JP7112264B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する装置を備えた洗濯機に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する装置を備えた洗濯機がある。
特開2017-158602号公報
上記のような装置については、洗濯運転を繰り返す過程において、洗剤を投入する経路に目詰まりが発生することがあった。そのため、ユーザが目詰まりの発生に気付くことなく洗濯機を使用すると、洗剤の投入量が不十分になったり、洗剤が全く投入されないまま洗濯運転が行われてしまうという不具合がある。
そこで、洗剤の投入経路に目詰まりが発生したことをユーザに報知できる洗濯機を提供する。
実施形態の洗濯機は、洗濯物を収容する洗濯槽と、この洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する洗剤投入器と、この洗剤投入器を制御する制御部と、洗濯運転に用いる洗濯水に含まれる洗剤の濃度を検知して、検知信号を前記制御部に入力する濃度検知部とを備え、制御部は、洗濯運転の開始後に検知された洗剤の濃度が閾値未満であれば、ユーザに報知を行い、前記洗剤の濃度の変化状態から洗剤以外のものが投入されたと判断すると、ユーザに誤投入を報知する。
また、前記制御部は、前記洗剤投入器が使用されない期間を計測し、その期間が一定期間を超えると、所定の条件が成立する毎に前記洗剤投入器に洗剤を少量投入させる。
第1実施形態であり、洗濯機の構成を示す縦断側面図 洗濯機の電気的構成を要旨に係る部分について示す機能ブロック図 洗濯運転全体の行程を示すフローチャート 洗剤投入行程を示すフローチャート 第2実施形態であり、洗濯運転全体の行程を示すフローチャート 洗剤投入方法決定行程を示すフローチャート(その1) 洗剤投入方法決定行程を示すフローチャート(その2) 第3実施形態であり、洗濯運転全体の行程を示すフローチャート 第4実施形態であり、洗濯運転全体の行程を示すフローチャート
(第1実施形態)
以下、ドラム式の洗濯乾燥機に適用した第1実施形態につき、図1から図4を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る洗濯機1の全体構成を概略的に示している。洗濯機1はほぼ矩形箱状をなす本体2を有し、本体2内には、円筒状の水槽3が後下がりにやや傾斜した状態で、一部のみ図示する弾性支持機構6を介して支持されている。水槽3内には、洗濯物である衣類が収容される洗濯槽である円筒状のドラム4が回転可能に支持されている。このドラム4は、前後方向に延び且つ後下がりにやや傾斜した傾斜軸を中心に回転するように構成されている。
ドラム4の周壁部には、一部のみ図示する通水,通気用の多数の孔5が形成されている。ドラム4の周壁部の内面には、洗濯物撹拌用の複数個のバッフル7が設けられている。ドラム4の後壁部には、図示しない複数個の通気口が設けられている。ドラム4の前面部には、衣類が出し入れされる開口部8が設けられている。水槽3の前面部には、開口部8に連なる投入口9が形成されている。本体2の前面には、投入口9を開閉する扉10が設けられている。
水槽3の後部には、例えばアウタロータ形のブラシレスモータからなる洗濯機モータ11が配置されている。洗濯機モータ11の回転軸11aの先端は、水槽3の背面を貫通して水槽3内に突出し、ドラム4の後部中心に連結固定されている。これにより、ドラム4は洗濯機モータ11により直接的に回転駆動される。尚、この洗濯機モータ11には、ロータ,ひいてはドラム4の回転を検出するための図示しない回転センサが設けられている。
水槽3の下部には排水管路13が接続され、この排水管路13の途中部には排水弁14が設けられている。詳しく図示はしないが、排水管路13は本体2の外部まで延びており、水槽3内の水が洗面所などの所定の排水場所に排水される。尚、図示はしないが、水槽3の後面下部には水槽3内と連通するエアトラップが設けられ、このエアトラップがエアチューブを介して本体2内の上部に配置された、図示しない水位センサに接続されている。
