JP7123308B2 - 人材マッチングシステム - Google Patents

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Description

本発明は人材マッチングシステムにおいて求職者および求人者の情報入力を支援するプログラムに関し、求職者と求人者とを好適にマッチングさせる人材マッチングシステムに関する。
特許文献1において、紹介されている通り、従来から、求職者から求職者情報の登録を受け付けると共に、求人者(企業)から求人情報の登録を受け付け、求職者に対して求人情報を提供したり、求人者に対して求職者情報を提供したりする求人求職情報提供システムが知られている。
例えば、特許文献2には、求職者により入力された「適用可能職種」及び「所有習熟度」と、求人者(企業)により入力された「適用可能職種」及び「所有習熟度」とを比較してジョブマッチングを行い、ジョブマッチングにより得られた情報を提供する人材マッチングシステムが開示されている。
また、特許文献3には、求職者により入力された「個人スキル」及び「希望待遇」と、求人者(企業)により入力された「求人スキル」及び「予定待遇」とを用いて求人情報の検索を行い、その検索により得られた求人情報を提供する求人求職仲介システムが開示されている。
また、特許文献4には、専門性の高い研究職人材を対象として、求人企業による求人対象の技術を示すテキストデータと、求職研究者による研究の分野を示すテキストデータとを用いて求人求職のマッチングを行う求人求職仲介システムが開示されている。
特許第5636013号 特開2002-157450号公報 特開平11-338879公報 WO2008/004563号
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、コミュニティサイトのID情報等を用いて求職マッチングを行うため、このようなコミュニティサイトを利用していない求職者は利用が制限される。また、特許文献2に記載の技術は、求職者の所有習熟度に基づき適正な求人情報を検索するものであるから、習熟度に関する正しい情報を入力しなければ希望する求人情報を検索することができない。また、特許文献3で触れられている「求人スキル」に関して求人者が検索する際に適切な用語を思い浮かべることができない場合、求職者を適切に抽出することが困難となる。さらに、特許文献4に記載の技術は、求職者である研究者と求人側の企業の双方が必要なテキストデータを入力しなければならず、入力される内容が正確でない場合あるいは入力情報が少ない場合には、十分なマッチングができないという問題があった。また、求職者に時間と労力をかけて多くの情報入力をお願いすることは求職者のサービス利用率の低下につながり、求職者母集団を形成して人材マッチングを行うビジネスにおいて好ましくないという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、求職者および求人者の情報入力負担を減らすことで、簡便に人材マッチングを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る第1態様は、就職を求める求職者と人材採用を行う求人者との人材マッチングを行う人材マッチングシステムにおいて、前記求職者により入力され、該求職者と該求職者が現在在籍するまたは過去に在籍した教育機関に関する情報とからなる求職者情報と、該求職者情報と関連するキーワード情報とを取得する求職者情報取得部と、前記求人者により入力される該求人者に関する求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを取得する求人者情報取得部と、前記求人者情報取得部により取得された求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを格納する求人者情報データベースと、前記求職者情報取得部により取得されたキーワード情報と前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とを照合するキーワード情報照合部と、前記キーワード情報照合部の照合により、前記求職者情報取得部により取得されたキーワード情報と前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とが所定の関連度を有するか否かを判定する照合判定部とを備える。
上記態様では、前記照合判定部による照合結果を出力する情報出力部をさらに備え、前記情報出力部は、前記照合判定部が前記求職者情報取得部により取得されたキーワード情報と前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とが所定の関連度を有すると判定される場合に、照合結果として、所定の関連度を有すると判断された前記求人者情報を出力する構成としてもよい。
さらに上記態様では、前記情報出力部により出力される情報に関する出力条件を設定する出力条件設定部をさらに備える構成としてもよい。
さらに上記態様では、前記求職者による求職者情報とキーワード情報との入力を保持する入力補助部とをさらに備え、前記入力補助部は、複数の教育機関に関する情報と、該教育機関情報と関連するキーワード情報とを格納する基本情報データベースと、基本情報データベースに格納された情報を出力する基本情報出力部とを備える構成としてもよい。
さらに上記実施態様では、前記求人者情報データベースは、前記求職者により入力され、前記キーワード情報と関連付けられる求人者評価情報をさらに格納し、前記キーワード情報照合部は、前記求職者情報取得部により取得されたキーワード情報と、前記求人者情報データベースに格納された前記求人者評価情報と関連するキーワード情報とを照合する構成としてもよい。
本発明に係る第2態様は、就職を求める求職者と人材採用を行う求人者との人材マッチングを行う人材マッチングシステムにおいて、前記求職者により入力され該求職者と該求職者が現在在籍するまたは過去に在籍した教育機関に関する情報とからなる求職者情報を取得する求職者情報取得部と、前記求職者情報取得部により取得された求職者情報と、該求職者情報と関連するキーワード情報とを格納する求職者情報データベースと、前記求人者により入力される該求人者に関する求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを取得する求人者情報取得部と、前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と前記求人者情報取得部により取得されたキーワード情報とを照合するキーワード情報照合部と、前記キーワード情報照合部の照合により、前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と前記求人者情報取得部により取得されたキーワード情報とが所定の関連度を有するか否かを判定する照合判定部とを備える。
上記態様では、前記照合判定部による照合結果を出力する情報出力部をさらに備え、前記情報出力部は、前記照合判定部が前記求人者情報取得部により取得されたキーワード情報と前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報とが所定の関連度を有すると判定される場合に、照合結果として、所定の関連度を有すると判断された前記求職者情報を出力する構成としてもよい。
さらに上記態様では、前記情報出力部により出力される情報に関する出力条件を設定する出力条件設定部をさらに備える構成としてもよい。
さらに上記実施態様では、前記求職者情報データベースは、前記求人者により入力され、前記キーワード情報と関連付けられる求職者評価情報をさらに格納し、前記キーワード情報照合部は、前記求職者情報データベースに格納された前記求職者評価情報と関連するキーワード情報と、前記求人者情報取得部により取得されたキーワード情報とを照合する構成としてもよい。
