JP7122697B2 - 駐車支援装置 - Google Patents

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Description

本開示は、駐車支援技術、特に駐車操作を支援する駐車支援装置に関する。
駐車支援装置は、運転者が車両を駐車目標位置へ移動させる駐車操作を行う際に、運転者によるステアリング操作を自動操舵にして駐車操作の支援を行うことで、駐車を容易にするために使用される。駐車支援装置は、車両の停車中に据え切りを実行する場合、据え切りが終了すると、運転者にギアの位置を指示するとともに、アクセルを踏むように報知する。その結果、車両は駐車目標へ移動を開始する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003-341543号公報
駐車支援装置は、電動パワーステアリングを制御して操舵トルクを発生させ、ハンドルの操舵を行うが、電動パワーステアリングの種類に応じて発生可能な操舵トルクが異なる。操舵トルクの小さい電動パワーステアリングにおける据え切りの許容操舵角は、操舵トルクの大きい電動パワーステアリングにおける据え切りの許容操舵角よりも小さくなる。据え切りの許容操舵角が小さくなると、切り返し回数の多い駐車経路が生成されてしまう。
本開示はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、車両を駐車目標位置へ移動させる際に、自動操舵による駐車操作の支援を行う駐車支援装置において、電動パワーステアリングの操舵トルクが小さい場合でも、切り返し回数の増加を抑制する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の駐車支援装置は、操舵トルクを発生する電動パワーステアリングを備える車両を駐車目標位置へ移動させる際に、電動パワーステアリングを制御して駐車操作の支援を行う駐車支援装置であって、駐車目標位置への経路を算出する経路算出部と、走行速度を取得する取得部と、取得部において取得した走行速度において、経路算出部において算出した経路に沿うための目標操舵角以上の許容操舵角となる算出操舵速度を算出する操舵速度算出部と、算出操舵速度以下となるように、経路に沿った操舵の指示を電動パワーステアリングに対して出力する出力部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本開示の表現を装置、システム、方法、プログラム、プログラムを記録した記録媒体、本装置を搭載した車両などの間で変換したものもまた、本開示の態様として有効である。
本開示によれば、車両を駐車目標位置へ移動させる際に、自動操舵による駐車操作の支援を行う駐車支援装置において、電動パワーステアリングの操舵トルクが小さい場合でも、切り返し回数の増加を抑制できる。
本実施例の比較対象となる車両による駐車の概要を示す図である。 図2(a)-(b)は、図1の駐車の概要を詳細に説明するための図である。 図3(a)-(c)は、図1の駐車の概要を詳細に説明するための別の図である。 本実施例に係る車両の構成を示す図である。 図4の撮像装置の配置を示す図である。 図4の制御部における操舵速度算出部での処理の概要を示す図である。 図7(a)-(c)は、図4の制御部における処理の概要を示す別の図である。 図4の車両による駐車の概要を示す図である。
本実施例を具体的に説明する前に、概要を述べる。本実施例は、車両の駐車を支援する駐車支援装置に関する。ここでは、車両の駐車の動作を開始させる位置(以下、駐車開始位置」という)から駐車の目標位置(以下、「駐車目標位置」という)まで車両が移動する場合の操舵を駐車支援装置が自動的に実行する。一方、アクセル操作、制動操作、シフト操作が運転者によってなされる。この駐車支援装置は、撮像装置で撮像した画像をもとに駐車枠の線を駐車領域として検知する。駐車枠の線は、例えば、白線であるが、オレンジ線のようなその他の色の線であってもよい。ここでは、説明を明瞭にするために白線であるとする。また、駐車支援装置は、駐車開始位置から、駐車領域中の駐車目標位置まで車両が移動すべき経路(以下、「駐車経路」という)を算出し、駐車経路に沿って車両を移動させる。
