JP7110510B1 - 桁運搬用台車及びそれを用いた桁取替工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】狭小なスペースでも使用でき、レールによる段差が小さく、桁を取り替える橋梁を使用しつつ効率良く桁を取り替えることが可能な桁運搬用台車及びそれを用いた桁取替工法を提供する。【解決手段】橋梁の主桁を運搬するための桁運搬用台車1において、主桁を載置可能な台車基体2と、この台車基体2に回転自在に軸支された複数の車輪3とを備え、台車基体2の下面には、フラットバーからなるガイドレールに沿って車輪3の進行方向をガイドするガイド機構4を設け、台車基体2の牽引側の前面には、牽引車に連結するための連結治具5を設ける。【選択図】図1

Description

特許法第30条第2項適用 令和3年9月11日にウェブサイトにて公開 http://kansai-renewal.com/2021_hanwa/ 令和3年11月26日、令和3年12月3日、令和3年12月10日、令和3年12月15日、及び令和4年2月15日に、現場見学会にて公開 阪和道リニューアル工事松島高架橋現場見学会 (和歌山県和歌山市栗栖1100 2F)
本発明は、桁運搬用台車及びそれを用いた桁取替工法に関する。
橋梁の鉄筋コンクリート製の桁は、極めて重い重量物であり、一般にクレーンなどの移動式の揚重機を用いて揚重・運搬されている。一方、既設橋梁の主桁を取り替える際には、道路の一部車線を通行止めにするだけで、残りの車線で車両を通行させて共用しながら主桁の取替工事を行うという要請が極めて強い。このため、限られた車線内で主桁の取替工事を行うことが強いられるために、クレーンのアウトリガーを全部張り出して使用することができないという問題が発生する。そのため、クレーンの揚重能力を最大限に使用できず、作業半径が小さくなってしまい、取り替える主桁を搬出したり、新たに架ける主桁をクレーンの近傍まで搬送したりする手段が必要となる。
例えば、特許文献1には、送り出し架設工法等に使用する架設桁の手延べ機の直下まで手延べ機で吊り上げるPC桁を運搬するPC桁運搬台車が開示されている(特許文献1の図2等参照)。
しかし、特許文献1に記載のPC桁運搬台車は、橋梁を新設する際に、橋脚に載置するための主桁を橋脚が立設されている地面上の通常幅員の道路を普通に運搬するための台車であり、狭小なスペースにおいて主桁を運搬するようなことは何ら考慮されていなかった。よって、特許文献1に記載のPC桁運搬台車は、桁取替工法に使用できないという問題があった。
また、特許文献2には、鉄道橋梁の架け替え工事の施工に際し、橋桁を架設又は撤去するために、敷設された既設のレールに沿って移動可能な台車を用いて鉄道橋梁の架け替え工事を行う橋桁の新設・撤去方法が開示されている(特許文献2の明細書の段落[0028]~[0043]、図面の図6~図8等参照)。
しかし、特許文献2に記載の橋桁の新設・撤去方法に使用する台車も、特許文献1に記載のPC桁運搬台車と同様に、橋桁を吊り上げる架設・撤去装置1の直下まで移動する既設の正規の軌道上を走行する台車であった。このため、特許文献2に記載の台車は、既設の軌道が存在する鉄道橋梁の架け替え工事にしか適用できず、一般的な道路橋には適用できないという問題があった。
また、特許文献2に記載の台車は、規模が大きい通常の鉄道用のレールを走行する台車であり、道路橋の桁の取替に適用した場合、レールの高さが高すぎて段差が大きく、作業員が通行する際の邪魔となるという問題もあった。このため、狭小な作業スペースから作業員が転倒して転落や車両通行域に出てしまうというおそれもあり、危険であるという問題があった。
特開昭59-68403号公報 特開2013-213360号公報
そこで、本発明は、前述した問題に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、狭小なスペースでも使用でき、レールによる段差が小さく、桁を取り替える橋梁を使用しつつ効率良く桁を取り替えることが可能な桁運搬用台車及びそれを用いた桁取替工法を提供することにある。
