JP7122848B2 - 内視鏡 - Google Patents
内視鏡 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7122848B2 JP7122848B2 JP2018072217A JP2018072217A JP7122848B2 JP 7122848 B2 JP7122848 B2 JP 7122848B2 JP 2018072217 A JP2018072217 A JP 2018072217A JP 2018072217 A JP2018072217 A JP 2018072217A JP 7122848 B2 JP7122848 B2 JP 7122848B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending
- built
- tubular member
- objects
- thickness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Description
本発明の他の態様の内視鏡は、挿入部の少なくとも一部を形成し、外力により湾曲される管状部材と、前記管状部材の内部に挿通される複数の内蔵物と、前記管状部材における先端側の部分を構成し、前記複数の内蔵物が配設され、第1の内径を有する第1の部分と、前記管状部材における基端側の部分を構成し、前記第1の部分の前記第1の内径より大きな第2の内径を有する第2の部分と、前記管状部材に内蔵され、回動自在に連接されている円環状の複数の湾曲駒と、を具備し、前記複数の湾曲駒は、前記第1の部分に内蔵される複数の第1の湾曲駒と、前記第2の部分に内蔵される複数の第2の湾曲駒と、を備え、前記第1の湾曲駒の第1の肉厚よりも前記第2の湾曲駒の第2の肉厚が小さく形成されており、前記管状部材の外径が略均一に形成され、前記第1の部分における前記複数の内蔵物の第1の充填率よりも前記第2の部分における前記複数の内蔵物の第2の充填率を低くした。
本発明の他の態様の内視鏡は、挿入部の少なくとも一部を形成し、外力により湾曲され、帯状部材を螺旋状に巻回形成した螺旋管および前記螺旋管の外周を覆う外皮を備えた可撓管と、前記管状部材の内部に挿通される複数の内蔵物と、前記管状部材における先端側の部分を構成し、前記複数の内蔵物が配設され、第1の内径を有する第1の部分と、前記管状部材における基端側の部分を構成し、前記第1の部分の前記第1の内径より大きな第2の内径を有する第2の部分と、を具備し、前記第1の部分における前記複数の内蔵物の第1の充填率よりも前記第2の部分における前記複数の内蔵物の第2の充填率を低くした。
なお、以下の説明において、下記の実施の形態に基づく図面は、模式的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、夫々の部分の厚みの比率などは現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面の相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。
図1は、内視鏡の全体構成を示す平面図、図2は挿入部の湾曲部の内部構成を示す断面図、図3は図2のIII-III線断面図、図4は図2のIV-IV線断面図、図5は湾曲した状態の湾曲部を示す図である。
図2に示すように、挿入部9は、先端部6に連設された湾曲部7内に先端側となる湾曲部7の第1の部分に配される第1の湾曲駒群30および基端側の湾曲部7の第2の部分に配される第2の湾曲駒群40が内蔵されている。
具体的には、図3および図4に示すように、挿入部9の湾曲部7内には、四本の湾曲操作ワイヤ27と、三つのライトガイドバンドル51と、撮像ケーブル52、アクチュエータ駆動ケーブル53、各種チャンネル54,55,56、グランド線57などの長尺部材が挿通されている。なお、これらの長尺部材は、挿入部9の全体に挿通されているものである。なお、これらの長尺部材は、図3および図4以外の図では簡略化のために省略している。
四本の湾曲操作ワイヤ27において、例えば図3中で上下に並んでいる一対の湾曲操作ワイヤの基端部は連結されており、上述した湾曲操作ノブ14と同軸で一体に回動されるプーリーに架設されている。また、左右に並んでいる一対の湾曲操作ワイヤの基端部も同様に連結されており、上述した湾曲操作ノブ15と同軸で一体に回動されるプーリーに架設されている。この構造により、湾曲操作ノブ14が回動操作されることで図3中の上下に並んでいる一対の湾曲操作ワイヤが交互に牽引弛緩され、湾曲操作ノブ15が回動されることで図3中の左右に並んでいる一対の湾曲操作ワイヤが交互に牽引弛緩され、湾曲部7が上下左右方向に湾曲される。
図6は、第1の変形例の挿入部の湾曲部の内部構成を示す断面図である。
図6に示すように、内視鏡2は、挿入部9の湾曲部7の先端側に内蔵される第1の湾曲駒群30を構成する複数の第1の湾曲駒31の厚さD1に対して、湾曲部7の基端側に内蔵される第2の湾曲駒群40を構成する複数の第2の湾曲駒41の厚さD2を薄く(小さく)して、複数の第1の湾曲駒31の内径φ1を小さくし、複数の第2の湾曲駒41の内径φ2を大きくした構成としてもよい。このような構成では、ブレード34,44を含む湾曲ゴム33,43が同じ所定の厚さdに設定されている。
このような構成としても、上述した作用効果を有する内視鏡2の構成とすることができる。
図7は、第2の変形例の可撓管部の一形態の構成を示す断面図、図8は第2の変形例の可撓管部の他の形態の構成を示す断面図である。
以上のように可撓管部8は、挿入部9の湾曲部7と同様な構成を有していてもよい。
3…光源装置
4…ビデオプロセッサ
5…カラーモニタ
6…先端部
7…湾曲部
8…可撓管部
9…挿入部
10…操作部
12…鉗子口
13…操作部本体
14,15…湾曲操作ノブ
16…湾曲操作部
17…ユニバーサルコード
18…スコープコネクタ
19…スコープケーブル
20…電気コネクタ部
21…送気送水制御部
22…吸引制御部
23…スイッチ部
24…固定レバー
25…先端構成部
26…糸巻接着部
27…湾曲操作ワイヤ
30…第1の湾曲駒群
31…第1の湾曲駒
33…第1の湾曲ゴム
34,44…ブレード
40…第2の湾曲駒群
41…第2の湾曲駒
42…基端湾曲駒
43…第2の湾曲ゴム
50…枢支部
51…ライトガイドバンドル
52…撮像ケーブル
53…アクチュエータ駆動ケーブル
54,55,56…各種チャンネル
57…グランド線
Claims (10)
- 挿入部の少なくとも一部を形成し、外力により湾曲される管状部材と、
前記管状部材の内部に挿通される複数の内蔵物と、
前記管状部材における先端側の部分を構成し、前記複数の内蔵物が配設され、第1の内径を有する第1の部分と、
前記管状部材における基端側の部分を構成し、前記第1の部分の前記第1の内径より大きな第2の内径を有する第2の部分と、
