JP7125276B2 - シングルキャリア方式の送信装置及び受信装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明による一実施形態の送信装置1の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の送信装置1は、チャネル推定用のパイロット信号を時間領域で挿入するシングルキャリア方式(SC-FDE方式)の送信装置であり、送信ブロック生成部10、緩衝シンボル挿入部11、帯域制限フィルタ部12、直交変調部13、デジタル・アナログ(DA)変換部14、及び周波数変換部15を備える。尚、図1において、本発明に係る主要な要素のみを図示しており、緩衝シンボル挿入部11が設けられている点、及び送信ブロック生成部10が緩衝シンボルを挿入可能に構成している点、及び直交変調部13が緩衝シンボル用のマッピングを行う機能を有する点を除き、特許文献1の技法と同様に構成することが可能である。
図2は、本発明による一実施形態の受信装置2の概略構成を示すブロック図である。本実施形態の受信装置2は、チャネル推定用のパイロット信号を時間領域で挿入するシングルキャリア方式(SC-FDE方式)の受信装置であり、周波数変換部21、アナログ・デジタル(AD)変換部22、直交復調部23、帯域制限フィルタ部24、ブロック同期部25、周波数領域等化部26、逆フーリエ変換(IFFT)部27、緩衝シンボル除去部28、及びデマッピング部29を備える。尚、図2において、本発明に係る主要な要素のみを図示しており、緩衝シンボル挿入部28が設けられている点を除き、特許文献1の技法と同様に構成することが可能である。
図3(b)を参照して説明したように、本実施形態に係る送信装置1は、実施例1として、送信ブロック生成部10により送信ブロック(SC-FDEブロック)毎にnシンボル分の緩衝シンボルSCnを後段UWの直前から先行方向へ順に挿入する領域を空け、緩衝シンボル挿入部11により当該緩衝シンボルをマッピングして挿入する。これにより、UWの振幅をデータ信号のシンボルの平均振幅よりも大きくした場合でもピーク信号を抑制することができるようにする。
図8(a)は、32APSKにおいて、従来技法に基づく「緩衝シンボル無し」時に、送信装置側の直交変調処理前のシンボルに対し帯域制限フィルタを適用したときの時間領域における信号波形を示す図である。また、図8(b)は、32APSKにおいて、本発明に基づく実施例1に係る「2個の緩衝シンボル有り」時に、送信装置1側の直交変調処理前のシンボルに対し帯域制限フィルタを適用したときの時間領域における信号波形を示す図である。
図3(b)等に示す上述した実施例1の緩衝シンボルは、送信ブロック(SC-FDEブロック)内の後段のUWの直前にのみ挿入する例を説明した。これは、送信ブロック(SC-FDEブロック)内の先頭に位置する前段のUWの直後にDBPSKでマッピングされるTMCCシンボルが有るために、データシンボルの先頭で不所望なピークが発生していないためである(図8(a),(b)参照)。
また、データシンボルの変調方式によってはデータシンボルの先頭と後端の双方にピーク信号が発生することも考えられる。そこで、このような場合、図10(b)に示すように、1個又は複数個の緩衝シンボルSCn’を前段UW(GI)の直後に挿入するとともに、実施例1と同様、1個又は複数個の緩衝シンボルSCnを後段UWの直前に挿入する構成とすることができる。
2 受信装置
10 送信ブロック生成部
11 緩衝シンボル挿入部
12 帯域制限フィルタ部
13 直交変調部
14 デジタル・アナログ(DA)変換部
15 周波数変換部
16 送信アンテナ
20 受信アンテナ
21 周波数変換部
22 アナログ・デジタル(AD)変換部
23 直交復調部
24 帯域制限フィルタ部
25 ブロック同期部
26 周波数領域等化部
27 逆フーリエ変換(IFFT)部
28 緩衝シンボル除去部
29 デマッピング部
Claims (6)
- チャネル推定用のパイロット信号を時間領域で挿入するシングルキャリア方式の送信装置であって、
所定の変調方式に応じてデータシンボルを伝送する際に時間領域におけるブロックを生成し、該ブロック内に、パイロット信号として機能する振幅一定で同パターンを持つ一対のユニークワードのシンボルと、前記一対のユニークワードのシンボルの振幅より小さい平均振幅を持つように当該変調方式に応じて前記一対のユニークワードの間に位置させるデータシンボルとを割り当てるブロック生成手段と、
データシンボルの伝送に係る信号波形にて生じうるピーク信号を抑圧するために、前記ブロック内に、前記一対のユニークワードのうち前段のユニークワードのシンボルの直後、又後段のユニークワードのシンボルの直前、或いはその双方に、当該データシンボルの平均振幅以下で所定の振幅を持つ所定シンボル数の緩衝シンボルをIQ平面上の所定座標点に挿入する緩衝シンボル挿入手段と、を備え、
前記緩衝シンボル挿入手段は、前記所定シンボル数として1個の緩衝シンボルを前記一対のユニークワードのうち後段のユニークワードの直前に挿入し、該後段のユニークワードの先頭のシンボルに対し、IQ平面上の原点を中心とする点対称となるIQ座標点に、該1個の緩衝シンボルをマッピングする手段を有することを特徴とする送信装置。 - チャネル推定用のパイロット信号を時間領域で挿入するシングルキャリア方式の送信装置であって、
所定の変調方式に応じてデータシンボルを伝送する際に時間領域におけるブロックを生成し、該ブロック内に、パイロット信号として機能する振幅一定で同パターンを持つ一対のユニークワードのシンボルと、前記一対のユニークワードのシンボルの振幅より小さい平均振幅を持つように当該変調方式に応じて前記一対のユニークワードの間に位置させるデータシンボルとを割り当てるブロック生成手段と、
データシンボルの伝送に係る信号波形にて生じうるピーク信号を抑圧するために、前記ブロック内に、前記一対のユニークワードのうち前段のユニークワードのシンボルの直後、又後段のユニークワードのシンボルの直前、或いはその双方に、当該データシンボルの平均振幅以下で所定の振幅を持つ所定シンボル数の緩衝シンボルをIQ平面上の所定座標点に挿入する緩衝シンボル挿入手段と、を備え、
前記緩衝シンボル挿入手段は、前記所定シンボル数として1個の緩衝シンボルを前記一対のユニークワードのうち前段のユニークワードの直後に挿入し、該前段のユニークワードの末尾のシンボルに対し、IQ平面上の原点を中心とする点対称となるIQ座標点に、該1個の緩衝シンボルをマッピングする手段を有することを特徴とする送信装置。 - チャネル推定用のパイロット信号を時間領域で挿入するシングルキャリア方式の送信装置であって、