本発明に係る第3の態様は、就職を求める求職者と人材採用を行う求人者との人材マッチングを行う人材マッチングシステムにおいて、前記求職者により入力され該求職者と該求職者が現在在籍するまたは過去に在籍した教育機関に関する情報とからなる求職者情報を取得する求職者情報取得部と、前記求職者情報取得部により取得された求職者情報と、該求職者情報と関連するキーワード情報とを格納する求職者情報データベースと、前記求人者により入力される該求人者に関する求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを取得する求人者情報取得部と、前記求人者情報取得部により取得された求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを格納する求人者情報データベースと、前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と、前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とを照合するキーワード情報照合部と、前記キーワード情報照合部の照合により、前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とが所定の関連度を有するか否かを判定する照合判定部とを備える。
上記態様では、前記求職者情報データベースおよび前記求人者情報データベースの少なくともいずれかに格納される情報の更新の有無を判定する情報更新判定部と、前記情報更新判定部が、前記求職者情報データベースと前記求人者情報データベースとの少なくともいずれかに格納される情報が更新されたと判定した場合に、前記キーワード情報照合部に対して、前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と、前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報との照合を指示する情報照合指示部とをさらに備える構成としてもよい。
上記態様によれば、求職者と、求職者によって入力される教育機関に関する情報とからなる求職者情報と、求人者によって入力される求人者情報とが、ぞれぞれのキーワード情報と関連付けられ、このキーワード情報を介して、求職者情報と求人者情報との照合、すなわちマッチング処理が行われるので、求職者は教育機関に関する情報を入力するだけで人材マッチングを実現することができる。したがって、求職者は、一般のマッチングシステムにおいて要求される、自身に関する詳細情報の入力を行う必要がない。また、求職者によって入力情報の優劣が生じることができないので、求職者の入力内容に依存することなく高い精度で人材マッチングを実現することができるほか、求人者の担当者が人材データベースで人材検索する際に適切な用語を思い浮かべることができないことによる人材マッチングの機会損失を低減することができる。また、求人者の担当者が人材データベースで人材検索する際に適切な用語を思い浮かべることができないことによる人材マッチングの機会損失を低減することができる。
実施形態に係る人材マッチングシステムの構成を示す図である。 実施形態に係る人材マッチングシステムにおけるサーバ装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施形態に係る人材マッチングシステムにおけるサーバ装置の構成を示す機能ブロック図である。 第1実施態様に係る人材マッチングシステムにおけるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 第1実施態様に係る人材マッチングの処理を示すフローである。 第1実施態様に係る人材マッチングの入力操作を示す図である。 第2実施形態に係る人材マッチングの処理を示すフローである。 第2実施形態に係る人材マッチングの入力操作を示す図である。 第3実施態様に係る人材マッチングシステムにおけるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 第3実施態様に係る人材マッチングの処理を示すフローである。 第4実施態様に係る人材マッチングの処理を示すフローである。 第5実施態様に係る人材マッチングシステムを説明する図である。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に、本発明の実施の形態に係る人材マッチングシステム1の構成を示す。本実施形態に係る人材マッチングシステム1は、求職者側端末100と、求人者側端末200と、サーバ装置300と、これらを相互に通信可能とする通信ネットワーク400とから構成される。
求職者側端末100は、就職を希望する学生や転職を希望する社会人などの求職者が人材マッチングに必要な情報入力のために利用する端末であり、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどが挙げられる。求職者端末100は、通信ネットワーク400を介してサーバ端末300と接続されており、通信ネットワーク400を介してサーバ端末との間でデータの送受信がなされる。求職者側端末100は上記したものに限られず、携帯電話、PDAなどデータの通信が可能なものであればあらゆる手段のものを用いることができる。
求職者側端末100は、各種情報を表示する表示部110と、表示部110上に配置され情報入力が可能な入力部120を有する。入力部120は、求職者による求人者情報検索を行うために必要な情報の入力やその他の操作を受け付けるためのインターフェースである。入力部120は、例えばソフトウェアによって実現されるグラフィカルユーザインタフェース(GUI)によって表され、文字等の入力や、タッチパネルを介して画面をタップする操作など、種々の入力方式により実現される。入力部120への入力操作は、文字等を直接的に入力することはもちろん、複数の選択肢の中から該当する項目を選択することにより実現されてもよい。この場合、選択肢の表示は、プルダウン状に複数の選択肢を表示する態様や、複数の選択肢をボタン状に表した態様など様々な態様を用いることができる。また、入力操作は、上記のように視覚的に表される形態に限られず、音声など他の手段により実現されるものであってもよい。
求職者は、人材マッチングのサービスを受けるために、求職者側端末100の表示部110に配置される入力部120に対して求職者情報を入力する。求職者情報とは、求職者が現在在籍するまたは過去に在籍していた大学や工業高等専門学校等の教育機関に関する情報(以下「教育機関情報」という)である。ここで教育機関情報とは、その名称や所在地、学内の組織、研究室・ゼミ、所属教官(教授、准教授、助教など)、研究室・ゼミや所属教官による論文、学会発表、著書などの学術成果など、教育機関に関する様々な情報をいう。
また求職者情報には、上記に加えて、求職者が社会人である場合には現在までに所属してきた企業に関する職務経歴情報を含めることができる。具体的には、求職者が現在までに在籍してきた企業、在籍時に所属していた所属部署、当該所属部署にて担当する研究・開発テーマなどの職務内容、論文発表や特許などの職務における成果などに関する情報が挙げられる。なお、ここでいう企業とは、株式会社、有限会社といった法人格の団体だけでなく、国や行政の機関や、独立行政法人、一般社団法人、個人事業主など求職者が勤務先として所属可能なあらゆる団体や機関を含めることができる。
求職者は、人材マッチングのサービスを受けるために、上述の求職者情報に加えて、求職者情報と関連するキーワード情報の入力が求められる。キーワード情報の詳細は後述する。求職者は、求職者情報とキーワード情報を求職者側端末100の入力部に直接的に入力することもできるが、当該情報の入力は求職者にとって負担であるため、通常は情報入力を補助するための入力補助部350が活用される。入力補助部350の詳細は後述する。
