JP7121533B2 - 鞍乗車両 - Google Patents

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Description

本発明は、自動二輪車等の鞍乗車両に関する。
従来から、鞍乗車両は、エンジンの排気ガスに触媒を接触させて排気ガスを浄化する排気装置を備えている。このような鞍乗車両では、排気ガスが流れる方向における触媒の上流側に、排気ガスの特性を検出する排気ガスセンサが設置される。排気ガスセンサの検出結果は、エンジンの制御に利用される。
例えば特許文献1に開示された鞍乗車両は、3気筒エンジンから排出される排気ガスの酸素濃度を検出する酸素センサを備える。この鞍乗車両は、3気筒に夫々つながる3つの排気管路と、3つの排気管路を通過した排気ガスが合流する集合管路を備える。集合管路には触媒が配置されており、上述の酸素センサは、集合管路における触媒の上流側に設けられている。酸素センサにて検出される酸素濃度は、例えばエンジンが有する各シリンダへの燃料の供給量の制御に用いられる。
ところで、複数の気筒を有するエンジンでは、気筒ごとに燃焼状況が異なるため、各気筒から排出される排気ガスの特性も異なる。一部の気筒のみからの排気ガスの検出結果に基づきエンジン制御するよりも、各気筒からの排気ガスが十分混ざり合った状態で検出した結果に基づきエンジン制御することが望ましい。このため、通常、排気ガスセンサは、各気筒からの排気ガスが混ざり合った状態で検出できるように、できるだけ排気ガスの合流箇所から遠い位置、即ち、触媒の近傍位置に配置される。
特開2016-118204号公報
しかしながら、各気筒からの排気ガスの合流箇所から触媒までの距離が短い場合、合流した排気ガスは、十分に混ざり合わずに触媒に流入する。このため、排気ガスセンサの検出部の位置によっては、一部の気筒の排気ガスの特性のみを検出することになり、エンジン制御の性能を高めにくくなる虞がある。
そこで、本発明は、複数気筒のエンジンを備えた鞍乗車両において、エンジン制御性能を高めることができる鞍乗車両を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係る鞍乗車両は、3つ以上の気筒を有する走行用のエンジンと、前記3つ以上の気筒に夫々つながる複数の排気管と、前記複数の排気管の下流側端部に接続し、前記複数の排気管の各々を流通した排気ガスが合流する集合管と、前記複数の排気管の前記下流側端部より下流に設けられた、排気ガスと接触して排気ガスを浄化する触媒と、排気ガスの特性を検出する検出部を夫々有する、前記集合管における前記触媒より上流側部分に取り付けられた複数の排気ガスセンサと、を備え、前記複数の排気ガスセンサの数は、前記気筒の数より少ない数であり、前記複数の排気ガスセンサの検出部は、排気ガスの流れ方向に垂直な断面視において、前記集合管内で互いに異なる位置にあるように配置される。
上記構成によれば、複数の排気ガスセンサの検出部が、排気ガスの流れ方向に垂直な断面視において、集合管内で互いに異なる位置にあるように配置される。このため、ある排気ガスセンサが、一部の気筒から排出された排気ガスの特性を検出する場合でも、別の排気ガスセンサが、他の気筒から排出された排気ガスの特性を検出する。これら排気ガスセンサの検出結果をエンジン制御に利用することで、一部の気筒からの排気ガスに基づくエンジン制御を避けることができ、エンジン制御性能を高めることができる。
ところで、排気管ごとに排気センサを設けた場合、全ての気筒からのガス特性を個別に検出できるが、一方で、気筒数と同じ数の排気ガスセンサが必要となり、全体として生産コストが増大する。上記の構成では、複数の排気ガスセンサの数が、気筒の数より少ない数としているため、生産コストを抑えることができる。
上記の鞍乗車両において、前記複数の排気ガスセンサの検出部は、排気ガスの流れ方向に垂直な同一の平面上に位置してもよい。集合管の上流側端部(即ち、排気ガスの合流箇所)からの距離に応じて、各気筒から排出された排気ガスの混ざり合いの程度が異なる。この構成によれば、各気筒からの排気ガスの合流箇所から各検出部までの距離が同程度となるため、各検出部の検出条件を揃えることができる。
