JP7110146B2 - 内視鏡 - Google Patents

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本発明は、内視鏡挿入部の先端面に対物レンズ、照明レンズ、および、レンズ面を洗浄するノズルを備える内視鏡に関する。
内視鏡は内視鏡挿入部の先端面に、対物レンズ、照明レンズ、洗浄ノズル、吸引口を兼用するチャンネル開口等を設けている。
内視鏡においては例えば出射光が対物レンズに入り込むことで、フレアまたはゴーストが生じて画質低下を招くおそれがある。そのため、対物レンズ周りに遮光壁が設けられている。
また、内視鏡においてはレンズ表面に汚物等が付着することによって出射光が遮られる、あるいは、内視鏡画像に付着物が映り込む等の不具合が生じるおそれがある。そのため、洗浄ノズルから流体である液体を噴出させてレンズ表面の付着物を除去し、その後、レンズ表面に気体を噴出して水滴を吹き飛ばす。この結果、術者は安定した内視鏡観察を継続して行える。
例えば、特許文献1には対物レンズからなる観察窓の水切れ性を向上させる内視鏡が示されている。この内視鏡の先端部には、観察窓が配設される対物レンズ支持筒を固着する先端硬質部材が設けられ、その上に先端カバーが被せられている。
先端カバーの先端面には基準面を形成する平坦部があり、観察窓の表面はその平坦部に対して突出している。そして、観察窓の周囲の先端カバー部は観察窓の外周縁に向かってテーパ状の傾斜部になっている。そして、送気送水用ノズルの開口部は平坦部に乗るように設置されて吐出口を観察窓に向けて配置される。
特開2003-210388号公報
しかしながら、特許文献1の内視鏡においては観察窓を固設した対物レンズ支持筒が先端硬質部材に設けられるとともに先端カバーが先端硬質部材に設けられている。したがって、先端硬質部材と先端カバーとの密着面から先端カバーの平坦部までの厚み、あるいは、平坦部から観察窓の外周縁までの傾斜部までの高さにばらつきが生じて観察窓の表面に対する位置関係が変化するおそれがある。そして、ばらつき具合によって、遮光性に悪影響が及ぶおそれ、あるいは、洗浄性、水切れ性を低下させるおそれがある。このため、高精度に加工して不具合の発生を防止するようにしている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、先端カバーの加工が容易で、かつ、観察窓に対して先端カバーを精度良く配置して遮光性、洗浄性、水切れ性に優れた内視鏡を提供することを目的にしている。
本発明の一態様の内視鏡は、挿入部の先端側に設けられた先端部を構成する先端硬性部材と、前記先端硬性部材に設けられ、被検体に向けて光を射出する照明窓と、前記先端硬性部材に設けられ、前記照明窓から射出されて前記被検体で反射された光が入射する観察窓を保持する保持枠と、前記先端硬性部材に設けられ、前記挿入部の基端側から供給された流体を噴出する開口を有するノズル先端部と、前記保持枠の先端側の面に当接する当接面を有し、前記先端硬性部材の先端側の面の少なくとも一部を覆う前記観察窓を露出させる第1の開口部、前記ノズル先端部を突出させる第2の開口部、および、前記第1の開口部から前記第2の開口部との間に連続的に形成された第1のカバー先端面を有する第1のカバー部と、前記第1の開口部の縁に沿って設けられた遮光部と、前記先端硬性部材の周方向の側面、および、前記先端硬性部材の先端側の面を覆う第2カバー先端面を有する第2のカバー部と、を具備し、前記第1のカバー部と前記第2のカバー部とからなる先端カバーによって該先端硬性部材の先端側全体を覆っている。
本発明によれば、先端カバーの加工が容易で、かつ、観察窓に対して先端カバーを精度良く配置して遮光性、洗浄性、水切れ性に優れた内視鏡を実現できる。
本実施形態の先端カバーで先端硬性部材の先端側を覆った先端部を有する内視鏡を説明する図 挿入部の先端部を説明する図 図2の矢印Y3-Y3線断面図 先端部の先端側の構成を説明する図 先端硬性部材への観察光学系の組付けを説明する図 観察光学系を設けた先端硬性部材への第2のカバー部の組付けを説明する図 観察光学系および第2のカバー部を設けた先端硬性部材への第1のカバー部の組付けを説明する図 先端硬質部の前方側を覆う先端カバーに洗浄ノズルを組み付けた先端を示す図 ノズル先端部および観察窓に加えて第1照明窓を設けた第1のカバー部を説明する図 図6Aの矢印Y6B-Y6B線断面図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
