JP7109216B2 - ステアリング装置の転舵軸の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ステアリング装置の転舵軸に係り、特に転造による転舵軸の製造方法に関する。
本技術分野の背景技術として、特開2001-269741号公報(特許文献1)に記載されたボールねじ軸の製造方法が知られている。特許文献1の製造方法は、ボールねじ軸のねじ溝を転造により成形する製造方法である。この製造方法では、軸素材を挟んで対向する一対の転造ロール(転造ダイス)の両側に、軸素材を支持する支持ブッシュを配置し、軸素材を回転させながら転造ロールを通過させる。転造ロールの手前に軸素材の転造下径部を支持する支持刃を配置する。支持刃は退避可能なものとし、軸素材の大径部をセンサで検出して退避させる(要約参照)。特許文献1のボールねじ軸は段付き軸状の形状をしており、小径部と大径部とを有する。ねじ部は小径部の全体または一部に形成されている(段落0015参照)。さらに特許文献1では、軸素材は転造ロールの手前に配置された支持ブッシュに支持されており、軸方向に移動させられることにより軸素材の先端が転造ロールに達すると、転造が開始される(段落0020、図4参照)。このため、ねじ部はボールねじ軸の先端から大径部側に向かって形成される。
特開2001-269741号公報
特許文献1のボールねじ軸の製造方法では、ねじ部はボールねじ軸の先端から大径部側に向かって形成される。このため、ねじ溝を形成した後の軸素材(ボールねじ軸)の加工工程において、ボールねじ軸の先端をチャックでつかむこと(チャッキング)が困難になる。以下、ねじ溝はボールねじ溝と呼び、ボールねじ軸は転舵軸と呼んで説明する。
本発明の目的は、チャッキングの容易な転舵軸の製造方法を提供することにある。
本発明によれば、その一つの態様において、ステアリング装置は以下の構成を備える。
本発明のステアリング装置の転舵軸の製造方法は、
金属材料で形成され棒形状を有する第1の状態の部材に縮径部を形成し、第2の状態の部材を形成する縮径部形成工程であって、
前記第1の状態の部材の長手方向に対して垂直な断面において前記第1の状態の部材の中心を通り前記長手方向に対して平行な軸線を基準軸線とし、前記基準軸線を中心とする前記第1の状態の部材の外周の半径を素材半径とした場合に、前記第1の状態の部材の前記長手方向の1対の端部である第1端部と第2端部とのうち、前記第1端部を含む所定の領域である第1領域において、前記基準軸線を中心とする半径が前記素材半径よりも小さい前記縮径部を形成し、前記第2の状態の部材を形成する、
前記縮径部形成工程と、
前記第2の状態の部材にボールねじ溝を形成し、第3の状態の部材を形成するボールねじ溝形成工程であって、
前記ボールねじ溝は、前記基準軸線に沿う方向において前記第1領域以外の所定の領域である第2領域に形成されており、
前記第2の状態の部材の前記第2領域において転造によって前記ボールねじ溝を形成し、前記第3の状態の部材を形成する、
前記ボールねじ溝形成工程と、
を有し、
前記ボールねじ溝形成工程は、転造ダイスが前記基準軸線に沿う方向において前記第1領域と前記第2領域との両方を跨ぐように前記第2の状態の部材に押し付けられ転造を開始することにより前記ボールねじ溝を形成する工程であり、
前記第2の状態の部材は、前記基準軸線に沿う方向において前記第1領域と前記第2領域との間に設けられた第3領域を有しており、
前記第3領域は、前記基準軸線を中心とする半径が前記第1領域と接触する部分から前記第2領域と接触する部へ徐々に増大するテーパ形状を有し、
前記第3の状態の部材は、前記第3領域において、不完全ねじ部を有し、
前記縮径部には、前記基準軸線に沿う方向において前記第3領域から離れた位置に、前記基準軸線に平行な一対の平行平面部を形成する。
