JP7124439B2 - 制御装置及びロボットシステム - Google Patents

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    • G05B19/423Teaching successive positions by walk-through, i.e. the tool head or end effector being grasped and guided directly, with or without servo-assistance, to follow a path

Description

本発明は、ロボットの制御装置及びロボットシステムに関する。
ロボットの教示作業を簡単に行うためのモードとして、ロボットの手先を教示者が直接保持してロボットの手先位置を操作するダイレクトティーチモードが知られている。ダイレクトティーチモードにおいて連続的に大きくロボットを動かすことが可能だが、連続的に動かすだけでは微小な位置決めを行うことは難しい。そこで、本願の出願人により開示された特許文献1には、外力に応じてロボットを所定方向に所定量だけ移動させるモードを利用して微小な位置決めを行う技術が記載されている。
特開2017-164876号公報
しかしながら、上述した従来技術では、ロボットに与える外力とそれに応じたロボットの移動方向とが予め決まっていたので、ロボットを動かす方向に大きな制約があるという問題があった。
本発明の一形態によれば、可動部と、前記可動部に加えられた力を検出する力検出部とを備えるロボットを制御する制御装置が提供される。この制御装置は、前記ロボットの教示において、力検出部により検出された力の方向が第1方向の場合に前記第1方向に前記可動部を移動させる第1制御モードと、前記力検出部により検出された力の方向が前記第1方向の場合に前記第1方向と異なる第2方向に前記可動部を移動させる第2制御モードと、で前記可動部を制御する制御部を備える。前記制御部は、ユーザーの入力に応じて前記第1制御モード又は前記第2制御モードを選択する。
ロボットシステムの一例の斜視図。 複数のプロセッサーを有する制御装置の一例を示す概念図。 複数のプロセッサーを有する制御装置の他の例を示す概念図。 ロボットと制御装置の機能ブロック図。 第1実施形態の第2制御モードにおける第1方向と第2方向の関係を示す説明図。 第1実施形態における力の変化の一例を示すグラフ。 第1実施形態における教示処理のフローチャート。 第2実施形態における力の変化の一例を示すグラフ。 第2実施形態における入力画面の一例を示す説明図。 第3実施形態の第1制御モードにおける力と移動量の関係を示す説明図。 第3実施形態における力の変化の一例を示すグラフ。
A.第1実施形態:
図1は、ロボットシステムの一例を示す斜視図である。このロボットシステムは、ロボット100と、制御装置200と、教示装置300とを備えている。制御装置200は、ロボット100及び教示装置300とケーブル又は無線を介して通信可能に接続される。
ロボット100は、基台110と、アーム120とを備えている。アーム120の先端には力検出部190が設置されており、力検出部190の先端側にはエンドエフェクター130が装着されている。図1の例では、エンドエフェクター130は物体を把持するグリッパーであるが、任意の種類のエンドエフェクターを使用可能である。アーム120は複数の関節を備える。アーム120の先端近傍の位置を、ツールセンターポイント(TCP)として設定可能である。TCPは、エンドエフェクター130の位置の基準として使用される位置であり、任意の位置に設定可能である。本明細書では、アーム120とエンドエフェクター130とを併せて「可動部」と呼ぶ。
力検出部190には、センサー座標系Σfが設定されている。基台110には、ベース座標系Σbが設定されている。センサー座標系Σfは、可動部の移動に応じて移動する第1座標系の一種である。他の第1座標系としては、エンドエフェクター130に設定されたツール座標系等がある。ベース座標系Σbは、可動部の移動に応じて移動しない第2座標系の一種である。他の第2座標系としては、ワールド座標系等がある。
制御装置200は、プロセッサー210と、メインメモリー220と、不揮発性メモリー230と、表示制御部240と、表示部250と、I/Oインターフェース260とを有している。これらの各部は、バスを介して接続されている。プロセッサー210は、例えばマイクロプロセッサー又はプロセッサー回路である。制御装置200は、I/Oインターフェース260を介してロボット100と教示装置300に接続される。なお、制御装置200をロボット100の内部に収納してもよい。また、制御装置200から表示部250を省略してもよい。この場合には、制御装置200とは別体の表示部を用いるようにしてもよい。
