JP7110146B2 - 内視鏡 - Google Patents
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内視鏡においては例えば出射光が対物レンズに入り込むことで、フレアまたはゴーストが生じて画質低下を招くおそれがある。そのため、対物レンズ周りに遮光壁が設けられている。
なお、以下の説明に用いる各図において、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものもある。すなわち、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および、各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
操作部3は可撓管部7に連設している。操作部3には湾曲部6を例えば上下左右の四方向に湾曲操作するための湾曲操作装置8等が設けられている。ユニバーサルケーブル4は、操作部3の例えば側部より延出している。符号8Aは上下用ノブ、符号8Bは左右用ノブである。
先端硬性部材30の中途部側面は湾曲ゴム6gの先端側部によって覆われている。湾曲ゴム6gの先端側部は固定部6fである公知の糸巻接着によって先端硬性部材30の中途に固設されている。
図4に示すように第1保持枠52は外周凸部52aと内周凸部52bとを有する。内周凸部52bは第1保持枠52の内周面から周状に突出する内フランジである。符号52cは前方凹部、符号52dは凹部底面、符号52eは後方凹部である。符号52fは前面であって第1保持枠52の先端側の面である。一方、外周凸部52aは第1保持枠52の外周面から周状に突出する外フランジである。符号52gは先端硬性部材当接面である。
観察窓51は前方凹部52c内に固設されて第1保持枠52の挿入方向側に配置される。本実施形態において観察窓51は、凹部底面52dに設置された絞り55の上に配置されて、第1保持枠52の前面52fから予め定めた量突出している。符号51sは観察窓側面、符号51fは窓前面であって被検体で反射した光が入射する観察窓表面である。
第1保持枠52の前面52fの反対側に位置する第1枠後部52rには第2保持枠53の第2枠前部53fが摺動自在に外嵌される。
第1保持枠52と第2保持枠53とは光軸a50方向の位置調整、すなわちピント調整した後に一体に固定される。
このとき、第1保持穴33a内には第1保持枠52の外周凸部52aの先端硬性部材当接面52gより前面52f側が配置され、その前面52fが凸部前面32fから予め定めた量突出する。一方、第2保持穴33bには観察光学系50の第1保持枠52および第2保持枠53が配置される。
なお、第2保持孔33aの内径を外周凸部52aの外径より大径に設定するようにしてもよい。
図2、図3に示すように先端カバー9は先端硬質部30の前方側に配設される。本実施形態において先端カバー9は樹脂製の第1のカバー部10と第2のカバー部20とを一体にして形成されて先端硬質部30の先端側全体を覆う。
第1のカバー部10は図4に示すように第1の開口部11を有する予め定めた形状の観察用領域13、および、第2の開口部12を有する予め定めた形状のノズル用領域14を有して、予め定めた外形形状に形成されている。
第2の開口部12は洗浄ノズル40の円管部42が挿通されるノズル貫通孔12hを有する。第2開口12mは先端カバー形成面10bに形成されたノズル貫通孔12hの開口である。第1のカバー部10の先端カバー形成面10b部分は予め定めた肉厚に設定してある。
本実施形態において当接面43は先端カバー形成面10bに密着する当接平面である。当接平面を有するノズル先端部41は先端カバー形成面10b側の肉厚を薄く形成してもよい。これにより、段差が小さくなって洗浄性の向上を図れる。
第1カバー収容穴21は第1のカバー部10を収容する穴である。第1カバー収容穴21は第2のカバー部20の第2カバー先端面20fに前開口21mを有している。第1カバー収容穴21の穴形状は第1のカバー部10の外形形状に一致している。
第1のカバー部10は矢印Y4cに示すように前開口21mから第1カバー収容穴21内に収容される。
第2のカバー部20は矢印Y4dに示すように基端開口23mを先端硬性部材30の先端側に被せて本体凹部23内に先端本体部31が配設され凸部孔24内に凸部32が配設されていく。
なお、図2において3つの照明窓61、62、63を設けている。しかし、照明窓の数は3つに限定されるものでは無く、2つあるいは3つ以上であってもよく、1つであってもよい。
作業者は観察光学系50を先端硬性部材30に組付ける。図5Aの矢印で示すように作業者は破線で示す観察光学系50を先端硬性部材30の撮像孔33内に導入する。作業者は観察光学系50の第1保持枠52を第2保持孔33bを通過させて第1保持孔33a内に配置する。
この結果、第1保持枠52の前面52fが先端硬性部材30の凸部32の凸部前面32fより予め定めた量突出する。
図5Bの矢印で示すように作業者は破線で示す第2のカバー部20の基端開口23m側を先端硬性部材30の先端側に被せていく。
この結果、先端硬性部材30の本体側面31s、凸部側面32s、および本体前面31fが第2のカバー部20によって被覆される。
図5Cの矢印で示すように作業者は破線で示す第1のカバー部10を第1カバー収容穴21内に収容させつつ段付き穴11hの枠穴11a内に第1保持枠52を配置させ、遮光部11b内に観察窓51を配置させていく。
この結果、先端硬性部材30の先端側を被覆する第2のカバー部20と第1のカバー部10とが一体な先端カバー9に洗浄ノズル40を固定した先端部5が設けられる。
先端カバー9の第2のカバー部20は、先端硬性部材30の一部である本体側面31s、凸部側面32s、および本体前面31fを被覆する。これに対して、先端カバー9の第1のカバー部10は第2のカバー部20の第1カバー収容穴21内に配置されて、観察窓51の観察窓周面51s、観察光学系50の凸部前面32f、先端硬性部材30の一部である凸部前面32f、第1保持枠52の前面52f、および、第1保持枠52の側周面52sを被覆する。
本実施形態の第1のカバー部10Aは観察用領域13およびノズル用領域14に加えて第3の開口部(図6Bの符号15参照)を有する予め定めた形状の照明用領域16を有して、予め定めた外形形状に形成されている。
その他の構成および作用は上述した実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
Claims (7)
- 挿入部の先端側に設けられた先端部を構成する先端硬性部材と、
前記先端硬性部材に設けられ、被検体に向けて光を射出する照明窓と、
前記先端硬性部材に設けられ、前記照明窓から射出されて前記被検体で反射された光が入射する観察窓を保持する保持枠と、
前記先端硬性部材に設けられ、前記挿入部の基端側から供給された流体を噴出する開口を有するノズル先端部と、
前記保持枠の先端側の面に当接する当接面を有し、前記先端硬性部材の先端側の面の少なくとも一部を覆う前記観察窓を露出させる第1の開口部、前記ノズル先端部を突出させる第2の開口部、および、前記第1の開口部から前記第2の開口部との間に連続的に形成された第1のカバー先端面を有する第1のカバー部と、
前記第1の開口部の縁に沿って設けられた遮光部と、
前記先端硬性部材の周方向の側面、および、前記先端硬性部材の先端側の面を覆う第2カバー先端面を有する第2のカバー部と、を具備し、
前記第1のカバー部と前記第2のカバー部とからなる先端カバーによって該先端硬性部材の先端側全体を覆う
ことを特徴とする内視鏡。 - 前記遮光部は前記第1の開口部の縁から観察光学系の光軸に沿って設けられて、前記保持枠の先端側の面から突出する前記観察窓の周方向側面を覆う、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記遮光部の前記第1の開口部の縁までの延設長は前記保持枠の先端側の面に当接する当接面を基準面にして設定される、
ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。 - 前記第1のカバー部はさらに前記照明窓を露出させる第3の開口部を有し、該第3の開口部は前記照明窓の周方向側面を覆う遮光壁を具備する、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記照明窓の照明窓前面は前記観察窓の窓前面より先端側に配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記ノズル先端部は前記第1のカバー部の平坦面上に密着されて、噴出口の向きを規定する当接面を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。 - 前記第2のカバー部は前記第1のカバー部が載置されるカバー載置面を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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