JP2011021821A - 換気フード - Google Patents

換気フード Download PDF

Info

Publication number
JP2011021821A
JP2011021821A JP2009167574A JP2009167574A JP2011021821A JP 2011021821 A JP2011021821 A JP 2011021821A JP 2009167574 A JP2009167574 A JP 2009167574A JP 2009167574 A JP2009167574 A JP 2009167574A JP 2011021821 A JP2011021821 A JP 2011021821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
ventilation
flange
plate
connection port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009167574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5257284B2 (ja
Inventor
Kazunori Hobo
和則 保母
Kenji Nishio
賢治 西尾
Shinichi Nagasawa
進一 長澤
Takuya Shimizu
拓也 清水
Hiroki Ichioka
博喜 市岡
Tatsuhiko Murase
龍彦 村瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2009167574A priority Critical patent/JP5257284B2/ja
Publication of JP2011021821A publication Critical patent/JP2011021821A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5257284B2 publication Critical patent/JP5257284B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ventilation (AREA)

Abstract

【課題】雨水がフード内部の通気用ダクトに浸入しにくく、また、フード前面及び壁面が汚れにくく、施工性にも優れた換気フードを得るものである
【解決手段】換気フード50は通気用ダクトを接続するダクト接続口3と、ダクト接続口3を備えた平板状のフランジ2と、フランジ2の外周及び一方の面側を覆う通気用の通気口7を備えたフード1とで構成する。フード1は、フード側面1a、1bとフード前面1cを一枚板で形成した前面板18と、フード上面1dを形成する天板19と、フード底面1fを形成する底板20とを別部材で組み合わせて構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の壁面に設置する換気フードに関するものである。
換気フードは住宅の室外側に設置されるため、風や雨などが室内に浸入しない構造が求められている。このような中で通気用の開口部にフィンを備え耐外風、耐雨性を向上させた換気フードとして特許第3414116号に記載のようにフード部の左右側面と下面に開口部を設け、左右側面の開口部には壁面と垂直方向に排気流を壁から離れる方向に案内する複数枚のフィンを形成した構造が示されている。また、特開2005−043004号のようなフード前面側に風雨防止板を設け、その裏側壁方向に設けた角形の筒体を設け、その上下左右4面の外周面に複数のフィンを形成した通気口を形成した構造が提案されている。
特許第3414116号公報 特開2005−043004号公報
