JP7111694B2 - 点検支援装置、点検支援方法およびプログラム - Google Patents

点検支援装置、点検支援方法およびプログラム Download PDF

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Description

本開示は、点検支援装置、点検支援方法および記録媒体に関する。
計測器などの機器に対する点検作業を支援する方法が開示されている。例えば、特許文献1には、カメラが撮影した計測器の画像情報に基づいて計測器の識別情報および測定値を認識し、測定値を計器の識別情報と対応付けたうえで記憶部に記憶させる点検支援装置が記載されている。
また、特許文献2には、作業者の視野中に複数の認識対象がある場合に、複数の認識対象の使用の可否などを表す生産情報を作業者の視野中の識別マーカーの近傍に一対一に対応付けて表示する基板生産支援システムが記載されている。
また、特許文献3には、画像データから作成した第1の数値データと、音声データから作成した第2の数値データとを比較して、点検結果のデータを決定する設備点検装置が記載されている。
国際公開第2012/046726号 特開2014-235704号公報 特開2015-153342号公報
特許文献1に記載の技術では、計測器の識別情報および測定値が認識され、認識された結果が記憶部に記憶される。作業者が、測定値に対する認識結果を点検中に把握するためには、手元の処理端末で確認する必要がある。同様に、特許文献3に記載の技術でも、作業者は、携帯端末の表示部に表示されたデータを、作業者が目視にて確認する必要がある。しかしながら、このような場合、作業者は視線を計測器から処理端末に動かす必要があり、作業効率を低下させてしまう可能性がある。また、特許文献1および3に記載の技術のように、点検結果があっているかどうかを処理端末または携帯端末に表示された情報を目視で確認する場合、点検結果が実際とは異なる場合であっても見逃してしまう可能性がある。
また、特許文献2に記載の技術は、識別マーカーを読み取ることにより、記憶部等に格納された、特定した機器に関する情報を表示している。したがって、特許文献2に記載の技術では、識別マーカーを読み取った時点における機器に対して行う点検結果に関連する情報を作業者が作業しながら把握することができない。
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、点検の作業をより効率化する技術を提供することにある。
本開示の一態様に係る点検支援装置は、点検対象の点検結果を取得するために用いられる画像データである第1データを取得する第1取得手段と、前記点検対象の点検結果を取得するために用いられる、前記第1データとは異なる種類の第2データを取得する第2取得手段と、取得された前記第1データに基づく点検結果に関する第1点検結果情報と、取得された前記第2データに基づく点検結果に関する第2点検結果情報との比較結果を、前記点検対象が表示されている画像に重畳して表示部に表示させる表示制御手段と、を備える。
また、本開示の一態様に係る点検支援方法は、点検対象の点検結果を取得するために用いられる画像データである第1データを取得し、前記点検対象の点検結果を取得するために用いられる、前記第1データとは異なる種類の第2データを取得し、取得された前記第1データに基づく点検結果に関する第1点検結果情報と、取得された前記第2データに基づく点検結果に関する第2点検結果情報との比較結果を、前記点検対象が表示されている画像に重畳して表示部に表示させる。
なお、上記各装置または方法を、コンピュータによって実現するコンピュータプログラム、およびそのコンピュータプログラムが格納されている、コンピュータ読み取り可能な非一時的記録媒体も、本開示の範疇に含まれる。
本開示によれば、点検の作業をより効率化することができる。
第1の実施の形態に係る点検支援装置の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。 図1に示す点検支援装置の適用例の一例を示す図である。 第1の実施の形態に係る点検支援装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る点検支援装置を含む点検支援システムの構成の一例を示す図である。 図4に示す点検支援システムの適用例の一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る点検支援装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 画像データ取得部が取得した画像データが表す画像の一例を示す図である。 表示制御部が第1データから取得した第1点検結果情報の一例を示す図である。 表示制御部が第2データから取得した第2点検結果情報の一例を示す図である。 表示部が表示する表示画面の一例を示す図である。 表示部が表示する表示画面の他の一例を示す図である。 記録部に記録された記録情報の一例を示す図である。 表示部が表示する表示画面の他の例を示す図である。 表示部が表示する表示画面の他の例を示す図である。 点検対象情報の一例を示す図である。 記録部に記録された記録情報の他の例を示す図である。 各実施の形態を実現可能なコンピュータ(情報処理装置)のハードウェア構成を例示的に説明する図である。
<第1の実施の形態>
