JP7109002B2 - 吐出操作検出装置および管理システム - Google Patents

吐出操作検出装置および管理システム Download PDF

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Description

本発明は、吐出操作検出装置および管理システムに関し、特に、消毒液を吐出する消毒用容器に対する吐出操作が行われたことを検出して操作実行情報を送信する吐出操作検出装置、および消毒液の交換時期に関する管理を行う管理システムに用いて好適なものである。
WHOは医療関連感染の中で、医療従事者の手指が媒体となって病原体の感染伝播が発生する5段階について警鐘を鳴らし、ガイドラインを通じて、石鹸と流水による手洗いや、アルコール消毒薬による手指消毒といった手指衛生の励行を推奨している。しかし、医療従事者の手指衛生実施率が50%にすら満たない医療機関も多く、その遵守率(コンプライアンス)は高くない。
そのため、医療従事者が必要なタイミングで手指衛生を実行しているかどうかの実態をセンシングし、その結果を現場にフィードバックすることにより、手指衛生の遵守率向上に努めることが求められている。このような背景のもと、従来、消毒液を吐出する消毒用ボトルに対する吐出操作が行われたことを検出して所定の情報を送信することにより、当該情報に基づいて医療従事者による消毒実績を管理するシステムが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献1に記載の消毒実績把握システムでは、消毒用ポンプ付き容器(消毒用ボトル)が、吐出操作を検知する吐出操作検知手段と、吐出操作の検知に基づいて、消毒用ボトルの周囲にいる被管理者(医療従事者)が携帯しているネームプレート(通信部、制御マイコン、記憶媒体を内蔵する)に対して吐出完了信号を送信する吐出完了信号送信手段とを備える。また、ネームプレートが、被管理者による消毒実績の情報が記憶される記憶媒体と、受信した吐出完了信号に基づいて消毒実績の情報を更新する更新手段とを備える。
特許文献2に記載の院内手洗い管理システムでは、押圧することによりポンプ機構により吐出ノズルから消毒用アルコールを吐出させるノズルヘッドを備えた消毒用アルコールボトル(消毒用ボトル)に対し、ノズルヘッドに対する押圧力を検知する圧力センサ12と、圧力センサ12が検知した押圧値を自身の通信機IDと共に送信する通信機とを含む手洗い管理装置を装着し、当該手洗い管理装置を装着した消毒用ボトルを院内の所定の場所に配置するとともに、手洗い管理装置付き消毒用ボトルの通信機と通信可能な範囲に中継機を設置する。また、個人IDを一定の時間間隔で送信する個人ID送信機を医療従事者に携帯させる。中継機は、個人IDと通信機IDと押圧値とを手洗い管理装置の通信機より受信して、これらの情報を中継機固有の中継機IDと共に院内サーバに送信する。院内サーバは、中継機から受信した個人IDおよび押圧値と、院内サーバが有する個人情報および予め定めておいた押圧設定値とをそれぞれ比較し、個人別にノズルヘッドがプッシュされていない、プッシュされたが不十分、または十分にプッシュされたことを判断する。また、中継機IDと院内サーバが内部に持っている中継機の位置情報とを比較して、医療従事者の場所を特定する。そして、院内サーバは、それらの結果を記録装置に記録させる。
特開2007-61157号公報 特許第6259940公報
一般に、消毒液は、パッケージの開封時(使用開始時)から所定期間の使用期限が設定されている。そのため、使用期限を過ぎる前に消毒液を交換する必要がある。この場合、衛生管理を徹底するために、使い残しの消毒液が入っている古い消毒用ボトルを新しいものにボトルごと交換することが推奨されている。
病院内では、多くの場所で多くの消毒用ボトルが使用されているため、その1つ1つについて使用期限が過ぎていないかどうかを人間の手作業によって逐次確認することは、極めて労の多い作業となる。そのため、消毒液の使用期限に応じた交換時期を自動的に通知するシステムが使われている。そのようなシステムの1つとして、消毒用ボトルの近くにタイマを設置し、消毒用ボトルの使用開始時に使用期限に応じた時間をタイマに設定して計時動作を開始し、設定時間の経過後に通知を行うようにしたシステムが知られている。