請求項1に係る桁運搬用台車は、橋梁の主桁を運搬するための桁運搬用台車であって、前記主桁を載置可能な台車基体と、この台車基体に回転自在に軸支された複数の車輪とを備え、前記台車基体の下面には、フラットバーからなるガイドレールに沿って前記車輪の進行方向をガイドするガイド機構が設けられ、前記台車基体の牽引側の前面には、牽引車に連結するための連結治具が設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る桁運搬用台車は、請求項1に係る桁運搬用台車において、前記台車基体には、前記ガイドレールと前記車輪の進行方向との間隔を目視で確認するための目視補助輪が走行面に対して傾倒して近接又は起立して離間自在に軸支されていることを特徴とする。
請求項3に係る桁運搬用台車は、請求項1に係る桁運搬用台車において、水平回転自在なターンテーブルが前記台車基体の上面に軸支されていることを特徴とする。
請求項4に係る桁運搬用台車は、請求項3に係る桁運搬用台車において、前記ターンテーブルの外側には、シャックルが装着されていることを特徴とする。
請求項5に係る桁運搬用台車は、請求項1ないし4のいずれかに係る桁運搬用台車において、前記連結治具が取り付けられた前記台車基体の反対側の側面には、桁を載置していない空荷時に他の桁運搬用台車と連結するための空荷時連結治具が突設されていることを特徴とする。
請求項6に係る桁取替工法は、橋梁の既設の主桁を新設の主桁に取り替える桁取替工法であって、請求項1ないし4のいずれかに記載の桁運搬用台車を用いて、揚重機のアウトリガーの横をすり抜けて前記既設の主桁を搬出するとともに、前記新設の主桁を搬入することを特徴とする。
請求項7に係る桁取替工法は、請求項6に係る桁取替工法において、前記ガイドレールを敷き鉄板に取り付け、前記敷き鉄板上を前記桁運搬用台車を走行させて前記ガイドレールに沿って前記既設の主桁又は前記新設の主桁を運搬することを特徴とする。
請求項1~7に係る発明によれば、狭小なスペースでも取替作業ができ、桁を取り替える橋梁を使用しつつ効率良く既設の主桁を新設の主桁に取り替えることがきる。また、フラットバーをガイドレールとして使用するため、レールの段差が小さく作業員が通行する際の邪魔とならずに、作業員が転倒して狭小な作業スペースから転落したり車両通行域に倒れてしまったりするおそれも少なく安全である。
特に、請求項2に係る発明によれば、補助輪があるため、桁を台車に載置すると台車とレールとの間隔が視認しにくいという問題を解決して、狭小なスペースでも安全に台車を走行させることができる。
特に、請求項3に係る発明によれば、ターンテーブルがあるため、主桁を台車に載置するのが容易となる。
特に、請求項4に係る発明によれば、ターンテーブルの外側にシャックルが装着されているので、シャックルを用いてワイヤロープやチェーンブロックなどで主桁を台車に緊結することが容易となり、より安全に作業を行うことができる。
特に、請求項5に係る発明によれば、空荷時連結治具が設けられているので、主桁を載置していない空荷時に2台の台車を運搬するのが容易となる。
特に、請求項7に係る発明によれば、ガイドレールの設置と、敷き鉄板による床版等の養生を一度にでき、作業効率を向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態に係る桁運搬用台車を示す平面図であり、内部構成を示すためセンターラインから左半分は上面プレートを省略して示している。 図2は、同上の桁運搬用台車を牽引車側から見た正面図である。 図3は、同上の桁運搬用台車を示す右側面図である。 図4は、同上の桁運搬用台車を示す図1のA-A線断面図である。 図5は、同上の桁運搬用台車を示す図1のB-B線断面図である。 図6は、同上の桁運搬用台車で主桁を運搬している状態を示す図であり、(a)が平面図、(b)が側面図である。 図7は、同上の桁運搬用台車で主桁を運搬していない空荷状態を示す図であり、(a)が平面図、(b)が側面図である。 図8は、本発明の実施形態に係る桁取替工法の既設主桁の搬出時を示す状況説明図である。 図9は、同上の既設主桁の搬出時を示す図8とは別角度の状況説明図である。 図10は、同上の桁取替工法のプレキャスト横梁の搬入時を示す状況説明図である。 図11は、同上の桁取替工法の主桁の搬入時を示す状況説明図である。
以下、本発明に係る桁運搬用台車及びそれを用いた桁取替工法の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
[桁運搬用台車]
