JP7109683B2 - イメージセンサユニット及びイメージセンサユニットの製造方法 - Google Patents

イメージセンサユニット及びイメージセンサユニットの製造方法 Download PDF

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Description

本開示は、イメージセンサユニット及びイメージセンサユニットの製造方法に関するものである。
読取対象物のイメージを生成するイメージセンサユニットの用途は多岐にわたり、例えば、コピー機、複合機、ファクシミリ装置、スキャナ装置、ATMに組み込まれて使用されている。イメージセンサユニットは一般的に、光源、導光体、レンズ体、ラインセンサを内部に備えている。
イメージセンサユニットの光源は、様々な波長の光を出射する光源を含み、読取対象物の、特定の波長の光に反応するインクを検出することができる(例えば、特許文献1)。特許文献1には、イメージセンサユニットに紫外光光源を配列して、有価紙面に照射し、有価紙面で発生した蛍光成分を検出する方法が開示されている。
このようなイメージセンサユニットは、紫外光が照射されたときに有価紙面で蛍光反応と反射が同時に起こるため、蛍光と反射した紫外光の両方を読取ってしまうという問題がある。また、紫外光光源から出射される光は紫外光以外の波長の光も含んでいるため、紫外光による蛍光成分と光源に含まれる光成分をイメージセンサで識別することは困難であった。
これらの問題に対し、特許文献1に記載の光学ラインセンサ装置は、紫外光LEDの出射側に紫外光以外をカットする第1のフィルタを備え、媒体とセンサ部との間の光路に紫外光をカットする第2のフィルタを備えている。これらのフィルタにより、紫外光LEDから出射される紫外光以外の成分が受光部に直接入ることを防止することができ、紫外光LEDから出射され媒体で反射した紫外光が受光部に入ることを防止することができる。これにより、媒体の蛍光物質の検出能力を高めることができると説明されている。
また、イメージセンサユニットには、発光部が出射する可視光又は可視光以外の予め定めた波長の光が導光体の内部を反射しながら伝送されることで線状の光を読取対象物に照射させるものがある(例えば、特許文献2)。特許文献2に記載の光源装置は、発光部と導光体の端部との間に光学フィルタを備えており、温度変化により導光体が伸縮しても、光学フィルタと発光部との距離を一定に保つ機構を備えることにより、照明特性を保つことができると説明されている。
特開2012-190253号公報 特開2014-6979号公報
有価紙面は偽造防止のために、紫外光に蛍光反応を示すインク以外に、特定の波長の光のみが反射するインクが複数種類使用されている。このような有価紙面を含む読取対象物に対しては、特許文献1に記載の光学ラインセンサ装置は、紫外光以外の波長の光を遮断してしまうため、紫外光の蛍光物質以外を検出することができない。
また、特許文献2に記載の光源装置は、光源と導光体の間に一定の範囲の周波数をカットするフィルタを備えるものであり、紫外光光源及び可視光光源の双方による検出を行う読取対象物に適用できる構成ではなかった。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、紫外光の蛍光を低ノイズで検出するとともに、紫外光以外の波長の光による安定した検出も可能なイメージセンサユニット及びイメージセンサユニットの製造方法を得ることを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示のイメージセンサユニットは、紫外光を含む光を出射する第1の光源と、紫外光より長波長の可視光を含む光を出射する第2の光源と、両端面から第1の光源の光を導光し、側面から読取対象物に向けて照射する柱状の第1の導光体と、両端面から第2の光源の光を導光し、側面から読取対象物に向けて照射する柱状の第2の導光体と、を備える。イメージセンサユニットは更に、第1の光源と第1の導光体との間に配置され、紫外光より長波長の可視光を含む光を遮断する可視光カットフィルタと、第1の導光体及び第2の導光体から照射された光により、読取対象物で発生した光を集束するレンズ体と、レンズ体で集束された光を受光するラインセンサと、レンズ体とラインセンサとの間に配置され、紫外光を遮断する紫外光カットフィルタと、を備える。イメージセンサユニットは更に、第1の導光体及び第2の導光体の一端を挿入する2つの開口部を備える第1の導光体ホルダと、第1の導光体及び第2の導光体の他端を挿入する2つの開口部を備える第2の導光体ホルダと、を備える。第1の導光体ホルダ及び第2の導光体ホルダの、第1の導光体が挿入される開口部に、可視光カットフィルタが設けられる。第1の導光体ホルダ及び第2の導光体ホルダは、第1の導光体の挿入方向に直交するスリットを有し、可視光カットフィルタは、スリットに挿入される。
本開示によれば、第1の光源の紫外光以外の成分を可視光カットフィルタで遮断し、紫外光の反射成分を紫外光カットフィルタで遮断するため、紫外光の蛍光を低ノイズで検出でき、また、第2の光源の可視光は、可視光カットフィルタを経由せず、紫外光カットフィルタを透過するため、紫外光以外の波長の光による安定した検出が可能となる。
実施の形態1に係るイメージセンサユニットの分解斜視図 導光体からの光の照射を示す模式図 導光体ホルダとLED基板の斜視図 イメージセンサユニットの外観図であり、上方から見た斜視図 イメージセンサユニットの外観図であり、下方から見た斜視図 可視光及び紫外光のふるまいを示す図 イメージセンサユニットの製造工程を示す斜視図 イメージセンサユニットの製造工程を示す断面図 イメージセンサユニットの製造工程を示す図 イメージセンサユニットの製造工程を示す図 イメージセンサユニットの製造工程を示す図 実施の形態2に係る導光体ホルダとLED基板の斜視図 実施の形態3に係る導光体ホルダとLED基板の斜視図 実施の形態3に係るイメージセンサユニットにおける可視光及び紫外光のふるまいを示す図 実施の形態4に係るイメージセンサユニットにおける可視光及び紫外光のふるまいを示す図