これまで、駐車支援装置が搭載される車両には、高価で性能が高い電動パワーステアリングが搭載されており、そのような電動パワーステアリングの操舵トルクは大きい。そのため、走行中のみならず停車中の据え切りを含めて、車両における最大操舵角までの操舵が可能であることを前提として駐車経路が算出されている。また、車両を駐車経路に沿って誘導させるための操舵制御において許容する操舵速度の上限値は固定とされている。一方、安価で小型の電動パワーステアリングの操舵トルクは小さく、特に走行速度が低い領域における操舵可能な操舵角(以下、「許容操舵角」という)が最大操舵角よりも小さくなるように制限される。このような電動パワーステアリングを搭載した車両に駐車支援装置が搭載される場合、従来の駐車経路を適用すると所望の操舵ができず、切り返し回数が多くなってしまう。一方、運転者の利便性から、電動パワーステアリングの操舵トルクが小さい場合でも、切り返し回数の増加を抑制することが求められる。
本実施例に係る駐車支援装置は、車両の走行速度が低くても操舵速度を下げると操舵トルクが小さくなることによって、電動パワーステアリングの許容操舵角が大きくなる特性を利用する。駐車支援装置は、駐車経路上の各地点において、現在の走行速度における許容操舵角が、駐車経路に沿って移動するための操舵角を上まわらないように、操舵速度を制御する。以下、本実施例について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する各実施例は一例であり、本開示はこれらの実施例により限定されるものではない。
図1は、本実施例の比較対象となる車両110による駐車の概要を示す。車両110は、操舵トルクの小さい電動パワーステアリングを搭載する。ポイントA1は車両110の駐車開始位置を示す。また、車両110は駐車領域200を検知しており、その中のポイントA2が車両110の駐車目標位置を示す。車両110は、ポイントA1から後方に進みながら左側に曲がってポイントA2に至る駐車経路250を算出する。駐車経路250は、操舵トルクの大きい電動パワーステアリングを搭載していることを前提として算出されており、ポイントA1において車両110は電動パワーステアリング自体の最大操舵角以下の操舵角まで据え切りを実行する。
車両110は、駐車経路250に沿って自動操舵を実行するが、ポイントA1近傍の低速走行がなされる区間における操舵角は、最大操舵角よりも小さい許容操舵角の範囲に制限される。そのため、車両110は、駐車経路250に沿って自動操舵を実行できず、駐車経路250よりも膨らんだ駐車経路(以下、「従来駐車経路252」という)に沿って移動し、ポイントA3に到達する。その結果、そのままの経路でポイントA2に到達できず、切り返し回数が増加することになる。
ここでは、図1のような状況が発生する原因を図2(a)-(b)、図3(a)-(c)を使用しながら説明する。図2(a)-(b)は、駐車の概要を詳細に説明するための図である。図2(a)は、操舵速度360度/sにて操舵角を増加させる切り増し操舵時の、車両110における走行速度と許容操舵角の関係を示す。横軸は車両110の走行速度を示し、縦軸は車両110に搭載される電動パワーステアリングの許容操舵角を示す。走行速度が0km/hから2.0km/hに増加することに比例して、許容操舵角も200度から500度まで増加する。一方、走行速度が2.0km/hより増加しても、許容操舵角は500度のまま一定である。ここで、500度の許容操舵角が最大操舵角に相当する。つまり、停止した状態から走行速度が増加するにつれて許容操舵角も増加するが、ある程度の走行速度になると許容操舵角は最大操舵角になる。一方、操舵トルクの大きい電動パワーステアリングを搭載した車両では、停車時を含めて走行速度に関係なく最大操舵角を実現可能であり、走行速度が0km/hから2.0km/hに増加する場合においても、最大操舵角を実現可能である。以下では、走行速度が増加する状況は切り増し操舵を行っており、走行速度が減少する状況は切り戻し操舵を行っているとして説明する。図2(b)は、後述する。