上記の鞍乗車両において、前記気筒の数は、4つ以上であり、前記集合管は、その上流側端部から排気ガスの流れ方向に沿って延びる仕切壁を含み、前記仕切壁は、前記集合管により形成される排気ガスの流通空間の上流側領域を、前記複数の排気ガスセンサと同じ数の複数の部分領域に仕切り、前記部分領域の各々には、前記複数の排気管のうちの少なくとも2つから排気ガスが流入し、排気ガスの流れ方向に垂直な前記集合管の断面視において、前記複数の排気ガスセンサの検出部は、夫々、互いに異なる前記部分領域に重なってもよい。この構成によれば、排気ガスの流れ方向に垂直な集合管の断面視において、複数の排気ガスセンサの検出部は、夫々、仕切壁で仕切られた互いに異なる部分領域に重なる。このため、仕切壁で仕切られた部分領域の夫々に流入した排気ガスを、仕切壁により、対応する排気ガスセンサの検出部に向かうよう案内することができる。
上記の鞍乗車両において、前記複数の排気ガスセンサの検出部は、排気ガスの流れ方向における前記仕切壁の下流側端部よりも上流側に配置されてもよい。この構成によれば、複数の排気ガスセンサが、互いに異なる気筒からの排気ガスの特性を検出することを確実にする。
上記の鞍乗車両において、前記排気ガスセンサの数は2つであり、前記集合管は、前記鞍乗車両の前後方向に延びており、前記仕切壁は、前記流通空間の上流側領域を、前記鞍乗車両の左右方向に2つの部分領域に分割し、2つの前記排気ガスセンサは、夫々、前記集合管から外部に斜め上方に突出してもよい。この構成によれば、2つの排気ガスセンサの突出部分が、夫々、集合管から外部に斜め上方に突出するため、排気ガスセンサを地面に接触しにくくすることができる。
上記の鞍乗車両において、前記集合管は、夫々前記部分領域を形成し、夫々前記複数の排気管のうちの少なくとも2つから排気ガスが流入される複数の部分合流管材と、前記触媒が設けられた、前記複数の部分合流管材を流通する排気ガスが合流する全体合流管材と、を有してもよい。この構成によれば、部分合流管材の外壁が、集合管により形成される排気ガスの流通空間の上流側領域を複数の部分領域に仕切る仕切壁として機能するため、仕切壁を有する集合管を容易に製造できる。
また、複数の部分合流管材と全体合流管材とを有する上記の鞍乗車両において、前記複数の部分合流管材の互いに対向する外壁は、互いに接触する部分を有してもよい。この構成によれば、集合管をコンパクトにすることができる。
本発明によれば、複数気筒のエンジンを備えた鞍乗車両において、エンジン制御性能を高めることができる鞍乗車両を提供することが可能である。
第1実施形態に係る鞍乗車両の後部の右側面図である。 第1実施形態に係る鞍乗車両の排気装置の左側面図である。 第1実施形態に係る鞍乗車両の排気装置の上面図である。 図3の排気装置のIV-IV矢視断面図である。 図3の排気装置のV-V矢視断面図である。 図5の断面図におけるガス分布の解析結果と検出部の位置の関係を説明する図である。 第2実施形態に係る鞍乗車両の排気装置の左側面図である。 第2実施形態に係る鞍乗車両の排気装置の上面図である。 図7の排気装置のIX-IX矢視断面図である。 図8の排気装置のX-X矢視断面図である。 変形例に係る排気装置の断面図におけるガス分布と検出部の位置の関係を説明する図である。
本発明の各実施形態について、各図を参照して説明する。以下に記載する各方向は、鞍乗車両1の車体の搭乗者から見た各方向を基準とする。また、以下に記載する上流側と下流側とは、排気ガスの流通方向の上流側と下流側とを夫々指す。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る鞍乗車両1の車体後部の右側面図である。図1に示すように、鞍乗車両1は、一例として自動二輪車であって、車体フレーム2、走行用のエンジン3、オイルパン4、燃料タンク5、前記搭乗者が騎乗するシート6、ECU7、スイングアーム8、後輪9、排気装置10Aを備える。また鞍乗車両1は、図示しない車体前部において、一対のフロントフォーク、前輪、ハンドル、カウル、及びヘッドランプを備える。
車体フレーム2は、メインフレーム部2aとピボットフレーム部2bとを有する。メインフレーム部2aは、車体の前後方向に延びている。ピボットフレーム部2bは、メインフレーム部2aから下方に延びている。
エンジン3は、後輪9を回転駆動させるための駆動力を出力する。エンジン3は、前後方向に延びる車体の前後方向中央で車体フレーム2の下方に配置され、車体フレーム2に支持されている。本実施形態のエンジン3は、4つの気筒(#1~#4)を有する4気筒エンジンである。エンジン3の上部には、気筒ごとに排気ポート3aが設けられている。4つの排気ポート3aは、左右方向(即ち、車幅方向)に並ぶように配置される。エンジン3は、駆動時に排気ポート3aから排気ガスを排出する。