本発明の転舵軸の製造方法によれば、チャッキングの容易な転舵軸の製造方法を提供することができる。
本発明の一実施例に係る操舵系のシステム図である。 本発明の一実施例に係るパワーステアリング装置の外観を示す平面図である。 パワーステアリング装置1について、ハウジング30A~30Dを外した状態を示す斜視図である。 転舵軸10の支持構造を示す概念図である。 本発明に係る転舵軸の、ボールねじ溝一端部を示す斜視図である。 本発明との比較例1に係る転舵軸10’の一端部を示す斜視図である。 本発明との比較例2に係る転舵軸10’’の一端部を示す斜視図である。 縮径部10eを有する転舵軸10の製造方法の主要な工程を示すフローチャートを示す図である。 図6のフローチャートに従って、素材10Mから転舵軸10への状態の変化を示す図である。 転舵軸10の素材(第1の状態の部材)10Mに縮径部10eを形成した第2の状態の部材10M2を示す図である。 第2の状態の部材10M2にボールねじ溝10cを形成するボールねじ溝加工装置200の構成を示す図である。 不完全ネジ部RA_Xの状態と完全ねじ部RA_10cの状態とを示す概念図である。
以下、本発明に係る転舵軸を搭載するパワーステアリング装置の一実施例を図面に基づいて説明する。本発明に係る実施例のパワーステアリング装置1は、ねじ機構を介して電動モータ122の駆動力を転舵軸10へ伝達することで、運転者の操舵力を軽減するものである。
[実施例1]
実施例1のパワーステアリング装置1について説明する。
≪パワーステアリング装置の構成≫
図1は、本発明の一実施例に係る操舵系のシステム図である。図2は、本発明の一実施例に係るパワーステアリング装置1の外観を示す図である。図3は、パワーステアリング装置1について、ハウジング30A~30Dを外した状態を示す斜視図である。
パワーステアリング装置1は、運転者が操舵したステアリングホイール101の回転を、転舵輪102を転舵させる転舵軸10に伝達する操舵機構110と、転舵軸10にアシスト力を付与するアシスト機構120とを有する。
転舵軸10の長手方向に対して垂直な断面において転舵軸10の中心を通り前記長手方向に対して平行な軸線を第1基準軸線とする。すなわち第1基準軸線は、転舵軸10の前記断面の中心を通り、前記長手方向に沿う中心線である。また、第1基準軸線に直交する方向を径方向として、第1基準軸線を中心とする転舵軸10の外周の半径を転舵軸10の半径とする。
また後述するように、転舵軸10は金属材料からなる棒形状の素材(第1の状態の部材)10M(図5参照)から形成される。第1の状態の部材10Mの長手方向に対して垂直な断面において第1の状態の部材10Mの中心を通り前記長手方向に対して平行な軸線を第2基準軸線とする。また、第2基準軸線に直交する方向を径方向として、第2基準軸線を中心とする第1の状態の部材10Mの外周の半径を素材半径とする。
なお本実施例では、第1基準軸線と第2基準軸線とは一致する軸線であるため、両軸線を単に基準軸線10aと呼んで説明する。
転舵軸10は、転舵軸本体部10bと、転舵軸本体部10bに形成された転舵軸側ボールねじ溝10cと、を備え、転舵軸本体部10bの長手方向(基準軸線10aに沿う方向)の移動に伴い、操舵輪102を転舵させるものである。
操舵機構110は、ステアリングホイール101に連結する操舵入力軸111と、操舵入力軸111と共に回転するピニオン112と、運転者の操舵トルクを検出するトルクセンサ113と、を有する。ピニオン112は、転舵軸10の外周に形成されたラック10dと噛み合う。
アシスト機構120は、トルクセンサ113からの信号に基づいて、電子コントロールユニット(以下、ECU)121において転舵軸10に付与するアシスト力を演算し、電動モータ122を制御する。