本開示の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態に係る点検支援装置10の機能構成の一例を示す機能ブロック図である。図2は、図1に示す点検支援装置10の適用例の一例を示す図である。図2に示す通り、点検支援装置10は、例えば、眼鏡型ウェアラブル端末に搭載される。以下、眼鏡型ウェアラブル端末をウェアラブルグラス1と呼ぶ。ウェアラブルグラス1を装着した作業者2が、例えば計測器などの点検対象3の方向に顔を向けることにより、ウェアラブルグラス1に搭載された撮像装置200が点検対象3を撮像する。これにより、作業者2は、ウェアラブルグラス1を介して点検対象3が撮像されている画像を確認する。なお、本実施の形態では、点検支援装置10は、ウェアラブルグラス1に搭載されるとして説明を行うが、点検支援装置10は、ウェアラブルグラス1と通信可能な装置で実現されてもよい。
本実施の形態に係る点検支援装置10は、図1に示す通り、第1取得部11と、第2取得部12と、表示制御部13とを備える。
第1取得部11は、点検対象の点検結果を取得するために用いられる画像データである第1データを取得する。第1取得部11は、例えば、撮像装置200により撮像された画像データを第1データとして取得する。撮像装置200は、例えば、レンズおよび撮像素子を含むカメラである。第1データは、撮像装置200によって撮像された、点検対象3を含む映像である。この映像は、動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。つまり、第1データは、動画像を構成する複数のフレームのデータを含んでもよいし、静止画像を表現する静止画像データであってもよい。なお、本実施の形態のように、点検支援装置10がウェアラブルグラス1に内蔵される構成の場合、第1取得部11は、撮像装置200の機能を含んでもよい。第1取得部11は、取得した第1データを表示制御部13に供給する。
第2取得部12は、点検対象の点検結果を取得するために用いられる、第1データとは異なる種類の第2データを取得する。第2データは、例えば、キーボードやタッチパネルなどの入力装置を介して、作業者2によって入力された情報を含むデータであってもよい。第2データは、例えば、マイクロフォンなどによって入力された音声を含む音声データであってもよい。第2取得部12は、取得した第2データを表示制御部13に供給する。
表示制御部13は、取得された第1データに基づく点検結果に関する情報と、取得された第2データに基づく点検結果に関する情報との比較結果を、点検対象が表示されている画像に重畳して表示部14に表示させる。具体的に、表示制御部13は、第1取得部11から第1データを受け取り、受け取った第1データに基づいて、該第1データが表す画像に含まれる点検対象3の点検結果に関する情報(第1点検結果情報と呼ぶ)を取得する。
また、表示制御部13は、第2取得部12から第2データを受け取り、受け取った第2データに基づいて、点検対象3の点検結果に関する情報(第2点検結果情報と呼ぶ)を取得する。第2点検結果情報は、例えば、点検対象3を視認した作業者2によって入力された数値および/または文字を含む第2データそのものであってもよい。また、第2点検結果情報は、例えば、第2データが音声データの場合、入力された音声データから得られる点検結果であってもよい。
そして、表示制御部13は、第1点検結果情報と第2点検結果情報とを比較する。表示制御部13は、比較結果を点検対象3が表示されている画像に重畳して表示部14に表示させる。点検対象3が表示されている画像は、例えば、第1取得部11が取得した第1データが表す画像である。第1取得部11が取得した第1画像が複数のフレームからなる画像データの場合、点検対象3が表示されている画像は、複数のフレームのうちの何れかのフレームであってもよい。
表示部14は、例えば、図2に示す通り、ウェアラブルグラス1のレンズ部であり、例えば、外界光を透過し、表示制御部13の指示に従った情報を表示するディスプレイモジュールによって実現されるが、これに限定されるものではない。表示部14は、表示制御部13によって生成された、点検対象3が表示されている画像に比較結果を重畳した画像を、作業者2の網膜に表示させる機能を有するモジュールであってもよい。このように、表示部14は、表示制御部13の制御に従って、表示制御部13が生成した画像を、投影する機能を有していてもよい。なお、表示制御部13が生成した画像を投影する機能は、表示制御部13が有していてもよい。例えば、表示部14を網膜とした場合、表示制御部13は、点検対象3が表示されている画像に比較結果を重畳した画像を、網膜に直接投影する機能を有していてもよい。
図3は、本実施の形態に係る点検支援装置10の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図3に示す通り、第1取得部11が、点検対象の点検結果を取得するために用いられる画像データである第1データを取得する(ステップS31)。また、第2取得部12が、点検対象の点検結果を取得するために用いられる、第1データとは異なる種類の第2データを取得する(ステップS32)。そして、表示制御部13が、取得された第1データに基づく点検結果に関する情報と、取得された第2データに基づく点検結果に関する情報との比較結果を、点検対象が表示されている画像に重畳して表示部14に表示させる(ステップS33)。