(実施の形態1)
以下、本開示の実施の形態1に係るイメージセンサユニット100について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態1に係るイメージセンサユニット100の分解斜視図である。イメージセンサユニット100の長手方向をX軸方向とし、短手方向がY軸方向とし、長手方向及び短手方向に垂直の高さ方向をZ軸方向として示している。本実施の形態1に係るイメージセンサユニット100における長手方向及び短手方向は、それぞれイメージセンサユニット100における主走査方向及び副走査方向に相当する。
イメージセンサユニット100は、図1に示すように、互いに平行に配置された2つの導光体111,112と、導光体111,112の両端を支持する導光体ホルダ121,122と、を備える。また、イメージセンサユニット100は、導光体111,112の端面に光を照射するLEDを実装し、導光体ホルダ121,122それぞれに接合するLED基板123,124と、導光体111の両端面とLED基板123,124の間に配置する可視光カットフィルタ151,152と、を備える。
さらに、イメージセンサユニット100は、導光体111,112の側面から出射された光により読取対象物で発生する蛍光又は反射光を集束するレンズ体131と、導光体111,112とレンズ体131とを収容する枠状のフレーム141と、を備える。また、イメージセンサユニット100は、フレーム141の上方の開口部の少なくとも一部を覆うカバー142と、レンズ体131により集束された光を受光するラインセンサ143と、レンズ体131とラインセンサ143の間に配置する紫外光カットフィルタ144と、ラインセンサ143が導光体の長手方向に沿って実装されたセンサ基板145と、を備える。
イメージセンサユニット100で画像を読み取る読取対象物は、画像読取時には、カバー142の表面に沿って、短手方向である副走査方向に相対的に移動する。イメージセンサユニット100が、固定された読取対象物に対して移動してもよく、あるいは、固定されたイメージセンサユニット100に対して、読取対象物が移動してもよい。読取対象物は、シート状の物で、例えば、原稿、印刷物、紙幣、有価証券、フィルム及びその他の一般文書であり、画像情報を有する物である。
第1の導光体である導光体111と、第2の導光体である導光体112は柱状の透明体であり、例えば樹脂で形成される。導光体111,112は、長手方向に延在し、端面から入射した光を導光して側面から線状の光を出射する。図2は、導光体111,112からの光の照射を示す模式図である。図2に示すように、光を出射する出射位置と対向する位置には、反射パターン161,162が形成されている。
導光体111,112の両端面に入射された光は、導光体内部で反射を繰り返して伝送し、反射パターン161,162に当たった光が出射面である側面から導光体111,112の外に進む。反射パターン161,162を、光の出射位置と対向する位置に形成することにより、導光体111,112の出射光が、カバー142上の読取位置に照射される。このようにして、導光体111,112の端面から入射された光をカバー142上に位置する読取対象物に効率よく照射させることができる。
反射パターン161,162は、導光体111,112に入射される光を反射する任意のパターンであり、例えば、2次元プリズムである。2次元プリズムは、導光体111,112内に光を拡散させて、導光体111,112からの出射幅を広げることもできるため、イメージセンサユニット100の読取軸が、組立バラツキにより多少動いても、必要な範囲を照らすことができる。
図3は、導光体ホルダ121,122及びLED基板123,124を拡大した斜視図である。第1の導光体ホルダである導光体ホルダ121と、第2の導光体ホルダである導光体ホルダ122にはそれぞれ2つの貫通した開口部が形成されており、これらの開口部に導光体111,121を挿入することにより導光体111,112を保持する。LED基板123,124には、導光体ホルダ121,122に保持された導光体111の端面に対向する位置に第1の光源である紫外光LEDが実装されている。また、LED基板123,124には、導光体ホルダ121,122に保持された導光体112の端面に対向する位置に、紫外光以外の第2の光源である可視光LEDが実装されている。ここで、第2の光源は、互いに異なる波長の複数の可視光LEDを含んでもよい。
導光体ホルダ121には、導光体111の挿入方向に垂直の方向にスリット153が形成されており、平板状の可視光カットフィルタ151が挿入されている。また、導光体ホルダ122には、導光体111の挿入方向に垂直の方向にスリット154が形成されており、平板状の可視光カットフィルタ152が挿入されている。
可視光カットフィルタ151,152は、紫外光の波長帯域よりも長い波長の光を減衰させる波長フィルタである。ここで、紫外光LEDが出射する光は紫外光以外の波長の光も含んでいる。可視光カットフィルタ151,152の挿入により、LED基板123,124に実装された紫外光LEDが出射する光のうち可視光カットフィルタ151,152を透過した光が導光体111の両端面に入射される。つまり、紫外光LEDの光は導光体111に入射するまでの間に必ず可視光カットフィルタ151,152を通過する。導光体111に入射された紫外光は、導光体111内部で反射を繰り返して伝送し、反射パターン161に当たった光が出射面である側面から導光体111の外に進み読取対象物に照射される。