求人者側端末200は、求人者である企業や当該企業に代わり転職等を斡旋するスカウト機関(転職エージェントとして機能する企業や個人を含む)などが人材マッチングに必要な情報入力のために利用する端末である。当該企業に関する概要情報や、具体的な募集職種などの求人者情報を入力または登録したり、情報を閲覧するために用いる端末であり、主としてパーソナルコンピュータが挙げられる。求人者側端末200は、通信ネットワーク400を介してサーバ端末300と接続されており、通信ネットワーク400を介してサーバ端末との間でデータの送受信がなされる。求職者側端末100は上記したものに限られず、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話、PDAなどデータの通信が可能なものであればあらゆる手段のものを用いることができる。
求人者は、人材マッチングのサービスを受けるために、求人者側端末200に対して求人者情報を入力する。求人者情報とは、求人者である企業についての概要情報や、具体的な募集職種の情報、当該職種の技術分野に関する情報などであり、企業に関して一般情報として入手可能な情報や人事情報など一般に非公開な内部情報などが該当する。したがって求人者情報は、企業の名称とコンタクト可能な連絡先といった簡易的な情報だけでもよく、求人票やこれに相当する詳細な情報でもよい。
求人者は、人材マッチングのサービスを受けるために、求人者情報に加え、求人者情報と関連するキーワード情報の入力が求められる。キーワード情報の詳細は後述する。求人者は、求人者情報とキーワード情報を求人者側端末200の入力部に直接的に入力することもできるが、当該情報の入力は求人者にとって負担であるため、通常は情報入力を補助するための入力補助部350が活用される。入力補助部350の詳細は後述する。
サーバ装置300は、求職者側端末100および求人者側端末200からの情報入力を受け付けるとともに、求職者若しくは求人者からの入力情報に基づいて、求職者と求人者との人材マッチングに関する処理を行う。サーバ装置300は、通信ネットワーク400を介して求職者側端末100および求人者側端末200と接続される。
サーバ装置300の概略構成を機能ブロック図として図2に示す。サーバ装置300は、CPUやメモリなどを備えたコンピュータ装置によって構成される。
サーバ装置300は、求職者情報取得部310、求職者情報データベース311、求人者情報取得部320、求人者情報データベース321、キーワード情報照合部330、照合判定部331、情報出力部340、出力条件設定部341、評価情報取得部350、入力補助部360、基本情報データベース361、基本情報出力部362を備える。サーバ装置300は、これらの構成に対する指令やその他動作制御を行う機能を有する。なおサーバ装置300に含まれる上記構成は、1つまたは複数のコンピュータ装置によって構成されていてもよく、一部または全部の構成がサーバシステムやクラウド上のシステムとして構成されていてもよい。
求職者情報取得部310は、求職者側端末100の表示部110に配置される入力部120に入力された求職者情報および求人者情報と関連するキーワード情報を通信ネットワーク400を介して取得する。求職者情報とキーワード情報との関連付けについては後述する。
求職者情報データベース311は、求職者情報取得部310により取得された求職者情報および当該求職者情報と関連するキーワード情報を格納する。本実施形態において求職者情報データベース311は、サーバ装置300内の構成用として説明するが、同一サーバ装置内に配置されている必要はなく、クラウド上や、有線もしくは無線で接続された他の格納手段に配置されるなど、サーバ装置300外に配置されていてもよい。求職者情報データベース311に格納される求職者情報およびキーワード情報は、後述する人材マッチングの処理に利用される。なお、求職者情報データベース311は、人材マッチングシステムの態様によっては必ずしも必須の構成ではない。例えば、求職者からの入力情報をサーバ装置300内に格納するのではなく、求職者が当該人材マッチングシステムを一時的に利用したい場合には、上述の求職者情報取得部310により取得された求職者情報およびキーワード情報に基づいて人材マッチングの処理が行われる構成とすることができる。
求人者情報取得部320は、求人者側端末200により入力された求人者情報および求人者情報と関連するキーワード情報を通信ネットワーク400を介して取得する。求人者情報とキーワード情報との関連付けについては後述する。
求人者情報データベース321は、求人者情報取得部320により取得された求人者情報および当該求人者情報と関連するキーワード情報とを格納する。本実施形態において求人者情報データベース321は、サーバ装置300内の構成用として説明するが、同一サーバ装置内に配置されている必要はなく、クラウド上や、有線もしくは無線で接続された他の格納手段に配置されるなど、サーバ装置300外に配置されていてもよい。求人者情報データベース321に格納される求職者情報およびキーワード情報は、後述する人材マッチングの処理に利用される。なお、求人者情報データベース321は、人材マッチングシステムの態様によっては必ずしも必須の構成ではない。例えば、求人者からの入力情報を求人者情報データベース321内に格納するのではなく、求人者による一時的利用に対応するため、求人者情報取得部320が取得した情報に基づき人材マッチングの処理が行われる構成とすることができる。
キーワード情報照合部330は、求職者側端末100から入力される情報に基づくキーワード情報と求人者側端末200から入力される情報に基づくキーワード情報との照合を行う。すなわち、キーワード情報照合部330は、求職者側、求人者側双方のキーワード情報を照合させることによって、両者の人材マッチング処理を実行するための一部機能を果たす。キーワード情報照合部330による照合は、(i)求職者情報取得部310により取得されたキーワード情報と、求人者情報データベース321に格納されたキーワード情報との照合、(ii)求職者情報データベース311に格納されたキーワード情報と、求人者情報取得部320により取得されたキーワード情報との照合、(iii)求職者情報データベース311に格納されたキーワード情報と、求人者情報データベース321に格納されたキーワード情報との照合、および(iv)求職者情報取得部310により取得されたキーワード情報と、求人者情報取得部320により取得されたキーワード情報との照合、が対象となる。
照合判定部331は、上記キーワード情報照合部330により照合された結果を判定する。具体的には、求職者側のキーワード情報と求人者側のキーワード情報とが完全に一致するか否かの観点に加えて、両者のキーワード情報間の関連度を考慮して判定する。関連度とは、求職者側のキーワード情報と求人者側のキーワード情報との関連性に関する尺度であり、人材マッチング処理において、どの程度マッチングが成功しやすいかを表す目安となる。関連度は、マッチング指数といった数値として定量的に表現することもできるが、関連度高、中、低など定性的に表現することもできる。関連度は特定の条件に基づき設定されるが、類義語、同義語など用語の意味としての観点や、技術分野、技術開発の要素など技術的観点、その他産業的観点、社会的観点など様々な観点から関連度を設定することができる。
情報出力部340は、照合判定部331の判定結果に関する情報を出力する。具体的には、照合判定部331において行われる求職者側のキーワード情報と求人者側のキーワード情報との照合の結果、双方のキーワード情報の関連度が所定の閾値以上である場合に、情報出力部340は、当該キーワード情報と関連する求人者情報を出力する。例えば、関連度が上述のマッチング指数によって表現される場合、マッチング指数が80ポイント(pt)以上の場合を所定の閾値以上として情報出力する。なお出力する条件は所定の閾値以上だけではなく、上記関連度が所定の閾値未満である場合にも、その旨を示す情報を出力してもよい。また、出力する情報としては、求人者情報だけでなく、上記マッチング指数などの関連度に関する情報も併せて含めてもよい。また情報出力部340により出力される情報は、上述のようなマッチング処理の最終結果に関する情報だけではなく、仮のマッチング処理の結果に関する情報として出力し、更なる条件設定を可能とする態様とすることもできる。