特許文献1、2に示されるような従来の構造においては、フード上面に降った雨水がフード表面に流れ、フード表面に生じる筋状の汚れや、壁伝いに流れる雨水による壁汚れが生じやすいものであった。また、風向き、風速など設置される環境条件によっては、複数枚のフィンの間にある隙間より、フード内部や通気用のダクト内部に雨水が浸入するなどの課題があった。また、施工時のフランジ部とフード部の固定において、フード左右側面のネジ固定部は、壁面に近い位置にあるうえに、ネジをフード側面に対し垂直に締める構造であるため、ネジ穴の位置が目視しにくく、また、壁などが邪魔となりネジが締めにくいという課題があった。また、フードの固定は左右に備えたネジだけであることから、ネジが腐食してフード部が落下しないようネジの耐食性を向上させる必要があった。また、特許文献2の構成では、フードの上部に取り付け金具を備え、この取り付け金具の先端を筐体に挿入しフードの落下防止をしているが、この取り付け金具はフードより外部に露出しており、取り付け金具自体を腐食しないよう耐食性を向上させる必要があった。さらには、フード上面の形状によっては、鳥などが飛来し巣を作ることや、この巣のため、フィンとフィンの間の隙間を塞ぎ換気不足になることや、あるいは、糞などにより壁、フードを汚すといった課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、フードの固定構造を改善し施工性がよく、また、雨水が浸入しにくく外観が汚れにくい換気フードを得ることである。
通気用ダクトを接続するダクト接続口と、前記ダクト接続口を備えた平板状のフランジと、前記フランジの外周及び一方の面側を覆う通気用の通気口を備えたフードと、前記フードは、前記フードの側面と前記フードの前面を一枚板で形成した前面板と、前記フードの天面を形成する天板と、前記フードの底面を形成する底板と、を別部材で組み合わせて構成する。
この換気フードによれば、雨水がフード内部の通気用ダクトに浸入しにくく、また、フード前面及び壁面が汚れにくく、施工性にも優れた換気フードが得られる。
本発明の実施の形態1に係る換気フードの分解斜視図である。 フード部部品構成を示す分解斜視図である。 フード部の天板接合部を示す斜視図である。 フード内側を示す斜視図である。 フランジにフードを固定する状態を示す斜視図である。 フランジとフードの係合部を示す部分斜視図である。 フランジとフードをネジで固定した断面図である。 換気フードの断面図と水の流れを示す図である。 フード引っ掛け部とフード固定板、逆取り付け防止板、風雨防止板を一体で形成した部品を示す斜視図である。 フードの天面に鳥の巣対策となる傾斜板を取り付けた側面図である。
以下に、本発明にかかる換気フードの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
まず、本発明に係る換気フードの構成について説明する。
図1は本発明の実施の形態1に係る換気フードを斜め上方より見た分解斜視図である。
図1において、換気フード50は、建物の屋外と屋内とを隔てる壁に形成された穴(図示しない)の室外側の開口部に取り付けられ、屋内から屋外へと室内空気を排気したり、屋外から屋内へと外気を取り入れ給気を行うダクトの端末に設けられる部材である。換気フード50は、換気のための開口を覆うフード1と、換気フード50を建物外壁に取り付けるための平板状で形成した四角形のフランジ2と、換気設備とつながる換気用ダクトを接続し、フード1へ連通させるダクト接続口3から構成される。フランジ2は外周を壁面側に3〜5ミリ程度屈曲させた縁部2aを形成し、また、フランジ2の中央部には、フランジ2の面2bを貫通する形でダクト接続口3が配設されている。ダクト接続口3は、フード1内に納まる側のフランジ2の面2bに端部3aが突出して取り付けられており、フランジ2の裏側の壁面側端部3bは換気設備とつながる換気ダクトと接続可能となっている。ダクト接続口3の端部3aはダクト接続口の外周につば状に突出して形成されている。これは、フード1内部に浸入した外風や雨水がフランジ2の面2bに反射してダクト接続口3の筒状部内に浸入することを防止している。フランジ2と外壁との固定は左右側面付近に設けられた取り付け穴(図示しない)により固定ネジで建物外壁に固定される。換気用ダクトは主に鋼板や樹脂で形成したパイプが用いられ、円筒形のダクト接続口3をパイプ内に挿入して接続する。また、フランジ2の外周の縁部2aと壁との隙間は、雨水が浸入し換気用ダクトと壁に設けた穴との隙間より壁内に雨水が浸入しないよう、縁部2aの内周にシール材を貼ることや、外周に沿って壁面との間にコーキングをすることで確実に密閉される。