しかしながら、特許文献1,2に記載の管理システムに上記のようなタイマを導入する場合、消毒用ボトルの交換時に、古い消毒用ボトルに装着してある吐出操作検出装置(特許文献1の吐出操作検知手段、または特許文献2の手洗い管理装置)を取り外して新しい消毒用ボトルに装着する作業や、タイマの時間を設定して計時動作を起動する作業を行う必要がある。このような複数の作業を個々の消毒用ボトルごとに行う必要があるため、これらの作業がスタッフの負担になってしまうことがあるという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、スタッフに多くの手間をかけずに、消毒液の使用期限(消毒用ボトルの交換時期)が近付いたことを通知することができるようにすることを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明の吐出操作検出装置は、ポンプ機能により消毒液を吐出するようになされた消毒用容器に対する吐出操作の圧力を検出する圧力センサが設けられた第1の部材と、当該第1の部材に組み合わせられる第2の部材とを備え、第1の部材および第2の部材を、互いに組み合わされた状態で消毒用容器に装着され、互いの組み合わせが解かれた状態で消毒用容器から離間するように構成する。その上で、本発明の吐出操作検出装置は、第1の部材および第2の部材の組み合わせの状態が変化したことを検出した場合に、消毒用容器の交換が行われたことを示す交換検知情報を送信するようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、消毒液の使用期限が近付いた消毒用容器を新しいものに交換する際には必ず、吐出操作検出装置が古い消毒用容器から取り外され、新しい消毒用容器に装着されるが、この吐出操作検出装置の交換の際に、第1の部材および第2の部材の組み合わせがいったん解かれ、再度組み合わせられることになる。このとき、第1の部材および第2の部材の組み合わせの状態が変化したことが検出され、消毒用容器の交換が行われたことを示す交換検知情報が送信されることとなる。従って、この交換検知情報が送信された後の経過時間をシステムとして監視すれば、消毒液の使用期限が近付いているかどうかを検知して通知を行うことが可能となる。このため、スタッフは、消毒用容器を交換する際に必然として行う吐出操作検出装置の取り換え以外の作業を行う必要がなくなる。これにより、本発明によれば、スタッフに多くの手間をかけずに、消毒液の使用期限(消毒用ボトルの交換時期)が近付いたことを通知することができるようになる。
本実施形態による吐出操作検出装置の構成例を示す図である。 第1の部材の具体的な構成例を示す図である。 第2の部材の具体的な構成例を示す図である。 基板の概略構成例を示す図である。 回路部の具体的な回路構成例を他の関連する構成と共に示す図である。 本実施形態の吐出操作検出装置を用いた管理システムの構成例を示す図である。 消毒用ボトルの交換時期の管理に関して管理装置が備える機能構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態による吐出操作検出装置100の構成例を示す図である。本実施形態の吐出操作検出装置100は、ポンプ機能により消毒液を吐出するようになされた消毒用ボトル500(特許請求の範囲の消毒用容器に相当)に対して着脱可能に設けられ、消毒用ボトル500に対する吐出操作が行われたことを検出して操作実行情報を送信するように構成された装置である。
図1に示すように、本実施形態の吐出操作検出装置100は、吐出操作の圧力を検出する圧力センサが設けられた第1の部材10と、第1の部材10に組み合わせられる第2の部材20とを備えて構成される。第1の部材10および第2の部材20は、図1(b)のように、互いに組み合わされた状態で消毒用ボトル500に対して装着され、図1(a)のように、互いの組み合わせが解かれた状態で消毒用ボトル500から離間するように構成されている。
消毒用ボトル500は、ポンプ機能により吐出ノズル502から消毒液を吐出させるノズルヘッド501を備えている。本実施形態の吐出操作検出装置100は、このノズルヘッド501に対して着脱可能に構成されている。すなわち、第2の部材20をノズルヘッド501の下側に装着し、第1の部材10をノズルヘッド501の上側から被せた状態にして、第1の部材10と第2の部材20とを以下に述べる係止機構で係止させることにより、消毒用ボトル500のノズルヘッド501を上下から挟みこむにようにして、ノズルヘッド501に吐出操作検出装置100を装着することが可能である。また、この係止状態を解くことにより、吐出操作検出装置100を消毒用ボトル500から取り外すことが可能である。
図2は、第1の部材10の具体的な構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図である。図2(a)、(b)に示すように、第1の部材10は、上方に突出した操作ボタン11と、操作ボタン11の下部に設けられた圧力センサ12とを備えている。吐出操作検出装置100が消毒用ボトル500のノズルヘッド501に装着された状態において、医療従事者が消毒液を吐出するときは、操作ボタン11を押圧することによってノズルヘッド501を下方に下げる。これにより、消毒用ボトル500のポンプ機能により、消毒液が吐出ノズル502から吐出される。このとき、操作ボタン11を押圧したことが圧力センサ12により検出される。
