JP7120136B2 - 燃料電池用のセパレータ - Google Patents
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Description
図1は、燃料電池100の斜視図である。図1には、互いに直交するX方向、Y方向、及びZ方向を示している。燃料電池100は、例えば電気自動車の電力源として利用できる。図1のように、燃料電池100は、セル積層体11、ターミナルプレート12a及び12b、絶縁プレート13a及び13b、及びエンドプレート14a及び14bを含む。セル積層体11は、複数の単セル10がZ方向に積層されている。単セル10は、反応ガスとして燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば空気)との供給を受けて発電する固体高分子形燃料電池である。
図4は、外周ビード44g周辺を示したセパレータ37の部分拡大斜視図である。図5は、+Z方向側から見た外周ビード44g周辺を示したセパレータ37の部分拡大平面図である。図5は、外周ビード44gが突出した側からであって基部371の面に垂直な方向から見た平面図に相当する。図4及び図5では、縁372に沿って延びた外周ビード44gの一部分を示しており、この外周ビード44gの一部分は+Y方向に蛇行しながら延びている。具体的には外周ビード44gは、振幅及び波長がそれぞれ略一定で波状に延びている。図6Aは、図5のA-A断面図である。図6Bは、図5のB-B断面図である。
リブ46の端部461及び462は、外周ビード44gの側部441の領域R1及びR2にそれぞれ接続されている。同様にリブ47の端部471及び472は、外周ビード44gの側部442の領域R3及びR4にそれぞれ接続されている。リブ46は、全体で-X方向に凸となった円弧状である。リブ47は、全体で+X方向に凸となった円弧状である。
次に比較例について説明する。図7は、比較例のセパレータ37xの説明図である。セパレータ37xは、上述したリブ46及び47は設けられていない点で本実施例のセパレータ37と異なるが、その他の点については同じである。燃料電池は、セパレータ37xや絶縁フレーム39、MEGA36等が積層されて、Z方向に圧縮荷重が作用するようにこれらの部材が締結される。セパレータ37xの外周ビード44gにZ方向での圧縮荷重が作用すると、側部441上には、側部441上の任意の点での側部441の外側に向けた法線方向に力が作用し、同様に側部442上には、側部442上の任意の点での側部442の外側に向けた法線方向に力が作用する。
本実施例では、外周ビード44gに圧縮荷重が作用すると、側部441の領域R1からリブ46の端部461を介して端部462側へと力が伝播すると共に、側部441の領域R2からリブ46の端部462を介して端部461側へと力が伝播する。この結果、端部461からの力と端部462からの力とが相殺される。
リブ46の端部461から延びた方向と法線方向N1との間の角度と、リブ46の端部462から延びた方向と法線方向N2との間の角度とは同じに限定されない。また、リブ46の端部461から延びた方向と、リブ46の端部462から延びた方向とは、X方向に平行な線分に対して対称であることに限定されない。同様に、リブ47の端部471から延びた方向と法線方向N3との間の角度と、リブ47の端部472から延びた方向と法線方向N4との間の角度とは同じに限定されない。リブ47の端部471から延びた方向と、リブ47の端部472から延びた方向とは、X方向に平行な線分に対して対称であることに限定されない。リブ46及び47は、Y方向に平行な線分に対して対称形状であるがこれに限定されない。即ち、リブ46の端部461から延びた方向とリブ47の端部472から延びた方向とは、互いに逆方向であることに限定されず、リブ46の端部462から延びた方向とリブ47の端部471から延びた方向とは、互いに逆方向に限定されない。
次に複数の変形例に係るセパレータについて説明する。図9は、第1変形例であるセパレータ37aの部分拡大平面図である。図9は、図5に対応している。セパレータ37aのリブ46aは、端部461及び462からそれぞれ法線方向N1及びN2に直線状に延びた直状部46a1及び46a2と、直状部46a1及び46a2が接続した湾曲部46a3とを有している。直状部46a1及び46a2は、互いに同じ長さであるがこれに限定されない。直状部46a1及び46a2の間の内角は、90度である。湾曲部46a3では、直線状の直状部46a1と直状部46a2とが湾曲して接続されている。同様にリブ47aも、端部471及び472からそれぞれ法線方向N3及びN4に直線状に延びた直状部47a1及び47a2と、直状部47a1及び47a2が接続した湾曲部47a3とを有している。