オイルパン4は、エンジン3の内部を潤滑した潤滑油を貯留する。オイルパン4は、エンジン3の下方に配置されている。燃料タンク5は、エンジン3に供給する燃料を貯留する。燃料タンク5は、車体フレーム2の上方に配置され、車体フレーム2に支持されている。シート6は、車体フレーム2の上方で、燃料タンク5の後方に配置され、車体フレーム2に支持されている。
ECU7は、一例として、燃料タンク5の下方で、車体フレーム2に支持されている。ECU7は、各種センサで検出した検出結果に基づきエンジン3を制御する。ECU7には、例えば後述する排気ガスセンサ32~34からの検出信号が送られる。
スイングアーム8は、前後方向に延びている。スイングアーム8の前端部は、ピボットフレーム部2bに軸支されている。スイングアーム8は、ピボットフレーム部2bに軸支された部分を中心に上下方向に揺動する。後輪9は、スイングアーム8の後端部に軸支されている。後輪9には、不図示の動力伝達機構を介して、エンジン3から出力される駆動力が伝達される。
排気装置10Aは、エンジン3の排気ポート3aから排出された排気ガスを後方へと導く。排気装置10Aは、4つの排気管11と、1つの集合管12と、1つの排気マフラ13とを有する。4つの排気管11と、1つの集合管12と、1つの排気マフラ13とは、上流側から下流側に向かってこの順に連結されている。
4つの排気管11の上流側端部11aは、4つの排気ポート3aに夫々接続される。4つの排気管11は、エンジン3の前側で、夫々エンジン3の4つの排気ポート3aから下方に延びる。4つの排気管11の下流側端部11bに、集合管12の上流側端部12aが接続されている。集合管12は、鞍乗車両1の前後方向に延びており、集合管12の下流側端部12bに、排気マフラ13が接続されている。排気マフラ13は、エンジン3の排気音を消音する。
以下では、排気装置10Aのより詳細な構成について、図2~図5を参照しつつ説明する。図2は、排気装置10Aの左側面図であり、図3は、排気装置10Aの上面図である。なお、図2及び図3において、図の簡単化のため排気マフラ13を省略する。また、図4は、図3に示す排気装置10AのIV-IV矢視断面図であり、図5は、図3に示す排気装置10AのV-V矢視断面図である。
図2及び図3に示すように、4つの排気管11は、第1気筒(#1)につながる第1排気管111、第2気筒(#2)につながる第2排気管112、第3気筒(#3)につながる第3排気管113、第4気筒(#4)につながる第4排気管114を含む。図3に示すように、これら4つの排気管11の上流側端部11a(111a,112a,113a,114a)は、左右方向に並んだ4つの排気ポート3aに対応して、左右方向に並ぶように配置される。
第1排気管111の下流側端部111bと第4排気管114の下流側端部114bとが、左右方向に並ぶように配置され、これらの下側にて、第2排気管112の下流側端部112bと第3排気管113の下流側端部113bとが、左右方向に並ぶように配置される。これら4つの排気管11の下流側端部11b(111b,112b,113b,114b)は、集合管12の上流側端部12aにつながる。
集合管12は、上下方向に互いに対向する2つの部分合流管材21,22と、これら2つの部分合流管材21,22の下流側に設けられた全体合流管材23を有する。部分合流管材21,22では、全排気管11のうちの一部の排気管を流通した排気ガスが部分的に合流する。全体合流管材23では、全排気管11を流通した排気ガスが合流する。
図4に示すように、2つの部分合流管材21,22は、夫々、筒状に形成されており、その内方に部分領域S1,S2を形成する。即ち、集合管12における排気ガスの流通空間の上流側の領域(より詳しくは全体合流管材23の上流側端部より上流側の領域)は、上下方向に2つの部分領域S1,S2に分割されている。部分合流管材21の上流側端部は、第1排気管111の下流側端部111bと第4排気管114の下流側端部114bの双方が嵌り込むように形成される。第1排気管111と第4排気管114の各々を流通した排気ガスは、部分領域S1にて合流する。部分合流管材22の上流側端部は、第2排気管112の下流側端部112bと第3排気管113の下流側端部113bの双方が嵌り込むように形成される。第2排気管112と第3排気管113の各々を流通した排気ガスは、部分領域S2にて合流する。
