JP7109846B1 - ルーフボルト - Google Patents

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Abstract

【課題】屋根材を施工する際の固定作業の効率を向上させると共に結露による水滴の落下を抑制するルーフボルトを提供する。【解決手段】本発明に係るルーフボルト1は、穿孔案内軸2と押圧キャップ部12と緩衝部15と展開固定部18と上昇ナット部31と、からなり、穿孔案内軸2は雄ネジ部4と工具係合部3と切り刃部6を有し、展開固定部18は、合成樹脂材料にて一体に形成した載置部20と抵抗部21と展開部25と、からなり、展開部25は抵抗部21側を起点として雄ネジ部4の外方に拡開自在の複数の展開片26を周側壁として筒状に形成すると共に抵抗部21の下部に連設し、上昇ナット部31は、展開部25と切り刃部6との間隙に螺入し、更に、展開部25の下端縁に受圧起点部27を形成すると共に上昇ナット部31の上端縁に受圧起点部27と略嵌合する押圧進出部32を形成したことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、建築の際に屋根材同士を固定するためのルーフボルトに関する。
従来、建物を建築する際に屋根材として折板屋根を用いる場合、帯状で波型の所謂タイトフレームを所定箇所に設置してからタイトフレームの上に折板屋根を載置固定し、折板屋根の端部近傍同士が重なった複数の箇所を上方の折板屋根の側から電動ドリル等の穿設用工具を用いて下方の折板屋根まで貫通した連通孔を穿設する。
そして、上方の折板屋根、又は下方の折板屋根の一側から連通孔にルーフボルトを挿入しボルト頭を電動のルーフドライバー等の専用の締結工具を用いることでルーフボルトが備える複数の脚片が他側で開脚して折板屋根同士を一体に締結固定する。
このように、ルーフボルトは単体でボルトとナットの2つの機能を備えているが、折板屋根同士が重なった複数の箇所をルーフボルトの締結前に予め穿設しておく必要があり、また、締結時にボルトと脚片が同時に回転すると脚片が開脚しない構造であるため、脚片の回転を阻止する構造からなる専用の締結工具を使用しなければならなかった。
専用の締結工具はコンセント電源を必要とするため取り扱いが煩わしいところ、例えば、特許文献1に係る金属屋根板の取付金具は、金属屋根板の締結において、複数個のすり割り開口部と複数個の先細のテーパ状突出部を一体にしたすり割り円筒の上部に平座金を一体にし、すり割り部は円形ナットの上部をすり割りに係合する程度にスプライン状に形成し、平座金の上部には円形ナットに係合したボルトのボルトヘッドにより押圧されたしぼり座金でつつむように防水バッキングを装着し、ボルトヘッドを締結部へ打ち込み、ボルトヘッドのみを操作することにより円形ナットを呼び込んですり割り円筒のすり割り開口部を屈曲して金属板を締結する技術として開示されている。
すなわち、脚片を備えた金属製のすり割り円筒にナイフエッジを形成したものであり、貫通する連通孔に取付金具を打ち込むことですり割り円筒が金属屋根板と固定され、締結時のボルトの回転にすり割り円筒が追従しないように構成したものである。
実開昭57-192320号公報
確かに、特許文献1に係る金属屋根板の取付金具は、すり割り円筒にナイフエッジを有することで締結時にすり割り円筒の回転を気にすることなくボルト頭と係合するシンプルなソケットを装着した蓄電池で駆動するインパクトドライバー等の汎用の締結工具が使用できるので、電気配線の取り回しの煩わしさのないボルトの締結作業が可能である点で優れている。
しかしながら、相変わらず貫通した連通孔をルーフボルトによる締結作業の前に予め穿設しておく必要があり大幅な作業効率の改善には至っていない。
また、折板屋根等の屋根材、及びこれら部材と当接固定されるすり割り円筒やボルトも熱伝導率が高い金属製であることから結露が生じやすく、季節や天候等の環境に応じて生じた結露がボルトの下端を伝って水滴となって落下してしまうため、屋根下の保管物や構造材への影響が懸念される。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、屋根材を施工する際の固定作業の効率を向上させると共に結露による水滴の落下を抑制するルーフボルトを提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のようなものを提供する。
請求項1に係る発明では、屋根材同士を固定するルーフボルトであって、穿孔案内軸と押圧キャップ部と緩衝部と展開固定部と上昇ナット部と、からなり、前記穿孔案内軸は、中途部に雄ネジを螺刻した雄ネジ部を有し、前記雄ネジ部の上端に前記雄ネジ部よりも大径の工具係合部を有すると共に前記雄ネジ部の下端に前記雄ネジ部よりも大径の切り刃部を有し、前記押圧キャップ部は、円盤状で中央に前記穿孔案内軸を挿通自在とする上挿通孔を穿設して前記工具係合部の直下に配設し、前記緩衝部は、中央に前記穿孔案内軸を挿通自在とする中挿通孔を穿設した弾性部材からなり、前記押圧キャップ部の直下に配設し、前記展開固定部は、中央に前記穿孔案内軸を挿通自在とする下挿通孔を穿設して合成樹脂材料にて一体に形成した載置部と抵抗部と展開部と、からなり、前記載置部は前記切り刃部の直径よりも大径に形成し、前記抵抗部は前記載置部の直径よりも小径で前記載置部の下部に連設し、前記展開部は前記抵抗部側を起点として前記雄ネジ部の外方に拡開自在の複数の展開片を周側壁として前記抵抗部の直径よりも小径の筒状に形成すると共に前記抵抗部の下部に連設し、前記上昇ナット部は、前記雄ネジ部に螺合する上下開放の円筒状で、前記展開部と前記切り刃部との間隙に螺入し、更に、前記展開部の下端縁の内周壁を下方拡開とした受圧起点部を形成すると共に前記上昇ナット部の上端縁の外周壁を前記受圧起点部と略嵌合するよう上方縮小とした押圧進出部を形成した、ことを特徴とするルーフボルトを提供せんとする。
請求項2に係る発明では、前記抵抗部は、接触による負荷により変形する凹凸形状の凹凸変形部を周側面全周に渡り形成したことを特徴とする特徴とする請求項1に記載のルーフボルトを提供せんとする。
請求項3に係る発明では、前記展開固定部は、隣接する前記展開片との間隙を前記展開片よりも薄板状の接続部で一体に連設したことを特徴とする請求項2に記載のルーフボルトを提供せんとする。
請求項4に係る発明では、前記雄ネジ部は、前記切り刃部の上方から前記上昇ナット部が位置する略下半部まで雄ネジを螺刻しない締結鈍化部を形成したことを特徴とする請求項3に記載のルーフボルトを提供せんとする。
請求項5に係る発明では、前記工具係合部は、前記雄ネジ部と螺合する袋ナットからなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のルーフボルトを提供せんとする。
請求項1記載の発明によれば、穿孔案内軸と押圧キャップ部と緩衝部と展開固定部と上昇ナット部と、からなり、穿孔案内軸は、中途部に雄ネジを螺刻した雄ネジ部を有し、雄ネジ部の上端に雄ネジ部よりも大径の工具係合部を有すると共に雄ネジ部の下端に雄ネジ部よりも大径の切り刃部を有し、押圧キャップ部は、円盤状で中央に穿孔案内軸を挿通自在とする上挿通孔を穿設して工具係合部の直下に配設し、緩衝部は、中央に穿孔案内軸を挿通自在とする中挿通孔を穿設した弾性部材からなり、押圧キャップ部の直下に配設し、展開固定部は、中央に穿孔案内軸を挿通自在とする下挿通孔を穿設して合成樹脂材料にて一体に形成した載置部と抵抗部と展開部と、からなり、載置部は切り刃部の直径よりも大径に形成し、抵抗部は載置部の直径よりも小径で載置部の下部に連設し、展開部は抵抗部側を起点として雄ネジ部の外方に拡開自在の複数の展開片を周側壁として抵抗部の直径よりも小径の筒状に形成すると共に抵抗部の下部に連設し、上昇ナット部は、雄ネジ部に螺合する上下開放の円筒状で、展開部と切り刃部との間隙に螺入し、更に、展開部の下端縁の内周壁を下方拡開とした受圧起点部を形成すると共に上昇ナット部の上端縁の外周壁を受圧起点部と略嵌合するよう上方縮小とした押圧進出部を形成したことより、ボルト頭の工具係合部と係合するシンプルなソケットを装着した蓄電池で駆動するインパクトドライバー等の汎用の締結工具を用いるだけで重置した2枚の折板屋根に切り刃部により貫通した連通孔を穿設することができる。
また、穿設と同時に連通孔へのルーフボルトの挿通が完了すると可及的に折板屋根の下面及び連通孔の周側壁に回転する合成樹脂材料からなる抵抗部が接触して変形することで展開固定部と折板屋根との間に大きな抵抗が生じ、穿孔案内軸の回転が継続している中で展開固定部の回転が止まり、同時に上昇ナット部の回転も止まることで雄ネジ部の回転に倣って上昇ナット部が展開片を拡開しながら上昇し、2枚の折板屋根を可及的に一体に締結固定することができる。
しかも、表面積が広く結露が生じやすい熱伝導率の高い金属製の折板屋根は、熱伝導率が低い合成樹脂材料からなる展開固定部と、同じく熱伝導率が低い弾性部材からなる緩衝部のみに接して締結固定されるため、折板屋根に生じた結露がルーフボルトの下端を伝って水滴となって落下することを抑制することができる。
請求項2記載の発明によれば、抵抗部は、接触による負荷により変形する凹凸形状の凹凸変形部を周側面全周に渡り形成したことより、インパクトドライバー等の汎用の締結工具でルーフボルトを下方に押圧しながら連通孔を穿設すると、貫通後に可及的に折板屋根の下面及び連通孔の周側壁に回転する抵抗部の凹凸変形部が接触して変形することで展開固定部と折板屋根との間に大きな抵抗が生じて展開固定部の回転を止めることができる。
従って、略嵌合した展開部の受圧起点部と上昇ナット部の押圧進出部により回転する穿孔案内軸に螺合し同様に回転していた上昇ナット部は、停止した筒状の展開部の内側から付勢力を受けながら穿孔案内軸の上部に向かって上昇しつつ複数の展開片を拡開させて2枚の折板屋根を確実に締結固定することができる。
請求項3記載の発明によれば、展開固定部は、隣接する展開片との間隙を展開片よりも薄板状の接続部で一体に連設したことより、上昇ナット部が筒状の展開部の内側から受ける付勢力を高めることができるので、上昇ナット部の上昇と展開片の拡開を更に確実なものとすることができる。
請求項4記載の発明によれば、雄ネジ部は、切り刃部の上方から上昇ナット部が位置する略下半部まで雄ネジを螺刻しない締結鈍化部を形成したことより、上昇ナット部の下方への締結力を弱めることができるので、意図せず上昇ナット部が切り刃部側に強く締結して上昇ナット部の上昇を阻害することを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、工具係合部は、雄ネジ部と螺合する袋ナットからなることより、一体に形成した雄ネジ部と切り刃部、又は雄ネジ部に螺合させた切り刃部により一体とした後で工具係合部を雄ネジ部に螺合させて穿孔案内軸を構成することができるので、複雑な形状の穿孔案内軸の製造を容易に行なうことができる。
本実施形態に係るルーフボルトの斜視図である。 本実施形態に係るルーフボルトの分解斜視図である。 (a)は展開固定部の正面図で、(b)は(a)のA-A線断面図で、(c)は(a)のB-B線断面図である。 (a)は展開固定部の側面図で、(b)は(a)のC-C線断面図である。 本実施形態に係るルーフボルトで折板屋根を穿設する様子を示す断面図である。 本実施形態に係るルーフボルトで折板屋根を穿設した直後を示す断面図である。 本実施形態に係るルーフボルトの上昇ナット部が上昇し展開片を押し広げている様子を示す断面図である。 本実施形態に係るルーフボルトで折板屋根が締結固定された様子を示す断面図である。 展開固定部の展開片が拡開した様子を示す斜視図である。 (a)は展開固定部の正面図で、(b)は(a)のD-D線断面図で、(c)は(a)のE-E線断面図である。 (a)は展開固定部の正面図で、(b)は(a)のF-F線断面図で、(c)は(a)のG-G線断面図である。 本実施形態に係るルーフボルトの締結鈍化部を明示した断面図である。
本発明に係るルーフボルトの要旨は、穿孔案内軸と押圧キャップ部と緩衝部と展開固定部と上昇ナット部と、からなり、穿孔案内軸は、中途部に雄ネジを螺刻した雄ネジ部を有し、雄ネジ部の上端に雄ネジ部よりも大径の工具係合部を有すると共に雄ネジ部の下端に雄ネジ部よりも大径の切り刃部を有し、押圧キャップ部は、円盤状で中央に穿孔案内軸を挿通自在とする上挿通孔を穿設して工具係合部の直下に配設し、緩衝部は、中央に穿孔案内軸を挿通自在とする中挿通孔を穿設した弾性部材からなり、押圧キャップ部の直下に配設し、展開固定部は、中央に穿孔案内軸を挿通自在とする下挿通孔を穿設して合成樹脂材料にて一体に形成した載置部と抵抗部と展開部と、からなり、載置部は切り刃部の直径よりも大径に形成し、抵抗部は載置部の直径よりも小径で載置部の下部に連設し、展開部は抵抗部側を起点として雄ネジ部の外方に拡開自在の複数の展開片を周側壁として抵抗部の直径よりも小径の筒状に形成すると共に抵抗部の下部に連設し、上昇ナット部は、雄ネジ部に螺合する上下開放の円筒状で、展開部と切り刃部との間隙に螺入し、更に、展開部の下端縁の内周壁を下方拡開とした受圧起点部を形成すると共に上昇ナット部の上端縁の外周壁を受圧起点部と略嵌合するよう上方縮小とした押圧進出部を形成したことを特徴とする。すなわち、屋根材を施工する際の固定作業の効率を向上させると共に結露による水滴の落下を抑制するルーフボルトの提供を図ろうとするものである。
以下、本発明に係るルーフボルト1の一実施形態について図面を参照しながら説明する。また、本説明中において左右同一又は左右対称の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
本発明の実施形態に係るルーフボルト1は、図1、図2に示すように、屋根材同士を固定するルーフボルト1であって、穿孔案内軸2と押圧キャップ部12と緩衝部15と展開固定部18と上昇ナット部31と、からなり、穿孔案内軸2は、中途部に雄ネジを螺刻した雄ネジ部4を有し、雄ネジ部4の上端に雄ネジ部4よりも大径の工具係合部3を有すると共に雄ネジ部4の下端に雄ネジ部4よりも大径の切り刃部6を有し、押圧キャップ部12は、円盤状で中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする上挿通孔13を穿設して工具係合部3の直下に配設し、緩衝部15は、中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする中挿通孔16を穿設した弾性部材からなり、押圧キャップ部12の直下に配設し、展開固定部18は、中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする下挿通孔19を穿設して合成樹脂材料にて一体に形成した載置部20と抵抗部21と展開部25と、からなり、載置部20は切り刃部6の直径よりも大径に形成し、抵抗部21は載置部20の直径よりも小径で載置部20の下部に連設し、展開部25は抵抗部21側を起点として雄ネジ部4の外方に拡開自在の複数の展開片26を周側壁として抵抗部21の直径よりも小径の筒状に形成すると共に抵抗部21の下部に連設し、上昇ナット部31は、雄ネジ部4に螺合する上下開放の円筒状で、展開部25と切り刃部6との間隙に螺入し、更に、展開部25の下端縁の内周壁を下方拡開とした受圧起点部27を形成すると共に上昇ナット部31の上端縁の外周壁を受圧起点部27と略嵌合するよう上方縮小とした押圧進出部32を形成している。
なお、工具係合部3は、雄ネジ部4と螺合する袋ナットを用いている。
このように構成することで、図5~図8に順次示すように、インパクトドライバー等の汎用の締結工具Tを用いて重置した2枚の折板屋根sの上側の折板屋根s1から本願に係るルーフボルト1を取付けるだけで、貫通する連通孔hの穿設と折板屋根同士の締結固定が可能となるばかりでなく、折板屋根sに生じた結露がルーフボルト1の下端を伝って水滴となって落下することを抑制することができる。
以下、本発明に係るルーフボルト1の各部の構成について図面を参照しながら具体的に詳述する。
穿孔案内軸2は、図2に示すように、上端の工具係合部3と中途部の雄ネジ部4と下端の切り刃部6とで構成した金属材料からなり、工具係合部3は六角ボルトのボルト頭に形成し、本実施形態では雄ネジ部4と螺合する袋ナットを用いている。
また、工具係合部3と切り刃部6は雄ネジ部4の直径よりも大径に形成している。
雄ネジ部4は、全長に渡り雄ネジを螺刻し、切り刃部6は、水平断面視略十字状の基部7と、基部7の下端に連設した下端先鋭の先端部9とで構成している。
基部7は、先端先鋭に各々水平方向に突出した基端切り刃8を垂直方向に形成し、先端部9は、基端切り刃8から伸延した先端切り刃10が下端で交わる正面視三角形状に形成している。
このように形成することで、工具係合部3と略嵌合する六角ソケットビットを装着したインパクトドライバー等の汎用の締結工具Tを用いて切り刃部6により折板屋根sを穿設することが出来る。
なお、本実施形態では上述のような切り刃部6を用いているがこれに限定されるものではなく、螺旋状のドリル刃等のように回転や打ち込みにより折板屋根sを穿設可能な形状であればよい。
また、雄ネジ部4は、図12に示すように、切り刃部6の上方から後述する上昇ナット部31が初期的に位置する略下半部まで雄ネジを螺刻しない締結鈍化部5を形成して、上昇ナット部31の下方への締結力を弱めることもできる。
押圧キャップ部12は、図2に示すように、上端を工具係合部3の外径よりも若干だけ広い平坦面に形成し、下端を後述する緩衝部15の直径よりも若干だけ広い平坦面に形成した金属製で上方縮小の円盤状に形成し、中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする上下に貫通する上挿通孔13を穿設して工具係合部3の直下に配設される。
このように形成することで、上端の平坦面に工具係合部3の下底面が当接し、下端の平坦面には緩衝部15の上面が当接する。
緩衝部15は、中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする中挿通孔16を穿設したドーナツ状の弾性部材からなり、押圧キャップ部12の直下に配設される。
本実施形態では弾性部材としてフェルトにアスファルトを含侵したパッキンを用いているが、フェルトに他の樹脂材料を含侵したものやゴム製等、柔軟性や防水性を有していれば緩衝部15の材質は本実施形態に限定されない。
展開固定部18は、図3(a)~(c)、図4(a)、(b)に示すように、合成樹脂材料で形成し、中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする下挿通孔19を穿設して一体に形成した載置部20と抵抗部21と展開部25と、からなる。
このような展開固定部18をなす合成樹脂材料は、折板屋根s2の下面及び連通孔hの周側壁に回転する抵抗部21が接触して変形することで展開固定部18と折板屋根sとの間に大きな抵抗が生じて展開固定部18の回転を止めることができれば特に材質は問わないが、ナイロンや低密度ポリエチレン、ポリプロピレン等の軟質プラスチックを採用することが望ましい。
載置部20は、緩衝部15の直径よりも小径で切り刃部6の直径よりも大径の平坦なドーナツ状に形成し、抵抗部21は載置部20の直径よりも小径の平坦なドーナツ状に形成した上半部22と、上半部22から下方縮小に傾斜した下半部23からなり、載置部20の下部に連設している。
また、抵抗部21の傾斜した下半部23には、図10(a)~(c)に示すように、接触による負荷により変形する凹凸形状で歯車状の凹凸変形部24を周側面全周に渡り形成することや、図11(a)~(c)に示すように、下半部23に傾斜を形成せず、そのまま凹凸変形部24を周側面全周に渡り形成してもよい。
なお、凹凸変形部24の外径は、載置部20の直径よりも小径で、筒状体の展開部25の直径よりも大径に形成することが望ましく、凹凸変形部24の凹凸形状は、接触による負荷により変形し穿孔案内軸2の回転に抗して展開固定部18の回転を止めることができれば先端先鋭の歯車状や、歯車状ではない多様な形状であっても本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
また、展開部25は、図3(a)~(c)、図4(a)、(b)に示すように、抵抗部21の下半部23を起点として雄ネジ部4の外方に拡開自在の4枚の展開片26を周側壁として抵抗部21と切り刃部6の直径よりも小径の筒状に形成すると共に抵抗部21の下半部23に連設している。
また、展開片26は、下端縁の内周壁が下方拡開となるように略45°の傾斜をなす受圧起点部27を形成し、後述する上昇ナット部31に形成した押圧進出部32と略嵌合自在に形成している。
なお、本実施形態の受圧起点部27は、展開片26の下端縁の内周壁を略45°の傾斜で形成しているが、上昇ナット部31の押圧進出部32と略嵌合する限り傾斜の角度は本実施形態に限定されず、また、受圧起点部27と押圧進出部32との当接時の摩擦力を向上させるために受圧起点部27や押圧進出部32に凹凸等を形成することもできる。
また、隣接する展開片26との間隙の上端、すなわち、抵抗部21の下半部23側に位置する展開部25には、展開片26が図9に示すように外方に拡開し易くするために、隣接する展開片26との間隙の幅員よりも大きな直径からなる円形の拡開補助部28を形成している。
また、本実施形態では隣接する展開片26との間隙を図3(c)に示すように展開片26よりも薄板状の接続部29で展開片26同士を一体に連設し、上昇ナット部31の上昇に伴い接続部29が破断しながら展開片26を拡開できるように形成している。
なお、接続部29は、容易に破断できるよう可能な限り薄く形成することや、破線の如く複数の孔を隣接して穿設する等、本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
また、穿孔案内軸2の回転が継続している中で展開固定部18の回転が止まった際、停止した展開部25が上昇ナット部31の回転も止める程度の付勢力や摩擦力を上昇ナット部31に付与することが可能な限り、接続部29の形成は必須ではない。
次に、上昇ナット部31は、図2、図5に示すように、雄ネジ部4に螺合する上下開放の円筒状で、上端縁の外周壁を受圧起点部27と略嵌合するよう上方縮小とした略45°の傾斜をなす押圧進出部32を形成し、展開部25と切り刃部6との間隙に螺入される。
また、押圧進出部32を除く上昇ナット部31の直径は、切り刃部6の直径よりも小径で展開固定部18の下挿通孔19の内径よりも大きく形成することで、切り刃部6よりも小径の展開部25と共に折板屋根sに連通孔hを穿設しながらルーフボルト1を挿通する際、上昇ナット部31と展開部25が連通孔hに干渉することなく挿通させることができる。
なお、本実施形態では上昇ナット部31は切り刃部6の真上に配設しているが、上昇ナット部31と切り刃部6との間隙に図示しない座金を配設して、上昇ナット部31の下方への締結力を弱めることもでき、特にバネ座金を用いれば、上昇ナット部31を上方の展開部25に確実に付勢させることもできる。
以上のように構成された本実施形態に係るルーフボルト1は、図1に示す如くまとまった一つの部材として機能し、図5に示すようにインパクトドライバー等の汎用の締結工具Tを用いて重置した2枚の折板屋根sの上側の折板屋根s1からルーフボルト1を回転させながら押し付けて、図6に示すように連通孔hを穿設しつつ挿通することができる。
また、回転するルーフボルト1は、折板屋根s2の下面及び連通孔hの周側壁に抵抗部21が接触して変形することで展開固定部18と折板屋根sとの間に大きな抵抗が生じて展開固定部18と上昇ナット部31の回転が止まる。
その後、図7に示すように、ルーフボルト1は穿孔案内軸2だけが回転を継続することで上昇ナット部31が展開片26を押し広げながら上昇しつつ緩衝部15が押圧キャップ部12と折板屋根sとの間で押圧され変形していく。
そして、図8に示すように、上昇ナット部31が抵抗部21の近傍に到達し展開片26が下側の折板屋根s2の連通孔hの周縁を押圧する程度に拡開すると、緩衝部15の更なる変形を伴いながら2枚の折板屋根sが上昇ナット部31と工具係合部3との間で強固に締結される。
以上、説明したように本実施形態に係るルーフボルト1は、穿孔案内軸2と押圧キャップ部12と緩衝部15と展開固定部18と上昇ナット部31と、からなり、穿孔案内軸2は、中途部に雄ネジを螺刻した雄ネジ部4を有し、雄ネジ部4の上端に雄ネジ部4よりも大径の工具係合部3を有すると共に雄ネジ部4の下端に雄ネジ部4よりも大径の切り刃部6を有し、押圧キャップ部12は、円盤状で中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする上挿通孔13を穿設して工具係合部3の直下に配設し、緩衝部15は、中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする中挿通孔16を穿設した弾性部材からなり、押圧キャップ部12の直下に配設し、展開固定部18は、中央に穿孔案内軸2を挿通自在とする下挿通孔19を穿設して合成樹脂材料にて一体に形成した載置部20と抵抗部21と展開部25と、からなり、載置部20は切り刃部6の直径よりも大径に形成し、抵抗部21は載置部20の直径よりも小径で載置部20の下部に連設し、展開部25は抵抗部21側を起点として雄ネジ部4の外方に拡開自在の複数の展開片26を周側壁として抵抗部21の直径よりも小径の筒状に形成すると共に抵抗部21の下部に連設し、上昇ナット部31は、雄ネジ部4に螺合する上下開放の円筒状で、展開部25と切り刃部6との間隙に螺入し、更に、展開部25の下端縁の内周壁を下方拡開とした受圧起点部27を形成すると共に上昇ナット部31の上端縁の外周壁を受圧起点部27と略嵌合するよう上方縮小とした押圧進出部32を形成したことより、ボルト頭の工具係合部3と係合するシンプルなソケットを装着した蓄電池で駆動するインパクトドライバー等の汎用の締結工具Tを用いるだけで重置した2枚の折板屋根sに切り刃部6により貫通した連通孔hを穿設することができる。
また、穿設と同時に連通孔hへのルーフボルト1の挿通が完了すると可及的に折板屋根s2の下面及び連通孔hの周側壁に回転する合成樹脂材料からなる抵抗部21が接触して変形することで展開固定部18と折板屋根sとの間に大きな抵抗が生じ、穿孔案内軸2の回転が継続している中で展開固定部18の回転が止まり、同時に上昇ナット部31の回転も止まることで雄ネジ部4の回転に倣って上昇ナット部31が展開片26を拡開しながら上昇し、2枚の折板屋根sを可及的に一体に締結固定することができる。
しかも、表面積が広く結露が生じやすい熱伝導率の高い金属製の折板屋根sは、熱伝導率が低い合成樹脂材料からなる展開固定部18と、同じく熱伝導率が低い弾性部材からなる緩衝部15のみに接して締結固定されるため、折板屋根sに生じた結露がルーフボルト1の下端を伝って水滴となって落下することを抑制することができる。
また、抵抗部21は、接触による負荷により変形する凹凸形状の凹凸変形部24を周側面全周に渡り形成したことより、インパクトドライバー等の汎用の締結工具Tでルーフボルト1を下方に押圧しながら連通孔hを穿設すると、貫通後に可及的に折板屋根s2の下面及び連通孔hの周側壁に回転する抵抗部の凹凸変形部24が接触して変形することで展開固定部18と折板屋根sとの間に大きな抵抗が生じて展開固定部18の回転を止めることができる。
従って、略嵌合した展開部25の受圧起点部27と上昇ナット部31の押圧進出部32により回転する穿孔案内軸2に螺合し同様に回転していた上昇ナット部31は、停止した筒状の展開部25の内側から付勢力を受けながら穿孔案内軸2の上部に向かって上昇しつつ複数の展開片26を拡開させて2枚の折板屋根sを確実に締結固定することができる。
