JP7110909B2 - 日よけ - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の窓等の開口部に設けられた日よけに関する。
従来、住宅の窓等の開口部付近について、開口部への日差しや雨の入射を遮るための日よけが設けられてきた。冬季等、日差しを屋内に取り入れたい時期は日よけが不要となるため、必要に応じて出し入れできる日よけが求められている。したがって、日よけが必要な時は、布製のシェードを張り出す形の日よけが一般的に用いられている。
例えば、特許文献1に示されるように、住宅等の建築物の壁面に固定された日よけは、不使用時はキャンバス布製のシェードが、ローラ等の巻取部によって巻き取られた状態で窓上の壁面に格納されている。そして、一方が壁面(窓枠)に固定され、他方が壁面に対して回動可能なアームを備えている。そして、この回動可能なアームの他方端にはシェードが固定されており、このアームを回動することにより、アームの他方端に固定されたシェードが引き出され、窓の上に日よけを作る構造となっている。
特許文献1に示される日よけの場合、アームが建築物の壁面に固定されており、かつアームの回動によってシェードを引き出す構成となっているため、遮光できる最大領域は、壁面からアームの長さ分だけである。ここで、アームの長さを長くすれば遮光できる領域は広くなるが、次のような問題がある。すなわち、アームの支点は、アームの長さ分だけローラから離れた位置となる。アームが長くなるほど、アームの支点、すなわち建築物の壁面に固定される端部が窓の下方に移動することになるため、日よけを引き出すと、窓の大部分が日よけで隠れることになる。
また、シェードは、巻取部からアームの他方端までを斜めに渡るようになるため、シェードによって覆われる空間は、天井部が斜めとなった空間になる。したがって、仮にアームが長くなったとしても、窓の大部分がシェードで隠れ、シェードが斜めに張り出した状況となるため、窓からの眺望は確保されない。加えて、アームにかかる負荷と、壁面に固定されたアームが耐えられる力との関係によって、アームの長さには限界がある。
一方で、掃き出し窓等から連続してデッキ等を設け、オープンエアスペースにし、このオープンエアスペースも生活空間とする住宅構造も見受けられる。特許文献1に示されるような日よけでは、天井部が斜めとなり、低くなってしまうため、このようなオープンスペースには適さない。
オープンスペースに対する日よけとして、傘部分が大きなパラソル等をオープンスペースの床(もしくは地面)に固定する形態も考えられる。パラソルの傘部分を開くことにより日よけとなるわけであるが、傘で覆われる空間を広くするためには、パラソルをオープンスペースの中央に配置するのが効率的である。しかしながら、中央にパラソルを配置することにより、オープンスペースの空間がパラソルによって分断されることにより、空間用途に制限が生じることになる。また、人が手動で傘部分を開閉することになるため、傘の大きさは、人が開閉できる範囲に制限される。結果、遮光できる面積にも限界がある。また、床部分にパラソルを固定した場合、不使用時も床部分からパラソルが突き出た状態となり、空間利用の妨げとなる。
掃き出し窓等から続くデッキ等、生活空間として使用されるオープンエアスペース等は、ある程度の広さを必要としており、ある程度の広さ及び高さを有する空間全体を覆うことができる日よけが求められている。一方で、日よけを使用しない時は、日よけを構成する物の一部が、オープンエアスペースの空間利用の障害となるような状況は避けることが望ましい。また、人が手動で設置する上で、できるだけ少ない力で簡単に設置できることが望ましい。
このような従来の日よけの問題から、広い空間を十分な高さを確保して覆うことができ、不使用時はコンパクトに格納でき、少ない力で簡単に設置できる日よけが求められている。
特開2012-072581号公報
そこで本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされたものであり、作業者が簡単に設置でき、不使用時はコンパクトに収納でき、十分な高さを確保した遮光空間を構築する日よけを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の日よけは、地面から伸びる固定物に固定された日よけであって、一方端が前記固定物に固定され、所定空間に伸張可能なシェードと、第1端または第1端近傍部分が前記シェードの他方端に固定され、前記第1端の他方端である第2端が前記シェードの一方端が固定された面と交差する面に固定されるアームとを備え、前記アームは、前記第1端から屈曲する角部を介して前記第2端に延びており、前記第2端を支点として、アームを前記固定物の前記シェードが固定された位置から離れる方向に回動させることにより、前記角部が、前記アームの第2端が固定される面に到達するまで、前記アームを回動させて前記シェードを伸張することを特徴とする。