図2(b)、(c)に示すように、第1の部材10は、これに組み合わせられる第2の部材20を係止するための係止機構13,14を備えている。また、図2(c)に示すように、第1の部材10は、第2の部材20を収容するための収容スペース15を備えている。
背面側の係止機構13は、リング形状をした第2の部材20の外周面に合わせた円弧形状に形成されている。係止機構13は、背面側から正面側に向けて円弧に沿って突出した形状を有しており、収容スペース15に収容された第2の部材20の外周面における背面側の底部がこの係止機構13に係合することにより、第2の部材20が下方に抜け落ちるのを防ぐ機能を有している。
正面側に設けられた2つの係止機構14は、下方に向かって伸びる脚部の先端に爪部が形成された構成となっている。脚部は可撓性を有し、2つの係止機構14を外側(互いに離れる方向)に向かって押し広げることが可能となっている。脚部の先端にある爪部は、内側に突出した形状を有しており、収容スペース15に収容された第2の部材20の外周面における正面側の底部がこの爪部に係合することにより、第2の部材20が下方に抜け落ちるのを防ぐ機能を有している。
図2(c)に示すように、収容スペース15の最も奥側(平面側)には、基板16が設けられている。この基板16は、圧力センサ12により消毒用ボトル500に対する吐出操作が検出されたときに操作実行情報を送信したり、吐出操作検出装置100が消毒用ボトル500から取り外されたときに交換検知情報(詳細は後述する)を送信したりするための回路部や、当該回路部に対する動作電源を供給するバッテリ等を備えている。なお、基板16が備える機能構成の詳細は後述する。
図3は、第2の部材20の具体的な構成を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。図3に示すように、第2の部材20は、正面側から中央部までの部分に形成された開口部21と、中央部から背面側までの部分に形成された溝部22とを備えている。また、第2の部材20には、平面側に近い位置に金属板23(特許請求の範囲の金属に相当)が埋設されている。この金属板23の役割については、図5を用いて後述する。
開口部21は、消毒用ボトル500のノズルヘッド501から下方に向かって延設される管503(図1参照)を通すためのものである。開口部21の幅は、管503の直径より幾分大きく設計されている。開口部21の中央部側の末端は、開口部21の正面側の部分の幅より大きい直径を有する略円形の開口になっている。これにより、管503を連結するためにノズルヘッド501が有している連結部504をこの中央部の開口に収容することができるようになっている。
溝部22は、ノズルヘッド501(先端の吐出ノズル502の部分を除く)の形状に合わせた形状に形成されており、この溝部22にノズルヘッド501の一部(吐出ノズル502を除いた部分)が嵌合するようになっている。
吐出操作検出装置100を消毒用ボトル500のノズルヘッド501に装着する際には、まず第2の部材20をノズルヘッド501の下側に装着する。すなわち、消毒用ボトル500の管503を開口部21の正面側から入れて中央部まで通し、ノズルヘッド501を溝部22に嵌合させることにより、第2の部材20をノズルヘッド501の下側に装着する。
その後、第1の部材10をノズルヘッド501および第2の部材20の上側から被せ、収容スペース15に第2の部材20が収まるような状態にする。このとき、正面側の係止機構14が第2の部材20の側面を通過している最中(第2の部材20が収容スペース15に完全には収容されていない状態のとき)は、2つの係止機構14の脚部が互いに離れる方向に広がる。そして、正面側の係止機構14が第2の部材20の側面を通過すると(第2の部材20が収容スペース15に完全に収容された状態になると)、2つの係止機構14の脚部の間隔が元の状態に狭まり、先端の爪部が第2の部材20の外周面における正面側の底部と係合する状態になる。これにより、図1(b)に示したように、吐出操作検出装置100がノズルヘッド501に装着される。
吐出操作検出装置100を消毒用ボトル500から取り外すときは、まず、正面側の2つの係止機構14を外側に押し広げながら、第1の部材10および第2の部材20の係合状態を解き、第1の部材10を上方へ移動させることにより、第1の部材10を消毒用ボトル500から取り外す。その後、第2の部材20を消毒用ボトル500から取り外す。第2の部材20の取り外しは、第2の部材20を消毒用ボトル500に装着するときと逆の動作によって行うことが可能である。