次にフード1の構成について説明する。
図2はフード1の構成を示す斜視図、図3は、フード1の天板19を接合した組立て状態を示す斜視図である。
図2に示すように、フード1は概略箱形をなしておりフード前面1cと、左右のフード側面1a、1bは前面板18の一枚板で一体に形成している(以下説明において、上下、左右は本換気フードの建物設置状態での屋外側から見た位置を意味する)。また、フード側面1a、1bには通気口7が設けられ、その開口部にフィン8が切起こしで一体に形成されている。また、フード上面1dを構成する天板19および、フード底面1fを構成する底板20は各々別部品で形成している。図2、図3に示すように、前面板18のフード側面1a、1bは、上部と下部に天板19、底板20を接合する接合片25を備え、この接合片25と天板19、底板20はスポット溶接などにより接合部21にて一体化している。天板19は換気フード50の上方からの外風や雨水の浸入を防止し、底板20は、換気フード50の下方からの外風、雨水の浸入を防止する。
このように換気フード1の前面板18と、天板19、底板20とを別部材化し、前面板18の上下にて接合したことから、フード前面1c、フード側面1a、1bに接合箇所がなく面一にでき、後述するフード1内に浸入した雨水が途中で留まることがなく良好に排出できる。また、フード1の意匠として重要なフード前面1cおよびフード側面1a、1b部分に接合部21が現れず意匠性がよい。
図4はフード1の内側を見た斜視図である。
図1〜4に示すように、通気口7の複数枚のフィン8は気流を壁から離れる方向に案内するよう、フード上面1dから見て、フィン8の先端がフランジ2の方向にフード内側へ切起こして傾斜させている(図7参照)。前面板18はフード前面1cが膨れるようにR形状で形成し、フード側面1a、1bへと繋がっている。また、底板20のフード前面1c側の端部は、通気用の通気口11が設けられる。この通気口11は、前面板18のR部と底板20との隙間で形成される半月状の形状である。また、この通気口11は、フード側面1a、1bに設けた通気口7からの換気風量を補うとともに、後述する天板19やフード1内部の水抜きとして機能する。
次に、フランジ2とフード1の固定について図1〜図7を用い説明する。
図5は、施工時にフード1をフランジ2に引っ掛ける状態を示した斜視図であり、図6はフード1側に設けた舌状部13と、フランジ2側に設けた引っ掛け部4の関係を示す斜視図である。また図7はフード1とフランジ2側に設けたフード固定板5とをネジ22で係合した場合を示す断面図である。
なお、フード1はフランジ2に着脱自在に固定し、通気口7の清掃など定期的にメンテナンスが行える構造となっている。
図1において、フランジ2の建物設置状態で上側となる部分には、フード1を一時的に支持するための引っ掛け部4と引っ掛け穴4aが設けられている。引っ掛け部4はフランジ2の面2bに左右一対で備え、面2bから垂直にフード1側に突出している。一方、図4に示すようにフード1の内側には、フード上面1d側の左右に、フランジ2に備えた引っ掛け部4に相当した位置に舌状部13を備えている。この舌状部13はフード側面1a、1bの上部に設けた接合片25のフランジ2側の端部にフード底面1f側に向けて舌状に形成される。なお、引っ掛け部4の引っ掛け穴4aは舌状部13よりも数ミリ大きい角穴で形成し舌状部13を挿入しやすい形状としている。
フード1をフランジ2に固定する場合は、図5、図6に示すようにフード1の内側に設けた舌状部13をフランジ2の引っ掛け穴4aに引っ掛けるため、フード1を斜め上方よりフランジ2に接近させ、舌状部13を引っ掛け穴4aに挿入する。フード1下端を下ろし、フランジ2側に接触させることで、一時的にフランジ2がフード1を保持する。この構造は後述するネジ22で固定を行うまでの仮固定が図られることと、ネジ22による固定が万一不全となった場合に、フード1が落下するのを防止する効果も奏する。