また、情報出力部340による情報出力の態様としては、照合結果を求職者側端末100若しくは求人者側端末200に通信ネットワーク400を介して送信し、求職者側端末100若しくは求人者側端末200の表示画面に表示させる態様が挙げられる。しかし、情報出力の態様としてはこれに限られず、照合結果を電子メールやソーシャルネットワークサービス(SNS)によるメッセージアプリケーションなどを介して送信し、求職者若しくは求人者に当該送信された内容を確認させる態様をとることもできる。さらには、照合結果に関する情報を求職者に対して直接送信(出力)するのではなく、情報出力部340により出力された照合結果をサーバ装置300内或いはクラウドサービス上に一時的に格納し、求職者若しくは求人者が格納された情報にアクセスすることで当該照合結果を確認できる態様とすることもできる。
出力条件設定部341は、情報出力部340によって出力される情報や出力するための出力条件を設定する。出力条件設定部341は、サーバ装置300側が出力条件を設定する場合に活用されるだけではなく、ユーザである求職者若しくは求人者が自ら受信したい情報を設定する際にも活用できる。
求職者および求人者が条件設定する場合について例を挙げて説明する。求職者であれば、求職者が面談や企業説明会などのオファーを希望する求人者情報を優先的に絞り込むことにより、希望に沿った情報の受信ができるように活用することができる。
一方、求人者であれば、人材採用を希望する求職者情報を、優先したいキーワード情報や教育機関情報に基づいて絞り込むことにより、希望に沿った情報の受信ができるように活用することができる。
出力条件設定部341は、通信ネットワーク400を介して求職者側端末100と接続され、端末から条件設定を行うことができる。出力条件設定部341が接続される対象は上記端末100、200には限られず、サーバ装置300とオフラインで接続された端末と接続され当該端末から設定する態様をとることもできる。
評価情報取得部350は、求職者情報データベース311や求人者情報データベース321に格納される情報に対して追加情報として求職者若しくは求人者の評価情報の入力を受け入れるための機能を有する。求職者若しくは求人者によりサーバ装置300に対して情報入力がなされ、求職者情報データベース311に求職者情報およびキーワード情報が一旦格納されると、以降格納された情報に基づいてマッチング処理(すなわち、キーワード情報照合部330による照合処理)が行われることとなるが、マッチング処理の精度を高めるために追加情報を入力したい場合が想定される。特に、求人者側においては、多くの採用活動を行うことにより、教育機関、所属研究室、指導教官などの情報カテゴリごとに、面談や選考を行った求職者の知識力、コミュニケーション能力、応用力など細かな情報(評価情報)を教育機関、研究室、指導教官などの教育機関情報やキーワード情報とに関連付けて記録し、蓄積することができる。このように各データベース311、321に格納された評価情報は、次回以降の採用において、採用人材の優先順位付けやオファーの要否を決める際の有用な情報となる。
評価情報取得部350による情報取得が人材マッチング処理に与える効果について説明する。評価情報取得部350が求職者に関する評価情報(以下「求職者評価情報」)や求人者に関する評価情報(以下「求人者評価情報」)を取得すると、これら評価情報が求職者情報データベース311若しくは求人者情報データベース321にキーワード情報と関連付けて格納される。こうして各データベース311、321に格納されたキーワード情報は、求職者や求人者の希望条件をより反映させた情報となる。したがって、このようなキーワード情報を適用してキーワード情報照合部330による照合が行われれば関連度の高い(より精度の高い)マッチング処理を実現することができる。
評価情報取得部350が取得する情報は、求職者側端末100若しくは求人者側端末200からの情報入力に基づくものである。情報入力の態様は特に限定されるものではないが、例えば各端末100、200の表示部上に表示されるリスト情報を用いることができる。リスト情報は、過去に行ったマッチング処理によって得られた求職者情報若しくは求人者情報をリスト化してまとめた情報である。求職者側から見れば採用してほしい企業情報およびこれと関連付けられるキーワード情報が列挙された情報であり、求人者側から見れば採用したい求職者情報およびこれと関連付けられるキーワード情報が列挙された情報である。このようなリスト情報に対して求職者評価情報若しくは求人者評価情報が入力されると求職者情報若しくは求人者情報ごとにキーワード情報が各評価情報と関連付けられる。
入力補助部360は、求職者側情報端末100からの求職者情報及びキーワード情報の入力、若しくは求人者側情報端末200からの求人者情報及びキーワード情報の入力に際して、その入力を補助する機能を有する。入力補助部360は、基本情報データベース361と基本情報出力部362とから構成される。
基本情報データベース361は、教育機関に関する情報(以下「教育機関情報」という)と、当該教育機関情報と関連するキーワード情報とを格納する。ここで教育機関情報とは、現在存在する或いは過去に存在した大学や高等専門学校のような教育機関について、その名称や所在地、学内の組織、研究室・ゼミ、所属教官(教授、准教授、助教など)、研究室・ゼミや所属教官による論文、学会発表、著書などの学術成果など、教育機関に関する様々な情報をいう。
また基本情報データベース361は、企業等に関する情報(以下「企業情報」という)と、当該企業情報と関連するキーワード情報とを格納することもできる。企業情報とは、現在存在する或いは過去に存在した法人格を有する企業や団体、法人格を有しない団体、国や行政の機関や、独立行政法人、一般社団法人その他機関などの経済活動を行う機関であり、その名称や所在地、企業内の組織や人事情報、事業分野、事業活動を担う商品やサービス、研究開発の技術分野、特許や技術報告書、研究発表などの研究開発成果など、これら機関に関する様々な情報をいう。これら企業情報とキーワード情報とを関連付けて格納しておくことで、現在は大学等の教育機関を卒業して社会人として活動している求職者においては、自身の職務経歴情報とキーワード情報とを関連付けたい場合にも活用することができる。
基本情報データベース361は、求職者情報を構成する教育機関情報、求人者情報を構成する企業情報とこれらと関連するキーワード情報を入力する際の補助的な機能を有する。すなわち、求職者若しくは求人者においては、自身の求職者情報もしくは求人者情報と関連するキーワード情報を考えて入力していくことは手間であり、また人によって知識や、入力のための適切な用語を発想する能力もスキル、経験も様々であるため情報入力にばらつきが出てしまう。基本情報データベース360には、求職者が入力するであろう教育機関情報が格納されるとともに、これらの情報と予め関連付けられたキーワード情報が格納されている。したがって、求職者若しくは求人者は、求職者情報若しくは求人者情報を入力するだけで関連するキーワード情報を得ることができる。
基本情報データベース361に格納される教育機関情報や企業情報と、キーワード情報との関連付けは、学術分野、産業分野等に応じて様々な観点から行うことができる。工学、理学などいわゆる理系の学術分野においては、各研究分野で使用される技術用語や専門用語、例えば、建築工学においては、免震、免震ゴム支承、確率論、鋼製橋脚といった用語が挙げられる。求職者情報や求人者情報と関連付けられるキーワード情報の数に制限はなく、関連付けられる情報は全て格納される。なお格納されるキーワード情報には、その関連度によって順位付けを行うこともできる。なお、関連付けは、予め設定される条件に基づき行われるが、AI(人工知能)や機械学習等の手段を活用することにより設定することもできる。なお、上述の関連付けにおいては、あるキーワード情報と同義或いは類義の用語についても求職者情報と関連付けるなど、類義語、同義語の辞書機能を活用することで各情報間の関連度を高めることもできる。さらに関連付けを行う条件としては、上記のような単語、用語といった短いワード長のものに限定されるものではなく、文脈、文章などのレベルのワード長のものを活用することもできる。これにより用語入力に関する表記の揺らぎをカバーすることができる。例えば、AIを活用して、大学の特定の研究室において現在までに発表されたすべての学術論文や学会発表の予稿集を抽出し、これらの論文等に記載される文章や文脈から関連するキーワード情報や技術分野を特定することもできる。
