JP2011246928A - 屋根上取付具の取付構造 - Google Patents

屋根上取付具の取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2011246928A
JP2011246928A JP2010120067A JP2010120067A JP2011246928A JP 2011246928 A JP2011246928 A JP 2011246928A JP 2010120067 A JP2010120067 A JP 2010120067A JP 2010120067 A JP2010120067 A JP 2010120067A JP 2011246928 A JP2011246928 A JP 2011246928A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
fixture
mounting
bolt body
bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010120067A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Ueda
英治 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Inc
Original Assignee
Otis Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Otis Inc filed Critical Otis Inc
Priority to JP2010120067A priority Critical patent/JP2011246928A/ja
Publication of JP2011246928A publication Critical patent/JP2011246928A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S25/61Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures
    • F24S25/615Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules for fixing to the ground or to building structures for fixing to protruding parts of buildings, e.g. to corrugations or to standing seams
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S25/00Arrangement of stationary mountings or supports for solar heat collector modules
    • F24S25/60Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules
    • F24S2025/6006Fixation means, e.g. fasteners, specially adapted for supporting solar heat collector modules by using threaded elements, e.g. stud bolts
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/20Solar thermal
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/47Mountings or tracking

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

【課題】取付凹所に嵌装した屋根上物品の負荷による屋根上取付具の弛みやずれを確実に食い止めることができ、それにより安定した状態を維持できる屋根上取付具の取付構造を提供する。
【解決手段】屋根上取付具10の屋根載置部12と、波形屋根40とをボルト挿通孔12a、42a同士が重なるように重合させ、中間ボルト体20の挿嵌部22が重合したボルト挿通孔12a、42aに配されるように中間ボルト体20を挿着してから、ナット部21を螺進させることで、拡開部23の花弁片23aがナット部21に近づきながら挿嵌部22に乗り上げて拡開し、その先端が波形屋根40の裏面を圧接するようになっている。
【選択図】図1