図1に示すように、フランジ2の面2bの左右には、フード1を固定するためのフード固定板5が面2bより垂直にフード1側に立設し、その先端部はフード固定穴5aを有しフランジ2の内側方向に屈曲している。このフード固定板5にフード1を固定するために、フード1の通気口7のフランジ2側の端部にはフード固定板5の先端部に合うように底面を有する凹部形状のネジ取り付け面10を設けている。このネジ取り付け面10は、フード固定板5の先端屈曲角度と同じく傾斜させており、また、その中央に締結部材通し穴となるネジ穴10aを設けている。図7に示されるように、フランジ2がフード1を正常に保持した状態で、フード1のネジ穴10aとフランジ2のフード固定穴5aは中心が一致し、ネジ22で左右二ヶ所固定される。フード1のネジ取り付け面10は傾斜によりフード手前側に向いており、フード1をネジ22で固定する際に、ネジ穴10aが認識しやすく作業性がよい。また、従来の側方からネジ締め作業となっていたのに対し、斜め前方側から作業が可能となるため、ドライバーをネジに垂直に当てて締め上げることが容易となり、またフード左右側面の近くに壁面の張り出しなどがあっても、ネジ締めが容易にできる。
フランジ2の下部には左右一対の引っ掛け部4と対向する位置にそれぞれ逆取り付け防止板6を設けている。この逆取り付け防止板6は、フランジ2の面2bからフード1側の方向に垂直に突出している。また、フード上面1dから引っ掛け部4までの距離とフード底面1fから逆取り付け防止板6までの距離はほぼ等しくなるよう配置されている。この逆取り付け防止板6は、フード1を天地逆でフランジ2に取り付けようとすると、上述したフード内側の舌状部13と逆取り付け防止板6とが干渉し、フード1がフランジ2に一時的に保持されないことと、フード1のネジ穴10aとフランジ2のフード固定穴5aの位置がずれ、フード1の逆取り付けが防止されるものである。
次に外風や、雨水がフード内部のダクト接続口3の筒状部内に浸入しない構造について説明する。
図1、図5において、フランジ2の中央に突出した筒状のダクト接続口3の左右と、フード1の通気口7との間には、通気口7の開口面と平行に風雨防止板9を設けている。風雨防止板9は、フランジ2の面2bから垂直にフード1側に突出させている。また、風雨防止板9のフード1側の長四角部9aは、フード1側からフランジ2側の幅が概略20〜30mm程度で、フード上面1d側からフード底面1f側までの縦の長さはダクト接続口3の内径とほぼ同じ長さとなるように形成している。
図8は換気フード50の建物設置状態を示す断面図である。図8に示すように、風雨防止板9の長四角部9aは、通気口7の開口面のほぼ中央に位置している。これは、換気フード50の建物設置状態で、フード1の外部から通気口7のフィン8の隙間よりフード1の内部を斜め上方側、斜め下方側、あるいは斜め前面側など様々な方向から見ても、ダクト接続口3の筒状部が直接見えないように配置されている。この風雨防止板9により、フィン8の隙間から吹き込む外風が直接ダクト接続口3へ至ることがないよう遮蔽板として機能し、外風の影響を軽減している。また降雨時においては、フィン8の隙間から吹き込む雨水が一旦は風雨防止板に当たることによりダクト接続口3の筒状部内への雨水の浸入を遮蔽する。
以上のように説明した引っ掛け部4、フード固定板5、逆取り付け防止板6、風雨防止板9は、図9に示されるように、一体で構成して取り付け板12として集約している。取り付け板12はフランジ2の面2bに溶接やネジ止めにより固定される。このように構成することで、各部品を個々に作成して管理する手間や、フランジ2に各部品を固定する手間が省けるとともに、各部品間の位置ずれが防止できることから、組立て性が良く、また信頼性の向上が図られるものである。
次にフード1の天板19や、底板20に溜まった雨水の水抜きをする構造について説明する。
図8の断面図に示されるように、天板19には壁面側からフード前面1c側に下がる傾斜部17を設け、その先の先端部15は、フード1の前面板18の上端よりも低くなるよう屈曲させ、さらに先端部15のほぼ中央に切り欠きで形成した水抜き開口14を設けている(図2参照)。
また、底板20はフード前面1c側となる先端部16が直角上向きに曲げられており、またフード前面1c側からフランジ2側の方向へ下がる傾斜部17aが設けられ、この傾斜部17aによりフランジ2側の端部に排水用の開口1gが形成されている。先端部16は、フード前面1c側の斜め下方から吹き込む外風や雨水がダクト接続口3の筒状部内に浸入するのを防ぐ遮蔽壁の目的で設けている。また、このため底面20に溜まった水の水抜きについては、フランジ2側の端部1gにて排出する構造としている。
