JP7119802B2 - 送風機およびそれを用いた送風装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送風機およびそれを用いた送風装置に関する。
従来から、2つのインペラを有する遠心送風機が提案されている。例えば特許文献1に開示された送風機では、モータの回転軸の両端に第1のインペラおよび第2のインペラがそれぞれ接続される。第1のインペラおよび第2のインペラを回転させると、軸方向の両端から筐体内部に空気が取り込まれる。該空気は、筐体内で周方向に進行する。
筐体内部には、第1のインペラの回転によって筐体内部を進行する空気の流路を形成する風洞(以下、第1風洞とも言う)が設けられる。また、筐体内部には、第2のインペラの回転によって装置内部を進行する空気の流路を形成する風洞(以下、第2風洞とも言う)が設けられる。第1風洞と第2風洞とは完全に仕切られており、第1風洞および第2風洞を流れた各空気は、別々の送風口からそれぞれ排出される。
国際公開第2016-170881号公報
第1風洞および第2風洞を有する遠心送風機において、送風風量の増大を図る方法として、例えば、第1風洞および第2風洞の、周方向における空気の流れ方向の上流側の端部を遮蔽する方法がある。上記端部を遮蔽することにより、吸い込んだ空気を効率よく送風口に導いて送風風量を増大させることができると考えられる。しかし、上記端部を遮蔽すると、上記端部とインペラとの間で大きな負圧が発生し、この負圧に起因して音鳴り(騒音)が発生する。したがって、騒音の発生を低減する観点では、上記端部を開放することが望ましい。
しかし、上記端部を開放すると、上記端部には開口部が形成されるため、第1風洞の上流側は、上記開口部を介して第1風洞の下流側と第1風洞の外部で空間的につながる。この場合、第1風洞の内部を周方向の上流側から下流側に向かって流れた空気が、再度、上記開口部を介して第1風洞内に巻き戻るおそれが生じる。このような巻き戻りが生じると、第1風洞の下流側から送風口に向かう空気の量が減少し、送風口から排出される空気の量(送風風量)が減少する。なお、第2風洞の上記端部を開放した場合も上記と同様の理由により、送風風量の減少が生じる虞がある。
本発明は、上記の点に鑑み、2つのインペラによって軸方向から吸い込んだ空気を、第1風洞および第2風洞の内部で周方向に進行させて送風口から排出する構成において、第1風洞および第2風洞の周方向上流側の端部での騒音の発生を低減しながら、送風風量を増大させることができる送風機と、その送風機を用いた送風装置と、を提供することを目的とする。
本発明の例示的な送風機は、中心軸を中心に回転するシャフトを有するモータと、前記シャフトの軸方向の両端にそれぞれ接続される第1インペラおよび第2インペラと、前記モータ、前記第1インペラおよび前記第2インペラを内部に収容するハウジングと、を有し、前記ハウジングは、前記第1インペラよりも軸方向一方側に位置する第1吸気口と、前記第2インペラよりも軸方向他方側に位置する第2吸気口と、前記第1インペラおよび第2インペラよりも前記シャフトの径方向外側に位置する単一の送風口と、前記第1吸気口と連通して前記シャフトの周方向に延びるとともに、周方向における空気の流れ方向の最も下流側が前記送風口と連通する第1風洞と、前記第2吸気口と連通して前記シャフトの周方向に延びるとともに、周方向における空気の流れ方向の最も下流側が前記送風口と連通する第2風洞と、周方向に延び、前記第1風洞と前記第2風洞とを軸方向に隔てる壁部と、を有し、前記第1風洞および前記第2風洞は、周方向における各空気の流れ方向の最も上流側に第1開口部および第2開口部をそれぞれ有し、前記壁部の軸方向の厚みは、周方向における前記空気の流れ方向の上流側に位置する前記壁部の始端から、下流側に位置する前記壁部の終端に向かって薄くなる。
第1風洞と第2風洞とを軸方向に隔てる壁部の厚みが、周方向の始端から終端に向かって薄くなる。これにより、負圧による音鳴り、騒音を低減するために、第1風洞および第2風洞の周方向の最も上流側に第1開口部および第2開口部をそれぞれ設けた場合でも、第1風洞および第2風洞の内部を周方向に流れた各空気が、第1開口部および第2開口部を介して第1風洞および第2風洞に巻き戻ることを低減できる。したがって、第1風洞および第2風洞の上流側の端部での負圧による騒音の発生を低減しながら、第1風洞および第2風洞の下流側から送風口に各空気を効率よく導いて、送風風量を増大させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る送風機の斜視図である。 図2は、送風機の側面図である。 図3は、図1とは別角度で見た送風機の斜視図である。 図4は、送風機の正面図である。 図5は、送風機の分解斜視図である。 図6は、図3のA-A線で送風機を軸方向に切断した縦断面図である。 図7は、図3のB-B線で送風機を軸方向に切断した縦断面図である。 図8は、第1上ケースの図示を省略した状態での送風機の斜視図である。 図9は、第1上ケース、第1下ケースおよび第2上ケースの図示を省略した状態での送風機の斜視図である。 図10は、第1上ケースの図示を省略した状態での送風機の平面図である。 図11は、送風装置の斜視図である。 図12は、筐体および内部の送風機の図示を省略した状態での送風装置の斜視図である。 図13は、筐体の図示を省略した状態での送風装置の分解斜視図である。 図14は、送風時の送風装置の部分的な斜視図である。 図15は、送風機の回動前の状態における筐体の内部を第2吸気口側から見たときの送風装置の側面図である。 図16は、送風機の回動後の状態における筐体の内部を第2吸気口側から見たときの送風装置の側面図である。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本書では、モータのシャフトの回転中心となる軸を「中心軸」と呼び、その中心軸が延びる方向を単に「軸方向」と呼ぶ。また、中心軸を起点として中心軸と直交する方向を単に「径方向」と呼び、中心軸を中心として描かれる円弧に沿う方向を単に「周方向」と呼ぶ。
