JP7119364B2 - 車両用フロアカーペットの敷設構造及び敷設方法 - Google Patents

車両用フロアカーペットの敷設構造及び敷設方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両用フロアカーペットの敷設構造及び敷設方法に関する。
電動モータの駆動力を用いて走行する車両には、車両駆動用の電源装置を車室内に搭載したものがある。電源装置は、電動モータに供給する電力を蓄えるためのバッテリユニットや、バッテリユニットの電力を所定電圧に制御する制御機器(インバータ、DC/DCコンバータなど)を有する高電圧機器である。特許文献1は、関連する技術を開示している。
特開2017-165305号
ところで、車両駆動用の電源装置をフロアパネル上に配置した車両では、当該電源装置から発せられる騒音がフロアカーペットを通して車室内に漏れて、車室内の静粛性が低下する恐れがある。一方、これを防止するべくフロアカーペットの遮音性能を高めようとすると、フロアカーペットの重量増加により車体重量が増加してしまう。
本発明の目的は、車体重量の増加を抑制しつつ車室内の静粛性を向上させることにある。
本発明の一態様にかかる車両用フロアカーペットの敷設構造は、前席シートの下、且つ、フロアパネルの上に配置された車両駆動用の電源装置と、第1フロアカーペットと、第1フロアカーペットより高い遮音性能を有する第2フロアカーペットと、を備える。第1フロアカーペットは、電源装置より前方のフロアパネルに敷設され、第2フロアカーペットは、電源装置を上方から覆うように敷設されている。第1フロアカーペットの後端部は、第2フロアカーペットの前端部の上面に重ねられている。
本発明によれば、車体重量の増加を抑制しつつ車室内の静粛性を向上させることができる。
図1は、実施形態にかかる車両の側面図である。 図2は、フロアカーペットの構成を示す斜視図である。 図3は、第1フロアカーペットの平面図である。 図4は、第1フロアカーペットの後端部を前方に折り返した状態を示す平面図である。 図5は、第1フロアカーペットの後端部を前方に折り返した状態を示す斜視図である。 図6は、フロアカーペットの敷設方法を説明するための図であり、コックピットモジュール組付け後、電源装置組み付け前の状態を示す。 図7は、フロアカーペットの敷設方法を説明するための図であり、第1フロアカーペットの後端部を仮保持しつつ第2フロアカーペットを敷設した状態を示す。
以下、実施形態にかかる車両用フロアカーペットの敷設構造について、図1乃至図7を参照して説明する。なお、図面において、車両前方をFR、車両後方をRR、車幅方向右方をRH、車幅方向左方をLH、車両上方をUPとして示す。
図1に示すように、本実施形態にかかる車両1では、車室2内の前席に前席シート3が配置されている。前席シート3は、互いに車幅方向に並んだ、運転席である右側シートと、助手席である左側シートとから構成される。両シートは、それぞれシートレール上を前後方向にスライド可能に構成されている。前席シート3の後方、2列目及び3列目の後席には、後席シート4が配置されている。3列目の後席シート4は、図示を省略している。
車両1では、前席シート3の下、且つ、フロアパネル5の上に、車両駆動用の電源装置6が配置されている。電源装置6は、電動モータに供給する電力を蓄えるためのバッテリユニット7や、バッテリユニット7の電力を所定電圧に制御する制御機器(インバータ、DC/DCコンバータなど)を有する高電圧機器である。電源装置6の動作時には、主に制御機器の動作に起因する騒音(高周波ノイズ)が発生する。
バッテリユニット7は、車幅方向に長手方向を有する略直方体形状を有しており、右側シートの下から左側シートの下まで車幅方向に延在している。バッテリユニット7の前側には、車幅方向に沿って前側クロスメンバ8aが延在しており、バッテリユニット7の後側には、車幅方向に沿って後側クロスメンバ8bが延在している。バッテリユニット7の前部は前側クロスメンバ8aに締結されており、バッテリユニット7の後部は後側クロスメンバ8bに締結されている。