全体合流管材23は、筒状に形成されており、全体合流管材23の上流側端部は、部分合流管材21,22の下流側端部の双方が嵌り込むように形成される。2つの部分合流管材21,22の下流側端部が全体合流管材23の上流側端部に嵌り込むことで、2つの部分合流管材21,22の互いに上下方向に対向する外壁が接触した状態となる。2つの部分合流管材21,22は、この状態で、全体合流管材23の上流側端部に接合されて固定される。
部分合流管材21,22の各々を流通した排気ガスは、全体合流管材23の内方に形成された領域S3にて合流する。即ち、部分合流管材21,22の各々にて、4つの排気管11のうちの2つを流通した排気ガスが合流し、全体合流管材23にて、4つの排気管11の全てを流通した排気ガスが合流する。
図2~図4に示すように、集合管12の全体合流管材23には、触媒31が設けられている。触媒31は、排気ガスと接触して排気ガスを浄化する。
また、全体合流管材23における触媒31より上流側部分には、気筒の数より少ない数である2つの排気ガスセンサ32,33が取り付けられている。本実施形態において、排気ガスセンサ32,33は、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサである。排気ガスセンサ32,33は、夫々、長尺状であり、本体部32a,33aと、酸素検出部32b,33bを有する。
本体部32a,33aは、軸状に形成されており、全体合流管材23を貫通するように配置される。具体的には、全体合流管材23には、右斜め上から排気ガスセンサ32を挿通させるための挿通孔23aが設けられており、左斜め上から排気ガスセンサ33を挿通させるための挿通孔23bが設けられている。挿通孔23a,23bの内部には、夫々雌ネジ部が形成されている。本体部32a,33aの外周面には、雄ネジ部が形成されている。本体部32a,33aの雄ネジ部に挿通孔23a,23bの雌ネジ部が螺合されることで、本体部32a,33aは、集合管12から外部に斜め上方に突出した状態で全体合流管材23に固定される。このように、排気ガスセンサ32,33を、夫々、集合管12から外部に斜め上方に突出させることで、排気ガスセンサ32,33を地面に接触しにくくすることができる。なお、排気ガスセンサ32,33は、集合管12から外部に斜め上方に突出していなくてもよく、例えば集合管12から水平に突出していてもよい。
酸素検出部32b,33bは、排気ガスの酸素濃度を検出する。酸素検出部32b,33bは、本体部32a,33aの軸方向一端に設けられている。本体部32a,33aの軸方向他端からは、ECU7に向けて不図示の配線が延びており、酸素検出部32b,33bからは検出信号は、当該配線を介してECU7に送られる。
図3及び図5に示すように、2つの酸素検出部32b,33bは、排気ガスの流れ方向に垂直な同一の平面上に位置する。なお、図5は、2つの酸素検出部32b,33bを通過する断面を視た矢視図を示している。図5に示すように、2つの酸素検出部32b,33bは、排気ガスの流れ方向に垂直な断面視において、集合管12内で互いに異なる位置にあるように配置される。具体的には、酸素検出部32bは、4つの排気管11のうち、主に第1排気管111と第2排気管112とから排出される排気ガスの酸素を検出するように配置されている。また、酸素検出部33bは、4つの排気管11のうち、主に第3排気管113と第4排気管114とから排出される排気ガスの酸素を検出するように配置される。
2つの酸素検出部32b,33bの位置について、図6を参照して詳しく説明する。図6は、図5の断面図におけるガス分布の解析結果と酸素検出部32b,33bの位置の関係を説明する図である。なお、図6には、排気ガスの流れ方向に垂直な断面視における、4つの排気管11の下流側端部111b,112b,113b,114bを破線で示す。
図6には、第1排気管111及び第2排気管112を流通した排気ガスの所定時間で平均した濃度が、同程度(即ち、各排気管111,112からの排気ガスの濃度差が所定の範囲内)である領域が、領域R1として示されている。領域R1において、第1排気管111及び第2排気管112を流通した排気ガスの所定時間で平均した濃度は、第3排気管113及び第4排気管114を流通した排気ガスの所定時間で平均した濃度に比べて高い。この領域R1に、排気ガスセンサ32の酸素検出部32bが位置付けられている。このように酸素検出部32bを領域R1に位置付けることで、酸素検出部32bは、4つの排気管11のうち、主に第1排気管111と第2排気管112とから排出される排気ガスの酸素を検出する。