また、本書では、説明の便宜上、軸方向を上下方向とし、送風機の上下方向を軸方向の上下方向と対応させて、各部の形状および位置関係を説明する。このとき、軸方向の一方を「上」とし、軸方向の他方を「下」とする。また、軸方向一方側を「上側」とし、軸方向他方側を「下側」とする。この定義によると、例えば、軸方向の「上側」が送風機の「第1吸気口側」となり、「下側」が「第2吸気口側」となる。なお、この上下方向の定義は、送風機および送風装置の使用時の向きおよび位置関係を限定するわけではない。
また、本書では、軸方向に平行な断面を「縦断面」と呼ぶ。なお、本書で用いる「平行」は、厳密な意味で平行を表すものではなく、略平行を含む。
<1.送風機>
(1-1.送風機の概略の構成)
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る送風機1の斜視図であり、図2は、送風機1の側面図である。図3は、図1とは別角度で見た送風機1の斜視図であり、図4は、送風機1の正面図である。また、図5は、送風機1の分解斜視図である。なお、ここでは、送風機1の送風口53から空気が排出される方向とは逆方向から送風機1を見る向きを「正面」とする。送風機1は、モータ2と、第1インペラ3および第2インペラ4と、ハウジング5と、を有する遠心送風機である。
モータ2は、中心軸Cを中心に回転するシャフト2aを有する。シャフト2aは、例えばステンレス等の金属で構成され、軸方向上下に延びる柱状の部材である。モータ2は、シャフト2aのほか、軸受と、ステータと、ロータと、を有する。軸受は、シャフト2aを中心軸C周りに回転可能に支持する。ステータおよびロータは、駆動電流の供給による磁束の変化によってシャフト2aを回転させる。なお、モータ2は、一般的なモータで構成可能であり、特に限定されない。
第1インペラ3は、シャフト2aの軸方向一方側(上側)の端部に接続される。第2インペラ4は、シャフト2aの軸方向他方側(下側)の端部に接続される。第1インペラ3および第2インペラ4は、中心軸Cを中心とするシャフト2aの回転に伴って周方向に同じ方向に回転する。ハウジング5は、モータ2、第1インペラ3および第2インペラ4を内部に収容するケースであり、例えば樹脂で構成される。
すなわち、送風機1は、中心軸Cを中心に回転するシャフト2aを有するモータ2と、シャフト2aの軸方向一方側の端部および軸方向他方側の端部にそれぞれ接続される第1インペラ3および第2インペラ4と、モータ2、第1インペラ3および第2インペラ4を内部に収容するハウジング5と、を有する。
ハウジング5は、第1吸気口51と、第2吸気口52と、送風口53と、第1風洞54と、第2風洞55と、壁部56と、を有する。第1吸気口51および第2吸気口52は、それぞれ外部の空気をハウジング5の内部に取り入れるための開口部である。ハウジング5において、第1吸気口51は、第1インペラ3よりも軸方向上側に位置し、第2吸気口52は、第2インペラ4よりも軸方向下側に位置する。
送風口53は、第1吸気口51および第2吸気口52を介してハウジング5内に吸い込まれた空気を外部に排出するための開口部である。送風口53は、ハウジング5において径方向の最も外側の外周面5aの所定の位置に形成される。したがって、ハウジング5において、送風口53は、第1インペラ3および第2インペラ4よりもシャフト2aの径方向外側に位置する。送風口53の個数、つまり、送風口53を形成する開口の数は、1個である。
第1風洞54は、第1吸気口51から吸い込まれた空気を送風口53に導く空気の流路を形成する風洞である。第1風洞54は、第1吸気口51と連通してシャフト2aの周方向に延びる。第1風洞54の周方向における空気の流れ方向の最も下流側は、送風口53と連通する。
第2風洞55は、第2吸気口52から吸い込まれた空気を送風口53に導く空気の流路を形成する風洞である。第2風洞55は、第2吸気口52と連通してシャフト2aの周方向に延びる。第2風洞55の周方向における空気の流れ方向の最も下流側は、送風口53と連通する。第1風洞54および第2風洞55は、周方向における各空気の流れ方向の最も上流側に第1開口部57および第2開口部58をそれぞれ有する。
第1開口部57と送風口53との間、および第2開口部58と送風口53との間には、軸方向に跨る空間Sが存在する。したがって、第1開口部57および第2開口部58は、空間Sに面して開口し、送風口53も空間Sに面して開口する。また、第1開口部57および第2開口部58は、それぞれ第1インペラ3および第2インペラ4の径方向外側(外周側)に位置し、かつ、軸方向に離れて位置する。また、第1風洞54の下流側および第2風洞55の下流側は、空間Sを介して送風口53とつながる。このため、第1風洞54の下流側および第2風洞55の下流側も空間Sに面して開口する。
壁部56は、第1風洞54と第2風洞55とを軸方向に隔てる壁である。言い換えれば、壁部56は、第1風洞54と第2風洞55とを軸方向に分離するための壁である。壁部56は、シャフト2aの周方向に延びて形成される。壁部56の軸方向の厚みは、周方向において変化するが、この点については後述する。なお、本実施形態では、壁部56において、周方向における空気の流れ方向の上流側の位置を始端56Uと称し、下流側の位置を終端56Dと称する。
すなわち、ハウジング5は、第1インペラ3よりも軸方向一方側に位置する第1吸気口51と、第2インペラ4よりも軸方向他方側に位置する第2吸気口52と、第1インペラ3および第2インペラ4よりもシャフト2aの径方向外側に位置する単一の送風口53と、第1吸気口51と連通してシャフト2aの周方向に延びるとともに、周方向における空気の流れ方向の最も下流側が送風口53と連通する第1風洞54と、第2吸気口52と連通してシャフト2aの周方向に延びるとともに、周方向における空気の流れ方向の最も下流側が送風口53と連通する第2風洞55と、周方向に延び、第1風洞54と第2風洞55とを軸方向に隔てる壁部56と、を有する。第1風洞54および第2風洞55は、周方向における各空気の流れ方向の最も上流側に第1開口部57および第2開口部58をそれぞれ有する。