なお、以下の説明に用いる各図において、各構成要素を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、構成要素毎に縮尺を異ならせてあるものもある。すなわち、本発明は、これらの図に記載された構成要素の数量、構成要素の形状、構成要素の大きさの比率、および、各構成要素の相対的な位置関係のみに限定されるものではない。
図1に示すように内視鏡1は、挿入部2と、操作部3と、ユニバーサルケーブル4と、を有している。挿入部2は、観察対象部位へ挿入される細長な長尺部材である。挿入部2は、先端側から順に先端部5、湾曲部6、および、可撓管部7を連設している。
操作部3は可撓管部7に連設している。操作部3には湾曲部6を例えば上下左右の四方向に湾曲操作するための湾曲操作装置8等が設けられている。ユニバーサルケーブル4は、操作部3の例えば側部より延出している。符号8Aは上下用ノブ、符号8Bは左右用ノブである。
図2、図3に示すように先端部5は、先端カバー9と、先端硬性部材30と、湾曲ゴム6gの先端側部と、を有する。先端カバー9は第1のカバー部10と第2のカバー部20とを一体にして得られる。したがって、先端硬性部材30の先端側全体である先端側側面および先端面が先端カバー9によって覆われている。
先端硬性部材30の中途部側面は湾曲ゴム6gの先端側部によって覆われている。湾曲ゴム6gの先端側部は固定部6fである公知の糸巻接着によって先端硬性部材30の中途に固設されている。
図2に示すように先端部5の先端面5fには洗浄ノズル40のノズル先端部41、観察光学系50の観察窓51、照明光学系60A、60B、60Cの照明窓61、62、63、チャンネル開口5m等、が予め定めた位置に設けられている。すなわち、ノズル先端部41と観察窓51とは第1のカバー部10に配設されている。一方、照明窓61、62、63とチャンネル開口5mとは第2のカバー部20に配設されている。照明窓61、62、63からは被検体に向けて照明光が出射される。
図3、図4に示すように観察光学系50は、観察窓51を保持する第1保持枠52と、第1保持枠52に一体に固定された第2保持枠53と、を有する。第1保持枠52および第2保持枠53とは硬質部材であって、例えばステンレス等の金属製パイプ部材である。
図4に示すように第1保持枠52は外周凸部52aと内周凸部52bとを有する。内周凸部52bは第1保持枠52の内周面から周状に突出する内フランジである。符号52cは前方凹部、符号52dは凹部底面、符号52eは後方凹部である。符号52fは前面であって第1保持枠52の先端側の面である。一方、外周凸部52aは第1保持枠52の外周面から周状に突出する外フランジである。符号52gは先端硬性部材当接面である。
第1保持枠52の全長、先端硬性部材当接面52gの位置、凹部底面52dの位置等は前面52fを基準にして予め定めた値に設定されている。観察窓51、絞り55は予め定めた光学特性を有して予め定めた形状に形成されている。
観察窓51は前方凹部52c内に固設されて第1保持枠52の挿入方向側に配置される。本実施形態において観察窓51は、凹部底面52dに設置された絞り55の上に配置されて、第1保持枠52の前面52fから予め定めた量突出している。符号51sは観察窓側面、符号51fは窓前面であって被検体で反射した光が入射する観察窓表面である。
第1保持枠52の後方凹部52e内には複数の光学レンズ54、および、絞り55等の光学部材が保持されている。複数の光学レンズ54、および、絞り55は予め定めた光学特性を有して予め定めた形状に形成されている。
第1保持枠52の前面52fの反対側に位置する第1枠後部52rには第2保持枠53の第2枠前部53fが摺動自在に外嵌される。
第2保持枠53内にはカバーガラス、ガラスリッド等の光学部材56a、56bが保持されている。光学部材55bは紫外線硬化型透明接着剤等によりイメージセンサ(不図示)の撮像面側に固定されて撮像面を保護する。
第1保持枠52と第2保持枠53とは光軸a50方向の位置調整、すなわちピント調整した後に一体に固定される。
洗浄ノズル40はL字形状であり、ノズル先端部41と、円管部42と、を有する。符号41mは噴出口である。噴出口41mからは外部装置から挿入部2の基端側から供給される液体、あるいは、気体等の流体が噴出される。
先端硬性部材30は硬質部材であって、例えばステンレス鋼等の金属製である。先端硬性部材30は先端本体部31と凸部32を有している。凸部32は先端本体部31の先端面である本体前面31fより突出している。符号32fは凸部32の先端面である凸部前面32fである。
先端硬性部材30には撮像光学系貫通孔(以下、撮像孔と略記する)33、ノズル貫通孔(以下、ノズル孔と略記する)34、図示されていない複数の照明光学系貫通孔、および、チャンネル貫通孔等が形成されている。これら貫通孔は、先端硬性部材30の長手軸(不図示)に沿って形成されている。
なお、各照明光学系貫通孔には図2に示す第1照明窓61を備える第1照明光学系60A、第2照明窓62を備える第2照明光学系60B、第3照明窓63を備える第3照明光学系60Cが設けられる。また、チャンネル貫通孔には口金(不図示)が固定され、口金の基端部にはチャンネルチューブ(不図示)が固設される。
図4に示すように観察孔33は段付き孔であり、第1保持孔33aと、第2保持孔33bと、を有する。第2保持孔33bは第1保持孔33aの内径より大径である。符号33cは観察光学系当接面である。観察光学系当接面33cは第1保持孔33aと第2保持孔33bとの段差面である。第1保持孔33aの前開口は凸部前面32fに形成されている。
本実施形態において、凸部前面32fから本体前面31fまで、および、凸部前面32fから観察光学系当接面33cまでは予め定めた寸法に設定してある。また、第1保持孔33aの内径は、第1保持枠52の前面52f側の外周面の外径に対応して設定してある。第2保持孔33aの内径は外周凸部52aの外径に対応して設定してある。
図4の矢印Y4aに示すように観察光学系50は撮像孔33内に導入される。すると、図3に示すように先端硬性部材当接面52gが観察光学系当接面33cに当接して配置される。
このとき、第1保持穴33a内には第1保持枠52の外周凸部52aの先端硬性部材当接面52gより前面52f側が配置され、その前面52fが凸部前面32fから予め定めた量突出する。一方、第2保持穴33bには観察光学系50の第1保持枠52および第2保持枠53が配置される。
なお、第2保持孔33aの内径を外周凸部52aの外径より大径に設定するようにしてもよい。
図3、図4に示すようにノズル孔34は円管部挿通孔25と同様に洗浄ノズル40の円管部42が挿通して配置される。ノズル孔34の前開口34mは本体前面31fに形成されている。符号34rは流体孔であって、ノズル孔34の基端側に設けられている。ノズル孔34には洗浄ノズル40の円管部42の一部が固設される。
図2、図3に示すように先端カバー9は先端硬質部30の前方側に配設される。本実施形態において先端カバー9は樹脂製の第1のカバー部10と第2のカバー部20とを一体にして形成されて先端硬質部30の先端側全体を覆う。
したがって、図2に示すように先端部5の先端面5fは第1のカバー部10の第1カバー先端面10fと第2のカバー部20の第2カバー先端面20fとを一面にして形成されている。
第1のカバー部10は図4に示すように第1の開口部11を有する予め定めた形状の観察用領域13、および、第2の開口部12を有する予め定めた形状のノズル用領域14を有して、予め定めた外形形状に形成されている。
第1のカバー部10の第1カバー先端面10fは、第1開口11mを形成したカバー突出面10aと、第2開口12mを形成した先端カバー形成面10bと、を有する。第1開口11mは第1の開口部11の縁部であり、いわゆる稜線である。第1の開口部11は観察窓51を露出させ、第2の開口部12は洗浄ノズル40のノズル先端部41を突出させる。
カバー突出面10aおよび先端カバー形成面10bは平坦面である。カバー突出面10aは、先端カバー形成面10bより突出した面である。第1カバー先端面10fの第1の開口部11から第2の開口部12までの間は第1連続面10cである。第1連続面10cは、第2の開口部12から第1の開口部11に近接するにしたがって高さが連続的に高くなるように形成されている。
