JP7111604B2 - ウエハ研磨装置 - Google Patents

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Description

本発明はウエハ研磨装置に関するものであり、特に、ウエハにCMP加工を施すウエハ研磨装置に関するものである。
半導体製造分野では、シリコンウエハ等の半導体ウエハ(以下、「ウエハ」という)の表面を平坦に研磨するウエハ研磨装置が知られている。
特許文献1記載の研磨装置は、化学的機械的研磨、いわゆるCMP(Chemical Mechanical Polishing)技術を適用した研磨装置である。この研磨装置では、カセットからウエハを取り出されたウエハを搬送する、ロード・アンロード部とウエハを研磨する研磨ヘッドの間をウェイティングユニットが中継している。
ウェイティングユニットは、上下2段構造のウエハ載置台であり、上段が研磨加工前のウエハを研磨ヘッドに受け渡すロード専用ウエハ載置台(インテーブル)であり、下段が研磨加工後のウエハを研磨ヘッドから受け取るアンロード専用ウエハ配置台(アウトテーブル)である。インテーブルが、ウエハを研磨ヘッドに受け渡す所定位置(ロード位置)まで移動すると、リテーナを取り付けた研磨ヘッドが下降して、ウエハをリテーナに吸着保持し、ウエハをリテーナと共にプラテン上に運び、ウエハの研磨が行われる(例えば、特許文献1参照)。
図7は、ウエハ研磨装置のウェイティングユニットにおけるワーク貼り付け位置決め手段100の要部構成を模式的に示す図であり、(a)はワーク貼り付け位置決め手段100の平面図、(b)は(a)のb-b線に沿い、かつ、一部を分解して示す断面図である。図7に示すように、ワーク貼り付け位置決め手段100は、研磨ヘッド101Aとテンプレートリテーナ101Bとを備える。
研磨ヘッド101Aは、ヘッド本体102と、ヘッド本体102の下面に取り付けられたバックプレート103とを備えている。なお、図7の(a)では、ワーク貼り付け位置決め手段100のヘッド本体102は省略している。
ヘッド本体102は、図示しない駆動装置に接続されており、研磨ヘッド101Aの回転軸O1回りに回転する。
バックプレート103は、金属(SUS等)で形成されており、そのバックプレート103の一端(上端側)の外周には、バックプレート103の周縁から外側に向かって突出しているバックプレート駒103aが、120度間隔に離間して3個設けられている。
テンプレートリテーナ101Bは、研磨ヘッド101Aの他端(下端)側に、バックプレート103の外周を囲むようにして配置されており、研磨ヘッド101Aと一体回転可能に連結されている環状をした部材である。テンプレートリテーナ101Bには、略環状をしたリテーナホルダ101Dと、テンプレートホルダ101Cの下面側の開口を塞いで取り付けられている略円板状をしたテンプレート101Cを備えている。
テンプレート101Cは、略円板状をしたメンブレンフィルム104と、略リング状をした枠材105aと、略円板状をしたバッキングフィルム105bで構成されている。バッキングフィルム105bは、ウエハWを保持可能に、例えばシリコンゴムのような粘着性を有するゴムで形成されている。
リテーナホルダ101Dには、ヘッド本体102と対向する面(上面)に、バックプレート103のバックプレート駒103aとそれぞれ対応している凹所106が、120度間隔に離間して3箇所に設けられている。また、リテーナホルダ101Dの下面には、テンプレート101Cの外側に位置して、位置決め凹所107が、120度間隔に離間して3箇所に設けられている。
リテーナホルダ101Dの凹所106内には、樹脂材で形成された一対のリテーナ駒108、108が、その一対のリテーナ駒108、108の間にバックプレート103のバックプレート駒103aを挿入係合させる隙間Sを設けて配設されている。そして、一対のリテーナ駒108、108で作られた隙間Sに、バックプレート103のバックプレート駒103aを挿入係合させることにより、ヘッド本体102に対してテンプレートリテーナ101Bがθ方向に単独で回転をするのを規制し、テンプレートリテーナ101Bが常にヘッド本体102と一体に回転するようにしている。図7(a)は、その一対のリテーナ駒108、108の間の隙間Sにバックプレート駒103aが挿入係合された状態を示している。
図8は、研磨ヘッド101Aとインテーブル109の要部構成を模式的に示す図であり、(a)は研磨ヘッド101Aにインテーブル109上のウエハWを受け渡す状態を示している側面図、(b)はウエハWを乗せた状態で示すインテーブル109の平面図、(c)はウエハWを保持した状態で下面側から見たテンプレートリテーナ101Bの平面図である。図8に示すように、インテーブル109には、アライナー(不図示)で位置調整されたウエハWが乗せられる。また、インテーブル109は、同図(b)に示す固定ボルト110の固定位置を調整することにより、研磨ヘッド101Aの軸O1に対して軸中心O2の位置をY方向に調整して、軸中心O2を研磨ヘッド101Aの軸O1に合わせることができる。
図8に示すように、インテーブル109の上面(研磨ヘッド101Aと対向する面)には、テンプレートリテーナ101Bの位置決め凹所107にそれぞれ対応する3箇所の位置に、先端が丸くなった位置決めピン111が設けられている。
図9は、図8(a)のB部拡大図である。図9を用いてテンプレートリテーナ101Bの位置決め凹所107とインテーブル109の位置決めピン111の構成を更に説明する。位置決め凹所107の内径a1は、位置決めピン111の外径a2よりも僅かに大きく形成されている。したがって、インテーブル109の位置決めピン111は、リテーナホルダ101D(テンプレートリテーナ101B)内に挿入係合可能になっている。また、リテーナホルダ101Dにおける位置決め凹所107の縁部には、位置決めピン111を位置決め凹所107内に誘い込むための傾斜した誘い込み面107aが設けられている。
次に、このようなワーク貼り付け位置決め手段100における動作の一例を説明する。まず、図示しないロボットがロードカセットからウエハWを取り出し、同じく図示しないアライナに乗せてウエハWのオリフラの向きを揃えた後、インテーブル109上に乗せる。続いて、インテーブル109と研磨ヘッド101Aとが近づき、インテーブル109上のウエハWをバッキングフィルム105bに貼り付けて保持する。また、貼り付け後は、研磨ヘッド101Aが研磨位置に移動し、ウエハWの研磨加工を開始する。
ここで、インテーブル109と研磨ヘッド101AとウエハWとの関係を説明すると、ウエハWは、オリフラの向きがアライナ上で揃えられ、その向きが揃えられた状態でインテーブル109上に乗せられる。これにより、ウエハWは、インテーブル109に対して所定の位置で、常に同じ向きに配置される。
これに対して、研磨ヘッド101Aは、バックプレート103とテンプレートリテーナ101Bとの間の連結が、バックプレート103の金属製のバックプレート駒103aとテンプレートリテーナ101B側に設けられた樹脂製の一対のリテーナ駒108、108との係合で連結されている。そして、研磨ヘッド101Aの回転は、バックプレート駒103aと一対のリテーナ駒108、108を介してテンプレートリテーナ101Bに伝達される。そのため、長い間使用していくと樹脂製の一対のリテーナ駒108、108が潰れる。そして、一対のリテーナ駒108、108の間が徐々に広がり、同時に一対のリテーナ駒108とバックプレート駒103aの間の隙間Sも広がっていく。このため、テンプレートリテーナ101Bがヘッド本体102(研磨ヘッド101)に対して回転方向(θ方向)にずれる。そこで、インテーブル109上のウエハWを研磨ヘッド101Aが受け取るときに、インテーブル109とテンプレートリテーナ101Bとの間の位置調整をし、研磨ヘッド101A側でウエハWをバッキングフィルム105bに貼り付けて受け取るようにしている。
ここでの位置調整は、図9(a)に示すように、インテーブル109側の位置決めピン111をテンプレートリテーナ101B側の位置決め凹所107に挿入することにより行っている。そこで、インテーブル109とテンプレートリテーナ101Bの間に、回転方向θに多少の位置ずれがあっても、インテーブル109側の位置決めピン111とテンプレートリテーナ101B側の位置決め凹所107が係合し合うように、テンプレートリテーナ101Bの孔縁に、位置決め凹所107の外縁から中心に向かって傾斜している誘い込み面107aを設けている。
しかしながら、長い間使用していくうちには、バックプレート駒103aと一対のリテーナ駒108、108との間が大きく摩耗する。そして、バックプレート103とテンプレートリテーナ101Bの回転方向θへの位置ずれが大きくなると、インテーブル109側の位置決めピン111とテンプレートリテーナ101B側の位置決め凹所107との間の位置ずれも大きくなる。また、位置決めピン111と位置決め凹所107との間の位置ずれが大きくなると、ウエハWの受け渡し時に、位置決めピン111を位置決め凹所107側に無理やり押し込もうとするため、図9(b)に示すように、インテーブル109が下方に押し下げられる。また、テンプレートリテーナ101Bにも無理な負荷がかかり、テンプレートリテーナ101Bにえぐれや摩耗が生じる。このため、双方に摩耗を与えて動作が不安定になるとともに、所望の精度も得られなくなるという問題点が発生する。また、メンテナンスを行う時に、位置決めピン111が位置決め凹所107に係合された図9(a)に示すような状態で、研磨ヘッド101A、若しくはインテーブル109を動作させるような操作ミスが発生すると、インテーブル109とテンプレートリテーナ101Bとの間に大きな横方向(回転方向θ)の力が加わり、位置決めピン111やテンプレートリテーナ101B等が破壊されて装置に重度の損傷が生じることがある。
特許第3510177号公報
上述したように、バックプレート103とテンプレートリテーナ101Bとの間が連結されている研磨ヘッド101Aでは、バックプレート103のバックプレート駒103aとテンプレートリテーナ101Bのリテーナ駒108との間の摩耗が進むと、研磨ヘッド101Aとインテーブル109との間の位置決め調整手段である位置決めピン111と位置決め凹所107の双方に位置ずれが生じて、無理な挿入を強いる。そして、双方の一部が摩耗し、または破壊をして動作が不安定になり、所望の精度が得られない等の問題点があった。また、インテーブル109とテンプレートリテーナ101Bとの間に大きな横方向(回転方向)の力が加わると、位置決めピン111やテンプレートリテーナ101B等が破壊されて、装置に重度の損傷が生じる問題点があった。
そこで、ウエハが乗せられたインテーブルと研磨ヘッド側に設けられているテンプレートリテーナとの間に回転方向の多少のずれがあっても、双方に与える影響を少なくして、インテーブルと研磨ヘッドの破壊や摩耗を無くし、動作の安定化を図るために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載の発明は、インテーブルに載置されたウエハを研磨ヘッドのテンプレートリテーナに受け渡して研磨を行うウエハ研磨装置であって、互いに対向している前記インテーブルの上面と前記テンプレートリテーナの下面の何れか一方に設けられた位置決め凸部と、互いに対向している前記インテーブルの上面と前記テンプレートリテーナの下面の他方に、前記位置決め凸部の外径よりも小さな内径で形成され、かつ、孔縁が前記位置決め凸部と略線接触して当接し合う位置決め凹部と、を有して成る位置決め調整手段を備える、ウエハ研磨装置を提供する。
この構成によれば、インテーブル側とテンプレートリテーナ側との間に位置のずれがあっても、位置決め凸部の凸状部分と位置決め凹部の凹状部分との間で滑動し、自動的に位置調整をする。また、この位置調整時に、インテーブル側とテンプレートリテーナ側との間は、位置決め凸部と位置決め凹部とが互いに略線で接触しているので、インテーブル側とテンプレートリテーナ側との間に大きな摺動抵抗は発生しない。そして、位置決め凸部と位置決め凹部の間、すなわちインテーブル側とテンプレートリテーナ側の間が自動的に滑動し、インテーブルに対するテンプレートリテーナの位置調整が自動的にスムーズに行われるのを可能にする。
また、テンプレートリテーナ側からインテーブル側に、横方向への誤った大きな力が加わったときは、テンプレートリテーナが滑動してインテーブルから上側に離れて逃げる。すなわち、横方向への誤った力を逃がすことにより、重度の破損を免れることが可能となる。これにより、ウエハが乗せられたインテーブルと研磨ヘッド側に設けられているテンプレートリテーナとの間に回転方向の多少のずれがあっても、双方に与える影響を少なくして、インテーブルと研磨ヘッドの破壊や摩耗を無くして動作の安定化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成において、前記位置決め凹部は、孔縁の内側に、孔縁から内側に進むに従って徐々に内径が狭まるすり鉢状をしたテーパー面を設け、前記位置決め凹部の前記孔縁と当接する前記位置決め凸部は、当接面が凸状をした湾曲面で形成されている、ウエハ研磨装置を提供する。