なお、図1に示すように、前側及び後側クロスメンバ8a,8bに締結された状態において、バッテリユニット7の上面は、前席シート3前方のフロアパネル5及び前席シート3後方のフロアパネル5よりも上方に位置している。また、バッテリユニット7の前部は、側面視において、ドア開口Dの開口縁からドア開口Dの内側に張り出すように位置している。
図1及び図2に示すように、フロアパネル5の上には、フロアカーペットFが敷設されている。フロアカーペットFは、第1フロアカーペットF1と、第2フロアカーペットF2と、第3フロアカーペットF3とから構成されている。フロアカーペットF1,F2,F3は、カーペット表皮を構成する表皮材層、裏打ち材としてのバッキング材層、フェルトや発泡体からなる緩衝材層などを備えており、プレス成形によりフロアパネル5や電源装置6の凹凸形状に合わせた形状が付与されている。
第1フロアカーペットF1は、電源装置6より前方のフロアパネル5に敷設されている。第1フロアカーペットF1の前部11Aは、ダッシュボードの下部まで延びている。前部11Aの車幅方向中央部には、コックピットモジュールCPMの車幅方向中央部の形状に合わせて、前方に開いた切欠き12が設けられている。切欠き12の周縁部12aは、車体前部に組み付けられたコックピットモジュールCPMによって、上方からフロアパネル5に押さえつけられている。コックピットモジュールCPMは、ステアリングメンバーを骨格に、インストルメントパネル、エアコンユニット、メーター、エアバックモジュール、電子コントロールユニット(ECU)等を統合したモジュールである。
第1フロアカーペットF1の後部11Bは、電源装置6の近傍、より詳細には前側クロスメンバ8aの前端近傍まで延びている。後部11Bの後端部13は、第2フロアカーペットF2の前端部21の上面に重ねられている。なお、図示は省略するが、後端部13の裏面には、第2フロアカーペットF2の表皮に接着可能な面ファスナが取り付けられている。この面ファスナにより、第1フロアカーペットF1の後端部13は、第2フロアカーペットF2の前端部21の上面に接着されている。面ファスナは、面状に多数設けられたフック部とループ部との係合により接着可能なファスナ部材である。フック部とループ部とを圧迫するとそれらが互いに係止され、フック部とループ部とを引き剥がすようにすると係止状態が解除される。例えば、ベルクロ(登録商標)、マジックテープ(登録商標)等がある。
第2フロアカーペットF2は、電源装置6を覆うようにして収容する膨出部22を有している。膨出部22は、平面視において略矩形状の領域が上方に膨出した形状を有している。膨出部22とフロアパネル5との間には、収容空間Sが画成されており、その収容空間S内に電源装置6が収容されている。膨出部22の周囲には、フロアパネル5及び前後のクロスメンバ8a,8bの上面に沿って延びる外周縁部23が設けられている。なお、第2フロアカーペットF2は、第1フロアカーペットF1及び第3フロアカーペットF3よりも高い遮音性能を有している。このため、第2フロアカーペットF2は、第1フロアカーペットF1及び第3フロアカーペットF3よりも、厚さや単位面積当たりの質量(面密度)が大きく、剛性が高い。
第3フロアカーペットF3は、電源装置6より後方のフロアパネル5に敷設されている。第3フロアカーペットF3の前端部31は、第2フロアカーペットF2の後端部の上面に重ねられている。図示は省略するが、前端部31の裏面にも、第2フロアカーペットF2の表皮に接着可能な面ファスナが取り付けられており、この面ファスナにより、前端部31が第2フロアカーペットF2の後端部の上面に接着されている。
図3に示すように、第1フロアカーペットF1の車幅方向両端部は、キッキングプレートKによって覆われた部分14,15(以下、「被覆部」と称する)を有している。キッキングプレートKは、サイドシルの上部に配設された板状部材であり、キックプレートとも称される。
図3及び図4に示すように、第1フロアカーペットF1の左側の端部における被覆部14には、第1面ファスナ16と、第1面ファスナ16に接着可能な第2面ファスナ17とが設けられている。第2面ファスナ17は、被覆部14のうち、第1フロアカーペットF1の後端部13を前方に折り返したときに第1面ファスナ16と当接する位置に設けられている。