基本情報出力部362は、基本情報データベース360に格納された情報を求職者側端末100に対して通信ネットワーク400を介して出力し、基本情報データベース361とともにキーワード情報を抽出するための補助的機能を有する。基本情報出力部362が出力するキーワード情報は、内燃機関、燃焼工学といった単語、用語といった短いワード長の情報に限定されるものではなく、自動車のディーゼルエンジン技術、ベアリングの表面処理技術など文節や文章単位での情報であってもよい。
またサーバ装置300は、図3に示すように、情報更新管理部360を備える。ここで情報更新管理部370は、情報更新判定部371と、情報照合指示部372を備える。人材マッチングの処理は、情報入力を行った時のみならず、その後に蓄積され更新された情報に基づいて繰り返し行う場合が多い。そして、このような情報更新の有無を求職者や求人者が都度確認することは手間であり、情報更新があった場合には更新情報に基づいて自動的にマッチング処理が行われ、その結果が求職者や求人者に通知されることが望ましい。情報更新管理部370は、このような要求に対応するために設けられる。
情報更新判定部371は、求職者情報データベース311及び求人者情報データベース321と接続され、両データベース311、321に格納されている情報について、情報更新の有無を判定する。情報更新の基準、すなわちどの程度の情報変更があった場合に情報更新されたと判断するかの基準については適宜設定することができる。
情報照合指示部372は、情報更新判定部371において情報更新ありと判定された場合に、キーワード情報照合部330に対して、求職者側のキーワード情報と求人者側のキーワード情報との照合を指示する。
通信ネットワーク400は、一般に、Wi-Fiなどの無線通信を介したネットワークサーバにより実現されるが、有線通信によって実現されるものであってもよい。
(第1態様に係る人材マッチングシステム処理)
図4乃至6を用いて、人材マッチングシステムの処理について説明する。本実施態様では、求職者が求職者側端末100を介して情報入力を行い、サーバ装置300内に格納される求人者情報から希望する求人者情報を抽出する人材マッチングに関するものである。本実施態様に適用するサーバ装置300内は、図4に示す構成からなる。このサーバ装置300は、図2に示したサーバ装置300における求職者情報データベース311を備えておらず、キーワード情報照合部330は、求職者情報取得部310により取得されたキーワード情報と、求人者情報データベース321に格納されたキーワード情報との照合を行う。
ステップS101において、図6(a)に示すように、求職者は、表示部110に表示される技術分野に関する複数の選択肢の中から、現在在籍する研究室における研究活動において最も適当と判断される技術分野をタップすることにより選択する。技術分野の選択を確定すると表示部110内に配置される「この内容でマッチングする」と表示されるボタン121をタップする。これにより技術分野の入力が完了して表示部110の画面内容が次ステップの入力画面へと遷移する(ステップS102)。
次にステップS102において、図6(b)に示すように、表示部110には前ステップで選択した技術分野と関連する指導教官の氏名が複数の選択肢として表示される。当該選択肢は、基本情報データベース351に格納される情報群の中から基本情報出力部352を介して出力された情報である。入力部120は、求職者の情報入力をサポートするために、最初の1文字目を入力することで(例えば、「お」を入力)、候補となる指導教官の氏名が複数表示される(図6(b))。図6(c)に示すように、該当する指導教官名があれば、当該指導教官を選択肢の中から選択する。選択が完了すると表示部110内に配置される「この教官でマッチングする」と表示されるボタン122aをタップする。これにより指導教官の入力が完了し、教育機関情報が確定する(ステップS104)。
一方、当該複数の選択肢の中から該当する指導教官の氏名がない場合には、表示部110内に配置される「指導教官がない場合はこちら」と表示されるボタン122bをタップする。これにより、表示部110の画面内容が別の入力画面へと遷移する(ステップS103)。ステップS103において、求職者側端末100の表示部110には、教育機関に関して自由入力により情報入力を促す表示がなされる。求職者は、表示内容に従って入力部120に情報入力を行い、教育機関情報の入力が完了する(ステップS104)。
ステップS104において教育機関情報が確定すると、次に入力された教育機関情報と関連するキーワード情報を確定する処理が行われる。まず、ステップS105において、基本情報データベース351に格納される情報群(教育機関情報と当該教育機関情報と関連するキーワード情報)の中から、前ステップにおいて確定された教育機関情報と関連するキーワード情報を抽出し、基本情報出力部352により通信ネットワーク400を介して求職者側端末100へと送信される。
ステップS106において、図6(d)に示すように、求職者側端末100の表示部110には、入力した求職者情報に基づくキーワード情報が表示される。求職者は、求職者自身のキャリア等に照らして適当なキーワードであるかを判断する。キーワードが適当であると判断される場合には、求職者はマッチング処理を進行させるために表示部110内に配置される「マッチングを行う」と表示されるボタン123をタップする。これにより、キーワード情報が確定し、求職者情報とこれと関連するキーワード情報がサーバ装置300の求職者情報取得310により取得される(ステップS108)。
一方、キーワード情報が適当でないと判断される場合には、求職者は表示部110内に配置される「キーワードを追加・修正する」と表示されるボタン124aもしくは「教育機関情報を修正する」と表示されるボタン124bをタップすることにより、表示部110は、キーワード情報の自由入力を促す表示画面へと遷移する(ステップS107)。ステップS107において情報入力がなされたら当該情報が通信ネットワーク400を介してサーバ装置300へ送信される。これにより、キーワード情報が確定し、求職者情報とこれと関連するキーワード情報がサーバ装置300の求職者情報取得310により取得される(ステップS108)。
ステップS108において、求職者情報取得310により求職者情報とキーワード情報が取得されると、キーワード情報照合部330により、取得されたキーワード情報と、求人者情報データベース321に格納されるキーワード情報との照合が行われる(ステップS109)。
次いで、ステップS110において、照合判定部331により、取得されたキーワード情報と、求人者情報データベース321に格納されるキーワード情報とが所定の関連度を有するか否かが判定される。その結果、所定の関連度を有すると判定される場合には、求人者情報データベース321に格納された情報の中から当該関連度を有する求人者情報が抽出され、情報出力部340により、通信ネットワーク400を介して当該情報が求職者側端末100へと送信される。
求職者側端末100の表示部110には、図6(e)に示すように、表示部110には検索された求人者情報が表示される。このとき求人者情報として、求職者にマッチングした求人企業の件数が表示されるとともに、求職者に適した求人者情報であることを示す「マッチング指数」を数値化して表示する。マッチング指数は0から100までの数値で表され数値が大きいほど求職者に適した求人者情報であることを意味する。
求職者は、表示された求人者情報の詳細を見るために表示部110内に配置される「求人情報をみる」と表示されるボタン125をタップする。これにより表示画面が遷移し、図6(f)に示すように具体的な企業名が表示部110内に表示される。この際、表示される企業は求職者が入力した求職者情報と関連性の高いものから順番に表示される。なお、表示の順序は企業からのオファー新着順など他の条件に基づくものでもよい。さらに、表示された企業から詳細を確認した企業をタップすることにより選択し、表示部110内に配置される「オファー企業の詳細をみる」と表示されるボタン126をタップすると、当該企業に関する情報、すなわち企業の名称、所在地、従業員数など企業概要に関する情報が表示される(不図示)。