Description

本発明は、屋根上取付具をボルト挿通孔が開設された波形屋根に取り付けた屋根上取付具の取付構造に関する。
一般に、折板屋根(角波形屋根)、丸波形屋根等の波形屋根の上面に、例えばテレビアンテナや空調機器、太陽電池パネル、遮熱シート等の各種機器・部材類よりなる屋根上物品を配設することが実施されており、従来には、このような屋根上物品を屋根上に取り付けるための種々の屋根上取付具が提案されている。
特に、波形屋根の頂部で隣接する屋根材を重ねた重合部をボルト体とナットとの螺着によって固定した構造のものでは、頂部において、屋根の下方より屋根を貫通して屋根上に突出させた屋根材連結のためのボルト体を、対向する挟着片で挟み込んで固定する構成とした屋根上取付具も提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この屋根上取付具は、両脚片を備えて断面略門形に形成した本体部と、その両脚片の下端から対向するように延びた両挟着片とを備えており、両脚片を横方向に貫く緊締用ボルト、ナットで緊締して、ボルト体に両挟着片を挟着させて取り付ける構造となっている。このような取付構造によれば、両挟着片の先端部がボルト体のネジ部のネジ溝に食い込む構造であるため、屋根上取付具が外れる可能性は低い。
特開2010−77692号公報
しかしながら、上記従来の屋根上取付具では、ボルト体は頭部を下にし、先端を上方に向けて配されているから、挟着片の抜け出しを防止できるような掛止部が挟着箇所よりも上方にはなく、両挟着片による挟着がわずかでも弛んで挟着片の先端とボルト体のネジ部のネジ溝との係止が外れた場合には、屋根上取付具が抜け出してしまうおそれがあった。また、ボルト体のネジ溝が破損していた場合には、挟着片による挟着が弛まなくとも挟着片の先端とボルト体との係止が不十分となるため、屋根上取付具が外れてしまうおそれがあった。
特に、遮熱シートを複数の屋根上取付具に固定して張り渡した場合、例えば遮熱シート上に積雪したときに雪の重みによって遮熱シートの両側に配された屋根上取付具が中央に引っ張られて、ボルト体に挟着した挟着片が傾斜しながらずり上がるおそれがある。また、遮熱シートが雨水等により湿気を帯び、その後乾燥した場合には遮熱シートが収縮することがあり、その場合にも同様の現象が生じるおそれがある。
また、このように遮熱シートを複数の屋根上取付具で張り渡す場合、張り渡し用のレールを取り付けられる取付凹所を上部に有した屋根上取付具を使用すれば効率的に遮熱シートを取り付けることができるが、レールが取付凹所に嵌着し、レールと屋根上取付具が強固に連結し一体化すれば、ボルト体の挟着箇所に対して、長尺状のレールと屋根上取付具とが一体化した剛性の高い物品からはより大きな力が作用するため、挟着が弛む確率も高くなっていた。
さらに、ボルト体への挟着により装着させる屋根上取付具の場合、ボルト止めのためのナットを波形屋根の頂部の上面に配する必要があるから、挟着具を取り付けた際には脚片や挟着片が頂部から浮いた状態となり、そのため屋根上取付具が回転したりぐらついたりするおそれもあった。
したがって、頭部を下に配したボルト体のネジ部への挟着によって装着させる方式の屋根上取付具では、外力による屋根上取付具の傾き、ずり上がり、外れ等のずれや、回転、ぐらつき等の弛みが発生しにくい構造のものが必要とされていた。
本発明は、このような事情を考慮して提案されたもので、その目的は、取付凹所に嵌装した屋根上物品の負荷による屋根上取付具の弛みやずれを確実に食い止めることができ、それにより安定した状態を維持できる屋根上取付具の取付構造を提供することにある。
特に本発明では、上記ボルト体の使用態様と同様に、所定の中間ボルト体を頭部を下にした状態で用いて、屋根上取付具を波形屋根に手間なく取り付けるようにすることも主たる目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の屋根上取付具の取付構造は、中間ボルト体を用いて、屋根上取付具をボルト挿通孔が開設された波形屋根に取り付けた、屋根上取付具の取付構造であって、屋根上取付具は、上部に屋根上物品を嵌装する取付凹所を有し、底部にボルト挿通孔が開設された屋根載置部を有した構造となっているとともに、中間ボルト体は、上部より順に、ナット部と、挿嵌部と、上方に向けて拡開可能な花弁片を備えた拡開部と、頭部とを有し、該ナット部、挿嵌部、拡開部を、頭部に固定されたネジ部が貫通する構造となっており、屋根上取付具の屋根載置部と、波形屋根とをボルト挿通孔同士が重なるように重合させ、中間ボルト体の挿嵌部が上記重合したボルト挿通孔に配されるように中間ボルト体を挿着してから、ナット部を螺進させることで、拡開部の花弁片がナット部に近づきながら挿嵌部に乗り上げて拡開し、その先端が波形屋根の裏面を圧接するようになっていることを特徴とする。
請求項2に記載の屋根上取付具の取付構造は、屋根上取付具が溝形体よりなる。
請求項1に記載の屋根上取付具の取付構造によれば、屋根上取付具の屋根載置部と、波形屋根との重ね合わせにより形成された重合したボルト挿通孔に、挿嵌部が配されるように中間ボルト体を挿着してから、ナット部を螺進させることで、拡開部の花弁片がナット部に近づきながら挿嵌部に乗り上げて拡開し、その先端が波形屋根の裏面を圧接する構造となっているので、中間ボルト体により屋根上取付具と波形屋根とがしっかりと固定され、屋根上取付具の取付凹所に嵌装した屋根上物品の負荷等による屋根上取付具の弛みやずれが発生することを防止でき、それによって屋根上取付具を安定した状態に維持することができる。特に、屋根上取付具の屋根載置部を波形屋根に載置する構成であるため、安定した状態を保持しやすく、弛みやずれが発生するおそれはほとんどない。
