JP7120466B2 - 乗客コンベアの欄干装置 - Google Patents

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Description

この発明は、乗客コンベアの欄干装置に関するものである。
乗客コンベアの欄干装置においては、アルミ押出成形品の保持具本体と、アルミ押出成形品のクランプ部品とで乗客コンベアの欄干パネルを挟んで保持するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
国際公開第2013/140504号
しかしながら、特許文献1に示されるような乗客コンベアの欄干装置においては、アルミ押出成型を用いて製造された2次元的な形状の部品により欄干パネルを挟んで保持する。このため、欄干パネルの保持具の材料として、一般的な鋼材に入手性及びコストの面で劣るアルミニウムを使用する。また、製造過程においてアルミ押出成型を用いることから、保持具本体とクランプ部品のそれぞれについて専用の金型が必要である。
この発明は、このような課題を解決するためになされたものである。その目的は、欄干パネルの保持具の材料として一般的な鋼材を利用可能な簡潔な構成でもって、欄干パネルを適切に保持可能な乗客コンベアの欄干装置を提供することにある。
この発明に係る乗客コンベアの欄干装置は、乗客コンベアのトラス構造体と別体で設けられ、前記乗客コンベアの欄干パネルを保持するパネル保持具を備え、前記パネル保持具は、前記欄干パネルの一側面を押圧する第1押圧面を有する保持具本体と、前記欄干パネルの他側面を押圧する第2押圧面を有する押さえ部材と、前記押さえ部材を前記保持具本体に取り付けるボルトと、を備え、前記保持具本体は、前記第1押圧面に対して傾斜した方向に延びる案内部を備え、前記押さえ部材には、前記案内部が貫通する貫通孔が形成され、前記ボルトを締めると、前記押さえ部材は、前記貫通孔内に通された前記案内部により前記押さえ部材の移動方向が前記傾斜した方向に規制された状態で前記案内部に案内されながら、前記押さえ部材全体が一体となって前記ボルトのねじ送り作用により前記第1押圧面の側に移動る。
この発明に係る乗客コンベアの欄干装置によれば、欄干パネルの保持具の材料として一般的な鋼材を利用可能な簡潔な構成でもって、欄干パネルを適切に保持可能な乗客コンベアの欄干装置を提供することにある。
この発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの欄干装置を備えたエスカレータの全体構成を模式的に示す図である。 図1中の断面A-Aにおける断面図である。 この発明の実施の形態1に係る欄干装置が備えるパネル保持具の正面図である。 図3中の矢印Bで示す方向から見た矢視図である。 図3中の矢印Cで示す方向から見た矢視図である。 この発明の実施の形態1に係るパネル保持具が備える保持具本体の正面図である。 この発明の実施の形態1に係る保持具本体の上面図である。 この発明の実施の形態1に係る保持具本体の側面図である。 この発明の実施の形態1に係るパネル保持具が備える押さえ部材の正面図である。 この発明の実施の形態1に係る押さえ部材の上面図である。 この発明の実施の形態1に係る押さえ部材の下面図である。 この発明の実施の形態1に係るパネル保持具の要部を拡大して示す図である。
この発明を実施するための形態について添付の図面を参照しながら説明する。各図において、同一又は相当する部分には同一の符号を付して、重複する説明は適宜に簡略化又は省略する。以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。なお、本発明は以下の実施の形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
実施の形態1.