なお、制御装置200の構成としては、図1に示した構成以外の種々の構成を採用することが可能である。例えば、プロセッサー210とメインメモリー220を図1の制御装置200から削除し、この制御装置200と通信可能に接続された他の装置にプロセッサー210とメインメモリー220を設けるようにしてもよい。この場合には、当該他の装置と制御装置200とを合わせた装置全体が、ロボット100の制御装置として機能する。他の実施形態では、制御装置200は、2つ以上のプロセッサー210を有していてもよい。更に他の実施形態では、制御装置200は、互いに通信可能に接続された複数の装置によって実現されていてもよい。これらの各種の実施形態において、制御装置200は、1つ以上のプロセッサー210を備える装置又は装置群として構成される。
図2は、複数のプロセッサーによってロボットの制御装置が構成される一例を示す概念図である。この例では、ロボット100及びその制御装置200の他に、パーソナルコンピューター400,410と、LANなどのネットワーク環境を介して提供されるクラウドサービス500とが描かれている。パーソナルコンピューター400,410は、それぞれプロセッサーとメモリーとを含んでいる。また、クラウドサービス500においてもプロセッサーとメモリーを利用可能である。これらの複数のプロセッサーの一部又は全部を利用して、ロボット100の制御装置を実現することが可能である。
図3は、複数のプロセッサーによってロボットの制御装置が構成される他の例を示す概念図である。この例では、ロボット100の制御装置200が、ロボット100の中に格納されている点が図2と異なる。この例においても、複数のプロセッサーの一部又は全部を利用して、ロボット100の制御装置を実現することが可能である。
力検出部190は、エンドエフェクター130に加えられる外力を計測する6軸の力覚センサーである。力検出部190は、固有の座標系であるセンサー座標系Σfにおいて互いに直交する3つの検出軸X,Y,Zを有し、各検出軸に平行な力の大きさと、各検出軸回りのトルク(力のモーメント)の大きさとを検出する。各検出軸に平行な力を「並進力」と呼ぶ。また、各検出軸回りのトルクを「回転力」と呼ぶ。本明細書において、「力」という用語は、並進力と回転力の両方を含む意味で使用される。
力検出部190は、6軸の力を検出するセンサーである必要はなく、より少ない方向の力を検出するセンサーを使用してもよい。また、力検出部190をアーム120の先端に設ける代わりに、アーム120のいずれか1つ以上の関節に力検出部としての力センサーを設けても良い。なお、「力検出部」は、力を検出する機能を有していればよい。すなわち、「力検出部」は、力覚センサーのように直接的に力を検出する装置でもよく、或いは、IMU(Inertial Measurement Unit,慣性計測装置)や、アーム120のアクチュエーターの電流値から力を検出する装置のように、間接的に力を求める装置でもよい。また、「力検出部」は、ロボット100に外付けされてもよく、ロボット100に内蔵されていてもよい。
図4は、ロボット100と制御装置200の機能を示すブロック図である。ロボット100は、上述した力検出部190の他に、複数の関節を駆動するための複数のアクチュエーター170を有している。制御装置200のプロセッサー210は、不揮発性メモリー230に予め格納されたプログラム命令232を実行することにより、可動部制御部212と、制御モード選択部214と、入力受付部216の機能を実現する。可動部制御部212は、アクチュエーター170を制御することによって、アーム120を移動させる。制御モード選択部214は、ユーザーの入力に応じて、後述する第1制御モード又は第2制御モードを選択する。第1制御モードや第2制御モードにおけるアーム120の制御は、可動部制御部212によって実行される。可動部制御部212と制御モード選択部214の機能を実行するプロセッサー210は、「制御部」に相当する。教示処理によって作成された教示データ234は、不揮発性メモリー230に格納される。なお、可動部制御部212と制御モード選択部214と入力受付部216の機能の一部又は全部をハ―ドウェア回路で実現しても良い。