図1~図5を用いて、本発明の実施形態に係る桁運搬用台車について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る桁運搬用台車1を示す平面図であり、内部構成を示すためセンターラインから左半分は上面プレートを省略して示している。また、図2は、桁運搬用台車1を牽引車側から見た正面図であり、図3は、桁運搬用台車1を示す右側面図である。そして、図4は、桁運搬用台車1を示す図1のA-A線断面図であり、図5は、桁運搬用台車1を示す図1のB-B線断面図である。
本実施形態に係る桁運搬用台車1(以下単に台車1ともいう。)は、橋梁のプレキャストコンクリート製の主桁を運搬するための桁運搬用の台車であり、台車基体2と、この台車基体2に回転自在に軸支された複数の車輪3を備えている。この桁運搬用台車1は、主桁G1の長手方向の端部の下方にそれぞれ設置されて前後2台が対になって、後述のトーイングトラクターなどの動力を有して自走する牽引車Caに牽引されて使用される(図6も参照)。
(台車基体)
台車基体2は、図1等に示すように、溝形鋼などの鋼材が溶接等で接合されて組み合わされ、平面視矩形の版状に形成されている。台車基体2は、牽引車側となる前端鋼材20と、反対側の後端鋼材21と、それらの前端鋼材20及び後端鋼材21の外側に組み付けられた左右一対の側端材22,22と、矩形枠状に組み合わされている。本実施形態では、台車基体2は、幅W1=1515mm×長さL1=1580mmの平面視長方形状となっている。
また、前端鋼材20と後端鋼材21との間には、左右一対の側端材22,22の内側に、これらの側端材22と離間して平行に左右一対の縦材23,23が接合され、これらの側端材22,22と縦材23,23との間に、車輪3が装着されている。
そして、図5に示すように、後述のターンテーブル7を支持するための前後一対の横材24,24が接合され、これらの横材24,24間にターンテーブル7が装着される。
また、前端鋼材20、後端鋼材21、左右一対の側端材22,22、左右一対の縦材23,23、横材24,24の上面には、上面プレート25が接合されている。この上面プレート25は、圧延によって表面(上面)に連続した滑り止め用の突起が形成されたチェッカープレート(縞鋼板)となっている(図1の右半分参照)。
(車輪)
本実施形態に係る車輪3は、側端材22及び縦材23を貫通する直径50mmのシャフト30に回転自在に軸支された鋼製のホイールにウレタンゴムが装着された外径300mm×幅130mmの最大荷重2000kgの重荷重用の車輪である。
この車輪3は、図1に示すように、二輪が一組となり、前輪に左右二組、後輪に左右二組の台車1の1台当たり計8輪の車輪3装着されている。
(ガイド機構)
また、図2,図4に示すように、台車基体2の下面には、車輪3の進行方向をガイドレールGLに沿ってガイドするガイド機構4が設けられている。
なお、本実施形態に係るガイドレールGLは、新設床版の養生用の敷き鉄板S1にねじ止め固定された幅32mm×高さ19mmの鋼材からなるフラットバーを使用している。勿論、本発明に係るガイドレールGLは、前記寸法に限定せれず、鋼材にも限られない。本発明に係るガイドレールGLは、作業員が跨ぐ際に支障にならない程度の少なくとも幅が高さより大きい、断面形状が横長な長方形状のものであればよい。背景技術で述べた、レールの高さが高すぎて段差が大きく、作業員が通行する際の邪魔となるという問題を解決して安全に通行できるからである。
また、ガイドレールGLは、敷き鉄板S1に固定されたものに限られず、既設床版等に直接固定することも可能である。但し、敷き鉄板S1は、主桁G1などの重量物が接触して損傷することを防ぐ意味で必要であり、その敷き鉄板S1にガイドレールGLを固定することは、作業後の撤去も極めて容易であるため作業効率が向上するため好適である。
図4に示すように、このガイド機構4は、断面形状が正方形状の45mm角×長さ140mmの鋼材ブロック40が、厚さ16mm×幅90mm×長さ280mmの平鋼板41、水平断面コの字状の補強材42、底板43を介して縦材23に接合されて支持されている。また、ガイド機構4の鋼材ブロック40がガイドレールGLに接触した際の衝撃力に対抗するために補強材42の断面コの字状の端部の折返し片は、三角形状の補強リブ44となっている。
なお、ガイド機構4とガイドレールGLとのクリアランスC1は、設計上28mmとしている。このガイド機構4は、ガイドレールGLに当接することで押し戻され、車輪3がガイドレールGLを超えてしまうことを防止し、台車1の進行方向をガイドする機能を有している。
(連結治具)