以上により、点検支援装置10は、取得された第1データに基づく点検結果に関する第1点検結果情報と、取得された第2データに基づく点検結果に関する第2点検結果情報との比較結果を、点検対象3が表示されている画像に重畳して表示部14に表示させる。これにより、表示部14に表示された画面を確認する作業者2は、点検対象3と、第1データに基づく点検結果に関する第1点検結果情報と第2データに基づく点検結果に関する第2点検結果情報とを把握することができる。例えば、第1データに基づく点検結果に関する第1点検結果情報が、画像データから認識された測定値であり、第2データに基づく点検結果に関する第2点検結果情報が、作業者2が入力した測定値であるとする。この場合、点検支援装置10は、点検対象3と、該点検対象3に対する測定値同士の比較結果とを画面に表示する。これにより、作業者2は、画面を見るだけで、画像データから認識された測定値と自身が入力した測定値とが一致しているか否かを容易に把握することができる。
例えば、反復動作や点検作業に対する慣れが有る場合、例えば、作業者2が入力ミスをする可能性や点検結果を間違って把握する可能性がある。しかしながら、本実施の形態に係る点検支援装置10は、画像データに基づく点検結果に関する情報と、入力された点検結果に関する情報とを比較するため、作業者2のミスが発生した場合であっても、作業者2に入力ミスの可能性を把握させることができる。
また、この比較結果が、点検対象3が表示されている画像に重畳して表示されることにより、作業者2は、視線を点検対象3に向けたままで、比較結果を把握することができる。よって、点検対象3に対する、第1点検結果情報と第2点検結果情報との比較結果を容易に把握することができるため、比較結果が第1点検結果情報と第2点検結果情報とが異なることを表す場合であっても、作業者2は容易にその差異を把握することができる。よって、本実施の形態によれば、作業者2による点検結果の差異の見逃しを防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態に係る点検支援装置10によれば、点検の作業をより効率化することができる。
<第2の実施の形態>
次に、上述した第1の実施の形態を基本とする、本開示の第2の実施の形態について、図面を参照して説明する。図4は、本実施の形態に係る点検支援装置100を含む点検支援システム4の構成の一例を示す図である。図4に示す通り、点検支援システム4は、点検支援装置100と、撮像装置200と、入力装置300と、表示部140とを含む。
図5は、図4に示す点検支援システム4の適用例の一例を示す図である。図5に示す通り、点検支援システム4に含まれる点検支援装置100、撮像装置200および入力装置300は、ウェアラブルグラス5に搭載される。なお、点検支援装置100および入力装置300は、ウェアラブルグラス5と通信可能なサーバ装置に搭載されてもよい。なお、点検支援装置100の一部の機能(例えば、図4に示す第1取得部110、第2取得部120および表示制御部130)がウェアラブルグラス5に搭載されてもよい。
ウェアラブルグラス5を装着した作業者2が、例えば計測器などの点検対象3の方に顔を向けることにより、ウェアラブルグラス5の撮像装置200が点検対象3を撮像する。撮像された映像は、ウェアラブルグラス5のレンズの部分である表示部140に表示される。
点検対象3は、点検の対象となる、例えば、温度計などのセンサ、スイッチ、構造物などである。点検対象3は、点検対象となるものであれば特に限定されない。本実施の形態では、点検対象3は、温度計31、温度計32およびスイッチ33であるとして説明を行う。なお、点検対象3は、温度計31、温度計32およびスイッチ33を含む装置全体であってもよい。
撮像装置200は、点検対象3を撮像し、撮像された映像を表す画像データを生成する。生成された画像データは、撮像装置200内に格納されてもよいし、撮像装置200とは異なる記憶装置に格納されてもよい。撮像装置200が撮像する映像は動画像であってもよいし、静止画像であってもよい。撮像装置200は、画像データを生成すると、点検支援装置100に該画像データを供給してもよい。
入力装置300は、例えば、作業者2が指示を入力するための装置である。入力装置300は、例えば、ウェアラブルグラス5に搭載された、作業者2の音声を集音可能なマイクロフォン等であってもよい。また、入力装置300は、ウェアラブルグラス5とは別個の、キーボード等の装置であってもよい。また、入力装置300は、ウェアラブルグラス5とは別個の、タッチパネルを有した携帯端末等であってもよい。入力装置300に入力された情報を表す入力データは、入力装置300内に格納されてもよいし、入力装置300とは異なる記憶装置に格納されてもよい。また、入力装置300は、音声の入力や文字の入力を受け付けると、受け付けた情報を表す入力データを点検支援装置100に供給してもよい。
次に、点検支援装置100の構成について説明する。点検支援装置100は、図4に示す通り、第1取得部110と、第2取得部120と、表示制御部130と、記録制御部150と、記録部160とを含む。なお、記録部160は、点検支援装置100とは異なる記憶装置で実現されてもよい。
第1取得部110は、第1の実施の形態における第1取得部11の一例である。第1取得部110は、点検対象3の点検結果を取得するために用いられる画像データである第1データを取得する。第1取得部110は、例えば、撮像装置200によって撮像された映像を表す画像データ全体を第1データとして取得してもよいし、一部を第1データとして取得してもよい。一部の画像データは、画像データを構成する複数のフレームの何れかであってもよいし、点検対象3が含まれる領域の画像(部分画像)を表す画像データであってもよい。第1取得部110は、点検対象3の点検結果が取得可能な画像データであればよい。第1取得部110が、撮像装置200が撮像した画像データのうち一部を取得することによって、画像データ全体を取得する場合に比べ、データ量を削減することができる。第1取得部110は、取得した第1データを表示制御部130に供給する。