(1-2.ハウジングを構成するインペラケースについて)
次に、上記したハウジング5の詳細について、図1から図5のほか、図6および図7も参照して説明する。図6は、図3のA-A線で送風機1を軸方向に切断した縦断面図である。また、図7は、図3のB-B線で送風機1を軸方向に切断した縦断面図である。なお、図7は、壁部56の終端56Dを通る縦断面図でもある。図6および図7では、モータ2の内部の図示を省略するが、便宜的にモータ2の外形のみを実線で示す。なお、モータ2とは、ハウジング5の内部に、ステータおよびロータなどの部品が個々に配置されて構成されてもよい。
ハウジング5は、第1インペラケース6と、第2インペラケース7と、を有する。第1インペラケース6は、第1インペラ3を収容し、第2インペラケース7は、第2インペラ4を収容する。したがって、第1インペラケース6は、軸方向一方側(上側)に位置し、第2インペラケース7は、軸方向他方側(下側)に位置する。第1インペラ3および第1インペラケース6と、第2インペラ4および第2インペラケース7とは、中心軸Cと直交して壁部56の軸方向の中心を通る平面Lに対して対称形状である。
第1インペラケース6は、上記した第1吸気口51および第1風洞54のほか、第1分割壁部56aと、第1分割送風口53aと、を有する。第1分割壁部56aは、壁部56を軸方向に垂直な面で上下に2分割したうちの一方である。つまり、第1分割壁部56aは、壁部56の上半分である。第1分割送風口53aは、送風口53を軸方向に垂直な面で上下に2分割したうちの一方である。つまり、第1分割送風口53aは、送風口53の上半分である。
第2インペラケース7は、上記した第2吸気口52および第2風洞55のほか、第2分割壁部56bと、第2分割送風口53bと、を有する。第2分割壁部56bは、壁部56を軸方向に垂直な面で上下に2分割したうちの他方である。つまり、第2分割壁部56bは、壁部56の下半分である。第2分割送風口53bは、送風口53を2分割したうちの他方である。つまり、第2分割送風口53bは、送風口53の下半分である。
すなわち、ハウジング5は、第1インペラ3を収容する第1インペラケース6と、第2インペラ4を収容する第2インペラケース7と、を有する。第1インペラケース6は、第1吸気口51と、第1風洞54と、壁部56を2分割したうちの一方である第1分割壁部56aと、送風口53を2分割したうちの一方である第1分割送風口53aと、を有する。第2インペラケース7は、第2吸気口52と、第2風洞55と、壁部56を2分割したうちの他方である第2分割壁部56bと、送風口53を2分割したうちの他方である第2分割送風口53bと、を有する。この構成により、第1インペラケース6と、第2インペラケース7とを個別に成形し、これらを軸方向に接続してハウジング5を容易に実現することができる。
また、第1インペラケース6は、第1上ケース61と、第1下ケース62と、を有する。第1上ケース61は、第1吸気口51を有する。第1下ケース62は、第1上ケース61よりも軸方向他方側(下側)に位置し、第1上ケース61と軸方向に接続される。
第2インペラケース7は、第2上ケース71と、第2下ケース72と、を有する。第2下ケース72は、第2吸気口52を有する。第2上ケース71は、第1下ケース62と第2下ケース72との間に位置し、第1下ケース62および第2下ケース72と軸方向に接続される。
また、第1下ケース62には、壁部56を構成する一方の第1分割壁部56aが位置し、第2上ケース71には、壁部56を構成する他方の第2分割壁部56bが位置する。これにより、壁部56は、第1下ケース62と第2上ケース71とにわたって位置する。
すなわち、軸方向一方側を上とし、軸方向他方側を下としたとき、第1インペラケース6は、第1吸気口51を有する第1上ケース61と、第1上ケース61と軸方向に接続される第1下ケース62と、を有する。第2インペラケース7は、第2吸気口52を有する第2下ケース72と、第1下ケース62および第2下ケース72と軸方向に接続される第2上ケース71と、を有する。壁部56は、第1下ケース62と第2上ケース71とにわたって位置する。
この構成により、第1上ケース61、第1下ケース62、第2上ケース71、および第2下ケース72を軸方向に接続することで、第1インペラケース6および第2インペラケース7、ひいては壁部56を有するハウジング5を容易に構成することができ、ハウジング5の組立性を向上させることができる。さらに、第1下ケース62と第2上ケース71との間に、モータ2を配置する空間を容易に構成することができ、送風機1の組立性を向上させることができる。
また、第1上ケース61は、第1上風洞54aを有する。第1下ケース62は、第1下風洞54bを有する。第1上風洞54aは、第1吸気口51と連通する空気の流路を形成する風洞である。第1下風洞54bは、第1上風洞54aと連通する空気の流路を形成する風洞である。上記した第1風洞54は、これらの第1上風洞54aおよび第1下風洞54bを軸方向に合わせて構成される。
第2上ケース71は、第2上風洞55aを有する。第2下ケース72は、第2下風洞55bを有する。第2上風洞55aは、第2吸気口52と連通する空気の流路を形成する風洞である。第2下風洞55bは、第2上風洞55aと連通する空気の流路を形成する風洞である。上記した第2風洞55は、これらの第2上風洞55aおよび第2下風洞55bを軸方向に合わせて構成される。第1下ケース62の第1下風洞54bと、第2上ケース71の第2上風洞55aとは、上記した壁部56によって軸方向に隔てられる。
すなわち、第1風洞54は、第1吸気口51と連通する第1上風洞54aと、第1上風洞54aと連通する第1下風洞54bと、を有する。第2風洞55は、第2吸気口52と連通する第2下風洞55bと、第2下風洞55bと連通する第2上風洞55aと、を有する。第1上ケース61は、第1上風洞54aを有する。第1下ケース62は、第1下風洞54bを有する。第2上ケース71は、第2上風洞55aを有する。第2下ケース72は、第2下風洞55bを有する。壁部56は、第1下ケース62の第1下風洞54bと、第2上ケース71の第2上風洞55aとを軸方向に隔てる。