また、上記課題を解決するために、本発明の日よけは、地面から伸びる固定物に固定された日よけであって、一方端が前記固定物に固定され、所定空間に伸張可能なシェードと、第1端から屈曲する角部を介して第2端に延びるアームとを備え、前記アームは、前記第2端が前記シェードの前記一方端が固定された面と交差する面に固定され、前記シェードの他方端は、前記角部に固定され、前記第2端を支点として、アームを前記固定物の前記シェードが固定された位置から離れる方向に回動させることにより、前記シェードが伸張されることを特徴とする。
また、本発明の一態様では、固定物は、建築物の壁面であり、シェードの一方端は、建築物の壁面に固定されている。
また、本発明の一態様では、アームの第2端が固定される面は、水平面である。
また、本発明の一態様では、アームの第2端が固定される面は、地面である。
また、本発明の一態様では、アームの第2端が固定される面は、地面上に形成された床である。
また、本発明の一態様では、シェードの一方端は、固定物の側面に巻回自在に設置された軸体に固定されており、シェードは、軸体に巻き取られる。
また、本発明の一態様では、アームは、第1端から屈曲する角部を介して第2端に延びており、角部が、アームの第2端が固定される面に到達するまで、アームを回動させてシェードを伸張する。
また、本発明の一態様では、角部は、略90度に屈曲されている。
また、本発明の一態様では、アームの第1端から角部までの長さL1と、角部から第2端までの長さL2との和は、シェードの伸張される長さに略等しい。
また、本発明の一態様では、アームの第2端が固定される面には、アームが回動された時に、アームの第端から角部までが格納される溝部を備える。
本発明では、人が簡単に設置でき、不使用時はコンパクトに収納でき、十分な高さを確保した遮光空間を構築する日よけを提供することができる。
第1実施形態における日よけ1を示す斜視図である。 図1の日よけ1のシェード14を張り出した状態の側面図である。 図1の日よけ1のシェード14を格納した状態を示す斜視図である。 図3の日よけ1のシェード14を格納した状態の側面図である。 第1実施形態におけるアーム10の回動の様子を示す模式図であり、同図(a)はアーム10の回動途中を示す模式的側面図であり、同図(b)はアーム10を回動させるため、作業者がアーム10を動かす様子を示す模式的斜視図である。 図3の第2アーム部12の第2端12bの固定部分を示す図であり、同図(a)は、図3をVI(a)-VI(a)線で切断した部分切断図であり、同図(b)は図3をVI(b)-VI(b)線で切断した部分切断図である。 第2実施形態の日よけ1を示す図であり、同図(a)はシェード14格納状態の日よけ1を示す模式的斜視図であり、同図(b)は、シェード14を張り出した時の溝24部分を示す模式的断面図である。 第3実施形態のアーム10を示す模式的斜視図であり、同図(a)は一対のアーム10と、両者の間に渡るバー17とを示す模式的斜視図であり、同図(b)は、シェード14を張り出した時のシェード14とアーム10とバー17を示す模式的部分斜視図であり、同図(c)はシェード14のバー17に巻きつけられる他辺部分の模式的部分展開図である。 第4実施形態の日よけ1を示す側面図である。 第5実施形態の日よけ1を示す側面図である。 第6実施形態の日よけ1を示す側面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付すものとし、適宜重複した説明は省略する。
図1は、本実施形態の日よけ1を示す斜視図であり、日よけ1のシェード14を張り出した状態を示す。図2は、図1の日よけ1のシェード14を張り出した状態の側面図である。図3は、図1の日よけ1のシェード14を格納した状態を示す斜視図である。図4は、図3の日よけ1のシェード14を格納した状態の側面図である。
