JP7118613B2 - チャックおよび部品装着機 - Google Patents

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Description

本発明は、チャックおよび部品装着機に関するものである。
部品装着機は、回路基板に部品を装着する装着処理を実行する。部品の保持に用いられるチャックは、部品装着機による装着処理において、装着の対象である部品を複数の爪片によりクランプする(特許文献1を参照)。装着処理には、部品の種別に応じて専用のチャックが用いられることがある。
国際公開第2013/140571号
ところで、部品の装着により生産される基板製品の小型化に伴って、回路基板に部品が高密度で装着されることがある。このような場合に、チャックの爪片の開閉に要するスペースが制約されることがある。
本明細書は、回路基板に部品を高密度に装着可能とするチャック、および当該チャックを備える部品装着機を提供することを目的とする。
本明細書で開示するソケット部品用のチャックは、部品装着機に設けられ、上方に開口した直線状の溝部を有するとともに前記溝部の溝底から上方に延伸し前記溝部に挿入された他の部品と電気的に接続される端子とを有するソケット部品をクランプして前記ソケット部品を基板に装着する装着処理に用いられるソケット部品用のチャックであって、前記チャックの開閉方向に交差する水平方向に離間して配置され、前記チャックの開閉方向に一体的に移動する第一爪片および第二爪片と、前記チャックの開閉方向に交差する水平方向において前記第一爪片と前記第二爪片の間に配置され、前記チャックが開閉される際に前記第一爪片および前記第二爪片とは反対方向に移動する第三爪片と、前記チャックの閉状態で前記第一爪片、前記第二爪片、および前記第三爪片が前記溝部に挿入された後に前記チャックを開状態として、前記第一爪片および前記第二爪片を前記溝部のうち一方の溝側面に接触させるとともに、前記第三爪片を前記溝部のうち他方の溝側面に接触させて前記ソケット部品をクランプする開閉機構と、クランプした前記ソケット部品の上面に接触して前記ソケット部品を支持する1以上の支持部と、を備え、前記第一爪片、前記第二爪片、および前記第三爪片は、前記装着処理の際に前記ソケット部品をクランプする前記チャックの開状態において、前記支持部から前記溝部への突出量が前記ソケット部品の上面から前記端子の上端までの長さよりも短い。
本明細書で開示する部品装着機は、上記の前記チャックと、前記チャックによりクランプされた前記部品を前記基板に装着する装着処理を実行する制御装置と、を備える。
チャックの構成によると、溝部の内周側に複数の爪片の開閉に要するスペースが確保される。よって、基板に既に装着された部品に複数の爪片が干渉することを防止できる。従って、基板に部品を高密度に装着することが可能となる。結果として、基板製品の設計自由度が向上するとともに、基板製品の小型化を図ることができる。
また、チャックが部品をクランプした状態において、第一爪片と第二爪片の間に第三爪片が位置し、このような位置関係にある複数の爪片がそれぞれ溝側面に接触する。これにより、より安定した部品の保持が可能となる。よって、例えば部品を保持したチャックの移動速度を向上できるので、装着処理に要するタクトタイムの短縮を図ることができる。結果として、基板製品の生産効率を向上できる。
部品装着機の構成によると、溝部を有する部品の装着を装着処理の対象にすることができる。これにより、部品装着機は、多様な部品装着に対応することが可能となり、基板製品の生産における省人化を図ることができる。
実施形態におけるチャックを用いて装着処理を実行する部品装着機の構成を示す平面図である。 ソケット部品を示す側面図である。 図1における装着ヘッドおよびチャックを示す側面図である。 図3におけるIV方向視のチャックであり、保持されたソケット部品を破線で示す図である。 図3におけるV-V断面図であって、閉状態(アンクランプ状態)のチャックおよびソケット部品の一部を拡大して示す側面図である。 図3におけるV-V断面図であって、開状態(クランプ状態)のチャックおよびソケット部品の一部を拡大して示す側面図である。 部品装着機による装着処理により基板に装着された複数のソケット部品およびチャックを示す斜視図である。 チャックの最大ストロークを示す拡大図である。
1.実施形態
1-1.部品装着機1の構成
部品装着機1は、図1に示すように、基板搬送装置10、部品供給装置20、部品移載装置30、部品カメラ61、基板カメラ62、および制御装置70を備える。基板搬送装置10は、ベルトコンベアなどにより構成され、基板90を搬送方向へと順次搬送する。基板搬送装置10は、部品装着機1の機内に基板90を搬入するとともに、機内の所定位置に基板90を位置決めする。基板搬送装置10は、部品装着機1による部品の装着処理が終了した後に、基板90を部品装着機1の機外に搬出する。
部品供給装置20は、基板90に装着される部品を供給する。部品供給装置20は、X軸方向に並んでセットされたフィーダ21を有する。フィーダ21は、多数の部品が収納されたキャリアテープを送り移動させて、フィーダ21の先端側に位置する供給位置において部品を採取可能に供給する。また、部品供給装置20は、例えばリード部品や後述するソケット部品などの比較的大型の部品を、パレット22に載置されたトレイ25上に並べた状態で供給する。部品供給装置20は、上下方向に区画された収納棚23に複数のパレット22を収納し、装着処理に応じて所定のパレット22を引き出してリード部品などを供給する。
部品移載装置30は、ヘッド駆動装置31および移動台32を備える。ヘッド駆動装置31は、直動機構により移動台32を水平方向(X軸方向およびY軸方向)に移動可能に構成されている。移動台32には、図示しないクランプ部材により装着ヘッド40が交換可能に固定される。装着ヘッド40は、部品供給装置20により供給される部品を採取して基板90の所定の装着位置に装着する。
装着ヘッド40には、1または複数の保持部材が着脱可能に設けられる。上記の保持部材としては、例えば負圧エアを供給されて部品を吸着する吸着ノズルや、部品をクランプするチャックなどが採用され得る。本実施形態において、装着ヘッド40は、図3に示すように、1つのチャック50をZ軸方向に移動可能に、且つZ軸に平行なθ軸周りに回転可能に支持する。
また、装着ヘッド40は、図示しないバルブの切り換えによって、負圧エアまたは正圧エアを供給するエア供給源41に接続されたエア通路と、チャック50のエア通路とを連通させる。これにより、装着ヘッド40は、チャック50に負圧エアまたは正圧エアを供給する。上記のエア供給源41は、例えば装着ヘッド40の内部に設けられたエアポンプ等により構成される。チャック50の詳細構成については後述する。
部品カメラ61、および基板カメラ62は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を有するデジタル式の撮像装置である。部品カメラ61、および基板カメラ62は、外部入力される制御信号に基づいて撮像を行う。部品カメラ61、および基板カメラ62は、撮像により取得した画像データを送出する。
部品カメラ61は、図1に示すように、光軸がZ軸方向の上向きとなるように部品装着機1の基台に固定されている。部品カメラ61は、チャック50などの保持部材に保持された部品を下方から撮像可能に構成されている。基板カメラ62は、光軸がZ軸方向の下向きとなるように部品移載装置30の移動台32に設けられる。基板カメラ62は、基板90を上方から撮像可能に構成されている。
制御装置70は、主として、CPUや各種メモリ、制御回路により構成される。制御装置70は、基板90に部品を装着する装着処理において、部品装着機1に複数設けられた各種センサから出力される情報、画像処理などによる認識処理の結果を入力する。そして、制御装置70は、制御プログラムや予め設定されている規定の装着条件などに基づいて、部品移載装置30へと制御信号を送出する。これにより、装着ヘッド40に支持されたチャック50などの保持部材の位置および回転角度が制御される。
具体的には、制御装置70は、部品供給装置20により供給された部品をチャック50などの保持部材により保持して、部品カメラ61により撮像する。制御装置70は、部品カメラ61の撮像により取得した画像データに基づいて、保持部材に対する部品の姿勢を認識する。このとき、制御装置70は、例えば基板90に対する位置決めの基準位置となる部品の部位や、部品の外観で特徴的な部位を画像処理により認識することによって、部品の姿勢を認識する。
そして、制御装置70は、図3に示すように、基板90における所定位置の上方へと装着ヘッド40を移動させる。このとき、制御装置70は、画像処理により認識された部品の姿勢に基づいて保持部材の位置および角度を補正する。そして、制御装置70は、部品を保持した保持部材を下降させて基板90に部品を装着する。制御装置70は、上記のようなピックアンドプレースサイクルを繰り返すことにより、基板90に部品を装着する装着処理を実行する。
1-2.チャック50の詳細構成
チャック50は、装着対象の部品に応じて種類を選択され、装着ヘッド40に手動または自動で取り付けられる。装着対象となる部品には、フィーダ21に装填されたキャリアテープに収容された部品や、トレイ25などに並べて載置された状態で供給されるリード部品や後述するソケット部品80などの比較的大型の部品が含まれる。なお、部品供給装置20は、上記の他に、大型の部品をキャリアテープのキャビティに収納してフィーダ21により供給する構成も採用し得る。
本実施形態のチャック50は、ソケット部品80を対象とした専用の保持部材である。ソケット部品80は、図2に示すように、部品本体81と、溝部82と、端子83とを有する。部品本体81は、図2および図6に示すように、全体形状として所定方向に延伸した長尺形状を呈する。溝部82は、上方に開口した直線状に形成される。詳細には、溝部82は、図5Aに示すように、互いに平行に配置された第一溝側面821および第二溝側面822と、部品本体81の下方に位置する溝底823とにより形成される。
ソケット部品80は、溝部82に挿入された他の部品(以下、「被保持部品95」と称する、図2を参照)を保持する。また、被保持部品95は、ソケット部品80に挿入されると、部品本体81の長手方向の両端に設けられたロック機構により抜け止めされる。端子83は、溝部82の溝底823から上方に延伸し、溝部82に挿入された被保持部品95と電気的に接続される。また、端子83は、部品本体81の下部を貫通し、ソケット部品80が基板90に装着された状態において、基板90における所定の電極部と電気的に接続される。
本実施形態において、ソケット部品80は、溝部82の延伸方向に並べて配置された多数の端子83を有する。端子83は、上記のようにソケット部品80に挿入された被保持部品95と基板90の電極を連絡する機能を有する。また、隣り合う端子83同士は、僅かな隙間を空けて配置されており、屈曲して短絡しないように正常な状態を維持される必要がある。
また、本実施形態において、ソケット部品80は、溝部82の溝幅方向(図2の前後方向、図6の左上から右下に向かう方向)における部品本体81の外周面が平面状に形成される。これにより、ソケット部品80は、図6に示すように、同型の部品を溝幅Wgよりも狭い間隔で配置可能に構成される。つまり、ソケット部品80は、同型のソケット部品80と溝幅方向に接近した状態で基板90に装着可能に構成される。同様に、ソケット部品80は、部品供給装置20のトレイ25において、同型のソケット部品80と溝幅方向に接近した状態で供給可能に構成される。
ここで、上記のソケット部品80を含む比較的大型で長尺の本体を有する部品は、例えば上面に平坦な部分が十分でなく吸着ノズルによる保持が困難である場合がある。さらに、汎用的なチャックによりソケット部品80を外周側からクランプすると、既に基板90に装着された部品と複数の爪片との干渉を防止するために、チャックの複数の爪片の開閉に要するスペースを確保する必要がある。
また、ソケット部品80の溝部82の溝側面に接触してクランプする一対の爪片を有する構成も考えられる。しかしながら、一対の爪片と溝部82との接触面積が不足したり、クランプ位置がソケット部品80の重心からずれたりするなどして、ソケット部品80の保持状態が不安定になるおそれがある。ソケット部品80の保持状態が不安定であると、ソケット部品80の保持状態を認識した後に装着ヘッド40に対するソケット部品80の相対位置が変位したり、装着ヘッド40の移動速度の制限が必要となったりするおそれがある。
そのため、チャック50には、ソケット部品80のように長尺の部品を安定して保持することが望まれる。さらに、チャック50には、開閉に伴って既に基板90に装着された部品と干渉しないように構成され、ソケット部品80などの保持対象とする部品を基板90に高密度(基板90における多数の部品の密集度が高い状態)で装着可能とすることが望まれる。
そこで、本実施形態のチャック50は、上記のようなソケット部品80をより安定して保持可能としつつ、既に基板90に装着された部品に影響されずにソケット部品80を装着可能とする構成を採用する。本実施形態において、チャック50は、3爪タイプであり、開閉方向がソケット部品80の溝部82の溝幅方向(図3の前後方向、図4の上下方向)となった状態で開閉されてクランプ状態とアンクランプ状態とを切り換えられる。
チャック50は、図3に示すように、第一爪片51と、第二爪片52と、第三爪片53と、開閉機構54と、チャック本体55と、第一支持部56と、第二支持部57とを備える。第一爪片51および第二爪片52は、チャック50の開閉方向(図3の前後方向、図4の上下方向)に交差する水平方向(本実施形態において、開閉方向に直交する水平方向、図3および図4の左右方向、以下同じ)に離間して配置される。第一爪片51および第二爪片52は、後述する開閉機構54の第一ブロック541により連結され、チャック50の開閉方向に一体的に移動する。
第三爪片53は、チャック50の開閉方向に交差する水平方向において第一爪片51と第二爪片52との間に配置される。第三爪片53は、後述する開閉機構54の第二ブロック542に支持され、チャック50が開閉される際に第一爪片51および第二爪片52とは反対方向に移動する。つまり、第三爪片53は、チャック50が閉状態から開状態へと移行する際に、第一爪片51および第二爪片52が図4の下方向に一体的に移動するのに対して、これらとは反対方向(図4の上方向)に移動する。
開閉機構54は、第一爪片51、第二爪片52、および第三爪片53をチャック50の開閉方向に移動させることにより、チャック50を開閉させる。具体的には、開閉機構54は、チャック50の閉状態で第一爪片51、第二爪片52、および第三爪片53が溝部82に挿入された後にチャック50を開状態とする。これにより、開閉機構54は、第一爪片51および第二爪片52を溝部82のうち一方の溝側面(第一溝側面821)に接触させるとともに、第三爪片53を溝部82のうち他方の溝側面(第二溝側面822)に接触させてソケット部品80をクランプする。
より詳細には、開閉機構54は、チャック50の開閉方向に相対移動可能に設けられた第一ブロック541および第二ブロック542を有する。開閉機構54は、チャック50に供給される負圧エアまたは正圧エアによりピストン(図示しない)を初期位置から移動させて、ピストンの移動に伴って第一ブロック541および第二ブロック542を水平方向に移動させる。
ここで、第一爪片51および第二爪片52は、第一ブロック541により連結され開閉方向に一体的に移動する。第二ブロック542は、第一爪片51および第二爪片52の間の中央部において第三爪片53を支持する。このような構成により、開閉機構54は、第一ブロック541および第二ブロック542を水平方向に相対移動させて、第一爪片51、第二爪片52、および第三爪片53を移動させる。
また、本実施形態において、開閉機構54は、図7に示すように、チャック50を開閉する際に、第一爪片51、第二爪片52、および第三爪片53の先端の移動軌跡L1-L3が直線状となるように移動させる。このような構成によると、ソケット部品80の溝部82の溝側面821,822には、複数の爪片51-53のそれぞれにより開閉方向且つ水平方向の外力が加えられる。
これにより、アンクランプ状態とクランプ状態とが切り換えられた際に、例えばソケット部品80が複数の爪片51-53から受ける外力により上下方向に変位することを防止できる。よって、複数の爪片の先端の移動軌跡が円弧状である構成と比較すると、採取動作および装着動作をより安定させることができる。
また、開閉機構54は、ソケット部品80をクランプするチャック50の開状態において(図5Bの状態)、溝部82の溝側面(第一溝側面821および第二溝側面822)に第一爪片51、第二爪片52、および第三爪片53をそれぞれ面接触させる。このような構成によると、複数の爪片51-53がソケット部品80の溝部82の溝側面(第一溝側面821および第二溝側面822)に面接触するので、爪片が線接触する構成と比較して、両者間により大きな摩擦力が発生するので、より安定してソケット部品80をクランプすることができる。
また、開閉機構54は、ソケット部品80をクランプするチャック50の開状態において、図5Bに示すように、溝部82の溝側面(第一溝側面821および第二溝側面822)のうち端子83の上端よりも上方に位置する部位に第一爪片51、第二爪片52、および第三爪片53を接触させる。このような構成によると、ソケット部品80の端子83に複数の爪片51-53のそれぞれが非接触の状態を維持しながら、ソケット部品80をクランプすることができる。これにより、クランプ状態において複数の爪片51-53がソケット部品80の端子83に干渉することを防止できる。
チャック本体55は、開閉機構54の第一ブロック541および第二ブロック542を図示しないレールにより水平方向に移動可能に支持する。また、チャック本体55の上部には、エア通路を形成された筒状の軸部551が形成される。軸部551は、装着ヘッド40に着脱可能に取り付けられる部位である。
第一支持部56および第二支持部57は、チャック50がクランプしたソケット部品80の上面に接触して、ソケット部品80を支持する。より詳細には、第一支持部56は、第三爪片53に対して第一爪片51よりも離間した位置に配置される。第二支持部57は、第三爪片53に対して第二爪片52よりも離間した位置に配置される。これにより、チャック50にクランプされたソケット部品80は、第一爪片51および第二爪片52に接触する位置よりも両端部側において2つの支持部56,57により上面を支持される。
上記のような第一支持部56および第二支持部57の構成によると、これらがソケット部品80の上面に接触して支持することにより、ソケット部品80の採取時および装着時においてソケット部品80の姿勢を安定させることができる。また、ソケット部品80を採取または装着する際に、第一支持部56および第二支持部57を介してソケット部品80に対して下方への外力を付与することが可能となる。これにより、ソケット部品80を安定させた状態で採取することができ、またソケット部品80を基板90に押圧して確実に装着できる。
なお、2つの支持部56,57がソケット部品80を支持する部位は、ソケット部品80の形状等に応じて適宜設定することができる。具体的には、例えばソケット部品80の下部に基板90の接合穴に挿入される係合部が形成されている場合には、その係合部に対応する位置に支持部を配置する構成としてもよい。これにより、ソケット部品80を基板90に装着する際に、基板90の接合穴に係合部が押し込まれるように、上方から外力を付与することができ、装着動作を安定させることができる。
1-3.部品装着機1による装着処理
部品装着機1により実行される装着処理におけるチャック50の動作について、図3-図6を参照して説明する。ここでは、装着ヘッド40にソケット部品80を対象とした専用のチャック50が取り付けられているものとする。ソケット部品80の採取に際して、制御装置70は、チャック50への負圧エアの供給を遮断して、チャック50を初期の閉状態(アンクランプ状態)とする。
次に、制御装置70は、部品供給装置20により供給されたソケット部品80の溝部82に、複数の爪片51-53の先端がそれぞれ挿入されるように(図5Aを参照)、装着ヘッド40の動作を制御する。このとき、第一支持部56および第二支持部57の下面がソケット部品80の部品本体81の上面に接触した状態となる。制御装置70は、チャック50に負圧エアを供給して、図5Bに示すように、チャック50を開状態(クランプ状態)とする。
具体的には、チャック50は、開閉機構54の第一ブロック541および第二ブロック542が反対方向に移動することにより、開状態へと移行する。これにより、第一爪片51および第二爪片52は、先端が直線状の軌跡となるように水平移動してソケット部品80の溝部82の第一溝側面821に面接触する。同様に、第三爪片53は、先端が直線状の軌跡となるように水平移動してソケット部品80の溝部82の第二溝側面822に面接触する。
その後に、制御装置70は、チャック50を上昇させるように装着ヘッド40の動作を制御する。これにより、チャック50にクランプされたソケット部品80は、部品供給装置20のトレイ25から離脱する。このとき、ソケット部品80は、第一爪片51および第二爪片と、これらの間に位置する第三爪片53とにより、溝部82の内周側における3箇所で保持される。
続いて、制御装置70は、ソケット部品80をクランプしたチャック50を部品カメラ61の上方に移動させて、部品カメラ61の撮像により画像データを取得する。制御装置70は、取得した画像データに基づいて、チャック50に保持されたソケット部品80の保持状態(部品の有無、および部品の姿勢を含む状態)を認識する。制御装置70は、チャック50の位置および角度を調整して、図3に示すように、基板90における所定位置の上方へと装着ヘッド40を移動させる。
制御装置70は、チャック50を下降させて、基板90にソケット部品80を装着する。このとき、チャック50の第一支持部56および第二支持部57がソケット部品80の部品本体81の上面に接触して、ソケット部品80を基板90側へと押圧する。制御装置70は、チャック50への負圧エアの供給を遮断して、再びチャック50を閉状態(アンクランプ状態)とする。これにより、複数の爪片51-53は、ソケット部品80の溝部82の内周面から離脱した状態となる。その後に、制御装置70は、チャック50を上昇させて、1回のピックアンドプレースサイクルを終了する。
なお、部品装着機1は、装着処理において、図6に示すように、基板90に同型のソケット部品80を溝部82の溝幅方向に複数並べては配置することがある。ここで、ソケット部品80の外形は、上記のように部品本体81の外周面が平面状に形成されており、狭い間隔で配置可能に構成されている。さらに、ソケット部品80に専用のチャック50は、上記のように複数の爪片51-53の開閉に要するスペースがソケット部品80の溝部82の内側に確保され、ソケット部品80の外周面には非接触となる。
これにより、部品装着機1は、装着処理において、複数のソケット部品80を配置間隔Vpで溝部82の溝幅方向に並べて配置する。本実施形態において、このときの配置間隔Vpは、溝部82の溝幅Wgよりも狭い間隔であり、またチャック50の開閉方向の最大ストロークSmよりも狭い間隔である。ここで、「最大ストロークSm」とは、チャック50がクランプすることができる最小の溝幅W1と最大の溝幅W2との差分に相当する(Sm=W2-W1)。
なお、上記の最小の溝幅W1は、図7に示すように、チャック50の初期状態(閉状態)において、開閉方向における複数の爪片51-53の位置および爪片幅により定まる。最小の溝幅W1は、チャック50の初期状態において、複数の爪片51-53を溝部82に干渉することなく挿入可能な最小の溝幅に相当する。最大の溝幅W2は、開閉機構54が第一ブロック541および第二ブロック542を水平方向に移動可能な距離により定まる。最大の溝幅W2は、チャック50の開状態において、複数の爪片51-53により接触してクランプ可能な最大の溝幅に相当する。
1-4.実施形態の構成による効果
上記のような構成からなるチャック50によると、溝部82の内周側に複数の爪片51-53の開閉に要するスペースが確保される。よって、基板90に既に装着された部品80に複数の爪片51-53が干渉することを防止できる。従って、基板90に部品80を高密度に装着することが可能となる。結果として、製品基板の設計自由度が向上するとともに、製品基板の小型化を図ることができる。
また、チャック50が部品80をクランプした状態において、第一爪片51と第二爪片52の間に第三爪片53が位置し、このような位置関係にある複数の爪片51-53がそれぞれ溝側面(第一溝側面821,第二溝側面822)に接触する。これにより、より安定したソケット部品80の保持が可能となる。よって、例えばソケット部品80を保持したチャック50の移動速度を向上できるので、装着処理に要するタクトタイムの短縮を図ることができる。結果として、製品基板の生産効率を向上できる。
また、実施形態において、チャック50が保持の対象とする部品は、溝部82に挿入された他の部品(被保持部品95)を保持するソケット部品80である。このような構成によると、チャック50はソケット部品80をクランプし、基板90への搬送および装着を可能とする。また、上記のような構成により、複数のソケット部品80をより狭い間隔で装着することが可能となるので、ソケット部品80をクランプの対象とすることは特に有用である。
上記のチャック50を備える部品装着機1の構成によると、溝部82を有するソケット部品80の装着を装着処理の対象にすることができる。これにより、部品装着機1は、多様なソケット部品80装着に対応することが可能となり、基板製品の生産における省人化を図ることができる。
2.実施形態の変形態様
2-1.部品について
実施形態において、チャック50が保持の対象とする装着部品は、他の部品(被保持部品95)を保持するソケット部品80であるものとした。これに対して、ソケット部品80は、対向する溝側面が概ね平行であればよく、また鉛直面に対してある程度の傾斜を有していてもよい。また、装着部品は、ソケット部品80の他に、上方に開口した直線状の溝部82を有する部品でれば、複数の爪片51-53を備えるチャック50を適用することができる。
2-2.複数の爪片51-53の構成について
実施形態において、チャック50は、3つの爪片51-53を備える3爪タイプのである構成とした。これに対して、チャック50は、第一爪片51および第二爪片52と、これらの間に配置される第三爪片53とを含む構成であれば、4以上の爪片を備える構成としてもよい。4以上の爪片を備える構成においては、開閉方向の一方側に2以上の爪片(第一爪片51、第二爪片52に相当)が移動し、これらの爪片の間に残りの爪片のうち少なくとも1つの爪片(第三爪片53に相当)が配置される構成であれば、種々の態様を採用し得る。
2-3.開閉機構54の構成について
実施形態において、チャック50の開閉機構54は、負圧エアを供給されて閉状態(アンクランプ状態)から開状態(クランプ状態)へと移行する構成とした。これに対して、チャック50の開閉機構54は、正圧エアを供給されて開閉するように構成されてもよいし、エアの他に例えば給電されて複数の爪片51-53を開閉するように構成されてもよい。
1:部品装着機、 50:チャック、 51:第一爪片、 52:第二爪片、 53:第三爪片、 54:開閉機構、 55:チャック本体、 56:第一支持部、 57:第二支持部、 70:制御装置、 80:ソケット部品、 81:部品本体、 82:溝部、 821:第一溝側面、 822:第二溝側面、 823:溝底、 83:端子、 90:基板、 95:被保持部品(溝部に挿入された他の部品)、 Vp:配置間隔、 Wg:(ソケット部品の溝部の)溝幅、 Sm:最大ストローク、 L1-L3:(爪片の先端の)移動軌跡

Claims (7)

  1. 部品装着機に設けられ、上方に開口した直線状の溝部を有するとともに前記溝部の溝底から上方に延伸し前記溝部に挿入された他の部品と電気的に接続される端子とを有するソケット部品をクランプして前記ソケット部品を基板に装着する装着処理に用いられるソケット部品用のチャックであって、
    前記チャックの開閉方向に交差する水平方向に離間して配置され、前記チャックの開閉方向に一体的に移動する第一爪片および第二爪片と、
    前記チャックの開閉方向に交差する水平方向において前記第一爪片と前記第二爪片の間に配置され、前記チャックが開閉される際に前記第一爪片および前記第二爪片とは反対方向に移動する第三爪片と、
    前記チャックの閉状態で前記第一爪片、前記第二爪片、および前記第三爪片が前記溝部に挿入された後に前記チャックを開状態として、前記第一爪片および前記第二爪片を前記溝部のうち一方の溝側面に接触させるとともに、前記第三爪片を前記溝部のうち他方の溝側面に接触させて前記ソケット部品をクランプする開閉機構と、
    クランプした前記ソケット部品の上面に接触して前記ソケット部品を支持する1以上の支持部と、
    を備え、
    前記第一爪片、前記第二爪片、および前記第三爪片は、前記装着処理の際に前記ソケット部品をクランプする前記チャックの開状態において、前記支持部から前記溝部への突出量が前記ソケット部品の上面から前記端子の上端までの長さよりも短いソケット部品用のチャック。
  2. 部品装着機に設けられ、上方に開口した直線状の溝部を有するとともに前記溝部の溝底から上方に延伸し前記溝部に挿入された他の部品と電気的に接続される端子とを有するソケット部品をクランプして前記ソケット部品を基板に装着する装着処理に用いられるソケット部品用のチャックであって、
    前記チャックの開閉方向に交差する水平方向に離間して配置され、前記チャックの開閉方向に一体的に移動する第一爪片および第二爪片と、
    前記チャックの開閉方向に交差する水平方向において前記第一爪片と前記第二爪片の間に配置され、前記チャックが開閉される際に前記第一爪片および前記第二爪片とは反対方向に移動する第三爪片と、
    前記チャックの閉状態で前記第一爪片、前記第二爪片、および前記第三爪片が前記溝部に挿入された後に前記チャックを開状態として、前記第一爪片および前記第二爪片を前記溝部のうち一方の溝側面に接触させるとともに、前記第三爪片を前記溝部のうち他方の溝側面に接触させて前記ソケット部品をクランプする開閉機構と、
    クランプした前記ソケット部品の上面に接触して前記ソケット部品を支持する1以上の支持部と、
    を備え、
    前記第一爪片、前記第二爪片、および前記第三爪片は、前記装着処理の際に前記ソケット部品をクランプする前記チャックの開状態において、前記支持部が前記ソケット部品の上面に接触した状態で前記溝部の前記溝側面のうち前記端子の上端よりも上方に位置する部位と接触するソケット部品用のチャック。
  3. 前記開閉機構は、前記チャックを開閉する際に、前記第一爪片、前記第二爪片、および前記第三爪片の先端の移動軌跡が直線状となるように移動させる、請求項1または2に記載のチャック。
  4. 前記開閉機構は、前記ソケット部品をクランプする前記チャックの開状態において、前記溝部の前記溝側面に前記第一爪片、前記第二爪片、および前記第三爪片をそれぞれ面接触させる、請求項1-3の何れか一項に記載のチャック。
  5. 請求項1-4の何れか一項に記載の前記チャックと、
    前記チャックによりクランプされた前記ソケット部品を基板に装着する装着処理を実行する制御装置と、
    を備える部品装着機。
  6. 前記制御装置は、前記装着処理において、同型の前記ソケット部品を前記溝部の溝幅方向に、前記溝部の溝幅よりも狭い間隔で配置する、請求項5に記載の部品装着機。
  7. 前記制御装置は、前記装着処理において、同型の前記ソケット部品を前記溝部の溝幅方向に、前記チャックの開閉方向の最大ストロークよりも狭い間隔で配置する、請求項5または6に記載の部品装着機。
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