第2取得部120は、第1の実施の形態における第2取得部12の一例である。第2取得部120は、点検対象3の点検結果を取得するために用いられる、第1データとは異なる種類の第2データを取得する。第2データは、入力装置300を介して、作業者2によって入力された、音声や文字を表す入力データであってもよい。また、入力装置300が、表示制御部130が表示部140に表示させたソフトウェアキーボードの場合、第2取得部120は、作業者2の指の位置を示す情報を、第2データとして取得してもよい。第2取得部120は、第2データを表示制御部130に供給する。
表示制御部130は、第1の実施の形態における表示制御部13の一例である。表示制御部130は、取得された第1データに基づく点検結果に関する情報と、取得された第2データに基づく点検結果に関する情報との比較結果を、点検対象が表示されている画像に重畳して表示部140に表示させる。
表示制御部130は、第1取得部110から第1データを受け取り、受け取った第1データに基づいて、該第1データが表す画像に含まれる点検対象3の点検結果に関する情報(第1点検結果情報と呼ぶ)を取得する。例えば、表示制御部130は、第1データに含まれる点検対象3を認識する。表示制御部130は、第1データから点検対象3の種類(例えば、温度計、湿度計等)を認識してもよい。表示制御部130が点検対象3を認識する方法は特に限定されず、任意の方法を採用してもよい。そして、表示制御部130は、第1データから認識した点検対象3の状態を認識する。例えば、点検対象3が温度計の場合、表示制御部130は、温度計が示す温度を、第1データから認識する。これにより、表示制御部130は、点検対象3の認識結果および点検対象3が表す状態の認識結果を第1点検結果情報として取得する。
また、表示制御部130は、第2取得部120から第2データを受け取り、受け取った第2データに基づいて、点検対象3の点検結果に関する情報(第2点検結果情報と呼ぶ)を取得する。例えば、入力装置300がキーボードの場合、または、入力装置300がタッチパネルを有する装置であり、タッチパネル上に表示されたソフトウェアキーボードを用いて作業者2が入力を行った場合、第2データは文字を表す。このような場合、表示制御部130は、第2データを第2点検結果情報として取得してもよい。また、入力装置300が、表示制御部130が表示部140に表示させたソフトウェアキーボードの場合、上述した通り、第2データは作業者2の指の位置を示す情報である。このような場合、表示制御部130は、表示制御部130が表示部140に表示させたソフトウェアキーボードの情報と第2データとから、作業者2によって入力された情報を特定し、特定した情報(例えば文字列)を第2点検結果情報として取得してもよい。
また、例えば、入力装置300がタッチパネルを有する装置であり、作業者2がタッチパネル上に描いた線や点を表現する情報が第2データである場合、表示制御部130は、この第2データに基づいて、第2点検結果情報を取得してもよい。例えば、作業者2がタッチパネル上に数字を描いた場合、表示制御部130は、作業者が描いた線の情報から数字を取得する。また、第2データが音声データの場合、表示制御部130は、該音声データに含まれる作業者2の音声を取得し、取得した音声から得られる発話内容を第2点検結果情報として取得してもよい。
そして、表示制御部130は、第1点検結果情報と第2点検結果情報とを比較する。表示制御部130は、比較結果を点検対象3が表示されている画像に重畳して表示部140に表示させる。点検対象3が表示されている画像は、例えば、第1取得部110が取得した第1データが表す画像である。第1取得部110が取得した第1画像が複数のフレームからなる画像データの場合、点検対象3が表示されている画像は、複数のフレームのうちの何れかのフレームであってもよい。
表示部140は、例えば、図5に示す通り、ウェアラブルグラス5のレンズ部であり、例えば、外界光を透過し、表示制御部130の指示に従った情報を表示するディスプレイモジュールによって実現されるが、これに限定されるものではない。表示部140は、表示制御部130によって生成された情報を、作業者2の網膜に表示させる機能を有するモジュールであってもよい。このように、表示部140は、表示制御部130の制御に従って、表示制御部130が生成した情報を、投影する機能を有していてもよい。なお、表示制御部130が生成した情報を投影する機能は、表示制御部130が有していてもよい。例えば、表示部140を網膜とした場合、表示制御部130は、生成した情報を、網膜に直接投影する機能を有していてもよい。
記録制御部150は、表示制御部130から比較結果を受け取り、該比較結果を点検対象3の情報に対応付けて記録部160に記録する。点検対象3の情報とは、例えば、点検対象3を表す点検対象名、点検対象3に対する点検項目などが挙げられる。なお、点検対象3の情報はこれに限定されるものではなく、その他の情報を含んでもよい。
本実施の形態では、記録制御部150は、記録部160に対応付けた情報を記録するとするが、記録制御部150は、紙、表示部140やその他の媒体に出力することにより、対応付けた情報を記録する構成であってもよい。
記録部160は、例えば、ハードディスクドライブで実現される。記録部160は、記録制御部150が対応付けた比較結果と点検対象3の情報とを記録する。