教示装置300は、ロボット100の作業のための制御プログラム(教示データ)を作成する際に利用される。教示装置300は、「ティーチングペンダント」とも呼ばれる。教示装置300は、複数の入力ボタン310と、入力装置及び表示装置として機能するタッチパネル320と、緊急停止ボタン330と、鍵付きスイッチ340とを有している。教示者は、入力ボタン310やタッチパネル320を用いて種々の指示や設定を行うことが可能である。鍵好きスイッチ340は、ロボット100の制御モードを複数の制御モードの中から選択するために使用される。複数の制御モードとしては、プレイバックモードや、通常ティーチングモード、ダイレクトティーチモード等がある。なお、ティーチングペンダントの代わりに、教示処理のアプリケーションプログラムをインストールしたパーソナルコンピューターを用いることも可能である。教示処理の際には、制御装置200と教示装置300が「制御装置」として機能する。なお、教示装置300を用いずに、制御装置200のみを用いて教示処理を行うようにしてもよい。
教示処理では、以下に説明する第1制御モードと第2制御モードを含む複数の制御モードを利用可能である。
<第1制御モード>
第1制御モードは、力検出部190により検出された力の方向が第1方向の場合に、第1方向に可動部を移動させるモードである。第1実施形態では、第1制御モードとして、力検出部190により検出された力に応じて連続的にアーム120を移動させるダイレクトティーチモードを使用する。ダイレクトティーチモードでは、ユーザーがエンドエフェクター130を保持した状態で力を掛けると、アーム120がその力に応じてスムーズに移動する。このとき、制御装置200は、力制御の一種であるコンプライアンス制御を実行してアーム120を移動させる。ダイレクトティーチモードによる移動を「連続移動」とも呼ぶ。
<第2制御モード>
第2制御モードは、力検出部190により検出された力の方向が第1方向の場合に、第1方向と異なる第2方向に可動部を移動させるモードである。第1実施形態では、第2制御モードとして、力検出部190により検出された力に応じて予め決められた移動量でアーム120を移動させるモードを使用する。
図5は、第1実施形態の第2制御モードにおける第1方向と第2方向の関係を示す説明図である。この例では、ユーザーがエンドエフェクター130をZ軸回りの回動方向である第1方向D1に沿って回動させると、これに応じて可動部がZ軸方向に平行な第2方向D2に所定の移動量ΔLzだけ移動する。第2方向D2は、例えば、Z軸方向を向く右ねじを想定し、Z軸回りの回動方向である第1方向D1に沿って右ねじを回転させたときに右ねじが進行する方向に設定される。この設定では、第1方向D1と第2方向D2との関係をユーザーが理解し易いので、操作が容易であるという利点がある。第2制御モードにおける移動量ΔLzは、例えば0.1mmから1mmの微小な値に設定される。従って、第2制御モードでは、エンドエフェクター130やTCPの位置を微調整することが可能である。第2制御モードによる移動を「定量移動」とも呼ぶ。
第2制御モードは、以下のような状況において特に有用である。すなわち、エンドエフェクター130の先端が他の物体に十分に近接した位置にある状態のときに、エンドエフェクター130を更にZ軸方向に移動させて他の物体に更に近接させるような微調整は極めて困難な場合がある。この場合に、図5に示したような第2制御モードを使用すれば、エンドエフェクター130をZ軸方向に微小な移動量ΔLzだけ容易に移動させることが可能である。特に、第2制御モードでは、力Mzの方向D1と移動量ΔLzの方向D2とが異なる方向なので、力の方向と移動方向とが一致する第1制御モードに比べて、微調整によってエンドエフェクター130の先端が他の物体に衝突してしまう可能性を低減することが可能である。
図5の例では、アーム120の先端部が「回動部」に相当し、アーム120の先端部回動軸が「回動軸」に相当する。但し、これらの「回動部」や「回動軸」は一例であり、可動部の他の箇所を「回動部」や「回動軸」としてもよい。
また、図5の例では、第1方向を回動軸の回動方向とし、第2方向を回動軸の軸方向としていたが、この代わりに、第1方向を並進方向とし、第2方向を回動方向又は回転方向としてもよい。例えば、並進方向に力を加える際は指1本のみで力を加えることが可能である。一方、回転方向に力を加える際は指1本のみでは困難であり、2本以上の指を使って捩じることが現実的である。つまり、回転方向に力を加えるためにはスペースが必要になる。従って、第1方向を並進方向とし、第2方向を回動方向又は回転方向とする形態は、力を加えるためのスペースの観点で有利である。