また、第1フロアカーペットF1の右側の端部における被覆部15には、第1フロアカーペットF1の表皮と接着可能な第3面ファスナ18が設けられている。第3面ファスナ18は、被覆部15のうち、第1フロアカーペットF1の後端部13を前方に折り返したときに第1フロアカーペットF1の表皮と当接する位置に設けられている。第1フロアカーペットF1の表皮のうち、第3面ファスナ18と接着する部分19は、第3面ファスナ18の車幅方向位置よりも車幅方向内側に位置している。
第1面ファスナ16及び第3面ファスナ18は、連結紐である可撓性を有する帯状部材Bを介して被覆部14,15に固定されている。帯状部材Bの一端(固定端)は、例えばステープラなどの留め具により、被覆部14,15に固定されている。第1面ファスナ16及び第3面ファスナ18は、帯状部材Bの他端(自由端)の上向きの面に、接着面を上に向けた状態で固定されている。
図5に示すように、第1及び第2面ファスナ16,17は、互いに、折り曲げられた第1フロアカーペットF1の弾性的な復元力に抗して、第1フロアカーペットF1の後端部13をフロアパネル5から離間した状態に保持可能な接着力を有している。また、第3面ファスナ18は、第1フロアカーペットF1の表皮に対し、折り曲げられた第1フロアカーペットF1の弾性的な復元力に抗して、第1フロアカーペットF1の後端部13をフロアパネル5から離間した状態に保持可能な接着力を有している。
次に、本実施形態にかかるフロアカーペットFの敷設方法について説明する。
まず、フロアパネル5の前部の上面に第1フロアカーペットF1を敷設し、次に、図6に示すように、ドア取付前のドア開口Dを介し、コックピットモジュールCPMを車室内に搬入し、車体前部に組み付ける。コックピットモジュールCPMの車室内への搬入は、図示しない助力装置を用いて行われる。
次に、電源装置6を設置し、図7に示すように、第1フロアカーペットF1の後端部13をフロアパネル5から離間した状態に仮保持しつつ、電源装置6を上方から覆うように第2フロアカーペットF2を敷設する。仮保持は、第1面ファスナ16と第2面ファスナ17とを接着させ、第3面ファスナ18を第1フロアカーペットF1の表皮に接着させることで行うことができる。
その後、第1面ファスナ16を第2面ファスナ17から引き剥がし、第3面ファスナ18を第1フロアカーペットF1の表皮から引き剥がすことで、仮保持を解除する。そして、第1フロアカーペットF1の後端部13を第2フロアカーペットF2の前端部21の上面に重ね、後端部13の裏面に設けられた面ファスナを前端部21の表皮に貼り付ける。
なお、第3フロアカーペットF3は、電源装置6より後方のフロアパネル5上に敷設する。第3フロアカーペットF3は、第2フロアカーペットF2を敷設する前に敷設しておいてもよいし、第2フロアカーペットF2を敷設した後に敷設してもよい。
以下、本実施形態にかかる作用効果について説明する。
車両駆動用の電源装置をフロアパネル上に配置した車両では、当該電源装置から発せられる騒音がフロアカーペットを通して車室内に漏れて、車室内の静粛性が低下する恐れがある。一方、これを防止するべくフロアカーペットの遮音性能を高めようとすると、フロアカーペットの重量増加により車体重量が増加してしまう。
(1)本実施形態によれば、電源装置6の前方に第1フロアカーペットF1を敷設し、電源装置6を第1フロアカーペットF1よりも高い遮音性能を有する第2フロアカーペットF2で覆っている。このため、電源装置6から発生する騒音を第2フロアカーペットF2で効果的に遮音して車室内の静粛性を向上させつつ、第1フロアカーペットF1の軽量性を維持して車体重量の増加を抑制することができる。
(2)また、本実施形態によれば、電源装置6の前方に敷設される第1フロアカーペットF1と電源装置6を覆う第2フロアカーペットF2とが別個になっている。このため、フロアパネル5にフロアカーペットFを敷設する際は、まず第1フロアカーペットF1を敷設し、その上にコックピットモジュールCPMを設置した後に、電源装置6を設置して第2フロアカーペットF2を敷設することができる。これにより、ドア開口DからコックピットモジュールCPMを車室2内に搬入するときの、コックピットモジュールCPMと電源装置6との機械的な干渉を回避することができる。また、第2フロアカーペットF2を第1フロアカーペットF1と別個の構成とすることで、比較的剛性が高い第2フロアカーペットF2の取扱いが容易になるので、敷設作業の効率が向上する。