図3(a)-(c)は、駐車の概要を詳細に説明するための別の図である。図3(a)は、車両110が駐車経路250に沿ってポイントA1からポイントA2まで走行する場合の走行速度の変化を示す。本実施例では、クリープ加速度と、一般的な駐車運転時の減速度とをもとに、走行速度の変化を定義する。車両110は、走行速度0km/hでポイントA1を出発してから走行速度を増加させ、ポイントA1’’で走行速度2.0km/hに達する。車両110は、ポイントA1’’からポイントA2’にわたって走行速度2.0km/hを維持する。さらに、車両110は、ポイントA2’からポイントA2の間に、走行速度を2.0km/hから0.0km/hに減少させる。
図3(b)は、車両110が駐車経路250に沿ってポイントA1からポイントA2まで走行する場合の操舵速度(走行中に許容される操舵速度の最大値:最大許容操舵速度)の変化を示す。図示のごとく、駐車経路250にわたって操舵速度は360度/sで固定される。なお、操舵速度が360度/sである場合の走行速度と許容操舵角の関係が図2(a)である。
図3(c)は、操舵角の変化を示す。駐車経路操舵角254は、図1の駐車経路250に沿って走行する場合に要求される操舵角を示す。ポイントA1において駐車経路操舵角254は、350度に設定されており、ポイントA1からポイントA1’の間に、駐車経路操舵角254は350度から500度に増加される。また、ポイントA1’からポイントA4にわたって駐車経路操舵角254は500度を維持する。ポイントA4からポイントA5の間に、駐車経路操舵角254は500度から0度に減少される。ポイントA5からポイントA2にわたって駐車経路操舵角254は0度を維持する。
一方、許容操舵角256は、図2(a)、図3(a)-(b)を考慮した場合の許容操舵角の変化を示す。ポイントA1において許容操舵角256は200度であり、ポイントA1からポイントA1’’の間に許容操舵角256は200度から500度に増加する。つまり、許容操舵角256は、操舵速度が360度/sで固定される場合、走行速度に応じて変化する。
駐車経路操舵角254と許容操舵角256とを比較すると、ポイントA1からポイントA1’’の間において、駐車経路操舵角254が許容操舵角256を上まわる。つまり、走行速度が0km/hから2.0km/hに増加する間において、車両110の操舵角は駐車経路操舵角254を満たせておらず、車両110は図1のように膨らむように移動する。このように駐車経路操舵角254は、走行速度によらず操舵角を大きくすることを前提として算出されていたので、駐車経路操舵角254が許容操舵角256を上まわり所望の操舵ができない区間が発生している。結果として、従来駐車経路252が駐車経路250に対して膨らむので、前述のごとく、切り返し回数が増加する。
前述のごとく、図2(a)では、操舵速度が360度/sとされているが、他の操舵速度を含めた走行速度と許容操舵角の関係が図2(b)に示される。ここでは、複数種類の操舵速度(最大許容操舵速度)として、第1操舵速度270、第2操舵速度272、第3操舵速度274を示す。第1操舵速度270は360度/sであり、図2(a)と同一である。第2操舵速度272は270度/sであり、第3操舵速度274は180度/sである。このように、操舵速度を低下させると、車両100の走行速度が低い場合における許容操舵角が増加する。
以下では、操舵トルクの小さい電動パワーステアリングの搭載を前提としながらも、切り返し回数の増加を抑制するための構成を図2(b)を前提として説明する。図4は、車両100の構成を示す。車両100は、撮像装置10、操作装置12、表示装置14、センサ16、操舵制御装置20、駐車支援装置30を含む。駐車支援装置30は、表示処理部40、提示部42、受付部44、入力部46、変換部48、検知部50、制御部52、自車位置算出部54を含む。制御部52は、駐車目標位置判定部60、経路算出部66、出力部68、取得部70、操舵速度算出部72を含む。また、図4に示す各装置の間は、専用線あるいはCAN(Controller Area Network)等の有線通信で接続されてもよい。また、USB(Universal Serial Bus)、Ethernet(登録商標)、Wi-Fi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の有線通信または無線通信で接続されてもよい。