この構成によれば、インテーブル側とテンプレートリテーナ側との間に横方向の力が加わっても、孔縁と湾曲面との間の滑動によりテンプレートリテーナが逃げるので、重度の破損を免れることが可能となる。また、位置決め凹部にテーパー面を設けずに孔縁が略直角になっている状態で位置決め凸部の当接面を当接させた場合では、当接面が滑動して孔縁が摩耗すると、孔縁の摩耗が激しく、テンプレートリテーナの耐久性が短くなる。しかし、位置決め凹部にテーパー面を設けている場合では、孔縁の摩耗が進むと、その後はテーパー面に当接面が当接し、テンプレートリテーナ側の摩耗が少なくなり、直角時における経時変化の摩耗に対して、約倍の耐久性が得られ、寿命の向上が期待できる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成において、前記位置決め調整手段は、前記研磨ヘッドの回転方向に略等間隔で複数個以上設けられる、ウエハ研磨装置を提供する。
この構成によれば、位置決め調整手段を、研磨ヘッドの回転方向に略等間隔で複数個配置させることにより、インテーブル側とテンプレートリテーナ側との当接の安定化が可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3に記載の構成において、前記位置決め凹部内に、前記位置決め凸部との当接面に潤滑剤を供給する潤滑剤溜を設けている、ウエハ研磨装置を提供する。
この構成によれば、インテーブル側とテンプレートリテーナ側との当接時、位置決め凹部の凹所内に設けている潤滑剤溜から潤滑剤が位置決め凸部と位置決め凹部の当接部分に供給される。この潤滑剤の供給により、位置決め凸部と位置決め凹部の当接部分における潤滑が良くなり、これにより摺動抵抗が低くなって、よりスムーズな調整を可能にする。
発明によれば、インテーブル側とテンプレートリテーナ側との間にずれがあり、このずれを補正するために、位置決め凸部と位置決め凹部との間が滑動しても、位置決め凸部と位置決め凹部とは互いに略線で接触しているので、インテーブル側とテンプレートリテーナ側に大きな摺動抵抗は発生しない。そして、インテーブル側とテンプレートリテーナ側の間が自動的に滑動し、インテーブルに対するテンプレートリテーナの位置調整が自動的に行われる。
また、テンプレートリテーナ側からインテーブル側に対して、横方向への誤った大きな力が加わったときは、テンプレートリテーナが滑動してインテーブルから逃げ、重度の破損を免れる。これにより、インテーブルと研磨ヘッドの破壊や摩耗を無くして動作の安定化を図ることができる。
本発明に係るウエハ研磨装置の全体構成を模式的に示す平面図である。 同上ウエハ研磨装置におけるワーク貼り付け位置決め機構部の要部構成を模式的に示す図であり、(a)はワーク貼り付け位置決め機構部の側面図、(b)はワーク貼り付け位置決め機構部を上側から見た平面図である。 同上ウエハ研磨装置におけるワーク貼り付け位置決め機構部の要部構成を模式的に示す図であり、(a)は研磨ヘッドの上側から見た平面図、(b)は(a)のa-a線に沿い、かつ、一部を分解して示す断面図である。 同上ウエハ研磨装置におけるワーク貼り付け位置決め機構部の研磨ヘッドとインテーブルの構成を模式的に示す図であり、(a)は研磨ヘッドにインテーブル上のウエハWを受け渡す状態を示している側面図、(b)はウエハを乗せた状態で示すインテーブルの平面図、(c)はウエハを保持した状態で下面側から見たテンプレートリテーナの平面図である。 図4(a)のA部拡大図である。 同上ウエハ研磨装置の一変形例を説明する図である。 従来の研磨ヘッドの要部構成を模式的に示す図であり、(a)はその研磨ヘッドの平面図、(b)は(aの)b-b線に沿い、かつ一部を分解して示す断面図である。 従来のウエハ研磨装置のワーク貼り付け位置決め手段における研磨ヘッドとインテーブルの要部構成を模式的に示す図であり、(a)は研磨ヘッドにインテーブル上のウエハを受け渡す状態を示している側面図、(b)はウエハを乗せた状態で示すインテーブルの平面図、(c)はウエハを保持した状態で下面側から見たテンプレートリテーナの平面図である。 図8(a)のB部拡大図である。
本発明は、ウエハが乗せられたインテーブルと研磨ヘッド側に設けられているテンプレートリテーナとの間に回転方向の多少のずれがあっても、双方に与える影響を少なくして、インテーブルと研磨ヘッドの破壊や摩耗を無くし、動作の安定化を図るという目的を達成するために、インテーブルに載置されたウエハを研磨ヘッドのテンプレートリテーナに受け渡して研磨を行うウエハ研磨装置であって、互いに対向している前記インテーブルの上面と前記テンプレートリテーナの下面の何れか一方に設けられた位置決め凸部と、互いに対向している前記インテーブルの上面と前記テンプレートリテーナの下面の他方に、前記位置決め凸部の外径よりも小さな内径で形成され、かつ、孔縁が前記位置決め凸部と略線接触して当接し合う位置決め凹部と、を有して成る位置決め調整手段を備える、構成としたことにより実現した。