また、ナット部を重合したボルト挿通孔の上方に配して中間ボルト体を波形屋根に固定する構造であるため、ナット部が屋根上取付具の掛止部として作用するから、屋根上取付具が波形屋根から外れてしまうおそれはない。
さらに、波形屋根と屋根上取付具の屋根載置部とを重合した状態で中間ボルト体を上方から挿着させる構造であるため、屋根上取付具を迅速に効率よく波形屋根に取り付けることができる。
また、屋根上取付具は上部に屋根上物品を嵌装する取付凹所を有した構造であり、その取付凹所に遮熱シートを取り付けるためのレールを嵌装させた場合には、屋根上取付具の取付箇所に対して大きな力が作用するおそれがあるが、中間ボルト体でしっかりと締結しているので、屋根上取付具が外れることはない。
請求項2に記載の屋根上取付具の取付構造によれば、屋根上取付具が溝形体よりなるので、屋根上取付具を少ない材料でコンパクトに構成でき、また溝形状により屋根載置部の上方には空間ができているので、中間ボルト体の取付作業を効率よく行える。
本発明に係る屋根上取付具の取付構造の実施形態を示す分解斜視図である。 同実施形態の要部縦断面図であり、(a)は中間ボルト体を取り付けた状態、(b)は中間ボルト体のナット部を締め付けて屋根上取付具を波形屋根に固定した状態を示している。 図2(b)に対応した概略底面図である。 中間ボルト体の縦断面図である。 中間ボルト体の分解正面図である。 同実施形態で使用される屋根上取付具の使用態様例を示す概略斜視図である。
以下に、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。なお以下には、本発明の屋根上取付具の取付対象である波形屋根として、角波形屋根つまり折板屋根を例示しているが、丸波形屋根(略半円形の山部と谷部とが交互に連続する屋根)にも適用できる。また、屋根の素材としては、金属や合成樹脂、セメント系等のものが適用できる。
図1は、本発明に係る屋根上取付具の取付構造の第1の実施形態を示す分解斜視図である。図2は同実施形態の要部縦断面図であり、図2(a)は中間ボルト体を取り付けた状態、図2(b)は中間ボルト体のナット部を締め付けて屋根上取付具を波形屋根に固定した状態を示している。図3は、図2(b)に対応した概略底面図である。また、図4は本実施形態の屋根上取付具の取付構造で使用される中間ボルト体の縦断面図であり、図5は同分解正面図である。図6は、同実施形態で使用される屋根上取付具の使用態様例を示す概略斜視図である。
本実施形態に使用される折板屋根40は、山部41と谷部43とが交互に連続する屋根であって、複数の折板屋根材を側端縁の山部41の頂部42で重合し、その頂部42で連結用のボルト体(不図示)とナット(不図示)の螺着によって連結した重ね式構造となっている。
また、折板屋根40の裏側には、正面視で折板屋根40と略同形状をなす、ボルト止めのための支持金具45が取り付けられている。
またさらに、この折板屋根40の頂部42には、屋根材連結用のボルト体(不図示)を取り付けるための挿通孔(不図示)のほかに、屋根上取付具10を取り付けるためのボルト挿通孔42aが開設されている。
このボルト挿通孔42aは、支持金具45の取付箇所に設けてもよく、つまりボルト体を取り付けるための挿通孔をボルト挿通孔42aとして使用してもよいが、ボルト体を一体化した支持金具45を使用して設置した折板屋根40の場合には、支持金具45を取り付けていない箇所にボルト挿通孔42aを新たに開設すればよい。なお、新設の折板屋根40の場合には、屋根上取付具10を後述する中間ボルト体20で折板屋根40に取り付けることで、ボルト体の代わりに屋根材の重合部を連結固定するようにしてもよい。本明細書においては、各図に示しているように、支持金具45の取付箇所に屋根上取付具10を取り付ける例を示している。
また、屋根上取付具10は重合部以外の頂部42に取り付けるようにしてもよい。その場合にも、その頂部42にボルト挿通孔42aを設ける必要があることはいうまでもない。
一方、屋根上取付具10は、金属板または硬質樹脂板を折曲形成してなり、底部に屋根載置部12を有し、その屋根載置部12の両端部より上方に折曲延出した一対の起立片11を備えて全体として溝形体となっており、それらの起立片11のそれぞれの上端部には、同形状に切り欠かれた取付凹所13が形成されている。
この取付凹所13には、図6に示すように複数の屋根上取付具10を並べて取り付けた場合に、長尺状のレール等を固定することができ、レールが外れないように、取付凹所13の上端開口は凹所底部よりも小さい寸法となっている。つまり、レール外れ防止のために図例のような抜け防止片14を設けることが望ましい。
なお、取付凹所13はこのようなものに限られず、筒体の上板の中央を凹ますか、くり抜いて形成したものでもよい。
また、屋根載置部12にはボルト挿通孔12aが開設されている。このボルト挿通孔12aは折板屋根40のボルト挿通孔42aとほぼ同寸法に形成され、両ボルト挿通孔12a、42aを重合し、その重合したボルト挿通孔12a、42aに中間ボルト体20を挿通、螺着することで、屋根上取付具10を折板屋根40に取り付けるようにしている。なお、両ボルト挿通孔12a、42aの径は中間ボルト体20が挿通でき、かつ、すくなくとも中間ボルト体20のナット部21が引っ掛かる程度の寸法とされる。