また、図6には、第3排気管113及び第4排気管114を流通した排気ガスの所定時間で平均した濃度が、同程度(即ち、各排気管113,114からの排気ガスの濃度差が所定の範囲内)である領域が、領域R2として示されている。領域R2において、第3排気管113及び第4排気管114を流通した排気ガスの所定時間で平均した濃度は、第1排気管111及び第2排気管112を流通した排気ガスの所定時間で平均した濃度に比べて高い。この領域R2に、排気ガスセンサ33の酸素検出部33bが位置付けられている。このように酸素検出部33bを領域R2に位置付けることで、酸素検出部33bは、4つの排気管11のうち、主に第3排気管113と第4排気管114とから排出される排気ガスの酸素を検出する。
また、図1~図4に示すように、全体合流管材23における触媒31より下流側部分には、1つの排気ガスセンサ34が取り付けられている。排気ガスセンサ34も、排気ガスセンサ32,33と同様に、排気ガス中の酸素濃度を検出する酸素センサであり、軸状に形成された本体部34aと、本体部34aの軸方向一端に設けられた酸素検出部34bを有する。
本体部34aは、軸状に形成されており、全体合流管材23を貫通するように配置される。具体的には、全体合流管材23には、右斜め上から排気ガスセンサ34を挿通させるための挿通孔23cが設けられており、挿通孔23cの内部には、雌ネジ部が形成されている。本体部34aの外周面には、雄ネジ部が形成されている。本体部34aの雄ネジ部に挿通孔23cの雌ネジ部が螺合されることで、本体部34aは、集合管12から外部に斜め上方に突出した状態で全体合流管材23に固定される。また、酸素検出部34bからは検出信号が、本体部34aの軸方向他端からECU7に向けて延びる不図示の配線を介して、ECU7に送られる。
次に、排気ガスセンサ32~34からの検出信号に基づくECU7によるエンジン制御の一例を説明する。上述したように、排気ガスセンサ32は、主に第1排気管111と第2排気管112とから排出される排気ガスの酸素濃度を検出し、排気ガスセンサ33は、主に第3排気管113と第4排気管114とから排出される排気ガスの酸素濃度を検出する。ECU7は、排気ガスセンサ32,33により検出された酸素濃度を平均することにより、4つの排気管11から排出された排気ガスに含まれる酸素濃度の平均値を算出する。ECU7は、算出した酸素濃度の平均値から、4つの気筒(#1~#4)の燃焼室における空燃比を推定する。ECU7は、推定した空燃比が理論空燃比に近づくよう、各燃焼室への燃料噴射量を制御する。
また、ECU7は、算出した酸素濃度の平均値と、排気ガスセンサ34により検出された酸素濃度とを比較することで、触媒31の浄化率が基準値以上にあるか否かを判定する。ECU7は、触媒31の浄化率が基準値以上にないと判定した場合、触媒31の交換が必要であることを報知する。
但し、ECU7による上述のエンジン制御は、一例にすぎない。例えば、ECU7は、排気ガスセンサ32,33にて検出された酸素濃度を平均した値を算出しなくてもよい。例えば、排気ガスセンサ32,33にて検出された酸素濃度を単純平均した値を算出する代わりに、酸素検出部32b,33bの位置で検出される各排気管を流通した排気ガスの濃度などを考慮して、排気ガスセンサ32,33にて検出された酸素濃度を重み付け平均した値を算出し、4つの気筒(#1~#4)の燃焼室における空燃比の推定に用いてもよい。
あるいは、例えば、ECU7は、第1気筒(#1)及び第2気筒(#2)の各燃焼室と、第3気筒(#3)及び第4気筒(#4)の各燃焼室とで、燃料噴射量の制御を分けて行ってもよい。具体的には、ECU7は、排気ガスセンサ32により検出された酸素濃度から、4つの気筒のうち、第1気筒(#1)と第2気筒(#2)の燃焼室における空燃比を推定してもよい。そして、ECU7は、推定した空燃比が理論空燃比に近づくよう、第1気筒(#1)と第2気筒(#2)の各燃焼室への燃料噴射量を制御してもよい。同様に、ECU7は、排気ガスセンサ33により検出された酸素濃度から、4つの気筒のうち、第3気筒(#3)と第4気筒(#4)の燃焼室における空燃比を推定してもよい。そして、ECU7は、推定した空燃比が理論空燃比に近づくよう、第3気筒(#3)と第4気筒(#4)の各燃焼室への燃料噴射量を制御してもよい。