以下、本発明の実施形態に係る一実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施例において、構成要素の数、数値、量、範囲等に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも構わない。
また、構成要素等の形状、位置関係に言及するときは、特に明示した場合及び原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似又は類似するもの等を含む。
また、図面は、特徴を分かり易くするために特徴的な部分を拡大する等して誇張する場合があり、構成要素の寸法比率等が実際と同じであるとは限らない。また、断面図では、構成要素の断面構造を分かり易くするために、一部の構成要素のハッチングを省略することがある。
また、以下の説明において、上下や左右等の方向を示す表現は、絶対的なものではなく、本発明のウエハ研磨装置の各部が描かれている姿勢である場合に適切であるが、その姿勢が変化した場合には姿勢の変化に応じて変更して解釈されるべきものである。さらに、実施例の説明の全体を通じて同じ要素には同じ符号を付している。
図1は本発明に係るウエハ研磨装置10の全体構成を模式的に示すものである。図1において、ウエハ研磨装置10は、CMP装置であり、ウエハWの表面を平坦に研磨する。ウエハ研磨装置10は、ロードカセット11と、搬送ロボット12と、アライナ13と、ワーク貼り付け位置決め機構部(ウェイティングユニット)14と、研磨定盤15と、アンロードカセット16と、を備えている。また、ワーク貼り付け位置決め機構部14には、インテーブル17と、研磨ヘッド18と、アウトテーブル19と、を備えている。
ロードカセット11は、研磨前のウエハWを一時格納する場合に使用される。
搬送ロボット12は、ウエハWを搬送するロード用であり、ロードカセット11内から研磨加工前のウエハWを受け取り、アライナ13、ワーク貼り付け位置決め機構部14内のインテーブル17、研磨ヘッド18、研磨定盤15、アウトテーブル19の順に搬送し、研磨加工処理後のウエハWを一時格納しておく、アンロードカセット16まで搬送する。
アライナ13は、ロードカセット11から取り出され、ワーク貼り付け位置決め機構部14に搬送される前のウエハWの向きを調整する。
研磨定盤15は、円板状に形成されており、上面には図示しない研磨パッドが交換可能に被着されている。研磨定盤15は、回転駆動機構の駆動により軸心を中心として研磨パッドと一体に回転する。その研磨定盤15は、研磨ヘッド18と共に押し付けられるウエハWの表面を、研磨パッドにより平坦に研磨する。
図2は、ワーク貼り付け位置決め機構部14の構成を模式的に示す図であり、(a)はワーク貼り付け位置決め機構部14の側面図、(b)はワーク貼り付け位置決め機構部14を上側から見た平面図である。図2において、ワーク貼り付け位置決め機構部14は、上下2段構造のウエハ載置台である。ワーク貼り付け位置決め機構部14の上段側におけるウエハ載置台は、研磨加工前のウエハWを研磨ヘッド18に受け渡すロード専用ウエハ載置台としてのインテーブル17であり、下段側におけるウエハ載置台は、研磨加工後のウエハWを研磨ヘッド18から受け取るアンロード専用ウエハ配置台としてのアウトテーブル19である。
ワーク貼り付け位置決め機構部14における、インテーブル17及びアウトテーブル19は、それぞれ連結部材20a、20bを介してロッドレスシリンダ21a、21bに接続されている。そのワーク貼り付け位置決め機構部14では、ロッドレスシリンダ21a、21bが駆動すると、インテーブル17及びアウトテーブル19は、図2(b)の矢印Y方向に移動することができる。
研磨ヘッド18は、インテーブル17及びアウトテーブル19の上方にスライド可能であり、また垂直方向Zにも上下動可能に構成されている。研磨ヘッド18は、インテーブル17からウエハWを受け取り、研磨定盤15の上に移動し、研磨加工する際に下降して研磨定盤15の上面に貼付されている図示しない研磨パッドにウエハWを押圧して研磨を行う。なお、研磨加工の際、研磨パッド上に図示しないノズルから研磨剤と化学薬品との混合物であるCPMスラリーが供給される。
図3は、ウエハ研磨装置10のワーク貼り付け位置決め機構部14における要部構成を模式的に示す図であり、(a)はワーク貼り付け位置決め機構部14の平面図、(b)は(a)のa-a線に沿い、かつ、一部を分解して示す断面図である。図3に示すように、ワーク貼り付け位置決め機構部14は、研磨ヘッド18とテンプレートリテーナ24とを備える。