(3)さらに、本実施形態によれば、第1フロアカーペットF1の後端部13が、第2フロアカーペットF2の前端部21の上面に重ねられている。ここで、第2フロアカーペットF2は、第1フロアカーペットF1より高い遮音性能を有しており、その厚さも第1フロアカーペットF1の厚さより大きい。このため、本実施形態において後端部13と前端部21の上面同士の間に形成される段差は、第2フロアカーペットF2の前端部21を第1フロアカーペットF1の後端部13の上面に重ねた場合にそれらの上面同士の間に形成される段差よりも小さくなる。これにより、前席シート3に着座した乗員の靴等が当該段差に引っかかることが抑制される。また、仮に第1フロアカーペットF1と第2フロアカーペットF2の厚さが同等である場合でも、後端部13が前端部21の上面に重ねられている方が、後端部13の上面に前端部21を重ねた場合よりも、上記段差の位置が後退する。従って、この場合でも、当該段差への靴等の引っかかりが抑制される。なお、上述のフロアカーペットFの敷設方法によれば、上記(1)~(3)の効果を有するフロアカーペットFの敷設構造を得ることができる。
(4)また、第1及び第2面ファスナ16,17は、互いに第1フロアカーペットF1の後端部13をフロアパネル5から離間した状態に保持可能な接着力を有し、且つ、後端部13を前方に折り返したときに互いに当接する位置に配置されている。従って、第1フロアカーペットF1の後端部13を前方に折り返すことで、第1面ファスナ16を第2面ファスナ17に接着させ、第1フロアカーペットF1の後端部13をフロアパネル5から離間した状態に保持することができる。これにより、第2フロアカーペットF2を敷設する際に、第1フロアカーペットF1の後端部13の下に第2フロアカーペットF2の前端部21を挿入しやすくなるため、第2フロアカーペットF2の敷設作業の効率が向上する。また、第1及び第2面ファスナ16,17は、いずれも被覆部14に設けられているため、キッキングプレートKによって覆い隠すことができ、ドア開口Dの下縁近傍の外観を損なうことがない。
(5)さらに、第3面ファスナ18は、第1フロアカーペットF1の表皮に対してその後端部13をフロアパネル5から離間した状態に保持可能な接着力を有し、且つ、後端部13を前方に折り返したときに当該表皮と当接する位置に配置されている。従って、第1フロアカーペットF1の後端部13を前方に折り返すことで、第3面ファスナ18を第1フロアカーペットF1の表皮に接着させ、第1フロアカーペットF1の後端部13をフロアパネル5から離間した状態に保持させることができる。これにより、被覆部15に設ける面ファスナの個数を1個に削減することができる。また、第3面ファスナ18は、被覆部15に設けられているため、キッキングプレートKによって覆い隠すことができる。
(6)また、第1フロアカーペットF1の表皮のうち、第3面ファスナ18と接着する部分19は、第3面ファスナ18よりも車幅方向内側に位置している。このため、第3面ファスナ18を第1フロアカーペットF1の表皮に接着させるときは、第1フロアカーペットF1の後端部13を前方かつ車幅方向内方に折り返すことになる。この場合、後端部13を前方かつ車幅方向外方に折り返す場合よりも、第1フロアカーペットF1を折り返すために必要な力が小さくなる。すなわち、第3面ファスナ18に要求される接着力をその分小さくすることができる。なお、第1面ファスナ16についても、第2面ファスナ17より車幅方向内側に位置するように配置してもよい。
(7)さらに、第1及び第3面ファスナ16,18は、帯状部材Bを介して被覆部14,15に固定されている。このため、帯状部材Bを介さずに固定した場合より、仮保持状態における第1フロアカーペットF1の曲げ変形量を抑えることができ、その弾性的な復元力を小さく抑えることができる。従って、面ファスナ16,17,18に要求される接着力を小さくすることができる。なお、帯状部材Bは、第1面ファスナ16に代えて或いは加えて、第2面ファスナ17側に設けてもよい。