この構成により、第1上ケース61と第1下ケース62とを軸方向に接続することで、第1上風洞54aおよび第1下風洞54bによって組み合わせられた第1風洞54を有する第1インペラケース6を実現することができる。また、第2上ケース71と第2下ケース72とを軸方向に接続することで、第2上風洞55aおよび第2下風洞55bによって組み合わせられた第2風洞55を有する第2インペラケース7を実現することができる。さらに、第1下ケース62と第2上ケース71とを軸方向に接続することで、第1下風洞54bと第2上風洞55aとを壁部56によって軸方向に隔てたハウジング5を実現することができる。
(1-3.ハウジングを構成する各ケースの軸方向の接続について)
図1から図5に示すように、第1下ケース62は、凸部81を有する。凸部81は、第1下ケース62の径方向外側の外周面62a上に位置する突起である。外周面62a上の凸部81の上面は、外周側を下方に傾斜する。一方、第1上ケース61は、引掛け部82を有する。引掛け部82は、弾性を有し、第1上ケース61の径方向外側の外周面61a上に位置する。この引掛け部82は、外周面61a上の位置から第1下ケース62側に突出して凸部81の外形に沿って折れ曲がる屈曲形状を有する。なお、第1上ケース61の外周面61aおよび第1下ケース62の外周面62aは、ハウジング5の外周面5aに含まれる。
軸方向上側から第1上ケース61を第1下ケース62側に近づけると、第1下ケース62の凸部81が第1上ケース61の引掛け部82を押し上げ、引掛け部82が若干弾性変形する。そして、引掛け部82の軸方向下端が凸部81を通り過ぎたところで、凸部81による引掛け部82の押し上げが解除されるため、引掛け部82は復元力によって弾性変形前の状態に戻り、凸部81に引っ掛かる。これにより、第1上ケース61は第1下ケース62に固定され、引掛け部82の引っ掛かりを意図的に解除しない限り、第1下ケース62に対して軸方向上側に外れることはない。
同様に、第2上ケース71は、凸部81を有する。凸部81は、第2上ケース71の径方向外側の外周面71a上に位置する突起である。外周面71a上の凸部81の下面は、外周側を上方に傾斜する。一方、第2下ケース72は、引掛け部82を有する。引掛け部82は、弾性を有し、第2下ケース72の径方向外側の外周面72a上に位置する。この引掛け部82は、外周面72a上の位置から第2上ケース72側に突出して凸部81の外形に沿って折れ曲がる屈曲形状を有する。なお、第2上ケース71の外周面71aおよび第2下ケース72の外周面72aは、ハウジング5の外周面5aに含まれる。
軸方向下側から第2下ケース72を第2上ケース71側に近づけると、第2上ケース71の凸部81が第2下ケース72の引掛け部82を押し上げ、引掛け部82が若干弾性変形する。そして、引掛け部82の軸方向上端が凸部81を通り過ぎたところで、凸部81による引掛け部82の押し上げが解除されるため、引掛け部82は復元力によって弾性変形前の状態に戻り、凸部81に引っ掛かる。これにより、第2下ケース72は第2上ケース71に固定され、引掛け部82の引っ掛かりを意図的に解除しない限り、第2上ケース71に対して軸方向下側に外れることはない。
このように、第1上ケース61と第1下ケース62、および、第2上ケース71と第2下ケース72とは、いずれも、凸部81に引掛け部82を引っ掛けることによって固定される。このように弾性を有する凸部81および引掛け部82によって2つ部材を締結する構造を、スナップフィット8と呼ぶ。
したがって、上記の例では、第1上ケース61および第2上ケース71は、それぞれ第1下ケース62および第2下ケース72とスナップフィット8で固定される。この場合、スナップフィット8を用いる簡易な構成で、第1上ケース61と第1下ケース62とを容易に接続することができるとともに、第2上ケース71と第2下ケース72とを容易に接続することができる。したがって、ハウジング5ひいては送風機1の組立性を向上させることができる。
なお、第1上ケース61と第1下ケース62、および、第2上ケース71と第2下ケース72とは、ネジ留め、接着剤などによって固定されてもよい。
また、第1下ケース62の外周面の下端および第2上ケース71の外周面の上端には、複数のフランジ9が設けられる。第1下ケース62のフランジ9と第2上ケース71のフランジ9とをネジ留めして第1インペラケース6と第2インペラケース7とは、軸方向に接続され、固定される。なお、第1下ケース62と第2上ケース71とは、スナップフィット、接着剤などを用いて固定されてもよい。
(1-4.インペラの詳細)
次に、第1インペラケース6および第2インペラケース7にそれぞれ収容される第1インペラ3および第2インペラ4の詳細について、主に図5から図7を参照して説明する。
第1インペラ3は、第1インペラベース31と、複数の第1羽根部32と、第1シュラウド33と、を有する。第1インペラベース31は、複数の第1羽根部32を支持するための円盤状の平板である。第1インペラベース31の中央には、シャフト2aの一方の端部と固定される第1固定部34が形成される。第1固定部34は、第1インペラベース31の中央に嵌め込まれる構成であってもよいし、第1インペラベース31と一体的に形成される構成であってもよい。
複数の第1羽根部32は、第1インペラベース31上に第1固定部34よりも径方向外側の位置で、周方向に等間隔で固定される。第1シュラウド33は、第1吸気口51よりも大径の第1開口部33aを有し、第1インペラベース31との間で複数の第1羽根部32を挟むように設けられる。
第2インペラ4は、第2インペラベース41と、複数の第2羽根部42と、第2シュラウド43と、を有する。第2インペラベース41は、複数の第2羽根部42を支持するための円盤状の平板である。第2インペラベース41の中央には、シャフト2aの他方の端部と固定される第2固定部44が形成される。第2固定部44は、第2インペラベース41の中央に嵌め込まれる構成であってもよいし、第2インペラベース41と一体的に形成される構成であってもよい。