本体2内には、乾燥行程において水槽3内に温風を供給するための乾燥ユニット16及び空気循環ダクト17が設けられている。空気循環ダクト17は、全体として、水槽3の背部下端部の入口部17aから、水槽3の背部を上方に延びた後、水槽3の上部を前方に延び、水槽3の上部前端部の出口部17bに接続されている。前記乾燥ユニット16は、送風ファン18及びヒータ19を備えて構成され、空気循環ダクト17の途中部,例えば水槽3の上部に配設されている。
乾燥行程では、送風ファン18が駆動されて水槽3,ドラム4内の空気が入口部17aから空気循環ダクト17内に吸込まれ、ヒータ19により加熱された後、出口部17bから水槽3内に供給されるといった循環が行われる。尚、空気循環ダクト17の途中部に除湿機を設けることもできる。さらには、ヒータ式の乾燥ユニット16に代えて、周知構成のヒートポンプを備えた乾燥ユニットを設けても良い。
本体2の前面上部には、操作・表示パネル20が設けられている。操作・表示パネル20には、例えば各種運転コースを選択したり運転を開始させるための各種キーや、ユーザに対して必要な表示を行う表示部等が設けられている。図2に示す制御部21は、操作・表示パネル20の裏側に位置して設けられている。制御部21は、マイクロコンピュータを主体として構成され、各種の入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づいて、洗濯機1の動作全般を制御する。詳しくは後述するように、この制御部21は、給水及び液体洗剤の自動投入の動作を制御する。
本体2の上部には、水道からの水を水槽3,ドラム4内に給水するための給水機構22が設けられている。給水機構22部分には、液体洗剤を水槽3内に自動投入するための機構が組込まれている。本体2内の上部には、前側部分に位置して注水ケース23が設けられている。注水ケース23は、給水ホース23aを介して水槽3の前側上部に接続されている。図示はしないが、注水ケース23には、引出し式の洗剤類投入部が設けられており、この洗剤類投入部に予め粉末洗剤,仕上げ剤,漂白剤などの洗剤類が投入されていることで、それら洗剤類が水道水と共に水槽3内に供給される。
本体2の上部の後端側には、ホース接続部24が設けられている。図示はしないが、ホース接続部24には、水道の蛇口に接続されたホースが接続される。本体2内には、ホース接続部24から注水ケース23まで延びる給水経路25が設けられている。給水経路25には、電磁式の注水弁26が設けられている。給水経路25の途中部のうち、注水弁26の下流側に、例えばプラスチック製のアスピレータ27が挿設されている。
周知のように、アスピレータ27はベンチュリ効果を利用して減圧状態を作り出すもので、図で左右方向に延びる直管部と、その中央部から直角,つまり図で上方に延びる分岐管とを一体に有するT字状をなしている。分岐管内には、図示しない逆流防止用の逆止弁が設けられている。アスピレータ27は、図中で右側が入口部27a、左側が出口部27b、上方に延びる部分が吸込部27cであり、入口部27aが給水経路25における上流の給水源側、出口部27bが下流の注水ケース23側となっている。注水弁26が開放されて給水経路25内を水が流れると、入口部27a側から出口部27b側に向けて水が流れ、絞り管28の出口部分で流速が増し、吸込部27c内が減圧状態となる。
本体2の上部の後部側には、液体洗剤を収容し液体洗剤の供給源となる洗剤自動投入器30が設けられている。本実施形態では、洗剤自動投入器30は、市販の液体洗剤のボトル31が直接的に接続可能に構成され、該ボトル30が下向きの状態で接続されるボトル接続口32と、その状態のボトル31を支持するボトル保持部33とを備えている。尚、ボトル31を本体2内に収容する構成を採用しても良い。
本体2内には、ボトル接続口32に接続されたボトル31から流下した液体洗剤が一時的に溜められる液体洗剤貯留部34が設けられていると共に、基端部がその液体洗剤貯留部34に接続された洗剤供給路35が設けられている。洗剤供給路35の先端部は、アスピレータ27の吸込部27cに接続され、洗剤供給路35の途中部には、該洗剤供給路35を開閉する開閉弁36が設けられている。