図6は、本実施の形態に係る点検支援装置100の処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に示す通り、第1取得部110が、点検対象の点検結果を取得するために用いられる画像データである第1データを取得する(ステップS61)。また、第2取得部120が、点検対象の点検結果を取得するために用いられる、第1データとは異なる種類の第2データを取得する(ステップS62)。ステップS61およびステップS62は同時に行われてもよいし、逆順で行われてもよい。
ステップS61で第1取得部110が取得した第1データが表す画像の一例を図7に示す。図7に示す通り、第1取得部110が取得した第1データが表す画像70は、点検対象3として、2つの温度計(温度計31および温度計32)とスイッチ33とを含む。なお、本例では、ステップS62にて取得される第2データは音声データであるとして説明を行う。
次に、表示制御部130が、ステップS61にて取得された第1データに基づく点検結果に関する第1点検結果情報を取得する(ステップS63)。図8は、表示制御部130が第1データから取得した第1点検結果情報80の一例を示す図である。表示制御部130は、図8に示すような、点検対象を識別する情報である点検対象名81と、点検対象名81が表す点検対象の状態を表す状態情報82とを含む第1点検結果情報80を第1データから取得する。この第1点検結果情報80は、例えば、表示制御部130内の記憶部に格納される。なお、第1点検結果情報80は、図8に示すものに限定されず、点検対象3の点検結果に関する情報であればよい。
また、表示制御部130が、ステップS62にて取得された第2データに基づく点検結果に関する第2点検結果情報を取得する(ステップS64)。図9は、表示制御部130が第2データから取得した第2点検結果情報90の一例を示す図である。例えば、第2データが「温度計31、4℃。温度計32、10℃。温度計32、ON」という音声を表す音声データであるとする。この場合、表示制御部130は、第2データに対し所定の音声分析処理を施し、図9に示すような、点検対象を識別する情報である点検対象名91と、点検対象名91に関連する点検対象の点検結果を表す点検結果情報92とを含む第2点検結果情報90を該第2データから取得する。そして、表示制御部130は、この第2点検結果情報90を、例えば、表示制御部130内の記憶部に格納する。なお、第2点検結果情報90は、図9に示すものに限定されず、点検対象3の点検結果に関する情報であればよい。
なお、ステップS63およびステップS64は同時に行われてもよいし、逆順で行われてもよい。
そして、表示制御部130は、第1点検結果情報と、第2点検結果情報とを比較する(ステップS65)。その後、表示制御部130は、ステップS65における比較結果を、点検対象が表示されている画像に重畳して表示部140に表示させる(ステップS66)。
図10は、表示部140が表示する表示画面101の一例を示す図である。ここで、表示部140には、図7に示した画像70と同様の画像が表示されているとする。表示制御部130は、図7に示した画像70に、ステップS65における比較結果を重畳した表示画面101を表示部140に表示させる。図8および図9を参照すると、第1点検結果情報80と第2点検結果情報90とは、温度計31の温度が異なる。よって、表示制御部130は、温度計31の温度が異なることを表す比較結果102を、図7に示した画像70に重畳して表示させる。
このように、表示制御部130は、比較結果が異なっていることを示す場合、第1点検結果情報と第2点検結果情報とが異なっていることが把握可能な態様で比較結果を表示部140に表示させてもよい。なお、図10では、表示制御部130は、第2点検結果情報90に含まれる点検結果情報92に対して、第1点検結果情報80に含まれる状態情報82が異なる場合、状態情報82を含む情報を、比較結果102として表示させているが、比較結果102の表示方法はこれに限定されない。
図11は、表示部140が表示する表示画面103の一例を示す図である。表示制御部130は、図11に示すような表示画面103を表示してもよい。表示制御部130は、比較結果が一致することを示す場合、図11に示す通り、一致することを表すチェックマーク105および106を比較結果として表示部140に表示させてもよい。また、表示制御部130は、比較結果が異なっていることを示す場合、異なっていることを表すバツ印104を比較結果として表示部140に表示させてもよい。また、表示制御部130は図11に示す表示画面103に、図10に示した比較結果102を更に表示させてもよい。また、表示制御部130は、図10に示す表示画面101にチェックマーク105および106を表示させてもよい。
表示制御部130は、このような表示画面101または表示画面103を表示部140に表示させることにより、作業者2に比較結果を容易に把握させることができる。
ステップS66終了後、記録制御部150は、比較結果を点検対象3の情報に対応付けて記録部160に記録する(ステップS67)。以上により、点検支援装置100は、処理を終了する。
図12は、記録部160に記録された記録情報121の一例を示す図である。図12に示す通り、記録情報121は、点検対象3の情報である、点検対象3を表す点検対象名122および点検対象3に対する点検項目123と、比較結果124とを含む。比較結果124の欄には、第1点検結果情報と第2点検結果情報とが一致することを示す「一致」または第1点検結果情報と第2点検結果情報とが異なることを示す「不一致」が含まれる。なお、記録情報121は、図12に示すものに限定されず、例えば、第1データ、第1点検結果情報、第2データ、第2点検結果情報、点検作業を行ったか否かを示す情報などを含んでもよい。