操作装置12は、ボタン、ダイヤル等によって構成され、運転者からの指示を受けつける。なお、操作装置12は、表示装置14と一体的に構成されたタッチパネルでもよい。操作装置12は、例えば、駐車支援の開始のボタン(以下、「駐車支援開始ボタン」という)を含み、運転者による駐車支援開始ボタンの押し下げを検出する。受付部44は、操作装置12における駐車支援開始ボタンの押し下げを受けつけると、駐車支援開始を表示処理部40に指示する。表示処理部40は、駐車支援開始の指示を受けつけると駐車支援状況を示す画面を生成して提示部42に出力する。提示部42は、表示処理部40から受けつけた画面を表示装置14に表示させる。表示装置14は、例えば、車両100のインストルメントパネルに配置されるナビゲーションシステムのディスプレイである。
撮像装置10は、車両100の周囲の画像を撮像可能である。なお、複数の画像が時系列に並べられることによって映像が構成されてもよい。図5は、撮像装置10の配置を示し、これは車両100の上面図に相当する。車両100は、撮像装置10と総称される第1撮像装置10a、第2撮像装置10b、第3撮像装置10c、第4撮像装置10dを含む。第1撮像装置10aは、フロントカメラとも呼ばれ、車両100のフロントグリルに設置され、前方の領域を地面に対して斜めに見下ろす方向に撮像する。第2撮像装置10bは、左サイドカメラとも呼ばれ、車両100の左側サイドミラーに設置され、左側方の領域を地面に対して斜めに見下ろす方向に撮像する。第3撮像装置10cは、リアカメラとも呼ばれ、車両100のトランク付近に設置され、後方の領域を地面に対して斜めに見下ろす方向に撮像する。第4撮像装置10dは、右サイドカメラとも呼ばれ、車両100の右側サイドミラーに設置され、右側方の領域を地面に対して斜めに見下ろす方向に撮像する。これらの撮像装置10は、例えば180°程度の画角を有する広角カメラであり、車両100の全周が撮像されるように配置される。図4に戻る。撮像装置10は、撮像した画像を駐車支援装置30に順次出力する。
入力部46は、各撮像装置10において撮像した画像を順次受けつける。入力部46は、画像を変換部48、検知部50に出力する。変換部48は、入力部46から受けつけた画像、つまり斜め上から撮像した画像に対して、真上からの画像となるような視点変換処理を実行することによって俯瞰画像を生成する。俯瞰画像は、車両100の周囲を撮像した画像である。変換部48は、生成した俯瞰画像を表示処理部40に出力する。検知部50は、入力部46からの画像を受けつける。検知部50は、画像に対して駐車枠の白線を画像認識処理により検知する。画像認識処理は公知の技術であるので、ここでは説明を省略するが、例えば、検知部50は、並列駐車に相当する幅を有する駐車枠を検知する。その際、検知部50において検知される駐車枠の中に、駐車車両が配置されていてもよい。検知部50は、駐車枠に囲まれた領域を駐車領域200として検知する。検知部50は、検知した駐車領域200に関する情報、例えば駐車領域200の座標を表示処理部40、制御部52に出力する。なお、検知部50において複数の駐車領域200が検知された場合、各駐車領域200の座標が出力される。
表示処理部40は、変換部48からの俯瞰画像、検知部50からの駐車領域200に関する情報を受けつける。表示処理部40は、これらを使用して、駐車支援を設定するための画面(以下、「設定画面」という)を生成する。設定画面では、俯瞰画像が表示されるとともに、俯瞰画像上の駐車領域200に対応した部分に駐車枠が重畳される。なお、検知部50において複数の駐車領域200が検知された場合、複数の駐車枠が画像に重畳される。また、設定画面には、「駐車スペースを選んで下さい」のようなメッセージも示される。表示処理部40は、設定画面を提示部42に出力する。
提示部42は、設定画面を表示装置14に表示させる。表示装置14に表示された設定画面を見た運転者は、メッセージを確認して、いずれかの駐車枠を選択するために、操作装置12を操作する。受付部44は、操作装置12によって選択された駐車枠の情報を受けつける。受付部44は、選択された駐車枠の情報を表示処理部40に出力し、表示処理部40は、選択された駐車枠の情報を制御部52に出力する。