本実施形態の日よけ1は、住宅等の建築物の掃き出し窓21等の開口部に設けられている。しかしながら、本発明の日よけ1は、このような開口部に近接した配置に限らず、壁面や鉛直方向に伸びるポール等の固定物に固定できる環境であれば、適用可能である。
日よけ1は、アーム10と、このアーム10を地面や床に固定する固定具13と、キャンバス布製のシェード14と、シェード14を巻回するローラ15と、ローラ15及びシェード14を格納するシェード格納部16とを備えている。
本実施形態の日よけ1は、住宅等の建築物の掃き出し窓21が設けられた壁22に固定されている。また、詳細は後述するが、本建築物は、掃き出し窓21から庭に連続するようにデッキ23を備えており、日よけ1のアーム10の一部はこのデッキ23に固定されている。
アーム10は、日よけ1で覆いたい領域、本実施形態ではデッキ23で構成されるオープンエアスペースの両端にそれぞれ設けられており、壁22に向かって左右一対で構成されている。
アーム10は、スチール等、シェード14を伸張した時にもシェード14を十分に支持できる強度を有する材料で形成されている。本実施形態のアーム10は、シェード14側に接続される第1アーム部11と、シェード14が固定される面(本実施形態では壁22)に交差する面(本実施形態ではデッキ23の床)に固定される第2アーム部12とが連続して構成されている。本実施形態では、1本のスチール棒を屈曲して第1アーム部11と第2アーム部12とを構成しているが、本発明はこれに限らず、2本のスチール棒をビス等で接合する形でアーム10を構成してもよい。
また、アーム10は、人が握りやすい形状をしており、本実施形態では、円柱状の棒(丸棒)となっている。太さは、人が握る上で適した程度であればよい。なお、本実施形態では丸棒としたが、本発明はこれに限らず、人が握りやすく、十分な強度を確保できれば、どのような形状であってもよい。また、持ち手の部分だけ人が握りやすい形になり、他の部分は角棒になっていてもよい。
第1アーム部11は、第1端11aがシェード14の一方端と接続されている。接続方法は紐で結びつける等、公知のいかなる方法であってもよい。第1アーム部11の他方端である第2端11bは、第2アーム部12と連続している。詳細は後述するが、図2及び図4に示すように、第1アーム部11の長さL1は、シェード14格納時におけるアーム10の固定面(本実施形態では、デッキ23の床面)からシェード14までの高さH1に多少短いだけである。
第2アーム部12は、第1端12aが第1アーム部11と連続しており、他方端である第2端12bが固定具13によってデッキ23に固定されている。
図2に示すように、アーム10が回転してシェード14が引き出される長さL3は、第1アーム部11の長さL1と第2アーム部12の長さL2とを足した長さに略等しい。
図6は、図3の第2アーム部12の第2端12bの固定部分を示す図であり、同図(a)は、図3をVI(a)-VI(a)線で切断した部分切断図であり、同図(b)は図3をVI(b)-VI(b)線で切断した部分切断図である。
図3及び図6に示すように、第2アーム部12の第2端12bの固定は、回動可能な固定であり、具体的には、図6第2端12bはデッキ23の床面と平行になるように直角に屈曲された屈曲部12cを備えている。そして、デッキ23の床からこの屈曲部12cを乗り越え、再度デッキ23の床に到達するトンネル状の固定具13によって、屈曲部12cはデッキ23の床面に固定されている。アーム10の回動時は、屈曲部12cが固定具13に摺接しながら回転する。
アーム10の動きとシェード14の伸張との関係については、詳細を後述する。
固定具13は、アーム10のデッキ23側の端部(第2端)12bをデッキ23に固定するためのものである。本実施形態では、上述したように、第2アーム部12の屈曲部12cの左右に渡るトンネル状の固定具とした。固定具13自体は、デッキ23の床面に不図示のねじで固定されている。なお、アーム10のデッキ23側の固定はこの固定具13による固定に限らず、公知の固定具による固定であればいかなるものであってもよい。例えば、固定具13自体が回動可能な部分を有するものとし、この回動可能な部分をアーム10の第2端12bと接続し、アーム10の回動時は、この回動可能な部分がアーム10の動きに連動して回動するというものであってもよい。