導光体ホルダ121の、導光体111,112と反対側に、弾性体155を備える。弾性体155と共に導光体111,112及び導光体ホルダ121,122がフレーム141に収容される。これにより、温度変化により導光体111,112の長手方向の長さが変化しても、変化分を弾性体155が吸収できる。
可視光LEDと導光体112の端面との間には、可視光カットフィルタ151,152がないため、可視光LEDを出射された光は、直接導光体112に入射され、導光体112内部で反射を繰り返して伝送し、反射パターン162に当たった光が出射面である側面から導光体112の外に進み読取対象物に照射される。
レンズ体131は、紫外光が照射されたことにより読取対象物で発生した蛍光、又は、可視光が照射されて読取対象物で反射した可視光を短手方向に集束する。レンズ体131の結像位置は、ラインセンサ143の画素が存する位置である。レンズ体131は、長手方向に延在し、延在方向に垂直の方向に像を集束させた連続像を形成する任意のレンズであり、例えば、ロッドレンズが長手方向に沿ってアレイ状に多数配列したロッドレンズアレイである。
フレーム141は矩形の枠形状を有し、導光体111,112、導光体ホルダ121,122、を収容する。図4A,図4Bは、イメージセンサユニット100の外観図である。図4Aは高さ方向(Z軸方向)上方から見た斜視図であり、図4Bは高さ方向下方から見た斜視図である。図4Aに示すように、フレーム141の読取対象物に対向する開口部の少なくとも一部はカバー142に覆われている。一方、図4Bに示すように、フレーム141のカバー142と反対側の底面の少なくとも一部は、センサ基板145により覆われている。センサ基板145は、締結部品147によりフレーム141に対して固定されている。締結部品147は、例えばネジである。
カバー142は、外枠に支持された透明板146を有する。透明板146は、導光体111,112から出射される光の透過を制限しない。カバー142の機能は読取対象物を詰まらせずに搬送するためのガイドである。読取対象物の画像が、透明板146の上を相対的に移動する。なお、カバー142が全て透明材料で一体成形されていてもよく、外枠がなくてもよい。
ラインセンサ143は、レンズ体131で集束した光を受光して電気信号に変換する多数のセンサ素子が長手方向に沿って配列されたアレイ状のセンサである。センサ基板145には、ラインセンサ143の他、各種電子部品が実装されている。例えば、外部コネクタ、信号処理IC(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)が実装されている。信号処理ICは、センサ基板145とは別の基板に設けてもよい。
紫外光カットフィルタ144は、平板状の波長フィルタであって、紫外光及び紫外光の波長より短い波長の光を減衰させる波長フィルタである。レンズ体131で集束された光が紫外光カットフィルタ144に入射されるが、レンズ体131から出射される光は、紫外光が読取対象物に照射されたことにより発生する蛍光と、導光体111から発せられ又は読取対象物で反射された紫外光と、を含む。読取対象物で発生する蛍光をラインセンサ143で受光して得た情報は読取対象物の画像情報を含むが、紫外光をラインセンサ143で受光した成分は雑音となる。よって、紫外光カットフィルタ144で紫外光をカットすることにより、雑音を低減することができる。
以上のように構成されたイメージセンサユニット100の動作について、図5を用いて説明する。図5は、可視光及び紫外光のふるまいを示した図である。
図5の左フローに示したように、LED基板123,124に実装された紫外光LEDから照射される光は、可視光カットフィルタ(Cut Filter:CF)151,152を通って導光体111の端部に入射する。この時、可視光カットフィルタ151,152を通っているため、光は可視光成分を持たない。可視光カットフィルタ151,152は、実際には紫外光よりも長い波長の光を遮断する。光は導光体111の内部で反射を繰り返して伝送し、反射パターン161に当たると、側面の出射面から導光体111の外に出ていく。
その後、透明板146を通過して読取対象物に照射される。光は紫外光なので、読取対象物の蛍光成分に反応し、可視光帯域の蛍光が発生する。紫外光の一部は、そのまま反射する。蛍光と反射した紫外光は、再度透明板146を通過して、更にレンズ体131を通過する。レンズ体131を通過する光は集束されてラインセンサ143の画素部分で像を結ぶ。ここで、レンズ体131とラインセンサ143の間に紫外光カットフィルタ(Cut Filter:CF)144を配しているため、反射した紫外光は遮断されている。そのため、ラインセンサ143の各センサ素子は蛍光のみを検知することができる。
図5の右フローに示したように、LED基板123,124に実装された可視光LEDから照射された光は、そのまま導光体112の端部に入射される。光は導光体112の内部で反射を繰り返して伝送し、反射パターン162に当たると、側面の出射面から導光体112の外に出ていく。その後、透明板146を通過して読取対象物に照射される。光は読取対象物に当たって反射すると、再度透明板146を通過して、更にレンズ体131を通過する。レンズ体131を通過する光は集束されてラインセンサ143の画素部分で像を結ぶ。ここで、レンズ体131とラインセンサ143の間に紫外光カットフィルタ144があるが、レンズ体131を通過する光は紫外光ではないため、センサの検出には影響しない。このように、紫外光以外のLEDが発光した光の反射光は、紫外光カットフィルタ144の影響を受けずに検知することができる。
読取対象物の画像を読み取る際、一度に発光するLEDは常に1種類であり、異なる種類のLEDを予め定めた順番に発光させてラインセンサ143が都度検出する。LEDには紫外以外に、赤、青、緑、赤外を含む様々な波長のものがあり、1ライン走査する毎に、発光するLEDの種類を切り替える。例えば、赤→青→緑→赤外→紫外を1セットとして、1ラインに対して1セットの走査を実行し、読取対象物の搬送が完了するまで繰り返す。このようにして、読取対象物における各LEDの出射光の反射光及び蛍光を検知することができる。なお、1セットにおける各LEDの発光回数を1回に限定する必要はなく、同じLEDを複数回点灯させてもよい。例えば、1セットで発光するLEDの順番を、赤→青→赤外→赤→緑→紫外としてもよい。
本実施の形態に係るイメージセンサユニット100を備えた画像読取装置は、他のラインセンサを、読取対象物を挟んでラインセンサ143と反対側に配置することもできる。その場合は、LED基板123,124に透過用光源を実装し、LEDの発光順序の中に、透過光も入ることになる。例えば、赤→青→緑→赤外→紫外→透過光を1セットとする。更に、透過光を1種類に限定する必要もないため、赤→青→緑→赤外→紫外→透過光1→透過光2を1セットとしてもよい。透過光は任意の光でよいが、発光波長の帯域が狭いものが望ましい。
LEDは色によって輝度が異なる。そのため、輝度の低いLEDは点灯時間を延ばすことで、センサ素子の蓄積時間を伸ばし、他の輝度の高いLEDと同等の信号雑音比(Signal-Noise Ratio:S/N)を得ることができる。また、ラインセンサ143を長時間使用するうちにLEDの輝度が変わることもある。そのため、LEDの輝度をモニタリングする構成を有してもよい。
例えば、導光体111,112に対して、ラインセンサ143の反対側の位置に白色の板を配置し、又は、透明板146に白色のテープを貼っておき、その白色の板又はテープで反射した光をラインセンサ143が検出することで、LEDの輝度をモニタリングしてもよい。このとき、紫外光の強度をモニタリングする場合には、LED輝度のモニタリング専用の範囲を設けて、その範囲には、紫外光カットフィルタ144を配置しない。これにより、紫外光LEDの輝度のモニタリングも可能になる。この場合、白色の板又はテープは紫外光で蛍光せず、反射するものを選定する。他の方法として、LEDが照射した光が届く位置に照度センサを配置することで、LEDの輝度をモニタリングする方法を利用してもよい。
次にイメージセンサユニット100の製造方法について説明する。図6-9はイメージセンサユニット100の製造工程を示したものである。
まず初めに、図6A,図6Bに示すように、フレーム141にレンズ体131と紫外光カットフィルタ144を取り付ける。図6Aは斜視図であり図6Bは長手方向に直交する面における断面図である。フレーム141にはレンズ体131を嵌め込むための段差148と紫外光カットフィルタ144を嵌め込むための段差149があり、そこに嵌め込むことで位置を決め、接着剤で固定する。また、フレーム141にはレンズ体131の下の光路上にスリット150が設けられていて、読取対象物で発生した光は、レンズ体131と紫外光カットフィルタ144を必ず通過する。
次に、光源部を組み立てる(光源部組み立てステップ)。光源部の組み立て工程について図3を参照して説明する。まず、LEDを実装したLED基板123に導光体ホルダ121を接合し、LED基板124に導光体ホルダ122を接合する。接合は任意の方法で行ってよいが、例えば、熱溶着又は接着剤により固定する。次に、LED基板123の裏に弾性体155を固定する。また、導光体ホルダ121のスリット153に可視光カットフィルタ151を挿入し、導光体ホルダ122のスリット154に可視光カットフィルタ152を挿入して固定する。固定は例えば接着剤による接着を行う。
次に、図7に示すように、光源部に導光体111,112を挿しこみ光源ユニットを組み立てる(光源ユニット組み立てステップ)。具体的には、導光体ホルダ121,122の開口部に導光体111,112を挿し込んで固定する。次に、図8に示すように、フレーム141に導光体111,112を含む光源ユニットを組み込んで固定する(光源ユニット固定ステップ)。フレーム141に光源ユニットを組み込む際、LED基板123,124を外部の基板と電気的に接続するため、フレーム141の長手方向両端に設けたスリットにLED基板123,124のコネクタ接続部156,157を通して、フレーム141の外に出す。
その後、フレーム141の読取対象物に対向する開口部にカバー142を取り付ける(カバー取り付けステップ)。カバー142は、透明板146を外枠に固定した後にフレーム141に対して固定する。固定は例えば接着剤による接着を行う。
最後に、図9に示すように、センサ基板145を、フレーム141のカバー142と反対側の底面に設置する(センサ基板設置ステップ)。センサ基板145の設置は、締結部品147を用いて行う。締結部品は例えばネジである。このとき、フレーム141の長手方向両端のスリットから外に出ているLED基板123,124のコネクタ接続部156,157をセンサ基板145のコネクタに挿し込み、電気的に接続する。
以上説明したように本実施の形態に係るイメージセンサユニット100は、LED基板123,124に実装された紫外光LEDの光を導光し、側面から読取対象物に向けて照射する導光体111と、LED基板123,124に実装された可視光LEDの光を導光し、側面から読取対象物に向けて照射する導光体112と、を備える。更に、紫外光LEDと導光体111との間に配置され、可視光を遮断する可視光カットフィルタ151,152と、導光体111,112から照射された光により、読取対象物で発生する蛍光及び反射光を集束するレンズ体131と、レンズ体131で集束された光を受光するラインセンサ143と、レンズ体131とラインセンサ143との間に配置され、紫外光を遮断する紫外光カットフィルタ144と、を備える。これにより、紫外光LEDの可視光成分を可視光カットフィルタ151,152で遮断し、紫外光の反射成分を紫外光カットフィルタ144で遮断するため、紫外光による蛍光を低ノイズで検出できる。また、可視光LEDの出射光は、可視光カットフィルタ151,152を経由せず、紫外光カットフィルタ144を透過するため、紫外光以外の波長の光による安定した検出も可能となる。
(実施の形態2)
以下、本開示の実施の形態2に係るイメージセンサユニット100について、図面を参照して説明する。図10は、実施の形態2に係るイメージセンサユニット100の導光体ホルダ121,122とLED基板123,124の斜視図である。本実施の形態2に係るイメージセンサユニット100は、導光体ホルダ121,122に特徴を有する。導光体ホルダ121,122以外のイメージセンサユニット100の他の構成は実施の形態1と同じである。
実施の形態1において、可視光カットフィルタ151,152は、導光体ホルダ121,122に設けたスリット153,154に挿入して固定した。これに対し、本実施の形態2では、図10に示すように、導光体ホルダ122のLED基板124に対向する面に段差158を設けてその段差158に可視光カットフィルタ152を嵌め込む。
このとき段差158に接着溝159を設けて、可視光カットフィルタ152を嵌め込んだ後に、接着溝159から接着剤を流し込んで可視光カットフィルタ152を固定させてもよい。可視光カットフィルタ151も同様に、導光体ホルダ121のLED基板123に対向する面に設けた段差に嵌め込んで固定する。
本実施の形態2に係るイメージセンサユニット100の動作は、実施の形態1と同様である。
本実施の形態2に係るイメージセンサユニット100の製造方法は、実施の形態1と同様であるが、光源部組み立てステップにおける可視光カットフィルタ151,152の設置方法のみ異なる。実施の形態1では、可視光カットフィルタ151,152を導光体ホルダ121,122に設けたスリット153,154に挿入して固定したが、本実施の形態2では、図10に示すように、導光体ホルダ121,122のLED基板123,124に対向する面に設けた段差に可視光カットフィルタ151,152を嵌め込む。
以上説明したように本実施の形態に係るイメージセンサユニット100は、導光体ホルダ121のLED基板123に対向する面に段差を設けてその段差に可視光カットフィルタ151を嵌め込み、導光体ホルダ122のLED基板124に対向する面に段差158を設けてその段差158に可視光カットフィルタ152を嵌め込むこととした。これにより、接着剤による可視光カットフィルタ151,152の固定を含む製造工程を簡易化することが可能になる。
(実施の形態3)
以下、本開示の実施の形態3に係るイメージセンサユニット100について、図面を参照して説明する。図11は、実施の形態3に係るイメージセンサユニット100の導光体ホルダ121,122とLED基板123,124の斜視図である。本実施の形態3に係るイメージセンサユニット100は、導光体ホルダ121,122に特徴を有する。導光体ホルダ121,122の以外のイメージセンサユニット100の他の構成は実施の形態2と同じである。
本実施の形態3に係るイメージセンサユニット100の導光体ホルダ121,122の少なくとも内壁170の材質が、紫外光より長波長の可視光を吸収する材質である。例えば、内壁170は黒色のものが好適である。ここで、内壁170は、導光体ホルダ121,122の導光体111,112が挿入される開口部の壁であり、接着溝159を含んでもよい。
可視光カットフィルタ151,152はともに、光を遮断するカット特性が、入射角度依存性を有するフィルタである。可視光カットフィルタ151,152は、例えば、誘電体多層膜フィルタである。第1の光源である紫外光LEDから出射した光のうち、紫外光より長波長の可視光が、内壁170で反射すると想定した場合、当該反射した可視光が誘電体多層膜フィルタである可視光カットフィルタ151,152へ入射する入射角度θinが、誘電体多層膜フィルタが遮断できる光の入射角度の閾値θthよりも大きくなりうる。入射角度θinが閾値θthより大きい場合、内壁170で反射して可視光カットフィルタ151,152に入射した可視光が、可視光カットフィルタ151,152を透過してしまう。
本実施の形態3に係るイメージセンサユニット100は、これに対して、対策を施したものである。紫外光LEDから出射した光のうち、紫外光より長波長の可視光の少なくとも一部が、内壁170に吸収される。つまり、内壁170は、可視光カットフィルタ151,152を透過してしまう可視光を、内壁170での反射により生じる前に、吸収するものである。
本実施の形態3に係るイメージセンサユニット100の動作について、図12を用いて説明する。図12は、可視光及び紫外光のふるまいを示した図である。
図12の左フローに示したように、LED基板123,124に実装された紫外光LEDから照射される光は、紫外光及び紫外光より長波長の可視光を含むが、可視光のうち、内壁170の方向に進むものは内壁170に吸収される。紫外光LEDから可視光カットフィルタ151,152に直接入射される光のうち、紫外光は可視光カットフィルタ151,152を透過し、紫外光より長波長の可視光は可視光カットフィルタ151,152で遮断される。
その後の動作は、実施の形態1と同様であり、可視光カットフィルタ151,152を透過した紫外光は、導光体111の内部で反射を繰り返して伝送し、反射パターン161に当たると、側面の出射面から導光体111の外に出ていく。その後、導光体111から照射された光は紫外光なので、読取対象物の蛍光成分に反応し、可視光帯域の蛍光が発生する。紫外光の一部は、そのまま反射する。蛍光による可視光と反射した紫外光は、レンズ体131で集束されてラインセンサ143の画素部分で像を結ぶ。ここで、レンズ体131とラインセンサ143の間に紫外光カットフィルタ144を配しているため、反射した紫外光は遮断され、紫外光カットフィルタ144を透過した蛍光成分のみがラインセンサ143の各センサ素子で検知される。
図12の右フローに示した可視光LEDから照射された光のふるまいは実施の形態1と同様である。
実施の形態3のイメージセンサユニット100の製造方法は実施の形態1と同様である。光源部組み立てステップにおいて、導光体111と可視光カットフィルタ151,152との間の導光体ホルダ121,122の内壁170が、紫外光より長波長の可視光を吸収する材質であり、導光体ホルダ121,122の紫外光LEDと対向する位置に、光のカット特性に入射角度依存性があるフィルタである可視光カットフィルタ151,152を配置する。
以上説明したように本実施の形態に係るイメージセンサユニット100は、可視光カットフィルタ151,152のカット特性が入射角度依存性を有し、導光体ホルダ121,122の内壁170の材質が、紫外光より長波長の可視光を吸収するものであるとした。これにより、紫外線LEDから出射した紫外光より長波長の可視光を、内壁170で吸収し、内壁170での反射を抑制することにより、内壁170で反射して可視光カットフィルタ151,152へ入射する入射角度が、遮断できる入射角度よりも大きくなることで、可視光カットフィルタ151,152を透過してしまうことを回避することが可能になる。
(実施の形態4)
以下、本開示の実施の形態4に係るイメージセンサユニット100について、図面を参照して説明する。本実施の形態4に係るイメージセンサユニット100は、導光体ホルダ121,122に特徴を有する。イメージセンサユニット100の他の構成は実施の形態2と同じである。
本実施の形態4に係るイメージセンサユニット100の導光体ホルダ121,122の少なくとも内壁170の材質が、紫外光を紫外光の波長のままで反射するものである。例えば、内壁170は紫外光で蛍光して可視光に変換される材質は不適当である。ここで、内壁170は、導光体ホルダ121,122の導光体111,112が挿入される開口部の壁である。内壁170は、接着溝159又は接着剤を含んでもよい。
可視光カットフィルタ151,152はともに、光を遮断するカット特性が、入射角度依存性を有するフィルタである。可視光カットフィルタ151,152は、例えば、誘電体多層膜フィルタである。LED基板123,124に実装された紫外光LEDから照射された光のうち紫外光が、内壁170で反射する際に、内壁170が紫外光で蛍光して可視光に変換されると想定した場合、当該蛍光による可視光が誘電体多層膜フィルタである可視光カットフィルタ151,152へ入射する入射角度θinが、誘電体多層膜フィルタが遮断できる光の入射角度の閾値θthよりも大きくなりうる。入射角度θinが閾値θthより大きい場合、内壁170で反射して可視光カットフィルタ151,152に入射した可視光が、可視光カットフィルタ151,152を透過してしまう。
本実施の形態4に係るイメージセンサユニット100は、これに対して、対策を施したものである。紫外光LEDから出射した光のうち、紫外光は、紫外光の波長のままで内壁170を反射する。つまり、内壁170は、可視光カットフィルタ151,152を透過してしまう可視光を、内壁170での蛍光により生じさせないものである。
なお、可視光カットフィルタ151,152を固定するために使用する接着剤が、紫外光に照射されることにより蛍光(紫外光より長波長の可視光に波長が変換)するものを使用した場合も同様の現象として、可視光カットフィルタ151,152を透過してしまう可視光が発生する。よって、可視光カットフィルタ151,152を固定するために使用する接着剤は、紫外光で蛍光するもの以外が好適である。すなわち、接着剤の材質は、紫外光を紫外光の波長のままで反射する材質である。本実施の形態4において、内壁170は、導光体ホルダ121,122の開口部の壁及び接着溝159のみならず、可視光カットフィルタ151,152を固定するために使用する接着剤も含んでもよい。
本実施の形態4に係るイメージセンサユニット100の動作について、図13を用いて説明する。図13は、可視光及び紫外光のふるまいを示した図である。
図13の左フローに示したように、LED基板123,124に実装された紫外光LEDから照射された光のうち紫外光は、紫外光の波長のままで内壁170を反射する。つまり、紫外光LEDから可視光カットフィルタ151,152に直接入射される光、及び、内壁170で反射した紫外光いずれも可視光カットフィルタ151,152を透過し、紫外光より長波長の可視光は可視光カットフィルタ151,152で遮断される。
その後の動作は、実施の形態1と同様であり、可視光カットフィルタ151,152を透過した紫外光は、導光体111の内部で反射を繰り返して伝送し、反射パターン161に当たると、側面の出射面から導光体111の外に出ていく。その後、導光体111から照射された光は紫外光なので、読取対象物の蛍光成分に反応し、可視光帯域の蛍光が発生する。紫外光の一部は、そのまま反射する。蛍光による可視光と反射した紫外光は、レンズ体131で集束されてラインセンサ143の画素部分で像を結ぶ。ここで、レンズ体131とラインセンサ143の間に紫外光カットフィルタ144を配しているため、反射した紫外光は遮断され、紫外光カットフィルタ144を透過した蛍光成分のみがラインセンサ143の各センサ素子で検知される。
図13の右フローに示した可視光LEDから照射された光のふるまいは実施の形態1と同様である。
実施の形態4のイメージセンサユニット100の製造方法は実施の形態1と同様である。光源部組み立てステップにおいて、導光体111と可視光カットフィルタ151,152との間の内壁170の材質が、紫外光を紫外光の波長のままで反射する材質であり、導光体ホルダ121,122の紫外光LEDと対向する位置に、光のカット特性に入射角度依存性があるフィルタである可視光カットフィルタ151,152を配置する。ここでの内壁170は、接着溝159又は接着剤を含む。
以上説明したように本実施の形態に係るイメージセンサユニット100は、可視光カットフィルタ151,152のカット特性が入射角度依存性を有し、導光体ホルダ121,122の内壁170の材質が、紫外光を紫外光の波長のままで反射する材質であるとした。これにより、紫外線LEDから出射し、内壁170で反射して可視光カットフィルタ151,152へ入射する入射角度が、遮断できる入射角度よりも大きくなることで、可視光カットフィルタ151,152を透過してしまう場合であっても、内壁170で反射する紫外光は、紫外光の波長のままで反射するため、紫外光より長波長の可視光が、可視光カットフィルタ151,152を透過することを抑制することが可能になる。
本開示は、本開示の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、本開示を説明するためのものであり、本開示の範囲を限定するものではない。すなわち、本開示の範囲は、実施の形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の開示の意義の範囲内で施される様々な変形が、本開示の範囲内とみなされる。
本出願は、2019年10月4日に出願された、日本国特許出願特願2019-184085号に基づく。本明細書中に日本国特許出願特願2019-184085号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
100 イメージセンサユニット、111,112 導光体、121,122 導光体ホルダ、123,124 LED基板、131 レンズ体、141 フレーム、142 カバー、143 ラインセンサ、144 紫外光カットフィルタ、145 センサ基板、146 透明板、147 締結部品、148,149 段差、150 スリット、151,152 可視光カットフィルタ、153,154 スリット、155 弾性体、156,157 コネクタ接続部、158 段差、159 接着溝、161,162 反射パターン、170 内壁。

Claims (9)

  1. 紫外光を含む光を出射する第1の光源と、
    紫外光より長波長の可視光を含む光を出射する第2の光源と、
    両端面から前記第1の光源の光を導光し、側面から読取対象物に向けて照射する柱状の第1の導光体と、
    両端面から前記第2の光源の光を導光し、側面から読取対象物に向けて照射する柱状の第2の導光体と、
    前記第1の光源と前記第1の導光体との間に配置され、紫外光より長波長の可視光を含む光を遮断する可視光カットフィルタと、
    前記第1の導光体及び前記第2の導光体から照射された光により、読取対象物で発生した光を集束するレンズ体と、
    前記レンズ体で集束された光を受光するラインセンサと、
    前記レンズ体と前記ラインセンサとの間に配置され、紫外光を遮断する紫外光カットフィルタと、
    前記第1の導光体及び前記第2の導光体の一端を挿入する2つの開口部を備える第1の導光体ホルダと、
    前記第1の導光体及び前記第2の導光体の他端を挿入する2つの開口部を備える第2の導光体ホルダと、を備え
    前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダの、前記第1の導光体が挿入される開口部に、前記可視光カットフィルタが設けられ、
    前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダは、前記第1の導光体の挿入方向に直交するスリットを有し、
    前記可視光カットフィルタは、前記スリットに挿入される、
    イメージセンサユニット。
  2. 紫外光を含む光を出射する第1の光源と、
    紫外光より長波長の可視光を含む光を出射する第2の光源と、
    両端面から前記第1の光源の光を導光し、側面から読取対象物に向けて照射する柱状の第1の導光体と、
    両端面から前記第2の光源の光を導光し、側面から読取対象物に向けて照射する柱状の第2の導光体と、
    前記第1の光源と前記第1の導光体との間に配置され、紫外光より長波長の可視光を含む光を遮断する可視光カットフィルタと、
    前記第1の導光体及び前記第2の導光体から照射された光により、読取対象物で発生した光を集束するレンズ体と、
    前記レンズ体で集束された光を受光するラインセンサと、
    前記レンズ体と前記ラインセンサとの間に配置され、紫外光を遮断する紫外光カットフィルタと、
    前記第1の導光体及び前記第2の導光体の一端を挿入する2つの開口部を備える第1の導光体ホルダと、
    前記第1の導光体及び前記第2の導光体の他端を挿入する2つの開口部を備える第2の導光体ホルダと、を備え、
    前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダの、前記第1の導光体が挿入される開口部に、前記可視光カットフィルタが設けられ、
    前記可視光カットフィルタは、光のカット特性が入射角度依存性を有するフィルタであり、
    前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダの、前記第1の導光体と前記可視光カットフィルタとの間の内壁が黒色である、
    イメージセンサユニット。
