示中に遊技球が発射されると待機画面700に戻すようにしてもよい。
否定判定であれば(処理S750:no)、処理S751において演出カスタマイズ画面760を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21に演出カスタマイズ画面760が表示される。
肯定判定であれば(処理S752:yes)、処理S753において先読みOFFを設定する制御を行う。
肯定判定であれば(処理S754:yes)、処理S755において一発告知ONを設定する制御を行う。
肯定判定であれば(処理S756:yes)、処理S757において予告A出現率UPを設定する制御を行う。
肯定判定であれば(処理S758:yes)、処理S759において予告B出現率UPを設定する制御を行う。
否定判定であれば(処理S760:no)、処理S761において演出カスタマイズ画面760が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。否定判定であれば(処理S761:no)、サブ統合制御装置42で実行されるメインルーチンへリターンして本処理を終了する。
このように、演出カスタマイズ画面760は、演出ボタン15の操作又は表示時間の経過によりメニュー画面710に戻すようにしたが、更に演出カスタマイズ画面760の表示中に遊技球が発射されると待機画面700に戻すようにしてもよい。
否定判定であれば(処理S800:no)、処理S801においてBGM選択画面770を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21にBGM選択画面770が表示される。
否定判定であれば(処理S802:no)、処理S803においてBGM選択画面770が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。
このように、BGM選択画面770は、演出ボタン15の操作又は表示時間の経過によりメニュー画面710に戻すようにしたが、更にBGM選択画面770の表示中に遊技球が発射されると待機画面700に戻すようにしてもよい。
肯定判定であれば(処理S810:yes)、処理S811においてBGMCを設定する処理を行う。設定した後、前記処理S804及び前記処理S805を経てメニュー画面710に戻す。その後、リターンする。
否定判定であれば(処理S850:no)、処理S851において保留図柄デザイン選択画面780を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21に保留図柄デザイン選択画面780が表示される。
否定判定であれば(処理S852:no)、処理S853において保留図柄デザイン選択画面780が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。
このように、保留図柄デザイン選択画面780は、演出ボタン15の操作又は表示時間の経過によりメニュー画面710に戻すようにしたが、更に保留図柄デザイン選択画面780の表示中に遊技球が発射されると待機画面700に戻すようにしてもよい。
肯定判定であれば(処理S860:yes)、処理S861において保留図柄デザインCを設定する処理を行う。設定した後、前記処理S854及び前記処理S855を経てメニュー画面710に戻す。その後、リターンする。
本処理は、先ず、処理S900においてパチンコ機1が待機状態以外であるか否か判定する。否定判定であれば(処理S900:no)、サブ統合制御装置42で実行されるメインルーチンへリターンして本処理を終了する。
肯定判定であれば(処理S901:yes)、処理S902において先読みOFFが設定されているか否か判定する。肯定判定であれば(処理S902:yes)、処理S903において演出モード選択画面790の選択肢として演出モード第2選択肢792(図22(a))を表示する処理を行う。この処理により、サブ統合制御装置42から演出図柄制御装置43へコマンドが発せられ、演出図柄制御装置43の制御により演出図柄表示装置21に演出モード第2選択肢792からなる演出モード選択画面790が表示される。その後、リターンする。
本処理は、先ず、処理S950において演出図柄表示装置21に演出モード選択画面790が表示中であるか否か判定する。否定判定であれば(処理S950:no)、サブ統合制御装置42で実行されるメインルーチンへリターンして本処理を終了する。
否定判定であれば(処理S951:no)、処理S952において演出モード選択画面790が表示されてから所定の表示時間が経過したか否か判定する。
肯定判定であれば(処理S961:yes)、処理S962において演出モードDを設定する処理を行う。設定した後、前記処理S953及び前記処理S954を経て疑似演出表示や大当り遊技演出などに戻す。その後、リターンする。
尚、処理S955乃至処理S962は特許請求の範囲に記載の第2変更手段に相当する。