図1から図12を参照しながら、この発明の実施の形態1について説明する。図1はこの発明の実施の形態1に係る乗客コンベアの欄干装置を備えたエスカレータの全体構成を模式的に示す図である。図2は図1中の断面A-Aにおける断面図である。図3はこの発明の実施の形態1に係る欄干装置が備えるパネル保持具の正面図である。図4は図3中の矢印Bで示す方向から見た矢視図である。図5は図3中の矢印Cで示す方向から見た矢視図である。図6はこの発明の実施の形態1に係るパネル保持具が備える保持具本体の正面図である。図7はこの発明の実施の形態1に係る保持具本体の上面図である。図8はこの発明の実施の形態1に係る保持具本体の側面図である。図9はこの発明の実施の形態1に係るパネル保持具が備える押さえ部材の正面図である。図10はこの発明の実施の形態1に係る押さえ部材の上面図である。図11はこの発明の実施の形態1に係る押さえ部材の下面図である。そして、図12はこの発明の実施の形態1に係るパネル保持具の要部を拡大して示す図である。
この実施の形態では、欄干装置が適用される乗客コンベアとしてエスカレータ1を例に挙げて説明する。なお、欄干装置が適用される乗客コンベアは、エスカレータに限られず、他に例えば動く歩道等であってもよい。
エスカレータ1は、図1に示すように、トラス構造体2及び複数の踏段3を備えている。トラス構造体2は、エスカレータ1の乗客搬送方向に沿って配置された主枠である。複数の踏段3は、無端状に連結され、トラス構造体2に支持されている。各踏段3は、トラス構造体2内に設置された駆動機(図示せず)の駆動力によって循環移動される。
トラス構造体2上には、一対の欄干装置10が設けられている。それぞれの欄干装置10は、トラス構造体2の幅方向における両側に、前述した乗客搬送方向に沿って立設されている。それぞれの欄干装置10には、移動手摺11が設けられている。移動手摺11は、欄干装置10の外周縁に沿って移動可能に支持されている。移動手摺11は、前述した駆動機の駆動力によって、踏段3と同期して移動される。
欄干装置10は、複数の欄干パネル12と、複数のパネル保持具100と、デッキ装置20とを備えている。欄干パネル12は、例えばガラス製である。複数の欄干パネル12は、前述した乗客搬送方向に沿って並べられている。それぞれの欄干パネル12の下部は、パネル保持具100により保持されている。
図2に示すように、それぞれのパネル保持具100は、トラス構造体2と別体で設けられ、トラス構造体2に固定部材30を介して固定されている。デッキ装置20は、図2に示す内側デッキボード21及び外側デッキボード22を備えている。内側デッキボード21は、欄干パネル12の踏段3側、すなわち、欄干パネル12よりもエスカレータの内側に配置される。外側デッキボード22は、欄干パネル12の踏段3と反対側、すなわち、欄干パネル12よりもエスカレータの外側に配置されている。
内側デッキボードの下端部には、図示しないスカートガードが接続される。スカートガードは、踏段3の側面に対向して配置される。デッキ装置20は、図示しない支持部材を介してトラス構造体2に固定される。以上のように構成されたデッキ装置20は、欄干パネル12の下部に存在する空間を覆っている。なお、内側デッキボード21及び外側デッキボード22のそれぞれと欄干パネル12の側面との間の隙間は、パッキン23によって塞がれている。図示の例では、欄干パネル12の下部とパネル保持具100との間に、シートが挟まれている。このシートは、欄干パネル12の破損を防止する緩衝材である。シートは、例えば、プラスチック樹脂、シリコン樹脂、ゴム等からなる。
図3から図5に示すように、パネル保持具100は、保持具本体110、押さえ部材120及びボルト130を備えている。保持具本体110は鋼材からなる。図6及び図7に示すように、保持具本体110には、固定用長孔111が形成されている。そして、図3及び図4に示すように、保持具本体110は、固定用長孔111を通された締結具31によって、固定部材30に固定される。締結具31は、例えばボルトとナットである。図2に示すように、固定部材30は、トラス構造体2に固定されている。このようにして、保持具本体110は、固定部材30を介してトラス構造体2に固定されている。
なお、固定部材30は、トラス構造体2に対して、位置及び向きを調節可能に取り付けられている。また、固定部材30に対する保持具本体110を取り付ける位置及び向きも、例えば固定用長孔111内における締結具31の締結位置を変更すること等により、調節可能である。そして、これらの調節機構を駆使することで、欄干パネル12の高さ、水平位置、傾き等を調整できるとともに、前述した乗客搬送方向に欄干パネル12が平行になるように調整できる。