第1実施形態では、ユーザーの入力に応じて第1制御モードと第2制御モードのいずれかが選択される。第1制御モードと第2制御モードのいずれが選択されているかは、表示制御部240が、制御装置200の表示部250と教示装置300のタッチパネル320の一方又は両方に表示することが好ましい。なお、教示処理におけるロボット100のユーザーを「教示者」とも呼ぶ。
図6は、力検出部190で検出される力の変化の一例を示すグラフである。この例では、Y軸方向の並進力Fyと、Z軸回りの回転力Mzと、第1制御モード及び第2制御モードによる移動の様子とが例示されている。時刻t4までの期間は第1制御モードに設定されており、時刻t4で第1制御モードから第2制御モードに切り替えられている。
時刻t1~t2の期間では、力閾値Mth以上となる回転力M11が検出されている。このような回転力M11が検出された場合には、回転力M11の方向に沿ってエンドエフェクター130の連続的な移動が実行される。回転力M11はZ軸回りの力なので、エンドエフェクター130はZ軸回りに回転する。図6では図示を省略しているが、第1制御モードで並進力が検出されると、その並進力の方向にエンドエフェクター130が移動する。従って、エンドエフェクター130は、ユーザーに把持された状態でユーザーが力を掛ける方向にスムーズに移動する。
時刻t3~t4では、予め定められた時間Pd内に、力閾値Fth以上のピークを有するパルス状の並進力が2回出現する力変化パターンFPが検出されている。このような力変化パターンFPは、例えば、ユーザーがエンドエフェクター130を2回軽く叩く(タップする)ことによって検出される。制御モード選択部214は、このような力変化パターンFPが予め定められた基準パターンに一致するか否かを調べ、両者が一致する場合には第1制御モードと第2制御モードを切り替える。図6の例では、力変化パターンFPが予め定められた基準パターンに一致していると判定され、時刻t4で第1制御モードから第2制御モードに切り替えられている。なお、制御モードの切替のための「基準パターン」は、図6に示した例以外の任意の力変化パターンに設定可能である。
時刻t4以降の第2制御モードの期間では、時刻t5,t6において、ピークが力閾値Mth以上となる2つのパルス状の回転力M21,M22が検出されている。このような回転力M21,M22が検出されると、Z軸方向に沿って所定の移動量ΔLzだけエンドエフェクター130がそれぞれ移動する。なお、第2制御モードにおいて微小な移動量ΔLzの移動を実行する場合には、他の方向であるX軸方向やY軸方向にはエンドエフェクター130やTCPを移動させないことが好ましい。
図6では図示を省略しているが、第2制御モードの期間において、時刻t3~t4の期間に検出された力変化パターンFPと同様な力変化パターンが検出されると、第2制御モードから第1制御モードへの切り替えが実行される。
なお、並進力に対する力閾値Fthは、例えば0.5N以上10N以下の範囲に設定される。また、回転力に対する力閾値Mthは、例えば0.05N・m以上3N・m以下の範囲に設定される。これらの力閾値の好ましい範囲は、他の実施形態でも同様である。
図7は、第1実施形態における教示処理のフローチャートである。この教示処理は、制御装置200と教示装置300により実行される。
ステップS110では、ユーザーによってロボット100の制御モードが第1制御モードに変更されまで待機する。このステップS110の入力は、例えば、教示装置300の鍵付きスイッチ340を用いて行うことができる。或いは、タッチパネル320にパスワード付き入力を行うことによって制御モードを第1制御モードに変更するようにしてもよい。本実施形態では、第1制御モードはダイレクトティーチモードである。制御モードが第1制御モードに変更されるとステップS120に進む。ステップS120では、可動部制御部212によって、第1制御モードによる可動部の制御が実行される。ステップS130では、制御モード選択部214が、モード切替の入力が行われたか否かを判定する。第1実施形態では、モード切替の入力は、図6で説明した力変化パターンFPに従ってユーザーがエンドエフェクター130を叩く操作である。但し、制御装置200や教示装置300の入力部を使用してモード切替の入力を行うようにしてもよい。