ボトル接続口32にボトル31が接続され液体洗剤貯留部34に液体洗剤が溜められている状態で、注水弁26が開放されて給水経路25に水が流れているときに開閉弁36が開放されると、吸込部27cより洗剤供給路35を通って液体洗剤がアスピレータ27内に吸込まれる。吸込まれた液体洗剤は水と混合されながら出口部27bから流出し、注水ケース23を通して水槽3内に自動投入される。注水弁26及び開閉弁36は、制御部21により開閉制御される。尚、アスピレータ27に替えて、例えば特表2017-509464号公報に開示されているように、ポンプや電磁弁を用いて洗剤を投入する機構を用いても良い。
液体洗剤貯留部34には、洗剤残量検知部37が配置されている。液体洗剤貯留部34は、透明な部材で形成されており、洗剤残量検知部37は、液体洗剤貯留部34の外部において同軸上に配置される、例えばLEDなどからなる発光素子37aと、例えばフォトダイオード等からなる受光素子37bとで構成される。
液体洗剤貯留部34の内部において、液体洗剤が洗剤残量検知部37の取付部位を超えて満たされている状態では、発光素子37aが発した光を受光素子37bが受光する量は少なくなる。液体洗剤の液面が洗剤残量検知部37の取付部位を下回るようになると、受光素子37bの受光量は増加する。洗剤残量検知部37は、図示しないが発光素子37a及び受光素子37bを複数組備えることで、液体洗剤貯留部34に貯留されている液体洗剤の残量を検知する。
図2に示すように、制御部21には、操作・表示パネル20の操作信号が入力される。また、制御部21は、操作・表示パネル20の表示部の表示を制御する。また、制御部21には、水温検知部37,重量検知部38及び洗濯水判定部39からの検知信号が入力される。そして、制御部21は、洗濯機モータ11、排水弁14、注水弁26、洗剤自動投入器30の開閉弁36等を制御する。
重量検知部38は、制御部21が例えば洗濯運転の開始時の給水前に、ドラム4を所定回転数で回転させた状態から回転が停止するまでの時間によって、ドラム4に収容された布の重量を検知する機能を外在化させた機能ブロックである。洗濯水判定部39は、例えば洗濯水の電導率を検知する電導率センサを備えている。その他、洗濯水の温度を検知する水温センサや、洗濯水の透過率を検知する透過率センサを組み合わせて構成しても良い。洗濯水判定部39は、例えば図1に示すように、水槽3の最下点となる部位に配置されており、電導率によって洗濯水中の洗剤の濃度を検知する。洗濯水判定部39は、濃度検知部に相当する。
洗剤流出検知部40は、洗剤貯留部34から洗剤が流出する部分に配置されており、洗剤残量検知部37と同様に発光素子40a及び受光素子37bの組で構成されている。洗剤流出検知部40は、液体洗剤貯留部34から洗剤が流出したことを検知するもので、検知の原理は洗剤残量検知部37と同様である。カレンダ機能部41は、リアルタイムクロックICなどで構成され、西暦,年月日及び時刻;時分秒のデータを制御部21に出力する。
以上の構成により、制御部21は、操作・表示パネル20にてユーザにより設定される運転コースに応じて、各センサからの入力信号や予め記憶された制御プログラムに基づき洗濯機1の各機構を制御し、周知の洗い、すすぎ、脱水の各行程からなる洗濯運転やその後の乾燥運転を自動で実行する。そして、制御部21は、洗濯運転の最初の給水時に、ドラム4内の布量に応じた所定量の洗剤を自動投入するように、給水時において開閉弁36を制御する。
次に、本実施形態の作用について図3及び図4を参照して説明する。図3は、洗濯運転全体の手順を示すメインルーチンのフローチャートである。制御部21は、重量検知部38により布の重量を検知すると(S1)、検知した重量に応じて洗剤の投入量を決定して投入を行い(S2)、洗い行程を行う(S3)。それからすすすぎ行程を行い(S4)、最後に脱水行程を行う(S5)。
図4に示すようにステップS2の洗剤投入行程では、制御部21は、給水を開始すると、洗剤を投入する前に洗濯水判定部39により洗濯水中の洗剤の濃度を検知する。それから、洗剤自動投入器30に洗剤を投入させる(S10)と、洗剤流出検知部40により洗剤が液体洗剤貯留部34から流出したか否かを判断する(S11)。内容量が変化していなければ(NO)、ボトル31に詰まりが発生していることを操作・表示パネル20に表示してユーザに報知する(S17)。ここでの報知は、例えば「洗剤詰まり」や「洗剤投入器のお手入れ」といった文字メッセージを表示させたり、同メッセージ音声信号で出力することで行っても良い。内容量が変化していれば(S11;YES)、再度洗濯水中の洗剤の濃度を検知する(S12)。