加えて、第1の開口11mの第1連続面10cを除くその周囲は第2連続面10dとして形成してある。第2連続面10dはカバー突出面10aから第1先端カバー形成面10bに近接するにしたがって高さが連続的に低くなるように形成してある。
第2の開口部12は洗浄ノズル40の円管部42が挿通されるノズル貫通孔12hを有する。第2開口12mは先端カバー形成面10bに形成されたノズル貫通孔12hの開口である。第1のカバー部10の先端カバー形成面10b部分は予め定めた肉厚に設定してある。
洗浄ノズル40の円管部42は矢印Y4bに示すようにノズル貫通孔12hの第2開口12m側から挿通される。そして、洗浄ノズル40のノズル先端部41が有する当接面43が先端カバー形成面10bに当接する。
本実施形態において当接面43は先端カバー形成面10bに密着する当接平面である。当接平面を有するノズル先端部41は先端カバー形成面10b側の肉厚を薄く形成してもよい。これにより、段差が小さくなって洗浄性の向上を図れる。
一方、第1の開口部11は枠穴11aと遮光部11bとを有する段付き穴11hである。第1開口11mはカバー突出面10aに形成された遮光部11bの開口である。符号11cは前面当接面であり、枠穴11aと遮光部11bとの段差面である。
前面当接面11cには第1保持枠52の前面52fが当接して配置されるようになっている。遮光部11bは観察窓51の観察窓側面51sを覆い囲む遮光壁である。遮光部11bは前面当接面11cから第1開口11mまで観察光学系50の光軸a50に沿うように形成されている。遮光部11bの第1開口11mまで延設長は前面当接面11cを基準面にして設定されている。
符号10rは第1カバー基端面であって、第1カバー先端面10fの反対面である。第1カバー基端面10rは平面であって、枠穴11aの枠穴開口11n、ノズル貫通孔12hの第2開口12mの反対側に位置するノズル孔基端開口12nが形成されている。
第2のカバー部20は第1カバー収容穴21と、先端硬質部収容穴22と、を有している。先端硬性部材収容穴22は本体凹部23と、凸部孔24と、を有している。
第1カバー収容穴21は第1のカバー部10を収容する穴である。第1カバー収容穴21は第2のカバー部20の第2カバー先端面20fに前開口21mを有している。第1カバー収容穴21の穴形状は第1のカバー部10の外形形状に一致している。
符号21dは第1カバー載置面である。第1カバー載置面21dは第1カバー収容穴21の底面であり、第1カバー収容穴21と凸部孔24との段差面である。第1カバー収容穴21予め定めた深さに設定してある。具体的に、第1カバー収容穴21の深さは、第1のカバー部10の先端カバー形成面10b部分の肉厚より予め大きく設定してある。
第1のカバー部10は矢印Y4cに示すように前開口21mから第1カバー収容穴21内に収容される。
先端硬性部材収容穴22は、先端硬性部材30の先端側を収容するための穴である。符号23dは本体凹部底面であり、本体凹部23と凸部孔24との段差面である。本体凹部底面23dは先端硬性部材30の本体前面31fが当接する当接面である。本体凹部23は第2のカバー部20の第2カバー基端面20rに基端開口23mを有する。
本体凹部23の穴径は先端本体部31の外径より予め大径に設定してある。凸部孔24の内径は凸部32の外径より予め大径に設定してある。
第2のカバー部20は矢印Y4dに示すように基端開口23mを先端硬性部材30の先端側に被せて本体凹部23内に先端本体部31が配設され凸部孔24内に凸部32が配設されていく。
そして、先端硬性部材収容穴22に先端硬性部材30の先端側が収容される。符号25は円管部挿通孔である。円管部挿通孔25には洗浄ノズル40の円管部42が挿通して配置される。符号25mは挿通孔前開口であって第1カバー載置面21dに形成されている。
第2カバー先端面20fは上述したように第1カバー先端面10fと一体で先端面5fとなる。本実施形態において、第2カバー先端面20fは平坦面であり、第1カバー先端面10fの先端カバー形成面10bと一体で先端面5fの平坦面となる。