パワーステアリング装置1の各構成要素は、ハウジング30A~30Cを含むハウジング内に収容されている。ハウジング30A~30Cは、転舵軸10収容する転舵軸収容部30Aと、ピニオン112を収容するピニオン収容部30Bと、減速機123を収容する減速機収容部30Cと、から構成される。転舵軸収容部30Aは、転舵軸10が基準軸線10aに沿う方向に移動可能なように、転舵軸10の少なくとも一部を収容するハウジング部分(転舵軸ハウジング)である。ピニオン収容部30Bはピニオン112と共にトルクセンサ113を収容するハウジング部分(ピニオンハウジング)である。減速機収容部32は、転舵軸10を包囲するように形成され、減速機123を収容するハウジング部分(減速機ハウジング)である。
なお減速機123は、電動モータ122のシャフトと一体に回転する入力プーリ123aと、転舵軸10のボールねじ溝10cと共にねじ機構を構成するナット124と一体に回転する出力プーリ123bと、入力プーリ123aおよび出力プーリ123bとの間に巻回されたベルト123cとを有する。
ナット124は、転舵軸10を包囲するように環状に形成され、転舵軸10に対し回転自在に設けられている。ナット20の内周には螺旋状に溝が形成されており、この溝がナット側のボールねじ溝を構成する。転舵軸10側のボールねじ溝10cは、ラック10dとは基準軸線10aに沿う方向に離れた位置に、基準軸線10aの周囲に基準軸線10aに沿って螺旋を描く螺旋状の溝として形成されている。
転舵軸10にナット124を挿入した状態において、ナット124側のボールねじ溝と転舵軸10側のボールねじ溝10cとによって、ボール循環溝が形成される。ボール循環溝内には金属製の複数のボールが充填される。ナット124が回転するとボール循環溝内をボールが移動することにより、ナット124に対して転舵軸10が基準軸線10aに沿う方向に移動する。
転舵軸10の両端部にはタイロッド103が連結される。さらにタイロッド103にはナックルアーム104が連結され、ナックルアーム104に車輪102が支持される。
図4は、転舵軸10の支持構造を示す概念図である。
ステアリング装置1は、転舵軸ハウジング30Aを有し、転舵軸ハウジング30Aはハウジング本体部30A1と転舵軸支持部30A2とを有する。ハウジング本体部20A1は、筒形状を有し、内部(内周側)に転舵軸10を収容可能である。転舵軸支持部30A2は、ハウジング本体部30A1の内周側に設けられている。転舵軸支持部30A2は、内周面30A2iが転舵軸10のボールねじ溝10cと対向する位置に配置されている。すなわち転舵軸支持部30A2は、基準軸線10aに沿う方向において、ボールねじ溝10cとオーバーラップする位置に配置されている。
転舵軸支持部30A2は、ボールねじ溝10cが当接することで転舵軸10の撓み方向の変位を規制する。この場合、ボールねじ溝10c以外の領域に転舵軸支持部30A2を設けないことが好ましい。これにより、ボールねじ機構のストロークを確保しながら、ステアリング装置1の基準軸線10aに沿う方向の寸法の大型化を抑制することができる。
次に、本発明に係る転舵軸10のボールねじ溝10cについて、詳細に説明する。
図5Aは、本発明に係る転舵軸の、ボールねじ溝一端部を示す斜視図である。なお図5Aには、転舵軸10の基準軸線10aに垂直な平面図を付けている。基準軸線10aに垂直な平面図は、縮径部10e、1対の平行平面部10f、ボールねじ溝10cのねじ山10c1、及びボールねじ溝10cの溝底10c2の関係を分かり易く示すため、ボールねじ溝10cの螺旋形状を無視した概念図として描いている。
図5Aに示すように、本発明に係る転舵軸10は、一端部10s1側に形成された縮径部10eと、縮径部10eに形成された2つの平行面10fと、を有する。
転舵軸10は、金属材料からなる棒形状の素材(第1の状態の部材)10M(図5参照)から形成されている。転舵軸10は、1対の端部である第1端部10s1と第2端部10s2のうち、第1端部10s1側に形成された縮径部10eを有する。縮径部10eは第1端部10s1を含む所定の領域(第1領域)RA1に設けられている。
ボールねじ溝10cは、基準軸線10aに沿う方向において、第1領域RA1以外の所定の領域である第2領域RA2に形成されている。本実施例では、第2領域RA2は第1領域RA1の、転舵軸10の第2端部10s2側の端部から転舵軸10の第2端部10s2側に向かって構成される。
縮径部10eは、基準軸線10aを中心とする半径r1がボールねじ溝10cのねじ山10c1の半径r4よりも小さい。転舵軸10の素材10Mの半径r0(図7及び図8参照)はねじ山10c1の半径r4とほぼ同じであるが、転造時の素材の流動により、ねじ山10c1の半径r4は転舵軸10の素材10Mの半径r0よりも大きくなる。しかし縮径部10eは、転舵軸10の素材10Mの半径r0よりも小さい。
縮径部10eには、第1端部10s1から基準軸線10aに沿って第2端部10s2側に向かって平行平面部10fが形成されている。本実施例では、平行平面部10fは基準軸線10aを挟んで対象となる位置に1対が形成されている。すなわち1対の平行平面部10fは、基準軸線10aを中心とする縮径部10eの周方向に、基準軸線10aを中心とする中心角が180°ずれた位置に、離隔した位置に形成されている。1対の平行平面部10fはそれぞれが基準軸線10aに平行であり、その結果、2つの平行平面部10fは相互に平行である。
縮径部10eへのボールねじ溝10c(特に溝底10c2部分)の転造を避けるため、ボールねじ溝10cの溝底10c2の半径r2は、縮径部10eの半径r1以上の大きさにする。実際には、ボールねじ溝10cの転造を確実に避けるため、溝底10c2の半径r2は縮径部10eの半径r1よりも大きくする。当然ではあるが、ボールねじ溝10cの溝底10c2の半径r2は、ボールねじ溝10cのねじ山10c1の半径r4よりも小さく、転舵軸10の素材10Mの半径r0よりも小さい。
図4Aでは、第2領域RA2は第1領域RA1の端部から転舵軸10の第2端部10s2側に向かって形成される構成を説明した。しかし、図8で説明するように、転舵軸10は、基準軸線10aに沿う方向において、第1領域RA1と第2領域RA2との間に、第1領域RA1側から第2領域RA2側に向かって拡径するテーパ形状部10hを有していてもよい。すなわち転舵軸10には、基準軸線10aに沿う方向において、第1領域RA1と第2領域RA2との間に、第3の領域RA3が形成される。第3領域RA3は、基準軸線10aを中心とする半径が第1領域RA1から第2領域RA2に向かうに従って徐々に増大するテーパ形状10hを有する。
なお、第3領域RA3のテーパ形状10hは転舵軸10の製造途中に形成され、完成した転舵軸10にほとんど残存しない場合もある。厳密には、ボールねじ溝10cの溝底10c2の半径r2と縮径部10eの半径r1との差が小さい場合、第3領域RA3のテーパ形状はボールねじ溝10cが形成される第2領域RA2との区別がつきにくくなる。
また、第2領域RA2の第1領域RA1側の端部の領域RA_Xは不完全な溝が形成される領域であり、特に、第3領域RA3と第2領域RA2との区別がつきにくい。
なお、以下の説明では、転舵軸10の第1端部10s1及び第2端部10s2と、転舵軸10の素材10Mの第1端部及び第2端部とを、同じ端部として説明する。このため、転舵軸10の素材10Mについても、第1端部10s1及び第2端部10s2として説明する。しかし、転舵軸10の第1端部10s1及び第2端部10s2は、素材10Mの第1端部10s1及び第2端部10s2に加工が施されたものであってもよい。
図5Bは、本発明との比較例1に係る転舵軸10’の一端部を示す斜視図である。
図5Bは、本実施例の縮径部10eを形成することなく、転舵軸10の素材10Mの第1端部10s1’から、転造によりボールねじ溝10cを形成した転舵軸10’を示している。この場合、ボールねじ溝10c’(ねじ山10c1及び溝底10c2)は転舵軸10の素材10Mの第1端部10s1’から、反対側の端部に向かって形成される。この場合、タイロッドのチャッキングはボールねじ溝10c’に設けることになり、タイロッド103のチャッキングが難しくなる。あるいはタイロッド103のチャッキングのために本実施例の平行平面部10fを設ける場合、平行平面部10fをボールねじ溝10c’ に設けることになり、平行平面部10fの形成が難しくなる。
図5Cは、本発明との比較例2に係る転舵軸10’’の一端部を示す斜視図である。
図5Cは、インフィード転造によりボールねじ溝10c’’が形成された転舵軸10’’を示している。インフィード転造では、回転する2つの転造ダイスを素材10Mに近づけながら素材10Mを長手方向に移動させてボールねじ溝10c’’を形成する。この場合、不完全溝の形成される範囲(長手方向に沿う長さ)RA_Xが大きくなる。
次に、縮径部10eを有する転舵軸10の製造方法について、説明する。
図6は、縮径部10eを有する転舵軸10の製造方法の主要な工程を示すフローチャートを示す図である。図7は、図6のフローチャートに従って、素材10Mから転舵軸10への状態の変化を示す図である。
本実施例の転舵軸10の製造方法は、縮径部形成工程(第1工程)S1と、ボールねじ溝形成工程(第2工程)S2と、雌ねじ部形成工程(第3工程)S3と、を有する。
縮径部形成工程(第1工程)S1に先立って転舵軸10の素材10Mを用意する(ステップS0)。転舵軸10の素材10Mは、金属材料で形成され、棒形状を有する第1の状態の部材である。本実施例では、第1の状態の部材10Mは、第1端部10s1から第2端部10s2まで、外径が単一の径で構成される丸棒である。
ここで、上述したように、第1の状態の部材10Mの長手方向に対して垂直な断面において、第1の状態の部材10Mの中心を通り前記長手方向に対して平行な軸線を基準軸線10aとし、基準軸線10aを中心とする第1の状態の部材10Mの外周の半径を素材半径r0とする。
縮径部形成工程(第1工程)S1では、縮径部10eを、素材10Mの長手方向の1対の端部である第1端部10s1と第2端部10s2とのうち、第1端部10s1を含む所定の領域である第1領域RA1に設ける。縮径部10eは、基準軸線10aを中心とする半径が素材(第1の状態の部材)10Mの半径r0よりも小さい。縮径部形成工程S1で縮径部10eを形成することにより、第2の状態の部材10M2を形成する。
縮径部形成工程S1において、素材10Mに縮径部(小径部)10eが形成される。すなわち、直径D1の素材10Mに、直径D1よりも小さい直径(小径)D2の縮径部(小径部)10eが形成される。この場合、縮径部10eが形成されていない素材10Mの部分は、縮径部(小径部)10eに対して大径部10gとなる。
図8は、転舵軸10の素材(第1の状態の部材)10Mに縮径部10eを形成した第2の状態の部材10M2を示す図である。
第2の状態の部材10M2は、基準軸線10aに沿う方向において、第1領域RA1と第2領域RA2との間に設けられた第3領域RA3を有する。第3領域RA3は、基準軸線10aを中心とする半径が第1領域RA1から第2領域RA2に向かうに従って徐々に増大するテーパ形状10hを有している。
第1領域RA1と第2領域RA2との間にテーパ形状の第3領域RA3を設けることにより、ボールねじ溝10cを形成するボールねじ溝形成工程S2において、素材10Mに対する転造ダイスの噛合いが良好となり、ボールねじ溝10cの加工精度を向上させることができる。
縮径部形成工程S1において、縮径部10eを形成する際に、第3領域RA3のテーパ形状10hを形成することができる。或いは、第3領域RA3のテーパ形状10hは、縮径部形成工程S1において縮径部(小径部)10eを形成した後に、縮径部形成工程S1とは別の工程で、形成してもよい。第1領域RA1の縮径部10e及び第3領域RA3のテーパ形状10hは、例えば研削加工により、形成することができる。
また、縮径部10eを形成した後、或いは縮径部10e及びテーパ形状10hを形成した後、1対の平行平面部10fを形成する。縮径部10e、テーパ形状10h及び平行平面部10fを形成する各工程は、順番を入れ替えることができる。また、平行平面部10fを形成する工程は、後述するボールねじ溝形成工程(第2工程)S2の後に行うことも可能である。
図9は、第2の状態の部材10M2にボールねじ溝10cを形成するボールねじ溝加工装置200の構成を示す図である。
ボールねじ溝加工装置200は、転造ダイス201A,201Bと、転造ダイス201A,201Bの駆動装置202と、を有する。転造ダイス201A,201Bは、ボールねじ溝10cを形成する素材である第2の状態の部材10M2を、基準軸線10aと直交する方向の両側から挟み込むように、配置される。
転造ダイス201A,201Bはボールねじ溝10cを転造する螺旋状の突状を有し、一対の転造ダイス201A,201Bが第2の状態の部材10M2を基準軸線10aと直交する方向の両側から挟み込むことにより、第2の状態の部材10M2にボールねじ溝10cが転造される。
ボールねじ溝形成工程(第2工程)S2では、転造ダイス201A,201Bは第2の状態の部材10M2に対して離れた位置(1)から第2の状態の部材10M2に近接する位置(2)に移動し、さらに基準軸線10aに沿って第2の状態の部材10M2の第1端部10s1側から第2端部10s2側(図7参照)に向かって、(2)の位置から(3)の位置に移動する。この際、転造ダイス201A,201Bは駆動装置202によって回転されると共に、(1)から(3)に向かって移動制御される。
すなわち、ボールねじ溝形成工程(第2工程)S2では、図9に示すボールねじ溝加工装置200を用いて、第2の状態の部材10M2にボールねじ溝10cを形成し、第3の状態の部材10M3を製造する。ボールねじ溝10cは、基準軸線10aに沿う方向において、第1領域RA1以外の所定の領域である第2領域に形成する。第2の状態の部材10M2の第2領域RA2において転造によってボールねじ溝10cを形成し、第3の状態の部材10M3を形成する。
本実施例では、ボールねじ溝10cは第2領域RA2に形成され、第1領域RA1に形成された縮径部10eは滑らかな円柱面(円筒面)で構成される。縮径部10eにはボールねじ溝10cが形成されていないため、縮径部10eにおけるタイロッド103のチャッキングが容易となる。また、タイロッド103のチャッキングのために、基準軸線10aに平行な1対の平行平面部10fを形成することが容易となる。1対の平行平面部10fは基準軸線10aに垂直な方向に離隔して形成される。
なお、転造は特許分類FI:B21H8/00に記載された技術である。また、基準軸線10aに垂直な方向に離隔して形成された1対の平行平面部10fは、特許分類FI:F16D1/076に記載された回転軸に垂直な二面に相当する。
図9に示すように、ボールねじ溝形成工程S2では、転造ダイス201A,201Bは基準軸線10aに沿う方向において第1領域RA1及び第2領域RA2の両方を跨ぐように第2の状態の部材10M2に押し付けられ、転造が開始される。これにより、転造ダイス201A,201Bが第2領域RA2のみに押し付けられて転造を開始する場合に比べ、第2領域RA2における不完全ねじ部RA_X(図4及び図5A参照)の形成範囲の増大を抑制することができる。
なお転造ダイスは、特許分類FI:B23G7/02の補足説明に記載されたものである。
図10は、不完全ネジ部RA_Xの状態と完全ねじ部RA_10cの状態とを示す概念図である。