  3. 前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダは、前記第1の光源に対向する面に、前記第1の導光体が挿入される開口部の周りに設けられた段差を備え、
    前記可視光カットフィルタは、前記段差に嵌め込まれる、
    請求項2に記載のイメージセンサユニット。
  4. 前記第1の導光体と、前記第2の導光体と、前記レンズ体と、を収容する枠状のフレームと、
    前記フレームの、前記読取対象物に対向する開口部の少なくとも一部を覆うカバーであって、前記第1の導光体及び前記第2の導光体から照射される光の透過を制限しないカバーと、
    前記フレームの前記カバーと反対側の底面の少なくとも一部を覆う基板であって、前記ラインセンサを実装するセンサ基板と、を更に備える、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のイメージセンサユニット。
  5. 前記第2の光源は、互いに異なる波長の2以上の光源を含み、
    前記第1の光源の紫外光と、前記第2の光源の互いに異なる波長の2以上の光源の光を、予め定めた順番に出射して、前記ラインセンサが順次検出する、
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載のイメージセンサユニット。
  6. 前記可視光カットフィルタは、光のカット特性が入射角度依存性を有するフィルタであり、
    前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダの、前記第1の導光体と前記可視光カットフィルタとの間の内壁が黒色である、
    請求項1に記載のイメージセンサユニット。
  7. 前記内壁は、前記第1の光源から出射した紫外光より長波長の可視光が、前記内壁で反射すると仮定した場合、当該反射した可視光が前記可視光カットフィルタへ入射する入射角度が、前記可視光カットフィルタが遮断できる入射角度よりも大きくなることで、前記可視光カットフィルタを透過してしまう前記反射した可視光が、生じる前に可視光を吸収することで前記可視光カットフィルタへ届くことを抑制する、
    請求項2または請求項に記載のイメージセンサユニット。
  8. 紫外光を含む光を出射する第1の光源及び紫外光より長波長の可視光を含む光を出射する第2の光源を実装した2枚の基板を、第1の導光体ホルダ及び第2の導光体ホルダにそれぞれ接合し、前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダの第1の光源と対向する位置に可視光カットフィルタを配置して、光源部を組み立てる光源部組み立てステップと、
    前記光源部組み立てステップで組み立てた光源部に、長手方向に延在する第1の導光体及び第2の導光体を嵌め込んで光源ユニットを組み立てる光源ユニット組み立てステップと、
    前記第1の導光体及び前記第2の導光体から光が照射されることにより読取対象物で発生する蛍光または反射光が通過する位置に、前記長手方向に延在するレンズ体及び紫外光カットフィルタを嵌め込んだフレームに、前記光源ユニット組み立てステップで組み立てた光源ユニットを固定する光源ユニット固定ステップと、
    前記フレームの読取対象物に対向する開口部を、透明板を有するカバーで覆うカバー取り付けステップと、
    前記フレームの前記カバーと反対側の底面に、ラインセンサを実装したセンサ基板を設置するセンサ基板設置ステップと、を有し、
    前記光源部組み立てステップでは、前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダに設けられる前記第1の導光体の挿入方向に直交するスリットに、前記可視光カットフィルタを挿入する、
    イメージセンサユニットの製造方法。
  9. 紫外光を含む光を出射する第1の光源及び紫外光より長波長の可視光を含む光を出射する第2の光源を実装した2枚の基板を、第1の導光体ホルダ及び第2の導光体ホルダにそれぞれ接合し、前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダの第1の光源と対向する位置に可視光カットフィルタを配置して、光源部を組み立てる光源部組み立てステップと、
    前記光源部組み立てステップで組み立てた光源部に、長手方向に延在する第1の導光体及び第2の導光体を嵌め込んで光源ユニットを組み立てる光源ユニット組み立てステップと、
    前記第1の導光体及び前記第2の導光体から光が照射されることにより読取対象物で発生する蛍光または反射光が通過する位置に、前記長手方向に延在するレンズ体及び紫外光カットフィルタを嵌め込んだフレームに、前記光源ユニット組み立てステップで組み立てた光源ユニットを固定する光源ユニット固定ステップと、
    前記フレームの読取対象物に対向する開口部を、透明板を有するカバーで覆うカバー取り付けステップと、
    前記フレームの前記カバーと反対側の底面に、ラインセンサを実装したセンサ基板を設置するセンサ基板設置ステップと、を有し、
    前記光源部組み立てステップでは、前記第1の導光体と前記可視光カットフィルタとの間の内壁が黒色である、前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダに前記2枚の基板をそれぞれ接合し、前記第1の導光体ホルダ及び前記第2の導光体ホルダの前記第1の光源と対向する位置に、光のカット特性が入射角度依存性を有するフィルタである前記可視光カットフィルタを配置する、
    イメージセンサユニットの製造方法。
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