ステップS130においてモード切替入力が検出された場合には、制御モードが第1制御モードから第2制御モードに切り替えられて、ステップS140に進む。ステップS140では、可動部制御部212によって、第2制御モードによる可動部の制御が実行される。ステップS150では、ステップS130と同様に、制御モード選択部214が、モード切替の入力が行われたか否かを判定する。モード切替の入力が行われると、ステップS120に戻り、ステップS120以降の処理が再度実行される。なお、図7の処理は、教示処理が終了するまで実行される。教示処理の終了の指示は、例えばユーザーが教示装置300を用いて行うことができる。
以上のように、第1実施形態では、力検出部190で検出された力の方向が第1方向D1の場合に、第1方向D1に可動部を移動させる第1制御モードと、第1方向D1と異なる第2方向D2に可動部を移動させる第2制御モードと、を利用可能である。また、ユーザーの入力に応じて第1制御モード又は第2制御モードが選択されるので、力の方向と可動部の移動方向との関係を容易に変更することができる。
B.第2実施形態:
図8は、第2実施形態において力検出部で検出される力の変化の例を示すグラフである。第2実施形態は、第2制御モードの内容が第1実施形態と異なるだけであり、装置構成や処理手順は第1実施形態と同じである。
図8の時刻t1~t4までは図6と同じである。図8では、第2制御モードにおいて、図6に示した力閾値Mthに等しい第1の値V1と、第1の値V1よりも大きな第2の値V2とを用いている。第2制御モードで検出されている2つの回転力M21,M22のうち、第1の回転力M21のピークは、第1の値V1(=Fth)以上第2の値V2未満であり、第2の回転力M22のピークは第2の値V2以上である。この場合に、第1の回転力M21に応じて実行される制御では、所定の第1の移動量ΔLz1だけエンドエフェクター130がZ軸方向に移動する。また、第2の回転力M22に応じて実行される制御では、所定の第2の移動量ΔLz2だけエンドエフェクター130がZ軸方向に移動する。第2の移動量ΔLz2は、第1の移動量ΔLz1よりも大きな値に設定される。例えば、第1の移動量ΔLz1は0.1mmに設定され、第2の移動量ΔLz2は1mmに設定される。
このように、第2の制御モードに関して複数の閾値V1,V2を設定しておき、力のピークがそのうちのいずれの閾値以上となるかに応じた異なる移動量ΔLz1,ΔLz2で移動を実行するようにすれば、ユーザーが、より粗い微調整とより細かい微調整を容易に使い分けることが可能である。
図9は、第2実施形態において第2制御モードの種々のパラメーターを設定するためのウィンドウW1を示す説明図である。このウィンドウW1は、制御装置200の表示部250に表示される入力画面である。ここでは、操作方向と、移動方向と、移動タイプに関連する各種のパラメーターとを設定可能である。ウィンドウW1で設定されたパラメーターは、制御装置200の入力受付部216によって受け付けられる。
「操作方向」は、第2制御モードにおいて可動部に力を加える方向を意味しており、「第1方向」に相当する。「移動方向」は、第2制御モードにおいて可動部が移動する方向を意味しており、「第2方向」に相当する。前述した図5の例では、操作方向はZ軸回りの回転方向D1であり、移動方向はZ軸に平行な方向D2である。
ウィンドウW1には、操作方向に関して、座標系を選択するためのプルダウンメニューPM11と、その座標系における操作方向を選択するためのプルダウンメニューPM12が設けられている。図9の例では、ツール座標系のZ軸回りの方向が操作方向として選択されている。ウィンドウW1には、更に、移動方向に関して、座標系を選択するためのプルダウンメニューPM21と、その座標系における移動方向を選択するためのプルダウンメニューPM22が設けられている。図9の例では、ベース座標系のZ軸方向が移動方向として選択されている。
操作方向及び移動方向としては、ロボットシステムに関連する任意の座標系を選択可能であり、また、選択した座標系の6軸方向の任意の方向を選択可能である。前述した図5の例では、操作方向(第1方向)はセンサー座標系ΣfのZ軸回りの方向であり、移動方向(第2方向)はセンサー座標系ΣfのZ軸方向である。移動方向については、更に、図5で説明したような右ねじの進行方向とするか、左ねじの進行方向とするかを選択できるようにしても良い。
なお、操作方向(第1方向)として、可動部の移動に応じて移動する第1座標系で定義された方向を選択し、移動方向(第2方向)として、可動部の移動に応じて移動しない第2座標系で定義された方向を選択するようにしてもよい。こうすれば、第2制御モードにおいて、可動部の移動とともに方向が変化する第1方向に力を掛けることによって、可動部が移動しても移動しない第2方向に可動部を移動させることができる。