このように、本実施の形態に係る点検支援装置100は、取得された第1データに基づく点検結果に関する第1点検結果情報と、取得された第2データに基づく点検結果に関する第2点検結果情報との比較結果を、点検対象3が表示されている画像に重畳して表示部140に表示させる。これにより、表示部140に表示された画面を確認する作業者2は、点検対象3と、第1点検結果情報と第2点検結果情報とを把握することができる。これにより、作業者2は、画面を見るだけで、第1点検結果情報と第2点検結果情報とが一致しているか否かを容易に把握することができる。
例えば、反復動作や点検作業に対する慣れが有る場合、作業者2が入力ミスをする可能性や点検結果を間違って把握する可能性がある。しかしながら、本実施の形態に係る点検支援装置100は、画像データに基づく点検結果に関する情報と、入力された点検結果に関する情報とを比較するため、作業者2のミスが発生した場合であっても、作業者2に入力ミスの可能性を把握させることができる。
また、この比較結果が、点検対象3が表示されている画像に重畳して表示されることにより、作業者2は、視線を点検対象3に向けたままで、比較結果を把握することができる。よって、点検対象3に対する、第1点検結果情報と第2点検結果情報との比較結果を容易に把握することができるため、比較結果が第1点検結果情報と第2点検結果情報とが異なることを表す場合であっても、作業者2は容易にその差異を把握することができる。よって、本実施の形態によれば、作業者2による点検結果の差異の見逃しを防ぐことができる。したがって、本実施の形態に係る点検支援装置100によれば、点検の作業をより効率化することができる。
また、記録制御部150が、点検対象3の情報と比較結果とを対応付けて記録することにより、点検結果が正しいか否かのチェックを、所定のタイミングで行うことができる。
なお、記録制御部150は、比較結果が、第1点検結果情報と第2点検結果情報とが一致することを表す場合に、該比較結果と該比較結果に関連する点検対象3の情報とを対応付けて記録してもよい。これにより、点検支援装置100は、故意に改ざんされた第2点検結果情報が、点検結果として記録部160に記録されることを防ぐことができる。
また、表示制御部130は、比較結果に応じた画面を表示部140に表示させてもよい。比較結果が異なっていることを表す場合、作業者2による入力ミスが考えられる。このような場合、表示制御部130は、比較結果として、図13に示すような表示画面131を表示部140に表示させてもよい。図13に示す表示画面131は、比較結果として、作業者2に第2データの入力を促す情報132を含む。また、このとき、表示制御部130は、図11と同様に、一致することを表すチェックマーク133および134を比較結果として表示部140に表示させてもよい。
このように、表示制御部130が第2データの入力を促す情報を表示部140に表示させることにより、作業者2による入力ミスや点検結果の見逃しを防ぐことができる。
また、比較結果が異なっている場合、表示制御部130によって第1データから認識された情報が誤っている場合がある。このような場合、表示制御部130は、比較結果として、図14に示すような表示画面141を表示部140に表示させてもよい。図14に示す表示画面141は、比較結果として、点検対象3の撮像を促す情報142を含む。撮像装置200が、動画像を撮像している場合、表示制御部130は、図14に示すように、作業者2に対し、点検対象3である温度計31を認識しやすい第1データが得られるように、温度計31に近づくことを促す情報を表示してもよい。表示された情報に従った作業者2は、温度計31に近づくことにより、ウェアラブルグラス5に搭載された撮像装置200が温度計31を撮像することができる。
また、比較結果が異なっている場合、撮像された場所の明るさを検知し、検知した明るさを示す値が所定の値より大きい場合、表示制御部130は、明るさを調整して再度撮影する指示を表す情報を表示部140に表示してもよい。このように、表示制御部130は、認識精度が高くなるような画像の撮像を促す情報を表示部140に表示してもよい。また、このとき、表示制御部130は、図11と同様に、一致することを表すチェックマーク143および144を比較結果として表示部140に表示させてもよい。
なお、表示制御部130は、まず、表示画面131に示す作業者2に第2データの入力を促す情報132を表示させ、その後の比較結果が異なる場合に、表示画面141に示す作業者2に点検対象3の撮像を促す情報142を表示させてもよいし、逆であってもよい。また、表示制御部130は、比較結果が異なる場合に、撮像環境を確認し、撮像環境が所定の条件を満たす場合、表示画面131を表示させ、満たさない場合、表示画面141を表示させてもよい。
また、点検項目として、点検対象3の状態が条件を満たすか否かを確認することが考えられる。このような場合、表示制御部130は、点検対象3の情報に含まれる条件を満たすか否かを判定し、判定結果を第1点検結果情報としてもよい。この場合の点検対象3の情報の一例を図15に示す。図15は、点検対象3の情報である点検対象情報151の一例を示す図である。点検対象情報151は、本実施の形態では、記録部160に格納されるとして説明を行うが、点検対象情報151は記録部160とは別個の記憶装置に格納されてもよい。