上記のように、求職者は求職者情報として教育機関情報の入力を行うだけで求職者にとって適当なキーワード情報が得られることとなり、高い精度でマッチング処理を行うことができる。
(第2実施態様に係る人材マッチングシステム処理)
本実施態様は、求職者が求職者情報として、現在在籍する大学等の教育機関に関する情報に加えて、求職者が自身の職務経歴情報を入力する点で第1実施態様と異なる。この実施態様では、求職者が現在企業等に在籍している場合において転職先として求人者情報を検索する場合を想定する。本実施形態に係る人材マッチングシステムの処理について、図7に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS201~S204の工程は上記第1実施態様におけるステップS101~S104の工程と同じである。すなわち、図6(a)乃至図6(d)に示すように、技術分野と指導教官を入力することにより、求職者の入力情報と関連するキーワード情報が求職者情報端末100の表示部110に表示される。当該キーワードが適当であると判断される場合には、求職者は表示部110内に配置される「マッチングを行う」と表示されるボタン123をタップする。これにより、求職者側端末100の表示部110の画面が職務経歴情報を入力するための画面へと遷移する(ステップS205)。
ステップS205において、図8(a)に示すように、表示部110には業種の選択を促すべく業種名が複数の選択肢として表示される。当該選択肢は、求職者情報データベース310に記憶される情報群の中から求職者情報検索部320によって検索抽出された情報である。求職者は、自身の職務経歴として最適の業種を選択し、処理を進行させるべく「業種を確定する」旨を表示するボタン127をタップすることにより業種の入力が完了する。入力が完了すると次処理の画面へと表示が遷移する(ステップS206)。
ステップS206において、図8(b)に示すように、表示部110には職種の選択を促すべく職種名が複数の選択肢として表示される。当該選択肢は、求職者情報データベース310に記憶される情報群の中から求職者情報検索部320によって検索抽出された情報である。求職者は、自身の職務経歴として最適の職種を選択し、処理を進行させるべく「職種を確定する」旨を表示するボタン127をタップすることにより職種の入力が完了し表示部110の画面内容が遷移する(ステップS207)。
ステップS207においては、図8(c)に示すように、表示部110に求職者が入力した業種と職種に関する情報が表示される。この内容で職務経歴情報を確定させる場合には、表示部110内に表示される「この内容でマッチングする」と表示されるボタン128をタップすることによりマッチング処理が行われる。一方、更なる職務経歴情報を入力する場合には表示部110内に表示される「職務経歴情報を追加する」と表示されるボタン129をタップすることにより、新たな勤務企業の情報を入力させるために表示部110の画面内容が業種情報の入力を促す画面に遷移する(ステップS205)。このように、複数の職務経歴情報を入力する場合には、ステップS205乃至ステップS207の処理を繰り返す。
ステップS207において職務経歴情報の入力が完了すると、ステップS208においてキーワード情報が出力される。以降の処理(ステップS210乃至ステップS215)は、第1の実施態様の処理(ステップS107~ステップS110)と同様である。
上記のように、求職者は教育機関情報の入力に加えて職務経歴情報の入力も行うことにより、求職者にとってより的確なキーワード情報が得られることとなり、より高い精度でマッチング処理を行うことができる。
(第3実施態様に係る人材マッチングシステム処理)
本実施態様について図9及び10を参照して説明する。本実施態様は、企業などの求人者が求人者側情報端末200を介してサーバ装置300に対して情報入力を行い、サーバ装置300内に格納される求職者情報を取得する構成に関するものである。本実施態様では、図2に示したサーバ装置300における求人者情報データベース321を備えておらず、キーワード情報照合部330は、求人者情報取得部320により取得されたキーワード情報と、求職者情報データベース311に格納されたキーワード情報との照合を行う。
ステップS301において、求人者は、求人者情報として、企業名称、入力担当者の氏名、連絡先などの情報を求人者側情報端末200を介して入力する。入力が完了すると、求人者側情報端末200の表示画面が遷移し、キーワード情報の入力を促す表示がなされる。
次いで、ステップS302において、求人者は、入力した求人者情報と、これと関連するキーワード情報を入力する。キーワード情報の入力は、サーバ装置300内の入力補助部360を介して行われる。具体的に、基本情報データベース361に格納されるキーワード情報が基本情報出力部362を介して入力候補として出力され、求人者は出力された情報から選択することでキーワード情報の入力を行う。入力が完了すると、当該情報が求人者情報取得部320により取得される(ステップS303)。
ステップS304において、キーワード情報照合部330により、求人者情報取得部320により取得されたキーワード情報と、求職者情報データベース311に格納されたキーワード情報との照合が行われる。
次いで、ステップS305において、照合判定部331により、上記照合結果について、所定の関連度(数値化した指標の場合には、所定の関連度値以上)マッチング指標を有するキーワード情報が抽出されたか否かが判定される。ここでは所定の関連度としてマッチング指数を指標とし、マッチング指数が80以上であると判定される場合には、当該関連度を有するキーワード情報及びこれと関連する求職者情報が出力され、通信ネットワーク400を介して求人者側情報端末200へと送信される(ステップS307)。
一方、照合の結果、所定の関連度を有するキーワード情報が抽出されなかったと判定された場合には、マッチング処理を終了する(ステップS307)。
上記のように、求人者は、求人者情報及びこれと関連するキーワード情報を入力するだけで、採用したい人材(求職者)に関する情報を高い精度で取得することができる。
上記実施態様では、所定の関連度としてマッチング指数を用いたがこれに限られず、他の数値化した指標でもよく、数値化以外の指標を用いてもよい。
(第4実施態様に係る人材マッチングシステムの処理)
本実施態様では、求人者が採用したい人材(求職者)を探す人材マッチング処理において、サーバ装置300の求職者情報データベース311に格納される情報の更新状態に応じて、条件に合致する求職者情報を求人者に対して自動通知する構成について説明する。図11に本実施態様に係るマッチング処理のフローを示す。
ステップS404において、情報更新判定部371は、求職者情報データベース311に格納される求職者情報及びキーワード情報に情報更新があったか否かを判定する。
ステップS402において、情報更新判定部371により情報更新ありと判定された場合には、情報照合指示部372がキーワード情報照合部330に対して情報照合を指示し、キーワード情報の照合が行われる(ステップS403)。一方、情報更新がないと判定された場合には処理を終了する(ステップS404)。
ステップS403において、キーワード情報照合部330により求職者情報データベース311に格納されるキーワード情報と求人者情報データベース321に格納されるキーワード情報との照合を行う。
ステップS405において、照合判定部331は両データベース311、321の格納情報から所定の関連度を有するキーワード情報が抽出されたか否かを判定し、当該キーワード情報が抽出されたと判定される場合には、情報出力部340により当該情報が出力される(ステップS406)。一方、当該キーワード情報が抽出されなかったと判定される場合には処理を終了する(ステップS407)。