図9には、更に、移動タイプを選択するためのプルダウンメニューPM31と、力閾値V1,V2を入力するためのフィールドFL1,FL2と、移動量ΔLを入力するためのフィールドFL3とが設けられている。
移動タイプとしては、例えば、以下のような複数のタイプのうちのいずれかを選択可能である。
<タイプ1>図6で説明した異方向定量移動を行う移動タイプ。
<タイプ2>図8で説明した異方向2段階定量移動を行う移動タイプ。
<タイプ3>力検出部190により検出された力が大きくなるほど移動量が大きく設定される移動タイプ。
<タイプ4>力検出部190により検出された力が大きくなるほど移動速度が大きく設定される移動タイプ。
<タイプ5>力検出部190により検出された力の大きさが力閾値以上である継続時間が長くなるほど移動量が大きく設定される移動タイプ。
<タイプ6>操作方向における操作距離又は操作角度が大きいほど移動量が大きく設定される移動タイプ。
タイプ3~6の移動タイプによれば、ユーザーが可動部に加える力や操作量に応じて、移動量や移動速度を調整することができるので、ユーザーの好みに応じた位置姿勢の微調整を行うことが可能となる。
力閾値V1,V2や移動量ΔL等の複数のパラメーターのうち、選択された移動タイプにおいて使用されるパラメーターのみが、ユーザーによる入力の対象となる。例えば、移動タイプとしてタイプ1が選択された場合には、力閾値V1と移動量ΔLの2つのパラメーターのみが入力の対象となる。
以上のように、第2実施形態では、入力受付部216が、第1方向と第2方向の設定をユーザーから受け付けるので、第2制御モードにおける第1方向と第2方向の関係をユーザーの好みに合わせて変更できる。また、第2制御モードの移動タイプとして、予め用意された複数のタイプのうちの1つを選択できるので、必要に応じた微調整を容易に行うことができる。
C.第3実施形態:
図10は、第3実施形態の第1制御モードにおける力と移動量の関係を示す説明図である。この第1制御モードでは、ユーザーがY軸方向である第1方向D1に沿ってエンドエフェクター130に並進力Fyを加えると、これに応じて可動部が第1方向D1に所定の移動量ΔLyだけ移動する。この移動量ΔLyは、例えば0.1mmから1mmの微小な値に設定される。ユーザーがX軸方向の並進力やZ軸方向の並進力を加えた場合も同様である。従って、この第1制御モードでは、エンドエフェクター130やTCPの位置を微調整することが可能である。この第1制御モードによる移動も「定量移動」に相当する。なお、第1制御モードとして、図8の第2制御モードで説明したような2段階定量移動を実行するようにしてもよい。この場合にも、第1制御モードでは、操作方向と移動方向は同じ方向である。
図11は、第3実施形態において力検出部で検出される力の変化の例を示すグラフである。第3実施形態は、第1制御モードの内容が第1実施形態と異なるだけであり、装置構成や処理手順は第1実施形態と同じである。
時刻t13までの期間は第1制御モードに設定されており、時刻t13で第1制御モードから第2制御モードに切り替えられている。時刻t13以降の第2制御モードの内容は、図6の時刻t4以降の第2制御モードの内容と同じであり、時刻t14,t15においてエンドエフェクター130が移動量ΔLzで移動している。時刻t13における制御モードの切替入力は、制御装置200又は教示装置300の入力部を用いて行われている。
時刻t11では、力閾値Mth以上となる回転力M11が検出されている。回転力M11が検出されると、回転力M11の方向に沿ってエンドエフェクター130が所定の移動量ΔRzだけ移動する。この移動量ΔRzはZ軸回りの回転角度である。時刻t12では、力閾値Fth以上となる並進力F11が検出されている。並進力F11が検出されると、並進力F11の方向に沿ってエンドエフェクター130が所定の移動量ΔLyだけ移動する。
以上のように、第1制御モードとしては、ダイレクトティーチ以外の他の種類の制御モードを利用可能である。この場合にも、上述した他の実施形態と同様に、ユーザーの入力に応じて第1制御モード又は第2制御モードが選択されるので、力の方向と可動部の移動方向との関係を容易に変更することができる。
D.他の実施形態:
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の形態で実現することができる。例えば、本発明は、以下の形態(aspect)によっても実現可能である。以下に記載した各形態中の技術的特徴に対応する上記実施形態中の技術的特徴は、本発明の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、本発明の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
(1)本発明の第1の形態によれば、可動部と、前記可動部に加えられた力を検出する力検出部とを備えるロボットを制御する制御装置が提供される。この制御装置は、前記ロボットの教示において、前記力検出部により検出された力の方向が第1方向の場合に前記第1方向に前記可動部を移動させる第1制御モードと、前記力検出部により検出された力の方向が前記第1方向の場合に前記第1方向と異なる第2方向に前記可動部を移動させる第2制御モードと、で前記可動部を制御する制御部を備える。前記制御部は、ユーザーの入力に応じて前記第1制御モード又は前記第2制御モードを選択する。
この制御装置によれば、ユーザーの入力に応じて第1制御モード又は第2制御モードを選択するので、力の方向と可動部の移動方向との関係を容易に変更することができる。
(2)上記制御装置において、前記可動部は、回動軸の周りに回動する回動部を有し、前記第1方向は、前記回動部を前記回動軸の周りに回動させる回動方向であり、前記第2方向は、前記回動軸の軸方向であるものとしてもよい。
この制御装置によれば、第2制御モードにおいて、回動部を回動させることによって、回動軸と平行な方向に可動部を移動させることができる。
(3)上記制御装置において、前記制御部は、前記ユーザーの入力として前記ユーザーが前記可動部に加えた力の変化パターンが予め定められた基準パターンに一致する場合に、前記第1制御モードと前記第2制御モードを切り替えるものとしてもよい。
この制御装置によれば、ユーザーが可動部に加える力の変化パターンに応じて、力の方向と可動部の移動方向との関係を容易に切り替えることができる。
(4)上記制御装置において、前記第1制御モードは、前記力検出部により検出された力に応じて連続的に前記可動部を移動させるモードであり、前記第2制御モードは、前記力検出部により検出された力に応じて予め決められた移動量で前記可動部を移動させるモードであるものとしてもよい。
この制御装置によれば、可動部を連続に移動させる第1制御モードと、可動部を一定の移動量で移動させる第2制御モードとを容易に切り替えることができる。
(5)上記制御装置において、前記第1制御モードと前記第2制御モードのそれぞれは、前記力検出部により検出された力に応じて予め決められた移動量で前記可動部を移動させるモードであるものとしてもよい。
この制御装置によれば、いずれも可動部を一定の移動量で移動させる制御モードである第1制御モードと第2制御モードを切り替えて、力の方向と可動部の移動方向の関係を容易に変更することができる。
(6)上記制御装置において、前記第2制御モードにおいて、前記力検出部により検出された力が大きくなるほど前記移動量が大きくなるものとしてもよい。
この制御装置によれば、第2制御モードにおいて、可動部に加える力が大きくなるほど大きな移動量で可動部を移動させることができる。
(7)上記制御装置において、前記第2制御モードにおいて、前記力検出部により検出された力が大きくなるほど前記可動部の移動速度が速くなるものとしてもよい。
この制御装置によれば、第2制御モードにおいて、可動部に加える力が大きくなるほど大きな移動速度で可動部を移動させることができる。
(8)上記制御装置において、前記第2制御モードにおいて、前記力検出部により検出された力の大きさが力閾値以上である継続時間が長くなるほど前記移動量が大きくなるものとしてもよい。
この制御装置によれば、第2制御モードにおいて、力閾値以上の力の継続時間が長くなるほど大きな移動量で可動部を移動させることができる。
(9)上記制御装置において、前記第1方向は、第1座標系で定義された方向であり、前記第2方向は、第2座標系で定義された方向であるものとしてもよい。
この制御装置によれば、第2制御モードにおいて、第2座標系で定義された第1方向に力を加えることによって、第2座標系で定義された第2方向に可動部を移動させることができる。
(10)上記制御装置において、前記第1座標系は、前記可動部の移動に応じて移動し、前記第2座標系は、前記可動部の移動に応じて移動しないものとしてもよい。
この制御装置によれば、第2制御モードにおいて、可動部の移動とともに方向が変化する第1方向に力を掛けることによって、可動部が移動しても移動しない第2方向に可動部を移動させることができる。