研磨ヘッド18は、ヘッド本体22と、ヘッド本体22の下面に取り付けられたバックプレート23とを備えている。なお、図3の(a)ではワーク貼り付け位置決め機構部14のヘッド本体22は省略している。
ヘッド本体22は、図示しない駆動装置に接続されており、研磨ヘッド18の回転軸O1回りに回転する。
バックプレート23は、金属(SUS等)で形成されており、そのバックプレート23の一端(上端側)の外周には、バックプレート23の周縁から外側に向かって突出しているバックプレート駒23aが、120度間隔に離間して3個設けられている。
テンプレートリテーナ24は、研磨ヘッド18の他端(下端)側に、バックプレート23の外周を囲むようにして配置されており、研磨ヘッド18と一体回転可能に連結されている環状をした部材である。テンプレートリテーナ24には、略環状をしたリテーナホルダ24aと、リテーナホルダ24aの下面開口を塞いで取り付けられている略円板状をしたテンプレート24bを備えている。
テンプレート24bは、略円板状をしたメンブレンフィルム24b1と、略リング状をした枠材24b2と、略円板状をしたバッキングフィルム25で構成されている。バッキングフィルム25は、ウエハWを保持可能に、例えばシリコンゴムのような粘着性を有するゴムで形成されている。
リテーナホルダ24aには、ヘッド本体22と対向する面(上面)に、バックプレート23のバックプレート駒23aにそれぞれ対応している凹所26が、120度間隔に離間して3箇所に設けられている。また、リテーナホルダ24aの下面には、テンプレート24bの外側に位置して、位置決め凹部としての位置決め凹所27が、120度間隔に離間して3箇所に設けられている。
リテーナホルダ24aの凹所26内には、樹脂材で形成された一対のリテーナ駒28、28が、その一対のリテーナ駒28、28との間にバックプレート23のバックプレート駒23aを挿入係合させる隙間Sを設けて配設されている。そして、一対のリテーナ駒28、28で作られた隙間Sにバックプレート23のバックプレート駒23aを挿入係合させることにより、ヘッド本体22に対してテンプレートリテーナ24がθ方向に単独で回転するのを規制し、テンプレートリテーナ24が常にヘッド本体22と一体に回転するようにしている。図3(a)は、その一対のリテーナ駒28、28の間の隙間Sにバックプレート駒23aが挿入係合された状態を示している。
図4は、研磨ヘッド18とインテーブル17の要部構成を模式的に示す図であり、(a)は研磨ヘッド18にインテーブル17上のウエハWを受け渡す状態を示している側面図、(b)はウエハWを乗せた状態で示すインテーブル17の平面図、(c)はウエハWを保持した状態で下面側から見たテンプレートリテーナ24の平面図である。図4に示すように、インテーブル17には、アライナ13(図1参照)で位置調整されたウエハWが乗せられる。また、インテーブル17は、同図(b)に示す固定ボルト29の固定位置を調整することにより、研磨ヘッド18の軸O1に対して軸中心O2の位置をY方向に調整して、軸中心O2を研磨ヘッド18の軸O1に合わせることができる。
図4に示すように、インテーブル17の上面(研磨ヘッド18と対向する面)には、テンプレートリテーナ24の位置決め凹所27にそれぞれ対応する3箇所の位置に、位置決め凸部としての位置決めピン30が設けられている。
図5は、図4(a)のA部拡大図である。図5を用いてテンプレートリテーナ24の位置決め凹所27とインテーブル17の位置決めピン30の構成を更に説明する。まず、テンプレートリテーナ24側の位置決め凹部としての位置決め凹所27と、インテーブル17側の位置決め凸部としての位置決めピン30は、互いに位置決め調整手段31を構成している。
本実施例での位置決め凹所27は、テンプレートリテーナ24の下面から上面(ヘッド本体22と対向している面)に向かって穿設された孔である。位置決め凹所27は、孔縁27aの内側に、孔縁27aから内側(上面)に進むに従って徐々に内径が狭まるすり鉢状をしたテーパー面27bが設けている。したがって、位置決め凹所27の最大径は孔縁27aであり、孔縁27aの最大内径はa1である。
一方、インテーブル17側に設けられた位置決めピン30は水平断面が円形をしている。位置決めピン30の先端部(位置決め凹所27と対向する先端部)、すなわち位置決め凹所27と当接する位置決めピン30の当接面30aは凸状をした湾曲面で形成されている。また、位置決めピン30の外径a2は、位置決め凹所27の内径a1よりも大きく形成されている。したがって、位置決めピン30は、研磨ヘッド18と当接した際、位置決め凹所27内には挿入係合されずに、位置決め凹所27の孔縁27aの角に当接面30aが略線状の状態で、かつ、滑動可能に接触する。