なお、図2において3つの照明窓61、62、63を設けている。しかし、照明窓の数は3つに限定されるものでは無く、2つあるいは3つ以上であってもよく、1つであってもよい。
ここで、図5A-図5Dを参照して先端部5の前面側の組付けを説明する。なお、組付け例は一例であって取り付ける順番等は以下に限定されるものでは無い。
作業者は観察光学系50を先端硬性部材30に組付ける。図5Aの矢印で示すように作業者は破線で示す観察光学系50を先端硬性部材30の撮像孔33内に導入する。作業者は観察光学系50の第1保持枠52を第2保持孔33bを通過させて第1保持孔33a内に配置する。
作業者は図5Aの実線で示すように第1保持枠52の先端硬性部材当接面52gを先端硬性部材30の観察光学系当接面33cに当接させる。作業者は観察光学系50と先端硬性部材30とを例えば接着剤によって一体に固定する。
この結果、第1保持枠52の前面52fが先端硬性部材30の凸部32の凸部前面32fより予め定めた量突出する。
次に、作業者は第2のカバー部20を図5Aの実線で示した観察光学系50が一体に固定された先端硬性部材30に組付ける。
図5Bの矢印で示すように作業者は破線で示す第2のカバー部20の基端開口23m側を先端硬性部材30の先端側に被せていく。
作業者は図5Bの実線で示すように第2のカバー部20の本体凹部23内に先端硬性部材30の先端本体部31を配置しつつ第2のカバー部20の凸部孔24内に先端硬性部材30の凸部32を配置する。作業者は、本体凹部底面23dを本体前面31fに密着させる。作業者は第2のカバー部20と先端硬性部材30とを例えば接着によって一体に固定する。
この結果、先端硬性部材30の本体側面31s、凸部側面32s、および本体前面31fが第2のカバー部20によって被覆される。
一方、先端硬性部材30の凸部前面32fが第2のカバー部20の前開口21mから露出される。すなわち、第1カバー収容穴21内には観察窓51を固設した第1保持枠52の先端側が位置し、円管部挿通孔25の挿通孔前開口25mが位置する。
次いで、作業者は第1のカバー部10を図5Bの実線で示した観察光学系50および第2のカバー部20が一体に固定された先端硬性部材30に組付ける。
図5Cの矢印で示すように作業者は破線で示す第1のカバー部10を第1カバー収容穴21内に収容させつつ段付き穴11hの枠穴11a内に第1保持枠52を配置させ、遮光部11b内に観察窓51を配置させていく。
作業者は図5Cの実線で示すように第1のカバー部10の前面当接面11cを第1保持枠52の前面52f上に密着させる。すると、第1のカバー部10の遮光部11bの内面が第1保持52の前面52fから前方に突出している観察窓51の観察窓側周51sを覆い囲む。
このとき、第1カバー基端面10rは第1カバー載置面21d、および、凸部前面32fに対して僅かな隙間を有して配置される。したがって、第1のカバー部10、第2のカバー部20、先端硬性部材30を高精度に加工することなく、第1のカバー部10の第1開口11mは観察窓51の窓前面51fに対してばらつき無く高精度に配置される。
作業者は第1のカバー部10を第2のカバー部20、観察光学系50、および、先端硬性部材30に例えば接着によって一体に固定する。この結果、先端硬性部材30の凸部前面32f、第1保持枠52の前面52fおよび側周面52s、第2のカバー部20の第1カバー載置面21dが第1のカバー部10によって被覆される。
なお、接着剤は、観察窓51の外周面と遮光部11bの内周面との隙間、第1のカバー部10の外形側面と第2のカバー部20の内面との隙間、第1カバー基端面10rと第1カバー載置面21dとの隙間等に水密を保持する。
この後、作業者は洗浄ノズル40を図5Cの実線で示した洗浄ノズル40を観察光学系50、第2のカバー部20、および、第1のカバー部10が一体に固定された先端硬性部材30に組付ける。
図5Dの矢印で示すように作業者は破線で示す洗浄ノズル40の円管部42を第1のカバー部10の第2開口12mからを導入していく。すなわち、作業者は円管部42をノズル貫通孔12h内、円管部挿通孔25内、ノズル孔34内に挿入させていく。すると、ノズル先端部41の当接面43が先端カバー形成面10bに当接する。
ここで、作業者は噴出口41mを予め定めた方向である観察窓51を向くように規定しつつ当接面43を先端カバー形成面10bに密着させる。作業者は洗浄ノズル40を例えば接着によって一体に固定する。