(11)上記制御装置は、前記第1方向と前記第2方向の設定をユーザーから受け付ける入力受付部を備えるものとしてもよい。
この制御装置によれば、第2制御モードにおける第1方向と第2方向の関係をユーザーの好みに合わせて変更できる。
(12)上記制御装置において、前記第1制御モードと前記第2制御モードのいずれが選択されているかを表示部に表示させる表示制御部を備えるものとしてもよい。
この制御装置によればものとしてもよい。が第1制御モードと第2制御モードのいずれの制御モードにあるかをユーザーが容易に知ることができる。
(13)本発明の第2の形態によれば、可動部と、前記可動部に加えられた力を検出する力検出部とを備えるロボットと、上述のいずれか一項に記載の制御装置と、を備えるロボットシステムが提供される。
このロボットシステムによれば、ユーザーの入力に応じて第1制御モード又は第2制御モードを選択するので、力の方向と可動部の移動方向との関係を容易に変更することができる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、ロボットとロボット制御装置とを備えたロボットシステム、ロボット制御装置の機能を実現するためのコンピュータープログラム、そのコンピュータープログラムを記録した一時的でない記録媒体(non-transitory storage medium)等の形態で実現することができる。
100…ロボット、110…基台、120…アーム、130…エンドエフェクター、170…アクチュエーター、190…力検出部、200…制御装置、210…プロセッサー、212…可動部制御部、214…制御モード選択部、216…入力受付部、220…メインメモリー、230…不揮発性メモリー、232…プログラム命令、234…教示データ、240…表示制御部、250…表示部、260…I/Oインターフェース、300…教示装置、310…入力ボタン、320…タッチパネル、330…緊急停止ボタン、340…スイッチ、400…パーソナルコンピューター、500…クラウドサービス

Claims (7)

  1. 回動軸の周りに回動する回動部を有する可動部と、前記可動部に加えられた力を検出する力検出部とを備えるロボットを制御する制御装置であって、
    前記ロボットの教示において、前記力検出部により検出された力の方向が第1方向の場合に、前記第1方向と異なる第2方向に前記力検出部により検出された力に応じて予め決められた移動量で前記可動部を移動させる第2制御モードで前記可動部を制御する制御部を備え、
    前記第1方向は、前記回動部を前記回動軸の周りに回動させる回動方向であり、
    前記第2方向は、前記回動軸の軸方向であ
    前記制御部は、前記ユーザーの入力として前記ユーザーが前記可動部に加えた力の変化パターンが予め定められた基準パターンに一致する場合に、前記第2制御モードと、前記第2制御モードと異なるモードである第1制御モードと、を切り替える、制御装置。
  2. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記第2制御モードにおいて、前記力検出部により検出された力が大きくなるほど移動量が大きくなる、制御装置。
  3. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記第2制御モードにおいて、前記力検出部により検出された力が大きくなるほど前記可動部の移動速度が速くなる、制御装置。
  4. 請求項1に記載の制御装置であって、
    前記第2制御モードにおいて、前記力検出部により検出された力の大きさが力閾値以上である継続時間が長くなるほど移動量が大きくなる、制御装置。
  5. 請求項1~4のいずれか一項に記載の制御装置であって、
    前記第1方向は、第1座標系で定義された方向であり、
    前記第2方向は、第2座標系で定義された方向である、制御装置。
  6. 請求項5に記載の制御装置であって、
    前記第1座標系は、前記可動部の移動に応じて移動し、
    前記第2座標系は、前記可動部の移動に応じて移動しない、制御装置。
  7. 可動部と、前記可動部に加えられた力を検出する力検出部とを備えるロボットと、
    請求項1~のいずれか一項に記載の制御装置と、
    を備えるロボットシステム。
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