フード上面1dに降った雨水の水滴23は天板19の傾斜部17によりフード前面1cの方向に流れ、先端部15に集められる。集められた水は前面板18で堰き止められ、水抜き開口14よりフード内側に落下し(水滴23a)、矢印のように前面板18の内側に沿って流れ、底板20と前面板18との間に設けた通気口11よりフード外に排出する。また、底板20の内側に入った水滴23bは底板20に設けられた傾斜部17aにより先端部16側からフランジ2側に流れ、開口1gよりフランジ2の下側に設けられた水切り板24を介して壁から離れて(壁面を伝わらず)下方に落下する(水滴23c)。
以上のような構成により、フード上面1dに降った雨水の水滴23aが前面板18の内側を流れ、表面を流れることがないので、雨だれによる前面板18が汚れるのを防止できる。また、前述したように、換気フード1の前面板18と、天板19、底板20とを別部材化し、前面板18の上下にて接合したことから、フード前面1c、フード側面1a、1bに接合箇所がなく面一にでき、フード1内に浸入した雨水が途中で留まることがなく良好に排出できる。また、水滴23aを換気フード50が設置された壁から離れた位置で落下させることで、水滴23が壁面を伝い壁を汚すのを防止できる。さらに、フード1の内部に吹き込んだ水滴23bも効果的にフランジ2側に流し、水切り板24により壁に伝わらないように落下させ(水滴23c)、壁汚れを防止できる。
実施の形態2
次に、換気フード50の上部に、鳥などの小動物が巣を作らない構成を説明する。
図10は換気フード50の上部に鳥の巣対策を施した側面図である。なお、実施の形態1と同一の構成には、同一の符号を付しており、説明を省略する。
換気フード50のフード上面1dとなる部分には、フード上面1dの幅とほぼ同じ幅で、フランジ2側からフード前面1c側に下り傾斜させた傾斜板26を取り付けられるようになっている。傾斜板26の両側面には下方に延伸させた位置決め板28を備え、この位置決め板には位置決め穴28aを設ける。フード側面1a、1b上部にはこの位置決め穴28aに対応する位置に設けたネジ穴(図示しない)を設け、位置決め板28をフード側面1a,1bをネジで固定する。なお、図10に示すように位置決め穴28aを長穴状に形成することにより、傾斜板26はフード1の天板19上にて前後に若干スライドすることを可能とし、壁からの位置、あるいは住宅の庇からの出っ張りなど調整可能としている。傾斜板26はネジでフード側面1a、1bに仮固定した後、図10の矢印に示すように傾斜板26を壁側にスライドさせて壁と密着させネジを本締めし固定する。傾斜部27の水平面からの角度は概ね30°としているが、鳥が飛来してフード上面1dにとまることを防止するものであり、外観意匠を損ねない程度で設定されている。
これにより傾斜板26を設けた換気フード50は、フード上面1dに鳥が飛来してとまり難くなり、換気フード50に鳥がとまって前面板18や壁などが鳥の糞により汚れることを防止できる。
以上のように、本発明にかかる換気フードによれば、雨水がフード内部の通気用ダクトに浸入しにくく、また、フード前面及び壁面が汚れにくく、施工性にも優れた換気フードが得られる。
1 フード、1a、1b フード側面、1c フード前面、1d フード上面、
1f フード底面、1g 開口
2 フランジ、2a 縁部、2b 面
3 ダクト接続口、3a、3b 端部
4 引っ掛け部、4a 引っ掛け穴
5 フード固定板、5a フード固定穴
6 逆取り付け防止板
7 通気口
8 フィン
9 風雨防止板、9a 長四角部
10 ネジ取り付け面(凹部)、10a ネジ穴(締結部材通し穴)
11 通気口
12 取り付け板
13 舌状部
14 水抜き開口
15 先端部
16 先端部
17 傾斜部、17a 傾斜部
18 前面板
19 天板
20 底板
21 接合部
22 ネジ
23、23a、23b、23c 水滴
24 水切り板
25 接合片
26 傾斜板
27 傾斜部
28 位置決め板、28a 位置決め穴
50 換気フード