この結果、先端硬性部材30の先端側を被覆する第2のカバー部20と第1のカバー部10とが一体な先端カバー9に洗浄ノズル40を固定した先端部5が設けられる。
なお、図5Dに示した先端部本体31の本体側面31sは図3で示した湾曲ゴム6gによって覆われ、その湾曲ゴム6gの先端部は固定部6fによって水密を保持して先端硬性部材30に一体に固定される。
このように、先端部5を構成する先端硬性部材30の先端側全体を、別体な第1のカバー部10と第2のカバー部20とを一体にした先端カバー9で被覆している。
先端カバー9の第2のカバー部20は、先端硬性部材30の一部である本体側面31s、凸部側面32s、および本体前面31fを被覆する。これに対して、先端カバー9の第1のカバー部10は第2のカバー部20の第1カバー収容穴21内に配置されて、観察窓51の観察窓周面51s、観察光学系50の凸部前面32f、先端硬性部材30の一部である凸部前面32f、第1保持枠52の前面52f、および、第1保持枠52の側周面52sを被覆する。
第2のカバー部20は本体凹部底面23dを本体前面31fに密着して先端硬性部材30を被覆している。一方、第1のカバー部10は前面当接面11cを第1保持枠52の前面52fに密着して先端硬性部材30を被覆している。
この被覆状態において、第1のカバー部10の遮光部11bは第1保持枠52の前面52fから突出している観察窓51の観察窓側面51sを覆い囲む。ここで、観察窓51の窓前面51fは第1保持枠52の前面52fから予め定めた量突出している。一方、遮光部11bの第1開口11mまで延設長は前面当接面11cを基準面に設定されている。
したがって、第1のカバー部10の遮光部11bの開口である第1開口11mを形成したカバー突出面10aを観察窓51の窓前面51fに対して段差無く高精度に配置できる。このことによって、観察窓51の観察窓側面51sから光が侵入して発生する飛び込みフレアを確実に防止できる
また、洗浄ノズル40の当接面43は第1のカバー部10のカバー突出面10aと先端カバー形成面10bとの間に第1連続面10cが設けてある先端カバー形成面10b上に密着して配置されている。
このため、洗浄ノズル40の噴出口41mから噴出される液体および気体が先端カバー形成面10b上、第1連続面10c上、カバー突出面10aをスムーズに流れて段差の無い窓前面51fに到達する。したがって、払拭性の向上を実現できると共に、噴出される気体による水切れ性の向上を実現できる。
また、第1の開口11mの周囲に第2連続面10dを形成したことによって窓前面51f上に付着している汚物、水滴を噴出口41mから噴出される流体によってよりスムーズに払拭することが可能である。
これらの結果、払拭性および水切れ性に優れ、かつ、フレアの発生を防止する先端カバー9を先端硬性部材30に設けた内視鏡1を安価に実現できる。
なお、先端硬性部材30に配置される複数の貫通孔は、観察孔33、ノズル孔34、照明孔、チャンネル孔に限定されるものでは無く、必要に応じて予め定めた機能を有する貫通孔が設けられる。例えば先端面5fに該先端面5fの前方に流体を噴出する吐出口を設けるようにしてもよい。
また、上述した実施形態において第1のカバー部10に観察窓51を露出させる第1の開口部11、および、ノズル先端部41を突出させる第2の開口部12を設けている。しかし、第1のカバー部10Aに第1の開口部11、および、第2の開口部12に加えて図6Bに示すように第1照明窓61を露出させる第3の開口部15を設けるようにしてもよい。
図6Aに示すように本実施形態の先端部5の先端面5fは第1のカバー部10Aの第1カバー先端面10Afと第2のカバー部20Aの第2カバー先端面20Afとを一面にして形成される。
本実施形態の第1のカバー部10Aは観察用領域13およびノズル用領域14に加えて第3の開口部(図6Bの符号15参照)を有する予め定めた形状の照明用領域16を有して、予め定めた外形形状に形成されている。
したがって本実施形態において、第1のカバー部10Aにはノズル先端部41、観察窓51、および第1照明窓61が設けられ、第2のカバー部20Aには照明窓62、63、チャンネル開口5mが設けられる。
図6Bに示すように第1カバー先端面10Afは第1カバー突出面10a、第1先端カバー形成面10bに加えて第3開口15mを形成した第1照明窓突出面15aを有している。
第3開口15mは第3の開口部15の縁部であっていわゆる稜線である。第3の開口部15は第1照明窓61を含む第1照明光学系60Aの第1照明光学系先端面60Afを露出させる。カバー突出面10a、15aおよび先端カバー形成面10bは平坦面である。
本実施形態において第1照明窓突出面15aと第1照明光学系先端面60Afとが同一面となるように設定してある。したがって、第1カバー突出面10aの第1照明光学系60Aの先端側側面を覆い囲む内面は第1照明光学系60Aの照明窓前面61fから出射される照明光が直接観察窓51の観察窓側面51sに向かって出射されることを防止する遮光壁として機能する。
加えて、第1照明窓突出面15aは第1カバー突出面10aよりも突出されている。言い換えれば、第1照明窓61の照明窓前面61fは観察窓51の窓前面51fよりも先端側に配置されている。
なお、符号15bは第3連続面である。第3連続面15bは第1照明窓突出面15aの周囲に形成されている。第3連続面15bは第1照明窓突出面15aから先端カバー形成面10bに近接するにしたがって高さが連続的に低くなるように形成してある。
一方、第2カバー先端面20Afは平坦面である第2先端カバー形成面20aと、第2照明窓62を露出させる第2照明窓突出面20bと、第3照明窓63を露出させる第3照明窓突出面(図6Aの符号20c参照)と、を有する。
照明窓突出面20b、20cは平坦面であって第2先端カバー形成面20aより突出した面である。第2照明窓突出面20bと第2照明光学系先端面60Bfとが同一面となるように設定してある。また、第3照明窓突出面20cと第2照明光学系先端面(不図示)とが同一面となるように設定してある。
したがって、照明光学系60B、60Cの照明窓62、63の先端面から出射される照明光が直接観察窓51の観察窓側面51sに向かって出射されることを防止している。つまり、照明光学系60A、60B、60Cから出射された照明光が観察窓側面51sに向かって出射されることを防止してフレアの発生を解消している。
符号20dは第4連続面である。第4連続面20dは第2照明窓突出面20b、および、第3照明窓突出面20cからそれぞれ第2先端カバー形成面20aに近接するにしたがって高さが連続的に低くなるように形成してある。
その他の構成および作用は上述した実施形態と同様であり、同部材には同符号を付して説明を省略する。
本実施形態においても洗浄ノズル40の当接面43は第1カバー部10Aの先端カバー形成面10b上に密着して配置されている。このため、洗浄ノズル40の噴出口41mから噴出される液体および気体が先端カバー形成面10b上、第1連続面10c上、カバー突出面10aをスムーズに流れて段差の無い窓前面51fに到達する。したがって、観察窓51の払拭性の向上を実現できると共に、噴出される気体による水切れ性の向上を実現できる。
なお、噴出口41mの形状を観察窓51および第1照明窓61に向くように形成するようにしてもよい。この結果、洗浄ノズル40の噴出口41mから噴出される液体および気体が、先端カバー形成面10b上、第1連続面10c上、カバー突出面10aをスムーズに流れて段差の無い窓前面51fに到達するとともに、先端カバー形成面10b上、第3連続面15b上、第1照明窓突出面15aをスムーズに流れて段差の無い照明窓前面61fに到達する。この結果、観察窓51、第1照明窓61を噴出される液体による払拭性の向上、および、噴出される気体による水切れ性の向上を実現できる。
本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
1…内視鏡 2…挿入部 3…操作部 4…ユニバーサルケーブル 5…先端部 5f…先端面 5m…チャンネル開口 6…湾曲部 6f…固定部 6g…湾曲ゴム 7…可撓管部 8…湾曲操作装置 9…先端カバー 10…第1のカバー部 10f…第1カバー先端面 10a…第1カバー突出面 10b…先端カバー形成面 10c…第1連続面 10d…第2連続面 10r…第1カバー基端面 11…第1の開口部 11a…枠穴 11b…遮光部 11c…前面当接面 11h…段付き穴 11m…第1開口 11n…枠穴開口 12…第2の開口部 12h…ノズル貫通孔 12m…第2開口 12n…ノズル孔基端開口 13…観察用領域 14…ノズル用領域 20…第2のカバー部 20f…第2カバー先端面 20a…第2先端カバー形成面 20b…第2照明窓突出面 20c…第3照明窓突出面 20r…第2カバー基端面 21…第1カバー収容穴 21d…第1カバー載置面 21m…前開口 22…先端硬性部材収容穴 23…本体凹部 23d…本体凹部底面 24…凸部孔 25…円管部挿通孔 25m…挿通孔前開口 30…先端硬性部材 31…先端本体部 31f…本体前面 31s…本体側面 32…凸部 32f…凸部前面 32s…凸部側面 33…撮像孔 33a…第1保持孔 33b…第2保持穴 33c…観察光学系当接面 34…ノズル孔 40…洗浄ノズル 41…ノズル先端部 41m…噴出口 42…円管部 43…当接面 50…観察光学系 51…観察窓 51f…窓前面 51s…観察窓側面 52…第1保持枠 52a…外周凸部 52b…内周凸部 52c…後方凹部 52d…凹部底面 52f…前面 52g…先端硬性部材当接面 52r…第1枠後部 52s…側周面 53…第2保持枠 53f…第2枠前部 54…複数の光学レンズ 55…絞り 55b…光学部材 60A…第1照明光学系 60B…第2照明光学系 60C…第3照明光学系61…第1照明窓 61f…照明窓前面 62…第2照明窓 63…第3照明窓

Claims (7)

  1. 挿入部の先端側に設けられた先端部を構成する先端硬性部材と、
    前記先端硬性部材に設けられ、被検体に向けて光を射出する照明窓と、
    前記先端硬性部材に設けられ、前記照明窓から射出されて前記被検体で反射された光が入射する観察窓を保持する保持枠と、
    前記先端硬性部材に設けられ、前記挿入部の基端側から供給された流体を噴出する開口を有するノズル先端部と、
    前記保持枠の先端側の面に当接する当接面を有し、前記先端硬性部材の先端側の面の少なくとも一部を覆う前記観察窓を露出させる第1の開口部、前記ノズル先端部を突出させる第2の開口部、および、前記第1の開口部から前記第2の開口部との間に連続的に形成された第1のカバー先端面を有する第1のカバー部と、
    前記第1の開口部の縁に沿って設けられた遮光部と、
    前記先端硬性部材の周方向の側面、および、前記先端硬性部材の先端側の面を覆う第2カバー先端面を有する第2のカバー部と、を具備し、
    前記第1のカバー部と前記第2のカバー部とからなる先端カバーによって該先端硬性部材の先端側全体を覆う
    ことを特徴とする内視鏡。
  2. 前記遮光部は前記第1の開口部の縁から観察光学系の光軸に沿って設けられて、前記保持枠の先端側の面から突出する前記観察窓の周方向側面を覆う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記遮光部の前記第1の開口部の縁までの延設長は前記保持枠の先端側の面に当接する当接面を基準面にして設定される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の内視鏡。
  4. 前記第1のカバー部はさらに前記照明窓を露出させる第3の開口部を有し、該第3の開口部は前記照明窓の周方向側面を覆う遮光壁を具備する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  5. 前記照明窓の照明窓前面は前記観察窓の窓前面より先端側に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  6. 記ノズル先端部は前記第1のカバー部の平坦面上に密着されて、噴出口の向きを規定する当接面を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  7. 前記第2のカバー部は前記第1のカバー部が載置されるカバー載置面を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
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