シェード14は、キャンバス布など、防水性があり風雨に対して耐久性がある布で形成されている。本実施形態のシェード14は、長方形状であり、一辺が後述するローラ15に固定され、対向する他辺が第1アーム部11の第1端11aに固定されている。具体的には、シェード14の他辺の両角部にそれぞれ、第1端11aが固定されている。角部には不図示の穴が開けられており、この穴に紐を通し、その紐を第1端11aに結びつけることによって固定されている。固定方法はこれに限らず公知の方法であればいかなる方法であってもよい。なお、本実施形態のシェード14は、長方形状としたが、日よけ1で覆う領域の面積、形状に合わせて様々に構成されればよい。
図2、図4に示すように、ローラ(軸体)15は、シェード格納部16と一体構成で、壁22の窓21の上方に取り付けられている。ローラ15は不図示の軸部材と軸部材周囲の保持部材とからなる円柱状の部材であり、シェード14の一辺を固定している。本実施形態における固定は、シェード14の一辺全体を保持部材で挟み込む形(不図示)としているが、本発明はこれに限らず、公知の固定方法であればよい。
ローラ15は不図示の駆動機構によって軸部材を軸として回転し、この回転によってシェード14を巻き取る。駆動機構は手動によるものでもよいし、電動によるものでもよい。このようにして、日よけ1不使用時は、シェード14はローラ15によって巻き取られた状態で格納される。図1に示すように、本実施形態では、日よけ1は、掃き出し窓21から連続するデッキ23部分を覆う構成としているため、ローラ15は、窓21よりも上方に設け、このローラ15部分を起点として、シェード14が引き出されてデッキ23上に伸張されることとなる。
シェード格納部16は、ローラ15の上方で壁22に固定されており、ローラ15全体を上方から覆う構造となっている。シェード14が引き出される上でのローラ15との位置関係で余裕がある構造となっており、ローラ15の回転及びシェード14の引き出しは滑らかに行われる。
次に本実施形態の日よけ1のシェード14を張り出す方法について具体的に説明する。図5は、アーム10の回動の様子を示す模式図であり、同図(a)はアーム10の回動途中を示す模式的側面図であり、同図(b)はアーム10を回動させるため、作業者がアーム10を動かす様子を示す模式的斜視図である。
図5(a)及び(b)に示すように、作業者は第2アーム部12を把持して矢印A方向に倒す。そうすると、第2アーム部12は第2端12bを支点として回動し、これに伴い第1アーム部11も回動する。図5(a)に示すように、第1アーム部11の第1端11aが壁23から離れる方向に移動するため、第1端11aに固定されているシェード14が引き出されることになる。図5(b)に示すように、アーム10の角部10aが作業者の胸元に来るまでアーム10が傾くと、今度は、作業者は第1アーム部11に持ち替えて、さらに矢印A方向にアーム10を回動させる。そして、角部10aがデッキ23の床に到達するまで回動させる。
図2に示すように、角部10aがデッキ23の床に到達すると、第2アーム部12はデッキ23の床にぴったりとつく状態となり、第1アーム部11は、鉛直方向に立つようになる。このようにしてアーム10が固定すると、シェード14は、長さL3だけ張り出された状態で固定されることとなる。本実施形態では、アーム10の重みでアーム10は図2に示す状態に静止するのであるが、よりアーム10の固定を強固にしたい場合は、何等かの固定具を角部10a付近に設け、デッキ23の床面に固定できるようにしてもよい。
また、アーム10は左右一対の構成となっているが、作業者が力を加えるのは、どちらか一方だけでよい。一方のアーム10を回動させると、それによって引っ張られるシェード14につながるもう一方のアーム10も引っ張られて、追従して回動することになる。したがって一方のアーム10だけに力を加えればよいので、作業者は一人で簡単に日よけ1を張り出す作業ができる。
日よけ1が不要な時は、作業者は第1アーム部11を把持し、矢印B方向に持ち上げるように、第2端12bを支点として回動させる。アーム10の角部10aが作業者の胸元あたりに来たら、第2アーム部12に持ち替えて、第2アーム部12が鉛直方向に立つ状態(図3、図4参照)まで回動させる。戻す時も同様に、一方のアーム10を回動させれば、この動きに追従してもう一方のアーム10も回動する。第2アーム部12が鉛直方向に立つところまで回動させると、シェード14は、シェード格納部16付近にたくし寄せられた状態となっているため、ローラ15を回転してシェード14を格納する。これにより、シェード14を格納する作業が完了する。