次に、制御部21は、ステップS12,S10bでそれぞれ検知した洗剤の濃度差が閾値A以上あるか否かにより、洗濯水が変化したか否かを判断する(S12a)。ここで、洗濯水に変化が無い場合は(NO)、液体洗剤貯留部34から水槽3の間の経路で洗剤が完全に詰まっているか、又は漏れていることが想定される。そこで、「投入経路詰まり・洗剤漏れ」が発生していることを、操作・表示パネル20に表示して報知する(S12b)。
ステップS12aにおいて、洗濯水に変化があると判定すると(YES)、ステップS1で検知した洗剤の濃度の値によって、洗濯水中に少なくとも洗剤が投入されているか否かを判断する(S13)。ここで、洗剤が投入されていると判断すると(S13;YES)、検知された濃度が、洗剤の適切な投入量に対応した閾値Bに相当する設定値以上か否かを判断する(S14)。なお、閾値Bは閾値Aよりも大きな値である。濃度が設定値以上であれば(YES)メインルーチンにリターンし、設定値未満であれば(NO)洗剤の投入経路に異常があることを、洗濯運転の終了後に操作・表示パネル20によりユーザに報知する(S15)。それから、洗剤を追加投入して(S16)ステップS13に戻る。
また、ステップS13において、検知されたものが洗剤であると判定できなかった場合は(NO)、ボトル31に収容されているのが洗剤以外のものであることをユーザに報知する(S18)。この場合、ユーザは、洗剤以外のものを投入したことになるので、誤投入の報知となる。ここでの報知は、例えば「洗剤以外のものが入っています」や「洗剤以外のものが入っていませんか?」といった文字メッセージを表示させたり、同メッセージ音声信号で出力することで行っても良い。更に、検知されたものが安全に洗濯運転を可能なものか否かを判断し(S19)、可能なものであれば(YES)メインルーチンにリターンし、可能なものでなければ(NO)メインルーチンを終了する。
以上のように本実施形態によれば、洗剤自動投入器30を備える洗濯機1において、洗濯水判定部39は、洗濯運転に用いる洗濯水に含まれる洗剤の濃度を検知して検知信号を制御部21に入力し、制御部21は、洗濯運転の開始後に検知された洗剤の濃度が閾値未満であればユーザに報知を行う。これにより、洗剤の投入経路に目詰まりが発生したことをユーザに報知でき、メンテナンスを促すことができる。
また、制御部21は、洗剤の濃度が閾値以上であるが適切な濃度に達していなければ洗剤自動投入器30に洗剤を追加投入させ、洗濯運転の終了後にユーザに報知を行う。この場合も、洗剤の投入経路に軽度の目詰まりが発生したことをユーザに報知でき、メンテナンスを促すことができる。更に、制御部21は、洗剤の濃度の変化状態から洗剤以外のものが投入されたと判断すると、ユーザに誤投入を報知する。これにより、ユーザは、誤投入を認識して洗濯運転をやり直すなどの対処を行うことができる。
(第2実施形態)
以下、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分について説明する。図5に示すように、第2実施形態では、洗濯運転のメインルーチンにおいて、ステップS1を実行する前に、ユーザが選択したコースは「槽洗浄コース」か否かを判断する(S0)。そして、「槽洗浄コース」以外のコースが選択されていれば(NO)ステップS1を実行する。
また、第2実施形態では、ステップS3の洗剤投入行程に替えて、洗剤投入方法決定行程(S6)を行う。図6に示すように、洗剤投入方法決定行程では、先ず洗剤残量検知部37により液体洗剤貯留部34に洗剤が貯留されているか否かを判断する(S20a)。洗剤が貯留されていれば(YES)、自動洗剤投入器30の使用設定がONになっているか否かを判断する(S20b)。使用設定がONになっていれば(YES)、ユーザが選択したコースが洗剤の自動投入を行うものか否かを判断する(S21)。自動投入を行うものであれば(YES)洗剤自動投入器30を使用しなかった回数をカウントするためのカウンタNをゼロクリアして(S22)リターンする。尚、ステップS20aで「NO」と判断するとステップS27に移行し、ステップS20bで「NO」と判断するとステップS23に移行する。