駐車目標位置判定部60は、駐車領域200に関する情報を検知部50から受けつけるとともに、選択された駐車枠の情報を表示処理部40から受けつける。駐車目標位置判定部60は、駐車枠の情報と、駐車領域200の情報との対応をもとに、選択された駐車枠の情報に対応した駐車領域200の情報を選択する。さらに、駐車目標位置判定部60は、駐車領域200内に駐車目標位置を設定する。駐車目標位置は図1のポイントA2に相当する。駐車目標位置判定部60は、駐車目標位置を経路算出部66に出力する。
センサ16は、車両100の周囲状況および走行状態を検出する。センサ16は、例えば、車両100の周辺の障害物、車両100の状態を検出する。センサ16は、車外の状況および車両100の状態を検出するための各種センサの総称である。車外の状況を検出するためのセンサとして例えばミリ波レーダ、LIDAR(Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging)、ソナー、気温センサ、気圧センサ、湿度センサ、照度センサ等が搭載される。車外の状況は、自車の走行する道路状況、天候を含む環境、自車周辺状況、近傍位置にある他車両を含む。なお、センサ16が検出できる車外の情報であれば何でもよい。また、車両100の状態を検出するためのセンサ16として例えば、加速度センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ、傾斜センサ、舵角センサ、速度センサ、シフトセンサ等が搭載される。ここでは特に、センサ16として舵角センサ、速度センサを説明の対象にする。センサ16は、検出した各種情報(以下、「検出情報」という)を駐車支援装置30に出力する。
自車位置算出部54は、センサ16からの検出情報を受けつける。自車位置算出部54は、検出情報、特に舵角センサの値、速度センサの値をもとに車両100の位置を算出する。車両100の位置の算出には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。なお、自車位置算出部54は、車両100の位置の算出を繰り返し実行し、車両100の位置を更新する。駐車支援を開始してから最初に算出された車両100の位置が駐車開始位置であり、これは図1のポイントA1に相当する。自車位置算出部54は、駐車開始位置を経路算出部66に出力し、車両100の位置を出力部68、操舵速度算出部72に出力する。
経路算出部66は、自車位置算出部54から駐車開始位置を受けつけ、駐車目標位置判定部60から駐車目標位置を受けつける。経路算出部66は、駐車開始位置から駐車目標位置への駐車経路を算出する。駐車経路の算出には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。経路算出部66は、算出した駐車経路を出力部68、操舵速度算出部72に出力する。取得部70は、センサ16からの検出情報を受けつける。取得部70は、検出情報、特に速度センサの値をもとに車両100の走行速度を取得する。取得部70は走行速度を操舵速度算出部72に出力する。
操舵速度算出部72は、取得部70から走行速度を受けつけ、経路算出部66から駐車経路を受けつけ、自車位置算出部54から位置情報を受けつける。操舵速度算出部72は、これらの情報をもとに操舵速度を算出する。この処理を詳細に説明するために、ここでは図6を使用する。図6は、制御部52における操舵速度算出部72での処理の概要を示す図である。図6は図2(b)と同様に示されており、複数種類の操舵速度として第1操舵速度270から第3操舵速度274が規定される。前述のごとく、第1操舵速度270が360度/sであり、第2操舵速度272が270度/sであり、第3操舵速度274が180度/sである。