なお、シェード14を格納する方法として、アーム10を元の位置に戻してから、シェード14の格納を行うとした。しかしながら、シェード14の布が強固であれば、最初にローラ15を回転し、シェード14が巻き上げられる力を利用してアーム10を元の位置に戻す形であってもよい。また、ローラ15を自動運転で回転させ、電動でシェード14を巻き上げるようにすれば、格納時に作業者は自動運転の作動スイッチを入れるだけでよい。
このように、L字状のアーム10を第2アーム部12の第2端12bを支点としてシェード14の一辺が固定されているローラ15から離れる方向に回動させることにより、シェード14がシェード格納部16から引き出され、デッキ23上に張り渡されることになる。シェード14部分のデッキ23からの高さは一定であり、シェード14による天井は斜めになっていないため、シェード14下の空間では天井の高さを気にすることなく活動することができる。また、シェード14による天井が斜めになっていないので、窓21からの視界がシェード14によって遮られることがなく、室内の人も屋外の景色を十分に楽しむことができる。
また、作業者一人でアーム10を回動させて簡単にシェード14を張り出すことができるので、日よけを用いる上での面倒さがあまりなく、気軽に日よけを張り出し、不要時は格納できる。シェード14格納時においても、シェード14はシェード格納部16に格納されるので、すっきりとコンパクトな状態となる。加えて、アーム10については、デッキ23の両端に第2アーム部12は直立するだけであるため、デッキ23の領域を分断することがなく、日よけ1不使用時においてもデッキ23の全体を制約なく使用することができる。
また、アーム10の長さによって、シェード14を張り出す面積は大きくできるため、遮光したい領域に応じて自由に設定することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態では、第2アーム部12は、シェード14張り出し時にデッキ23上に直接載置される形態であった。本実施形態では、デッキ23上に溝24を設け、この溝24内に第2アーム部12が入る形態とした。
図7は、本実施形態の日よけ1を示す図であり、同図(a)はシェード14格納状態の日よけ1を示す模式的斜視図であり、同図(b)は、シェード14を張り出した時の溝24部分を示す模式的断面図である。
図7に示すように、溝24がデッキ23に設けられており、この溝24は、シェード14張り出し時に、第2アーム部12が位置する部分全体に設けられている(シェード14張り出し時のアーム10の各部位の位置については、図1を参照。)。同図(b)に示すように、溝24は、第2アーム部12は入る程度の深さ及び幅となっている。
シェード14を張り出す上で、上述したようにアーム10を回動させるのであるが、この溝24は、アーム10の角部10aが到達する箇所24aへのガイドとなり、アーム10の第2アーム部12が所定位置から外れてデッキ23上に載置され、シェード14が斜めに曲がって引き出されることを防止する。このように、溝24によるガイドがあるため、簡単に正しい位置に第2アーム部12を倒すことができ、常に適切にシェード14を張り出すことができる。また、第2アーム部12は溝24によって移動が制限されるので、第2アーム部12を追加部材でデッキ23に固定することなく、第2アーム部12の位置を固定できる。したがって、追加部材無しに、風等により日よけ1が動くことを抑制できる。
また、シェード14が適切な位置に張り出されているため、シェード14格納時にもローラ15にシェード14が斜めに巻き込まれることなく、適切に格納されることとなる。
(第3実施形態)
本実施形態では、アーム10へのシェード14の固定について、より安定性をもって固定し、かつ、シェード14張り出し時のアーム10の安定性を向上させたものを説明する。
図8は本実施形態のアーム10を示す模式的斜視図であり、同図(a)は一対のアーム10と、両者の間に渡るバー17とを示す模式的斜視図であり、同図(b)は、シェード14を張り出した時のシェード14とアーム10とバー17を示す模式的部分斜視図であり、同図(c)はシェード14のバー17に巻きつけられる他辺部分の模式的展開図である。