複数の第2羽根部42は、第2インペラベース41上に第2固定部44よりも径方向外側の位置で、周方向に等間隔で固定される。第2シュラウド43は、第2吸気口52よりも大径の第2開口部43aを有し、第2インペラベース41との間で複数の第2羽根部42を挟むように設けられる。
本実施形態では、第1インペラ3の第1羽根部32の数と、第2インペラ4の第2羽根部43の数は、同じである。また、個々の第1羽根部32の周方向の位置と、個々の第2羽根部42の周方向の位置とは、同じである。すなわち、第1インペラ3および第2インペラ4は、それぞれ同じ数の第1羽根部32および第2羽根部42を有し、第1インペラ3の第1羽根部32の周方向の位置と、第2インペラ4の第2羽根部42の周方向の位置とは、同じである。
(1-4.動作)
次に、上記した送風機1の構成による動作について、図6および図7のほか、図8、図9および図10を参照して説明する。図8は、第1上ケース61の図示を省略した状態での送風機1の斜視図である。図9は、第1上ケース61、第1下ケース62および第2上ケース71の図示を省略した状態での送風機1の斜視図である。図10は、第1上ケース61の図示を省略した状態での送風機1の平面図である。なお、これらの図において、太線で示した矢印は、空気が流れる方向を指す。また、他の図面でも同様に、太線で示した矢印は、空気が流れる方向を指す。すなわち、図8および図10における太線の矢印は、第1風洞54を流れる空気の送風方向を示し、図9における太線の矢印は、第2風洞55を流れる空気の送風方向を示す。
モータ2によって第1インペラ3および第2インペラ4を回転させると、第1吸気口51および第2吸気口52からそれぞれ軸方向の向きにおいて、空気が送風機1の内部に吸い込まれる。より詳しくは、第1インペラ3の回転により、第1吸気口51から空気が軸方向下側に吸い込まれて第1風洞54に入る。第1風洞54に入った空気は、第1インペラ3により径方向外側に進行した後、周方向に流れて送風口53に向かう。
一方、第2インペラ4の回転により、第2吸気口52から空気が軸方向上側に吸い込まれて第2風洞55に入る。第2風洞55に入った空気は、第2インペラ4により径方向外側に進行した後、周方向に流れて送風口53に向かう。第1風洞54を流れた空気は、第2風洞55を流れた空気と送風口53付近で合流する。合流後の空気は、単一の送風口53から外部に排出される。
ここで、図1、図8、図9等に示すように、第1風洞54および第2風洞55は、周方向の空気の流れ方向の最も上流側に第1開口部57および第2開口部58をそれぞれ有することから、上流側が開放された構造である。これにより、第1インペラ3および第2インペラ4が回転しても、第1風洞54および第2風洞55の上流側で大きな負圧が発生することを低減できる。このため、上記負圧に起因して騒音が発生することを低減できる。
<2.送風風量を増大させる構成および効果について>
上記のように第1風洞54が上流側に第1開口部57を有する構成では、第1風洞54の上流側が第1開口部57を介して第1風洞54の下流側と第1風洞54の外部で空間的につながる。また、第2風洞55が上流側に第2開口部58を有する構成では、第2風洞55の上流側が第2開口部58を介して第2風洞55の下流側と第2風洞55の外部で空間的につながる。
このため、第1風洞54および第2風洞55の内部を周方向の上流側から下流側に向かって流れた空気が、再度、第1開口部57または第2開口部58を介して第1風洞54内または第2風洞55内に巻き戻り、これによって送風口53からの送風風量が低下することが懸念される。
しかし、送風機1が以下の構成または設定を併せて採用することにより、上記した送風風量の低下を抑えることができ、上記構成または設定を採用しない場合に比べて、送風風量を増大させることができる。
(2-1.壁部の厚みの設定について)
以下での説明の便宜上、図6で示された壁部56において、空気の流れ方向の上流側に位置する部位、つまり、始端56U(図3参照)により近い側の部位を、符号56Mで示す。また、図6で示された壁部56において、空気の流れ方向の下流側に位置する部位、つまり、終端56Dにより近い側の部位を、符号56Nで示す。さらに、図7で示された壁部において、終端56Dとは異なる部位を、符号56Pで示す。なお、壁部56の始端56U、部位56M、部位56P、部位56N、終端56Dの周方向の位置関係は、図10で示す通りである。すなわち、壁部56の始端56U、部位56M、部位56P、部位56N、終端56Dは、周方向の空気の流れ方向の上流側から下流側に向かってこの順で位置する。
また、壁部56の始端56U、部位56M、部位56P、部位56N、終端56Dの軸方向の厚みを、それぞれ、TU、T4、T3、T2、T1とする。このとき、壁部56の軸方向の厚みの単位は、例えばmmである。なお、本実施形態では、始端56Uの角部は面取りされている(図1等参照)。この場合、始端56Uの軸方向の厚みTUとは、始端56Uの面取りされた部分で軸方向に最も厚い部分の厚みを指す。
本実施形態では、壁部56の軸方向の厚みを以下のように設定する。すなわち、壁部56の軸方向の厚みは、周方向における空気の流れ方向の上流側に位置する壁部56の始端56Uから、下流側に位置する壁部56の終端56Dに向かって薄くなる。したがって、壁部56の始端56U、部位56M、部位56P、部位56N、終端56Dの軸方向の厚みの関係は、TU>T4>T3>T2>T1>である。
このように、第1風洞54と第2風洞55とを軸方向に隔てる壁部56の厚みは、周方向の始端56Uから終端56Dに向かって薄くなる。このため、第1風洞54および第2風洞55を周方向に流れる各空気は、壁部56の始端56U側から終端56D側に向かうにつれて軸方向の内側、つまり送風機1の中央部側に集約される。
これにより、第1風洞54および第2風洞55の下流側から排出される各空気は、壁部56の終端56Dよりも厚みの大きい始端56Uの端面、すなわち、始端56Uにおいて送風口53側に露出した面P(図1、図2参照)に衝突する。その後、該空気は送風口53側に進行しやすくなる。