中間ボルト体20は、上部より順に、ナット部21と、挿嵌部22と、上方に向けて拡開可能な複数の花弁片23aを備えた拡開部23と、頭部24とを有し、ナット部21、挿嵌部22、拡開部23を、頭部24に固定されたネジ部25が貫通した構造となっている。
ナット部21は、図4、図5に示すようにナット21aと、山座21bと、フェルト材等よりなるシール材21cとよりなる。また、ナット部21と挿嵌部22とにはネジ部25が貫通する程度の挿通孔21d、22dが形成されている。なお、ナット部21のナット部分の挿通孔21dの内面にネジ溝が形成されているが、それ以外の挿通孔21dおよび挿嵌部22の挿通孔22dは、ネジ部25を挿通でき、ネジ部25とナット21aとの螺進、螺退によりスムーズに上下移動できる程度の孔であればよい。
挿嵌部22は、合成樹脂材料で製され、軸部22bの上端に鍔部22aを備え、挿通孔22dを有した略円筒状となっている。また本実施形態では、作業効率を考慮して、ナット部21を構成する3部材が相互固着されて一体化され、さらに鍔部22aがナット部21のシール材21cの下面に接着されて、ナット部21と挿嵌部22とが一体化されている。また、挿嵌部22の下端部は、先端に向けて薄厚となった、すぼんだ形状となっている。
拡開部23は、挿通孔23dを有し、上端から基部23cの上端にいたるまで複数のスリット23bが形成されて複数の花弁片23aが形成されている。これらの花弁片23aは、拡開する前においては、その内面と、ネジ部25(の基端部25a)の外周面との間に、挿嵌部22の下端部22cが進入できる程度の隙間Sが形成された略筒体の形状となっている。
すなわち、拡開部23は、ネジ部25とナット部21との螺進が進み、挿嵌部22の下端部22cが花弁片23aとネジ部25との隙間Sに進入していくことで花弁片23aが徐々に拡開する構造となっている。
なお、中間ボルト体20の挿嵌部22、シール材21cを除く部位については、ステンレス等の金属材料で製されることが望ましい。
ついで、屋根上取付具10の取付手順について説明する。
まず、屋根上取付具10を、その屋根載置部12のボルト挿通孔12aと、折板屋根40のボルト挿通孔42aとを重合させるように載置する。
つぎに、中間ボルト体20を上方から、屋根上取付具10の起立片11、11間の溝空間内に進入させていき、さらに頭部24、拡開部23、挿嵌部22の順にボルト挿通孔12a、42aを挿通させて落とし込む。挿嵌部22はボルト挿通孔12a、42aよりも径寸法の大きな鍔部22aを備えているので、中間ボルト体20は、落とし込んだときに鍔部22aがボルト挿通孔12a、42aに掛止される。
この状態でナット部21を電動工具等を用いて螺進させると、挿嵌部22の下端部22cが花弁片23aとネジ部25との間に進入していくことで花弁片23aが徐々に拡開し、それと同時に挿嵌部22が花弁片23aとネジ部25との間で潰され変形していく。こうして螺進が進むと、花弁片23aは挿嵌部22に乗り上げた状態となって、その先端が折板屋根40の支持金具43の裏面を圧接する状態となって、それ以上、螺進できないようになる(以上、図2(a)、(b)参照)。なお、支持金具45を取り付けていない箇所に屋根上取付具10を取り付ける場合は、花弁片23aの先端は折板屋根40の裏面を直接圧接することとなる。
このようにして、中間ボルト体20は折板屋根40と、屋根上取付具10とに対して締結される。
このような屋根上取付具の取付構造であるため、中間ボルト体20により屋根上取付具10と折板屋根40とがしっかりと固定され、屋根上物品の負荷による屋根上取付具10の回転、ぐらつき等の弛みや、傾き、ずり上がり、外れ等のずれが発生することを防止でき、それによって屋根上取付具10を安定した状態に維持することができる。また、ナット部21を、重合したボルト挿通孔12a、42aの上方に配して中間ボルト体20を折板屋根40を固定する構造であるため、ナット部21が屋根上取付具10の掛止部として作用するから、屋根上取付具10が折板屋根40から外れてしまうおそれはない。
また、折板屋根40と屋根上取付具10の屋根載置部12とを重合した状態で中間ボルト体20を上方から挿着させる構造であるため、屋根上取付具10を迅速に効率よく折板屋根40に取り付けることができる。
さらに、屋根上取付具10の屋根載置部12を折板屋根40に載置する構成であるため、安定した状態を保持しやすく、弛みやずれが発生するおそれはほとんどない。
また、本実施形態の屋根上取付具10によれば、図6に示すように、取付凹所13に長尺状のレールRを嵌装固定して遮熱シート等を広い面に張り渡すことができる。そのようにレールRを固定した場合、遮熱シートに積もる雪の重みや、遮熱シートの乾燥等により強力な力で、レールRを嵌装固定した屋根上取付具10が引っ張られるが、中間ボルト体20(図1等参照)でしっかりと締結しているので、屋根上取付具10が外れることはない。
さらに、屋根上取付具10が溝形体よりなるので、屋根上取付具10を少ない材料でコンパクトに構成でき、また溝形状により屋根載置部12の上方には空間ができているので、中間ボルト体20の取付作業を効率よく行える。
10 屋根上取付具
11 起立片
12 屋根載置部
12a ボルト挿通孔
13 取付凹所
14 抜け防止片
20 中間ボルト体
21 ナット部
21a ナット
21b 山座
21c シール材
21d 挿通孔
22 挿嵌部
22a 鍔部
22b 軸部
22c 下端部
22d 挿通孔
23 拡開部
23a 花弁片
23b スリット
23c 基部
23d 挿通孔
24 頭部
25 ネジ部
25a 基端部
S 隙間
40 折板屋根
41 山部
42 頂部
42a ボルト挿通孔
45 支持金具

Claims (2)

  1. 中間ボルト体を用いて、屋根上取付具をボルト挿通孔が開設された波形屋根に取り付けた、屋根上取付具の取付構造であって、
    上記屋根上取付具は、上部に屋根上物品を嵌装する取付凹所を有し、底部にボルト挿通孔が開設された屋根載置部を有した構造となっているとともに、
    上記中間ボルト体は、上部より順に、ナット部と、挿嵌部と、上方に向けて拡開可能な花弁片を備えた拡開部と、頭部とを有し、それらを頭部に固定されたネジ部が貫通する構造となっており、
    上記屋根上取付具の屋根載置部と、上記波形屋根とをボルト挿通孔同士が重なるように重合させ、上記中間ボルト体の挿嵌部が上記重合したボルト挿通孔に配されるように中間ボルト体を挿着してから、ナット部を螺進させることで、上記拡開部の花弁片がナット部に近づきながら挿嵌部に乗り上げて拡開し、その先端が上記波形屋根の裏面を圧接するようになっていることを特徴とする、屋根上取付具の取付構造。
  2. 請求項1において、
    上記屋根上取付具が溝形体よりなる、屋根上取付具の取付構造。
JP2010120067A 2010-05-26 2010-05-26 屋根上取付具の取付構造 Pending JP2011246928A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010120067A JP2011246928A (ja) 2010-05-26 2010-05-26 屋根上取付具の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010120067A JP2011246928A (ja) 2010-05-26 2010-05-26 屋根上取付具の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011246928A true JP2011246928A (ja) 2011-12-08

Family

ID=45412529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010120067A Pending JP2011246928A (ja) 2010-05-26 2010-05-26 屋根上取付具の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011246928A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5320516B1 (ja) * 2013-04-05 2013-10-23 株式会社パスポート 太陽電池パネル設置装置
JP2013221270A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Mihara Kinzoku Kogyo:Kk 屋根上構造物取付金具
JP2014025252A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Otis co ltd 屋根上物品取付具
JP2014025253A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Otis co ltd フレーム取付具
JP2014047570A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Yasuhiro Nomura ソーラーパネル用固定具
JP2015151745A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 三ツ星ベルト株式会社 瓦棒葺き屋根の雪止め構造を伴った防水構造、および、瓦棒葺き屋根の雪止め工法を伴った防水工法
JP2018193809A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 ソーラーフロンティア株式会社 支持体、パネル構造体及び支持体の設置方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546983Y2 (ja) * 1978-12-26 1980-11-05
JPS5772050U (ja) * 1980-10-20 1982-05-01
JP2001254494A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュール、太陽電池ユニット及び太陽電池パネルの設置方法
JP2006104770A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Hiroshi Ueno 太陽電池パネルの据付具
JP2007154652A (ja) * 2005-11-14 2007-06-21 Aaki Yamade Kk 屋根断熱化方法
JP2008291593A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Sankyu Inc ワンサイドボルトの撤去工具
JP2009002138A (ja) * 2007-05-21 2009-01-08 Yodogawa Steel Works Ltd 太陽電池モジュール、および外装パネルの取付構造
JP2009281423A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Oriental Motor Co Ltd 被取付物を取付用レールに取り付けるための取付金具
JP3157068U (ja) * 2009-11-12 2010-01-28 ナカダ産業株式会社 雄ネジボルト体取付構造