本実施形態のアーム10は、第1実施形態と同様にスチール製の円柱を角部10aで90度に屈曲させて、第1アーム部11と第2アーム部12と形成しているものである。具体的には、アーム10は、内部が空洞の円管で作られており、図8(a)に示すように、XY平面で略90度に屈曲されて角部10aを形成している。本実施形態では、さらに第1アーム部11の第1端11aがXZ平面において略90度に屈曲されて角部10bを形成してバー17が伸びている。すなわち、一対のアーム10は、バー17によって、一体の構成となっている。
バー17は、アーム10と同様の太さの円管であり、両端がそれぞれ、角部10bを介して左右に位置する第1アーム部11の第1端11aと上述のように一体となっている。
図8(b)に示すように、このバー17は、シェード14の他方端に固定されている。すなわち、バー17は、アーム10とシェード14との固定機能を果たすものである。具体的には、図8(b)に示すように、シェード14の他辺(他方端)は、バー17に巻き付けて、内部にバー17が挿通した形で輪状に固定できる構造となっている。本実施形態では、図8(c)に示すように、シェード14の他辺には、一対の面ファスナー14a,14bが付けられている。そして、バー17にシェード14の他辺を巻き付けて、上下からオスの面ファスナー14aとメスの面ファスナー14bを張り合わせることによって、バー17にシェード14を固定する。このようにシェード14の他辺全体がバー17に固定されることによって、シェード14とアーム10の第1端11aは固定関係となる。
なお、本実施形態では、面ファスナー14a,14bで固定する形態としたが、本発明はこれに限らず、スナップボタンなど公知の様々な手法で固定する形であればよい。
このように、シェード14の他辺にバー17が挿通されていることにより、シェード14は他辺の角だけでなく、辺全体がバー17にしっかりと固定されるため、風等でばたつくことが抑制される。
また、バー17によって、一対のアーム10は一体化されるので、シェード14張り出し時、収納時にアーム10を回動させる上で、シェード14に負荷をかけることなく、左右のアーム10を連動させることができる。
(第4実施形態)
図9は本実施形態の日よけ1を示す側面図であり、実線部分はシェード14が格納された時のアーム10の位置を示し、破線部分はシェード14を張り出した時のアーム10の位置を示す側面図である。
図示しないが、本実施形態における日よけ1は、第1実施形態、第2実施形態同様に、日よけしたい領域であるデッキ23の左右にアーム10があり、その間にシェード14が渡るような構成となっている。
第1実施形態では、シェード14格納時は、第2アーム部12が直立し、第1アーム部11が水平方向に位置する構造となっている(図3参照。)。シェード14を窓21の上部に位置させるとなると、第1実施形態の構造では、第2アーム部12は窓21の高さ以上の長さが必要となる。そしてシェード14張り出し時は、デッキ23領域は第2アーム部12の長さL2と第1アーム部11の長さL1の和以上の奥行きが必要となる。デッキ23部分にこれほどの奥行きを確保できない場合に、本実施形態の日よけ1は活用できる。
図9に示すように、本実施形態の日よけ1は、アーム10の固定具13からアーム10が回動できる領域に、床面からシェード14の起点までの高さH11に相当する長さを確保できない。そこで、シェード格納時(図中実線で示す側面図)は、第2アーム部121は直立せず、第1アーム部111と第2アーム部121とがそれぞれ斜めになった状態で高さH11相当となるような構成となっている。
具体的には、本実施形態の第2アーム部121の長さL12と、シェード14までの高さの関係は、
L12=H11/2
となっている。そして、固定具13の位置は、壁面23から長さL121の地点である。
第1アーム部111から第2アーム部121へは直角に屈曲されており、角部10aを補強するための補強部材18が設けられている。固定具13は第1実施形態と同様の構成となっている。
シェード14が格納されている時は、第1アーム部の第1端111aと、第2アーム部121の第2端121bとの2か所が支持されることにより、アーム10は図9の実線で示す位置で固定されることとなる。シェード14が引き出される時は、第1実施形態と同様に第2アーム部121がデッキ23の床面に到達するまでアーム10が回動される。そして、図9破線で示す位置で固定されることとなる。
このように、第2アーム部121の長さが短いため、日よけ1を伸張する領域の壁23からの奥行きが狭い場合も、シェード14からなる天井までの高さが十分に確保された遮光空間を形成することができる。
(第5実施形態)