このため、上述のように音鳴りを低減すべく、第1風洞54および第2風洞55が第1開口部57および第2開口部58をそれぞれ有する構成であっても、空気を送風口53側に導くことができる。したがって、第1風洞54および第2風洞55の下流側から排出される各空気が、第1開口部57または第2開口部58を介して第1風洞54または第2風洞55に再度入り込むことを低減できる。
よって、音鳴り低減のために第1開口部57および第2開口部58を設けた構成であっても、第1風洞54および第2風洞55の下流側から排出される各空気を送風口53に効率よく導いて、送風口53から効率よく排出させることができる。これによって、送風機1の送風流量を増大させることができる。つまり、第1風洞54および第2風洞55の上流側端部での負圧による騒音の発生を低減しながら、送風機1の送風風量を増大させることができる。
また、送風口53は1個のみであるため、上記した壁部56の厚みの設定によって軸方向の中央部に集約した各空気、つまり第1風洞54および第2風洞55を流れた各空気をそのまま集約した状態で単一の送風口53から排出させることができる。これにより、送風口53から排出される空気の分散を抑えて、一方向への送風風量を増大させることができる。また、送風口53が1個のみであると、軸方向の中央部側に集約した上記各空気をそのまま排出させることができるため、上記各空気を軸方向に集約するための構成、つまり、壁部56の厚みを上記のように変化させる構成を採用することが容易となる。
なお、壁部56の厚みが周方向の始端56Uから終端56Dに向かって薄くなることから、壁部56の始端56Uの軸方向の厚みTUと、終端56Dの軸方向の厚みT1との比(TU/T1)は、1を超えるが、上記した作用効果をより発現しやすくする観点から、TU/T1は、1.5以上であることが望ましく、2.0以上であることがより望ましく、3.0以上であることがより一層望ましい。また、壁部56の軸方向の厚みは、周方向の上流側から下流側に向かって一定の割合で変化してもよいし、上流側よりも下流側で急激に変化してもよいし、下流側よりも上流側で急激に変化してもよい。ただし、第1風洞54内および第2風洞55内で空気がスムーズに流れるようにする観点では、壁部56の軸方向の厚みは、周方向の上流側から下流側に向かって一定の割合で変化することが望ましい。
(2-2.インペラおよびインペラケースの対称性について)
上述したように、本実施形態では、第1インペラ3の第1羽根部32と第2インペラ4の第2羽根部42とは、枚数および周方向の位置が同じである。これにより、第1インペラ3と第2インペラ4とを同じ回転数で回転させたときに、これらの回転が同期する。これにより、送風口53から空気を押し出す力が増大し、送風流量をさらに増大させることができる。また、第1インペラ3と第2インペラ4とで回転が同期すると、非同期の場合に比べて騒音も低減される。
また、本実施形態では、第1インペラ3と第2インペラ4とは、平面Lに対して対称形状であり、少なくとも第1風洞54を有する第1インペラケース6と少なくとも第2風洞55を有する第2インペラケース7とは、平面Lに対して対称形状である。これにより、第1インペラケース6と第2インペラケース7とで各空気の送風能力を均一化することができる。したがって、送風口53から空気を押し出す力が増大し、送風流量をさらに増大させることができる。また、第1インペラケース6と第2インペラケース7とで送風流量の差が低減されるため、送風流量の差に起因して騒音が発生することも低減できる。
<3.乱流を低減させる構成について>
本実施形態では、送風機1が以下の構成を採用することにより、送風時に送風口53付近で発生する乱流を低減して、乱流による騒音の発生を低減することができる。以下、より詳細に説明する。
(3-1.壁部の終端と送風口との位置関係について)
図10に示すように、壁部56の終端56Dは、送風口53よりも空気の流れ方向の上流側に位置する。このような終端56Dと送風口53との位置関係により、第1風洞54を周方向に流れて送風口53に向かう空気と、第2風洞55を周方向に流れて送風口53に向かう空気とを、終端56Dと送風口53との間で、つまり、ハウジング5内で合流させることができる。これにより、合流後の空気の流れる方向をハウジング5内で整えてから、合流後の空気を送風口53から排出させることができる。その結果、送風口53での乱流の発生および乱流による騒音の発生を低減することができる。
なお、送風風量を増大させるという本実施形態の主目的を達成する点では、壁部56の終端56Dは、送風口53まで繋がっていてもよい。
(3-2.壁部の終端と縁部との位置関係について)
図10に示すように、ハウジング5は、縁部59を有する。縁部59は、送風口53の下流側の縁を形成する。そして、縁部59の径方向内側の面である内面59aは、軸方向から見て、壁部56の終端56Dから外周面5aの周接線方向に延びる平面である。すなわち、ハウジング5は、送風口53の下流側の縁を形成する縁部59を有し、縁部59の径方向内側の面は、壁部56の終端56Dから周接線方向に延びる内面59aを有する。
このように、ハウジング5が縁部59を有し、縁部59が内面59aを有することにより、第1風洞54および第2風洞55を流れる各空気は、送風口53の下流側で縁部59の内面59a、すなわち、径方向に垂直な平面に沿って周接線方向に進行する。これにより、送風口53から排出される空気の直進性を向上させることができ、送風口53での乱流の発生を低減して、乱流による騒音の発生を低減することができる。また、空気の直進性が向上するため、一方向への送風流量を増大させることができる。
特に、縁部59は、壁部56の終端56Dよりも径方向外側の位置から送風口53に向かって突出している。これにより、第1風洞54および第2風洞55を流れる各空気は、縁部59の突出方向に進行する。つまり、上記各空気は、壁部56の終端56Dから縁部59の内面59aに沿って送風口53に向かって直進する。したがって、送風口53から排出される空気の直進性を向上させて、一方向への送風流量を増大させることができる。