次に、前述の如く構成されたウエハ研磨装置10の作用について説明する。まず、搬送ロボット12がロードカセット11から研磨前のウエハWを一枚ずつ取り出し、アライナ13に乗せてウエハWのオリフラの向きを揃えた後、インテーブル109上に乗せる。
続いて、インテーブル17と研磨ヘッド18とが近づき、位置決め調整手段31である位置決め凹所27の孔縁27aと位置決めピン30の当接面30aとを押圧させて、インテーブル17と研磨ヘッド18との間の回転方向(θ方向)のずれを補正する。このずれは、従来の構造でも説明したのと同じ、ヘッド本体22と一体に回転するバックプレート23のバックプレート駒23aとテンプレートリテーナ24側の一対のリテーナ駒28、28との経時消耗により回転方向の位相のずれである。
3個の位置決め調整手段31における位置決め凹所27と位置決めピン30とをそれぞれ互いに押し付けると、位置決めピン30の当接面30aと位置決め凹所27の孔縁27aとの間にずれがあると、凸状に湾曲した位置決めピン30の当接面30aと位置決め凹所27の孔縁27aとの間に滑りが発生し、インテーブル17に対しテンプレートリテーナ24が滑動して逃げ、テンプレートリテーナ24とインテーブル17との間のずれを吸収する。
このずれの吸収により、テンプレートリテーナ24とインテーブル17は、互いに当接する前に、ウエハWが乗せられたインテーブル17とテンプレートリテーナ24の間に回転方向の多少のずれがあっても、そのずれを互いに吸収して双方に与える影響が少なくし、インテーブル17と研磨ヘッド18の重度の破損や摩耗を防止する。そして、テンプレートリテーナ24とインテーブル17との位置を調整した状態で、インテーブル17上のウエハWをバッキングフィルム25に貼り付けて受け取る。
また、ウエハWのバッキングフィルム25への貼り付け後は、研磨ヘッド18が研磨定盤15上の研磨位置に移動し、その後、下降してウエハWを研磨定盤15の図示しない研磨パッドに押し付け、ウエハWの表面を平坦に研磨加工する。
研磨後は、アウトテーブル19上に移動し、加工後のウエハWをアウトテーブル19上に受け渡す。アウトテーブル19は加工後のウエハWと共に所定の位置まで搬送され、その後、搬送ロボット12によりアンロードカセット16に移動される。以後、このような動作を繰り返す。これにより、本実施例のウエハ研磨装置10は、多数枚のウエハWを連続して研磨加工することができる。
したがって、本実施例のように構成されたウエハ研磨装置10では、インテーブル17と対向しているテンプレートリテーナ24の下面に、位置決め凹部としての位置決め凹所27を設けるとともに、テンプレートリテーナ24の下面と対向しているインテーブル17の上面に、位置決め凹所27の内径よりも大きな外径を有し、かつ、先端部が凸状をした湾曲面で形成され、位置決め凹所27の孔縁27aと略線接触して滑動自在に当接する位置決め凸部である位置決めピン30を設けている位置決め調整手段31を、回転方向に略等間隔で複数個(本実施例では3個)設けているので、仮にインテーブル17とテンプレートリテーナ24との間に回転方向(θ方向)にずれが生じていたとしても、インテーブル17の湾曲面をしている当接面30aと、この当接面30aと略線接触する位置決め凹所27の孔縁27aとの間による滑動でインテーブル17に対するテンプレートリテーナ24の位置調整が自動的に行われる。特に、孔縁27aと当接面30aとは線接触しているので、孔縁27aと当接面30aとの間に大きな摺動抵抗が発生することなくスムーズに滑動し、インテーブル17に対するテンプレートリテーナ24の位置調整が自動的に行われる。
また、テンプレートリテーナ24側とインテーブル17側との間、横方向への誤った大きな力が加わったときは、テンプレートリテーナ24が滑動してインテーブル17から逃げるので、双方における重度の破損を免れることができる。これにより、ウエハWが乗せられたインテーブル17と研磨ヘッド18側のテンプレートリテーナ24との間に回転方向の多少のずれがあっても、双方に与える影響を少なくして、インテーブル17と研磨ヘッド18の破壊や摩耗を無くして動作の安定化を図ることができる。
また、位置決め凹所27の孔縁27aの内側に、孔縁27aから上面に進むに従って徐々に内径が狭まるすり鉢状をしたテーパー面27bを設けているので、テーパー面27bを設けていない場合、例えば位置決め凹所27の孔縁27aが直角に形成されている場合に比べて、経時変化による位置決めピン30及び位置決め凹所27の孔縁との摩耗量を減らすことができ、耐久性を向上させることができる。