図2に示すように、台車基体2の牽引側となる前端鋼材20の前面の中央付近には、後述の牽引車Caと連結するための連結治具5が取り付けられている。この連結治具5は、連結ピンP1を挿通するピン孔50が形成された厚さ22mmの鋼板からなる左右一対の連結板51,51を基体とし、後述の連結材と連結ピンP1で連結し、連結材を牽引車と連結することにより、牽引車Caで台車1を牽引可能とするための治具である。
これらの連結板51,51は、前端鋼材20の軸方向と直交するように所定間隔を開けて接合されている。また、連結板51,51の上端及び下端の端部を補強する端部補強板52が設けられているとともに、連結板51と前端鋼材20との接合部を中心に回転モーメントが作用しないように補強する三角形状の複数枚の補強リブ53が設けられている。これらの補強リブ53は、上下2段左右二対の計4枚接合されている。
(目視補助輪)
また、図1~図3に示すように、台車基体2の前端鋼材20の前面の左右には、ガイドレールGLと車輪3の進行方向との間隔を目視で確認するための目視補助輪6がそれぞれ取り付けられている。勿論、これらの一対の目視補助輪6,6は、いずれか一方のみとすることもできる。この目視補助輪6は、前端鋼材20に間隔を開けて垂設された山形鋼(L-75mm×75mm×厚さ9mm)からなる左右一対の基端プレート60,61と、その間に揺動自在に軸支されたアーム板62と、このアーム板62の先端に回転自在に軸支された補助輪63を備えている。
アーム板62は、厚さ16mmの鋼板からなり、トグルピン64を挿通するための孔65が穿設されている。また、このトグルピン64は、チェーンやワイヤー等で前端鋼材20に固定されており、アーム板62が起立した状態でトグルピン64を孔65に挿通して掛け止めることで、アーム板62を傾倒不能とすることができる。台車1に主桁G1を載置して搬送しておらず、単に牽引車で台車1を牽引して移動する際に有効だからである。
また、外側の基端プレート60には、台車1に主桁G1を載置して搬送している最中に目視補助輪6を傾倒して、ガイドレールGLと車輪3の進行方向との間隔を確認している最中にトグルピン64を収納するトグルピンフォルダー66も設けられている。
補助輪63は、スチールホイールにウレタンゴムが装着されたハンマーキャスターであり、台車1の走行面に接触して回転自在となっている。勿論、目視補助輪6は、台車1の走行面に対して近接するだけで接触しなくても構わない。補助輪63が走行面と接触しなくても、補助輪63が走行面と近接するだけでガイドレールGLとの間隔を目視することができるからである。
台車1に主桁G1を載置して搬送している最中は、主桁G1で隠れてガイドレールGLがほとんど見えない状態となっている(図6も参照)。しかし、牽引車Caと台車1との間は、わずかに牽引車CaからガイドレールGLを視認することが可能となっている。このため、目視補助輪6のアーム板62を傾倒して台車1の走行面に補助輪63を少なくとも近接させ、ガイドレールGLと補助輪63との間隔を目視で確認していることにより、台車1(車輪3)の進行方向がガイドレールGLに対してズレているか否かを確認することができる。
(ターンテーブル)
また、ターンテーブル7は、図5等に示すように、横材24と横材24との間に設置された鉛直方向に延びるピン70を軸心として水平回転自在に構成されている。このピン70は、直径50mmの磨き鋼材の鋼棒からなり、横材24と横材24との間に架け渡されたガイド板71に穿設されたφ52mmの孔71aに挿通されいてる。
ターンテーブル7は、幅270mm×長さ1800mm×厚さ16mmの平面視長方形状の鋼板からなる本体プレート72が、ピン70の上端と接合され、前述のガイド板71との間に滑り板73が介装されている。また、ターンテーブル7は、滑り板73の本体プレート72側となる上面にグリースが塗布されることで本体プレート72と滑り板73との間の摩擦抵抗が低減されてピン70を軸心としてガイド板71の孔71a内を水平回転自在な構成となっている。
そして、ターンテーブル7は、台車基体2の幅1515mmより広い本体プレート72の長さ1800mmと同程度の桁幅1800mmの主桁G1を載置可能とするために、本体プレート72の長手方向の端部下に鋼材からなる左右一対の外側ピース74を有している。
また、本体プレート72には、図1に示すように、後述の桁位置決め金具8を載置する主桁G1の幅に合わせて蝶ボルト85で位置調整するための複数のボルト孔75が穿設されている。それに加え、図3に示すように、外側ピース74には、桁位置決め金具8を外側ピース74のさらに外側に装着するための側面固定孔76設けられている。