Claims (9)

  1. 通気用ダクトを接続するダクト接続口と、
    前記ダクト接続口を備えた平板状のフランジと、
    前記フランジの外周及び一方の面側を覆う通気用の通気口を備えたフードと、
    前記フードは、前記フードの側面と前記フードの前面を一枚板で形成した前面板と、
    前記フードの天面を形成する天板と、
    前記フードの底面を形成する底板と、
    を別部材で組み合わせて構成したことを特徴とする換気フード。
  2. 通気用ダクトを接続するダクト接続口と、
    前記ダクト接続口を備えた平板状のフランジと、
    前記フランジの外周及び一方の面側を覆う通気用の通気口を備えたフードと、
    前記フランジの上部に前記フランジ面に形成したフード引っ掛け部と、
    前記フード上面の内側に設けた前記フード引っ掛け部と係合する舌状部と、
    前記フランジの下部に、前記フードが天地逆の場合に前記舌状部と干渉するように備えた逆取り付け防止板と、
    を備えたことを特徴とする換気フード。
  3. 通気用ダクトを接続するダクト接続口と、
    前記ダクト接続口を備えた平板状のフランジと、
    前記フランジの外周及び一方の面側を覆う通気用の通気口を備えたフードと、
    前記フランジに設けた前記ダクト接続口を前記フード側の端部を前記フランジ面から突出した筒状部と、
    前記フードの前記通気用の通気口と前記筒状部との間に風雨防止板を設けたことを特徴とする換気フード。
  4. 通気用ダクトを接続するダクト接続口と、
    前記ダクト接続口を備えた平板状のフランジと、
    前記フランジの外周及び一方の面側を覆う通気用の通気口を備えたフードと、
    前記フランジの面から前記フード側に立ち上げ、その端部を前記フードの内側に屈曲させたフード固定板と、
    前記フードの側面に、前記フード固定板の屈曲した面と対面するように形成した底面を有する締結部材固定用の凹部と、
    を備えたことを特徴とする換気フード。
  5. 前記天板は前記フランジ側から前記フードの前面側に向けて下がりとなる傾斜を設け、前記天板の前記フードの前面側端部は前記フードの上端部よりも低く位置したことを特徴とする請求項1記載の換気フード。
  6. 前記天板の前記前面側端部に雨水を排出する開口部を備えたことを特徴とする請求項1又は5のいずれか記載の換気フード。
  7. 前記底板は前記フードの前面側端部から前記フランジ側に向けて下がりとなる傾斜を備えフランジ側端部に排水のための開口を備えたことを特徴とする請求項1又は5又は6いずれかに記載の換気フード。
  8. 前記フードの上に、前記フランジ側より前記フードの前面側に向けて下がりとなる傾斜板を備えたことを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載の換気フード。
  9. 前記通気用の通気口は前記フードの側面に設けられ、前記通気用の通気口には気流を案内する複数枚のフィンを気流が壁から離れる方向になるように形成したことを特徴とする請求項1〜8いずれかに記載の換気フード。
JP2009167574A 2009-07-16 2009-07-16 換気フード Active JP5257284B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009167574A JP5257284B2 (ja) 2009-07-16 2009-07-16 換気フード