また、展開固定部18は、隣接する展開片26との間隙を展開片26よりも薄板状の接続部29で一体に連設したことより、上昇ナット部31が筒状の展開部25の内側から受ける付勢力を高めることができるので、上昇ナット部31の上昇と展開片26の拡開を更に確実なものとすることができる。
更に、雄ネジ部4は、切り刃部6の上方から上昇ナット部31が位置する略下半部まで雄ネジを螺刻しない締結鈍化部5を形成したことより、上昇ナット部31の下方への締結力を弱めることができるので、意図せず上昇ナット部31が切り刃部6側に強く締結して上昇ナット部31の上昇を阻害することを防止することができる。
しかも、工具係合部3は、雄ネジ部4と螺合する袋ナットからなることより、一体に形成した雄ネジ部4と切り刃部6、又は雄ネジ部4に螺合させた切り刃部6により一体とした後で工具係合部3を雄ネジ部4に螺合させて穿孔案内軸2を構成することができるので、複雑な形状の穿孔案内軸2の製造を容易に行なうことができる。
以上、本発明の本実施形態に係るルーフボルト1の好ましい実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形・変更が可能である。
1 ルーフボルト
2 穿孔案内軸
3 工具係合部
4 雄ネジ部
5 締結鈍化部
6 切り刃部
12 押圧キャップ部
13 上挿通孔
15 緩衝部
16 中挿通孔
18 展開固定部
19 下挿通孔
20 載置部
21 抵抗部
24 凹凸変形部
25 展開部
26 展開片
27 受圧起点部
29 接続部
31 上昇ナット部
32 押圧進出部

Claims (5)

  1. 屋根材同士を固定するルーフボルトであって、
    穿孔案内軸と押圧キャップ部と緩衝部と展開固定部と上昇ナット部と、からなり、
    前記穿孔案内軸は、中途部に雄ネジを螺刻した雄ネジ部を有し、前記雄ネジ部の上端に前記雄ネジ部よりも大径の工具係合部を有すると共に前記雄ネジ部の下端に前記雄ネジ部よりも大径の切り刃部を有し、
    前記押圧キャップ部は、円盤状で中央に前記穿孔案内軸を挿通自在とする上挿通孔を穿設して前記工具係合部の直下に配設し、
    前記緩衝部は、中央に前記穿孔案内軸を挿通自在とする中挿通孔を穿設した弾性部材からなり、前記押圧キャップ部の直下に配設し、
    前記展開固定部は、中央に前記穿孔案内軸を挿通自在とする下挿通孔を穿設して合成樹脂材料にて一体に形成した載置部と抵抗部と展開部と、からなり、前記載置部は前記切り刃部の直径よりも大径に形成し、前記抵抗部は前記載置部の直径よりも小径で前記載置部の下部に連設し、前記展開部は前記抵抗部側を起点として前記雄ネジ部の外方に拡開自在の複数の展開片を周側壁として前記抵抗部の直径よりも小径の筒状に形成すると共に前記抵抗部の下部に連設し、
    前記上昇ナット部は、前記雄ネジ部に螺合する上下開放の円筒状で、前記展開部と前記切り刃部との間隙に螺入し、
    更に、前記展開部の下端縁の内周壁を下方拡開とした受圧起点部を形成すると共に前記上昇ナット部の上端縁の外周壁を前記受圧起点部と略嵌合するよう上方縮小とした押圧進出部を形成した、ことを特徴とするルーフボルト。
  2. 前記抵抗部は、接触による負荷により変形する凹凸形状の凹凸変形部を周側面全周に渡り形成したことを特徴とする特徴とする請求項1に記載のルーフボルト。
  3. 前記展開固定部は、隣接する前記展開片との間隙を前記展開片よりも薄板状の接続部で一体に連設したことを特徴とする請求項2に記載のルーフボルト。
  4. 前記雄ネジ部は、前記切り刃部の上方から前記上昇ナット部が位置する略下半部まで雄ネジを螺刻しない締結鈍化部を形成したことを特徴とする請求項3に記載のルーフボルト。
  5. 前記工具係合部は、前記雄ネジ部と螺合する袋ナットからなることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のルーフボルト。
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