所定の変調方式に応じてデータシンボルを伝送する際に時間領域におけるブロックを生成し、該ブロック内に、パイロット信号として機能する振幅一定で同パターンを持つ一対のユニークワードのシンボルと、前記一対のユニークワードのシンボルの振幅より小さい平均振幅を持つように当該変調方式に応じて前記一対のユニークワードの間に位置させるデータシンボルとを割り当てるブロック生成手段と、
データシンボルの伝送に係る信号波形にて生じうるピーク信号を抑圧するために、前記ブロック内に、前記一対のユニークワードのうち前段のユニークワードのシンボルの直後、又後段のユニークワードのシンボルの直前、或いはその双方に、当該データシンボルの平均振幅以下で所定の振幅を持つ所定シンボル数の緩衝シンボルをIQ平面上の所定座標点に挿入する緩衝シンボル挿入手段と、を備え、
前記緩衝シンボル挿入手段は、前記所定シンボル数として複数個の緩衝シンボルを前記一対のユニークワードのうち後段のユニークワードの直前から順に挿入し、該後段のユニークワードの先頭のシンボルに対し、IQ平面上の原点を中心とする点対称となるIQ座標点から順に、該複数個の緩衝シンボルを点対称で反対側となるよう交互にマッピングする手段を有することを特徴とする送信装置。 - チャネル推定用のパイロット信号を時間領域で挿入するシングルキャリア方式の送信装置であって、
所定の変調方式に応じてデータシンボルを伝送する際に時間領域におけるブロックを生成し、該ブロック内に、パイロット信号として機能する振幅一定で同パターンを持つ一対のユニークワードのシンボルと、前記一対のユニークワードのシンボルの振幅より小さい平均振幅を持つように当該変調方式に応じて前記一対のユニークワードの間に位置させるデータシンボルとを割り当てるブロック生成手段と、
データシンボルの伝送に係る信号波形にて生じうるピーク信号を抑圧するために、前記ブロック内に、前記一対のユニークワードのうち前段のユニークワードのシンボルの直後、又後段のユニークワードのシンボルの直前、或いはその双方に、当該データシンボルの平均振幅以下で所定の振幅を持つ所定シンボル数の緩衝シンボルをIQ平面上の所定座標点に挿入する緩衝シンボル挿入手段と、を備え、
前記緩衝シンボル挿入手段は、前記所定シンボル数として複数個の緩衝シンボルを前記一対のユニークワードのうち前段のユニークワードの直後から順に挿入し、該前段のユニークワードの末尾のシンボルに対し、IQ平面上の原点を中心とする点対称となるIQ座標点から順に、該複数個の緩衝シンボルを点対称で反対側となるよう交互にマッピングする手段を有することを特徴とする送信装置。 - 前記緩衝シンボル挿入手段は、当該ブロック内に挿入する緩衝シンボルを、当該ブロック内に挿入するデータシンボルの平均振幅と一致する振幅、または平均振幅より小さい振幅で挿入することを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の送信装置。
- 請求項1から5のいずれか一項に記載の送信装置によって伝送されるデータシンボルを含む当該ブロック単位の無線周波数信号を受信して復調する復調手段と、
当該ブロック内に挿入されていた一対のユニークワードを用いて波形等化を行う波形等化手段と、
当該波形等化後に当該ブロック内に挿入されていた緩衝シンボルを除去する緩衝シンボル除去手段と、
前記緩衝シンボルの除去後に、当該ブロック内に挿入されていたデータシンボルのデマッピングを行うデマッピング手段と、
を備えることを特徴とする受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018079969A JP7125276B2 (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | シングルキャリア方式の送信装置及び受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018079969A JP7125276B2 (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | シングルキャリア方式の送信装置及び受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019192964A JP2019192964A (ja) | 2019-10-31 |
JP7125276B2 true JP7125276B2 (ja) | 2022-08-24 |
Family
ID=68390952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018079969A Active JP7125276B2 (ja) | 2018-04-18 | 2018-04-18 | シングルキャリア方式の送信装置及び受信装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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Citations (1)
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- 2018-04-18 JP JP2018079969A patent/JP7125276B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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Title |
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山岸 史弥 他,SC-FDE方式におけるパイロット信号のブースト比の検討,電子情報通信学会2018年総合大会講演論文集 通信1,2018年03月06日,p.385 |
李 泰雨、落合 秀樹,Cyclic Prefixを用いたSC-FDE信号のTrellis Shapingによるピーク電力低減の一手法,電子情報通信学会2011年通信ソサイエティ大会講演論文集1,2011年08月30日,p.388 |
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