それに加え、図1に示すように、本体プレート72には、主桁G1を台車1上に載置して固定した後、ターンテーブル7が回転しないように固定ピンを挿し込むためのピン孔77が、平面視長方形状の本体プレート72から外側に膨出して設けられている。
(桁位置決め金具)
また、ターンテーブル7の上面には、長孔を介して桁位置決め金具8が幅調整自在に取り付けられている。この桁位置決め金具8は、厚さ12mmの鋼板からなる底板80と、その底板80に立設された厚さ12mmの鋼板からなる桁側側板81と、これらの底板80と桁側側板81の中央に接合された厚さ16mmの鋼板からなる中央板82を有している。また、中央板82には、貫通孔が設けられ、その貫通孔にシャックル83が装着されている。
この桁位置決め金具8は、前述の主桁G1の幅に応じた複数のボルト孔75に蝶ボルト85をねじ込んで螺着されることで所定の位置に位置調整自在に固定される。このとき、底板80に形成された長孔84を介してボルト孔75に蝶ボルト85で固定するので、主桁G1の反り等に応じて微調整可能となっている。その後、主桁G1の幅に合わせて固定した桁位置決め金具8のシャックル83にワイヤロープ等を挿通し、チェーンブロックなどで締め上げて主桁G1を台車1上にしっかりと固定する。
また、桁側側板81には、載置する主桁G1を損傷しないために緩衝材として木板を装着することが想定されており、そのための複数の釘孔(図示せず)が穿設されている。そして、図3に示すように、桁側側板81には、前述の外側ピース74に固定するための左右一対の側面固定孔81aも形成されている。
前述のように、この桁位置決め金具8は、蝶ボルト85でターンテーブル7の本体プレート72に形成されたボルト孔75に螺着可能となっており、台車1に載置する桁の幅に応じて桁位置決め金具8の取付位置を調整自在となっている。このとき、本実施形態に係る桁位置決め金具8は、ターンテーブル7の上面において、桁幅900mm~1500mm程度の範囲で取付位置が調整可能となっている。但し、桁幅1800mmの主桁G1を載置する場合は、桁位置決め金具8を側面固定孔76に蝶ボルト85を捩じ込むことにより、外側ピース74の外側面に桁位置決め金具8を装着することで対応する。
(空荷時連結治具)
台車基体2の背面となる後端鋼材21の側面には、桁を載置していない空荷時に他の桁運搬用台車1と連結するための空荷時連結治具9が突設されている。この空荷時連結治具9は、連結プレートが一枚のシングル連結治具9sと、連結プレートが二枚のダブル連結治具9wとを一組とする連結金具である。
シングル連結治具9sは、一枚の連結プレート90と、この連結プレート90と後端鋼材21との接合部分を補強する上下二段の左右二対の計四枚のリブプレート91を備えており、連結プレート90及びリブプレート91が、それぞれ後端鋼材21の側面に垂設されている。
連結プレート90は、厚さ22mm×高さ150mm×長さ185mmの鋼板からなり、先端が円弧状に丸く形成されている。そして、この連結プレート90には、連結ピンを挿通するための直径46mmのピン孔90aが穿設されている。
リブプレート91は、厚さ12mmの先端の隅角部が面取り成形された五角形状の鋼板からなる。
また、ダブル連結治具9wは、二枚の連結プレート92と、この連結プレート92の上端及び下端に当接して垂設された基端プレート93を備えており、連結プレート92及び基端プレート93が、それぞれ後端鋼材21の側面に垂設されている。
連結プレート92は、前述の連結プレート90と略同形の厚さ16mm×高さ150mm×長さ185mmの鋼板からなり、同様に先端が円弧状に丸く形成されている。そして、この連結プレート92にも、連結ピン94を挿通するための直径46mmのピン孔92aが穿設されている。
この空荷時連結治具9は、他の桁運搬用台車1の前後を入れ替え、空荷時に桁運搬用台車1の前端の空荷時連結治具9同士を連結ピン94で接合し、牽引車Caでプレキャストコンクリート製の主桁G1のストック場所等へ搬送する際に使用される。
[桁運搬用台車の使用方法]
次に、図6,図7を用いて、前述の桁運搬用台車1の使用方法について説明する。先ず、図6を用いて、桁運搬用台車1に桁を載置して運搬する場合について説明する。図6は、桁運搬用台車1で主桁G1を運搬している状態を示す図であり、(a)が平面図、(b)が側面図である。
前述の桁運搬用台車1は、ガソリン車又はディーゼル車などのエンジンで駆動するトーイングトラクターと呼ばれる小型の自動車を牽引車Caとして想定している。車幅が小さい小型車の割に重量物を牽引可能で小回りがきくからである。勿論、牽引車Caは、エンジン車に限られず、電動車や燃料電池車、水素エンジンなど化石燃料以外の他の動力機関であっても構わい。要するに、牽引車Caは、動力を有し、自走して10トン程度の重量物を牽引可能であればよい。
先ず、事前準備として、前述のように、ガイドレールGLとして幅32mm×高さ19mmの鋼材からなるフラットバーが所定間隔でねじ止め固定された敷き鉄板S1を敷き並べて走行路とする。本実施形態では、ガイドレールGLの外側間隔が600mmとなるように敷き鉄板S1に固定し、前述のガイド機構4の鋼材ブロック40とガイドレールGLとのクリアランスC1が28mmとなるように鋼材ブロック40を桁運搬用台車1の底面に取り付けた。
その後、2台の桁運搬用台車1を用意し、プレキャストコンクリート製の主桁G1の長さに合わせて、2台の桁運搬用台車1を所定間隔離間して直線状に設置する。このとき、図6に示すように、牽引車Caで牽引する一方の桁運搬用台車1は、前端である連結治具5が進行方向前方となるように設置し、反対に他方の桁運搬用台車1は、前後を入れ替え、連結治具5が進行方向と反対側となるように設置する。桁の後端側の桁運搬用台車1は、牽引車Caで直接牽引しないので、連結治具5が牽引車Ca側になる必要が無い上、桁運搬用台車1の進行方向後ろ側に目視補助輪6があることとなり、主桁G1の後端がガイドレールGLに沿って真っすぐに走行できているかを目視で確認できるからである。
2台の桁運搬用台車1の設置間隔の最大は、図6に示すように、ターンテーブル7の中心間隔で14000mmであり、載置可能な最大桁長は、16000mmである。
図6に示すように、敷き鉄板S1の幅と同等の狭小な作業空間を想定しているので、ガイドレールGLの間隔を広げることはできず、桁運搬用台車1に主桁G1を載置すると進行方向を規定するガイドレールGLが人の目線からは殆ど見えなくなってしまう。このため、従来は、狭小な空間では台車の進行方向がちゃんと直線状に真っ直ぐに進んでいるか簡便な確認方法がなく、万が一の場合大事故につながるおそれがあった。
しかし、桁運搬用台車1では、進行方向に長い主桁G1であっても前端及び後端で目視補助輪6とガイドレールGLとの間隔で台車が真っ直ぐに進んでいるかを目視で逐次確認することができ、重量物である桁を安全に運搬することができる。
また、長尺な主桁G1は、重機等で吊り上げて運搬する関係上、長手方向の両端を異なる台車に同時に載置することが極めて困難である。しかし、前述の桁運搬用台車1には、ターンテーブル7が設けられている。
このため、長尺な主桁G1の長手方向の一端が一方の台車1に載置され、他端を揚重機で吊り上げた状態で他端が他方の台車の上になるように回しても、その動作にターンテーブル7で追従して台車1がその動作に振り回されることを防止することができる。このため、離れた2台の台車上に長尺な重量物である主桁を容易に短時間で載置することができ、作業効率が極めて良好となる。
なお、図6に示すように、桁運搬用台車1の連結治具5に連結材10が連結され、連結材10が牽引車Caの後端に連結されることで、主桁G1を載置して桁運搬用台車1が牽引車Caで牽引可能となる。
次に、図7を用いて、桁運搬用台車1に桁を載置しない空荷状態で連結して搬送する場合について説明する。図7は、桁運搬用台車1で主桁を運搬していない空荷状態を示す図であり、(a)が平面図、(b)が側面図である。
桁運搬用台車1に重量物である主桁G1を載置している状態では、トレーラーのように、例え桁運搬用台車1同士が離間している場合でも主桁G1の重量で進行方向後ろ側の桁運搬用台車1だけが残されてついてこないということはない。
しかし、空荷状態の場合、桁運搬用台車1同士を連結しなければ、2台の台車を1台の牽引車Caで引き連れて搬送することは困難である。チェーンやロープなど紐状の線材で2台の台車を連結することは容易に想像できるが、間隔が大きくなると内輪差等で走行困難になるという問題も発生する。
しかし、桁運搬用台車1同士は、空荷時連結治具9で桁運搬用台車1の後端同士を簡単に短時間で連結することができる。具体的には、前述のように、桁運搬用台車1の前端同士を向い合わせにした場合の空荷時連結治具9のシングル連結治具9sとダブル連結治具9wとが連結ピンで連結される。
なお桁運搬用台車1が空荷状態の場合は、危険性が少ないため、進行方向の直進性のチェックは特に必要がない。このため、図7に示すように、桁運搬用台車1が空荷状態の場合は、アーム板62が起立した状態でトグルピン64を孔65に挿通して掛け止めることで、アーム板62を傾倒不能として目視補助輪6を立てた状態で走行する。
次に、図8~図11を用いて、本発明の実施形態に係る桁取替工法について説明する。図8~図11に示すように、本発明の実施形態に係る桁取替工法は、道路橋において、片側二車線の3.5m幅員の道路を1.5mの路肩を利用して、幅員3.0mの片側二車線の四車線道路として使用(共用)しつつ既設の主桁を新設の主桁に取り替える取替工事を行う場合を例示して説明する。図8及び図9は、既設主桁の搬出時を示す状況説明図であり、図10は、プレキャスト横梁の搬入時を示す状況説明図である。また、図11は、主桁の搬入時を示す状況説明図である。
図8及び図9に示すように、本実施形態に係る桁取替工法では、先ず、既設の主桁を撤去する。このとき、従来の通常の工事では、主桁を吊り上げることができる大型のクレーン(揚重機)を選定し、既設の主桁を吊り上げた状態でまだ解体していない健全な橋の部分まで旋回してトレーラー等に積んで搬出していた。
しかし、本実施形態に係る桁取替工法では、中央の5m程度の幅しか作業スペースがなく、旋回すると通行中の車線上空に主桁が通過することとなり、極めて危険である。
そこで、本実施形態に係る桁取替工法では、クレーンで主桁を吊り上げて旋回するのではなく、前述の桁運搬用台車1をトーイングトラクターで牽引してクレーンのアウトリガーの脇を通過し、既設の主桁を解体している車線の隣まで接近する。
このため、実施形態に係る桁取替工法では、既設の主桁を図8、図9に示す状態で車が通行中の車線上空を旋回することなく、桁運搬用台車1に載置し、そのまま搬出することができる。
なお、既設の主桁を搬出する場合は、桁運搬用台車1を現地に搬送してくるときが空荷状態なり、図7に示したように、空荷時連結治具9で2台の桁運搬用台車1を連結してトーイングトラクターで運んでくる。
その後、現地で桁運搬用台車1上に既設の主桁を載置して図6に示したように、2台の桁運搬用台車1同士を既設の主桁の長さに応じた離間した状態でトーイングトラクターで牽引してクレーンのアウトリガーの脇を通過し搬出する。
既設の主桁を搬出するときは、重量物を狭小スペースを通過して搬出することとなるため、桁運搬用台車1の直進性の確認をする必要がある。よって、図6を用いて説明したように、ガイドレールGLが所定間隔でねじ止め固定された敷き鉄板S1を敷き並べて桁運搬用台車1の走行路とし、前述のガイド機構4及び目視補助輪6を利用して、ガイドレールGLとの距離を確認しつつ慎重に既設の主桁を搬出する。
次に、図10に示すように桁運搬用台車1を用いてプレキャスト横梁を搬入する。このときも、既設の主桁の搬出と同様に、ガイド機構4及び目視補助輪6を利用して、ガイドレールGLとの距離を確認しつつ慎重にプレキャスト横梁を搬入する。
次に、図11に示すように桁運搬用台車1を用いてプレキャストコンクリート製の主桁を搬入する。既設の主桁の搬出は、小分けにして重量を軽くして搬出することは可能であるが、プレキャストコンクリート製の主桁は、そのように小分けにして搬入することができず、一般にプレキャスト横梁より長いため重量も重く不利な条件となる。このため、5m程度の作業スペースから桁を搬出及び搬入するスペースを除いた4m未満の幅では、クレーンのアウトリガーを全張り出しすることができず、クレーンの能力を充分に発揮できないため、主桁をクレーンで揚重することができない。
しかし、本実施形態に係る桁取替工法では、主桁を設置するすぐ隣の車線部分の床版上を桁運搬用台車1で搬送することにより、主桁を設置する直近までクレーンを使わずに搬入することができる。
また、本実施形態に係る桁取替工法では、図11に示すように、一本の主桁を2台のクレーンで相吊りすることでアウトリガー半張り出しの悪条件をクリアした。
以上説明した本実施形態に係る桁運搬用台車1及びそれを用いた本実施形態に係る桁取替工法によれば、狭小なスペースでも主桁の取替作業ができ、桁を取り替える橋梁を使用しつつ効率良く既設の主桁を新設の主桁に取り替えることがきる。また、フラットバーをガイドレールGLとして使用するため、レールの段差が小さく作業員が通行する際の邪魔とならずに、作業員が転倒して狭小な作業スペースから転落したり車両通行域に倒れてしまったりするおそれも少なく安全である。