<4.送風装置>
本実施形態の送風機1は、空気清浄機などの送風装置に適用することができる。以下、送風機1を適用可能な送風装置について説明する。
(4-1.送風装置の概略の構成)
図11は、送風装置100の斜視図であり、図12は、筐体および内部の送風機の図示を省略した状態での送風装置100の斜視図である。また、図13は、筐体の図示を省略した状態での送風装置100の分解斜視図であり、図14は、送風時の送風装置100の部分的な斜視図である。送風装置100は、本実施形態で説明した送風機1に加えて、筐体200と、フィルタ300と、を有する。筐体200は、送風機1を内部に収容する。また、筐体200は、ルーバー201を有する。ルーバー201は、筐体200の内部の送風機1から排出される空気を外部に導く排出口である。
フィルタ300は、空気中の塵埃や花粉などを除去する集塵用のフィルタであり、筐体2内に配置される送風機1の第1吸気口51および第2吸気口52に対して軸方向外側にそれぞれ配置される。フィルタ300は、例えば、カーボンフィルタ301と、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)302と、を有する。カーボンフィルタ301は、空気清浄機に用いられる一般的な集塵フィルタである。HEPAフィルタ302は、カーボンフィルタ301よりも集塵能力の高い高性能集塵フィルタである。なお、フィルタ300は、カーボンフィルタ301およびHEPAフィルタ302の少なくとも一方を有する構成であればよい。また、フィルタ300は、さらに、ULPAフィルタ(Ultra Low Penetration Air Filter)などのより高性能な集塵フィルタを有する構成であってもよい。
すなわち、送風装置100は、送風機1と、送風機1を収容する筐体200と、筐体200において、送風機1の第1吸気口51および第2吸気口52と対向する位置に配置されるフィルタ300と、を有する。送風機1の2つの吸気口である第1吸気口51および第2吸気口52と対向する位置にフィルタ300がそれぞれ位置することにより、各吸気口から吸引される空気中に含まれる塵埃を各フィルタ300で取り除いて、清浄な空気をルーバー201からから排出する送風装置100、例えば空気清浄機を実現することができる。
(4-2.送風機の回動構成)
上記の送風装置100は、送風機1を筐体200に対して回動させることにより、送風機1の送風方向を調整する回動機構400を有する。以下、回動機構400の詳細について説明する。
図15および図16は、送風装置100の筐体200の内部を第2吸気口52側から見たときの側面図である。図15は、送風機1の回動前の状態を示す。図16は、送風機1の回動後の状態を示す。なお、図15および図16では、便宜的に筐体200の外形を破線で示す。回動機構400は、本体側ギア401と、駆動ギア402と、支持ローラ403と、を有する。
本体側ギア401は、送風機1の外周面5a上に周方向に沿って形成される。本体側ギア401は、外周面5a上で周方向の全体にわたって形成されてもよいし、周方向の一部にのみ形成されてもよい。駆動ギア402は、本体側ギア401と噛み合って、中心軸Cと平行に位置する回転軸402aを中心に回転する。回転軸402aは、軸受(図示せず)を介して筐体200に支持される。支持ローラ403は、筐体200に対して送風機1を周方向に回動可能に支持するローラである。支持ローラ403は、送風機1の中心軸Cと平行となるように筐体200に支持され、送風機1の外周面5aと接触することで送風機1を支持する。本実施形態では、支持ローラ403は3本設けられるが、支持ローラ403を支持できる本数であればよく、上記の3本には限定されない。
すなわち、回動機構400は、送風機1の外周面5a上に周方向に沿って形成される本体側ギア401と、本体側ギア401と噛み合って、中心軸Cと平行な回転軸402aを中心に回転する駆動ギア402と、筐体200に対して送風機1を回動可能に支持する支持ローラ403と、を有する。この構成では、例えば、駆動ギア402が図15のE方向に回転すると、駆動ギア402の回転駆動力が本体側ギア401を介して送風機1に伝達されることで、送風機1がG方向に回転する。これにより、送風機1の送風口53からの送風方向が下向きに変化する。一方、駆動ギア402が図16のF方向に回転すると、駆動ギア402の回転駆動力が本体側ギア401を介して送風機1に伝達されることで、送風機1がH方向に回転する。これにより、送風機1の送風口53からの送風方向が上向きに変化する。
このように、送風装置1が回動機構400を有することにより、回動機構400によって送風機1を回動させて、送風機1の送風口53から排出される空気の向きを自由に変えることができ、利便性を向上させることができる。
なお、例えば、本実施形態の送風機1のハウジング5の外周面は、中心軸Cの方向に延びる円筒形状であることが好ましい。このとき、複数の支持ローラ403は、円筒面であるハウジング5を保持し、送風機1を容易に回動することができる。特に、回動機構400の上述した構成により、送風機1が支持ローラ403で支持された状態で、送風機1を筐体200に対して周方向に回動させることができる。これにより、送風機1の中心軸Cに垂直な面内で、送風機1の送風方向を容易に調整することができる。
以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明の範囲はこれに限定されず、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。また、上記実施形態やその変形例は適宜任意に組み合わせることができる。
本発明の送風機は、例えば空気清浄機のような送風装置に利用可能である。
1 送風機
2 モータ
2a シャフト
3 第1インペラ
4 第2インペラ
5 ハウジング
6 第1インペラケース
7 第2インペラケース
8 スナップフィット
32 第1羽根部
42 第2羽根部
51 第1吸気口
52 第2吸気口
53 送風口
53a 第1分割送風口
53b 第2分割送風口