図6から図8に示すように、保持具本体110には、第1押圧面112が形成されている。第1押圧面は、パネル保持具100が欄干パネル12を保持した状態で、欄干パネル12の一側面を押圧する面である。また、保持具本体110には、案内部113が設けられている。案内部113は、第1押圧面112に対して傾斜した方向に延びている。このようにして、保持具本体110には、第1押圧面112と案内部113との間に、欄干パネル12の下部が挿入される隙間が形成されている。
ここで説明する構成例では、特に図8に示すように、保持具本体110は、側面視で上側が開放された略コ字状を呈する。このため、保持具本体110には、第1押圧面112が2つに分かれて形成される。また、案内部113も2つになる。これら2つの案内部113は、互いに平行に配置される。2つの案内部113の間の距離はdである。
次に、図9から図11を参照しながら、押さえ部材120の構成について説明する。押さえ部材120は、曲げ加工された鋼材からなる。押さえ部材120は、押圧面形成部122、上側延設部123及び下側延設部124を備えている。押圧面形成部122には、第2押圧面121が形成されている。第2押圧面121は、パネル保持具100が欄干パネル12を保持した状態で、欄干パネル12の他側面を押圧する面である。
押圧面形成部122の上側は、第2押圧面121とは反対側に折り曲げられている。そして、押圧面形成部122の上側において第2押圧面121とは反対側に延びた部分が、上側延設部123である。換言すれば、押圧面形成部122の上端には、上側延設部123の一端が接続されている。押圧面形成部122の下側も、第2押圧面121とは反対側に折り曲げられている。そして、押圧面形成部122の下側において第2押圧面121とは反対側に延びた部分が、下側延設部124である。換言すれば、押圧面形成部122の下端には、下側延設部124の一端が接続されている。
上側延設部123の主たる面(以降においては、単に「上側延設部123」ともいう)と押圧面形成部122の第2押圧面121とがなす内角は鋭角である。下側延設部124の主たる面(以降においては、単に「下側延設部124」ともいう)と押圧面形成部122の第2押圧面121とがなす内角は鈍角である。そして、上側延設部123と第2押圧面121との内角と、下側延設部124と第2押圧面121とがなす内角との和は180度である。すなわち、上側延設部123と下側延設部124とは、平行に配置されている。
上側延設部123には、貫通孔125が形成されている。上側延設部123に形成される貫通孔125の数は、保持具本体110の案内部113の数と同じである。すなわち、ここで説明する構成例では、貫通孔125の数は2つである。図10に示すように、これら2つの貫通孔125の間の距離はeである。そして、貫通孔125同士の距離eは、案内部113同士の距離dと等しい。1つの貫通孔125の大きさは、1つの案内部113を挿通可能であるように調整されている。
図11に示すように、下側延設部124の両側は切り欠かれており、下側延設部124は上側延設部123よりも幅狭になっている。下側延設部124の幅fは、保持具本体110の案内部113の間の距離d以下である。換言すれば、下側延設部124の幅fは、上側延設部123の貫通孔125の間の距離e以下である。図示の構成例では、下側延設部124の幅fは、案内部113同士の距離dすなわち貫通孔125同士の距離eと等しい。
上側延設部123及び下側延設部124のそれぞれには、ボルト挿通孔126が形成されている。また、図6から図8に示すように、保持具本体110にはボルト固定用孔114が形成されている。そして、図3及び図5に示すように、保持具本体110のボルト固定用孔114と押さえ部材120のボルト挿通孔126とに通されたボルト130により、押さえ部材120が保持具本体110に取り付けられる。ボルト挿通孔126の内径は、ボルト130のねじ山部の外径より大きい。図示の例では、上側延設部123のボルト挿通孔126の側のボルト130の先端に、ワッシャが通された上でナット131により締結されている。ボルト130は保持具本体110に溶接されていてもよい。なお、本開示では、ボルト130とナット131とで締めることを、単に「ボルト130を締める」と表現することがある。
以上のようにして保持具本体110、押さえ部材120及びボルト130によりパネル保持具100が組み立てられた状態(以降においては、「組立状態」ともいう)では、上側延設部123は、押圧面形成部122の上端から案内部113の側に延びて配置される。同様に、下側延設部124は、押圧面形成部122の下端から案内部113の側に延びて配置される。