図10は、第2変形例であるセパレータ37bの部分拡大平面図である。図10は、図5に対応している。セパレータ37bには、上述した実施例とは異なり、側部441に接続されたリブ46は設けられているが、側部442に接続されるリブは設けられていない。ここで、リブ46が接続された側部441は、縁372に沿って+Y方向に延びており、換言すれば基部371の縁372に対向している。ここで側部441が縁372に対向するとは、側部441と縁372との間にリブ46以外の凹凸状の部位は形成されていないことを意味する。外周ビード44gに圧縮荷重が作用した際には、リブ46により側部441の反力を確保することができる。また、セパレータ37bでは側部442に接続されるリブは設けられていないため、セパレータ37bの製造が容易であり、製造コストの増大も抑制されている。
37、37a、37b アノードセパレータ(燃料電池用のセパレータ)
371 基部
372 縁
44g 外周ビード(ビード)
46、47、46a、47a リブ
461 端部(第1端部)
462 端部(第2端部)
N1~N4 法線方向
Claims (8)
- 平坦な基部と、
前記基部から一方側に突出した複数の流路リブと、
前記基部から前記一方側に突出して、前記基部の外周縁側に沿って延び前記複数の流路リブを包囲し、少なくとも第1方向に蛇行しながら延びたビードと、
前記基部から前記一方側に前記ビードよりも低い突出高さで突出して前記ビードに接続した第1リブと、を備え、
前記ビードの蛇行しながら前記第1方向に延びた部分は、前記基部よりも前記一方側に位置した頂部、前記基部から傾斜して前記頂部に連続し互いに対向した第1及び第2側部、を含み、
前記第1側部は、前記第1リブの第1端部が接続した第1領域と、前記第1領域から前記第1方向に連続し前記第1リブの第2端部が接続した第2領域と、を有し、
前記一方側からであって前記基部に垂直な方向から見た平面視で、前記第1領域内での前記第1側部の外側面上の任意の点での法線方向である第1法線方向は、前記第1方向の成分を含み、
前記平面視で、前記第2領域内での前記第1側部の外側面上の任意の点での法線方向である第2法線方向は、前記第1方向とは反対方向の第2方向の成分を含み、
前記平面視で、前記第1リブが前記第1端部から延びた方向は、前記第1方向と前記第1方向に直交し前記第1側部の外側の方向である第3方向との間の方向であり、
前記平面視で、前記第1リブが前記第2端部から延びた方向は、前記第2方向と前記第3方向との間の方向である、燃料電池用のセパレータ。 - 前記第1リブは、円弧状に湾曲している、請求項1の燃料電池用のセパレータ。
- 前記第1リブは、前記第1及び第2端部からそれぞれ直線状に延びた第1及び第2直状部を含む、請求項1の燃料電池用のセパレータ。
- 前記第1リブの幅は、前記ビードの幅よりも狭い、請求項1乃至3の何れかの燃料電池用のセパレータ。
- 前記第1側部は、前記基部の外縁に対向している、請求項1乃至4の何れかの燃料電池用のセパレータ。
- 前記第1リブが前記第1端部から延びた方向は、前記第1端部と前記第1領域との接続地点での前記第1法線方向を中心とした60度の角度範囲内に含まれる、請求項1乃至5の何れかの燃料電池用のセパレータ。
- 前記第1リブが前記第2端部から延びた方向は、前記第2端部と前記第2領域との接続地点での前記第2法線方向を中心とした60度の角度範囲内に含まれる、請求項1乃至6の何れかの燃料電池用のセパレータ。
- 前記基部から前記一方側に前記ビードよりも低い突出高さで突出して前記ビードに接続されている第2リブを備え、
前記第2側部は、前記第2リブの第3端部が接続した第3領域と、前記第3領域から前記第1方向に連続し前記第2リブの第4端部が接続した第4領域と、を有し、
前記平面視で、前記第3領域内での前記第2側部の外側面上の任意の点での法線方向である第3法線方向は、前記第1方向の成分を含み、
前記平面視で、前記第4領域内での前記第2側部の外側面上の任意の点での法線方向である第4法線方向は、前記第2方向の成分を含み、
前記平面視で、前記第2リブが前記第3端部から延びた方向は、前記第1方向と前記第3方向の反対側の第4方向との間の方向であり、
前記平面視で、前記第2リブが前記第4端部から延びた方向は、前記第2方向と前記第4方向との間の方向である、請求項1乃至7の何れかの燃料電池用のセパレータ。
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