情報出力部340は、抽出されたキーワード情報と関連する求職者情報を求人者側情報端末200に対して送信する。送信手法としては、求職者情報をそのまま出力送信することもできるが、ここでは、予め登録された求人者のメールアドレスやソーシャルネットワークサービス(SNS)のアカウントを送信先として、新しい求職者情報が抽出された旨のメッセージを送信する。メッセージを受信した求人者は、当該メッセージを確認するとともに求職者情報の詳細を確認する。なおこのような送信メッセージは、予めひな形として設定することもできる。
(第5実施態様に係る人材マッチングシステムの処理)
本実施態様では、求人者がサーバ装置300に対して予め入力した情報について、マッチング精度を高めるために新たな条件設定を行う構成について説明する。具体的には、求人者が求人者側端末200を介してサーバ装置300に対して求職者情報および当該求職者情報と関連するキーワード情報の入力を行い、マッチング処理により抽出された求職者情報をリスト情報として取得した状態において、このリスト情報に対して追加情報として求職者評価情報を入力することにより求人者自身がマッチング処理のための条件設定を行う構成について説明する。
求人者は、人材マッチング処理後に得られる、求職者情報データベース311に格納される求職者情報および当該求職者情報と関連するキーワード情報を図12に示すリスト情報500として確認する。
リスト情報500は、設定キーワード(キーワード情報照合部330による照合により抽出されたキーワード情報)、大学、指導教官、研究室、関連するキーワード(上記設定キーワードと関連付けられるキーワード情報)といったマッチング処理によって得られた初期情報に関する入力項目601と、マッチング処理では設定されないが求人者が直接情報入力可能な入力項目602で構成されている。
リスト情報500には、マッチング処理により得られた求職者に関する情報として、欲しい人材が所属する大学、指導教官、研究室に関する情報のみが列挙され、求職者個人の情報は列挙されていない。当該情報として、具体的な求職者個人に関する情報を列挙することもできるが、求める条件に合致する人材がまだ抽出されておらず、今後の情報更新や新たな人材の登録によって新たに該当する潜在的な人材を抽出するために上記項目を列挙する態様としている。
求人者は、求人者情報端末200を介して、リスト情報600における入力項目602に面談や選考を行って得た求職者評価情報をサーバ装置300に対して入力する。入力された情報は、評価情報取得部350により取得され、求職者情報データベース311に追加情報として格納される。具体的に求職者評価情報とは、過去に面接を行った求職者に関して、面接時の対応感触から得られる能力等の情報をコメント情報やランク情報として表したものである。すなわち、採用したい人材(求職者)の候補を特定の大学、教育機関、指導教官などを基準に選定する場合、同じ大学、教育機関、指導教官の出身であれば同水準の人材が得られるという根拠に基づき求職者情報を入力するものである。コメント情報は基本的に自由入力で求職者を評価するものである。ランク情報はA,B,Cなどで段階的に設定し、今後積極的に求職者情報として受信したいかどうかを表す指標として評価するものである。そしてこれらの求職者情報は、同じく求職者情報データベース311に格納されるキーワード情報と関連付けられ、キーワード情報の優先度等にも影響を与えることができる。このような情報を入力しておくことで、過去に面接した求職者の評価が高い場合には、次回以降も高評価の求職者をその所属機関等に応じて抽出できることが期待されるため、マッチング処理の精度を高めることができる。
以上に説明したように、本実施形態によれば、求職者は自身の該当する技術分野や指導教官名といった情報を入力するだけで求人者情報を検索することができるので、求職者に過度の情報入力を強いることなく人材マッチングを実現することができる。
上記実施態様では、求職者情報として入力するコメント情報は自由入力としたが、予め決められた項目を選択式としてこれを選択することにより情報を入力する態様としてもよい。またランク情報についても上記態様に限られず、数値化してもよいし、所定の指標に基づき表してもよい。
また上記実施態様では、求職者評価情報は、過去に面談や選考を行って得た情報について説明したが、これに限られず、求人者自身の企業に現在所属する或いは過去に所属した人材であって、在籍時の研究成果や企業への貢献などの在籍時評価を入力情報として適用することもできる。
また上記実施態様では、求人者が求職者情報データベース311に格納されるリスト情報500に対して情報入力を行う例を示したが、これに限られず、求職者が求人者情報データベース321に格納されるリスト情報に対して情報入力を行う態様にも当然に適用できる。この場合は、求職者はリスト情報に対して、例えば、意中の企業について、当該企業に在職中の社員による感想や評価、或いは口コミ等の外部評価などを求人者評価情報として入力することで、マッチング処理の精度を高めることができる。
本発明は上記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲においてあらゆる態様をとることができる。上記実施形態に示した構成は本発明の要旨を説明するための一例にすぎずこれらに限られるものではない。
上記実施形態において、キーワード情報は、基本情報データベース350に格納される情報群から取得することとしたが、これに限られず、情報検索はネットワーク或いはクラウド上などサーバ装置300外からの情報源を利用して検索することもできる。
上記実施形態においては、求職者は誰でも求人者情報を検索しその内容を確認することができる構成として説明したが、これに限られない。例えば、会員登録の仕組みを構築し、上記マッチング処理に基づく求人検索において特定の情報については会員登録され且つアクセス権限が承認された求職者のみが求人者情報を確認することができる態様としてもよい。或いは、アクセス権限の承認の有無によって、求職者が確認することのできる求人者情報に差を設ける態様としてもよい。
また、上記実施形態においては、求職者が求人検索の結果確認できる求人者情報として企業の概要情報を表示させる態様を示したが、これに限られない。求人者情報として、より詳細な情報、すわなち、一般的な求人票に相当する、具体的な職種や勤務条件、待遇といった人材採用に関する情報を表示させる態様としてもよい。
また上記実施形態においては、求職者が入力する教育機関情報として技術分野と担当教官の情報を対象としたが、それ以外の情報、例えば学術論文や学会発表内容など求職者が教育機関に在籍時に残したあらゆる成果を対象としてキーワード情報を検索する態様としてもよい。またこのような態様とする場合、求職者情報と求人者情報それぞれと関連付けられるキーワード情報については、求職者情報や求人者情報に含まれる単語や文節などから判断されるものだけでなく文脈や文章全体の構成から判断される内容に基づいて設定されるものであることが望ましい。
1 人材マッチングシステム
100 求職者側端末
110 表示部
120 入力部
200 求人者側端末
300 サーバ装置
310 求職者情報取得部
311 求職者情報データベース
320 求人者情報取得部
321 求人者情報データベース
330 キーワード情報照合部
331 照合判定部
340 情報出力部
341 出力情報設定部
350 評価情報取得部
360 入力補助部
361 基本情報データベース
362 基本情報出力部
370 情報更新管理部
371 情報更新判定部
372 情報照合指示部
400 通信ネットワーク
500 リスト情報

Claims (10)

  1. 就職を求める求職者と人材採用を行う求人者との人材マッチングを行う人材マッチングシステムにおいて、
    前記求職者により入力され、該求職者と該求職者が現在在籍するまたは過去に在籍した研究室における研究活動に関する情報を含む教育機関に関する情報とからなる求職者情報と、該求職者情報と関連するキーワード情報とを取得する求職者情報取得部と、
    前記求人者により入力される該求人者に関する求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを取得する求人者情報取得部と、