なお、上記実施例の構成において、例えば図6に示すように、位置決め凹所27の内部に、例えば潤滑剤として水を含ませたスポンジ32を潤滑剤溜として配設させておく構成にすると、インテーブル17の当接面30aとテンプレートリテーナ24側の孔縁27aとの当接時、位置決めピン30の先端がスポンジ32を押すことで、位置決め凹部の位置決め凹所27内に設けている潤滑溜(スポンジ32)から潤滑剤(本例では水)がインテーブル17の当接面30aとテンプレートリテーナ24側の孔縁27aの当接部分に供給されて、当接部分における潤滑がなされ、摺動抵抗を小さくして、よりスムーズな調整を可能にすることができる。
また、上記実施例の構成では、位置決め凹部としての位置決め凹所27をテンプレートリテーナ24側に設け、位置決め凸部としての位置決めピン30をインテーブル17側に設けた構成を開示したが、位置決め凹部としての位置決め凹所27をインテーブル17側に設けるとともに、位置決め凸部としての位置決めピン30をテンプレートリテーナ24側に設けた構成としてもよい。
また、位置決めピン30の当接面30aは球面だけでなく、先端に向かって傾斜する傾斜面などであってもよい。
また、位置決め凹所27と位置決めピン30とでなる位置決め調整手段31は、120度等配置で3個設けた構造を開示した3個以上であればよい。3個以上等間隔で配置させると、インテーブル17側とテンプレートリテーナ24側との当接が安定する。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を成すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
10 :ウエハ研磨装置
11 :ロードカセット
12 :搬送ロボット
13 :アライナ
14 :ワーク貼り付け位置決め機構部(ウェイティングユニット)
15 :研磨定盤
16 :アンロードカセット
17 :インテーブル
18 :研磨ヘッド
19 :アウトテーブル
20a :連結部材
20b :連結部材
21a :ロッドレスシリンダ
21b :ロッドレスシリンダ
22 :ヘッド本体
23 :バックプレート
23a :バックプレート駒
24 :テンプレートリテーナ
24a :リテーナホルダ
24b :テンプレート
24b1 :メンブレンフィルム
24b2 :枠材
25 :バッキングフィルム
26 :凹所
27 :位置決め凹所
27a :孔縁
27b :テーパー面
28 :リテーナ駒
29 :固定ボルト
30 :位置決めピン
30a :当接面
31 :位置決め調整手段
32 :スポンジ
O1 :軸
O2 :軸中心
S :隙間
W :ウエハ
Y :矢印
Z :垂直方向
a1 :内径
a2 :外径
θ :回転方向








Claims (4)

  1. インテーブルに載置されたウエハを研磨ヘッドのテンプレートリテーナに受け渡して研磨を行うウエハ研磨装置であって、
    互いに対向している前記インテーブルの上面と前記テンプレートリテーナの下面の何れか一方に設けられた位置決め凸部と、
    互いに対向している前記インテーブルの上面と前記テンプレートリテーナの下面の他方に、前記位置決め凸部の外径よりも小さな内径で形成され、かつ、孔縁が前記位置決め凸部と略線接触して当接し合う位置決め凹部と、
    を有して成る位置決め調整手段を備える、
    ことを特徴とするウエハ研磨装置。
  2. 前記位置決め凹部は、孔縁の内側に、孔縁から内側に進むに従って徐々に内径が狭まるすり鉢状をしたテーパー面を設け、
    前記位置決め凹部の前記孔縁と当接する前記位置決め凸部は、当接面が凸状をした湾曲面で形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のウエハ研磨装置。
  3. 前記位置決め調整手段は、前記研磨ヘッドの回転方向に略等間隔で複数個以上設けられる、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエハ研磨装置。
  4. 前記位置決め凹部内に、前記位置決め凸部との当接面に潤滑剤を供給する潤滑剤溜を設けている、
    ことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のウエハ研磨装置。
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