組立状態においては、各案内部113が各貫通孔125内にそれぞれ通される。ボルト130は、案内部113の延伸方向と平行に配置される。上側延設部123は、ボルト130と直交して配置される。すなわち、上側延設部123は、案内部113の延伸方向と直交している。そして、組立状態においては、保持具本体110の第1押圧面112と、押さえ部材120の第2押圧面121とが対向している。
以上のように構成されたパネル保持具100において、ボルト130を締めると、ボルト130のねじ送り作用により保持具本体110に対して押さえ部材120が移動する。この際、押さえ部材120は案内部113に案内されながら移動する。前述したように、案内部113は、第1押圧面112に対して傾斜した方向に延びている。そしてさらに、押さえ部材120の移動方向は、貫通孔125内に通された案内部113により案内部113と平行な方向に規制されている。したがって、ボルト130を締めると、第1押圧面112と第2押圧面121との間の距離が狭まる。
なお、図示の構成では、貫通孔125は上側延設部123にのみ形成され、下側延設部124には貫通孔125がない。組立状態では、下側延設部124は案内部113同士の間に配置される。したがって、押さえ部材120の全体としての移動方向は案内部113により規制されるものの、例えば保持具本体110及び押さえ部材120の鋼材の弾性変形等により、下側延設部124は案内部113に対して案内部113と平行でない方向にも変位可能である。
第1押圧面112と第2押圧面121との間に被固定物である欄干パネル12の下部を配置した状態でボルト130を締め込むと、押さえ部材120は保持具本体110の案内部113に沿って下方に移動し、同時に第1押圧面112と第2押圧面121との間の距離がせばまって、保持具本体110と押さえ部材120とにより欄干パネル12の下部が把持される。この際、ボルト130の軸力の一部が欄干パネル12を把持する方向に伝わるとともに、この把持力の反力を案内部113によって受けることができるので、確実な把持力を発揮することが可能である。
以上のように構成された欄干装置10の構成によれば、材料として、アルミニウムと比較して入手性及びコストの面で優れる一般的な鋼材を利用し、専用金型及び熟練技術を必要としない一般的な切断、曲げ等の板金加工、及び、締結部品での組み立てでパネル保持具100を製造できる。そして、パネル保持具100の材料として一般的な鋼材を利用可能な簡潔な構成でもって高い把持力を発揮し、欄干パネル12を適切に保持可能である。このため、欄干装置10の製造難度を低く抑え、広く安定的な部品供給を図ることができる。
この実施の形態のパネル保持具100では、前述したように、上側延設部123と第2押圧面121となす角度が鋭角になるように曲げられている。この曲げ角度は、上側延設部123と第2押圧面121とがなす内角が第2押圧面121に対する案内部113の傾斜角度より小さくなるように調整されている。したがって、図12に示すように、上側延設部123に近い側の第1押圧面112と第2押圧面121との間の距離gは、下側延設部124に近い側の第1押圧面112と第2押圧面121との間の距離hより小さい。すなわち、第1押圧面112と第2押圧面121との間の距離は、上側延設部123に近い側ほど短く、下側延設部124に近い側ほど長い。
したがって、ボルト130を徐々に締めていった場合、第2押圧面121の上側延設部123に近い側が下側延設部124に近い側よりも先に欄干パネル12の押圧を開始する。さらに、ボルト130を締めていくと、保持具本体110及び押さえ部材120が弾性変形し、第2押圧面121の全体で欄干パネル12を押圧する状態になる。この状態においては、第2押圧面121に掛かる力は、上側延設部123を介して案内部113により支持される。一方、前述したように下側延設部124は単に案内部113同士の間に配置されているだけであるため、第2押圧面121に掛かる力は、下側延設部124側では案内部113で支持されない。すなわち、下側延設部124に近い側よりも上側延設部123に近い側で、より強い把持力を発揮する。したがって、欄干パネル12が第2押圧面121で押圧される上端に近い位置で最も強い把持力を発揮できる。