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5546983Y2 (ja) * 1978-12-26 1980-11-05
JPS5772050U (ja) * 1980-10-20 1982-05-01
JP2001254494A (ja) * 2000-03-10 2001-09-21 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 太陽電池モジュール、太陽電池ユニット及び太陽電池パネルの設置方法
JP2006104770A (ja) * 2004-10-05 2006-04-20 Hiroshi Ueno 太陽電池パネルの据付具
JP2007154652A (ja) * 2005-11-14 2007-06-21 Aaki Yamade Kk 屋根断熱化方法
JP2009002138A (ja) * 2007-05-21 2009-01-08 Yodogawa Steel Works Ltd 太陽電池モジュール、および外装パネルの取付構造
JP2008291593A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Sankyu Inc ワンサイドボルトの撤去工具
JP2009281423A (ja) * 2008-05-20 2009-12-03 Oriental Motor Co Ltd 被取付物を取付用レールに取り付けるための取付金具
JP3157068U (ja) * 2009-11-12 2010-01-28 ナカダ産業株式会社 雄ネジボルト体取付構造

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013221270A (ja) * 2012-04-13 2013-10-28 Mihara Kinzoku Kogyo:Kk 屋根上構造物取付金具
JP2014025252A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Otis co ltd 屋根上物品取付具
JP2014025253A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Otis co ltd フレーム取付具
JP2014047570A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Yasuhiro Nomura ソーラーパネル用固定具
JP5320516B1 (ja) * 2013-04-05 2013-10-23 株式会社パスポート 太陽電池パネル設置装置
JP2015151745A (ja) * 2014-02-14 2015-08-24 三ツ星ベルト株式会社 瓦棒葺き屋根の雪止め構造を伴った防水構造、および、瓦棒葺き屋根の雪止め工法を伴った防水工法
JP2018193809A (ja) * 2017-05-19 2018-12-06 ソーラーフロンティア株式会社 支持体、パネル構造体及び支持体の設置方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011246928A (ja) 屋根上取付具の取付構造
JP2011111746A (ja) 屋根上取付具
JP5230029B2 (ja) 屋根上取付具の取付構造
JP2012127117A (ja) 外装パネルの取付装置
JP5244687B2 (ja) 屋根上取付具
JP5520579B2 (ja) 屋根上取付具
JP5663405B2 (ja) 屋根上取付具
JP2012007295A (ja) 屋根上取付具
JP5130277B2 (ja) 屋根上取付具
JP2007314955A (ja) 太陽電池モジュール、および太陽電池モジュールの折版屋根への取り付け構造
JP3871685B2 (ja) 屋根化粧パネル取付金具
JP5581077B2 (ja) 屋根上取付具およびその取付構造
JP5439022B2 (ja) 屋根上取付具
JP2010229645A (ja) 屋根上取付具の取付構造、屋根上取付具およびスペーサー部材
JP5448079B2 (ja) 屋根上取付具およびその取付構造
JP5319352B2 (ja) 屋根上取付具およびその取付構造
JP5294485B2 (ja) 屋根上取付具
JP5588791B2 (ja) 屋根上取付具
JP5256250B2 (ja) 屋根上取付具
JP5640115B1 (ja) 屋根上物品取付具
JP5671086B2 (ja) 屋根上物品取付具
JP7493789B2 (ja) 太陽電池パネル設置構造及びその固定具
JP5124515B2 (ja) 屋根上取付具およびその取付構造
JP5606958B2 (ja) 屋根上取付具およびその屋根上取付具を用いた屋根上取付物品の取付構造
JP5640114B1 (ja) 屋根上物品取付具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130318

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130924

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140818

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150127