54 第1風洞
54a 第1上風洞
54b 第1下風洞
55 第2風洞
55a 第2上風洞
55b 第2下風洞
56 壁部
56a 第1分割壁部
56b 第2分割壁部
56U 始端
56D 終端
57 第1開口部
58 第2開口部
59 縁部
59a 内面
61 第1上ケース
62 第1下ケース
71 第2上ケース
72 第2下ケース
100 送風装置
200 筐体
300 フィルタ
400 回動機構
401 本体側ギア
402 駆動ギア
403 支持ローラ
C 中心軸
L 平面

Claims (13)

  1. 中心軸を中心に回転するシャフトを有するモータと、
    前記シャフトの軸方向一方側の端部および軸方向他方側の端部にそれぞれ接続される第1インペラおよび第2インペラと、
    前記モータ、前記第1インペラおよび前記第2インペラを内部に収容するハウジングと、を有し、
    前記ハウジングは、
    前記第1インペラよりも軸方向一方側に位置する第1吸気口と、
    前記第2インペラよりも軸方向他方側に位置する第2吸気口と、
    前記第1インペラおよび第2インペラよりも前記シャフトの径方向外側に位置する単一の送風口と、
    前記第1吸気口と連通して前記シャフトの周方向に延びるとともに、周方向における空気の流れ方向の最も下流側が前記送風口と連通する第1風洞と、
    前記第2吸気口と連通して前記シャフトの周方向に延びるとともに、周方向における空気の流れ方向の最も下流側が前記送風口と連通する第2風洞と、
    周方向に延び、前記第1風洞と前記第2風洞とを軸方向に隔てる壁部と、を有し、
    前記第1風洞および前記第2風洞は、周方向における各空気の流れ方向の最も上流側に第1開口部および第2開口部をそれぞれ有し、
    前記壁部の軸方向の厚みは、周方向における前記空気の流れ方向の上流側に位置する前記壁部の始端から、下流側に位置する前記壁部の終端に向かって薄くなる、送風機。
  2. 前記壁部の前記終端は、前記送風口よりも前記空気の流れ方向の上流側に位置する、請求項1に記載の送風機。
  3. 前記第1インペラおよび前記第2インペラは、それぞれ同じ数の第1羽根部および第2羽根部を有し、
    前記第1インペラの前記第1羽根部の周方向の位置と、前記第2インペラの前記第2羽根部の周方向の位置とは、同じである、請求項1または2に記載の送風機。
  4. 前記ハウジングは、
    前記第1インペラを収容する第1インペラケースと、
    前記第2インペラを収容する第2インペラケースと、を有し、
    前記第1インペラケースは、前記第1吸気口と、前記第1風洞と、前記壁部を2分割したうちの一方である第1分割壁部と、前記送風口を2分割したうちの一方である第1分割送風口と、を有し、
    前記第2インペラケースは、前記第2吸気口と、前記第2風洞と、前記壁部を2分割したうちの他方である第2分割壁部と、前記送風口を2分割したうちの他方である第2分割送風口と、を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の送風機。
  5. 前記第1インペラおよび前記第1インペラケースと、前記第2インペラおよび前記第2インペラケースとは、前記中心軸と直交して前記壁部の軸方向の中心を通る平面に対して対称形状である、請求項4に記載の送風機。
  6. 軸方向一方側を上とし、軸方向他方側を下としたとき、
    前記第1インペラケースは、
    前記第1吸気口を有する第1上ケースと、
    前記第1上ケースと軸方向に接続される第1下ケースと、を有し、
    前記第2インペラケースは、
    前記第2吸気口を有する第2下ケースと、
    前記第1下ケースおよび前記第2下ケースと軸方向に接続される第2上ケースと、を有し、
    前記壁部は、前記第1下ケースと前記第2上ケースとにわたって位置する、請求項4または5に記載の送風機。
  7. 前記第1風洞は、前記第1吸気口と連通する第1上風洞と、前記第1上風洞と連通する第1下風洞と、を有し、
    前記第2風洞は、前記第2吸気口と連通する第2下風洞と、前記第2下風洞と連通する第2上風洞と、を有し、
    前記第1上ケースは、前記第1上風洞を有し、
    前記第1下ケースは、前記第1下風洞を有し、
    前記第2上ケースは、前記第2上風洞を有し、
    前記第2下ケースは、前記第2下風洞を有し、
    前記壁部は、前記第1下ケースの前記第1下風洞と、前記第2上ケースの前記第2上風洞とを軸方向に隔てる、請求項6に記載の送風機。
  8. 前記第1上ケースおよび前記第2上ケースは、それぞれ前記第1下ケースおよび前記第2下ケースとスナップフィットで固定される、請求項6または7に記載の送風機。
  9. 前記ハウジングは、前記送風口の下流側の縁を形成する縁部を有し、
    前記縁部の径方向内側の面は、前記壁部の前記終端から周接線方向に延びる内面を有する、請求項1から8のいずれか1項に記載の送風機。
  10. 前記縁部は、前記壁部の前記終端よりも径方向外側の位置から前記送風口に向かって突出している、請求項9に記載の送風機。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の送風機と、
    前記送風機を収容する筐体と、
    前記筐体において、前記送風機の前記第1吸気口および前記第2吸気口と対向する位置に配置されるフィルタと、を有する送風装置。
  12. 前記送風機を前記筐体に対して回動させることにより、前記送風機の送風方向を調整する回動機構を有する、請求項11に記載の送風装置。
  13. 前記回動機構は、
    前記送風機の外周面上に周方向に沿って形成される本体側ギアと、
    前記本体側ギアと噛み合って、前記中心軸と平行な回転軸を中心に回転する駆動ギアと、
    前記筐体に対して前記送風機を回動可能に支持する支持ローラと、を有する、請求項12に記載の送風装置。
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