上記実施形態は発明の理解を容易にするために記載された単なる例示に過ぎない。発明の技術的範囲は、上記実施形態及びその変形例で開示した具体的な技術事項に限らず、そこから容易に導きうる様々な変形、変更、代替技術なども含むものである。
3 前席シート
5 フロアパネル
6 電源装置
F1 第1フロアカーペット
13 後端部
14,15 被覆部(キッキングプレートにより覆われた部分)
16 第1面ファスナ
17 第2面ファスナ
18 第3面ファスナ
19 第3面ファスナと接着する部分
B 帯状部材
F2 第2フロアカーペット
21 前端部
K キッキングプレート

Claims (7)

  1. 前席シートの下、且つ、フロアパネルの上に配置された車両駆動用の電源装置と、
    前記電源装置より前方の前記フロアパネルに敷設された第1フロアカーペットと、
    前記電源装置を上方から覆うように敷設され、前端部の上面に前記第1フロアカーペットの後端部が重ねられた、前記第1フロアカーペットより高い遮音性能を有する第2フロアカーペットと、
    前記第1フロアカーペットの車幅方向両端部の少なくとも一部を覆うキッキングプレートと、
    を備え、
    前記第1フロアカーペットの後端部を前方に折り返したときに前記第1フロアカーペットの復元力に抗して前記第1フロアカーペットの後端部を前記フロアパネルから離間した状態に保持する面ファスナが、前記第1フロアカーペットの前記キッキングプレートにより覆われた部分に設けられていることを特徴とする車両用フロアカーペットの敷設構造。
  2. 前記第1フロアカーペットの前記キッキングプレートにより覆われた部分には、第1面ファスナが設けられており、
    前記部分のうち、前記第1フロアカーペットの後端部を前方に折り返したときに前記第1面ファスナと当接する位置には、前記第1面ファスナに接着可能な第2面ファスナが設けられており、
    前記第1及び第2面ファスナは、前記第1フロアカーペットの復元力に抗して前記第1フロアカーペットの後端部を前記フロアパネルから離間した状態に保持可能な接着力を有することを特徴とする請求項に記載の車両用フロアカーペットの敷設構造。
  3. 前記第1及び第2面ファスナの少なくとも一方が前記部分に連結紐を介して固定されていることを特徴とする請求項に記載の車両用フロアカーペットの敷設構造。
  4. 前記第1フロアカーペットの前記キッキングプレートにより覆われた部分のうち、前記第1フロアカーペットの後端部を前方に折り返したときに前記第1フロアカーペットの表皮と当接する位置には、当該表皮と接着可能な第3面ファスナが設けられており、
    前記第3面ファスナ及び前記表皮は、前記第1フロアカーペットの復元力に抗して前記第1フロアカーペットの後端部を前記フロアパネルから離間した状態に保持可能な接着力を有することを特徴とする請求項に記載の車両用フロアカーペットの敷設構造。
  5. 前記第1フロアカーペットの表皮のうち、前記第3面ファスナと接着する部分は、前記第3面ファスナよりも車幅方向内側に位置していることを特徴とする請求項に記載の車両用フロアカーペットの敷設構造。
  6. 前記第3面ファスナが前記部分に連結紐を介して固定されていることを特徴とする請求項またはに記載の車両用フロアカーペットの敷設構造。
  7. 前席シートの下、且つ、フロアパネルの上に車両駆動用の電源装置が配置される車両のフロアカーペットの敷設方法であって、
    前記フロアパネルに面ファスナを有する第1フロアカーペットを敷設し、
    前記第1フロアカーペットより後方に前記電源装置を設置し、
    前記第1フロアカーペットの後端部を前方に折り返し、前記面ファスナで前記第1フロアカーペットの後端部を前記フロアパネルから離間した状態に仮保持しつつ、前記電源装置を上方から覆うように前記第1フロアカーペットより高い遮音性能を有する第2フロアカーペットを敷設し、
    前記仮保持を解除して、前記第1フロアカーペットの後端部を前記第2フロアカーペットの前端部の上面に重ね
    前記第1フロアカーペットの車幅方向両端部の少なくとも一部と前記面ファスナとをキッキングプレートで覆うことを特徴とする車両用フロアカーペットの敷設方法。
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