図10は、本実施形態の日よけ1を示す側面図であり、実線部分はシェード14が格納された時のアーム10の位置を示し、破線部分はシェード14を張り出した時のアーム10の位置を示す側面図である。
図示しないが、本実施形態における日よけ1は、第1実施形態、第2実施形態同様に、日よけしたい領域であるデッキ23の左右にアーム10があり、その間にシェード14が渡るような構成となっている。
本実施形態の日よけ1は、第4実施形態よりもさらに日よけ1を伸張する領域の壁23からの奥行きが短い場合にも適用可能な構成となっている。すなわち、第1アーム部112の長さL21は、設置可能な奥行きに合わせた長さとなっている。したがって、奥行きが短ければ、第1アーム部112の長さL21も短くなる。なお、本実施形態におけるアーム10は、第1アーム部112と第2アーム部122とが直交する位置関係にあるのは、第1実施形態から第3実施形態までと同様である。
本実施形態では、第1アーム部112の第1端112aにシェード14の他方端が固定されているのではなく、第1アーム部112と第2アーム部122とで構成するアーム10の角部10aにシェード14の他方端が固定されている。
そして、図10の破線で示すように、シェード14伸張時には、第2アーム部122はデッキ23の床面まで倒されるのではなく、適当な位置で止められる。
固定具131は所定角度単位でストッパーが付いている回転体など公知のストッパー付き固定具であればよい。この固定具131によって、第2アーム部122は所定角度で固定され、この第2アーム部122の回動範囲までシェード14が引き出されることとなる。固定角度は、日よけしたい領域に合わせて適宜決定される。
図10の実線で示すように、シェード14格納時は、第1アーム部112の第1端112aが壁23に到達する位置までアーム10が戻される。シェード14の他方端は、角部10aに固定されているため、ローラ15からアーム10の角部10aまでの長さのシェード14は巻き取られずに残ることとなる。
このように、シェード14伸張時に、第2アーム部122をデッキ23の床面まで到達させずに途中の角度で固定することにより、デッキ23からシェード14までの高さ、すなわちシェード14による天井高は十分に確保した状態で、奥行きが短い空間においても日よけ1を張ることができる。
(第6実施形態)
図11は、本実施形態の日よけ1を示す側面図であり、実線部分はシェード14が格納された時のアーム10の位置を示し、破線部分はシェード14を張り出した時のアーム10の位置を示す側面図である。
図示しないが、本実施形態における日よけ1は、第1実施形態、第2実施形態同様に、日よけしたい領域であるデッキ23の左右にアーム10があり、その間にシェード14が渡るような構成となっている。
本実施形態におけるアーム10は角部を有さない俸となっている。そして第1端101aにシェード14の他方端が固定されており、第2端101bは、第5実施形態と同様に、所定角度単位で止められる固定具131に固定されている。
本実施形態においても、アーム10は、固定具131によって固定された第2端101bを支点として、シェード14を張り出したい分だけ傾けられる(回動される)。そして、日よけ1が不要な時は、シェード14がシェード格納部16内に格納され、アーム10は、第1端101aと第2端101bが固定されていることにより、斜めに傾いた状態で支持固定される。
第5実施形態と同様に、遮光したい領域における壁23からの奥行きがあまりない場合であっても、シェード14までの高さを十分に確保した日よけ1を張ることができる。
第4実施形態から第6実施形態を通して、奥行きがあまり確保できない領域においても、シェード14までの高さを十分に確保した日よけ1を設置することができる。また、いずれの実施形態においても、シェード14の張り出し、格納は、アーム10を回動させるだけで行うことができ、簡単な操作で手軽に日よけ1を張り出すことができる。また、シェード14を格納すれば、デッキ23の左右端にアーム10が立設するだけとなり、デッキ23の空間を制限なく活用することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1…日よけ
10…アーム
10a…アームの角部
101a…アームの他の例の第1端
101b…アームの他の例の第2端
11…第1アーム部
11a…第1アーム部の第1端(第1端)
11b…第1アーム部の第2端
111…第1アーム部の他の例