転造ダイス201A,201Bで第2の状態の部材10M2にボールねじ溝10cを転造する際に、基準軸線10aに沿う方向において縮径部10e側の端部に位置するねじ溝10c3では、材料が縮径部10e側に向かって流動(矢印A1)し、不完全ねじ部RA_Xが形成される。一方、縮径部10e側の端部から離れた位置のねじ溝10c4では、材料はねじ山を形成するように流動(矢印A2)し、均一なシーム10c5が形成される。完全なねじ溝10c4が形成され始める前の領域の不完全なねじ溝10c3が形成される不完全ねじ部RA_Xにおいては、シーム10c6が不均一で、エッジが立った状態になる場合がある。エッジが立ったシーム10c6は、転舵軸支持部30A2(図4参照)と干渉する場合、転舵軸支持部30A2を損傷させる虞がある。
そこで本実施例では、第3の状態の部材10M3は、第3領域RA3において、不完全ねじ部RA_Xを有するように、ボールねじ溝10cを形成する。完全なねじ溝10c4が形成される部分よりも小径の第3領域RA3に不完全ねじ部RA_Xを設けることにより、第2領域RA2における不完全ねじ部RA_Xの発生を抑制することができる。その結果、転舵軸支持部30A2で転舵軸10のボールねじ溝10cが形成された部分を支持する構成であっても、転舵軸支持部30A2の損傷を抑制することができる。
なお不完全ねじ部は、JIS B1006、ISO 3353に記載された不完全ねじ部である。
再び図6及び図7に戻って説明する。
本実施例の転舵軸10の製造方法は、雌ねじ部形成工程(第3工程)S3を有する。雌ねじ部形成工程S3は、内径加工工程と呼ばれる場合もある。雌ねじ部形成工程S3は、ボールねじ溝形成工程S2の後に行われ、第3の状態の部材10M3の第1端部10s1に開口する雌ねじ部10iを形成する工程である。この雌ねじ部形成工程S3の後、転舵軸10が完成する。
雌ねじ部10iは、タイロッド103(またはタイロッドに設けられているボールジョイント)に設けられた雄ねじ部と組み合わされ、タイロッド103と転舵軸10とを接続するための部位である。雌ねじ部10iをボールねじ溝形成工程S2でボールねじ溝10cを転造形成した後に形成することで、ボールねじ溝10cの加工精度の低下を抑制することができる。すなわち、第2の状態の部材10M2に雌ねじ部10iを形成した後でボールねじ溝10cを形成する場合、雌ねじ部10iが形成された部分は第2の状態の部材10M2の剛性が低下しているため、転造時において第2の状態の部材10M2が変形し、ボールねじ溝10cの加工精度が低下する虞がある。そこで、第2の状態の部材10M2にボールねじ溝10cを高精度に形成した後、雌ねじ部10iを形成することで、ボールねじ溝10cの加工精度の低下を抑制することができる。
なおタイロッド103は、Fタームリスト:3D034 BC25に記載されたタイロッドである。
また図7に示すように、雌ねじ部10iは、基準軸線10aに沿う方向において、ボールねじ溝10cとオーバーラップする形状を有する。雌ねじ部10iの形成領域を充分に確保しながら、転舵軸10の基準軸線10aに沿う方向の寸法(軸方向寸法)の大型化を抑制することができる。また、雌ねじ部10iがボールねじ溝10cの形成領域まで延びている転舵軸10において、雌ねじ部10iの形成後にボールねじ溝10cを転造する場合、部材の変形が大きくなり、ボールねじ溝10cの加工精度が低下する虞がある。しかし、ボールねじ溝10cを高精度に形成した後に、雌ねじ部10iを形成するため、ボールねじ溝10cの加工精度の低下を抑制することができる。
1…ステアリング装置、10…転舵軸、10a…基準軸線、10c…ボールねじ溝、10e…縮径部、10i…雌ねじ部、10M…第1の状態の部材、10M2…第2の状態の部材、10M3…第3の状態の部材、10s1…第1端部、10s2…第2端部、30A…転舵軸ハウジング、30A1…本体部、30A2…転舵軸支持部、201A,201B…転造ダイス、RA1…第1領域、RA2…第2領域、RA3…第3領域、RA_X…不完全ねじ部。

Claims (5)

  1. ステアリング装置の転舵軸の製造方法において、
    金属材料で形成され棒形状を有する第1の状態の部材に縮径部を形成し、第2の状態の部材を形成する縮径部形成工程であって、
    前記第1の状態の部材の長手方向に対して垂直な断面において前記第1の状態の部材の中心を通り前記長手方向に対して平行な軸線を基準軸線とし、前記基準軸線を中心とする前記第1の状態の部材の外周の半径を素材半径とした場合に、前記第1の状態の部材の前記長手方向の1対の端部である第1端部と第2端部とのうち、前記第1端部を含む所定の領域である第1領域において、前記基準軸線を中心とする半径が前記素材半径よりも小さい前記縮径部を形成し、前記第2の状態の部材を形成する、
    前記縮径部形成工程と、
    前記第2の状態の部材にボールねじ溝を形成し、第3の状態の部材を形成するボールねじ溝形成工程であって、
    前記ボールねじ溝は、前記基準軸線に沿う方向において前記第1領域以外の所定の領域である第2領域に形成されており、
    前記第2の状態の部材の前記第2領域において転造によって前記ボールねじ溝を形成し、前記第3の状態の部材を形成する、
    前記ボールねじ溝形成工程と、
    を有し、
    前記ボールねじ溝形成工程は、転造ダイスが前記基準軸線に沿う方向において前記第1領域と前記第2領域との両方を跨ぐように前記第2の状態の部材に押し付けられ転造を開始することにより前記ボールねじ溝を形成する工程であり、
    前記第2の状態の部材は、前記基準軸線に沿う方向において前記第1領域と前記第2領域との間に設けられた第3領域を有しており、
    前記第3領域は、前記基準軸線を中心とする半径が前記第1領域と接触する部分から前記第2領域と接触する部へ徐々に増大するテーパ形状を有し、
    前記第3の状態の部材は、前記第3領域において、不完全ねじ部を有し、
    前記縮径部には、前記基準軸線に沿う方向において前記第3領域から離れた位置に、前記基準軸線に平行な一対の平行平面部を形成することを特徴とするステアリング装置の転舵軸の製造方法。
  2. 請求項1に記載のステアリング装置の転舵軸の製造方法において、
    前記一対の平行平面部は、前記転舵軸に連結されるタイロッドのチャッキングに使用されることを特徴とするステアリング装置の転舵軸の製造方法。
  3. 請求項1に記載のステアリング装置の転舵軸の製造方法において、
    前記ステアリング装置は、転舵軸ハウジングを有し、
    前記転舵軸ハウジングは、本体部と、転舵軸支持部と、を有し、
    前記本体部は、筒形状を有し、内部に前記転舵軸を収容可能であり、
    前記転舵軸支持部は、前記本体部の内周側に設けられ、前記ボールねじ溝が当接することで前記転舵軸の撓み方向の変位を規制するものであることを特徴とするステアリング装置の転舵軸の製造方法。
  4. 請求項1に記載のステアリング装置の転舵軸の製造方法において、
    雌ねじ部形成工程を有し、
    前記雌ねじ部形成工程は、前記ボールねじ溝形成工程の後に行われ、前記第1端部に開口する雌ねじ部を形成する工程であることを特徴とするステアリング装置の転舵軸の製造方法。
  5. 請求項に記載のステアリング装置の転舵軸の製造方法において、
    前記雌ねじ部は、前記基準軸線に沿う方向において、前記ボールねじ溝とオーバーラップする形状を有することを特徴とするステアリング装置の転舵軸の製造方法。
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