点検対象情報151は、点検対象名152、点検項目153および条件154を含む。条件154は、点検対象が満たすべき値や状態を示す。例えば、点検対象3が温度計の場合、条件154は、満たすべき温度を示す。図15に示す通り、温度計31が満たすべき条件154は5℃未満であり、温度計32が満たすべき条件154は14℃未満であり、スイッチ33が満たすべき条件154は、「ON」の状態であることである。
表示制御部130が、第1データから、図8に示す状態情報82を認識したとする。つまり、温度計31は、6℃を示し、温度計32は、10℃を示し、スイッチ33はONであるとする。表示制御部130は、記録制御部150を介して記録部160に格納された点検対象情報151を参照し、認識された状態情報が条件を満たすか否かを判定する。図15に示す通り、温度計31の値は、条件である5℃未満を満たしていないため、表示制御部130は、条件を満たしていないことを示す情報を、温度計31に関連する第1点検結果情報とする。また、表示制御部130は、条件を満たしていることを示す情報を、温度計32およびスイッチ33の夫々に関連する第1点検結果情報とする。
また、作業者2は、各点検対象に対する条件を満たすか否かを示す情報を、第2データとして入力する。第2取得部120は、この入力された第2データを取得する。表示制御部130は、第2データに基づいて、第2点検結果情報を取得する。ここでは、第2点検結果情報は、第2データ情報と同様に、各点検対象に対する条件を満たすか否かを示す情報であるとする。
図16は、記録部160に記録された記録情報161の一例を示す図である。記録情報161は、点検対象3の情報である、点検対象名152、点検項目153および条件154を含む。また、記録情報161は、状態情報165と、第1点検結果情報166と、第2点検結果情報167と、比較結果168とを含む。なお、記録情報161は、状態情報165と、第1点検結果情報166と、第2点検結果情報167とを含まなくてもよい。
第1点検結果情報166および第2点検結果情報167は、各点検対象に対する条件を満たすか否かを示す。図16では、条件を満たす場合「OK」が設定され、満たさない場合「NG」が設定されている。比較結果168は、第1点検結果情報と第2点検結果情報とが一致するか否かを示す。比較結果168の欄には、一致することを示す「一致」または異なることを示す「不一致」が含まれる。図16によれば、温度計31に関連する比較結果が「不一致」となっていることがわかる。これにより、例えば、作業者2が反復作業を行うことにより、誤って条件を満たすと入力してしまった場合であっても、表示制御部130は、比較結果を表示部140に表示させることができる。また、記録情報161を記録部160に記録することにより、点検作業後の確認処理において、作業者2は、点検結果に間違いがないか否かを確認することができる。
なお、第2データは、上述した点検結果情報92と同様に、点検対象3が示す値や状態であってもよい。この場合であっても、表示制御部130は、条件154を満たすか否かを判定し、判定結果を第2点検結果情報167としてもよい。
また、第2取得部120は、作業者2の所定の動作を示す情報を、第2データとして取得してもよい。例えば、作業者2が、点検対象3が表示されている画面上において、点検結果が所定の条件を満たしている場合、チェックを付ける動作を指で行い、所定の条件を満たしていない場合、バツ印を付ける動作を指で行ったとする。このように、第2取得部120は、作業者2が行った所定の動作を示す情報、この例の場合、指の軌跡を表す情報を、第2データとして取得してもよい。このような構成によって、作業者2はより簡単に点検対象3に対する点検結果の入力を行うことができる。
また、点検対象3は、橋などの構造物であってもよい。点検対象3が構造物の場合、表示制御部130は、第1データから劣化度を算出し、入力された劣化度と比較することにより、比較結果を表示部140に表示させてもよい。劣化度の算出方法は特に限定されず、例えば、色や亀裂の量等に基づいて算出する方法であってもよいし、その他の状態から算出する方法であってもよい。
(ハードウェア構成について)
本開示の各実施形態において、点検支援装置(10、100)の各構成要素は、機能単位のブロックを示している。点検支援装置(10、100)の各構成要素の一部又は全部は、例えば図17に示すような情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現される。図17は、点検支援装置(10、100)の各構成要素を実現する情報処理装置900のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置900は、一例として、以下のような構成を含む。
・CPU(Central Processing Unit)901
・ROM(Read Only Memory)902
・RAM(Random Access Memory)903
・RAM903にロードされるプログラム904
・プログラム904を格納する記憶装置905
・記録媒体906の読み書きを行うドライブ装置907
・通信ネットワーク909と接続する通信インタフェース908
・データの入出力を行う入出力インタフェース910
・各構成要素を接続するバス911
各実施形態における点検支援装置(10、100)の各構成要素は、これらの機能を実現するプログラム904をCPU901が取得して実行することで実現される。点検支援装置(10、100)の各構成要素の機能を実現するプログラム904は、例えば、予め記憶装置905やROM902に格納されており、必要に応じてCPU901が読み出す。なお、プログラム904は、通信ネットワーク909を介してCPU901に供給されてもよいし、予め記録媒体906に格納されており、ドライブ装置907が当該プログラムを読み出してCPU901に供給してもよい。