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009167574A JP5257284B2 (ja) 2009-07-16 2009-07-16 換気フード

Related Child Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013084078A Division JP5606579B2 (ja) 2013-04-12 2013-04-12 換気フード
JP2013084080A Division JP5654079B2 (ja) 2013-04-12 2013-04-12 換気フード
JP2013084079A Division JP5905406B2 (ja) 2013-04-12 2013-04-12 換気フード

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011021821A true JP2011021821A (ja) 2011-02-03
JP5257284B2 JP5257284B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=43632054

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009167574A Active JP5257284B2 (ja) 2009-07-16 2009-07-16 換気フード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5257284B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015194328A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋外換気口、その水切板、ベース、および、フード
JP2015194329A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋外換気口、および、そのベース
JP2016121849A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋外換気口
JP2016205758A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 富士工業株式会社 レンジフード
JP2019174081A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社ガスター 外気導入ユニットおよび外気導入システム
JP2019207041A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 積水化学工業株式会社 換気ガラリ及び換気ガラリの施工方法
JP7052125B1 (ja) 2021-06-28 2022-04-11 株式会社ユニックス ベントキャップ

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712378A (ja) * 1993-06-25 1995-01-17 Asahi Chem Ind Co Ltd 換気装置
JPH0926175A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Tadashi Iizuka 壁面の換気口部材
JP2002243230A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Kajima Corp ベントキャップ
JP3414116B2 (ja) * 1996-03-28 2003-06-09 三菱電機株式会社 換気フード

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0712378A (ja) * 1993-06-25 1995-01-17 Asahi Chem Ind Co Ltd 換気装置
JPH0926175A (ja) * 1995-07-12 1997-01-28 Tadashi Iizuka 壁面の換気口部材
JP3414116B2 (ja) * 1996-03-28 2003-06-09 三菱電機株式会社 換気フード
JP2002243230A (ja) * 2001-02-16 2002-08-28 Kajima Corp ベントキャップ

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015194328A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋外換気口、その水切板、ベース、および、フード
JP2015194329A (ja) * 2014-03-28 2015-11-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋外換気口、および、そのベース
JP2016121849A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 屋外換気口
JP2016205758A (ja) * 2015-04-28 2016-12-08 富士工業株式会社 レンジフード
JP2019174081A (ja) * 2018-03-29 2019-10-10 株式会社ガスター 外気導入ユニットおよび外気導入システム
JP7112822B2 (ja) 2018-03-29 2022-08-04 株式会社ガスター 外気導入ユニットおよび外気導入システム
JP2019207041A (ja) * 2018-05-28 2019-12-05 積水化学工業株式会社 換気ガラリ及び換気ガラリの施工方法
JP7071877B2 (ja) 2018-05-28 2022-05-19 積水化学工業株式会社 換気ガラリ
JP7052125B1 (ja) 2021-06-28 2022-04-11 株式会社ユニックス ベントキャップ
JP2023005132A (ja) * 2021-06-28 2023-01-18 株式会社ユニックス ベントキャップ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5257284B2 (ja) 2013-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5257284B2 (ja) 換気フード
US20170191683A1 (en) Bath Vent Roof Cap
JP2015017740A (ja) 空気調和機の室外ユニット
JP4365838B2 (ja) 給湯器
JP5606579B2 (ja) 換気フード
JP5654079B2 (ja) 換気フード
JP5905406B2 (ja) 換気フード
JP4936875B2 (ja) 換気機能付き鼻隠し材
JP4331632B2 (ja) ガラリ取り付け構造、ガラリ取り付け方法およびガラリ取り付けセット
JP4969898B2 (ja) 建物用換気装置およびその取付方法
JP6232822B2 (ja) 片棟屋根の換気構成体
JP7071877B2 (ja) 換気ガラリ
JP4926020B2 (ja) 屋外端末部品、及び屋外端末部品の装着方法
JP3325009B2 (ja) 屋外グリル
JP4926022B2 (ja) 屋外端末部品
JP2007071513A (ja) 空気調和機
JP6956217B2 (ja) 換気装置
TWM472082U (zh) 具有雨水隔離結構的通風裝置
JP6999107B2 (ja) 軒樋固定構造
JP2003161483A (ja) 汚垂れ防止装置
JP2601161Y2 (ja) 屋根の換気構造
KR200289775Y1 (ko) 선박의 수분 제거용 루버
JP6388550B2 (ja) 換気端末部品
JP4681525B2 (ja) エンジン発電装置の吸気フード
FI124522B (fi) Katon tuuletusventtiili

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120926

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130326

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160502

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5257284

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250