以上に説明したように、本実施形態に係る鞍乗車両1によれば、複数の排気ガスセンサ32,33の酸素検出部32b,33bが、排気ガスの流れ方向に垂直な断面視において、集合管12内で互いに異なる位置にあるように配置される。このため、例えば、排気ガスセンサ32が、4つの気筒のうち、第1気筒(#1)と第2気筒(#2)から排出された排気ガスの酸素濃度を主に検出し、排気ガスセンサ33が、残りの気筒である第3気筒(#3)と第4気筒(#4)から排出された排気ガスの酸素濃度を主に検出する。これら排気ガスセンサ32,33の検出結果をエンジン制御に利用することで、一部の気筒からの排気ガスに基づくエンジン制御を避けることができ、エンジン制御性能を高めることができる。
ところで、4つの排気管11の各々に排気ガスセンサを設けた場合、全ての気筒(#1~#4)からの排気ガスの酸素濃度を個別に検出することができる。しかし、この場合、気筒数と同じ数の4つの排気ガスセンサが必要となり、全体として生産コストが増大する。本実施形態では、触媒31より上流側に位置する排気ガスセンサ32,33の数(即ち、2つ)が、気筒の数(即ち、4つ)より少ない数としているため、生産コストを抑えることができる。
また、本実施形態では、排気ガスセンサ32,33の酸素検出部32b,33bは、排気ガスの流れ方向に垂直な同一の平面上に位置する。集合管12の上流側端部12a(即ち、排気ガスの合流箇所)からの距離に応じて、各気筒から排出された排気ガスの混ざり合いの程度が異なる。この構成によれば、各気筒からの排気ガスの合流箇所から各酸素検出部32b,33bまでの距離が同程度となるため、各酸素検出部32b,33bの検出条件を互いに揃えることができる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態に係る鞍乗車両1の排気装置10Bについて、図7~図10を参照しつつ説明する。図7は、排気装置10Bの左側面図であり、図8は、排気装置10Bの上面図である。なお、図7及び図8において、図の簡単化のため排気マフラ13を省略する。また、図9は、図7に示す排気装置10BのIX-IX矢視断面図であり、図10は、図8に示す排気装置10BのX-X矢視断面図である。なお、本実施形態において、第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
第1実施形態では、集合管12が上下方向に互いに対向する2つの部分合流管材21,22を有していたが、本実施形態では、図7及び図8に示すように、集合管12が、部分合流管材21,22の代わりに、左右方向に互いに対向する2つの部分合流管材41,42を有する。第2実施形態におけるその他の構成は、第1実施形態と同様である。
図4に示すように、2つの部分合流管材41,42は、夫々、筒状に形成されており、その内方に部分領域S4,S5を形成する。即ち、集合管12における排気ガスの流通空間の上流側の領域(より詳しくは全体合流管材23の上流側端部より上流側の領域)は、左右方向に2つの部分領域S4,S5に分割されている。部分合流管材41の上流側端部は、第1排気管111の下流側端部111bと第2排気管112の下流側端部112bの双方が嵌り込むように形成される。第1排気管111と第2排気管112の各々を流通した排気ガスは、部分領域S4にて合流する。部分合流管材42の上流側端部は、第3排気管113の下流側端部113bと第4排気管114の下流側端部114bの双方が嵌り込むように形成される。第3排気管113と第4排気管114の各々を流通した排気ガスは、部分領域S5にて合流する。
全体合流管材23は、筒状に形成されており、全体合流管材23の上流側端部は、部分合流管材41,42の下流側端部の双方が嵌り込むように形成される。2つの部分合流管材41,42の下流側端部が全体合流管材23の上流側端部に嵌り込むことで、2つの部分合流管材41,42の互いに左右方向に対向する外壁が接触した状態となる。2つの部分合流管材41,42は、この状態で、全体合流管材23の上流側端部に接合されて固定される。
ここで、部分合流管材41,42の互いに対向する外壁は、集合管12の上流側端部12aから排気ガスの流れ方向に沿って延び、排気ガスセンサ32,33の数と同じ2つの部分領域S4,S5に仕切る仕切壁Wとして機能する。図10に示すように、排気ガスの流れ方向に垂直な集合管12の断面視において、酸素検出部32bは部分領域S4に重なり、酸素検出部33bは部分領域S5に重なる。