前記管状部材に内蔵され、回動自在に連接されている円環状の複数の湾曲駒と、
を具備し、
前記複数の湾曲駒は、
前記第1の部分に内蔵される複数の第1の湾曲駒と、
前記第2の部分に内蔵される複数の第2の湾曲駒と、
を有し、
前記複数の第1の湾曲駒および前記複数の第2の湾曲駒の肉厚が略均一であり、前記第2の湾曲駒の外径が前記第1の湾曲駒の外径より大きく形成され、
前記第1の部分における前記複数の内蔵物の第1の充填率よりも前記第2の部分における前記複数の内蔵物の第2の充填率を低くしたことを特徴とする内視鏡。 - 前記複数の内蔵物は、先端が固定されていることを特徴とする、請求項1に記載の内視鏡。
- 前記複数の内蔵物は、長尺部材であって、前記管状部材に挿通されていることを特徴とする、請求項2に記載の内視鏡。
- 前記管状部材を湾曲した状態での湾曲頂点部が前記第1の部分に含まれるように、前記第1の部分と前記第2の部分の長さを設定したことを特徴とする、請求項1に記載の内視鏡。
- 前記複数の第1の湾曲駒および前記複数の第2の湾曲駒を被覆する外皮を備え、
前記外皮は、前記第1の部分を覆う部分の第1の厚みよりも前記第2の部分を覆う部分の第2の厚みが小さく設定されており、前記管状部材の外径が略均一に形成されていることを特徴とする、請求項1に記載の内視鏡。 - 挿入部の少なくとも一部を形成し、外力により湾曲される管状部材と、
前記管状部材の内部に挿通される複数の内蔵物と、
前記管状部材における先端側の部分を構成し、前記複数の内蔵物が配設され、第1の内径を有する第1の部分と、
前記管状部材における基端側の部分を構成し、前記第1の部分の前記第1の内径より大きな第2の内径を有する第2の部分と、
前記管状部材に内蔵され、回動自在に連接されている円環状の複数の湾曲駒と、
を具備し、
前記複数の湾曲駒は、
前記第1の部分に内蔵される複数の第1の湾曲駒と、
前記第2の部分に内蔵される複数の第2の湾曲駒と、
を備え、
前記第1の湾曲駒の第1の肉厚よりも前記第2の湾曲駒の第2の肉厚が小さく形成されており、前記管状部材の外径が略均一に形成され、
前記第1の部分における前記複数の内蔵物の第1の充填率よりも前記第2の部分における前記複数の内蔵物の第2の充填率を低くしたことを特徴とする内視鏡。 - 前記複数の第1の湾曲駒および前記複数の第2の湾曲駒の外周面を被覆する外皮を備え、
前記外皮における前記第1の部分および前記第2の部分を覆う厚みが同じ形成されており、前記管状部材の外径が略均一に形成されていることを特徴とする、請求項6に記載の内視鏡。 - 挿入部の少なくとも一部を形成し、外力により湾曲され、帯状部材を螺旋状に巻回形成した螺旋管および前記螺旋管の外周を覆う外皮を備えた可撓管と、
前記可撓管の内部に挿通される複数の内蔵物と、
前記可撓管における先端側の部分を構成し、前記複数の内蔵物が配設され、第1の内径を有する第1の部分と、
前記可撓管における基端側の部分を構成し、前記第1の部分の前記第1の内径より大きな第2の内径を有する第2の部分と、
を具備し、
前記第1の部分における前記複数の内蔵物の第1の充填率よりも前記第2の部分における前記複数の内蔵物の第2の充填率を低くしたことを特徴とする内視鏡。 - 前記帯状部材の肉厚が略均一であって、
前記第1の部分に内蔵される前記螺旋管が前記第1の内径を備えた第1の外径が設定され、
前記第2の部分に内蔵される前記螺旋管が前記第2の内径を備えた前記第1の外径よりも大きな第2の外径を有し、
前記外皮が前記第2の部分を覆う部分の厚みが前記第1の部分を覆う部分の厚みより小さく設定されており、前記可撓管の外径が略均一に形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の内視鏡。 - 前記螺旋管の外径が略均一であって、
前記第1の部分に内蔵される前記螺旋管を形成する前記帯状部材が第1の肉厚を有し、
前記第2の部分に内蔵される前記螺旋管を形成する前記帯状部材が前記第1の肉厚よりも小さな第2の肉厚を有し、
前記外皮の厚みを略均一にして、前記可撓管の外径が略均一に形成されていることを特徴とする、請求項8に記載の内視鏡。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018072217A JP7122848B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 内視鏡 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018072217A JP7122848B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 内視鏡 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019180584A JP2019180584A (ja) | 2019-10-24 |
JP7122848B2 true JP7122848B2 (ja) | 2022-08-22 |
Family
ID=68337267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018072217A Active JP7122848B2 (ja) | 2018-04-04 | 2018-04-04 | 内視鏡 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7122848B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000051144A (ja) | 1998-08-07 | 2000-02-22 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP2002236260A (ja) | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP2004049525A (ja) | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Pentax Corp | 内視鏡の挿入部構造 |
JP2009207529A (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
JP2015136441A (ja) | 2014-01-21 | 2015-07-30 | オリンパス株式会社 | 内視鏡可撓管部 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01242026A (ja) * | 1988-03-23 | 1989-09-27 | Toshiba Corp | 内視鏡 |