また、停車状態から走行速度が増加すると許容操舵角256は最小値から最大操舵角に増加するとともに、操舵速度が減少すると許容操舵角256の最小値が最大操舵角に近づく。例えば、走行速度が0km/hから2.0km/hに増加すると、第1操舵速度270における許容操舵角256は最小値の200度から最大操舵角500度に増加する。また、第2操舵速度272では許容操舵角256の最小値が200度よりも大きくなる。さらに、第2操舵速度272では、走行速度が1.0km/hまで増加すると、第2操舵速度272でも許容操舵角256が最大操舵角500度になり、走行速度が1.0km/hより増加しても最大操舵角500度のまま一定となる。
操舵速度算出部72は、位置情報をもとに駐車経路中の現在位置を特定し、特定した現在位置において駐車経路に沿うための理想操舵角を算出する。図6には、現在位置における理想操舵角が「θ」と示される。また、図6には、取得部70から受けつけた現在の走行速度が「V」と示される。操舵速度算出部72は、このような走行速度「V」において、理想操舵角「θ」以上の許容操舵角256となる操舵速度を算出する。ここでは、走行速度「V」において、理想操舵角「θ」以上の許容操舵角256となる操舵速度が選択される。図6の場合、第1操舵速度270の許容操舵角は理想操舵角「θ」よりも小さいので、第1操舵速度270は選択されない。一方、第2操舵速度272と第3操舵速度274の許容操舵角は理想操舵角「θ」以上であるので、選択される。複数の操舵速度が選択される場合、操舵速度算出部72は、高い方の操舵速度を選択する。そのため、ここでは、第2操舵速度272が選択される。なお、操舵速度算出部72は、現在の走行速度「V」が2.0km/hまで増加している場合、第1操舵速度270を算出する。
図7(a)-(c)は、制御部52における処理の概要を示す別の図である。図7(a)は、取得部70において取得される走行速度の変化を示す。ここでは、説明を明瞭にするために、図3(a)と同一であるとする。図7(a)のような走行速度が取得される場合に、操舵速度算出部72は、前述の処理を繰り返し実行することによって、図7(b)のような操舵速度を算出する。図7(b)は、操舵速度の変化を示す。このように、ポイントA1からA1’の間において第2操舵速度272が選択され、ポイントA1’からポイントA2の間において第1操舵速度270が選択される。図7(c)は、後述し、図4に戻る。操舵速度算出部72は、操舵速度を出力部68に出力する。
出力部68は、経路算出部66において算出された駐車経路を受けつけるとともに、操舵速度算出部72において算出された操舵速度を受けつける。また、出力部68は、自車位置算出部54から位置情報を受けつける。出力部68は、位置情報をもとに、操舵速度以下となるように、駐車経路に沿った移動を実行するための操舵角の情報を生成する。図7(c)は、操舵角の変化を示す。駐車経路操舵角254は、図3(c)と同様に示される。一方、許容操舵角256は、最大操舵角になる。駐車経路操舵角254と許容操舵角256とを比較すると、ポイントA1からポイントA1’の間も含めてすべての区間で、駐車経路操舵角254は許容操舵角256以下になる。そのため、従来のような所望の操舵ができない区間が発生しない。図4に戻る。出力部68は、操舵角の情報に対応した制御値を操舵制御装置20に出力する。つまり、出力部68は、経路算出部66において算出した駐車経路に沿った操舵の指示を操舵制御装置20に出力する。
操舵制御装置20は、自動運転制御機能を実装した自動運転コントローラであり、自動駐車における車両100の行動を決定する。ここでは、特に、電動パワーステアリングの自動操舵を実行する。操舵制御装置20の構成はハードウェア資源とソフトウェア資源の協働、またはハードウェア資源のみにより実現できる。ハードウェア資源としてプロセッサ、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、その他のLSIを利用でき、ソフトウェア資源としてオペレーティングシステム、アプリケーション、ファームウェア等のプログラムを利用できる。操舵制御装置20は、駐車支援装置30から入力した制御値を、各制御対象のECUまたはコントローラに伝達する。本実施例ではステアリングECUに伝達する。