そして、演出設定リセット画面900の表示中に、演出ボタン15が操作されることにより遊技者により設定された演出内容を、パチンコ機1の出荷時の設定に初期化する。尚、この時にリセットされる対象は、演出設定のみならず、選択されていた演出モードも初期に設定されている演出モードに変更されるのが望ましい。例えば、初期状態では一発告知の予告演出が出現しない設定をされている時に一発告知をメインにした演出モードが選ばれているままだと不都合が生じるためである。しかし、そのような心配のない構成ならば、演出設定だけを初期化する構成でもよいし、演出モードを初期化するリセット画面を表示する構成としてもよい。
演出モードを多数備えた構成の時などは、一度の操作で初期の演出モードに復帰させることができる。前に遊技していた遊技者が選択していた演出モードを初期状態に戻して遊技することができる。
パチンコ機の場合、一つの遊技機を複数の遊技者が入れ替わりながら遊技する傾向があることから、演出の選択肢を増やせば増やす程、遊技者によって選ばれる演出設定、演出モードが異なり、遊技者が入れ替わった際に直ぐに初期状態に戻せる機能を有することは重要となってくる。
肯定判定であれば(処理S980:yes)、処理S981において演出設定リセット画面900の表示中に演出ボタン15の操作があるか否か判定する。肯定判定であれば(処理S981:yes)、処理S982において演出設定の初期化を行う。本処理は特許請求の範囲に記載の初期状態移行手段に相当する。
次に処理S983において演出設定リセット画面900の表示を終了し、続く処理S984において待機画面700を表示する。その後、リターンする。
肯定判定であれば(処理S985:yes)、前記処理S983及び前記処理S984を経て待機画面700に戻す。その後、リターンする。
しかし、疑似演出表示の演出内容の設定は、パチンコ機1が待機状態のときに設定するので、演出モードの設定よりも早い時点で行われることとなる。そのため、例えば、疑似演出表示の演出内容の設定において一発告知ONの設定であっても、演出モードの設定により一発告知が行われない演出モードCが設定できてしまうと演出に矛盾が生じる。また例えば、疑似演出表示の演出内容の設定において先読みOFFの設定であっても、先読み演出がメインの演出モードDが設定できてしまうと演出に矛盾が生じる。そこで、設定内容変化手段により、第2演出変更手段で選択できる演出モードを、第1演出変更手段で設定された演出内容に基づいた選択範囲内とすることができ、これにより、第1演出変更手段で大枠となる演出の方向性を定め、その方向性の範囲内で、第2演出変更手段で手軽に演出モードを変更することができる。従って、変動演出に関する設定機能が使いやすく、演出設定及び演出モードの変更が容易で、好みの演出により遊技者の期待感を高めつつ遊技を楽しませる遊技機が実現できる。
また、パチンコ機1は、遊技者が入れ替わった時など、簡素な操作で容易に設定内容を初期化することができる。
尚、演出設定を初期化した場合、演出モードも初期状態時に選ばれる演出モードに変更される構成が望ましい。
更に、パチンコ機1は、演出内容の設定や演出モードの変更に、遊技者が携帯電話等の携帯通信端末を利用して、遊技機に対応して運営されているウェブサイトにアクセスして各種遊技情報のやり取りが可能な携帯連動サービスを利用することも考えられる。
更に本発明は、遊技媒体としてメダルを用いて遊技を行う回胴式遊技機(スロット遊技機)に適用してもよい。更にまた、価値媒体として遊技球を用いてスロット遊技機と同様の遊技を行う回胴式遊技機(パロット遊技機)に適用してもよい。
2:遊技盤、21:演出図柄表示装置(演出表示部)、28A:第1特図表示装置(可変表示部)、
28B:第2特図表示装置(可変表示部)、40:主制御装置(当否判定手段)、
42:サブ統合制御装置(第1演出変更手段、第2演出変更手段、設定内容変化手段、初期状態移行手段)
Claims (1)
- 予め定められている始動条件が成立した後、開始条件が成立することにより、当否判定手段にて当否判定を行い、可変表示部にて識別情報の変動表示を開始すると共に、前記可変表示部における変動表示に対応して、演出表示部にて複数種類の演出用識別情報の変動演出を実行し、前記可変表示部に前記当否判定の特定表示結果が表示されることに基づいて遊技状態を遊技者に有利な特定遊技状態に移行させる遊技機であって、
前記変動演出は、前記特定表示結果が表示される可能性があることを演出する予告演出と、複数種類の演出モードによる演出を実行可能であり、
前記演出表示部は、遊技が行なわれていない状態になると第1待機画面と第2待機画面のいずれかを表示する構成で、
遊技者が操作可能な操作手段を備え、
前記第2待機画面は、前記操作手段を模した図柄の表示を伴うものであり、
前記第1待機画面は、該第1待機画面が表示されている時に前記操作手段の操作に応じて、前記予告演出の出現率の設定変更と、前記演出モードの設定変更が可能であり、
前記予告演出の設定内容は前記演出表示部にて設定内容の表示を行い、
前記第2待機画面は、少なくとも前記設定内容の表示が行われていることを条件に表示が行われ、前記第2待機画面が表示されている時に、前記操作手段の操作に基づいて前記予告演出の出現率の設定内容を初期設定に戻す
ことを特徴とする遊技機。
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