その上、桁運搬用台車1には、目視補助輪6があるため、ガイドレールGLとの距離を確認しつつ慎重に最も重いプレキャストコンクリート製の主桁を搬入することができる。このため、狭小なスペースでも安全に主桁を搬入することができる。
また、桁運搬用台車1には、ターンテーブル7があるため、主桁を台車1に載置するのが容易となる。その上、ターンテーブル7の外側にシャックルが装着された桁位置決め金具8を用いて主桁を台車に緊結して固定することが容易となり、より安全に作業を行うことができる。
さらに、桁運搬用台車1には、空荷時連結治具9が設けられているので、主桁を載置していない空荷時に2台の台車を運搬するのが容易となる。
以上、本発明の実施形態に係る桁運搬用台車1について詳細に説明したが、前述した又は図示した実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたって具体化した一実施形態を示したものに過ぎない。よって、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。
1:桁運搬用台車
2:台車基体
20:前端鋼材
21:後端鋼材
22:側端材
23:縦材
24:横材
25:上面プレート
3:車輪
30:シャフト
4:ガイド機構
40:鋼材ブロック
41:平鋼材
42:補強材
43:底板
44:補強リブ
5:連結治具
50:ピン孔
51:連結板
52:側端補強板
53:補強リブ
6:目視補助輪
60:基端プレート
61:基端プレート
62:アーム板
63:補助輪
64:ドグルピン
65:孔
66:ドグルピンフォルダー
7:ターンテーブル
70:ピン
71:ガイド板
71a:孔
72:本体プレート
73:滑り板
74:外側ピース
75:ボルト孔
76:側面固定孔
77:ピン孔
8:桁位置決め金具
80:底板
81:桁側側板
81a:側面固定孔
82:中央板
83:シャックル
84:長孔
85:蝶ボルト
9:空荷時連結治具
90:連結プレート
91:リブプレート
92:連結プレート
92a:ピン孔
93:基端プレート
94:連結ピン
10:連結材
C1:クリアランス
Ca:牽引車
G1:主桁
GL:ガイドレール
P1:連結ピン
S1:鉄板

Claims (7)

  1. 橋梁の主桁を運搬するための桁運搬用台車であって、
    前記主桁を載置可能な台車基体と、この台車基体に回転自在に軸支された複数の車輪とを備え、
    前記台車基体の下面には、フラットバーからなるガイドレールに沿って前記車輪の進行方向をガイドするガイド機構が設けられ、
    前記台車基体の牽引側の前面には、牽引車に連結するための連結治具が設けられていること
    を特徴とする桁運搬用台車。
  2. 前記台車基体には、前記ガイドレールと前記車輪の進行方向との間隔を目視で確認するための目視補助輪が走行面に対して傾倒して近接又は起立して離間自在に軸支されていること
    を特徴とする請求項1に記載の桁運搬用台車。
  3. 水平回転自在なターンテーブルが前記台車基体の上面に軸支されていること
    を特徴とする請求項1に記載の桁運搬用台車。
  4. 前記ターンテーブルの外側には、シャックルが装着されていること
    を特徴とする請求項3に記載の桁運搬用台車。
  5. 前記連結治具が取り付けられた前記台車基体の反対側の側面には、桁を載置していない空荷時に他の桁運搬用台車と連結するための空荷時連結治具が突設されていること
    を特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の桁運搬用台車。
  6. 橋梁の既設の主桁を新設の主桁に取り替える桁取替工法であって、
    請求項1ないし4のいずれかに記載の桁運搬用台車を用いて、揚重機のアウトリガーの横をすり抜けて前記既設の主桁を搬出するとともに、前記新設の主桁を搬入すること
    を特徴とする桁取替工法。
  7. 前記ガイドレールを敷き鉄板に取り付け、前記敷き鉄板上を前記桁運搬用台車を走行させて前記ガイドレールに沿って前記既設の主桁又は前記新設の主桁を運搬すること
    を特徴とする請求項6に記載の桁取替工法。
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