111a…第1アーム部の他の例の第1端(第1端)
111b…第1アーム部の他の例の第2端
112…第1アーム部の他の例
112a…第1アーム部の他の例の第1端(第1端)
112b…第1アーム部の他の例の第2端
12…第2アーム部
12a…第2アーム部の第1端
12b…第1アーム部の第2端(第2端)
12c…屈曲部
121…第2アーム部の他の例
121a…第2アーム部の他の例の第1端
121b…第1アーム部の他の例の第2端(第2端)
122…第2アーム部の他の例
122a…第2アーム部の他の例の第1端
122b…第1アーム部の他の例の第2端(第2端)
13…固定具
131…固定具の他の例
14…シェード
14a,14b…面ファスナー
15…ローラ(軸体)
16…シェード格納部
17…バー
18…補強部材
21…窓(吐き出し窓)
22…壁(壁面)
23…デッキ
24…溝
L1…アームの第1端から角部までの長さ
L2…アームの角部から第2端までの長さ
H1…アームの第2端が固定される面から前記シェードの一方端が固定される位置までの高さ

Claims (10)

  1. 地面から伸びる固定物に固定された日よけであって、
    一方端が前記固定物に固定され、所定空間に伸張可能なシェードと、
    第1端または第1端近傍部分が前記シェードの他方端に固定され、前記第1端の他方端である第2端が前記シェードの一方端が固定された面と交差する面に固定されるアームとを備え、
    前記アームは、前記第1端から屈曲する角部を介して前記第2端に延びており、
    前記第2端を支点として、アームを前記固定物の前記シェードが固定された位置から離れる方向に回動させることにより、前記角部が、前記アームの第2端が固定される面に到達するまで、前記アームを回動させて前記シェードを伸張することを特徴とする日よけ。
  2. 地面から伸びる固定物に固定された日よけであって、
    一方端が前記固定物に固定され、所定空間に伸張可能なシェードと、
    第1端から屈曲する角部を介して第2端に延びるアームとを備え、
    前記アームは、前記第2端が前記シェードの前記一方端が固定された面と交差する面に固定され、
    前記シェードの他方端は、前記角部に固定され、
    前記第2端を支点として、アームを前記固定物の前記シェードが固定された位置から離れる方向に回動させることにより、前記シェードが伸張されることを特徴とする日よけ。
  3. 請求項1または2に記載の日よけであって、
    前記固定物は、建築物の壁面であり、
    前記シェードの一方端は、前記建築物の壁面に固定されていることを特徴とする日よけ。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の日よけであって、
    前記アームの第2端が固定される面は、水平面であることを特徴とする日よけ。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の日よけであって、
    前記アームの第2端が固定される面は、地面であることを特徴とする日よけ。
  6. 請求項1から4の何れか一項に記載の日よけであって、
    前記アームの第2端が固定される面は、地面上に形成された床であることを特徴とする日よけ。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の日よけであって、
    前記シェードの一方端は、前記固定物の側面に巻回自在に設置された軸体に固定されており、前記シェードは、前記軸体に巻き取られることを特徴とする日よけ。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の日よけであって、
    前記角部は、略90度に屈曲されていることを特徴とする日よけ。
  9. 請求項に記載の日よけであって、
    前記アームの前記第1端から前記角部までの長さL1と、前記角部から前記第2端までの長さL2との和は、前記シェードの伸張される長さに略等しいことを特徴とする日よけ。
  10. 請求項8または9に記載の日よけであって、前記アームの第2端が固定される面には、前記アームが回動された時に、前記アームの前記第端から前記角部までが格納される溝部を備えることを特徴とする日よけ。
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