US5299560A (en) * | 1992-06-18 | 1994-04-05 | Olympus Optical Co., Ltd. | Endoscope in which a bend remaining in the insertion portion upon removal from storage is reduced |
JP3733610B2 (ja) * | 1995-04-18 | 2006-01-11 | フジノン株式会社 | 螺旋管の形成方法 |
JPH09491A (ja) * | 1995-06-21 | 1997-01-07 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡用湾曲管の節輪製造方法 |
JPH09140660A (ja) * | 1995-11-29 | 1997-06-03 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP3623298B2 (ja) * | 1996-01-25 | 2005-02-23 | オリンパス株式会社 | 内視鏡 |
JPH1156763A (ja) * | 1997-08-21 | 1999-03-02 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
-
2018
- 2018-04-04 JP JP2018072217A patent/JP7122848B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000051144A (ja) | 1998-08-07 | 2000-02-22 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP2002236260A (ja) | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Olympus Optical Co Ltd | 内視鏡 |
JP2004049525A (ja) | 2002-07-19 | 2004-02-19 | Pentax Corp | 内視鏡の挿入部構造 |
JP2009207529A (ja) | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Olympus Medical Systems Corp | 内視鏡 |
JP2015136441A (ja) | 2014-01-21 | 2015-07-30 | オリンパス株式会社 | 内視鏡可撓管部 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019180584A (ja) | 2019-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2501662C (en) | Endoscope system | |
US20170095138A1 (en) | Endoscope bending tube and endoscope provided with endoscope bending tube | |
US9763561B2 (en) | Attachment unit and endoscope | |
US10149608B2 (en) | Bending portion for endoscope and endoscope including bending portion for endoscope | |
US10258223B2 (en) | Inserting instrument, rotary unit and inserting apparatus | |
JP5390048B1 (ja) | 内視鏡システム | |
US20100168519A1 (en) | Endoscope Flexible Tube and Endoscope Device | |
JP5711434B1 (ja) | 内視鏡 | |
US20130331651A1 (en) | Flexible tube portion of endoscope and endoscope having this flexible tube portion | |
US9872607B2 (en) | Endoscope | |
US20170079505A1 (en) | Endoscope bending portion and endoscope | |
WO2011161983A1 (ja) | 内視鏡の可撓管部と、この可撓管部を有する内視鏡 | |
US20170172385A1 (en) | Endoscope | |
US10156304B2 (en) | Flexible tube and insertion device | |
US9848759B2 (en) | Coil structure used in endoscope and endoscope and treatment instrument including coil structure | |
JP7122848B2 (ja) | 内視鏡 | |
JP5810037B2 (ja) | 内視鏡システム | |
JP4577473B2 (ja) | 内視鏡 | |
WO2020096035A1 (ja) | 内視鏡 | |
JP7145663B2 (ja) | 挿入装置 | |
JP5797363B1 (ja) | 内視鏡に用いられるコイル構造、このコイル構造を備えた内視鏡および処置具 | |
JP2002355217A (ja) | 内視鏡 | |
JP6157433B2 (ja) | 内視鏡及び内視鏡システム | |
JP2018175225A (ja) | 内視鏡システム | |
JPWO2018116557A1 (ja) | 湾曲管構造および内視鏡 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210303 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20210303 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220208 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220719 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220809 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7122848 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |