JP7112822B2 - 外気導入ユニットおよび外気導入システム - Google Patents
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しかし、吹雪や冬場の強風の日には、図14に示すように、冷たい風が地面から外壁に沿って吹き上げるので、この種の給気口カバーでは、地面から吹き上げる風がそのまま給気口に進入して室内へ流れ込むため、放熱器111で温める前に冷たい風が室内に入ってしまう。
前記給気ダクトの屋外側の入口の前に、該入口の前方と上方と下方を覆い且つ左右に貫通した通風路を形成する給気口カバーと、
を備え、
前記熱交換器は、外気と熱交換する複数枚の板状部材を間隔を持って積層して備え、前記板状部材が中空の扁平管であり、隣り合う扁平管がその一端部側と他端部側のそれぞれで接続部によって積層方向に連結され、流入口に流入した熱媒体流体が各扁平管および接続部を通って流出口から流出するように構成されたものである
ことを特徴とする外気導入ユニット。
前記給気ダクトの屋外側の入口の前に、該入口の前方と上方と下方を覆い且つ左右に貫通した通風路を形成する給気口カバーと、
を備え、
前記熱交換器は、外気と熱交換する複数枚の板状部材を間隔を持って積層して備え、前記板状部材が前記給気ダクトの延設方向に沿い且つ斜めになる向きで前記給気ダクトの中に設置され、
前記斜めの範囲は、前記板状部材が、前記通風路の右下端から左上端を結ぶ第1対角線より縦、且つ、前記通風路の左下端から右上端を結ぶ第2対角線より縦になる範囲である
ことを特徴とする外気導入ユニット。
上記発明では、通風路を通り抜ける風の角度は、第1対角線より水平、且つ、第2対角線より水平な角度範囲なので、板状部材の向きを、これ以外の角度範囲にすれば、積層された板状部材同士の間を風が通り抜けに難くなる。
前記給気ダクトの入口の前に該入口が臨む方向に対して直交する方向に貫通した通風路を形成すると共に、該通風路の途中に前記給気ダクトの入口に通じる開口部を備えた給気口カバーと、
を備え、
前記熱交換器は、外気と熱交換する複数枚の板状部材を間隔を持って積層して備え、前記板状部材は前記通風路の貫通方向に垂直となる向きで前記給気ダクトの中に設置される
ことを特徴とする外気導入ユニット。
[4]前記熱交換器を、前記通風路を通過する空気流が前記給気ダクト内へ蛇行する範囲より屋内側に配置する
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の外気導入ユニット。
上記発明では、通風路を通り抜ける風は、給気ダクトの中へある程度入り込むように蛇行するので、蛇行して通り抜ける風に当たらないように熱交換器を給気ダクトの屋外側の入口から離して配置する。
前記外気導入ユニットの前記熱交換器に、熱媒体流体を循環させる循環装置と、
を有する
ことを特徴とする外気導入システム。
矩形の各扁平管23は、その一方の対角線上に位置する2つの角部にそれぞれ接続部24を備えており、積層方向に隣り合う扁平管23同士は接続部24によって連結される。接続部24は、扁平管23の壁面から積層間隔の約2分の1の高さに突起した短い円筒状をなしており、接続部24のある位置の扁平管23の壁面(表裏の一方もしくは双方)には筒状の接続部24に通じる穴が開設されている。
浴湯暖房動作は、風呂の自動運転の終了後に浴槽の中に残っている浴槽水を熱交ユニット20に循環させて暖房する動作である。たとえば、風呂の追い焚き回路のうち、風呂ポンプで送り出された湯が浴槽に向かう風呂往き管の途中に三方弁を設け、風呂ポンプで送り出された湯がそのまま浴槽に向かう第1経路と、風呂ポンプで送り出された湯が熱交ユニット20を経由してから浴槽に向かう第2経路に切り替える。浴槽水を複数の熱交ユニット20に経由させて複数の部屋を浴湯暖房する場合は、これら複数の熱交ユニット20を並列に接続すればよい。
夏場においては、熱交ユニット20を用いて簡易な冷房を行うことができる。すなわち、浴槽に水道水(たとえば15℃)を満たし、これを浴湯暖房動作と同様にして熱交ユニット20に循環させる。たとえば、夏場の朝、浴槽に水(15℃)を入れ、その後、熱交ユニット20を用いた冷房動作を行うと、夕方には、浴槽水が25℃程度まで上昇する。そうすれば、冷房効果を得られるだけでなく、追い焚きで風呂を沸かす際の熱量が少なくて済み、省エネルギーに貢献する。
10…外気導入ユニット