出力部68は、前述の操舵角の情報の生成に加えて、センサ16からの速度情報、シフト情報をもとに、加速の指示、制動の指示、シフト切替の指示を生成し、これらのうちの少なくとも1つの情報を表示処理部40に出力する。表示処理部40は、受けつけた情報が示された画面を生成し、提示部42に出力する。提示部42は、表示装置14に画面を表示させる。運転者は、表示装置14に表示された画面を見て、画面に示された指示に応じて、アクセル操作、制動操作、シフト操作を実行する。
図8は、車両100による駐車の概要を示す。これは、図1と同様に示される。車両100は、従来駐車経路252ではなく、駐車経路250に沿って移動する。このように、許容操舵角256が駐車経路操舵角254以上になることによって所望の操舵がなされるので、少ない切り返し回数での駐車が可能になる。
本実施例によれば、駐車経路に沿うための理想操舵角以上の許容操舵角となる操舵速度以下となるように、経路に沿った操舵の指示を出力するので、電動パワーステアリングの操舵トルクが小さい場合でも、駐車経路操舵角による制御を実行できる。また、駐車経路操舵角による制御が実行されるので、駐車経路に沿って走行できる。また、駐車経路に沿って走行されるので、切り返し回数の増加を抑制できる。また、複数種類の操舵速度が規定されており、理想操舵角以上の許容操舵角となる操舵速度を選択するので、処理を簡易にできる。また、走行速度が高速になると操舵速度の最大値を算出するので、操舵速度を速くできる。
以上、本開示に係る実施例について図面を参照して詳述してきたが、上述した装置や各処理部の機能は、コンピュータプログラムにより実現されうる。上述した機能をプログラムにより実現するコンピュータは、キーボードやマウス、タッチパッドなどの入力装置、ディスプレイやスピーカなどの出力装置、CPU(Central Processing Unit)、ROM、RAM、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)などの記憶装置、DVD-ROM(Digital Versatile Disk Read Only Memory)やUSBメモリなどの記録媒体から情報を読み取る読取装置、ネットワークを介して通信を行うネットワークカードなどを備え、各部はバスにより接続される。また、読取装置は、上記プログラムを記録した記録媒体からそのプログラムを読み取り、記憶装置に記憶させる。また、CPUが、記憶装置に記憶されたプログラムをRAMにコピーし、そのプログラムに含まれる命令をRAMから順次読み出して実行することにより、上記各装置の機能が実現される。
本開示の一態様の概要は、次の通りである。本開示のある態様の駐車支援装置は、車両を駐車目標位置へ移動させる際に、自動操舵による駐車操作の支援を行う駐車支援装置であって、駐車目標位置への経路を算出する経路算出部と、走行速度を取得する取得部と、取得部において取得した走行速度において、経路算出部において算出した経路に沿うための理想操舵角以上の許容操舵角となる操舵速度を算出する操舵速度算出部と、操舵速度算出部において算出した操舵速度以下となるように、経路算出部において算出した経路に沿った操舵の指示を出力する出力部と、を備える。
この態様によると、経路に沿うための理想操舵角以上の許容操舵角となる操舵速度以下となるように、経路に沿った操舵の指示を出力するので、電動パワーステアリングの操舵トルクが小さい場合でも、切り返し回数の増加を抑制できる。
車両において複数種類の操舵速度が規定されており、操舵速度算出部は、車両の走行速度が増加すると操舵可能な許容操舵角が最小値から最大値に増加するとともに、操舵速度が減少すると許容操舵角の最小値が最大値に近づく関係を記憶しており、取得部において取得した走行速度において、理想操舵角以上の許容操舵角となる操舵速度を選択してもよい。この場合、複数種類の操舵速度が規定されており、理想操舵角以上の許容操舵角となる操舵速度を選択するので、処理を簡易にできる。
車両では、走行速度が所定値まで増加すると、操舵速度が最大値でも許容操舵角が最大値になり、操舵速度算出部は、取得部において取得した走行速度が所定値まで増加している場合、操舵速度の最大値を算出してもよい。この場合、操舵速度の最大値を算出するので、操舵速度を速くできる。
以上、本開示を実施例をもとに説明した。これらの実施例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本開示の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、車両100として3種類の操舵速度が規定されており、操舵速度算出部72は、そのうちの1つを選択している。しかしながらこれに限らず例えば、操舵速度を連続的に調節可能であり、操舵速度算出部72は、理想操舵角以上の許容操舵角となる操舵速度を算出してもよい。本変形例によれば、最適な操舵速度を使用できる。
本実施例において、経路算出部66は、切り返しのない駐車経路250を算出している。しかしながらこれに限らず例えば、経路算出部66は、切り返しが含まれた駐車経路250を算出してもよい。本変形例によれば、構成の自由度を拡大できる。
本実施例において、車両100を並列駐車する場合を一例としている。しかしながらこれに限らず例えば、車両100を縦列駐車する場合に適用してもよい。また、緊急時の路肩回避操舵制御システム等にも適用してもよい。本変形例によれば、本実施例の適用範囲を拡大できる。
本実施例において、アクセル操作、制動操作、シフト操作は運転者によってなされる。しかしながらこれに限らず例えば、これらのうちの少なくとも1つが駐車支援装置30による制御によって自動的になされてもよい。その際、操舵制御装置20は、移動制御装置であってもよい。本変形例によれば、構成の自由度を拡大できる。
10 撮像装置、 12 操作装置、 14 表示装置、 16 センサ、 20 操舵制御装置、 30 駐車支援装置、 40 表示処理部、 42 提示部、 44 受付部、 46 入力部、 48 変換部、 50 検知部、 52 制御部、 54 自車位置算出部、 60 駐車目標位置判定部、 66 経路算出部、 68 出力部、 70 取得部、 72 操舵速度算出部、 100 車両。

Claims (3)

  1. 操舵トルクを発生する電動パワーステアリングを備える車両を駐車目標位置へ移動させる際に、前記電動パワーステアリングを制御して駐車操作の支援を行う駐車支援装置であって、
    駐車目標位置への経路を算出する経路算出部と、
    走行速度を取得する取得部と、
    前記取得部において取得した走行速度において、前記経路算出部において算出した経路に沿うための目標操舵角以上の許容操舵角となる算出操舵速度を算出する操舵速度算出部と、
    前記算出操舵速度以下となるように、前記経路に沿った操舵の指示を前記電動パワーステアリングに対して出力する出力部と、を備える、
    駐車支援装置。
  2. 請求項1に記載の駐車支援装置であって、
    前記車両において複数種類の操舵速度が規定されており、
    前記操舵速度算出部は、
    第1の操舵速度において、車両の走行速度が0km/hである場合における操舵可能な許容操舵角は第1値であり、車両の走行速度が0km/hから増加すると、前記許容操舵角は単調に増加し、車両の走行速度が0km/hより大きい所定の走行速度である場合における前記許容操舵角は、前記第1値より大きい第2値であり、
    前記第1の操舵速度より大きい第2の操舵速度において、車両の走行速度が0km/hである場合における前記許容操舵角は第3値であり、車両の走行速度が0km/hから増加すると前記許容操舵角は単調に増加し、車両の走行速度が前記所定の走行速度である場合における前記許容操舵角は、前記第3値より大きい第4値であり、
    前記第3値は前記第1値より大きく、前記第4値は前記第2値より大きい関係
    を記憶しており
    前記取得部において取得した走行速度において、目標操舵角以上の許容操舵角となる操舵速度を前記算出操舵速度とする、
    駐車支援装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の駐車支援装置であって、
    前記車両では、走行速度が所定値まで増加すると、操舵速度が最大値でも許容操舵角が最大値になり、
    前記操舵速度算出部は、前記取得部において取得した走行速度が前記所定値まで増加している場合、操舵速度の最大値を前記算出操舵速度とする、
    駐車支援装置。
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