ここで、比較例として、把持力が第2押圧面121において均等に発生する構造を考える。この比較例では、製造誤差等により、第2押圧面121の下側の方で上側よりも強い把持力となることが容易に起こり得る。このような場合、第2押圧面121の下側でしか欄干パネル12が把持されず、第2押圧面121の上側では第2押圧面121と欄干パネル12との間に隙間が生じてしまうことが考えられる。第2押圧面121の上側での欄干パネル12との隙間は、欄干パネル12のぐらつきの要因になる。
これに対し、この実施の形態のパネル保持具100によれば、保持具本体110を構成する鋼材の弾性変形を利用して、第2押圧面121のより広い面積で欄干パネル12を押圧しつつ、第2押圧面121で押圧される上端に近い位置で最も強い把持力を発揮することができる。このため、第2押圧面121の上側では第2押圧面121と欄干パネル12との間に隙間が生じることを抑制して欄干パネル12を適切かつ確実に把持でき、欄干パネル12のぐらつき発生を抑制することが可能である。
この発明は、乗客コンベアの欄干パネルを保持するパネル保持具を備えた乗客コンベアの欄干装置に利用できる。
1 エスカレータ
2 トラス構造体
3 踏段
10 欄干装置
11 移動手摺
12 欄干パネル
20 デッキ装置
21 内側デッキボード
22 外側デッキボード
23 パッキン
30 固定部材
31 締結具
100 パネル保持具
110 保持具本体
111 固定用長孔
112 第1押圧面
113 案内部
114 ボルト固定用孔
120 押さえ部材
121 第2押圧面
122 押圧面形成部
123 上側延設部
124 下側延設部
125 貫通孔
126 ボルト挿通孔
130 ボルト
131 ナット

Claims (9)

  1. 乗客コンベアのトラス構造体と別体で設けられ、前記乗客コンベアの欄干パネルを保持するパネル保持具を備え、
    前記パネル保持具は、
    前記欄干パネルの一側面を押圧する第1押圧面を有する保持具本体と、
    前記欄干パネルの他側面を押圧する第2押圧面を有する押さえ部材と、
    前記押さえ部材を前記保持具本体に取り付けるボルトと、を備え、
    前記保持具本体は、前記第1押圧面に対して傾斜した方向に延びる案内部を備え、
    前記押さえ部材には、前記案内部が貫通する貫通孔が形成され、
    前記ボルトを締めると、前記押さえ部材は、前記貫通孔内に通された前記案内部により前記押さえ部材の移動方向が前記傾斜した方向に規制された状態で前記案内部に案内されながら、前記押さえ部材全体が一体となって前記ボルトのねじ送り作用により前記第1押圧面の側に移動る乗客コンベアの欄干装置。
  2. 前記貫通孔に前記案内部を貫通させたとき、前記第1押圧面と前記第2押圧面との間の距離は、前記第2押圧面の上側ほど短く、前記第2押圧面の下側ほど長い請求項1に記載の乗客コンベアの欄干装置。
  3. 前記ボルトは、前記傾斜した方向と平行に配置される請求項1又は請求項2に記載の乗客コンベアの欄干装置。
  4. 前記押さえ部材は、
    前記第2押圧面が形成された押圧面形成部と、
    前記押圧面形成部の上端から前記案内部の側に延びて設けられた上側延設部と、
    前記押圧面形成部の下端から前記案内部の側に延びて設けられた下側延設部と、を備え、
    前記貫通孔は、前記上側延設部に形成され、
    前記上側延設部は、前記ボルトと直交し、かつ、前記第2押圧面となす角度が鋭角になるように配置された請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の乗客コンベアの欄干装置。
  5. 前記第1押圧面と前記第2押圧面との間の距離は、前記上側延設部に近い側ほど短く、前記下側延設部に近い側ほど長い請求項4に記載の乗客コンベアの欄干装置。
  6. 前記下側延設部は、前記ボルトと直交するように配置された請求項4又は請求項5に記載の乗客コンベアの欄干装置。
  7. 前記保持具本体は、底部及び互いに対向する2つの側部を備えることにより、上側が開放されたコ字状を呈し、
    各前記側部は、前記第1押圧面及び前記案内部を形成され、
    前記押さえ部材は、2つの前記貫通孔を形成された請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の乗客コンベアの欄干装置。
  8. 前記ボルトは、前記2つの側部における各前記案内部の間に配置される請求項7に記載の乗客コンベアの欄干装置。
  9. 前記底部は、前記ボルトと直交するように配置された請求項7又は請求項8に記載の乗客コンベアの欄干装置。
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