一方、ユーザが選択したコースが洗剤の自動投入を行うものでなければ(S21;NO)、カウンタNをインクリメントする(S23)。そして、カウンタNの値が所定回数の相当値Nmax未満か否かを判断する(S24)。(N<Nmax)であれば(YES)リターンし、(N≧Nmax)であれば(NO)ユーザが選択したコースが通常の洗剤を使用するものか否かを判断する(S25)。例えば特定の洗濯物に対応する洗濯コースである「おしゃれ着洗い」等のように、通常の洗剤を使用するものでなければ(NO)リターンする。一方、通常の洗剤を使用するものであれば(YES)洗剤自動投入器30により洗剤を少量投入する(S26)。
続いて、洗剤を少量投入した際に、ボトル31の内容量が変化したか否かをステップS11と同様に判断する(S27)。ボトル31の内容量が変化していれば(YES)ステップS22と同様の処理を行い(S28)、ボトル31の内容量が変化していなければ(NO)ステップS17と同様の処理を行う(S29)。
また、図5に示すステップS0において、ユーザが選択したコースが「槽洗浄コース」であれば(YES)、ステップS26,S22と同様の処理を行ってから(S7,S8)、槽洗浄行程を行う(S9)。
以上のように第2実施形態によれば、制御部21は、洗剤自動投入器30が使用されない期間を計測し、その期間が一定期間を超えると、所定の条件が成立する毎に前記洗剤投入器30に洗剤を少量投入させる。具体的には、制御部21は、洗剤自動投入器30が使用されない洗濯運転の実行回数Nをカウントし、回数Nが一定回数Nmaxに達すると、ユーザが選択したコースが通常の洗剤を使用するものであることを条件に洗剤を少量投入させる。これにより、洗剤自動投入器30が使用されない期間がある程度の長さになっても、投入経路内に洗剤が固着することを防止できる。
また、制御部21は、ユーザが「おしゃれ着洗い」コースでない通常の洗濯運転中に洗剤を少量投入させる。これにより、適切なコースが選択された場合に応じて洗剤を少量投入して、投入経路内に洗剤が固着することを防止できる。
(第3実施形態)
図8に示すように、第3実施形態では、第2実施形態のステップS22~S24に替えて、ステップS22D~S24Dを実行する。尚、図8及び図9では、ステップS20a及びS20bの図示を省略している。第3実施形態では、カウンタNを用いる替わりに、カレンダ機能部42のカレンダ情報を用いて不使用日数Dをカウントする。ステップS23Dでは、その時点においてカレンダ機能部42より得られた日数で不使用日数Dを更新する。そして、不使用日数Dが所定日数Dmax以上になると(S24D;NO)、ステップS25に移行する。
以上のように第3実施形態によれば、カレンダ情報を出力するカレンダ機能部42を備え、制御部21は、カレンダ情報により洗剤自動投入器30が使用されない期間を計測する。これにより、第2実施形態と同様の効果が得られる。
(第4実施形態)
図9に示すように、第4実施形態では、ステップS21の実行前にステップS31及びS32を実行する。ステップS31において洗濯に使用する洗剤の種類を示す情報がユーザにより入力されると、その洗剤の情報に応じて回数Nmaxの値を設定する(S32)。例えば、A社の洗剤であればNmax=50回,B社の洗剤であればNmax=30回,C社の洗剤であればNmax=40回といったように、各社の洗剤の粘性等に応じて一定回数Nmaxが適切な値となるように設定する。尚、ステップS31においてユーザによる情報の入力が無い場合には、デフォルトの設定回数を用いる。
以上のように第4実施形態によれば、制御部21には、ユーザにより入力された洗剤の情報に応じて回数Nmaxを変更設定するので、使用される洗剤の特性に応じて回数Nmaxを適切に設定できる。また、第3実施形態のように、使用される洗剤の特性に応じて所定日数Dmaxを変更しても良い。例えば、A社の洗剤であればDmax=50日,B社の洗剤であればDmax=30日,C社の洗剤であればDmax=40日のように設定する。
(その他の実施形態)
各所定値等の具体数値は一例であり、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