本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施形態では、排気ガスの流れ方向に垂直な集合管12の断面視において、酸素検出部32b,33bは、仕切壁Wに仕切られた部分領域S4,S5に夫々重なる。このため、部分領域S4に流入した排気ガスを、仕切壁Wにより酸素検出部32bに向かうよう案内することができ、部分領域S5に流入した排気ガスを、仕切壁Wにより酸素検出部33bに向かうよう案内することができる。従って、酸素検出部32bは、第1排気管111と第2排気管112とから排出される排気ガスの酸素を精度良く検出することができ、酸素検出部33bは、第3排気管113と第4排気管114とから排出される排気ガスの酸素を精度良く検出することができる。
さらに、部分合流管材41,42の外壁が、集合管12により形成される排気ガスの流通空間の上流側領域を複数の部分領域S4,S5に仕切る仕切壁Wとして機能するため、仕切壁Wを有する集合管12を容易に製造できる。また、2つの部分合流管材41,42の互いに左右方向に対向する外壁が接触した状態で、全体合流管材23の上流側端部に固定されるため、集合管12をコンパクトにすることができる。
<その他の実施形態>
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、上記の第1及び第2実施形態では、走行用のエンジン3が4つの気筒を有し、集合管12における触媒31より上流側部分に2つの排気ガスセンサ32,33が取り付けられていたが、本発明はこれに限定されない。本発明の鞍乗車両が有する走行用のエンジン3の気筒の数(言い換えれば、エンジン3につながる排気管の数)は3つ以上であればよく、また、集合管12における触媒31より上流側部分に取り付けられる排気ガスセンサの数は、気筒の数より少ない数であればよい。
また、2つの酸素検出部32b,33bは、排気ガスの流れ方向に垂直な同一の平面上に位置していたが、集合管12における触媒31より上流側部分に取り付けられる排気ガスセンサは、排気ガスの流れ方向に垂直な同一の平面上になくてもよい。例えば、酸素検出部32b,33bの一方は、酸素検出部32b,33bの他方よりも、排気ガスの流れ方向における上流側に位置してもよい。
また、第1実施形態における酸素検出部32b,33bの位置は、図5及び図6に示した位置に限定されない。
例えば、図11に示すように、軸方向の長さが互いに異なる排気ガスセンサ35,36を用いて、酸素検出部35bが、4つの排気管11のうち上側に位置する第1排気管111と第4排気管114からの排気ガスの酸素を主に検出し、酸素検出部36bが、4つの排気管11のうち下側に位置する第2排気管112と第3排気管113からの排気ガスの酸素を主に検出するように配置してもよい。なお、図11には、第1排気管111及び第4排気管114を流通した排気ガスの所定時間で平均した濃度が、同程度である領域が、領域R3として示されており、第2排気管112及び第3排気管113を流通した排気ガスの所定時間で平均した濃度が、同程度である領域が、領域R4として示されている。そして、領域R3に、排気ガスセンサ35の酸素検出部35bが位置付けられており、領域R4に、排気ガスセンサ36の酸素検出部36bが位置付けられている。
図11に示すように酸素検出部35b,36bを位置づける場合、排気ガスの流れ方向に垂直な集合管12の断面視において、酸素検出部35bは部分領域S1に重なり、酸素検出部36bは部分領域S2に重なる。このため、部分合流管材21,22の外壁が、部分領域S1,S2に流入した排気ガスを夫々対応する酸素検出部35b,36bに向かうよう案内する仕切壁Wとして機能し、第2実施形態と同様の効果を得ることができる。但し、排気ガスセンサは、集合管12における排気ガスの流通を邪魔しないよう、上記実施形態のように、集合管12の壁部から酸素検出部までの距離はできるだけ短くすることが好ましい。
また、第2実施形態において、2つの酸素検出部32b,33bは、排気ガスの流れ方向における仕切壁Wの下流側端部よりも下流側に配置されたが、排気ガスの流れ方向における仕切壁Wの下流側端部よりも上流側に配置されてもよい。言い換えれば、2つの排気ガスセンサ32,33は、全体合流管材23の代わりに、部分合流管材41,42に夫々取り付けられていてもよい。この場合、2つの排気ガスセンサ32,33が、互いに異なる気筒からの排気ガスの特性を検出することを確実にする。
また、触媒31は、集合管12になくてもよく、複数の排気管11の下流側端部より下流に設けられていればよい。また、排気ガスセンサ32~34は、酸素センサでなくてもよく、例えば、排気ガスセンサは、排気ガス中の酸素以外の成分を検出するセンサや、排気ガスの温度を検出する排気温度センサなど、排気ガスの特性を検出するものであればよい。