点検支援装置(10、100)の実現方法には、様々な変形例がある。例えば、点検支援装置(10、100)は、構成要素毎にそれぞれ別個の情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。また、点検支援装置(10、100)が備える複数の構成要素が、一つの情報処理装置900とプログラムとの任意の組み合わせにより実現されてもよい。
また、点検支援装置(10、100)の各構成要素の一部又は全部は、その他の汎用または専用の回路、プロセッサ等やこれらの組み合わせによって実現される。これらは、単一のチップによって構成されてもよいし、バスを介して接続される複数のチップによって構成されてもよい。
点検支援装置(10、100)の各構成要素の一部又は全部は、上述した回路等とプログラムとの組み合わせによって実現されてもよい。
点検支援装置(10、100)の各構成要素の一部又は全部が複数の情報処理装置や回路等により実現される場合には、複数の情報処理装置や回路等は、集中配置されてもよいし、分散配置されてもよい。例えば、情報処理装置や回路等は、クライアントアンドサーバシステム、クラウドコンピューティングシステム等、各々が通信ネットワークを介して接続される形態として実現されてもよい。
なお、上述した各実施の形態は、本開示の好適な実施の形態であり、上記各実施の形態にのみ本開示の範囲を限定するものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において当業者が上記各実施の形態の修正や代用を行い、種々の変更を施した形態を構築することが可能である。
1 ウェアラブルグラス
2 作業者
3 点検対象
4 点検支援システム
5 ウェアラブルグラス
10 点検支援装置
11 第1取得部
12 第2取得部
13 表示制御部
14 表示部
31 温度計
32 温度計
33 スイッチ
100 点検支援装置
110 第1取得部
120 第2取得部
130 表示制御部
140 表示部
150 記録制御部
160 記録部
200 撮像装置
300 入力装置

Claims (7)

  1. 点検対象を撮像し、撮像された映像を表す画像データである第1データを取得する第1取得手段と、
    前記点検対象の状態が所定の条件を満たしているか否かを示す、作業者の指の軌跡によって入力された入力データである第2データを取得する第2取得手段と、
    取得された前記第1データに基づいて認識された前記点検対象の状態が所定の条件を満たしているか否かを示す第1点検結果情報と、取得された前記第2データに基づいて取得された点検結果である第2点検結果情報とが一致するか異なるかを示す比較結果を、前記点検対象が表示されている画像に重畳して表示部に表示させる表示制御手段と、
    を備える点検支援装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記比較結果が異なっていることを示す場合、前記第1点検結果情報と前記第2点検結果情報とが異なっていることが把握可能な態様で前記比較結果を前記表示部に表示させる、
    請求項1に記載の点検支援装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記比較結果が異なっていることを示す場合、前記第2データの入力を促す情報を表示させる、
    請求項1または2に記載の点検支援装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記比較結果が異なっていることを示す場合、前記点検対象の撮像を促す情報を表示させる、
    請求項1から3の何れか1項に記載の点検支援装置。
  5. 前記比較結果と前記点検対象の情報とを対応付けて記録する記録制御手段、
    を更に備える請求項1から4の何れか1項に記載の点検支援装置。
  6. 点検対象を撮像し、撮像された映像を表す画像データである第1データを取得し、
    前記点検対象の状態が所定の条件を満たしているか否かを示す、作業者の指の軌跡によって入力された入力データである第2データを取得し、
    取得された前記第1データに基づいて認識された前記点検対象の状態が所定の条件を満たしているか否かを示す第1点検結果情報と、取得された前記第2データに基づいて取得された点検結果である第2点検結果情報とが一致するか異なるかを示す比較結果を、前記点検対象が表示されている画像に重畳して表示部に表示させる、
    情報処理装置が実行する点検支援方法。
  7. 点検対象を撮像し、撮像された映像を表す画像データである第1データを取得する処理と、
    前記点検対象の状態が所定の条件を満たしているか否かを示す、作業者の指の軌跡によって入力された入力データである第2データを取得する処理と、
    取得された前記第1データに基づいて認識された前記点検対象の状態が所定の条件を満たしているか否かを示す第1点検結果情報と、取得された前記第2データに基づいて取得された点検結果である第2点検結果情報とが一致するか異なるかを示す比較結果を、前記点検対象が表示されている画像に重畳して表示部に表示させる処理と、
    をコンピュータに実行させるプログラム。
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