ステップS13,S19の判断は、必要に応じて行えば良い。
液体洗剤に限ることなく、粉末洗剤を自動投入する構成に適用しても良い。
ドラム式洗濯機に限ることなく、縦型の洗濯機に適用しても良い。
各実施形態を、適宜組み合わせて実施しても良い。
水槽3に貯留された洗濯液を循環ポンプなどで用いて循環させる循環流路を備える場合、洗濯水判定部39を循環流路の中途部分に備えても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機、3は水槽、4はドラム、21は制御部、30は洗剤自動投入器、37は洗剤残量検知部、39は洗濯水判定部、40はカレンダ機能部を示す。

Claims (8)

  1. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    この洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する洗剤投入器と、
    この洗剤投入器を制御する制御部と、
    洗濯運転に用いる洗濯水に含まれる洗剤の濃度を検知して、検知信号を前記制御部に入力する濃度検知部とを備え、
    前記制御部は、洗濯運転の開始後に検知された洗剤の濃度が閾値未満であれば、ユーザに報知を行い、
    前記洗剤の濃度の変化状態から洗剤以外のものが投入されたと判断すると、ユーザに誤投入を報知する洗濯機。
  2. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    この洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する洗剤投入器と、
    この洗剤投入器を制御する制御部と、
    洗濯運転に用いる洗濯水に含まれる洗剤の濃度を検知して、検知信号を前記制御部に入力する濃度検知部とを備え、
    前記制御部は、洗濯運転の開始後に検知された洗剤の濃度が閾値未満であれば、ユーザに報知を行い、
    前記洗剤投入器が使用されない期間を計測し、その期間が一定期間を超えると、所定の条件が成立する毎に前記洗剤投入器に洗剤を少量投入させる洗濯機。
  3. 前記制御部は、前記一定期間を、前記洗剤投入器が使用されない洗濯運転の実行回数により計測することをとする請求項記載の洗濯機。
  4. カレンダ情報を出力するカレンダ機能部を備え、
    前記制御部は、前記一定期間を、前記カレンダ情報により計測することを前記条件とする請求項又は記載の洗濯機。
  5. 前記制御部は、ユーザにより指定された洗濯コースの情報が入力され、ユーザが特定の洗濯物に対応する洗濯コースを指定しない通常の洗濯運転中に、前記洗剤投入器に洗剤を少量投入させる請求項からの何れか一項に記載の洗濯機。
  6. 前記制御部には、ユーザにより指定された洗濯コースの情報が入力され、
    前記制御部は、ユーザが前記洗濯槽を洗浄するための洗浄コースを指定すると、その洗浄コースの実行中に、前記洗剤投入器に洗剤を少量投入させる請求項からの何れか一項に記載の洗濯機。
  7. 前記制御部には、ユーザにより入力された洗剤の情報が与えられ、
    前記制御部は、前記情報に応じて前記条件を変更する請求項からの何れか一項に記載の洗濯機。
  8. 洗濯物を収容する洗濯槽と、
    この洗濯槽内に洗剤を自動的に投入する洗剤投入器と、
    液体洗剤を貯留可能な液体洗剤貯留部と、
    この液体洗剤貯留部から洗剤が流出したことを検知する洗剤流出検知部と、
    前記洗剤投入器を制御する制御部と、
    洗濯運転に用いる洗濯水に含まれる洗剤の濃度を検知して、検知信号を前記制御部に入力する濃度検知部とを備え、
    前記制御部は、洗濯運転の開始後に、前記洗剤流出検知部により洗剤の流出が検知されなかった場合に、前記液体洗剤貯留部に詰まりが発生していることをユーザに報知し、
    前記洗剤流出検知部により洗剤の流出が検知され、且つ前記濃度検知部により検知された洗剤の濃度が閾値未満である場合に、前記液体洗剤の投入経路に異常があることを、洗濯運転の終了後にユーザに報知する洗濯機。
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