図4は、基板16の概略構成を示す図である。図4に示すように、基板16は、バッテリ41と、回路部42と、キャパシタンス形成板43とを備えている。回路部42およびキャパシタンス形成板43により、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせの状態(係合状態)が変化したことを検出する状態変化検出部が構成される。状態変化検出部は、回路部42が備える発振回路における発振状態の変化を検出することにより、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせの状態が変化したことを検出する。本実施形態では一例として、状態変化検出部は、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが解かれた状態を検出する。
図5は、回路部42の具体的な回路構成を他の関連する構成と共に示す図である。図4に示すように、回路部42は、発振回路51、発振状態検出回路52、情報出力回路53および交換検知情報送信部54を備える。第2の部材20が備える金属板23と、第1の部材10が備えるキャパシタンス形成板43と、同じく第1の部材10が備える回路部42の発振回路51、発振状態検出回路52および情報出力回路53とにより、状態変化検出部50が構成される。なお、図5では、圧力センサ12により消毒用ボトル500に対する吐出操作が検出されたときに操作実行情報を送信するための回路構成は図示を省略している。
交換検知情報送信部54は、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが解かれたことが状態変化検出部50により検出された場合に、消毒用ボトル500の交換が行われたことを示す交換検知情報を送信する。消毒液が空になったり、消毒液の使用期限が近付いたりして、消毒用ボトル500を新しいものに交換する際には、吐出操作検出装置100を消毒用ボトル500から取り外す必要がある。吐出操作検出装置100が図1~図3のように構成されているので、吐出操作検出装置100を消毒用ボトル500から取り外す際に、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが必ず解かれる。よって、交換検知情報送信部54は、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが解かれたことが状態変化検出部50により検出された場合に、消毒用ボトル500の交換が行われたとみなし、交換検知情報を送信する。
発振回路51は、キャパシタンス形成板43と共にLC発振回路またはRLC発振回路を構成する。発振状態検出回路52は、発振回路51における発振の状態を検出する。吐出操作検出装置100が消毒用ボトル500に装着された状態において、第1の部材10が備えるキャパシタンス形成板43と、第2の部材20が備える金属板23とは互いに対向する位置に存在する。吐出操作検出装置100の装着状態が続いている間は、金属板23とキャパシタンス形成板43との距離関係は一定であり、発振回路51の発振状態に大きな変化はない。これに対し、吐出操作検出装置100が消毒用ボトル500から取り外されると、金属板23とキャパシタンス形成板43との距離が大きく離れるため、発振回路51の発振状態が大きく変化する。発振状態検出回路52は、このように変化し得る発振回路51の発振状態を検出する。
情報出力回路53は、発振状態検出回路52により検出される発振回路51の発振状態に応じて、第1の部材10と第2の部材20とが離間したことを示す
離間情報を出力する。すなわち、情報出力回路53は、第1の部材10と第2の部材20とが係合状態にあるときにおける発振回路51の発振状態から、第1の部材10と第2の部材20との係合状態が解かれて離間したときにおける発振回路51の発振状態への変化が発振状態検出回路52により検出された場合に、離間情報を交換検知情報送信部54に出力する。
交換検知情報送信部54は、情報出力回路53から離間情報を入力した場合に、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが解かれたことが状態変化検出部50により検出されたとして、消毒用ボトル500の交換が行われたことを示す交換検知情報を送信する。交換検知情報の送信は、Wi-Fi(登録商標)またはBluetooth(登録商標)等の規格に準拠した無線信号により行う。
図6は、以上説明した本実施形態の吐出操作検出装置100を用いた管理システムの構成例、および当該管理システムが備える各装置の設置場所の一例を示す図である。なお、以下の実施形態では、管理システムを適用する施設が病院であるものとして説明するが、介護施設など、手指衛生の励行が推奨される施設には何れにも適用することが可能である。
図6に示すように、本実施形態による管理システムは、消毒用ボトル500(図6では簡易的に「ボ」と表記している)に装着された吐出操作検出装置100と、医療従事者により携帯される無線送信装置200と、病院内の各場所に設置される中継装置300(図6では簡易的に「中」と表記している)と、中継装置300に通信ネットワークを介して接続された管理装置400とを備えて構成される。
図6に示すように、消毒用ボトル500は、例えば病院内の各病室R1,R2,R3内に設置される。消毒用ボトル500が設置される病室R1,R2,R3内の位置は、例えば出入口の近傍である。あるいは、病室内のベッド近傍の位置であってもよい。
消毒用ボトル500に装着された吐出操作検出装置100は、消毒用ボトル500に対する吐出操作が圧力センサ12により検出されると、吐出操作が実行されたことを示す操作実行情報を、自身の識別情報である検出装置IDと共に無線で送信する。検出装置IDは、吐出操作検出装置100に固有の識別情報であり、内部メモリにあらかじめ記憶されている。吐出操作検出装置100により送信された検出装置IDは、消毒用ボトル500と同じ病室内に設置されている中継装置300にて受信される。
また、吐出操作検出装置100は、上述したように、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが解かれたことが検出された場合に、消毒用ボトル500の交換が行われたことを示す交換検知情報を、自身の識別情報である検出装置IDと共に無線で送信する。吐出操作検出装置100により送信された交換検知情報は、消毒用ボトル500と同じ病室内に設置されている中継装置300にて受信される。
医療従事者により携帯される無線送信装置200は、医療従事者の識別情報である医療従事者IDを所定のインターバルを置いて定期的に送信する。医療従事者IDは、医療従事者に固有の識別情報であり、無線送信装置200の内部メモリにあらかじめ記憶されている。無線送信装置200により送信された医療従事者IDは、医療従事者が存在している位置の周囲にある中継装置300にて受信される。
中継装置300は、消毒用ボトル500の吐出操作検出装置100から操作実行情報および検出装置IDを受信するとともに、無線送信装置200から医療従事者IDを受信し、通信ネットワークを介して接続された管理装置400に対して、受信した情報を自身の識別情報である中継装置IDと共に送信する。中継装置IDは、中継装置300に固有の識別情報であり、内部メモリにあらかじめ記憶されている。また、中継装置300は、消毒用ボトル500の吐出操作検出装置100から交換検知情報および検出装置IDを受信し、通信ネットワークを介して接続された管理装置400に対して、受信した情報を中継装置IDと共に送信する。
管理装置400は、中継装置300から送信された操作実行情報、検出装置ID、医療従事者IDおよび中継装置IDに基づいて、消毒用ボトル500に対する吐出操作を通じて手指衛生を実行した医療従事者および実行場所を特定する処理を行う。すなわち、管理装置400は、検出装置IDで示される消毒用ボトル500の設置場所(または、中継装置IDで示される中継装置300の設置場所でもよい)において、医療従事者IDで示される医療従事者によって手指衛生が実行されたことを特定し、そのことを手指衛生の実行履歴情報としてデータベースに記録する。
また、管理装置400は、中継装置300から送信された交換検知情報および検出装置ID(吐出操作検出装置100の交換検知情報送信部54により送信された交換検知情報および検出装置ID)に基づいて、消毒用ボトル500の交換時期に関する管理を行う。図7は、この消毒用ボトル500の交換時期の管理に関して管理装置400が備える機能構成例を示すブロック図である。
管理装置400は、消毒用ボトル500の交換時期の管理に関する機能構成として、図7に示すように、交換検知情報取得部401、計時部402および通知部403を備えている。これらの各機能ブロック401~403は、ハードウェア、DSP(Digital Signal Processor)、ソフトウェアの何れによっても構成することが可能である。例えばソフトウェアによって構成する場合、上記各機能ブロック401~403は、実際にはコンピュータのCPU、RAM、ROMなどを備えて構成され、RAMやROMに記憶されたプログラムが動作することによって実現される。なお、当該プログラムは、ハードディスクや半導体メモリ等の他の記録媒体に記憶されていてもよい。
交換検知情報取得部401は、吐出操作検出装置100の交換検知情報送信部54により送信され、中継装置300を介して送られてきた交換検知情報および検出装置IDを取得する。計時部402は、交換検知情報取得部401により交換検知情報が取得されたことに応答して計時動作を開始する。計時部402による計時動作は、検出装置IDごとに別々に行う。
通知部403は、交換検知情報取得部401により交換検知情報が再び取得されることなく、計時部402により計時された時間が消毒液の使用期限に応じて設定された期間に達した場合に、所定の通知を行う。この通知は、例えば、管理装置400のディスプレイにメッセージを出力することによって行う。この通知に関しても検出装置IDごとに別々に行う。
例えば、ある検出装置IDと共に交換検知情報が交換検知情報取得部401により取得されたことに応答して計時部402による計時動作を開始した後、消毒液の使用期限より所定時間だけ短い時間を計時しても、同じ検出装置IDと共に次の交換検知情報が交換検知情報取得部401により取得されなかった場合、通知部403は、その検出装置IDで示される消毒用ボトル500の消毒液の使用期限(つまり、消毒用ボトル500の交換時期)が近付いたことを通知する。
または、ある検出装置IDと共に交換検知情報が交換検知情報取得部401により取得されたことに応答して計時部402による計時動作を開始した後、消毒液の使用期限と同じ時間を計時しても、同じ検出装置IDと共に次の交換検知情報が交換検知情報取得部401により取得されなかった場合に、消毒液の使用期限が到来したことを通知部403により通知するようにしてもよい。交換検知情報取得部401が交換検知情報を取得してから通知部403が通知を行うまでの期間は、例えば、管理装置400の操作部(図示せず)を操作することによって、消毒液の使用期限に応じて任意に設定することが可能である。
なお、ある検出装置IDと共に交換検知情報が交換検知情報取得部401により取得されたことに応答して計時部402による計時動作を開始した後、設定期間に達する前に、同じ検出装置IDと共に次の交換検知情報が交換検知情報取得部401により取得された場合、計時部402はその検出装置IDに関する計時動作をリセットし、当該次の交換検知情報が取得された時点から計時動作を再開する。
以上詳しく説明したように、本実施形態では、吐出操作検出装置100を第1の部材10と第2の部材20とにより構成し、第1の部材10および第2の部材20を、互いに組み合わされた状態で消毒用ボトル500に対して装着され、互いの組み合わせが解かれた状態で消毒用ボトル500から離間するように構成する。その上で、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが解かれた状態を検出した場合に、消毒用ボトル500の交換が行われたことを示す交換検知情報を管理装置400に送信するようにしている。そして、管理装置400において、交換検知情報が送信された後の経過時間を監視し、消毒液の使用期限が近付いているかどうかを検知して通知を行うようにしている。
このように構成した本実施形態によれば、消毒液の使用期限が近付いた消毒用ボトル500を新しいものに交換するために、スタッフが吐出操作検出装置100を古い消毒用ボトル500から取り外すと、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが解かれたことが検出されて交換検知情報が管理装置400に送信される。そして、そのことをトリガとして計時動作が開始され、消毒液の使用期限に応じて設定された期間が計時されても次の交換検知情報が送られてこなかった場合(つまり、吐出操作検出装置100の交換が設定期間以内に再び行われなかった場合)には、所定の通知が行われることになる。
このため、スタッフは、消毒用ボトル500を交換する際に必然として行う吐出操作検出装置100の取り換え以外の作業(吐出操作検出装置100とは別に設けたタイマの時間を設定して計時動作を起動する作業など)を行う必要がなくなる。これにより、本実施形態によれば、スタッフに多くの手間をかけずに、消毒液の使用期限(消毒用ボトル500の交換時期)が近付いたことを通知することができるようになる。
なお、上記実施形態では、第1の部材10および第2の部材20の組み合わせが解かれた状態(吐出操作検出装置100が消毒用ボトル500から取り外された状態)を検出した場合に交換検知情報を送信する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1の部材10および第2の部材20が組み合わされた状態(吐出操作検出装置100が消毒用ボトル500に装着された状態)を検出した場合に交換検知情報を送信するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、第1の部材10がキャパシタンス形成板43、発振回路51、発振状態検出回路52、情報出力回路53および交換検知情報送信部54を備える一方、第2の部材20が金属板23を備える構成について説明したが、これと逆でもよい。すなわち、第2の部材20がキャパシタンス形成板43、発振回路51、発振状態検出回路52、情報出力回路53および交換検知情報送信部54を備える一方、第1の部材10が金属板23を備える構成としてもよい。