また、上記の第1及び第2実施形態では、集合管12が2つの部分合流管材21,22(又は41,42)と1つの全体合流管材23を有していたが、本発明における集合管の構成はこれに限定されない。例えば、集合管12は、部分合流管材を有さなくてもよく、全ての排気管の下流側端部が、全体合流管材の上流側端部に直接接続されていてもよい。この場合、全体合流管材の内方に、当該全体合流管材の上流側端部から排気ガスの流れ方向に沿って延び、当該全体合流管材の排気ガスの流通空間の上流側領域を2つの部分領域に仕切る板状部材が設けられてもよい。この場合、当該板状部材は、本発明の仕切壁に相当する。板状部材は、全体合流管材の上流側端部から排気ガスセンサまで延びていてもよいし、延びていなくてもよい。
鞍乗車両の一例として、自動二輪車を例示したが、本発明は、自動二輪車以外の鞍乗車両(例えば自動三輪車、四輪バギー車)にも適用可能である。
1 :鞍乗車両
3 :エンジン
11 :排気管
111 :第1排気管
112 :第2排気管
113 :第3排気管
114 :第4排気管
12 :集合管
13 :排気マフラ
21 :部分合流管材
22 :部分合流管材
23 :全体合流管材
31 :触媒
32 :排気ガスセンサ
32a :本体部
32b :酸素検出部(検出部)
33 :排気ガスセンサ
33a :本体部
33b :酸素検出部(検出部)

Claims (7)

  1. 3つ以上の気筒を有する走行用のエンジンと、
    前記3つ以上の気筒に夫々つながる複数の排気管と、
    前記複数の排気管の下流側端部に接続し、前記複数の排気管の各々を流通した排気ガスが合流する集合管と、
    前記複数の排気管の前記下流側端部より下流に設けられた、排気ガスと接触して排気ガスを浄化する触媒と、
    前記集合管を貫通するように配置された軸状の本体部と、前記本体部の軸方向一端に設けられた、排気ガスの特性を検出する検出部を夫々有する、前記集合管における前記触媒より上流側部分に取り付けられた複数の排気ガスセンサと、を備え、
    前記複数の排気ガスセンサの数は、前記気筒の数より少ない数であり、
    前記複数の排気ガスセンサの検出部は、排気ガスの流れ方向に垂直な断面視において、前記集合管内で互いに異なる位置にあるように配置され
    前記複数の排気ガスセンサの本体部は、夫々、前記集合管から外部に斜め上方に突出した状態で前記集合管に固定されており、
    前記複数の排気ガスセンサの本体部の上端部が、前記集合管における前記複数の排気ガスセンサが取り付けられた部分より上流側部分の最上端より下方に位置する、鞍乗車両。
  2. 前記複数の排気ガスセンサの検出部は、排気ガスの流れ方向に垂直な同一の平面上に位置する、請求項1に記載の鞍乗車両。
  3. 前記気筒の数は、4つ以上であり、
    前記集合管は、その上流側端部から排気ガスの流れ方向に沿って延びる仕切壁を含み、
    前記仕切壁は、前記集合管により形成される排気ガスの流通空間の上流側領域を、前記複数の排気ガスセンサと同じ数の複数の部分領域に仕切り、
    前記部分領域の各々には、前記複数の排気管のうちの少なくとも2つから排気ガスが流入し、
    排気ガスの流れ方向に垂直な前記集合管の断面視において、前記複数の排気ガスセンサの検出部は、夫々、互いに異なる前記部分領域に重なる、請求項1又は2に記載の鞍乗車両。
  4. 前記複数の排気ガスセンサの検出部は、排気ガスの流れ方向における前記仕切壁の下流側端部よりも上流側に配置される、請求項3に記載の鞍乗車両。
  5. 前記排気ガスセンサの数は2つであり、
    前記集合管は、前記鞍乗車両の前後方向に延びており、
    前記仕切壁は、前記流通空間の上流側領域を、前記鞍乗車両の左右方向に2つの部分領域に分割し、
    2つの前記排気ガスセンサは、夫々、前記集合管から外部に斜め上方に突出する、請求項3又は4に記載の鞍乗車両。
  6. 前記集合管は、
    夫々前記部分領域を形成し、夫々前記複数の排気管のうちの少なくとも2つから排気ガスが流入される複数の部分合流管材と、
    前記触媒が設けられた、前記複数の部分合流管材を流通する排気ガスが合流する全体合流管材と、を有する、請求項3~5のいずれか1項に記載の鞍乗車両。
  7. 前記複数の部分合流管材の互いに対向する外壁は、互いに接触する部分を有する、請求項6に記載の鞍乗車両。
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