20…熱交ユニット
21…熱交換器
22…仕切り板
23…扁平管
23a…貫通型扁平管
23b…片裏型扁平管
23c…片表型扁平管
24…接続部
25…流入口
26…流出口
50…給気口カバー
51…通風路
52…挿入部
53…開口部
61…許容される斜めの角度範囲
62…第1対角線
63…第2対角線
Claims (5)
- 壁を貫通して屋外と屋内を接続する給気ダクトの中に設置される熱交換器と、
前記給気ダクトの屋外側の入口の前に、該入口の前方と上方と下方を覆い且つ左右に貫通した通風路を形成する給気口カバーと、
を備え、
前記熱交換器は、外気と熱交換する複数枚の板状部材を間隔を持って積層して備え、前記板状部材が中空の扁平管であり、隣り合う扁平管がその一端部側と他端部側のそれぞれで接続部によって積層方向に連結され、流入口に流入した熱媒体流体が各扁平管および接続部を通って流出口から流出するように構成されたものである
ことを特徴とする外気導入ユニット。 - 壁を貫通して屋外と屋内を接続する給気ダクトの中に設置される熱交換器と、
前記給気ダクトの屋外側の入口の前に、該入口の前方と上方と下方を覆い且つ左右に貫通した通風路を形成する給気口カバーと、
を備え、
前記熱交換器は、外気と熱交換する複数枚の板状部材を間隔を持って積層して備え、前記板状部材が前記給気ダクトの延設方向に沿い且つ斜めになる向きで前記給気ダクトの中に設置され、
前記斜めの範囲は、前記板状部材が、前記通風路の右下端から左上端を結ぶ第1対角線より縦、且つ、前記通風路の左下端から右上端を結ぶ第2対角線より縦になる範囲である
ことを特徴とする外気導入ユニット。 - 壁を貫通して屋外と屋内を接続する給気ダクトの中に設置される熱交換器と、
前記給気ダクトの入口の前に該入口が臨む方向に対して直交する方向に貫通した通風路を形成すると共に、該通風路の途中に前記給気ダクトの入口に通じる開口部を備えた給気口カバーと、
を備え、
前記熱交換器は、外気と熱交換する複数枚の板状部材を間隔を持って積層して備え、前記板状部材は前記通風路の貫通方向に垂直となる向きで前記給気ダクトの中に設置される、
ことを特徴とする外気導入ユニット。 - 前記熱交換器を、前記通風路を通過する空気流が前記給気ダクト内へ蛇行する範囲より屋内側に配置する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の外気導入ユニット。 - 請求項1乃至4のいずれか1つに記載の外気導入ユニットと、
前記外気導入ユニットの前記熱交換器に、熱媒体流体を循環させる循環装置と、
を有する
ことを特徴とする外気導入システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018065293A JP7112822B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 外気導入ユニットおよび外気導入システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018065293A JP7112822B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 外気導入ユニットおよび外気導入システム |
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JP2019174081A JP2019174081A (ja) | 2019-10-10 |
JP7112822B2 true JP7112822B2 (ja) | 2022-08-04 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018065293A Active JP7112822B2 (ja) | 2018-03-29 | 2018-03-29 | 外気導入ユニットおよび外気導入システム |
Country Status (1)
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2018
- 2018-03-29 JP JP2018065293A patent/JP7112822B2/ja active Active
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