また、上記実施形態において示した第1の部材10と第2の部材20との係止機構は一例に過ぎず、本発明はこの構造に限定されるものではない。すなわち、吐出操作検出装置100を消毒用ボトル500に装着するときには第1の部材10と第2の部材20とが係合状態となって安定し、吐出操作検出装置100を消毒用ボトル500から取り外すときには第1の部材10と第2の部材20との係合状態が解かれる構成であればよく、係止機構の構造は問わない。
その他、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
10 第1の部材
11 操作ボタン
12 圧力センサ
13,14 係止機構
15 収容スペース
16 基板
20 第2の部材
21 開口部
22 溝部
23 金属板
42 回路部
43 キャパシタンス形成板
51 発振回路
52 発振状態検出回路
53 情報出力回路
54 交換検知情報送信部
400 管理装置
401 交換検知情報取得部
402 計時部
403 通信部
500 消毒用ボトル
501 ノズルヘッド

Claims (5)

  1. ポンプ機能により消毒液を吐出するようになされた消毒用容器に対して着脱可能に設けられ、上記消毒用容器に対する吐出操作が行われたことを検出して操作実行情報を送信する吐出操作検出装置であって、
    上記吐出操作の圧力を検出する圧力センサが設けられた第1の部材と、
    上記第1の部材に組み合わせられる第2の部材とを備え、
    上記第1の部材および上記第2の部材は、互いに組み合わされた状態で上記消毒用容器に対して装着され、互いの組み合わせが解かれた状態で上記消毒用容器から離間するように構成され、
    上記第1の部材および上記第2の部材の組み合わせの状態が変化したことを検出する状態変化検出部と、
    上記状態変化検出部により上記第1の部材および上記第2の部材の組み合わせの状態が変化したことが検出された場合に、上記消毒用容器の交換が行われたことを示す交換検知情報を送信する交換検知情報送信部とを備えたことを特徴とする吐出操作検出装置。
  2. 上記状態変化検出部は、
    上記第1の部材および上記第2の部材のうち一方が、発振回路と、当該発振回路における発振の状態を検出する発振状態検出回路と、上記発振状態検出回路により検出される発振の状態に応じて情報を出力する情報出力回路とを備えるとともに、
    上記第1の部材および上記第2の部材のうち他方が、金属を備えたことを特徴とする請求項1に記載の吐出操作検出装置。
  3. 上記状態変化検出部は、上記第1の部材および上記第2の部材の組み合わせが解かれた状態を検出し、
    上記交換検知情報送信部は、上記状態変化検出部により上記第1の部材および上記第2の部材の組み合わせが解かれた状態が検出された場合に、上記交換検知情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の吐出操作検出装置。
  4. 上記状態変化検出部は、上記第1の部材および上記第2の部材が組み合わされた状態を検出し、
    上記交換検知情報送信部は、上記状態変化検出部により上記第1の部材および上記第2の部材が組み合わされた状態が検出された場合に、上記交換検知情報を送信することを特徴とする請求項1または2に記載の吐出操作検出装置。
  5. 請求項1~4の何れか1項に記載の吐出操作検出装置と、
    上記吐出操作検出装置の交換検知情報送信部により送信された上記交換検知情報を用いて上記消毒用容器の交換時期に関する管理を行う管理装置とを備え、
    上記管理装置は、
    上記交換検知情報送信部により送信された上記交換検知情報を取得する交換検知情報取得部と、
    上記交換検知情報取得部により上記交換検知情報が取得されたことに応答して計時動作を開始する計時部と、
    上記交換検知情報取得部により上記交換検知情報が再び取得されることなく、上記計時部により計時された時間が上記消毒液の使用期限に応じて設定された期間に達した場合に、所定の通知を行う通知部とを備えたことを特徴とする管理システム。
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