    前記求人者情報取得部により取得された求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを格納する求人者情報データベースと、
    前記求職者情報取得部により取得されたキーワード情報と、前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とを照合するキーワード情報照合部と、
    前記キーワード情報照合部の照合により、前記求職者情報取得部により取得されたキーワード情報と前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とが所定の関連度を有するか否かを判定する照合判定部とを備えるとともに、
    前記求職者による前記求職者情報と前記求職者情報と関連するキーワード情報との入力を補助する入力補助部とをさらに備え、
    前記入力補助部は、研究室における研究活動に関する情報を含む複数の教育機関に関する情報と、該教育機関に関する情報と関連するキーワード情報とを格納する基本情報データベースと、
    前記基本情報データベースに格納された情報を出力する基本情報出力部とを備える
    ことを特徴とする人材マッチングシステム。
  2. 前記照合判定部による照合結果を出力する情報出力部をさらに備え、
    前記情報出力部は、前記照合判定部が前記求職者情報取得部により取得されたキーワード情報と前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とが所定の関連度を有すると判定される場合に、照合結果として、所定の関連度を有すると判断された前記求人者情報を出力することを特徴とする請求項1に記載の人材マッチングシステム。
  3. 前記情報出力部により出力される情報に関する出力条件を設定する出力条件設定部をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の人材マッチングシステム。
  4. 前記求人者情報データベースは、前記求職者により入力され、前記キーワード情報と関連付けられる求人者評価情報をさらに格納し、
    前記キーワード情報照合部は、前記求職者情報取得部により取得されたキーワード情報と、前記求人者情報データベースに格納された前記求人者評価情報と関連するキーワード情報とを照合することを特徴とする請求項1乃至3に記載の人材マッチングシステム。
  5. 就職を求める求職者と人材採用を行う求人者との人材マッチングを行う人材マッチングシステムにおいて、
    前記求職者により入力され該求職者と該求職者が現在在籍するまたは過去に在籍した研究室における研究活動に関する情報を含む教育機関に関する情報とからなる求職者情報を取得する求職者情報取得部と、
    前記求職者情報取得部により取得された求職者情報と、該求職者情報と関連するキーワード情報とを格納する求職者情報データベースと、
    前記求人者により入力される該求人者に関する求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを取得する求人者情報取得部と、
    前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と、前記求人者情報取得部により取得されたキーワード情報とを照合するキーワード情報照合部と、
    前記キーワード情報照合部の照合により、前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と前記求人者情報取得部により取得されたキーワード情報とが所定の関連度を有するか否かを判定する照合判定部とを備えるとともに、
    前記求職者による前記求職者情報と前記求職者情報と関連するキーワード情報との入力を補助する入力補助部とをさらに備え、
    前記入力補助部は、研究室における研究活動に関する情報を含む複数の教育機関に関する情報と、該教育機関に関する情報と関連するキーワード情報とを格納する基本情報データベースと、
    前記基本情報データベースに格納された情報を出力する基本情報出力部とを備える
    ことを特徴とする人材マッチングシステム。
  6. 前記照合判定部による照合結果を出力する情報出力部をさらに備え、
    前記情報出力部は、前記照合判定部が前記求人者情報取得部により取得されたキーワード情報と前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報とが所定の関連度を有すると判定される場合に、照合結果として、所定の関連度を有すると判断された前記求職者情報を出力することを特徴とする請求項5に記載の人材マッチングシステム。
  7. 前記情報出力部により出力される情報に関する出力条件を設定する出力条件設定部をさらに備えることを特徴とする請求項6に記載の人材マッチングシステム。
  8. 前記求職者情報データベースは、前記求人者により入力され、前記キーワード情報と関連付けられる求職者評価情報をさらに格納し、
    前記キーワード情報照合部は、前記求職者情報データベースに格納された前記求職者評価情報と関連するキーワード情報と、前記求人者情報取得部により取得されたキーワード情報とを照合することを特徴とする請求項5乃至7に記載の人材マッチングシステム。
  9. 就職を求める求職者と人材採用を行う求人者との人材マッチングを行う人材マッチングシステムにおいて、
    前記求職者により入力され該求職者と該求職者が現在在籍するまたは過去に在籍した研究室における研究活動に関する情報を含む教育機関に関する情報とからなる求職者情報を取得する求職者情報取得部と、
    前記求職者情報取得部により取得された求職者情報と、該求職者情報と関連するキーワード情報とを格納する求職者情報データベースと、
    前記求人者により入力される該求人者に関する求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを取得する求人者情報取得部と、
    前記求人者情報取得部により取得された求人者情報と、該求人者情報と関連するキーワード情報とを格納する求人者情報データベースと、
    前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と、前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とを照合するキーワード情報照合部と、
    前記キーワード情報照合部の照合により、前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報とが所定の関連度を有するか否かを判定する照合判定部とを備えるとともに、
    前記求職者による前記求職者情報と前記求職者情報と関連するキーワード情報との入力を補助する入力補助部とをさらに備え、
    前記入力補助部は、研究室における研究活動に関する情報を含む複数の教育機関に関する情報と、該教育機関に関する情報と関連するキーワード情報とを格納する基本情報データベースと、
    前記基本情報データベースに格納された情報を出力する基本情報出力部とを備える
    ことを特徴とする人材マッチングシステム。
  10. 前記求職者情報データベースおよび前記求人者情報データベースの少なくともいずれかに格納される情報の更新の有無を判定する情報更新判定部と、
    前記情報更新判定部が、前記求職者情報データベースと前記求人者情報データベースとの少なくともいずれかに格納される情報が更新されたと判定した場合に、前記キーワード情報照合部に対して、前記求職者情報データベースに格納されたキーワード情報と、前記求人者情報データベースに格納されたキーワード情報との照合を指示する情報照合指示部とをさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の人材マッチングシステム。
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